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4:名無しレッズさん 06/11 13:43 ID:??? [sage]
― 二人とも観客動員の多い浦和に今年から移籍加入していますが、前所属チームと比較して気がついたことはありますか?
相馬 ヴェルディでは地域密着が足りなかったのかな、と感じます。浦和に来てみると、どんなところを歩いてもサッカーが盛んで、とても目立ちますよね。しっかりと根付いている。地元の人がたくさん応援してくれます。もちろん、他のチームだって努力しているのでしょうけど、ここまでは根付いていないということだと思います。ヴェルディの場合はホームタウンを川崎から稲城に替えたこともあって、浸透するのはなかなか難しかった部分はあるんですけどね。
黒部 相馬が言った地域密着が足りないというのは僕も感じます。僕がいた京都は練習場が京都市の中心部からかなり離れたところにあるんですね。土地が必要になることなので、経営的に考えるとそれも当然なのかも知れませんが、やはり地域密着という意味では練習場が市の中心部にあった方がいいですよね。練習場で触れあうことによって、試合にもより一層足を運んでくれることにもなるし。
― 練習場が近くにある方が親近感が湧くのでは、ということですね。
黒部 そうですね。やはり練習場が選手たちを一番身近に感じられる場所だと思うんです。お疲れさまって声をかけたりしてコミュニケーションがとれるのは、練習場でしか出来ないことですから。中心部から近くて、お客さんたちに見に来てもらえるような練習場…この大原のような練習場…が必要なんだと思います。大きなコストがかかるかも知れませんが、還元できる可能性も多くあるところです。人を増やすきっかけには必ずなると思うんです。
― サッカー選手全体の年俸を向上させていくためには、お客さんに多く来場してもらうことが必要です。それには選手の協力も必要になりますが、なにかアイディアはありますか?
相馬 集客という意味では、ヴェルディ時代に小学生の頃在籍していた少年団(川崎・南百合丘SC)の子供たちを500人くらい招待したことがあります。もちろん、自腹でチケットを購入して。(笑)とはいえ、個人負担で招待をするのは限界もありますので、選手会で負担したり、席が埋まらない試合ではチームから提供を受けて、選手が子どもたちを招待するのもいいと思いますね。
黒部 僕も京都時代に自分でチケットを購入して「黒部シート」というシートを用意して、子どもたちを招待していました。
相馬 チームも集客に成功しているNFLの手法を取り入れるとなど、広く考えた方がいいですよね。
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