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小説板
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348:守人 02/07 22:55 [ilikewizard_nao@yahoo.co.jp <]
 夜、就寝前になった。アーチェの部屋でミントはおむつの準備の真っ最中である。
 「ねえミント。本当にするの?」
 その光景を絞首台を目の前にした死刑囚さながらの心境でアーチェは尋ねる。無駄だと分かっていて
も一応、という事である。
 「当然です。」
 その一言でアーチェの希望は完全に砕けた。
 「さあ、アーチェさん。ここに横になってください。」
 準備ができたらしく、ミントはアーチェを促した。ここまできて抵抗する気も無いアーチェはおとな
しく従った。
 ミントは実に手際よく行った。おそらく宿の主人に着け方を教えてもらっていたのだろう。
 「うわっ、なんだか変な感じ。モコモコしてるし、歩きにくいし・・・・・・」
 「そのうち慣れますよ。それではアーチェさん、おやすみなさい」
 ミントはアーチェのおむつをポンポンと軽く叩き、満足そうに部屋を出て行った。
 長々と起きていても仕方ないので、アーチェはお尻の違和感を出来るだけ気にしないようにしながら
寝ることにした。
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sage
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