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5: 10/07 17:07
題名『万力ジャンケン』【ダッコ革命軍】・・・
何時も何時も『ダッコ』とか『マターリ』とかウザイ事を言っている最低劣等種のしぃが
自分達の欲求の為だけの世界を創る為に【ダッコ革命軍】と名乗り
もう何度目なのか分からないが、
『革命』という名のテロ活動を行い
とりあえず今回は
見 事 に 失 敗
途中経過は分からないが
テロ組織の【ダッコ革命軍】は、
【しぃ対策委員会】通称『しぃ対』に組織のしぃの殆どを殺された上に
組織の権力者と思われるしぃを何匹か生け捕りにされてしまって
今回は其の中の二匹が処刑されようとしている所だ・・・
「ようこそ拷問室へ、【ダッコ革命軍】の方々・・・」
一人のモララーが死刑囚の様に両手を縛られて目隠しをされている二匹のしぃに語りかけている
話しかけられている二匹の顔に生気が無い事が目隠しされていてもモララーには簡単に伺える
「貴女方には下手糞な銃殺刑等の処刑は行いません
死ぬまで後悔させてあげます・・・」予め処刑の日時を伝えられていた為に二匹は覚悟が出来ていたのか
拷問室までの連行は何事も無くスムーズに進められた
「・・・君達には今からゲームをしてもらいます」
「ゲーム・・・」
「ナニ・・スルノ」二匹は捕まってからずっと留置所の様な部屋に押し込められていた為なのか
声は、疲れきっていて、口調がゆっくりしていて、どこかヤケクソ混じりな、そんな声で、
通常のアフォしいに見受けられる自分勝手でハイテンションな言葉は一切喋っていない・・・
まあ、喋っていたらその場で殺されてしまう為だろうが・・・「な〜に君達の様な低能なクズにも理解出来る簡単な『ジャンケン』さ」
「ジャン・・・ケン」
「シナキャ・・・イケナイノ?・・」
二匹はモララーの言葉に困惑している・・・
モララー達・・・【しぃ対策委員会】が行ってきた処刑は
ミミモギや腕モギは当たり前で、
生きたまま火あぶりにしたり、半強制的に同族を殺させる様な
正しく悪魔の所業のような行為の筈なのに・・・
言うにかいて罰がジャンケン?そんな子供のする事?
只のジャンケンじゃないにしろルーレットとかもっと面白そうな物がありそうなのに・・
わざわざどうして地味なジャンケンにするの?
もうすぐ死ぬ私達がそんなことしなけれればならないの?
「その通り、『しなければならないジャンケン』を何回もして貰いたいんだ」
「・・・・・・?」
「・・・・・・?」
何を考えているの?
単なるジャンケンである筈は無いが、
どうして『しなければならないジャンケン』なのだろう?
若し、負けたほうが処刑されるとしても一度で済む筈・・・
其れなのに・・・
・・どうでもいいか、今からやるジャンケンがどんな物であろうとも・・・
もう私は・・・もう私達には・・ 『・・・・・もう私達に逃げる所なんて無い、虐殺されるだけだ・・・・』
二匹の頭の中には、その言葉しかなかった
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