プロジェクトX


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プロジェクトX

1: 名無し学兵:2002/05/30(木) 04:12
メカ好きの人集まれ〜

5: 名無し学兵:2002/05/30(木) 17:12
アサルトブースターは3台試作された。
テスト用に1台。無難に設計された物が1台。
そしてちょっと工夫をこらした物が1台である。
本命は無難設計の方であり、工夫設計の方は助手Hが設計した物だった。

まず、テスト用のアサルトブースターが騎魂号に装備され
いよいよ、高度跳躍攻撃テストとなった。
誰もが華麗に宙を舞う騎魂号の姿を確信した瞬間だった。

テストパイロットが機動を開始した。
助走からアサルトブースターに点火…白煙を上げ徐々に加速する騎魂号。
…滑走路を爆走する騎魂号。

助手H「なかなか、飛びませんね」
F・茜「馬鹿もん、跳ぶだ。戦車は空は飛ばんのだ」
助手H「はいはい」

失敗かと思われたその時、騎魂号が路面を踏切、跳んだ。
一気に上昇していく騎魂号。
だが…

助手H「なんか、海老ぞってますけど…」
F・茜「串刺しにされたみたいだな」

テストパイロットからの緊急通信。

テストパイロットA「コントロール不能!」

スタッフの間に緊張が走る。

F・茜「立て直せるか?」
テストパイロットA「…むりだ、機体の手足が動かない!!」

ハッとする、フランソワーズ・茜。
自重を支える推力に対して、機体の人工筋肉の強度が足りなかったのだ。
このままでは、騎魂号の背骨が折れてしまうかもしれない…

F・茜「まだ、高度は60メートルだ。緊急脱出しろ」
テストパイロットA「やってみる」
テストパイロットB「了解」

機体から脱出した二人のテストパイロットは
ウォードレスのおかげで軽い怪我で済んだ。
騎魂号は高度200メートルまで上昇し、墜落して大破した。


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