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しぃ死ね消えろうざい邪魔者
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144:TAKAどさんこ 06/07 21:00 [sage]
「もはや、のがれることはできんぞ」
「グェーッ」
さわやかな朝の挨拶が、澄み切った青空にこだまする。
オシシ様のお庭に集う団員たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、
背の高い門をくぐり抜けていく。
汚れを知らない心身を包むのは、深い色の覆面。
団員のプリーツは乱さないように、黒いセーラーカラーは翻らせないように、
ゆっくり歩くのがここでのたしなみ。
もちろん、締め切りギリギリで走り去るなどといった、はしたない生徒など存在しようはずがない。
私立くらやみ女学園。
明治三十四年創立のこの学園は、もとはフニャコの逃亡のためにつくられたという、
伝統ある火炙り系お嬢様学校である。
東京都下。フニャコの面影を未だに残している緑の多いこの地区で、
神に見守られ、幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられる団員の園。
時代は移り変わり、元号が明治から三回も改まった平成の今日でさえ、
十八年通い続ければ温室育ちの純粋培養くらやみ団が箱入りで出荷される、
という仕組みが未だ残っている貴重な学園である。
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