[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄

(・∀・)ノmmo!熱血専用スレッドVer0.000001
1/2頁 (15件)
4:例題: 03/03 02:10 ID:??? [sage]
カビと鉄サビなど、遺跡独特の匂いがする。

時おり遠くで鉄の響きあう音が聞こえている。

「先客が、いそうなものだけど、そういう意味では、静かだな…」
 …。
「何か声が、聞こえたぞ、何処にいるんだ?」

とある部屋では、地面に魔方陣が浮かび上がり
怪しげな怪物が戦闘たいせいに入り、スキをうかがうように、しながらも、
ある英雄グループに襲いかかろうともしている。「真ん中の通路を通ってこい!
魔方陣から妖しげな怪物が出てきた、早く!! 」

ふと見るとベンチに一人の若い男が座っていた

時おり怪しげな稲光をまといつつも怪物は襲いかかってくる。
部屋のおおきさは先ほどに比べると小さいが、
石造りの調度品などが荘厳である。

モンスターと勇者が戦っているのを若い男に見えるものが
うかがっている。若い男に見えるものが何やら小さく唱える
「     」
小声のためうまく聞き取ることは出来なかったが呪文のようだ
だが勇者には聞こえたらしくモンスターと戦闘中だというのに
若い男らしきものの方向に視線を走らせてしまった。
その瞬間、モンスターの鱗に覆われた腕が振り下ろされる
その鋭く異様な輝きで光る爪が勇者の首筋を狙っていた

「うわぁ、こえぇぇ」
若者の緊張感のない声が狭い室内で反響し、意外な大きさに
自分自身驚いてしまった。
耳はいいのだろう、突然の声にモンスターが気を取られる。
そのわずかな間に若い男と思われる人物が、
鮮やかな動作で体を覆う鎧を脱ぎ捨ててしまった。
戦場において身を守るのに鎧は不可欠だというのに、どういうつもりなのだろうか。
上下が繋がった異国風の布の服一枚になった男が何者なのか、若者には解らなかった。

こんなダンジョンの中で鎧を脱ぐなんてなんて人だろう・・・
若い男のことがきにかかり、足は自然にそっちへ向かっていた。
そばにいるはずのモンスターのことなんてすでに頭になかった
そうさせるだけの魅力がその若い男にはあったのかもしれない。

(どういう戦いかたするのかが、見ものだな)
「へへ、へへへ…」
[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧

名前:
Eメール:
コメント:

sage
IDを表示
画像を投稿(たぬピク)
現在地を晒す