[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄

【頑張れ】苑子を応援するSSスレ β【ゴッチ】
2/7頁 (66件)
13: 11/13 11:38
20xx年
話があるので来てほしいと言われ、社長室に呼ばれたサラリーマン健二は社長から白い封筒を受け取った。
「これはなんですか?」
「うむ、ニュースですでに知っているだろうが、例の女の裁判に君も裁判員として参加することになったみたいだよ。」
例の女とは苑子のことだ。
ことの発端となったのは一週間前。
サティで買い物をしていた苑子は高校の同級生に出会った。
同級生と言っても苑子より年下の、だ。

「あんた、高校んときとひとつも変わって無いねえ、あはは」
こう言われてブチ切れした苑子はたまたま近くにあった椅子を振りかざし、相手を殴りつけたのだ。
すぐさま騒ぎになりさすがに動揺した苑子は全力で逃走した。
なんとか逃げ切ると、ぜえぜえと息を切らせながら携帯を取り出すと早速ブログを更新し始めた。

サティ

サティ行った。
年下の奴がいたので睨んだら白けた風をされたのでブチ切れて殴ってやったし(爆)
そしたらなんか人が一杯集まってきたけど気がおかしくなって逃げた
何だったんだろう?ぱとかーも来てたし…すぐにヲチャにより2chにコピペされると祭りに発展した。

健二は苑子を知っているとは言い出せなかった。
裁判員通知を握りしめると部屋を出た。
「これも運命なのか。」
裁判員になったことは無闇に口に出来ない。
健二はその夜、眠れずにいた。
[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧

名前:
Eメール:
コメント:

sage
IDを表示
画像を投稿(たぬピク)
現在地を晒す