【作文】O・N(本名Y・S)の結婚生活
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【作文】O・N(本名Y・S)の結婚生活
1:
名無しさん@お腹いっぱい。
:14/11/26 06:18
前スレ
http://bbs.2ch2.net/test/read.cgi/ragga/1225809428/i?guid=on
2:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/02/08 23:09
私は主人によってセックスマシーンに“改造”され、
“交尾”の体位で一番感じる身体になるように“矯正”されてしまいました。
3:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/02/08 23:19
こんなふうに書くと、私がそれを嫌がって非道いと感じているかのようですが、
そんなことはありません。私は今とても幸せです。
主人専用のセックスマシーンとして、主人が望む体位で感じるようになれたこと、
そして何より、そうなるように、主人が本当に優しく導いてくれたことが嬉しくてたまらないのです。
4:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/02/08 23:31
セックスマシーン…始めのうちは、そう呼ばれるのがとても嫌やでした。
でも、ゆっくりと時間をかけてそうなるように仕込まれた私は(主人はそれを“矯正”と呼びます)、
主人の専用機になることで、セックスの素晴らしさを教えてもらえたのです。
世界中で一番、理想的なセックスの知り方だったと心の底から思います。
5:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/02/08 23:45
何より嬉しいのは、終わった後に主人が“お口できれいに”してくれることです。
ああ、大切にしてもらっているのだと、幸せな気分でいっぱいになります。
主人は、「次に使うために道具の手入れをしておかないとね」なんて言ったりするのですが。
6:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/02/08 23:59
主人はまた、「君が子どものころ、自分は世界一のスケベだと言って大人をからかった罰だ。
世界一スケベな身体にしてやるから覚悟しなさい」
と言ったりもします。
でも私は、「君の身体を調べてた時、“天然の名器”だと気づいたんだ。
その良さを引き出すためだよ」と言った、その言葉が本音だと思っています。
7:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/02/22 22:02
検査―そう、一緒に暮らすようになってからの3か月間、
私は毎晩、三つめの寝室で、身体の隅々まで隈なく“検査”を受け、
どこが感じやすいのかを調べてもらったのです。
そうして私の身体のありとあらゆる部分を知り尽くした後、
私は主人に“貫かれた”のでした。
8:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/02/22 22:38
そうですね。三つめの寝室についても説明しないといけませんね。
お互いの生活が不規則なので、普段は別々の寝室で休んでいるのですが、
その互いの寝室の間にもう一つ、三つめの寝室があって、
そこが私たち夫婦の“営み”の場なのです。
9:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/02/22 22:41
三つめの寝室には、私たち夫婦がセックスをするための、
というより、私の身体を感じさせるための、様々な“道具”が用意されていきました…。
10:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/08/06 08:43 ID:/xg
最初はごく普通の肘掛け椅子でした。でも、その正面の壁は大きな鏡になっていて、天井や床からの照明で椅子が照らし出されるようになっていました。
私が腰かけると、主人が優しく私の両脚を開いて肘掛けの部分に縛りつけます。不慣れな私が暴れて椅子から転げ落ちないようにするための用心です。
柔らかなシルクの布を使ってくれるので、縛られても少しも痛くはなく、跡が残ったりもしません。
そういうところに、とても繊細な人なのです。
だからこそ、結婚相手に選び、すべて身を任せることに決めたのです。
11:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/08/06 08:57
私を椅子に固定すると、主人は照明の向きを調節して、大きく拡げられた私の身体の中心部に光を集めます。
そして私の背後に周り、鏡の中の私を一緒に見つめながら、こう言いました。
「とてもきれいだよ。このきれいな線を崩さないようにしながら、内側だけを“開発”していこうね」
私は意味もわからないまま頷きました。
こういう時の主人の言葉の、優しさの中にある力強さ好きなのです。
どんなことでもこの人に従いたい、そう思えてくるのです。
12:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/13 03:07
二度めに“貫かれた”のは、この椅子の上でした。
主人が先に腰掛けて、私は跨がるように上になり、主人に当てがわれたままゆっくりと腰を沈めていくのです。
今は平気になりましたけど、最初はこの“体位”(“体位”という言葉も、この時に教わりました)がとても恥ずかしくて、
泣きながら「どうしてこんなことしなくちゃならないの?」と何度も聞き直したものでした。
13:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/13 03:23
その時の主人の答は、
「男と女の間には、いろんな“つながり方”があるんだよ。
君が一番感じる“つながり方”を探さなくちゃね」でした。
「“つながり方”? いや、そんな言い方。私たち、結ばれたんじゃなかったの?」
「結ばれたから、“つながる”んじゃないか。大丈夫、恐くないよ。さあ」
14:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/13 12:56
普段はとても優しくて、いろいろな気づかいをしてくれる主人ですが、
三つめの寝室の中では、少しだけ命令口調になります。
でも、私にはそれが心地よいのです。
主人を男性として意識するようになる以前から、ディレクターと女優として指示を受ける間柄だったからかもしれません。
私がこの人を選んだのも、そうされるのを期待してのことだったのだと思います。
15:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/13 13:16
この時も私は、目の前の主人の優しい目と、強い言葉に促されて、ゆっくりと腰を沈めていきました。
でも…でも…とてもキツくて…
「あぁ…」
思わず声が出てしまいました。
16:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/13 14:44
「大丈夫? 痛いの?」
主人が心配そうに私の顔を覗き込みます。
「ううん。でも…キツくて…」
「だったら大丈夫。ゆっくりでいいから」
そう言われて私はまた腰を沈めていきました。
17:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/13 14:53
主人を心配させるといけないので、声をあげないように少しずつ腰を下げていきます。
でも、“初めて”の時よりも明らかにキツいのです。
今思えば、主人もこの“体位”に興奮して“初めて”の時よりも、硬く、大きく、力強くなっていたのかもしれません。
18:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/13 14:57
でも、そのときはそんなことを考える余裕はありませんでした。
ただもう必死で、恥ずかしい姿勢のまま主人に“貫かれる”ため、腰を沈めていったのです。
19:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 02:50
「あぁ…」
身体を沈めきった時、また声が出てしまいました。
「よく頑張ったね。いい子だ」
主人は感激したように、優しくキスをしてくれました。
私は、主人の首に腕を回してしがみつきます。
20:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 07:46
しばらくして主人は、
「こうすると、もっと“つながり”が深くなるんだよ」
そう言いながら、私の膝の内側に腕を入れて、すくい上げるようにしたのです。
私の身体がさらに沈んで、
「あっ! あぁぁ…あぁ」
私は激しい声をあげていました。
21:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 07:55
「どうかな、この“体位”は? 気に入った?」
私は主人の首に腕を回してたまま、イヤイヤをします。
「黙ってたら分からないじゃないか。イヤならやめにするよ」
「…なにか…スゴいの…うまく言えないけど…スゴいの…でも…」
「でも?」
「…でも…こうしてると…心が落ち着くの…いろんなとこの隙間…埋めてもらったみたいで…」
「そうなんだ、よかったんだね?」
私は、主人にしがみついたまま、こっくりと頷きました。
22:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 08:00
しばらくして、また主人が言いました。
「じゃあ今度はこのまま向きを変えてみよう」
「……!」
「このまま向こうを向くんだよ」
「……!」
23:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 08:10
私は主人の指示に従おうとしましまが、どうしてもうまくいきません。
「…だめ…出来ない…」
「いいんだよ、初めてなんだから。じゃあ、やり直そう」
そう言って主人は、また私の膝の内側に腕を入れて持ち上げていきます。
私の隙間を埋めていたものが徐々に抜けていき、
完全に抜けきった時、ブルンと大きく揺れて、
それが力強くそそり立っているのが目に入りました。
24:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 08:15
(こんなスゴいのが入ってたんだ…)
少し恐かったけれど、自分が主人のその欲情を受け入れられたことが嬉しくもありました。
25:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 08:21
主人は私の身体を床に下ろすと、
「向こうを向いて、四つん這いになって」
そう命じました。
そんな時の主人は、言葉は優しくても、逆らえない口調の強さがあるのです。
私は黙って、言われたとおりにしました。
26:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 09:12
主人は背後から私のお尻に手を当てて、ゆっくりと挿れていきました。
抜き取られた直後だったからか挿入はスムーズでしたが、それとは別の衝撃が私に走りました。
が、それもつかの間、
「力を抜いて、楽にして」
私の腰に手を回した主人は、そのまま私を抱き抱えて、椅子に座り直したのです。
27:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 09:19
主人は私の両脚を大きく拡げると、膝の内側を椅子の肘掛けに乗せました。
挿入がまた深くなり、私は、
「うっ…」
と声をあげてしまいます。
主人は無言のまま脇机の上のスイッチを操作して、床と壁に設置されたスポットライトを灯しました。
二人の身体のちょうど中心部に光が当たります。
28:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 09:23
「顔を上げて鏡をみてごらん」
主人にそう促されて顔を上げると、正面の鏡には、椅子の上の二人の姿が映っています。
29:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 09:26
「二人が“つながっている”ところをよく見るんだよ」
そこはライトに明々と照らし出されています。
私は、主人に深々と“貫かれて”いました。
「…あぁ…恥ずかしい…」
30:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 09:30
「男と女は、こんなふうに“つながる”んだよ。どう?」
「…分からない…でも…スゴい…の…」
「じゃあ、二人が“つながっている”ところを触って確かめてごらん」
「……!」
31:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 09:33
主人は私の手を取ると、そこに触れさせます。
「もっとしっかり握って!」
この命令口調に私は逆らえないのです。
「…あぁ…スゴい…でも…嬉しい…」
こうして二度めが終わりました。
32:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 12:47
肘掛け椅子の思い出が長くなりすぎましたね。少し先を急がないと。
こうして“安全日”だけのセックスが続いていきました。
1年目の結婚記念日には“四十八手”の本を渡されました。
私が選んで、一つずつ体位を試していくのです。
「君が一番感じる体位を見つけていこうね」
主人は、そう言いました。
33:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 12:55
2回目の結婚記念日には“剃毛”されてしまいました
(「されて」という言い方はいけませんね。私からおねだりしたんですから)。
でも、すぐ黒々と生えてくるので、主人は私のそこを“スケベの印”だなんて言ってからかいます。
主人に言われると、本当にそうなのかなぁ、と思えることも確かなんですけどね。
今は、もっぱら脱毛クリームを使っています。
クリームを塗られながら、私が感じてしまうことを、主人は楽しんでいるようです。
34:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 13:01
“膣厚”を測られたこともありました。
「君は天然の“名器”だよ。感じれば感じるほど締まりがよくなるんだよ」
そう言いながら、私の感じる部分を刺激して、数値が上がるのを見せられたのです。
今はまったく使っていません。私が飽きっぽいからではありましたよ。
どんな体位のポーズで測られても、高い数値が出るようになったからです。
35:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/14 13:04
高い数値が出るようになったのは、主人に“矯正”してもらったからです。
3年目の結婚記念日のことでした。三つめの寝室に“夢見台”が運び込まれたのです。
36:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 04:32
“夢見台”―
それは、パイプや歯車、ギヤやクッション、黒革のベルト、大小のハンドルが複雑に組み合わされた、見るからに異様な装置でした。
「そこに跨がって」
私が言われたとおりにすると、主人は黒革のベルトで私の手脚を固定していきました。
肘や膝、脇の下や腰の横側にクッションが当たるので、そうして拘束されても、とても楽なのです。
37:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 04:39
「じゃあ、始めようか」
そう言って主人は、ハンドルを回し始めました。
「あっ………!」
しっかりと固定された私の両脚が徐々に拡げられ、腰の部分が持ち上げられていくのです。
38:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 04:50
私の両脚が大きく拡げられ、腰が椅子に座った主人の顔の高さになった時、装置の動きはピタリと止まりました。
「大丈夫、ストッパーが付けてあるから危険はないよ。
これは東南アジアの“娼館”で女の子に“体位”を仕込むために使われた道具の現代版でね、
君に合うサイズがなかったんで特注したんだ」
そう言われて私は、最初の“検査”で、主人に身体の隅々まで採寸されたことを思い出しました。
39:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 04:59
「これで君が苦手な“バック”の体位を克服してもらおうと思って用意したんだよ」
愛犬の散歩中に、野良犬どうしの交尾を見たことがトラウマになっているせいでしょうか、
私はその体位が苦手、というより拒否してしまうのです。
40:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 18:45
私は主人によって“バック”が好きになるよう“矯正”されることになったのです。
四つん這いの姿勢のまま“夢見台”に固定させているのですから抗いようがありません。
それにその頃には、主人の望むままにされることが快感になってもいたのです。
私はしっかりと頷きながら「はい、そうして下さい」と、はっきりとした声で言いました。
41:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 18:50
「それと、君には僕専用のセックスマシーンになってもらう」
そう言って、私の目の前の取り出したのが“夢見棒”でした。
42:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 18:59
それは、形も大きさも、固さも主人のと同じ器具だったのでした
(さらにHな機能が付いていることは、後になって分かりました)。
「この姿勢で全身を感じさせてあげる。それが第一段階だよ」
主人は私の背後に回ると“夢見棒”で私の敏感な部分を撫で上げます。
43:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 21:09
「…あん…」
「いい声だ。これが欲しいんだね」
「それでするの?」
「そうだよ」
「あなたじゃなくて?」
「この“夢見棒”は僕の分身だからね」
「…ちょっと怖い…」
「大丈夫」
そう言って主人は、いきなり挿入し始めました。
「……!」
44:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 22:34
“夢見棒”は滑らかに、でもズブズブと音を立てているかのように、私の中へと入っていきます。
「君は、この形、この大きさ、この固さで一番感じるように“矯正”されるんだ。覚悟はいいね?」
「本当にそうなっちゃうの?」
「いやなのかい?」
45:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 22:54
私はよく考えてからこう答えました。
「私、そうなりたい。あなた専用のセックスマシーンにして…」
「いい子だ。愛してるよ」
そう言うと主人は、ぐぃっと“夢見棒”を押し込みました。
「…あっ…あぁぁ…」
46:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:01
「ここと、ここももっと敏感にしないとね」
私のバストの先端や“花芯”にも奇妙な形の器具が取りつけられていきます。
「…なんだか…怖い…」
「“矯正”開始だ。いいね?」
「…はい…」
47:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:08
「…えっ…何これ!…あっ…あぁぁ…あっ…いぃ…」
私の身体の敏感な部分に取りつけられた器具が一斉に振動を始めたのです!
48:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:16
私は、絶頂に追いやられたり“寸止め”を仕掛けられたりしながら“よがり狂わされ”ていきました。
主人は、私の周りを回りながら、時々キスをしてくれたり、
最初の“検査”で見つかった“感じるところ”(“性感帯”というのだそうです)を撫で上げたりします
(そうしながら、私が一番感じる角度やリズムを探っていたのだということが後で分かりました)。
49:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:21
“夢見台”の話が長くなりすぎましたね。
“矯正”が終わると、私は“夢見台”に固定されたまま生身の主人に“貫かれ”、
バックが大好きなセックスマシーンに作り変えられていきました…。
50:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:29
「“夢見台”を使う土地では、この体位を“交尾”と呼ぶんだ。
僕たちはこれから“交尾”で“つながる”んだよ」
「…交尾…大好き…」
それまでのどの体位よりも“交尾”で感じるようになるまで“矯正”は続けられました。
51:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:37
4年目の結婚記念日に三つめの寝室に加わったのは“木馬”でした。
木馬の後ろ肢の外側に私の足を乗せ、前肢の真ん中にある棒を握ると、
ちょうど“交尾”の姿勢に私がなるように特注されたものです。
52:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:42
それまでは“安全日”にだけしていたセックスが、
主人がそうしたいと思う時に変わったのも、この年からです。
「大丈夫なの? 赤ちゃんはイヤ…」
私が聞くと、
「大丈夫。その心配がなくなったんだ」
と答が返ってきました。
53:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:47
“夢見台”は、他の体位でも“交尾”と同じくらい感じる身体にされるための“矯正”に使われるようになりました。
いろいろな姿勢で“夢見台”に固定され“矯正”を受けたのです。
54:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/16 23:56
また話が長くなってしまいましたね。今年の結婚記念日のことです。
帰宅した主人は、大きいのと小さいのと、二つの箱を抱えていました。
「10年めの記念日だからね。もう一度式を挙げよう。これはその衣裳だよ」
私は嬉しさで胸がいっぱいになりました。
55:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 00:05
新婚当時、挙式はしなかったので、三つめの寝室でウェディングドレスを着て、二人だけの式を挙げたことがありました
(でもその後、ドレスのままセックスしちゃったんですけどね)。
あの感激が甦ってきたのです。
56:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 00:09
「また、ここでするの?」
「そうだよ」
「嬉しい! 二人きりよね?」
「そうだよ。開けてごらん」
そう言って、小さい方の箱を差し出します。
小さい箱に入っていたのは、真っ赤なパンプスでした。
「わぁ〜!」
57:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 00:12
「その靴に合う衣裳だよ」
「………!」
大きい方の箱を開けた私の目は点になりました。
入っていたのは、赤い革のボディースーツだったのです!
58:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 00:33
しかも、股下の部分が細い造りで、バストの部分は下からの支えのほか何もありません。
真っ赤なストッキングと、それを留めるガーター状のベルト、真っ赤な革のグローブのセットなのです。
59:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 00:36
「これを着るの?」
聞きながら、喉が鳴る音が自分でも聞こえました。
60:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 00:55
実は“安全日”以外のセックスが解禁になって以来、
主人は、帰宅するとそのまま私を三つめの寝室へと連れてゆき、
その場で私を木馬に据え付けてセックスすることが多くなっていたのです。
「あ〜、いい気持ちだ。君のここの具合は最高だよ」
と言ってもらったり、
無心で私を突いていると、アイディアがまとまったり、迷っていた事柄に答が見つかるのだと聞かされた時には、
自分が主人の役に立っているのだと幸せな気分になるのに、
“安全日”を指折り数えて待っていた、あのドキドキ感が薄れていたのも確かなのです。
そんな私は、やっぱりスケベなんでしょうか。
61:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 01:11
でも、主人はそんな私に気づいていてくれたんですね。
今までで一番ドキドキしたんじゃないかと思うくらい最高のプレゼントでした。
「どう? 高性能セックスマシーンに改造された花嫁さんにはぴったりの衣裳だろう?」
主人の満足そうな顔も、私を高揚させます。
62:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 01:11
「着てみていい?」
いつ主人に求められてもいいように、お風呂に入って主人の帰宅を待つ習慣が私にはついていました。
その日も、その準備が出来ていたのです。
63:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 01:20
「いいねぇ」
そう言いながら主人は、部屋に設置したスポットライトを点け、椅子に腰かけます。
私はライトが集まるその正面に立って、着ていた服をゆっくりと脱ぎ、裸になりました。
64:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 01:23
ライトの渦の中をゆっくりと歩いて衣裳の箱を手に取り、一つずつ身につけていきます。
ストッキングを穿き、ボディースーツに身体を通しました。
65:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 01:30
スーツの股下が細いので“スケベの印”がはみ出してしまうのですが、
それを承知で主人が選んだ衣裳なのですから、黙って着ていきました。
バストの下支えのところから肩紐へとつながっているので、胸の膨らみが強調されます。
66:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 01:36
グローブをつけ、パンプスを履いて、花嫁衣裳の完成です。
「よく似合ってる。素敵だよ」
主人は椅子から立ち上がり、キスをしてくれました。
67:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 12:21
それから、優しく私の肩に手を置くと、目の前にあるものを差し出しました。
「二人を祝福してくれる鳩の羽根だよ。これでー」
そう言いながら、私のバストの先端にその羽根を這わせます。
「………!」
68:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 12:26
いろいろな器具をつけられて“矯正”されてきたそこは、みるみるうちに尖り出し、私の息が荒くなります。
「…あぁ…あぁぁ…」
それでも主人は愛撫の手を休めません。
私のバストの先端が尖り切っても、まだ続けるのです。
69:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/17 22:54
「君のバストは世界一だよ。形も、色も、大きさも、そして感度も」
主人に与えられる快感の中で息を荒げながら、私も言葉を返します。
「…私の…身体で…楽しんで…」
長い“矯正”の間、主人にはいろいろな言葉を教えてもらいましたが、
これは私自身が考えた言葉です。
主人に一番効果があるのも、この言葉でした。
「ありがとう。好きなだけ楽しませてもらうよ」
余裕たっぷりに答えながらも、主人の身体が反応しているのを私は見逃しませんでした。
70:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 03:28
でも、主人の攻撃は容赦なく続きます。
指先での触れるか触れないかの愛撫、それに唇が、舌が加わって…
ついに私が音を上げました。
「ダメ…立ってられない…」
71:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 04:19
「こちらへどうぞ、女王さま」
主人は私を優しく抱きかかえるように肘掛け椅子へといざない、ゆっくりと腰かけさせてくれました。
「私、女王さまなの?」
「この服を女王さまルックって言うんだよ」
「…そう…なの…」
「でも、今それを着ているのはー」
私の脚を大きく拡げて、膝の内側を肘掛けの上に乗せました。
「世界一スケベのセックスマシーンなんだ」
「………!」
72:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 04:26
主人は私の背後に回ると、女王さまスーツの股下のボタンを外します。
着替えの時から気づいていたのですが、そうすると、股下の部分が大きく二つに開くのです。
「久しぶりに“検査”をしよう」
そう言いながら、私の“スケベの印”を掻き分け始めました。
「…あぁ…」
73:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 04:32
私の身体の中心部には、スポットライトが集中し、
鏡の中には“検査”を受ける私の姿が映し出されています。
「処女だった時と同じきれいな一本筋ー」
その筋に沿って優しく指を這わせます。
「…あっ…はぁ〜ん…」
74:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 04:45
「中もきれいなピンク」
両手の指で、内側を拡げられました。
「でも、その奥では普通の女の子なら体験しないようなこともいっぱい体験済みー」
「…あぁ…いや…」
「今日は君のセックスマシーンとしての完成式だよ」
「…あぁ…はぁ…はぁ…はぁ…あぅ…あぁ…」
「ここもずいぶんと敏感になったね」
花芯を優しく撫でられました。
「…あっ…あぁ〜ん…」
75:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 04:51
「スケベだから、すぐ挿入可能になる。理想のセックスマシーンだ」
「…あぁ…」
主人は私の前に回ると、そのまま挿入を始めます。
ズブズブと音が聞こえるような気がして、ゆっくりと埋め込まれていきました。
「…あぁ…いい…」
76:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 04:57
「すごくいい具合だよ。しがみついてくるような感触がたまらない」
ゆっくりと“出し入れ”が始まりました。
「…あ…あ…あ…あぁ…いい…あぁ…」
77:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 04:59
私が絶頂を迎えかけたところで、精が放たれました。
「………!」
78:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 05:11
優しく優しく優しく“お口できれいに”をしてもらい、今度は私の番です。
椅子から下りて、仁王立ちした主人の前に跪き、口に含みます。
中に残ったものを吸い出してゴクリと喉を鳴らして呑み込み、
主人に負けないくらい丁寧にきれいにしていきました。
79:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 06:52
“お口できれいに”が終わると、主人は仁王立ちのまま言いました。
「じゃあ、元気にして」
(やったぁ〜)
期待したとおりの命令に、私はすっかり嬉しくなってしまいました。
80:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:01
主人に教えてもらったり、
留守中にこっそり主人の書斎に入って“資料用”とラベルがついたビデオを見て研究したり、
またこっそり“夢見棒”で練習したりと、
私はかなり上手になったつもりです。
それに、主人が私の身体の“感じるところ”を隅々まで知り尽くしているように、
私にだって主人の“感じるところ”が分かるようになっていたのです。
主人はみるみるうちに元気になりました。
私はそれに優しく頬ずりして、先端に軽くキスをします。
「うんと可愛がってね」
81:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:07
「こっちへおいで」
主人は優しく私の手を取り、ベッドへといざないます。
自分だけ仰向けに寝ると、
「僕に跨がって、腰を使うだよ」
そう言いました。
82:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:15
肘掛け椅子の時に何度かしたし、
“資料用”のビデオで研究もしたし、
それに“矯正”中には“夢見台”に固定され、
“夢見棒”を“咥え込まされて”、
他の部分にも器具をつけられて“腰づかい”を“仕込まれて”いました。
その成果をみせてごらんと言うのです。
83:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:18
(上手く出来なかったらどうしよう…)
自信はありましたが、ちょっぴり不安でもありました。
主人にセックスマシーン失格などと言われたら、私は生きていけません。
ちょっと緊張してベッドの上に上がりました。
84:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:22
主人の上に跨がって、自分で当てがい、主人を“咥え込んで”そろりそろりと腰を沈めていきます。
腰を下ろし切った時、主人がかすかに呻くのを聞いた気がしました。
85:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:26
普段は自信たっぷりの主人が余裕をなくす瞬間が私は大好きです。
私を本当に欲しがっているのだと、愛情を感じることが出来るからです。
私ははりきって“腰を使い”始めました。
86:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:33
でも、内側を徹底“矯正”されてしまったせいでしょうか。
腰を使えば使うほど、自分が感じてしまうのです。
頭の中が真っ白になりかかったところで腰づかいを止め、休むしかありませんでした。
自分で自分に“寸止め”を掛ける、その繰り返しです。
主人はすっかり余裕を取り戻していました。
87:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:48
半分やけになって、なお一層激しく腰を振っていると、快感が身体を突き抜けていきます。
「すごく気持ちいいよ。自分のペースで構わないから続けて」
下から主人の声が聞こえてきました。
88:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 07:57
主人の言葉に力を得て強弱をつけながら腰を振り続けます。
そしてまた頭の中が真っ白になりかけた瞬間―、
ドクッドクッと力強く私の中に精が放たれ出しました。
私は体の動きを止め、のけぞるようにして、それを受けとめます。
「…あぁ…幸せ…」
89:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 08:12
その日は“お口できれいに”の後、二人で一緒にお風呂に入りました。
「疲れただろう」
そう言って、私の身体を隅々まで丁寧に洗ってくれます。
「ありがとう」と言うと、
「次に使う時のために、道具の手入れはきちんとしておかないとね」と答が返ってきました。
私が不満そうに口を尖らせるたら、
「これからもよろしくね、奥さん」
本当に嬉しそうに、そう言ってくれたのです。
奥さんーそう呼ばれたのは、この時が初めてでした。
主人専用のセックスマシーンとして、この人の役に立ちたい、改めてそう強く思いました。
90:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 08:35
同じ月の私の誕生日には、久しぶりに“夢見台”で“交尾”をしました。
“安全日”セックスの頃には、前後の“安全日”を選んでいたのですが、
解禁になって、記念日のその日にセックスが出来るようになったのです。
91:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 08:43
“夢見台”に固定されただけで私が濡れ濡れの状態になってしまったので、いきなり挿入されてしまいました。
そのままゆっくりと“出し入れ”されながら、私が一番感じる設定を改めて探られます。
“夢見台”は高さや角度の微調整が可能なので、主人は腰を前後させるだけで済むのです。
考えようによっては悪魔の装置なのでしょうが、でも、私は幸せでした。
92:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 08:46
そうして見つけられた高さと角度で突き続けられて、
私はあっけなく何度もイカされてしまったのです。
93:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 08:51
それをずっと繰り返されて、主人の精が放たれたのは、十度目にイキかけた時のことでした。
「これが十年分の“ありがとう”だよ」
幸せな気分で恍惚となりながら、そう言う主人の声を聞いたのです。
94:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 09:05
そんな時の私の顔は、汗と涙と涎でグチャグタャになっています。
主人はそれを楽しみながらも、私自身がその顔を見ないで済むように気づかって、
用意したおしぼりで顔を拭いてくれるのです。
95:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 09:07
“お口できれいに”も済んで、お風呂での“道具のお手入れ”も終わった時のことです。
主人は、こんなことを切り出しました。
96:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 09:13
「この秋は君の“ジョマク”十周年でもあるからね。二人で旅行に行こう」
「ジョマク?」
私が聞き返すと、
「こういう字を書くんだよ」
そこに書かれた“除膜”の文字を見て、私は真っ赤になってしまいました。
主人は時々わざと露骨な言葉を使って、私の反応を楽しむ、そういう人なのです。
97:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 09:18
山奥のひなびた温泉宿が、残念なことに廃業を決めた、
その最後の宿泊客として、全館を借りきって、二人きりでシルバーウィークの連休を過ごそうというのです。
98:
名無しさん@お腹いっぱい。
:15/09/18 09:22
「そこで何をするの?」
聞いても主人は笑って教えてくれません。
でも、私が期待している以上のことを求められたとしても、
きっとそれに応じてしまうんだろうなぁと、胸を高鳴らせているのです。
99:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/05/15 21:39
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100:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/05/15 21:49
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101:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/05/19 00:52
私の“除膜十周年記念旅行”のことがまだでしたね。
私が考えていた以上の、あまりに激しいことを求められたので、書くのにためらいがあったのです。
102:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:11
今年のシルバーウィークも同じお宿に来て過ごしています。
主人にまた同じことをしてもらうためにです(もしかしたら、同じ以上のことかも…)。
でも、それにはやはり、去年のことからお話ししなければなりませんね。
103:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:15
去年のあの日、出発した時は有頂天でした。
主人と一緒のお買い物の時に買ってもらったお気に入りワンピースを着て。
そんな普通の服装で一緒にお出かけするのは、本当に久しぶりだったからです。
104:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:18
というのも、普段のお買い物やお食事に一緒に出かける時には、主人に指定された…そのう…恥ずかしい…下着を…つけていたからなのです。
105:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:22
「今日は、これをつけて出かけるんだよ」
最初にそう言われた時には、本当にびっくりしました。
渡された包みを開けて、思わず、
「何これ!?」
と叫んでしまったほどです。
106:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:27
おそろいの白のブラジャーとパンティーだったのですが、恥ずかしい箇所がレースで透け透けなのです。
107:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:32
「さ、早く着替えて」
三つめの寝室の鏡の前でした。
昔、演技指導された時のことを思い出して、あっけらかんと着替えようとするのですが、
あの透け透けを着なくてはならないのだと思うと、つい動きが鈍ってしまいます。
やっとの思いで、着ていた服を脱ぎ終わりました。
108:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:39
変な話ですが、裸でいることの方が恥ずかしくなかったのです。隅々まで‘検査’されることから始まった夫婦生活でしたから。
主人は鏡の中の私を、じっと見つめているだけです。
109:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:42
透け透けのブラジャーとパンティーを手にして決心がつかないまま、時間だけが過ぎていきます。
主人は急かすこともなく、黙ったままです。
110:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:45
鏡越しに主人が頷くのを見て、もう逃げられない、そう心が決まりました。
恥ずかしい下着をゆっくりと身につけていきます。
111:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 22:54
‘検査’の時に身体の隅々まで採寸されただけあって、サイズはぴったりでした。
それだけに、透け具合も濃くなっていました。
112:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 23:04
「気をつけ!休め!」
主人の声に身体が思わず反応していました。
主人は、そんな私をじっくりと眺めています。本当に楽しそうでした。
(私の身体で楽しんでくれている!)
私は、恥ずかしいのも忘れて浮き浮きしてしまいます。
113:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 23:07
「これは‘矯正’済みの証しだからね。さあ、上には好きなものを着ていいから。今日の夕飯は何にしようか」
114:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 23:13
その日のお買い物は完全に上の空でした。
別のコーナーにあった安売りでない方のパスタをまたカゴに入れて、主人に冷やかされたり。
ても、冷やかされたことで段々と馴れていったりもしました。
恥ずかしい下着だって二人だけの秘密。他の人には分からないのですから。
115:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 23:16
でも主人は、馴れてしまうことを許してはくれませんでした。
次の外食の時には、恥ずかしい箇所が開閉式になった下着が用意されていたのです。
116:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 23:23
それにも馴れたころ、包みから出てきたのが、穴空きの下着だった時には、身体が固まってしまいました。
「これ…着るの…」
しばらく経ってから、ようやく主人に問いかけます。
主人は黙って頷いただけでした。
117:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 23:32
ようやくの思いで着終えると、主人は私の周りを回りながら指をさして言います。
「君のバストは世界一なんだから、敏感な部分をちゃんと見せなくちゃダメだよ」
「世界一のスケベさんの‘スケベの証し’も全部出さないとね」
「よく似合ってる。君にぴったりだよ」
そう言われて私は、真っ赤になってしまいました。
118:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 23:41
赤らんだ顔を隠さなくてはならないのは少し不自由でしたが、私は幸せでした。
そうして外出した日の夜には、必ず‘ご褒美’が待っていたからです。
恥ずかしがる私と連れ立って歩くことが、主人なりの準備の仕方だったのでしょう。
119:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/20 23:47
そういうわけで、本当に久しぶりで普通の服で外出できることが嬉しくならなかったのです
(‘除膜’10周年の記念旅行なので、期待していいのは分かっていましたから)。
120:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/26 22:55
JRからローカル線、さらにバス、最後は歩きという長い旅でしたが本当に楽しくて浮き浮きしていました。
途中、おしゃれなカフェでお食事をしたり、脇道のお寺や公園に寄ってみたり。
「ちょっとこっちへ行ってみようか」なんて言いながら、予め探しておいたのでしょう、私の好みに合いそうな場所へと誘ってくれるのです。
121:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/26 22:59
恥ずかしい下着から解放されただけでも嬉しいのに、目一杯の気づかいまでしてもらって、主人に愛されていることを心の底から実感していました。
122:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/09/26 23:03
あちこち寄り道をしたせいか、お宿に着いたのは、もう夕方になっていました。
山の中のひなびた、でも広い敷地のお宿でした。
昔風の建物で、なんだか懐かしささえ感じます。
123:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/10/06 03:48
出迎えてくれたのは、年輩と中年の女性ばかり五人。
「よくいらっしゃいました。お疲れになったでしょう。お風呂は24時間いつでもお入りになれます。お食事は食堂でも、お部屋へお持ちするのでも、その都度おっしゃって下さい。お部屋は、どのお部屋もご自由に使っていただいて構いません」
と、全部の部屋に使えるマスターキーの鍵を渡されました。
124:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/10/06 04:10
お帳場の右側は、この人たちの住まい、奥は調理場で、左側は廊下になっています。
廊下の右側は食堂、左側は素通しで斜面からの景色が見渡せて、紅葉がとてもきれいです。
その手前には左右に階段が走っていて、右に上がると食堂の上、一連の客間、左に下がると大きなお風呂場になっています。
125:
名無しさん@お腹いっぱい。
:16/10/31 05:12
廊下の突き当たりも客間でした。“桐”という札がついています。
“桐の間”に荷物を置きました。
126:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/02/02 02:39
「お風呂場を見に行こう」
主人に促されて階段を降りて行きます。
ちょっと古びた感じでしたが、源泉かけ流しのお湯が引いてあるとかで、24時間いつでも入れるようになっていました。
127:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/02/02 02:39
「いいお宿なのに廃業なんてもったいないみたい」
「そうだね。こっちにも部屋があるんだよ」
言われて見回すと、お風呂場の脱衣場の四隅から短い渡り廊下が出ていて、それぞれが客室になっているのでした。
128:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/02/02 02:47
「どこを何に使うかは後で決めるとして、まずはお風呂に入ろうか」
「はい」
私が服を脱ごうとすると、
「待って。僕が脱がしてあげる」
そう言って主人が背後に回り、肩に手をかけました。
「じゃあ、始めるよ」
129:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/02/02 02:57
脱衣場の大きな鏡の前で一枚一枚服を脱がされていきます。
私を焦らすようにゆっくりと、脱がした服は丁寧に籠の中に入れていきました。
130:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 05:42 ID:RFM
この先、何をされるのかしら?
ドキドキしながら待っていると、
「じゃあ、始めようか」
そう言って主人はお風呂に入っていってしまいました。
131:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 05:58
それぞれが体を洗い、浴槽につかって温まります。
背中を流し合いはしましたが、ごく普通の入浴です。
ごく普通……。
結婚10年目の夫婦の記念旅行としては、ごく普通のはずなのに、私は何だか物足りない気分になっていました。
“除膜10周年¨という言葉の淫靡な響きからの期待が大きかったからかもしれません。
(お洋服も普通のでいいってなったし、これからは普通の夫婦らしく暮らすための記念旅行なのかしら)
そう思えてきたりもしました。
132:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 06:06
浴衣に着替えて“桐の間¨に戻るとお食事が用意されていました。
お酌をして一杯ずつお酒を飲みます。
「これからは普通にしよう」
少し顔を赤くしながら、主人が言い出しました。やっぱり君には普通が似合うんだよ」
「……」
「昼間の君を見ていて思ったんだ。あんなに生き生きとして。
「……!」
133:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 06:17
「これから家では普通にしてていいよ。
変な服を着させて決まりの悪い想いをさせたりして悪かった」
「……!」
主人が謝るなんてめったにないことです。
私はそれだけで涙が出そうになりました。
「あの服は全部処分してきたんだよ」
「本当にいいの?」
「もちろんだよ。その代わり―」
「その代わり……?」
「ここにいる間は“除膜10周年”にふさわしい恰好をしてもらうからね」
「……!」
134:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 06:19
(やっぱり)
そう思いながらお食事を進めます。
お料理はどれも美味しくて、ドキドキしながらも楽しい時間でした。
135:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 07:30 ID:RFM
お食事が終わると、お膳は廊下に出しておきます。
「じゃあ、始めようか」
主人が壁板に手をかけてスライドさせると、そこには大きな鏡が現れました。
「……!」
136:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 07:37
床にはスポットライトが上を向いて据え付けられています。
「これって……」
「そう、家の寝室と同じだよ」
わが家には3つ寝室があって、一人ずつの寝室と、性行為専用の3つめの寝室ちに分けているのですが、その3つめの寝室と同じなのです。
137:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 07:44
「“除膜10周年¨だから昔に返るんだよ。まずは“検査”から」
入籍して一緒に暮らすようになって最初の日にされたのが、この“検査”でした。
初めて入った3つめの寝室で服を脱がされて、身体の隅々を採寸されたり、主人に
が与えてくれる刺激に対する反応を調べられたのです。
138:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 07:53
「明るくするのは、君の反応をきちんと見たいからなんだよ」そのとき主人はそう言いました。
10年経って、それを再現しようと言うのです。
ほんのちょっとだけ躊躇して私は、自分から方々からライトに照らされている一番明るい位置に立ちました。
139:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 08:00
あっさりと浴衣を脱がされて、私は裸にされてしまいます。
「脚をもっと開いて」これも、あの時と同じです。
「少しも変わっていない。体型も、肌の張りも、色艶も」
主人は私の身体を眺めながら感嘆したように言います。
「ここも」
そう言いながら、私の下の毛に指を這わせました。
140:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 08:06
「あぁ……」
私の喘ぎ声が聞こえなかったのかのように、主人は指を絡め嬲り続けます。
「もうこんなにびっしりと生えて」
体位によっては毛が挟まったりして痛いこともあるので、そんな時には処理をされます。
最近はお肌を傷めないように脱毛クリームを使うのですが、すぐまた元に戻ってしまうのです。
141:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 08:16
「本当に範子のここは毛深いなぁ。スケベさんだから仕方がないか」
「毛深いのはダメなの?」甘えるように聞いてみます。
「そんなことはないよ。君みたいに清純そのものみたいな顔をして、ここが剛毛っていうギャップに男は興奮するんだよ」
「あなたも興奮した?」
「ああ興奮したよ。今だって興奮してる」
そのことは主人の浴衣の前に目をやって分かっていました。
でも、そうやって言葉にしてもらうと何十倍も嬉しいのです。
142:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 08:23
「ここの毛は“チモウ”って言うんだよ」主人が嬲りながら続けます。
「チモウ?」
「こういう字を書くんだ」
“恥毛”という字を教えられて、私は真っ赤になってしまいました。
143:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 08:31
“スケベの証し”、そう言われてきた意味がようやく分かったような気がしました。
「一番変わったのは、ここだね」
主人はそんな私の感慨とは関係なしに、中へと指を入れ始めました。
「あっ…あぁ…あぁぁ…」
144:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 08:44
快感にとらわれていく私の耳に主人の声が響きます。
「いい声だ。あの時はおっかなびっくりだった君だけど、中を調べてみて僕はこれは“天然の名器”だと確信した。
黒々とした恥毛、指を入れた時のしがみついてくるような締め付け。
一緒に暮らせるだけいいと思って始めた結婚だったけど、こんな掘り出し物を放っておいてはもったいない、申し訳ないと思った。
君の身体を徹底的に“矯正”してやろうと決心したのは、あの日だったんだよ。
その10年分の成果が、今の君だ」
145:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 08:54
「あぁ…あぁぁ…あ…あぁ…いぃ…」
喘ぎ声をあげ続けるしかない私の唇に主人の指が軽く触れました。何かを復唱しなさいとの合図です。
「…私を…世界一のスケベにして…下さい…
あなた専用の…セックスマシーンに“矯正”して…下さい…
…あぁ…いぃ…」
146:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 08:58
「きちんと言えるようになったね。立派だよ。
今回の旅行は“セックスマシーン範子”完成式にもなりそうだね。
お披露目の時これじゃ恥ずかしいだろうから」
そう言って主人は脱毛クリームで“恥毛”の処理を始めました。
私はただ身を任せるだけでした。
147:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 09:36
次の朝、廊下には朝ご飯が用意されていました。
「大丈夫? 声聞かれちゃうんじゃ」
「大丈夫だよ。指定した時間にしか客室には来ないんだから。
昨夜のお膳を片づけたのは夜中の2時だよ」
主人に嬲られ続けて私はぐっすり眠ってしまったのに、主人はちゃんとそんなことにも気を配っていたのです。本当に頼りがいのある人です。
148:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/04/16 09:46
「家へ帰ったら普通の服になるけど、ここでは“セックスマシ−ン”に成り切ってもらうよ」
食事を終えると、主人が話し始めます。
「私、“セックスマシーン”役なの?」
「夕べ、そう誓ったじゃないか。もう忘れちゃったの?」
「ううん、そんな気もするけど…どうすればいいの?」
「これが、ここにいる間の衣装だよ」
「……!」
主人が取り出したのは、服といより紐といった方がいい革製品でした。
149:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/10 23:26
「これ……!?」
黒の革が輪になっていて、その輪を前後に繋ぐようにさらに半円が付いています。
そしてそこから長く伸びた先にはまた輪が出来ていました。
150:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/10 23:39
「どう着るの?」
「いい子だ。嫌がらずに着てくれるんだね?」
イヤだと言っても、いつの間にか主人の思い通りにされてしまう、
そうなることはもう分かり切っていました。
だから私は何であれ、主人に逆らったりはしないことにしていました。
それに…その“衣装”を見せられた時から、何だかドキドキして着てみたくもあったのです。
151:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/10 23:42
「まずここに脚を通して…」
言われたとおり、輪とその下の半円との間にそれぞれ両脚を入れていきます。
152:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/10 23:50
輪の部分は少しキツめで、私の両脚の付け根を締め付けています。
「両脚を開いて…」
そのとおりにすると主人が、グイと輪の部分を引き上げました。
153:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/10 23:59
「あっ!?……」
輪はちょうど私の腰骨の辺りで止まり、半円の部分が股間に入り込んでいきました。
154:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/11 00:12
主人はさらに長く伸びた部分を強く引いて、その先の輪の留め具を外し、私の首に巻いて留めてしまいます。
これもまた私の身体のサイズに合わせた特注品なのでしょう。
革がピンと張って、最初の輪の部分は私の腰を締め付け、半円の部分は私の股間にしっかりと食い込んでいます。
それでいて、キツすぎない程度の締めつけ具合なのです。
155:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/11 00:19
「どう? 着心地は?」
主人はそう言って私の顔を覗き込みます。
「やだ…恥ずかしい…」
着るのを許してもらえるはずなどないのに、そう言わずにはいられませんでした。
156:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/11 00:24
「大事なところはちゃんと隠れてるじゃないか」
主人が意地悪く私の股間を指さしながらそう言います。
おへそもちょうど輪と半円の部分との繋ぎ目に隠れていました。
157:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/11 00:28
「ちゃんと処理したから“恥毛”がモシャモシャはみ出したりもしてないし」
主人が追い討ちをかけるように言います。
「そうだけど……」
158:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/11 00:40
「ここは?……」
胸に手を当てながら主人の顔を見上げます。
許してもらえるはずなどないのに、聞いてみずにはいられなかったのです。
159:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/05/11 00:46
「ここはいつでも自由に出来るようにしておかないとね。
君は“セックスマシーン”、これはその完成式のための衣装なんだから。着てくれるね?」
私は真っ赤になりながら頷くしかありませんでした。
160:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/06/12 13:08
そして結局その後はずっと、その服(というより黒革の紐ですよね)だけを着て過ごすことになりました。
どこへ行くにもそうなのです。お風呂場へ行って帰るにも、食事に部屋へ戻ってからも、寝る時でさえ、身に付けさせられたままなのです。
それでいて主人は、ちゃんと浴衣なんか着ているんですから、ひどく不公平だと感じたものです。
161:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/06/12 13:14
でも、私が言いなりになった時の主人は、とても優しくて、それが本当に嬉しいのです。
嫌だと言ったら言ったで、優しくあれこれと攻め方を変えなが、最後には、最初に言ったとおりにしてしまう人なのですけれど、始めから言いなりになっていると、それがさらに優しいのです。
162:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/06/12 15:46
部屋を出る時は、万が一にも宿の人と鉢合わせしないよう、必ず盾になってくれます。
ちょっとした段差や出っ張りにも注意しながら、私の手を引いてくれるのです。
そんな一つ一つの行為に「ああ、大事にされてるんだ」そう実感出来るのです。
163:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/06/12 15:56
そんな革紐を付けられてしたことと言えば、それは当然SEXです。
この旅行は私の“完成式”なのですから。
“セックスマシーン範子”の性能確認テスト、主人はそんな露骨な言い方はしませんでしたが、私はそう感じていました。
そして私には、それがとても嬉しく、主人の期待に応えたい、それ以上の“性能”になっていますようにと、本気でそう願っていたのでした。
164:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/06/12 19:59
お風呂場の四隅からまた廊下が伸びていて、そこがそれぞれ客室になっているということは前にも書きました。
四つの部屋は“藤”“葵”“紫”“花散”と名づけられていました。
「部屋ごとに違った“つながり方”をしていこう」
主人に促されて、“葵の間”では私の好きな“抱き地蔵”
165:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/06/12 20:04
“紫の間”では一番最後に仕込まれた“交尾”、“藤の間”では“乱れ牡丹”、そして“花散の間”ではその都度体位を違えて“つながる”ことになりました。
166:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/06/12 20:09
部屋を選ぶ主導権は主人にあるので、その部屋に向かった瞬間から、そこで自分が何をされるのかが分かってドキドキしてくるのでした。
167:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/06/12 20:34
また“花散の間”の時は、部屋に入るまで、どんな体位を要求されるか分からないため、ちょっぴり不安なまま主人に身を任せることになりました。
168:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/09/17 16:23
一番最初に連れて行かれたのは“葵の間”でした。
そう、私の好きな“抱き地蔵”を選んでくれたのです。
私は涙が出るほど感激しました。
一番恥ずかしいところをかろうじて隠しただけの“服”で、でも、それが主人の望む姿なら、それだけで嬉しいのだからと、
精一杯背筋をちゃんと伸ばして、しっかりと歩こうと努めます。
169:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/09/17 21:11
それでも恥ずかしいことには変わりがないんですよね。
お風呂場へ、そしてそこから“葵の間”へと向かう階段、廊下で私は、顔から胸まで紅潮して、あそこから“蜜”を滴らせていました。
主人は私を気づかってくれながら寄り添って歩いてくれるのですが、
私はそんな私を楽しげに眺め回している主人の視線をはっきりと感じていました。
でも、それが私には堪らなく嬉しいのでした。
この人は私を一人前の女として認めてくれている、一匹の“雌”として求めてくれている、そう思える瞬間が堪らなくが嬉しいのです。
170:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/09/17 22:27
お風呂場への階段を下りきると、主人はそこを素通りして“葵の間”へ真っ直ぐに向かいます。
「入っていかないの?」
私が尋ねると、主人は立ち止まって振り返り、
「すぐにしたんだろう?」
と問い直してきます。
私はただこっくりと頷くしかありませんでした。自分でも真っ赤になっているのを意識しながら…
171:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 06:46
“葵の間”には真っ赤な夜具が用意されていました。同じようにけばけばしい張りの椅子も。
(何をするのか、宿の人に知られている!)
そう思う間もなく、主人の声に私の思考は遮られます。
「どんなふうに“繋がろうか?”」
172:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 06:52
「…立ったまま…嵌めて…下さい…」
私はそう言うのがやっとでした。
自分でも頬を真っ赤に染めているのが分かります。
立ったまま嵌める…そうでないと、椅子に座った主人に私が跨がって、
自分で身体を沈めていかなくてはならなくなるからです。
173:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 07:12
「そう」
主人はそう言って、黒い革でかろうじて覆われているだけの、私の“その部分”に手を伸ばします。
「もうこんなになって…この服のせいだね」
私はまた真っ赤になって頷きます。
「よく頑張ったね。もういいよ。脱がしてあげよう」
そう言いながら、私の首の後ろに手を伸ばします。
174:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 11:12
「…ありがとう…」
頑張ったご褒美に服を脱がされる、脱がされた方が恥ずかしくない、今から考えるとおかしな感覚ですが、
そのときの私にはそんなことを考える余裕はありませんでした。
それにそれが実感でもあったのです。
それだけ恥ずかしい服…というより黒革の紐…だったのでしょう。
175:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 13:48
パチンッt、首の後ろで留め具が外されて、黒革の“服”がハラリと落とされます。
露になった私の“その部分”に主人は軽く指を這わせました。
「…あ…あぁん…」
「したい時にはいつでもすぐに出来る。君は理想の“セックスマシーン”になったんだよ」
「…あぁ…満足?…」
「うん」
「…そう…嬉しい…」
176:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 14:05
「じゃあ、始めようか」
そう言うと主人は、私に身体を寄せ優しく挿入し、私の身体を抱いて椅子に腰を下ろします。
私は主人に跨がるような体勢になりました。
「…あぁ…いぃ…」
177:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 16:16
主人が私の両脚を内側からすくうようにして結合がさらに深まります。
「…あぁ…いぃ…すごくいぃ…」
「君がこの体位を好きなのは、深く“繋がれる”からなんだろう?」
主人がいたずらっぽい眼をしながら聞いてきます。
私がこの体位を好きなのは、主人の顔を見ながら出来るからなのですが、私にはもう主人に抵抗するだけの力が抜けてしまっているのでした。
黙ってただ頷きます。
「ふふ、範子はスケベさんだからなぁ。じゃあ、特訓の成果を見せてもらおうね」
「……!」
178:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 18:46
特訓ーそれは三つ目の寝室で行われた“矯正”の一つでした。
“夢見台”を変形させて、私がそこに跨がる姿勢で固定され、
“夢見棒”を深々と埋め込まれて腰使いを仕込まれたのでした。
179:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 18:53
“夢見棒”の振動は、私の腰の動きに連動していて、
どうプログラミングされているのか、強弱がメチャクチャに変化し、時には私の大嫌いな“寸止め”になったりして、
ある一定以上のペースできちんと腰を使った時に、私が心地よくなるようにセットされていたのです。
180:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 19:00
この“矯正”が始まる時、私は主人に懇願しました。
「私の目の前に立って見ていて」
どんなに激しい“矯正”も、主人の顔が見えさえすれば、それだけで安心なのです。
主人は優しく頷いて、“夢見棒”のスイッチを入れました。
「…あぁ…あぁん…くぅぅ…」
181:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 19:08
恥ずかしさと快感が渦巻く中で私は、自分の腰がとてつもなく卑猥な動き方をしているのを感じていました。
そして朦朧としていく意識の中で、満足そうな主人の顔を捉えて、
(これでいい。これでいいんだ)
そう自分に言い聞かせていました。
その腰使いを今やるようにと、それが主人の命令なのです。
182:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/10/09 22:52
椅子は両脚が床に着く高さです。命じられた以上、腰を使うしかありません。
(そうだ。先にイカせちゃお)
主人だけが感じる角度も分かっているつもりでした。私は少し腰を浮かせてゆっくりと動き始めます。でも…
183:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/08 20:39
「あっ……!!」
二人が“繋がった”その部分から、激しい快感が私の身体を貫いていったのです。
私は思わず腰の動きを止めました。
「どうしたの?」
主人が下から声をかけます。
「ダメ……感じちゃう……」
184:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/08 20:43
「いいじゃないか。感じたいんだろう?」
「でも……」
「いいんだよ。君の好きな体位だから、どんな角度でも感じるように“矯正”したんじゃないか」
185:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/08 20:49
そう言われてようやく私にも、あの“矯正”の意味が分かってきました。
主人は少しずつ角度を変えて私の身体に“夢見棒”を埋め込み、“腰使い”を練習させていたのです。
186:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/08 20:53
「この体位で“繋がった”以上、君は“ヨガリ狂う”しかないんだよ。
そうなるように“矯正”したんじゃないか。
さあ、腰を使うんだ」
命令口調で、主人がそう言いました。
187:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/08 20:57
結婚前からの関係がそうだったからでしょうか、
主人に命令されると、私は従わずにはいられない気持ちになってしまうのです。
命じられたとおり、ゆっくりと腰を動かし始めます。
188:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/08 21:01
「よし、いい感じだ。だんだん速く! 少しずつでいいから、もっと激しく!」
主人の口調が強くなっていくにしたがい、私の腰の動きも徐々に大きくなっていきました。
189:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/08 21:18
二人が“繋がった”部分から快感が溢れ、拡がり、私の身体を貫き、さらにまた溢れ出します。
頭の中がだんだんと真っ白になって、
下から見上げる主人の満足そうな顔を時おり意識しながら、私は激しく腰を振り続け、
あの“夢見台”したのと同じ卑猥な
動きをするセックスマシーンになっていきました。
押し寄せる快感の波の中で、主人が望んだように“ヨガリ狂って”いたのです。
190:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 07:34
気がつくと、私は主人にもたれかかるように抱きとめられていました。
顔は、汗と涙と涎でグチャグチャで、そんな私の顔を主人は、予め手元に用意してあったおしぼりで優しく拭いてくれていたのです。
191:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 07:37
「ありがとう…」
そう言おうとして気づきました。主人のそれはまだ私の中で起立したままでいたのです!
192:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 07:43
「ごめんなさい…私だけ…イッてしまって…」
「いいんだよ。そうなるように“矯正”してあげたんだから。とってもよかったよ」
「……!」
「君は最高の“セックスマシーン”だよ」
193:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 07:47
「私、ずーとこうなの?」
「そうだよ。いやなのかい?」
「だってあなた、ホントはもっと清純な子が好きなんでしょ?」
194:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 07:53
「結婚相手は別だよ。
君みたいに清純そのものみたいな子が、自分に貫かれて“ヨガリ狂っている”。男にはそれが最高の自信になるのさ。
どう、この“矯正”は気に入ったかい? この体位がもっと好きになっただろう?」
195:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 07:56
「正直に言っていい?」
「どうぞ」
私の中で起立したまま、主人は自信たっぷりです。今なら正直に何もかも言っても怒られない、そう思いました。
196:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 08:09
「私が“抱き地蔵”の体位が好きなのは、あなたの顔を見ながらしてもらえるからなの。それに…」
「それに……?」
「この体位だと、隙間をぴったり埋めてもらえるような気になるの。“繋がってる”ところだけじゃなくて、心の隙間も…」
“夢見台”に露わなポーズで固定され、主人のモノを模した“夢見棒”を深々と埋め込まれてスイッチを入れられ、強弱や角度を変えながら何度も何度もイカされ続ける”矯正”。
その結果が現在の私なのです。
「そうか。だったら他の体位でもそう感じられるように、もっと徹底的に“矯正”していこううね」
「……!」
197:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 08:16
「ねえ私、罰を受けてるの?」
「罰?」
「子どもの頃、「世界一のスケベ」って言って大人の人をからかってた罰に、徹底的に“矯正”されてホントのスケベにされちゃってるんだしょ?」
「ああ、そんなこと言ったことがあったね。あれは“演出”」
「演出……?」
198:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 08:54
「“矯正”には多少、後ろめたさや背徳感、抵抗感があった方が効果的なんだよ。だから、あれは演出。
悪い夫に騙されて無理矢理させられてるって設定にしたことからこそ、君だってより感じてたんだろう」
「無理矢理とは思わなかったけど……」
199:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 09:00
「そうだね。でも、君のことだから、正直に言ってたらノリノリで“夢見台”に跨りかねないからね。それじゃムードが出ないだろ?」
「ノリノリなんてことはないと思うけど……」
そう言いながら私は、次の“矯正”にはノリノリで応じてみようと考えていました。
これもまた主人の“手”なのかもしれませんが、その“手”に乗るのも楽しそう、そう感じたのです。
200:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 09:05
「そんなことより、さあ、続きを始めよう。
いつまでも、W繋がった”ままじゃしょうがないじゃないか」
「私はこのままでもいいんだけど」
「そんなこと言わずに、さあ、腰を使って!
201:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 09:18
主人が喜んでくれるならと、私は仕込まれたとおりに腰を動かし、徐々にスピードを速めていきます。
自分でも分かるくらい淫らな腰使いになっていました。
「あぁ…いぃ…すごく…いぃ!」
「ああ、いいよ、本当に、気持ちいい…君の、ここは…世界一だよ」
いつも自信たっぷりの主人が、声を上ずらせています。
私が一番幸せを感じる瞬間です。
202:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 09:22
「どんな、角度でも、感じるように…なったけど…うっ…一番、感じる…のは、これだね」
“夢見台”での“矯正”中に調べ上げられたその角度に、主人は巧みに誘導してくれます。
私は狂ったように腰を振り続けます。
そして……
203:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 09:25
私が果てる瞬間、主人の“精”が私の中に放たれたのです!
204:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 09:34
しばらく余韻に浸った後、主人は静かに私を立たせ、入れ替わるように椅子に座らせて、私の脚を大きく拡げました。
私の大好きな“お口できれいに”をしてくれるのです。
単なる“セックスマシーン”としてではなく、本当に大切にされている!
そう感じる時間です。
205:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 09:42
主人は、今までになかったくらい入念に、でもこの上なく優しく“お口できれいに”してくれました。
今度は私の番です。
主人の精と、私の蜜でベトベトになったそれを丹念に舐め取ってきれいにします。
先端に口を付けて、吸い上げるように精を舐め上げ、ごくりと音を立てて飲み込みます。
正直言って、とても不味い味しかしないのですが、これが愛情の証だと思うと少しも苦になりません。
206:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 10:19
“お口できれいに”をしながら私は、主人に聞いてみました。
「また元気にしていい?」
「あんなに“ヨガリ狂った”のに、物足りないのかい?」
戸惑ったように言う主人の声を聞いて、私は自分でも分かるくらいに真っ赤になっていました。
「ううん、そういうわけじゃないけど……」
207:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 10:24
「またにしておこう。ここでは一日に何回だって好きなだけ出来るんだから」
「はい」
主人としては食事の後、精力を回復させてからにしたいのだろう、そう考えて私は、主人に促されて裸のままお風呂場へと向かいました。
208:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 10:30
お風呂場では主人が丹念に私の身体を洗ってくれました。特にあそこは念入りに……。
続けてあの、革紐としか言えない私の“室内着”を洗い始めます。
「次に使う時のために、道具はきちんと手入れしておかないとね」
その言葉が私自身のことを含めて言っているようでもあり、お湯に浸かりながら私はまた真っ赤になっていました。
209:
名無しさん@お腹いっぱい。
:17/11/11 12:03
こうして私たちは次から次へ部屋を巡り、さまざまな体位でセックスを繰り返しました。
腰使いの時の“矯正”は、その他の体位にも好影響をもたらしていて、どの体位でも私は激しく乱れ、淫らに“ヨガリ狂って”、主人を大いに満足させたのでした。
そして、予定の一週間が迫ってきました……。
210:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/06 23:23
その日、私たちは“藤の間”“乱れ牡丹”でつながっていました。
二人で座っている揺り椅子の正面には鏡が開いていて、床からの照明が“つながった”部分を照らし出しています。
211:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/06 23:31
「つながっている所をしっかり見るんだ」
主人に促されて、私は鏡の中の自分たちの姿に目をやります。
「どう?」
「…しっかり…つながって…る…」
「触って確めるんだ」
主人は私の手を取って、その場所へと導きます。
「…あぁ…きっちり…根元まで…」
「心の隙間も埋まったかな?」
言葉が出せずに私はガクガクと頷きます。
212:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/08 08:11 ID:okA
「じゃあ、始めようか」
主人はゆっくりと揺り椅子を動かし始めます。
根元まできっちり、深々とした“つながり方”なので、そんなわずかな動きでも快感がじわじわと這い上がってきます。
それに、この体位だと…この体位だと、私の中の一番敏感な部分に主人の…が強く当たるので、時おり痺れるような快感が走ったりもするのです。
213:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/08 08:21
「これは“開発”の成果だよ」
主人がそんなことを言っていたのを、私は思い出しました。
「“開発”?」
私は聞き返します。
「そう、君は元々スケベだったんだよ。人一倍恥ずかしがり屋のくせに、人一倍敏感な身体に生まれついてきたんだ。
だから、心に反して身体が快感を求めてしまう。
気持ちよくなりたい、気持ちよくなりたいって欲求のトリコになってしまうんだな。
僕はただそのスイッチを探り当てて操作してるだけ」
そう言って主人は、私の胸の先端を弄り始めます。
214:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/08 08:30
「あん…」
私は思わず声をあげてしまいます。
「でも、ここは…」
主人は揺り椅子の動きを少しずつ速めていきます。
「ここは、僕が“開発”したんだよ。この体位で二人がつながるところが一番敏感になるようにね」
“夢見台”に様々なポーズで固定されての“夢見棒”による“矯正”、そのどれがそうだったのか、あまりにも多くの“矯正”をされてしまったため、私には分りませんでしたが、主人の言うことは確かでした。
私はまさに快感のトリコになっていたのです。
215:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/08 08:32
「…あぁ…いぃ…」
主人は私のバストを弄るのをやめません。この体位が好きなのは、バストを自由にするのに最適だからだと思えるほどでした。
216:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/08 08:38
軽く摘んだり、優しく指で弾いたり、全体を柔らかくもみほぐしたり…
結婚した当初は、私の微乳コンプレックスを解消してくれるためかとも思ったのですが、今鏡に映っている主人の顔は本当に楽しく嬉しそうで、
(ああ、この人は私ぐらいのバストが本当に大好きなのだ)
それだけでもう幸せな気分になってきます。
217:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/28 20:12
下から小刻みに突き上げらながらバストを執拗になぶられて、
私は高みへと押し上げられていきました。
そして、絶頂を迎えたその瞬間、ドクッ、ドクッと主人の精が私の中に放たれたのです。
最高の幸せを感じながら快感にのけぞらせる私の身体を、主人が優しく抱き止めてくれました。
218:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/28 21:06
しばらくそうして余韻に浸った後、私は主人の膝から降りて床に座ります。
“お口できれいに”の時間です。
まずゆっくりと吸い出して口に含み、ゴクリと音を立てて飲み込みます。
そして、口を開けて主人に確かめてもらうのです。
「上手になったね」
誉められて私は、すっかり嬉しくなってしまいました。
丁寧に舐め上げてきれいにします。また元気になってしまわないように気をつけながら。
219:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/28 22:30
次は私の番です。
椅子に座って大きく脚を拡げ、主人に“お口できれいに”してもらうのです。
主人は優しくとても丁寧にきれいにしてくれます。
きれいにしてもらいながら私は聞いてみました。
「ねぇ、なんで私が“イク”時が分かるの?」
主人が精を放つのは、必ずいつも私が絶頂を迎えたときなのです。
何もかも分かっていて、タイミングを合わせてくれているのだとしか思えませんでした。
220:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/28 22:42
「君の身体には“イク”寸前に、ある癖があるんだよ。でも、そこから先は企業秘密。女優さんに演技されては奉仕のしがいがなくなっちゃうからね」
「演技だなんて…」
“繋がって”いる時の私に、そんな余裕などないことは、主人が一番よく知っているはずなのに。
でも、私は黙っていました。
結婚直後の“検査”とその後に繰り返された“矯正”の時に、主人が私の身体をじっくりと眺め回していたことと、
私より先に“イク”わけにはいかないという、男性ならではのプライドと優しさ、それだけでもう充分に幸せをなのですから。
221:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/28 22:45
主人に“お口できれいに”してもらいながら、私は言葉を続けます。
「ねぇ、ここなくなってしまうんでしょう。もう少し延長できないのかしら?」
「気に入ったのかい?」
「うん」
私は小さく頷きます。
222:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/28 22:50
自宅以外での初めてのSEXという刺激以上に、このお宿の造り自体に、SEXを促す何かがあって、
ここでならためらいなく“交われる”気が強くするのす。
223:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/02/28 22:58
「分かった。明日の朝食は食堂へ出て、宿の人と一緒に食べることにしよう。そこで相談してみるよ」
「嬉しい。ありがとう」
「でも、だったらここ、もうちょっとお手入れしとかないとなぁ」
主人は伸びかけた私の茂みを優しく撫でながら、そう言います。
そのときの私には、その意味が分っていなかったのでした。
224:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/05/28 15:02
翌日は朝から二人で浴場へ行きました。
ほぼ初対面の人たちに会うのですから、身綺麗にしておきたかったからです。
丁寧に身体を洗って、脱衣場で浴衣に着替えようとすると、主人があの黒革の紐を差し出しました。
「これを着て行くんだよ」
「...!」
225:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/05/28 15:10
「ここにいる間は、この服を着るという約束じゃないか」
「でも...」
“服”とは言えないような“革の紐”、“着る”というより身体に“留める”だけの、そんな姿で初対面の人たちの前に出るなんて...そう言おうとした時、
「大丈夫。浴衣を着て隠せばいいんだから」
有無を言わせぬ主人の“命令”に、私は黙って従うしかありませんでした。
226:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/05/28 15:22
主人は私の身体をバスタオルで丹念に拭いて、“黒革の服”を着るように促します。
“底”に当たる二つの輪の中に順番に脚を入れると、
全体の中で一番広い、その底の部分が脚の付け根にしっかりと押し当てられました。
そこから繋がる二本の紐が、身体の前と後ろでそれぞれ引き上げられ、首の所でパチンと留められました。
227:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/05/28 15:26
「ぴったりのサイズだから、どんなに動いてもズレたりしない。大丈夫だよ」
主人は私の肩に浴衣を掛けながら、そう言います。
私は浴衣の前をしっかりと合わせながら、
(大丈夫。隙間から見えても、チョーカーに見えるだけだから)
自分にそう言い聞かせて主人の後について行きました。
228:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/16 07:55
「おはようございます」
食堂の席に座っていたのは、女将さん、仲居さん、女中さんの三人でした(古い言い方ですが、このお宿にはそれがぴったりします)。
主人が宿の人とは顔を合わさないよう気配りをしていたので、到着した日から二度目の対面ということになります。
229:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/16 07:58
食卓にはごく普通の家庭料理、でも精のつきそうな料理が並んでいました。
「いただきます」
手を合わせて、食べ始めます。
230:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/16 08:03
「てっきりお嬢さまかと思いましたのに、奥さまでいらしたのですね」
女将さんにそう話しかけられて、私は真っ赤になってしまいました。
各寝室では、出来るだけ夜具を汚さないように気をつけていたつもりでも、やっぱりどこかに跡が残ってしまうのは仕方がないのでしょう。
231:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/16 08:12
「そうなんだよ。こう見えてもう10年目なんだよ」
主人が話を引き受けてくれました。
「そのお祝いと、この人が尽くしてくれる感謝の印に、こうしてご厄介になったという訳でね」
「こんなにお若くてお綺麗な奥さまなら旦那さまの方がお尽くしになりませんとね。
そういえば、随分と若返られたように見えますわ」
232:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/16 08:24
主人と宿の人とは以前からの知り合いのようでした。
「奥さまも、お見えになった時よりお肌の色艶がぐっと良くなられて」「それは、こちらのお湯と食事のおかげなんじゃないかな」
「おそれいります。
残さず食べていただいた上に、そう言っていただけると、心を尽くしたかいがございます。
もう一晩、楽しい夜をお過ごしなさいませ」
「実は、そのことなんだがねぇ」
主人が延長の話を切り出そうとした時でした。
233:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/16 08:49
「あらっ」
女将さんが私の胸元に目をやって声を上げました。
和やかな会話にリラックスしすぎて、少しはだけてしまっていたのに気付かずにいたのです。
234:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/16 08:54
「まあ、こんなおイタを! いくらなんでも酷すぎじゃございませんこと? こんな奥さまの初さにつけこむなんて。
奥さま、嫌なら嫌だとはっきり仰有らないと。ここでは...」
235:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/16 08:59
「いや、これは...そういう訳じゃなくて...」
主人は、しどろもどろになっています。
(このままでは主人が悪者にされてしまう!
私が気遅れして会話に加われなかったのが、いけなかったんだ!)
そう感じて私は、思わず立ち上がっていました。
236:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/18 09:21
立ち上がった私は、するすると帯を解いて浴衣を脱ぎ捨てていました。
「違うんです!…これ、私が望んだことなんです!
…いえ、その…そう言葉で言ったわけでは…なくて…
でも、そう望んでいるのを察してくれて…」
自分でも何を言っているのか分かりませんでした。主人を悪者にしたくない、その一心だったのです。
宿の人たちは、あっけに取られたように私を見上げています。
主人は少しうろたえたように私と宿の人たちを見比べると、私が脱ぎ捨てた浴衣を手に取り、たたみ始めました。
237:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/18 11:43
私は立ったままくるりと後ろを向くと、しばらくそうしてから、また前に向き直りました。
「見てください…大事なところは…ちゃんと…ちゃんと…隠れてるでしょ…」
気がつくと、この“服”を最初に着せられた時、主人に言われたことを繰り返していました。
「細かく…採寸して…私に…ぴったりのサイズで…作って…くれたんです
…だから…だから…恥ずかしく…ないんです
…だから…主人は…少しも悪くないんです…悪くないんです」
私は、その言葉の通りなのだと、少し脚を開くと、姿勢を直して訴え続けます。
238:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/18 13:53
宿の人たちは、私の身体を舐めるように見ながら視線を上下させています。
(ここでひるんではいけない)
そう思って私はキッと仁王立ちになりました。
やがて、女将さんが口を開きました。
「失礼をいたしました。
ご夫婦のことに余計な口を挟みまして。
どうぞ、お召し物を」
239:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/18 16:48
軽く頭を下げて私は元の席に座りましたが、主人は気がつかないのか、浴衣を返してくれません。
でも、おどおどしているようには見られたくありません。
出来るだけ平静を装って食事を続けます。
240:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/06/18 16:56
宿の人たちにも、私から積極的に話しかけることが出来ました。
食材のこと、お風呂の泉質のこと、付近の景色のこと。
最初は戸惑いぎみだった女将さんたちも、
私の気遅れしない食べっぷり、話ぶりに合わせてくれて、思っていた以上に話が弾みました。
本当に穏やかな朝食の時間でした。私が裸同然の格好でいる以外には。
でもそれも、少しも気にならないのでした。
241:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/09/02 22:32
頃合いを見計らっていた主人が口を開きます。
「実は、もう1週間ここへご厄介になりたいと、これは二人で話し合ったんだけど...
それと例の部屋、あそこを使わせてもらいたくて...」
242:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/09/02 22:42
「まあ...」
女将さんは目を見張っていましたが、やがて私たちの顔を見比べながら、
「延長の件は大歓迎です。それだけお宿の寿命が延びるんですもの。お部屋の件は少し考えさせて下さいませ」
243:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 19:42
それからしばらく世間話をして、私たちは座を立ちました。
「ねぇ、「例の部屋」って何のこと?」
廊下を歩きながら、そう主人に訊ねて私は、はっと気づきました。
スリッパを食堂履きのまま、廊下へ出てしまっていたのです!
244:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 19:44
ちょっとした間違いではあっても、宿の人たちに動揺していたのだと思われるのはイヤでした。
主人を悪者にしないために、懸命に堂々と振る舞ったのですから。
245:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 19:49
「先に行っていて」
主人にそう言って、そうっと食堂へと取って返します。
食卓の上はきれいに片付けられていて、宿の人たちはもういません。
気づかれないようにそうっとスリッパを履き替え、急いで部屋へと戻ろうとした時でした。
調理場の方から、女将さんたちの声が聞こえてきたのです。
246:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 19:58
「でも、びっくりしましたよ、まさかあの方がねぇ」
「ほんと。ここへいらしても、ただお付き合いでつまらなそうに眺めているだけだったのに、ねぇ」
「まぁ、あれだけ綺麗な奥さまなんだから、年の差を考えたら、自分から離れられないようにするためには、「調教」しちゃうより仕方ないんでしょうけど、まさか、あの方がねぇ」
「それだけ奥さまを愛してらっしゃるってことなのよ」
247:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 20:03
「でも、奥さまの方はどうなのかしら?」
「相当参ってるんじゃないかしら、だって、いきなり浴衣を脱ぎ始めるんですもの。あの時はびっくりしましたけど、すぐに分かりました。もう完全に「調教」のトリコになってるんだって」
248:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 20:08
「そうかしら。あの時の奥さま、お顔から胸の辺りまで真っ赤だったじゃない。本当に必死な感じで。まだまだウブなんじゃないかしら」
「あなたたち、なんですか。お客さまの噂話なんて、はしたない」
249:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 20:13
「でも、女将さん、気にならないんですか?あんなにお若くて綺麗な奥さま、華奢でウブな方が、ここへ来ちゃうほど「調教」されてるんですよ」
「ご夫婦には、いろんな結びつきがあって、それは千差万別。お二人が決めることなのよ」
「じゃあ「例の部屋」もお使いいただくんですか?」
250:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 20:19
「それは...」
「どうなんです?」
「私も、奥さまの方は何も分からずに、ご主人の意のままになっているんじゃないかって思うのよ。
あの紐がこの宿での「調教着」だということもご存知ないんじゃないかしら。
いくらなんでも、あの初々しさではねぇ。お部屋の方はお諌めするつもり」
251:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 20:23
それだけ聞いて、私は食堂を離れました。
(チョーキョー?)
静かに廊下を歩きながらしばらく考えて、その意味に気づくと、自分でもはっきり分かるほど真っ赤になっていました。
252:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 20:29
私が夫婦の営みだと思っていたことは、実は「調教」だった!
主人が他の人にはそんなことをしていなかったというのは、とても嬉しかったし、私を手放したくないからという理由はもっと嬉しかったけれど、やはり聞いてみずにはいられませんでした。
253:
名無しさん@お腹いっぱい。
:18/12/10 20:30
部屋へ戻るとすぐに主人に聞いてみました。
「私、あなたに「調教」されてるの?」
254:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/01/03 15:59 ID:Ts
「どうしたの、急に? そうか、あの人たちに何か聞いたんだね。何を聞いたの?」
「いいから、答えて」
255:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/01/04 13:32
私が真顔なので、主人も真っ直ぐ私の目を見て答えます。
「「調教」っていうのは、相手の意思に関係なく自分の思う通りに躾をすることだよ。
これは君自身が望んでいることじゃないか、さっき君がそう言ったように」
256:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/01/18 10:15 ID:Fw
「それはそうだけど…」
私は、
私が「いや」と言っても、あの手この手で違った方向から話を進め、最後には頷かざるを得なくしてしまう主人のやり方を思い浮かべていました。
それに主人が「矯正」と呼んで私に施した行為のほとんどは、かつての私が知りもしなかったことばかりなのです。
それって本当は「調教」なのでは?
私には分からなくなっていました。
257:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/02/08 21:32
「それで、「矯正」されたこと後悔してるの?」
主人が優しく私の目を見ながら続けます。
正直に答えなくては、私はそう考えました。
258:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/02/08 21:39
「…好奇心はあったけど、本当はSEXするのって怖かったの。
でも、あなたが優しく導いてくれたから
…一つ…一つになる悦びを…感じられて…
ちょ…矯正されているうちに…隙間…隙間埋めてもらえて…
苦手だった…体位でも…感じるようになって…」
「でも、後悔してる?」
「ううん、どちらかと言えば、嬉しかった…」
259:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/02/09 13:08
「どちらかと言えば、か。
でも、嬉しかったということは、その方法こそ思ってもみなかったことであっても、心のどこかで君が望んでいたことだったんだよ。
だからこれは「調教」じゃなくて「矯正」なんだよ
」
260:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/02/09 13:21
主人に優しく言われると、いつものようにそれが本当なのだと思えてきます。
「そうね。疑ったりして、ごめんなさい」
「僕もいけなかったんだよ。その服はここでの「調教着」なんだから。
あの人たちが誤解したのも無理はない。
君にも話しておかなかったからね」
「ここって、どういう所なの?」
私は宿の人たちの会話をもれ聞いてから気になっていた疑問を尋ねてみました。
261:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/03/17 21:57
「ここ? ここは女の子を「調教」する場所なんだよ」
「……!」
262:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/03/17 22:03
「だから女将さんたちが誤解したのも無理はないんだ。
自分が「調教」した子をお披露目する人もいれば、
プロに頼んでお目当ての子を「調教」させる人もいた。
プロ同士でのショーを催すこともあった。
そういう場所だったんだよ」
「…あなたも? あなたも…参加…してたの?」
私は聞かずにはいられませんでした。
263:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/03/17 22:07
「いや、いろいろな付き合いでね。
この宿には何回か来てたんだが、
どうにも興味が持てなくてね」
「じゃあ、私が初めてなのね?」
主人の告白が、宿の人たちから漏れ聞いたことと一致しているので、私は嬉しくなりました。
264:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/03/31 15:49 ID:LM
「だからそれは“調教”じゃなくて“矯正”なんだって…」
「なぜ私だけだったの?」
主人の言葉を遮ってさらに尋ねます。
私だけが“特別な存在”だった、そのことが何よりも嬉しいのです。
265:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/03/31 20:31
「話すと長くなりそうだなあ。いつか必ず説明するよ」
「そうね。それで“例の部屋”って何?」
朝食の時の会話で気になっていたもう一つのことも訊いてみました。
266:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/03/31 20:33
「そのことだけどね。これなんだ」
そう言って主人が取り出したのは“四十八手”の本でした。
267:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/03/31 20:39
二人にとっての“相性”のいい体位を探すため、長い時間をかけて一つ一つ試してみるのに参考にした本でした。
中には上手くいかなくて二人で笑いだしてしまうような体位もありました。
体位に合わせて私が“夢見台”に固定され、その姿勢でイクのが好きになるよう、徹底的に“矯正”されたりもしたのです。
268:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/04/03 07:42 ID:Ts
生理的な嫌悪感からどうしても苦手だった“交尾”の体位が大好きになったのも、この本がきっかけでした。
269:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/04/03 07:48
今では、
「好きな体位を聞かれても“交尾”なんて答えちゃダメだよ」
「大丈夫。そんなこと訊かれたら「体位って何ですか?」って訊き返すから」
「もう“スケベさん”じゃないんだ」
「そう。私がスケベになるのは、あなたといる時だけ。
だから私を、世界一スケベなセックスマシーンにしちゃって」
「そうだね。“スケベさん”の才能が満開になるまで、じっくりと“矯正”してあげるからね」
そんな会話が飛び出すくらい、お世話になった本なのです。
270:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/04/06 06:39 ID:uU
その最後のページはシールで封がしてありました。
簡単に剥がせるシールなのですが、
主人なりの“演出”があるのだろうと、
私はあえて剥がさずにいたのでした。
271:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/04/06 06:41
無言のまま主人は私の脇に回り、ゆっくりとそのシールを剥がしていきます
そして、やはりゆっくりとページを開きました。
272:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/04/06 06:51
そこに書かれていたのは、
・理非しらず
女性の両手、両腿を縛る体位。
縄で縛って無理矢理犯してしまったことが“理非しらず”の由来。
腰使いだけでなく、全ての主導権が男性にあり、女性はその隸属状態を楽しむ。
男.女性の両手足を縛って無理やり挿入
女.嫌なら断るべし
とありました。
273:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/04/06 06:55
「これをするの?」
ゆっくりと三度読み返して私は主人に尋ねました。
そのすぐ後に、ゴクリと喉が鳴るのが自分でも聞こえました。
主人は横から私の顔を覗き込むようにして、
「そうだよ」と答えます。
274:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/05/11 20:24 ID:Fs
「“夢見台”じゃダメなの?」
「“夢見台”は“矯正”用だからね。
これは君の身体を完璧な“セックスマシーン”に仕立て上げるためにどうしても必要な儀式なんだよ。
だから、“除膜”10周年を兼ねて、この場所を選んだんだ」
275:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/05/11 20:33
“完璧なセックスマシーン”という言葉がまた私の好奇心と自尊心を誘います。
私は何度も喉を鳴らしていました。
「私、“調教”されちゃうの?」
ゴクリ、とさらに大きな音を立てて喉を鳴らしながら、私は尋ねます。
「何度も言ったろう。君の意志を無視して行うのが“調教”、君が同意するのなら、それは“矯正”の一環なんだよ。
そこにも書いてあるじゃないか、「嫌なら断るべし」って。
君の気持ち次第なんだよ」
主人は私の目を真正面から見据えながらそう答えます。
276:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/05/11 20:47
こういう時の主人は、たとえ私が「イヤ」と言っても、あらゆる方向から攻め手を変えて、最後には必ず「うん」と言わせてしまう人なのです。
そんな“あの手この手”を楽しみたい気持ちもないではありませんでしたが、
私にはもっと強い欲求がありました。
その欲求に衝き動かされて私は、また喉を鳴らしてから、きっぱりとこう言ったのでした。
「私を“調教”して。
私、あなたに“調教”される最初で最後の女性(ひと)になりたいの!」
277:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/08/09 01:00 ID:oM
主人は私の目をじっと見て、しばらく考えていました。
そして頷くとこう言いました。
「分かった。明日女将さんにもう一度頼んでみよう」
278:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/08/09 01:06
でも、漏れ聞いたあの会話の様子では、ただ頼んだだけでは無理と私には分かっていました。
だから、主人の目をじっと見ながら決心したのです。
「お願い。これから一時間だけ何も聞かずに私の言うとおりにして」
279:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/08/09 01:10
「何を言い出すんだ、いきなり」
「お願い。“例の部屋”を使わせてもらうためなの。何も聞かずに私の言うとおりにして」
私の真剣さから主人にも察しがついたのでしょう。
また私の目をじっと見ながらこう言ってくれたのです。
「分かったよ。言うとおりにしよう」
280:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/08/09 01:12
いつもは主人の言いなりになってばかりの私が、反対に主人を思い通りにする。
そう考えただけでもう胸がドキドキしてきました。
281:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/13 03:55 ID:M.
夕食は部屋へ運んでもらって済ませ、その後で布団を敷いて、私は主人に仰向けに寝てもらいました。
「何をする気だい?」
いぶかしげに主人が尋ねます。
「いいから黙って私の言う通りにして」
主人を制して、私はお膳を下げてもらうためのブザーを推しました。
282:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/13 04:04
「お下げいたします」
やってきた宿の人に、私はこう言いました。
「下げたら、みなさんを呼んできて下さい」
283:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/13 04:30
「お呼びでしょうか」
部屋のはいり口に並んで座った女将さんたちに頷いて、部屋の明かりを消して真っ暗にしてから、私は主人の枕元にひざまづき三つ指ついて、
「ご奉仕いたします」
そう言って、寝たままの主人の浴衣の前を拡げました。
284:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/13 04:41
あわてて起き直ろうとする主人を、手のひらで軽く制して、私は続けます。
主人のモノを口に含んで舐め回したのです。
285:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/15 19:36 ID:PE
主人が私の“感じるところ”を知り尽くしているように、
私だって長年主人に仕込まれて、主人の“感じるところ”を分かっています。
“裏筋”に舌を這わせ、“カリ首”を舐め回して、先端にキスをした後、すっぽりと口に含んで、唇と舌で舐め回す。
全部、主人から教えられたのです。
286:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/15 19:41
最初は緊張していた主人も、緩急をつけての私の刺激にみるみる反応しだしました。
急激に力強さを増し、気のせいか、いつもよりそそり立っているかのようです。
(やったぁ〜!)
私は嬉しくなりました。
287:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/15 19:45
最後にもう一度“裏筋”を舐め上げ、私は頭を上げました。
そして、主人のモノに手を添えたまま主人の身体に跨がって、ゆっくりと腰を沈めていきました。
288:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/15 19:49
主人んお先端をあてがうと、またゆっくりと腰を下ろしていきます。
本当は主人と向き合いたいのですが、女将さんたちに見てもらうためなのですから、主人には背を向けて“繋がる”しかなかったのです。
289:
名無しさん@お腹いっぱい。
:19/11/15 19:57
「あぁ...」
出来るだけ静かに主人を迎え入れようとしていたのに、思わず声が出ていました。
腰を沈め切ったところで、床に置いたランプのスイッチを入れました。
主人のを見られるのがイヤで真っ暗にしておいたのですが、ここから先は、演技ではなく本当に“繋がっている”ところをしっかりと見てもらわなくてはなりません。
全部、私が望んでしていることなのだ。そう認めてもらわなければ“例の部屋”の鍵は渡してもらえない。
そう考えたのです。
290:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/01/06 18:16
肘掛け椅子や“夢見台”で主人がしていたように、ランプの光はその箇所を照らすようにセットしておきました。
だから、女将さんたちには、私たちが“繋がっている”のがはっきりと見えるはずなのです。
私はそちらをしっかりと見ながら、主人に仕込まれた通りにゆっくりと腰を使い始めました。
291:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/01/06 18:20
「...あぁ...」
最初の動きでもう声が出ていました。
“夢見台”で徹底“矯正”された私の内襞は、主人と“繋がって”しまったら、それがどんな角度からであっても感じてしまう、そんな身体になってしまっていたのでした。
292:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/01/06 18:27
頭の中が真っ白になりかけながらも、私は必死で腰を動かします。
快感に貫かれながらも、自分の腰がひどく淫らな動きをしているのが分かります。
でも、それを止めることは出来ません。
このお宿でのことは全て、私が望んでいることなのだ。そう分かってもらわなくてはならないのです。
私はなおも淫らに腰を使い続けます。
293:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/01/06 18:51
なのに主人は、緊張しているのか、それともこの状態を楽しんでいるのか、なかなかイッてくれないのです。
私は意識が飛ばないよう、時々激しく頭を振っては、また淫らな腰使いを繰り返さねばなりませんでした。
主人に責め立てられている時と同じく、汗と涎とで顔はもうグチョグチョです。
それでも必死で続けました。
全ては、主人を“悪者”にしないためなのです。
294:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/01/06 22:46
やがて...
ドクドクと音をたてるかのように、私の中に主人の“精”が注がれ出しました。
気のせいか、いつもより勢いを増しているように感じます。
私は身体をのけ反らして、それを受け止めました。
295:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/01/06 22:50
でも、それで終わりではありません。
“精”を放ち終えた主人が小さくなっていくのを感じながら、ランプの明かりを消し、主人の身体から離れると、
私は布団の脇に正座して三つ指をつきました。
「お口できれいにいたします」
そう言って主人を口に含みます。
296:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/01/06 22:54
ペチャペチャとわざと音をたてながら舐め取り、先端から吸い出すようにして、ゴクリと音をたてて飲み込みます。
そうして、主人にバスタオルを被せてから、女将さんたちの方へ向き直り、
「どうか“例の部屋”を使わせて下さい」
そう言って、畳に頭をつけました。
297:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/01/06 22:58
「分かりました。明日の朝、お食事の時にお渡しいたします」
そう言って、女将さんたちは立ち上がりました。
298:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/02/16 08:42
「びっくりしたよ」
扉を閉めて女将さんたちが立ち去ったのを確認すると、主人は寝床から起き上がりました。
「ごめんなさい。でも、ああしないと鍵渡してもらえそうになかったから...」
「それはいいんだ。君の言うとおりなんだろうから。
それより、あんな淫らな腰使いが出来るようになってたなんて、
そっちの方に驚かされたよ」
299:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/02/16 12:39
「あなたに仕込んでもらったから...それに必死だったし...」
「にしてもスゴかったよ。普段の何倍も締めつけがよかったし。
セックスマシーン・範子の完成性能テストとしては充分すぎるくらいだったよ」
300:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/02/16 21:39
「でもまだ“理非知らず”が残ってるから...私を“調教”して試して欲しいの」
主人は黙って私の顔を見つめていましたが、やがてこう言いました。
「どうしてそんなに“調教”にこだわるんだい?」
301:
名無しさん@お腹いっぱい。
:20/02/16 22:56
言われて私は気づきました。
女将さんたちが、私の知らない主人の一面を知っていた、その事に私は嫉妬していたのだと。
だから、主人にとって私がそれ以上の存在、
“不慣れな”主人が“調教”したくなるほどの唯一の存在であることを、
彼女たちに教えなくては、私の気持ちが治まらないのだと。
でも、私はただこう言いました。
「あなたを愛しているから。
大丈夫、私、平気だから。
思う存分“調教”して」
302:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/02/06 20:09 ID:uU
それから主人は私を連れて大浴場へと向かいました。
「明日のために、きちんと手入れしておかないとね」
私を椅子に座らせて、まず“お口できれいに”してから入念に優しく洗ってくれます。
303:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/03/15 22:25
私の身体を石鹸の泡だらけにして、一通り洗ってくれた後、
主人の指は、私の一番敏感なところへと伸びてきました。
そうしてそこを優しく、でも執拗に撫で始めたのです。
304:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/03/15 22:30
「???あぁ???」
思わず声が出てしまいました。
身体をズラして逃げようとしたのですが、
もう一方の手でガッチリと肩を抱かれているのでにげられないのです。
主人の指の小刻みな動きは、だんだん速さを増していきます。
305:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/03/15 22:35
「明日はセックスあマシーンNo・Ri・Koの完成式だからね。
これは、その前の性能テストなんだよ」
306:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/03/21 20:14 ID:vY
「私、テストされてるの?」
主人の手によって、主人好みの身体に造り変えられる、そのことがゾクゾクするほど嬉しいのでした。
「男がしたいと思った時に、すぐに挿入可能な状態になる、それがセックスマシーンの第一条件だからね」
そう言いながら、主人の指は私の一番敏感な部分を優しく適格に責め立てていきます。
307:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/03/22 04:20
「...あぁ...いぃ...」
主人の指の巧みな動きに息を喘がせながらも、私の頬には笑みが拡がっていきます。
そのことなら自信があったからです。
敏感な部分を責められなくても、主人に優しく肩を抱かれて耳元で囁かれるだけで“蜜”が溢れ出す、私の身体は、そんなふうに“矯正”されていたのですから。
308:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/03/22 04:25
そして今、主人の指使いに反応して、驚くほどの大量の“蜜”が溢れ出し、
私の敏感な先端は固さを増して、
差し入れられた主人の指を絡みつくように受け入れているのが、はっきりと感じられるのです。
309:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/03/22 04:41
「...どう?...私、合格?...」
息が乱れそうなのを必死に隠して、にっこりと笑顔を作りながら主人に問いかけます。
結果は分かりすぎるほど分かっているのに、
それをどう言葉で言ってもらえるのか、ゾクゾクするほど期待しているのです。
310:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/02 07:40
でも、主人はそんな私の想いに気づかないのか、分かっていてわざと焦らしているのか、そ知らぬ顔で言うのです。
「これはね、手マンって言うんだよ」
「てまん?」
主人のペースに乗せられると分かっていていながら、私は尋ねずにはいられません。
311:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/02 07:47
「こういう字を書くんだよ」
主人は指の動きを止めて、掌に「手マン」と文字を書きました。
「まぁっ!?」
その意味が分かって、私は思わず顔を赤らめます。
「これは好きかい?」
そう言って私の唇に指を当てました。きちんと答えなさいという合図です。
そうして左手で私の肩をなおいっそう強く抱きながら、右手を「手マン」の「マン」の部分に這わせていきます。
312:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/02 07:50
すぐにまた私の一番敏感なところを探り当てて責め立てる巧みな指使いが再開されて、私は息を喘がせてしまいます。
313:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/02 07:57
「あぁ…」
「どうなんだい?」
私の身体を知り尽くした主人の指に、私はあっというまに高みへと押し上げられて、口をきくのがやっとです。
「言うから…言う…から…少し…少し、緩めて…ちゃんと…ちゃんと、言うから…」
「好きなんだね?」
指の動きを緩めながら、主人は念を押してきます。
314:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 08:36
「好き…○○さんにしてもらうの…好き…あぁ…い…いぃ…」
「何が好きなのかな?」
手の動きに強弱をつけながら、主人は意地悪く尋ね続けます。
私はひと呼吸おいてから、やっとの思いで答えます。
「…テ…テマン?…」
315:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 08:49
「こんな格好で弄られて恥ずかしくはないのかい?」
主人の問いかけはまだまだ続きます。
何事も徹底してやりおえなければ気の済まない人なのです。
「は…恥ずかしいけど…好き…好きなの…あぁ…」
「それはなぜかな?」
「…恥ずかしい…恥ずかしいけど…あぁ…きも…気持ちいい…気持ちいい…から…」
316:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 08:54
気持ちいい、それは主人に教えられたーーこの家流に言えば、仕込まれたーー言葉です。
「どうしてそうなんだろうね?」
主人の問いかけはまだまだ続きます。
迫りくる快感に飲み込まれそうになりながら、私の頭はグルグルと、主人が喜びそうな言葉探します。
「私…私…スケベ…スケベ…だから…あっ、あぁ…」
317:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 09:34
主人はようやく満足したようでした。
指の動きを緩めると、始めに戻って私の一番敏感な部分を探り当て、ゆっくりと弄り始めます。
同時に左手の人差し指を私の唇に軽く当てました。
最初からきちんと言うようにという合図です。
私はガクガクと頷きながら必死に言葉をふり絞ります。
318:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 09:37
「範子は…範子は…ス…スケベなので…
○○さんに手…手マンしてもらうのが…好き
…大好き…です…あぁ、あぁぁ…いぃ…すごく…いぃ…」
319:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 14:58
「よく言えたね、可愛いスケベさん。
ココの反応も抜群だし、
合格点、120点満点だよ」
「嬉しい…」
主人の身体に身を寄せて、沸き上がる快感に頭の中が真っ白になりかけた時、
主人が突然、指の動きを止めてしまったのです!
320:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 15:39
「……!」
戸惑う私に、主人は優しく言いました。
「今日はここまで」
321:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 16:37
「明日はセックスマシーンNo?Ri?Koの完成式だからね。
体力を温存しておかないと」
「そんなに激しくするの?」
喉の奥がゴクリと鳴りました。
頬が赤らんでいるのが自分でも分かります。
322:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/09 16:41
「いや、ほら…それと」
言われて私も気づきました。
「そうね、私、“調教”されちゃうんですものね」
そうして主人の目を真っ直ぐ見つめてこう言いました。
「私を“調教”して下さい」
323:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/12 13:01
主人は何も言わず優しく頷いて、
私の身体に手桶で優しくお湯をかけてくれます。
そうして脱衣場へ戻ると、私の背中を優しく二度撫で上げました。
「ぁん…」
私は身をよじって、思わず声を出しました。
324:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/12 13:05
それは“夢見台”に固定されて“夢見棒”を挿れられ、スイッチが入る直前のことでした。
主人は私の身体の方々を撫で上げたり、唇を這わせたりしながらスイッチを入れ、徐々に振動を強めていくのでした。
325:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/07/12 13:10
「君は全身に“性感帯”の芽があるスケベ体質なんだからね。
その方も一緒に“開発”してあげるよ」
この背中も、そうして“開発”された“性感帯”の一つなのです。
326:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/10/14 04:17 ID:g6
そしてこの二度撫で上げるのは、私たち二人で決めたある合図でもあるのです。
私はそれに従って、脚を肩の幅に拡げて立ち、両腕を横に大きく拡げます。
327:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/10/14 04:20
そうすると主人がバスタオルを私の頭から被せて、私の身体を丁寧に拭いてくれるのです、父親が子どもにするように。
328:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/10/14 04:27
どちらからともなく始めて定着したちちゃくしたこの儀式が二人の距離を一層縮めてくれるのです。
時々イタズラ気に私の敏感な部分にバスタオルを這わせることもあるのですが、その日はそんなこともなく、私は身体を拭かれ終わりました。
329:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/10/14 04:31
私がそのままの姿勢でいると、主人は浴衣を着せかけて紐も締めてくれます。
「さあ、これで君はセックスマシーンじゃなくて
可愛い大切な奥さんになったんだよ。
どっちがいい?」
主人が何気ない調子で問いかけます。
330:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/10/14 04:33
私は少し考えてから、
「セックスマシーン。私を“調教”してほしいの」
と答えました。
331:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/10/14 04:51
主人はしばらく黙っていましたが、
「本気なんだね?」
と念を押します。
私が「本気よ」と力を込めて答えると、
「分かった。今夜はゆっくり休むんだよ」
そうして二人で寝室へと戻りました。
332:
名無しさん@お腹いっぱい。
:21/10/14 04:54
二人で寄り添って一つの布団で寝ることもあるのですが、
「身体を休めるんだよ」という主人の言葉に従って、
その夜は別々の布団に入って眠りました。
333:
名無しさん@お腹いっぱい。
:22/01/02 22:20
翌朝、目を覚ますと主人はもう身支度を整えています。
やっぱり私のことを“調教”したくて仕方がないのだと、私は嬉しくなりました。
334:
名無しさん@お腹いっぱい。
:22/01/13 15:49 ID:Zs
私も着替えようと「調教着」に手を伸ばすと、主人がそれを遮りました。
「女将さんたちはもう納得してるんだから、普通に浴衣でいいんだよ」
335:
名無しさん@お腹いっぱい。
:22/01/13 15:51
「ううん、いいの。この宿での決まりどおりにしたいの」
336:
名無しさん@お腹いっぱい。
:22/01/13 15:52
(「調教着」と同じ画像が見つかったので貼っておきます。
おそらく、この宿の物を真似たのでしょう)
https://erocate.com/yahoo/x597604285#&gid=1&pid=1
337:
名無しさん@お腹いっぱい。
:22/02/27 05:49
引き出しの奥を覗くと、いろいろな色の首輪も見つかりました。
「これなぁに?」
「それはここに来ている女性を区別するための物なんだよ。
白は“調教”とは無関係の人、茶色は“調教”初心者、黒は“調教”中、赤は“調教”済み。
他の人たちにも一目で分かるようにね」
「無関係の人もいたの?」
「見物するように言われて連れて来られた女性とか、まあ好奇心旺盛な人とか、いろいろだったね」
「じゃあ私は、この茶色ね」
338:
名無しさん@お腹いっぱい。
:22/02/27 05:56
「それも付けるのかい?」
主人は戸惑いの色を隠せません。
「全部このお宿の決まりどおりにしたいの
」
今日は茶色で、明日の朝赤い首輪を付けて行ったら、女将さんたちはどんな顔をするんだろうか、そう考えるだけでワクワクしてきました。
339:
名無しさん@お腹いっぱい。
:22/08/28 09:05 ID:n6
「自分で付けるの?」
主人は私の顔を見つめていましたが、
私が本気だと察してくれたのでしょう、
茶色の首輪を手に取りながら、
「ご主人様に嵌められてしまうんだよ」
そう言いました。
「じゃあ、嵌めて下さいませ、ご主人様」
私が悪戯っぽく言うと、主人は首輪を持って私の後ろに回ります。
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