妖怪王女+蜂女と愉快な仲間達4
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妖怪王女+蜂女と愉快な仲間達4
1:
花弁の忍者 蜂影
:10/07/18 01:04
♪夏を待てない 夏を待てない
♪真っ赤な太陽が焦らせるのよジリジリと
毎日暑いけど楽しく過ごしましょう。
369:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 18:49
ご無沙汰です。
この日のために?コツコツ書き溜
めた30話の追加妄想です。
ちょっと長くなりますので、途中
で規制がかかるかも知れませんが
その時は間を開けてでも最後まで
書きたいと思ってます。
(もちろん本日中に…)
『眼がぁ…あっ…あぁ…』までの
あと…。
マントの紐を解きにかかるケイト
の一瞬のスキを突き、死力を振り
絞って立ち上がりケイトに突進、
手刀を振るうタックル!!
だが目の前のケイトは波で揺れる
水鏡に写したようにグニャグニャ
になり、手応えがまったく無い。
370:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 18:53
『ヤァァァッ!!』
いま一度ケイトに殴り掛かるタッ
クルだがやはり手応えは無い…。
先の奇巌山におけるストロンガー
との初戦でも戦況を有利に導いた
ケイト得意の幻惑術である。
『うっ…、あ゛っ…あはぁ…』
刀折れ矢が尽きたようにガクッと
膝をつき、ついには両手を着いて
ケイトの前にひれ伏すタックル。
五体満足な状態でも勝ち目の無い
相手なのに加え、毒液で衰弱した
身体に更にケイトガスで筋肉を麻
痺させられてしまっては、もはや
その命は風前の灯である…。
371:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 18:55
『覚悟は、いいね!!』
苦痛に顔を歪めるタックルを嘲笑
うケイト、そのマントがタックル
に覆いかぶさる。
『あぁっ…うぅ…あっ…』
マントに包まれたタックルは脱出
を試みるが無駄な抵抗だった…。
『さァ、あの世へお行き!!』
タックル目掛けてナイフを振り下
ろすケイト!!
“グサッ”という手応えとともに
『あ゛ーっ!! ぎゃはあぁっ!!』
タックルの悲鳴、それをもっと聞
かせろと言わんばかりに繰り返し
刺し続けるケイト。
その動きには微塵の躊躇も無い!
372:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 18:57
ナイフのサイズから、急所が外れ
れば致命傷は避けられたが、逆に
言えばケイトがこのサイズのナイ
フを選んだのは相手が苦しみ悶え
ながら果てていく様を楽しむため
のものであり、“残忍性”という
面ではドクロ少佐らとは明らかに
質が異なった。
いずれにせよ、その猛威に曝され
て痛みを堪えるしかないタックル
は頭部にも傷を負ってしまったの
か、ゴーグル越しの美しい顔が血
に染まりだした…。
373:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 18:59
あわや万事休すかと思われた時、
そこへ投げ飛ばされてきた戦闘員
がケイトに衝突。同じ方向から駆
け付けるストロンガー。
『さァ』とマントに包まれたタッ
クルを解放し、抱き起こす。
身体のあちこちに刺し傷を負った
タックルは血塗れだったが、赤い
コスチュームがそれをカバーし、
スプラッター的な外見になるのは
避けられた。が、逆にタックルが
負ったダメージがストロンガーに
は正確に伝わらなかった…。
374:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:01
タックルからケイトの弱点を伝え
聞いたストロンガー、ケイトを徐
々に追い詰めてゆく。
一方、肩にも刺し傷を負ったこと
で電波投げを使えず、戦闘員にも
悪戦苦闘のタックル。この窮地を
藤兵衛の介入で何とか切り抜けた
ものの、タックルの負傷に気付く
藤兵衛。
なにしろベルトの黄色い革の部分
が所々赤く染まり、スカートの裾
から滴った血が御自慢の?逞しい
太股を汚している。さらに左眼が
内部からも出血しているのか、鬼
の眼のように真っ赤である…。
375:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:04
その後、土手を転げ落ち、藤兵衛
に真実を告げ、茂には内緒にとい
うところまで展開したのち…。
川原にきたタックルと藤兵衛。
マスクオフ状態のタックルがタオ
ルを濡らして血痕を拭き取り、藤
兵衛は焚火の用意をしていた。
あちこちに負った刺し傷や傷つい
たコスチュームも復元され始め、
左眼を真っ赤に染めていた血も引
いている。
と、その時、ケイトの毒が回った
影響か、“ひきつけ”を起こした
児童のように猛烈な発作に見舞わ
れるマスクオフ状態のタックル。
376:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:06
全身が激しく痙攣し、白目を剥き
猛烈に咳込みながら流れる川に向
かい嘔吐を繰り返す…。
グハァッ、っと黄色い胃液や血を
大量に吐き出す様は、四つん這い
になっている情けなさと相まって
実に痛々しい。が、その姿勢ゆえ
にスカートが機能せず、アンダー
ショーツに覆われたヒップを突き
出した様はキュートで愛くるしい
コスチュームとともに強烈ななま
めかしさも感じさせた。
そんなタックルに、背中を摩って
やること位しか出来ない藤兵衛、
祈るような気持ちで回復を待つが
タックルのことを正視できず眼を
背けていた…。
377:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:08
しばらくして発作が治まり、岩に
背をもたれているユリ子…。
いまだ白目を剥き、呼吸も荒い。
顔の汗を拭いてやる藤兵衛、目元
を拭こうとすると涙が溢れ出た。
藤兵衛の腕を掴み、ユリ子が荒い
息の合間に声を絞り出す。
『おじさん…、あ…たし…、まだ
…死にた…くな…い…』
藤兵衛が語りかける。
『気をしっかり持つんだユリ子。
俺は今まで色んな怪人を見てきた
が、今回のケイトのように毒を扱
うヤツは大抵、解毒剤というもの
を用意していた。』
『解毒…剤…!?』
『おぉ、そうとも。この俺自身、
何度も毒に侵され、命の危険に晒
されてきたが、その当時いっしょ
に戦っていたライダーに助けられ
てきた。お前には茂が、ストロン
ガーがいるじゃないか。ヤツだっ
てライダーだ。必ずケイトを倒し
てくれる。その可能性に賭けて、
それまで頑張るんだ。』
378:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:10
ユリ子の表情に僅かながら生気が
戻った。
“病は気から”とはよく言ったも
のだ、まして負けず嫌いな性格の
ユリ子である。気力さえ維持出来
れば暫くは何とかなる。
藤兵衛にとっても賭けであった。
自らの体験談を語りはしたものの
ケイトの解毒剤が存在する保証は
どこにも無い。過去には解毒剤の
存在しない毒物絡みの作戦も見て
きているのだ。
奇跡を、ユリ子の強運を信じるし
か無かった…。
379:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:11
ハッ、となるユリ子。
『おじさん…、茂が戻ってくる』
『やっぱり…隠し通すのか…!?』
黙って頷き、微笑むユリ子。
『ねぇ、おじさん。こないだのコ
ーヒー豆ある?』
『おぉ、なんだ、コーヒーが飲み
たくなったのか?』
ユリ子、首を振り…、
『うぅん、茂に…。』
『なぁるほど。よし、すぐ持って
きてやる。手順は憶えてるな。』
『うん。』
焚火の傍で野外用のコーヒーセッ
トを用意する藤兵衛、その胸には
“こんな筈ではなかった”という
やるせなさが渦巻いていた。
藤兵衛はブラックサタン壊滅後、
ともすれば路頭に迷うことになり
かねないユリ子の受け皿として、
かつて経営していた多摩区生田町
のコーヒーショップを再開させた
ばかりだった。
実際、ユリ子は接客・洗い方とも
器用にこなし、タックルとして立
ち回るお転婆でやんちゃな姿から
は想像できない家庭的な一面を見
せて藤兵衛を驚かせ、そして喜ば
せた。
380:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:15
“人間でありながら人間で無い”
そんな苦しみを背負ったユリ子に
ささやかではあるが平和な居場所
を作ってあげられたと思った矢先
のデルザー出現…。
藤兵衛は運命の過酷さを呪わずに
はいられなかった…。
『じゃ、俺は卷を集めてくるから
な』とその場を離れる藤兵衛。
その後、茂に遠回しに想いを告白
するユリ子からドクロ少佐の奇襲
までを完成版通りに展開し…。
『茂の為に食い止めなくちゃ!!』
だが先の鋼鉄戦闘員や鳥人戦闘員
との交戦をモニターし、ユリ子の
格闘技能の長所も短所も見極めて
いるドクロ忍び集団は、重病患者
の如き身体をおして健気に立ち回
るユリ子のうつくしい頬を猛打、
ボディにもパンチや膝蹴りを容赦
無く喰い込ませて悶絶させ、川に
叩き込んで水に顔を押し付ける。
381:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:17
『この野郎ぉーッ!!』
藤兵衛の奮闘で難を逃れたユリ子
はタックルに変身を試みる。
『えいっ、やぁっ、とぉぉっ!!』
ポーズを取りジャンプしたユリ子
が渦状の光に包まれる。通常なら
その光の中からタックルが颯爽と
現れ出るのだが…。
『あ゛ぁっ…あっ…あぁ…』
変身出来ずに落ちてくるユリ子。
私服姿にタックルのベルトだけは
巻かれていたが、変身の際に生じ
るエネルギーには五体満足な時で
さえ痛みがある。それに耐えられ
なかったのだ…。
『そんな…そんな!!』
ショックを隠せないユリ子の眼前
でドクロ忍び集団に苦戦している
藤兵衛。
ユリ子、今一度気合いを込めて…
『えいっ、やぁっ!とぉぉっ!!』
今度は変身できた。だが…、
『あ゛ぁっ…ぐうぅ…あはぁ…』
やはり苦しいのか、着地と同時に
膝を着き、呼吸も荒いタックル。
それでもピンチの藤兵衛のもとへ
けなげに駆け出す…。
382:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:21
このあと、藤兵衛の『タックル!
駄目だ、やっちゃいかん!!』以降
を完成映像通りに展開し…。
立っているのもやっとのタックル
が、時おりバランスを崩して膝を
つき、あるいは四つん這いになり
という中、ドクターケイトが背後
から忍び寄る。
『今度こそお前の最期、覚悟をお
しぃぃ!』
いきなり杖で襲い掛かるケイト。
かわして立ち上がるタックル。
『おいで!相手になってやるよ』
『生意気な!!』
ケイトが杖を“突き”の要領で放
ってくる。
『あ゛っ…ぐぅぅっ…』
ドッ、と胸元を突かれ尻餅をつく
タックル。すぐ立ち上がるが…、
『あぐぅ…うぅっ…』
またしても突き飛ばされる。
尻餅をついてM字開脚状態のタッ
クル目掛け、杖を振り下ろそうと
するケイト。
『ひッ!!』と顔を覆うタックル。
383:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:25
そこへテントローが割って入り、
ケイトを撥ねようとする。咄嗟に
かわすケイト。
テントロー、忠犬の如く主の窮地
を救わんとケイトを威嚇するが、
ケイトはテントロー目掛けて杖を
構え毒液を噴射。ガソリンタンク
辺りに毒液を受けたテントロー。
『あぁっ! テントロぉーっ!!』
タンクが腐食し始め同時に燃料に
引火して燃え上がるテントロー。
その炎に怯むドクターケイト。
『よくもテントローをっ!!』
ケイトに飛び掛かって取り押さえ
、火ダルマのテントローの傍まで
死に物狂いの表情で引きずるタッ
クルだったが…。
384:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:26
『えぇい、離せ!離さないか!!』
激しくもがくケイトはタックルを
強引に引き剥がし、叩きのめす。
が、テントローの犠牲をなんとか
戦果に繋げたいタックルは気力を
振り絞って立ち上がる。そして、
『電波投げっ!!』
が、微動だにせずケイトが笑う。
『ギヒヒ、痛くも痒くも無いよ、
このバカ娘ぇ、ギヒヒヒヒ。』
だがタックルもカッと眼を見開き
さらなる気合いを込めて…、
『電波投げぇっ!!』
やはり動じず、笑うケイト。
『ギヒヒ、何度やっ…うぅわぁ』
言いかけたケイトめがけ背後から
石が飛んできて背中に直撃、膝を
つくケイト。石の大きさはケイト
の頭部ぐらいだった。
『まだよ、まだ負けないわ!!』
『小癪な!!』
一定の距離を保ちつつ、ケイトを
先の焚火をしていた場所まで誘う
タックル。挑発が効を奏し、冷静
さを欠いたケイトはまんまと誘導
されてしまう。
385:
妖怪王女様の下僕
:10/10/25 19:29
『ギエッ!? 謀ったねぇ!!』
サイズの長い焚き木を手に取り、
チャンバラを挑むタックル。
焚き木の炎に怯み、先ほどまでの
勢いが途絶えているケイト。
一瞬、“これで対等に”と思った
タックルだが、毒に侵された身体
の衰弱は更に進行、疲労はピーク
に達しつつあった。
足元が覚束なくなり、焚き木を振
り回す腕にも力が入らない…。
一方のケイトも“火”への恐怖心
を振り払うように応戦、必死さで
勝ったケイトが再び流れを掴む。
『あ゛っっっ!!』
逆転の要の焚き木を弾き飛ばされ
一方的に蹂躙されるタックル…。
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