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敵キャラユーリとヒッポのエロ小説大募集
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52:藍梅ひらる 06/13 17:58 [sage]
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 ユーリ「ここからは 泳いで行きましょう。」
 瞬間移動した先の、海の中に出た二人。ヒッポは いくらか安心してしまっていた。そして、自分が かなり疲れていることに気付き、そう思った直後 体から不意に力が抜けてしまう。
 ユーリ「大丈夫ですか? ヒッポさん?」 そう言い、咄嗟に身体を支えてくれる。ヒッポが握っていた手から 鍵が放れ、ゆっくりと沈んで行く。ユーリは それに気付いたが、拾いに行くよりも ヒッポを支えるほうを優先することにした。
 ユーリ「ヒッポさん、もう少しだけ 頑張りましょう。 ここから もっと別の所へ進んだほうが、より安全になるから。」
 ヒッポ「あ、すみません、ユーリさん。何か、急に疲れが出たようで。」
 ユーリは そこで、にこやかに微笑む。そんな優しい表情を見て、ヒッポは とても嬉しくなる。しかし そんな穏やかな一時も、すぐに終わりを迎えることになったようだ。突然 辺りが暗くなったかと思うと、徐々に視界も悪くなってくる。
 ヒッポ「あれ? 一体 これはどうしたというのでしょう。」
 ユーリ「いけない! どう見ても これはブラックビューティーシスターズの仕業のようですわ。私達のいる場所を やはり、把握しているみたい。」
 ヒッポ「あいつらも なかなか、しつこいですね〜。一体、今度は何をしようとしているのでしょう。」
 ユーリ「さあ。ユーリにも それは分かりませんけれど、私達に不利なことだけは 分かります。ヒッポさん、あいつらが来る前に ここから早く 離れましょう。」 もう すっかり、落とした鍵のことは忘れていた。
 ヒッポ「ええ、分かりました。ユーリさん。」 重い身体を無理にでも動かして、先に進もうとする。しかし、視界の暗さも一段と増してくる。 と、不意に 何か、目眩のような感覚が襲い 意識が朦朧としてきた。
 ユーリ「しまった! この空間自体が、あいつらの創り出したもの なんですわ。ヒッポさん、しっかり…」 と言いつつ、ユーリのほうも意識が遠のいていくことに気付く。
 ヒッポは ユーリの言葉は聞こえてはいるが もう、ほとんど上の空になっていた。そして、二人は意識を完全に失ってしまった…。

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