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2: 12/07 21:41 i58-94-177-56.s02.a001.ap.plala.or.jp
「赤えんぴつのアゴ」
作者 カルパッチョたけし
「今はライオンを食べたいな」
青年はつぶやいた
「オレもっと力がほしい！！」
青年の仲間らしき人物が叫んだ
「君が代フォー」
あやしいおっさんがそう言いながら走っていった
…オレの名はジョン・カマキリ
22歳でシャチホコのアルバイトをしている
「ハァハァ、もっとだもっと力がほしい」
そうつぶやいた彼の名はジョセフ・金太郎
彼はライオンと人間との間に生まれた
「ジョセフー！ジョセフー！まみむめモー！」
ジョセフの父親らしき人物が呼んでいる
「ジャスミンフォー！！」
再びおじさんがやってきて叫んだ
「何をやっているんだ、早く帰るぞ！」
ジョセフがしぶしぶ帰っていった
「ジョセフ、歯にカマキリの足がはさまってるぞ」
「歯にはさめてるんだよ！知らないの？今歯に何かをはさめるのが流行ってるんだよ」
「カマキリ！カマキリ！」
「またか…母さんが死んで以来毎日壊れるようになってしまった」
「ヘイボーイ！毎日ネタ言ってるかい？ちんAフォー」
「くそっ！！母さんがあんなやつにやられなければ…」
「痛っ！なんだ？」
父の頭にとんできたキリンのアゴがぶつかった
「父さん、アゴに名前がかいてあるよ」
「ジョン・カマキリ……ジョンのアゴだ！」
「くそっ……」
ジョセフはバイト帰りのジョンの所へ向かった
ジョセフは走った
「ジョセフ、どこへ行くんだ！父さんうんこしたいんだ」
ジョセフは目を疑った、ジョセフの目には血だらけのジョンがうつっている
「ジョン…ジョーン！！！」
ジョンはバイトの帰りにあやしいおじさんに殺されたのである 完
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