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【天に徴が現れるのを見たら時が来たと知りなさい】
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29:亜魔之邪鬼(あまのじゃく) 02/24 18:56 ID:72
『「地震前にヒキガエルが大移動」無視、貧弱予知の実態』より引用.
zakzak.co.

 中国・四川大地震で、地震発生前に同省でヒキガエルの大移動が確認されていた。市民が当局へ通報したが、「通常の現象」として取り合ってもらえなかったとされる。予知に関して、日本が最新の緊急地震速報システムを稼働させている現在でも、中国は情報収集網の弱さを前時代的な動物の異常行動観察で補おうとしているという。今回は、その“根幹”さえも否定してしまった形だ。

 香港紙・リンゴ日報などは、大地震前の5日、四川省綿竹市で数十万匹のヒキガエルが一斉に移動したと報じた。地元住民は「何かの凶兆ではないか」と当局に訴えたが、「繁殖の正常な現象」として取り合ってもらえなかったという。

 動物に地震の予知能力があるかどうかは不明だが、中国では1976年の唐山大地震の直前にイヌが異常なほどほえたおかげで飼い主が屋外に出て助かったといった話が伝えられ、一部の動物園などで研究が行われている。

 動物の地震予知に詳しい麻布大学獣医学部の太田光明教授によると、中国政府は地震関連の情報を収集するため、北京の「中国地震局」を核とし、地方にもネットワーク網を構築している。一部の地域は地元動物園に動物の観察データを提出させ、参考にしている。

 太田氏が視察した広東省広州市の支部では、動物園でクジャク、イグアナ、カメ、ヤギ、ヘビ、カエルなどを地震予知の対象動物として観察していた。

 「普段はあまり動かない動物が、異常な行動をするかどうかで地震予知に役立てようとしています。実際、大地震の前にクジャクが羽を広げて飛んだり、じっとしていたカメが活発に動き出したり、ヘビが冬眠から目覚めたといった報告があったそうです」

 中国では1960年代、北京を襲った大地震に周恩来首相(当時)が肝を冷やし、地震予知を国家で取り組む課題として掲げたことから全国ネットワークが形成された。

 75年の海城地震では、予知によって直前に出した避難命令が奏功し、数万人に及ぶと思われた死者が約2000人にとどまった。警報を出した地震学者は観測データのほか、「馬の異常ないななきや、ニワトリが飛んだのを見て、警報発令に踏み切った」と語り継がれている。

 世界初の地震予知成功に気をよくした政府は、国民に動物の行動や自然現象の観測を奨励した。「豚が塀をよじ登った」「大量のネズミが発生した」「井戸から泡が出た」といった情報が寄せられたが、地震災害を未然に防げたケースはほとんどなし。国を挙げて予知に取り組む熱も冷めていった。

 周恩来以降の国家首脳も地震予知への関心が薄く、予算も減額傾向で、地震計の総数も日本の約1000個に遠く及ばないという。

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