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敵キャラユーリとヒッポのエロ小説大募集
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42:藍梅ひらる 05/23 19:10 [sage]
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 ヒッポ「ユ、ユーリ? じょ、冗談はよして下さい。そうですとも、もう 絶対にお前たちには騙されない!」
 シェシェ「あら、ユーリは いないと思っているのね?」
 ミミ「ねぇ、シスターシェシェ。二人を会わせてみようよ。何か面白いことになりそう。」
 シェシェ「そうね、シスターミミ。」 答えながら、ミミの喉元を撫ぜる。やがて二人は、ヒッポのほうに向き直る。
 ミミ「まぁ、あの子は じきに帰ってくるでしょう。でも、あんたのことなんて もう忘れちゃったんじゃないの〜。」
 ヒッポは それに受け答えしない。真意の程が まるで分からないし、これ以上話しても 意味を成さないと思ったからだ。
 しばらく こんな調子で対峙していると、洞窟の入り口方向から 顔を覗かせた者がいた。
 ユーリ「やっほ〜。」 突然のユーリの出現に、ヒッポはおもわず面食らう。
 ユーリ「な〜んだ、もう 捕まえちゃったの? せっかく、次の作戦も期待してましたのに。あ〜、でも 人間をからかうのって、とても楽しかったですわ。」 本当に楽しそうに笑っている。
 ヒッポは、そんなユーリを見て 困惑していた。表情を見ても、ヒッポの知っている 穏やかさがまるで無く、以前 敵対していた時のような 悪意に満ちた面持ちがある。性格も おしとやかさを備えた感じがあったのに、今のユーリは喋り方からして大胆だった。そして、以前から 無邪気っぽいところがあり、そんなところの可愛さを感じていたのだが、今 目の前にいるユーリは、そんな無邪気っぽさが 性悪の印象にしか感じることができなかった。
 ヒッポ「ど、どうしちゃったんですか、ユーリさん? あなたはこんな悪いことをするような人じゃない。」 気持ちを抑えきれずに、言葉が口をついて出てしまう。ヒッポの言葉にユーリが一瞬 止まる。
 ユーリ「?? …えっと、ユーリと会うの 今が初めてなのに、いきなり 『 さん 』 付けだなんて、何だか親しい仲に思われてしまいますわ。」
 ヒッポ「……。」 ユーリの言葉が理解できなかった。目の前にいるのは、ユーリではなく 別人なのであろうか。そんな感覚に捕らわれてしまう。そして先ほどのシスターミミの言葉が思い起こされる。『 あんたのことなんて、忘れちゃったんじゃないの〜 』 まさに、そのとおりになっていることに違和感を感じたヒッポは、ようやく訳が分かりかけてきた。
 ヒッポ「お前たちの仕業だな!」 ブラックビューティーシスターズを睨みつける。
 シェシェ「 さあね。」 明らかにとぼけている ことが分かる。
 ヒッポ「ユーリさんを元に戻せ!」
 ミミ「うるさいわね〜。元に戻せって言っても、ある意味 元に戻ってるのよね〜。」
 シェシェ「そうね。元に戻ってるっていうか、これは、ある一種の記憶喪失みたいなものなの。どこまで消えたか分からないけれど、おまえとの邪魔な記憶は とりあえず消すことができたみたいね。」

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