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(・∀・)ノmmo!熱血専用スレッドVer0.000001
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4:例題: 03/03 02:10 ID:??? [sage]
カビと鉄サビなど、遺跡独特の匂いがする。
時おり遠くで鉄の響きあう音が聞こえている。
「先客が、いそうなものだけど、そういう意味では、静かだな…」
…。
「何か声が、聞こえたぞ、何処にいるんだ?」
とある部屋では、地面に魔方陣が浮かび上がり
怪しげな怪物が戦闘たいせいに入り、スキをうかがうように、しながらも、
ある英雄グループに襲いかかろうともしている。「真ん中の通路を通ってこい!
魔方陣から妖しげな怪物が出てきた、早く!! 」
ふと見るとベンチに一人の若い男が座っていた
時おり怪しげな稲光をまといつつも怪物は襲いかかってくる。
部屋のおおきさは先ほどに比べると小さいが、
石造りの調度品などが荘厳である。
モンスターと勇者が戦っているのを若い男に見えるものが
うかがっている。若い男に見えるものが何やら小さく唱える
「 」
小声のためうまく聞き取ることは出来なかったが呪文のようだ
だが勇者には聞こえたらしくモンスターと戦闘中だというのに
若い男らしきものの方向に視線を走らせてしまった。
その瞬間、モンスターの鱗に覆われた腕が振り下ろされる
その鋭く異様な輝きで光る爪が勇者の首筋を狙っていた
「うわぁ、こえぇぇ」
若者の緊張感のない声が狭い室内で反響し、意外な大きさに
自分自身驚いてしまった。
耳はいいのだろう、突然の声にモンスターが気を取られる。
そのわずかな間に若い男と思われる人物が、
鮮やかな動作で体を覆う鎧を脱ぎ捨ててしまった。
戦場において身を守るのに鎧は不可欠だというのに、どういうつもりなのだろうか。
上下が繋がった異国風の布の服一枚になった男が何者なのか、若者には解らなかった。
こんなダンジョンの中で鎧を脱ぐなんてなんて人だろう・・・
若い男のことがきにかかり、足は自然にそっちへ向かっていた。
そばにいるはずのモンスターのことなんてすでに頭になかった
そうさせるだけの魅力がその若い男にはあったのかもしれない。
(どういう戦いかたするのかが、見ものだな)
「へへ、へへへ…」
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