[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄

34の小説関連スレ パート2
45/47頁 (463件)
443:なんてことっ ◆HLWHbtj2 12/28 06:15
ところで小説の指導なら私の方が必要としています。

何かが聞こえる。
 其れは低くなったり高くなったりを繰り返したと思えば、小さくなったり大きくなったりした。
一定のリズムを保っている。…歌?誰かが歌っているのだろうか。
歌に混じって何か液体の爆ぜる様な音がする。なんだろう。
私はむっくりと起き上がると、音の正体を確かめるため、ゆっくりと音のする方へ近付いていった。
「〜〜〜♪〜〜♪」
女性の声かと思ったが、よくよく聞いてみるとどうやら男性らしい。
私はスルスルと居間へと続くドアを開けた。
「…………!?!?!?」
 ドアを開けた瞬間、肉の焼ける否な臭いと、何かどこかで嗅いだことのあるような生臭さに包み込まれた。
『─────逃げなければ!』
私の体は自分を守るために、私の能が危険を理解する前に飛び出した。男が私に気付いた。
私は恐怖に駆られ、逃げ惑う兎のように玄関へ走る。玄関のドアノブは直ぐそこ、外は直ぐそこ───
男の指先を高等部に感じたが、ドアノブを回し、押した。綺麗な青空が見えた。助かった!!
「コレだから糞虫は。」

[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧

名前:
Eメール:
コメント:

sage
IDを表示
画像を投稿(たぬピク)
現在地を晒す