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あ゛べぽ
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146:、 11/04 00:38 ID:kw
次のグループの悪霊は、魔術師自身の富と地位に関わる。彼らは、魔術師に、富と宝、友情
と他人からの好意、高い社会的地位、よい評判、巧妙さ、勇気、機知、雄弁を与える。こ
のグループのうちの3人の悪霊は、非金属を黄金または金に変える。また12人の悪霊は、
鳴らされた召使としてよく働く。11人の悪霊は、女性に愛と従順をもたらし、その中の
一人は、女性に自ら進んで衣を脱がせることができる。また3人の悪霊は、死者の0魂と
肉体を支配する。また別の悪霊は、魔術師の姿を見えなくしたり、彼にこの上なく心地よ
い幻想を抱かせる――人の幻影を見たり、流れる水によって奏でられる楽器、空を飛ぶ幻
影を見せる悪霊もいる。4人の悪霊は、人を安全にある場所から別の場所に移動させるこ
とができる。湯飲みのための湯を沸かす悪霊、水をワインに替える悪霊、またわざわざワ
インを水に変える悪霊もいる。

些細なことと重大なことを結びつけるのは魔術の常套手段である。善と悪を結びつけるのもその一つだ。

グラスヤボラスという名の悪霊は、芸術と科学の優れた伝達者であるが、同時に、殺人と流血を
引き起こす。ラウムは、敵同士を和解させるが、同時に都市を破壊したりもする。フラウロスは、
望まれれば、魔術師の敵を倒し、焼き殺すが、嬉々として紙の五行について語りもする。
シールは「善悪療法を備え、彼を操るものの意思を実行に移す」。「霊」――天使または悪霊として擬人化されたオカルト的な力の召喚を含む、『レメゲトン』にある
ような、魔術の実践は、長い歴史と伝統を持っている。さまざまな儀式の基本的なパター
ンは、すでにギリシャーエジプト時代の魔術教書の中にも見られる。このパターンは紀元後100年
から400年にさかのぼるが、中世や近代の教書の中にも、細かい点でさまざまなヴァリエーシ
ョンはあるものの、繰り返し表れる。魔術師はまず最初に呪術に必要なあらゆるアクセサリー――
件、杖、香水、護符、魔方陣、五角星、6角星――を用意する。全てが整ったところで、
魔術師は繰り返し呪文を唱えることによって霊を召喚する。そして最後に、命令を下し、
解き放つ。

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