[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄
552: 03/30 04:14
Sは苑子と幼馴染み。
離れ離れになってからもメールでやり取りを交わす程の仲である。
今日は1ヶ月に1度、苑子と会う日。場所は苑子宅。
Sは浮かれていた。
昨日のうちに新調した衣服を着用し、意気揚々と家を出た。
「ピンポ〜ン♪」
苑子の家に着くと胸が高鳴るのを押さえ、呼び鈴を押す。
いつもならすぐ、「は〜い」と声がして母親でも出てくるのだが、今日は返事が無い。
「車が無いということは、出かけているのかな?」
Sは入り口に手を掛けると、ドアが開いた。
鍵はかかっていなかった。
「おじゃましまー…す」
申し訳なさそうに中に入ると苑子の靴が乱雑に置かれている。
「苑子ちゃ〜ん」
そう言いながら中に入っていった。
2階に上がり苑子の部屋の前まで来た。
「いるの?開けるよ〜」
恐る恐るドアを開けたSの目に飛び込んできたのは壮絶な光景だった。
「苑子ちゃん?!」
なんと苑子はあろうことか昼の時間帯から大また全開でオナっていた最中だった。
「はあ…はあ…はあ…最高だし!」
衝撃的なものを見てしまったSはどうしていいか分からず、その場に立ちすくしていた。
しばらくして苑子はSの存在に気づいて起き上がった。
「来てたんならノックぐらいしてほしいし」
「したよ。」
「聞こえなかったし」
それから沈黙の時が流れた。
[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧