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あ゛べぽ
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87:、 11/03 21:58 ID:i2
そこでは人々が共通の問題をめぐって、まったく同じ資格で集まっています。そしてそう
いう集まりの中で、一人一人のメンバーが互いに相手の意識を共有しあいます。そういう意識
の結びつきが次第に深まっていきますと、それによってメンバー同士の間に互いの共属感情に
基づく一種の愛情が芽生えてきます。そしてそこから、いわば「感情の共同体」というべ
きものが育ってきます。

同じ「意識の共同体」の中に自分が参加することで、他にはないような好ましく、暖かい
雰囲気が感じられるようになります。そこに来ている人たちと話し合ったり、顔を見たり、
傍らにいたりするだけで相互の結びつきを感じるようになってきます。それは意識の共同
体が一歩前進して、「感情の共同体」にまで成長してきたからです。そして「感情の共同体」
がさらに成熟すると、みなが集まって何かを一緒にやりたいと言う気持ちが出てきます。
そうすると第3の「意志の共同体」になります。「意志の共同体」になったときに初めて、
外に向けての好意が可能になってきます。この第一から第3へのプロセスがもし逆になり、
いきなりみんなで集まって何か一緒にやろうとし始めると、必ずメンバー同士の間に、愛情で
はなく、憎しみが生まれ、そして最後に意識がばらばらになったまま、グループが分解する
と言う形をとります。

「意識の共同体」として実践を深めようとしなければ、必ずつまらないいざこざが起きま
す。誰がリーダーになるのかとか、あいつはどうも邪魔になるとか、だれそれは意見が合
わないから困るとか、、、。

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sage
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