小説板
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- 1: 黒兎@スレ立て専用★:06/05/15 20:01
- ある趣味BBSの方で版権やらなんやらを書いていた黒兎ですが
何故か書き込みが出来なくなってしまったのでこちらで書かせていただきます
始めての人も、ある趣味からの人も以後よろしくお願いします(ぺこり)
※リクエストや感想もここに書いちゃって結構です
※私(黒兎)が書ける小説は版権(主にゲーム中心)です、詳しいことはある趣味BBSを参照してください
- 218: 放浪する蟲師:06/06/18 14:41
- リクエスト:テイルズ オブ リバース アニーのお漏らし
情景:港町ミナールにて様々なやりとりの後、アニーはヴェイグ達の仲間となった。そして、ヴェイグ達一行は陸路を通ってペトナジャンカへ向かう途中にある、迷いの森へと入ろうとしていた。
ヴェイグ達の目の前には、大きな森への入り口が広がっていた。
ヴェイグ「随分と大きな森だな」
その森を見たヴェイグが、率直な第一印象を述べた。
マオ「まぁね♪でも一時間ぐらいで抜けるよ。この森を通っていけば、ペトナジャンカなんてすぐだヨ♪」
その横から楽しそうな声で、赤い短髪の少年、マオが説明を付け加える。
ユージーン「うむ。それにおそらく『王の盾』もここを通って行ったに違いないだろう」
さらにその隣から、元王の盾の一員であるユージーンがまた説明を加えた。その説明を受けて、ヴェイグが「なるほど」と、短く頷き返していた。
そんな三人にやはりまだ遠慮をしてしまうのか、仲間になったばかりのアニーは黙り込んでいた。
三人もそれには気付いているが、やはりユージーンとの事があったせいか、あまりどう接していいのかわからない。
マオ「……アニー。表情が暗いよ〜、旅は楽しく行かなきゃ、ネ?」
そんな状況が息苦しくなったのか、このメンバーで一番明るいムードメーカー的存在のマオが、おどけた口調でアニーに話しかける。
アニー「え、えぇ……そうよね」
その気遣いに感謝しつつ、アニーが少し微笑みながら言葉を返す。
それを見ていたヴェイグとユージーンも一息吐いた。
結局みんな気まずかったのだ。
ヴェイグ「じゃあ、そろそろ出発しよう。早く『王の盾』に追いつくために」
マオ「そうだネ♪じゃあ、しゅっぱ〜つ!!」
場の空気が先程よりうちとけたのがよほど嬉しかったのか、マオは意気揚々と声を上げヴェイグ達は森の中へと入っていく。
アニー(…………あっ)
三人に続いてアニーも森の中へ入ろうとした時、緊張感が取れたせいかアニーの身体に一つの異変が生じた。
アニー(トイレ……)
彼女は尿意を催していた。
そう言えば、昨晩寝る前にトイレに行ってから、ずっと行ってなかった筈だ。
アニー(まぁ、大丈夫よね……)
催したと言っても、ほんの軽いものであったし、どっちにしろ今更トイレの為なんかに街に戻ってくれなんて言えるはずがない。
この森だって一時間ぐらいで抜けられるとマオも言っていたし……。
アニーはトイレを我慢する事を決めたのだった。
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