ひぐらしのなく頃に
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- 1: 結城:08/07/18 18:47 ID:qo [ softbank221017020170.bbtec.net ]
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初めてここに来る者です、結城(ゆうぎ)と申します。
私も小説デビュー(?)しようと思います。…と言ってもまだまだ初心者ですが。
こんな私の描く小説をさらっと目を通して頂けるだけでも幸いです(汗)
さて。私のへタレ小説は、「ひぐらしのなく頃に」のキャラを使って描こうと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。では!(逃)
- 2: 結城:08/07/18 19:14 ID:qo [ softbank221017020170.bbtec.net ]
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鏡壊し編
第1話 予告
―――今思い返してみれば、あの時、あのシーンでとんでもないことをしていたんだな…。
もっとよく考えていれば。もっと俺に力があったら。…こんなことにはならなかったはずなのに―――
もう戻れない、どん底の谷へ突き落とされたのは…俺?
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カラーンカラーン…
「さぁ、楽しい部活の始まりだよ!」
こいつは園崎魅音。いつも俺たちをひっぱてくれる、部活のリーダー。
「今日も盛り上がっちゃうね!圭一くんも入って入ってー!」
「おう!」
こいつは竜宮レナ。かぁいい物はなんでもお持ち帰りしたくなる、変わった奴。
「をーっほっほっほっほ!勝利の女神は私の見方をするはずでしてよー?」
そしてこのチビで生意気な奴は北条沙都子。変なお嬢様口調でムカつくお子ちゃまだ。
「みぃ。ボクだって負けないのです」
この子は古手梨花ちゃん。神社の巫女さんで、沙都子と同じ年齢とは思えないほどしっかり者。
そして、俺は前原圭一。今年引っ越してきてから間もないが、もうすっかり村にはとけ込んだ。
俺は、こんな仲間たちのに囲まれて、いつも楽しい日々を送っていた。
「じゃあ、今日の罰ゲームは…」
魅音がニヤリと笑う。そう、俺らの部活はこの罰ゲームがつき物。だから負けられないんだ!
「はぅ!何かな、かな!?」
「首輪あーんど猫耳を付け、メイド服を着てもらう!なーんとその格好で1日、勝者の面倒を見なくてはならない!」
「にぱー☆これは絶対に負けられないのです」
「勝者の面倒を1日見るなんてそんなの無理ですわー!」
「よーし、レナ頑張っちゃうよー?」
「勝ちは俺がもらったー!」
「いやいや、勝ちはおじさんがもらって圭ちゃんには負けてもらうよ!」
「みぃ?なぜか魅ぃの顔が真っ赤なのです」
「なななななななっ/////あ、赤くなんてないよ!?」
そして、俺たちはさっそく勝負した。―――絶対負けねぇ!…はずだったのに…。
「どうして俺がビリなんだよー…」
「をーっほっほっほっほ!圭一さんの完全敗北ですわー☆」
「それに勝者は魅ぃなのです。なぜ魅ぃはそんなに嬉しそうなのですか?」
「べっ、別に嬉しくなんか…っ」
「慌てて気を紛らわす魅音さん、おかしいですわよ?」
「…………っ/////」
「っつーか、何で俺が魅音の面倒を見るはめになるんだー…」
「圭一、強く生きるのです、にぱー☆」
<<続>>
- 3: 結城:08/09/07 00:07 ID:a2 [ softbank221017020170.bbtec.net ]
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…ということで、魅音の面倒を一日見るはめになってしまった俺。ついてねぇよなぁ…。
「んじゃー、今日の部活はこれで終わり!圭ちゃんには帰り、カバン持ってもらうかんねー」
「うげぇー!マジかよー…」
「をーっほっほっほ!苦を味わうがいいですわー、圭一さん☆
じゃ、私たちはお2人の邪魔をつるわけにはいきませんし…、さようならー!」
「あっ、ちょ、待ちやがれ沙都子ー!」
「レナも帰ろうかな、かな。バイバイ、魅ぃちゃんに圭一くん♪」
「ボクもさようならなのです」
「くっそー!みんな帰っちまった…」
「じゃ、遠慮なくいかせてもらうよーお、圭ちゃん?」
魅音がニヤリと笑った。嫌な予感が止まらねぇっ!そして、俺は仕方なく魅音のカバンを持った。
「一体次は何を手伝わせる気だ、魅音…」
「そうだねぇ、宿題やってきてよ!明日までに!」
「な、なんだと!?」
「宿題やったら今日はもう何もしなくていいからさ」
「あー、面倒くせぇ…。仕方ねぇな、たっくよー…」
俺は魅音のノートをしぶしぶ受け取ると、今日はもうこれでお開きになった。
「圭ちゃん、お疲れー☆宿題頼んだからね!じゃあまた明日」
「おー、あばよ…」
そして、俺らは家に帰っていった―――
<<続>>
- 4: メグ:08/09/07 11:58 ID:hQ [ ntaich400228.aich.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp ]
- 圭一クンかわいそうだねぇ★
あッ!ごめん急にコメいれちゃって。
メグっていいます!「世界で一番小ッちゃな恋」を書いてマス。
よかったら見にきてね。あたしも小説書くの初めてなんだぁ!
半分、実話なんだよミ★
- 5: 結城:08/09/07 13:47 ID:a2 [ softbank221017020170.bbtec.net ]
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メグさん、レスありがとうございます。
メグさんの小説、読んでましたよw面白いです。
私と違ってセンスありますし(汗)
実話なんですか?すごいですね(驚)
- 6: 岡崎朋也:08/09/08 00:15 ID:Qk [ softbank219042081139.bbtec.net ]
- いや~
続きがいつ追加されるのかと
楽しみにしてましたよ!
岡崎です!
よろしくお願いします!
- 7: 結城:08/09/08 18:05 ID:Zw [ softbank221017020170.bbtec.net ]
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岡崎さんの小説は『片思いの夢』ってやつですよね!
読むたびハマらせていただきました(笑)
続きを楽しみにしてます。こんな結城ですがよろしくお願いします。
レスありがとうございました!
- 8: 結城:08/09/08 18:41 ID:Zw [ softbank221017020170.bbtec.net ]
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夜―――
俺は魅音に頼まれた宿題をやろうと思い、しぶしぶノートを広げた。
ちぇー、めんどくせぇな。魅音の奴…!次の部活ではお前をギャフンと言わせてやるんだからな!
そんなことを思いながら、問題をせっせと解いていった。意外と簡単。俺には朝飯前だぜ!
「あぁー、疲れた…。やっと終わったー…」
俺はやっと宿題を終わらせた。ノートをぱたんと閉じると、俺は布団の上に寝転がった。
今日は魅音にカバンを持たされたり、宿題をやらされたりで疲れていたせいか、気が付いたら寝ていたようだ。
次の日―――
目が覚めた時にはもう朝。
「やっべぇぇ、寝坊した!レナが来ちまうぜ!」
俺は大急ぎで私宅を済ませ、レナとの待ち合わせ場所へ向かった。
「あー!圭一くん遅いよぉ。レナ待ちくたびれちゃったかな、かな…」
「すまんすまん、レナ。じゃ魅音んとこ行くか!」
「うん!」
そして俺らは走り出した。
「魅ぃちゃん!おはよ!」
「レナに圭ちゃん、はよー」
「うっす!」
「圭ちゃあん?宿題やってきたかい?」
「おー。やってきたがおかげでフラフラだぜ!今日の部活ではお前を負かすからな!」
「わー、今日の部活は盛り上がりそうだね、だね♪」
学校―――
「沙都子…、今日こそはお前のトラップには引っかからねぇぞ!よーし、トラップ解除!」
俺は勢いよく扉を開けた。
「黒板けしにはもう引っかからない!足元のロープも簡単によけ
られる…んごっ!?」
油断したせいか、頭上からタライが降ってきた。タ…タライまで仕掛けてあったのかよー!?
「をーっほっほっほっほ!朝から騒々しいでございましてよ?」
「てんめー!沙都子!お前いい加減に…」
「圭一、落ち着くのです。沙都子はただ圭一にかまってほしいだけなのですから☆にぱー」
「なっなにをおっしゃいますの梨花…!?」
沙都子の顔が赤い。わかりやすい奴め…。そんな沙都子を見ていると、ついつい許しちまう。
いつまでもこんな楽しい日々が続いたらいいのにな―――
「えー、そんなこと言ったら魅ぃちゃんだって圭一くんにかまってほしいよね?」
「ちょ…!レレレレナ!?おじさんは圭ちゃんなんかに…!」
「魅ぃ、顔が真っ赤なのです」
「なーに言ってんだ魅音!お前とは男友達みてーにいつもふざけ合ってるじゃねぇか!」
そう。魅音とは男同士みたいにふざけ合える仲…。そう思っていた。
「………………………」
気が付いたら魅音が下を向いて黙り込んでいた。魅音…?
「どうしたんだよ、魅音?」
俺が魅音の顔を覗きこむ。
「あ、あぁー!なんでもないよ、気にしないで!」
焦ったように何かを隠す魅音。一体何があったんだ―――
その日の夜、レナから電話が掛かってきた。
「もしもし、レナ?」
「うん、レナだよー。こんな時間にごめんね!迷惑だったかな、かな…?」
「別に迷惑じゃねぇよ。なんか用でもあんのか?」
こんな時間にわざわざ電話してくるとは、何かあるな…。俺は直感的にそう思った。
「あのね、圭一くん。魅ぃちゃんが最近元気ないと思うの」
あ…。確かに、様子が変だったな…。
「確かにそんな気もするが…。魅音に何かあったのか?」
「…圭一くんさぁ、魅ぃちゃんが傷つくようなこと、言ってないよね…?」
レナの声のトーンがいきなり落ちた。レナは一体俺に何を言おうとしてるんだ…?
「特に言ってないと思うが…」
「へぇ…自……んだね…」
ん?電波が悪くてよく聞き取れなかった。
「悪い、レナ。電波が悪くてよく聞こえなかったんだけど…」
「あ!あ、ううん!圭一くん、今日のことは気にしないで!」
レナの声が戻った。気にしないでって…。一体何があったんだよ…。レナの声も聞き取れなかったし…。
「ん、まぁわかった。じゃあな」
「うん、ばいばーい」
俺は電話を切った。今日の魅音もレナも、何か変だった。あの2人に何があったんだ…?
その疑問のなぞは深まるばかりだったが、その日はもう寝てしまった―――
<<続く>>
- 9: 結城:08/09/09 15:57 ID:Qg [ softbank221017020170.bbtec.net ]
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次の日―――
昨日の魅音とレナはなんだったんだ…。俺は昨日から魅音やレナと会うことを避けていた。
どうしたんだよ俺…。魅音もレナも最高の友達じゃないか。もう昨日のことは忘れて自然にしてよう…。
そう思った俺は、はりきって魅音に話しかけてみた。
「魅音!はよ!」
「あ…圭ちゃん。…おはよ」
あれ…。やっぱりいつもと違う。元気が無いっていうか、暗いっていうか。俺、なんかしたか…?
いや、してない…よな。魅音には何もした覚えが無いし。うーん…。
そうだ!レナは!?レナはいつもどおりだよな…?
「レナ!うす!」
俺はレナに元気よく話しかけた。いつもは明るいレナも、今日はちょっと違った。
「圭一くん。おはよ…」
「……………?」
なんでだよ。なんで魅音もレナも変なんだよ。やっぱ俺、2人に何かしたか…!?
「をーっほっほっほ!おはようございますわ、みなさん♪」
「おはようございますです、にぱー」
「あ!沙都子ちゃんに梨花ちゃん!おっはよーう」
「おー、ようやく来たね、2人とも!おじさん待ちくたびれちゃったよー」
…え?俺には暗いあいさつをしたのに…、どうして沙都子や梨花ちゃんにはあんなに明るく…。
なんで俺だけに。俺、あの2人に嫌われてる…のか?
「みぃ。圭一?どうしたのですか、そんなに深刻な顔をして…」
「り…梨花ちゃん」
「何かありまして、圭一さん?いつもの圭一さんならもっと笑っているでございましたよ?」
「沙都子…」
沙都子や梨花ちゃんはいつもどおりだ。俺に普通に話しかけてくれる…。
「いや、なんでもないよ、ホントに!」
「圭一が元気出してよかったよかったなのです☆」
きっと…部活の時間になったら魅音もレナもいつもどおりになるはず。そう信じていた。
カラーンカラーン…
よし!やっと始まった部活の時間!魅音もレナも元気になってくれるよな?
「やっと部活だぜ!さ、みんなで盛り上がろうぜ!」
俺は元気よくみんなに呼びかけた。
「…ごめん、圭ちゃん。おじさんは先に帰らせてもらうよ…」
―――え?
「レナも。今日は部活には出ないね…」
どういうことだよ。なんで2人とも出ないんだよ?どう考えたっておかしいぜ…。
ホントに、どうしちまったんだ―――
<<続く>>
- 10: ZIID:08/09/18 19:44 ID:VQ [ softbank221075035010.bbtec.net ]
- ひぐらしの大ファンです。第三期もきっちりかっちり見る予定です。続きもがんばってください。
結城、ファイトーオーなのです。
- 11: 名無し:09/01/16 19:37 ID:tM [ p7081-ipbfp1602fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp ]
- 私もひぐらしヤバ好きですっ
続きメチャ楽しみですよっ・・・ワクワクッ!
- 12: もろ:09/04/03 21:03 ID:Mk [ 203.141.152.22.static.zoot.jp ]
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- 13: アイマス信者:09/04/14 14:11 ID:aQ [ 203.141.152.22.static.zoot.jp ]
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