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敵キャラユーリとヒッポのエロ小説大募集
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43:藍梅ひらる 05/23 19:12 [sage]
 ヒッポ「な、なんだって!」 それを聞いてヒッポは愕然とした。ユーリと過ごした時間、お互いを想う気持ち、そして 育んできた愛。そのすべてがユーリから消えていると思うと、虚しさだけがヒッポの心を支配した。
 ミミ「記憶を消したのはいいんだけど、何か あの子、私たちの知らない性格が出てきてるんだけど。」 シェシェに聞こえるぐらいの小さな声で話す。シェシェも、それについては感じていることだった。以前のユーリの、しおらしさ みたいなものが まるで無い。行動を見ても 開放的で、強引さと勝手さが多少 目に付く。扱いに、やや手を焼く という感じだった。
 ユーリ「もう!皆、何をごちゃごちゃと話してますの? ユーリには、さっぱり意味が分からないんですけど。ねぇ、それよりも あなた。お名前は何て おっしゃるの?」 ヒッポに向かって言う。
 ヒッポ「 ヒ、ヒッポ。」 力無く、ただ答える。
 ユーリ「ふ〜ん、ヒッポさんね。でも何か、すごく かっこいい方ですわね〜。海の世界にも こんな方、まだ いましたのね。ま、ガイト様よりは劣りますけど。」 顔を覗き込んでくるので、ヒッポは 泣き顔を見られてしまった。
 ユーリ「あら? 泣いてますの? きっと怖いんですのね。でも、大丈夫。あの方たちはマーメイドプリンセスを捕まえたいだけ なんだから、目的を遂行できれば あなたは解放してくれると思いますわ。だから、それまで大人しくしてることね。」 ほとんど、悪役っぽい脅しだった。
 ヒッポ「お願いです、ユーリさん! 思い出して下さい! 私たち、あんなに愛し合った仲じゃないですか?」 必死にユーリに訴える。
 ユーリ「きゃははは! 何を寝ぼけたこと 言ってますの? 敵同志、そんなことあるわけないじゃない。」 まるで相手にしてくれない。それどころか、馬鹿にされたように嘲笑され ヒッポの心は傷付くばかりだ。
 ユーリ「さ〜て、そろそろ マーメイドプリンセスをおびき寄せる作戦に入りましょうか。」 そう言いながら、ヒッポの側から 離れていく。
 ブラックビューティーシスターズは、そんな ヒッポとユーリの やりとりを楽しそうに見入っていた。

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