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あああああああああああああああああ
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114: 08/03 15:35 [sage]
私に一人の不幸な友だちがあるのです。
少年時代はまだ、さほどでもなかったのですが、それが中学に進んで、
パソコンを買ってもらうと、彼はもう2chに夢中になってしまって、
その時分から、病気といってもいいほどの、いわば2ch狂に変わってきたのです。

 彼の2chに対する異常なる嗜好は、だんだん高じて行くばかりでしたが、
やがて中学を卒業しますと、彼は上の学校に入ろうともしないで、
ひとつは親たちも甘すぎたのですね、息子の言うことならば、
たいていは無理を通してくれるものですから、学校を出ると、
自分の部屋で、2chに常駐する生活を始めたものです。

 これまでは、学校というものがあって、いくらか時間を束縛されていたので、
それほどでもなかったのが、さて、そうして朝から晩まで部屋に閉じこもることになりますと、
彼の情勢は俄かに恐るべき加速度をもって昂進しはじめました。
元来友だちの少なかった彼ですが、卒業以来というものは、彼の世界は、2chの中に
限られてしまって、どこへ遊びにでるというでもなくしたがって来訪者もだんだん減っていき、
僅かに彼の部屋を訪れるのは彼の家の人を除くと、私ただ一人になってしまったのでした。
そんな私も、訪問するごとに彼の病気がだんだん募って行って、
「今日はスレを10個潰した」とか「××板はドキュンのすくつで・・・」
と、狂気に近い状態で話すのを目撃して、ひそかに戦慄を禁じ得ないのでした。

 私の不幸な友だち、いえ、もうおわかりでしょう、このスレの1ですが、
彼はそうして、2ch狂、ドキュソの最端を極めようとして、
極めてはならぬところを極めようとして、
ひろゆきの怒りにふれたのか、電波の誘いに敗れたのか、
遂に彼自身を亡ぼさねばならなかったのでありましょう。
 彼はその後、狂ったため入院してしまいましたので、
事の真相を確かむべきよすがとてもありませんが、
でも、少なくとも私だけは、彼は安易なスレ立てを冒したばっかりに、
ついにその身を亡ぼしたのだという想像を、今に至るまでも捨て兼ねているのであります。

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