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敵キャラユーリとヒッポのエロ小説大募集
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40:藍梅ひらる 05/16 18:52 [sage]
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 ヒッポは悔しさよりも、だんだんと悲しさのほうが増えてきてしまっていた。こんなに簡単に騙され、そして あっけなく捕まり 自分の愚かさを責め立てるが、もう どうにもならない。
 ヒッポ「一体、私を捕らえて 何を企んでるんだ!」 自分の弱い心を読み取られまいと、強い口調で言う。
 ミミ「ヘ〜、まだ自分が捕らえられた理由が分かって無いんだ〜。」 可笑しそうにしている。
 シェシェ「まぁ、どこまで間抜けなのかしら。あなたを囮に、マーメイドプリンセスを捕まえるってことに決まってるじゃない。」
 ミミ「本当だよね〜。それにしても、こんなに簡単に捕まってくれるなんて予想外だったよね。」
 シェシェ「本当に。まだ、第二・第三の作戦も考えてありましたのに。」
 イソギンチャン「このアタシの すすり泣く演技が素晴らしかったから、こんなに上手くいったんですよ〜。おぉ、しくしくってね!」 この水妖のすすり泣きの演技が始まった。
 ヒッポはそのすすり泣く声を聞くと、また 悔しさが蘇った。
 ミミ「はいはい、もう分かったから。」 ミミがその すすり泣きを止めさせる。
 シェシェ「ねぇ、シスターミミ。この水妖、大丈夫なの?」 小声で囁く。ミミも困り顔だ。
 ミミ「それにしても こんなに簡単にいくんだったら、あの子 いらなかったんじゃないの?」
 シェシェ「私は そうは思わないわよ。実際の存在感を作りだすためには、あの子の存在は必要だった。」
 ミミ「ふ〜ん。」
 ヒッポは そういった会話を心無しに聞いていた。会話の内容は もう どうでもいい。怒りの感情のまま、わめき散らすだけだった。
 ヒッポ「お前たち、絶対に許さないぞ。私の気持ちを利用するなんて。それに、こんなことをしてもマーメイドプリンセス様たちは絶対に捕まえられない!」
 ミミ「そんなこと、やってみなきゃ 分かんないでしょ。」 余裕そうに答える。
 シェシェ「それなら、実際にユーリに会うことが出来たのなら 許してくれるのかしら?」
 ヒッポ「え?」 ヒッポはシェシェの言葉を、一瞬 聞き違えたかと思った。

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