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572: 04/28 17:43
30を過ぎた苑子はある選択を迫られていた。
原因は昨夜の出来事だった。
働きもせずに家にこもってばっかりの苑子に親は今更のように言った。
「アルバイトでもいいからいい加減に働け。」
と。
苑子は反発した。
「そんなの親に決められることじゃない!いつまでも管理するな!」
「もういい…その代わりこの家から出ていってくれ。」
事実上苑子は家に居られなくなった。
しばらく考えた挙げ句、何か思い付いたように、苑子はパソコンをインターネットに繋ぎそしてブログに書き込んだ。
「独り暮らしの相手募集。」
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