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小説板
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29:黒兎 05/24 23:34
「ん〜、試しに着てみることって出きる?」

「はい、試着ですね、そこの奥の部屋にある机と椅子を使って下さい」

そう言った店員は奥の部屋を空けてこちらにどうぞ、とファラを手招きする
奥の部屋へ案内されたファラはその部屋に並んだ商品を見てうわぁ………と少々驚いているようだ

「あ、ここではもう少し小さい子達の為の用品とかも扱ってるんですよ、もっともこの子には必要ないと思いますけどね〜」

店員はそう言うがファラは壁に掛けられている幾つかの品を見て、もしかしたらと思い店員に聞いてみた

「ねえ、もしかしたらって思ったんだけど、あれってこの子も履けるサイズあるのかな?」

「え、あ、はい、仕立て直せば大丈夫ですけど………もしかして………」

「うん、ちょっとこの子まだ夜になれてなくてね、1人で寝るとなるとちょっと心配で…………」

ファラの話を聞いた店員はそうですか〜、最近の子って夜は結構駄目みたいですからね〜というと下の引出しを開けて幾つかサイズの違う物を取り出していく
ファラはメルディの試着を手伝いながらそれを眺めていた

「こちらはどうでしょうか? これなら一人でも履けるタイプですし激しい動きにも割と大丈夫です、それにあまり目立たないタイプなので服の上からではあまり分からないですね」

「へぇー、他には何かあるの?」

「こっちは夜専用ですね、生地が分厚いので多くても大丈夫です、ただ1人で履くことと動き回るのにはあまり向いてないのでこちらはあまりオススメしませんね」

「ふーん、色々あるんだ………それじゃあそっちの動きやすい方を幾つか買っておいたほうがが良いかな、夜用のもあった方が良いけど」

「試着して あ、もしかして恥ずかしいのかな?」

二人が話していることが分かってしまったのかメルディは真っ赤になって硬直している
もっとも外見的には非常にみていて可愛らしいのだが本人はそれどころではないらしい

「大丈夫よ、さ、下着脱いでこっちのをはいてみてね」

メルディは下着を脱がされ、ファラが持っていた『下着』を渡された
それを見ながらちょっとの間もじもじとしていたが、観念したのかそれを見につけた

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sage
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