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小説板
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63:黒兎 05/28 01:06
「ふぅ、ばれなかった………じゃあこれを履いて………」

ジーニアスは買ってきた紙オムツの袋を開け(薄いピンク色紙オムツで兎の絵が書かれているのが4つ入っていた)ると1つを取り出してみた

「うわぁ………もろ女の子向けの絵柄………まあしょうがないんだけどね、それにこれなら万が一見つかっても適当に誤魔化しが聞くし」

そう自分に言いながらジーニアスはオムツを履こうとした………がよくよくオムツを見るとこのままでは履けないことが分かった
ずいぶん前にリフィルに履きなさい、と渡された物は男の子向けで一人でもはけるタイプのパンツ型紙オムツだった
しかしジーニアスが今買った物はテープタイプ(説明によると女の子はこちらの方が漏れないらしい)の物で1人ではくことはなかなか難しい
ジーニアスは袋に印刷された説明を読み考えた結果
まず便座の上に紙オムツを広げ、自分がその上に座る、片手で前宛を引き上げ、もう片手でサイドテープを剥がし前宛にくっつける
もう片方もそれを刳り返し簡単なパンツ型にすると調整のためテープを一端剥がし強く止める
調整をする時にマジックテープを剥がすベリベリという音がジーニアスの羞恥心を煽ったがそれでも明日起こることに比べたら幾分マシである
なれないオムツの装着に5分ほど時間がかかったが、ようやくジーニアスはオムツを履くことができたようだ

「うわぁ………以外と薄いんだ、これならスパッツの上から見てもばれないね」

トイレの手洗い場にあった大きな鏡の前でくるりと回ったジーニアスはスパッツをはいて確認をしてみた
直接は見えなくても大きく膨らんだお尻を見られたら自分が何を履いているのかがはっきりと分かってしまうがこれなら大丈夫のようである

「布オムツと違って薄くても大丈夫なんだなぁ………」

そんな事を考えながら部屋へ戻ろうとしたジーニアスだったがトイレから出た時、大きな泣き声が聞こえそちらの方に気を取られた
視線の先には6〜8歳くらいの女の子が泣いていた、良く見ると足元に小さな水溜りができている

「あ、おもらししちゃってる………もしかして間に合わなかったのかな………」

そう思いながらその光景を眺めていると母親らしき人が駆けよって慌てて少女のスカートを捲り上げた

「え、あれって………」

ジーニアスは一瞬どうして? と思った
なぜなら少女が履いていたのは普通の下着ではなくジーニアスと同じ紙オムツを履いていたからである

「これなら漏れないんじゃないの!?」

ジーニアスはそう考えたがパッケージの裏に書かれていた『2回分の〜』という説明を思い出した
急いでトイレに戻ったジーニアスは袋に印刷された説明書きをもう一度呼んでみた

『この商品は5歳〜10歳前後までのお子様に対応しているフリーサイズの紙オムツです
お子様の約2回分の尿を吸収するため多い日の夜でも布団を濡らしません』

「2回分………どのくらいの量かは分からないけどさっきの子は漏らしちゃってた………もし漏れてることが姉さんにばれていたら」

夜中 → おしっこがしたくなる → 起きられない  → オムツしてるから大丈夫  → おねしょ  → 吸収し切れず漏れ出す → リフィルに見つかりオムツを履いていたこともばれてお仕置き

「ダメダメ、ゼー―ったいにダメ!!」

そう考えたジーニアスはこのまま寝るのが不安になってきた
どうしようかと考えた時にふといい案が思いついた

「そうだ、実際におしっこしてみて漏れるかどうかを確認すれば良いんだ」


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