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苑子昔話
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135: 03/19 08:02 ID:??? [sage]
「そういえば子どもの名前、まだ決めてなかったな」
Higekiが言った。
いろんなことが重なり、子どもの名前どころではなかったのだ。
「何がいい?」
めんどくさそうに苑子が答えた。
「なんでもいいと思う。」

しかし、第一子をゆきのにとられた悔しさは、やはりあるようだ
「あの時、私が名前を考えていたなら…」
苑子は思った。

その夜2人は必死に名前を考えた。
「これがいいか…それともこっちか…」
明け方、名前は決まった。

 「としお」

苑子は満足だった。
としお、5歳の誕生日だった。
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sage
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