ゴミ箱の中のゴミを一つを手に取り注目する

ゴミ箱の中のゴミを一つを手に取り注目する

1: bodiesbeat ◆cLqIFidk：03/08/15 23:06

良い感じの寂れ具合だ。
忘れ去られたネットの果て。
草木に囲まれた記憶の吹き溜まり。
廃墟、廃道、廃線のそれに近い。
見捨てられた人工物は風解し、物理的に死に、
誰からも忘れられて、精神的(?)に死に、
そこで完全に、死ぬ。
こんな所に、廃墟は、あったのだ。

待て。だが廃墟にしてはもの足りない。過去の喧騒。過去の栄華。そのギャップ。
だからここは、僕の好きな「廃墟」では、無い。
特に誰からも注目を浴びなかった、ただのゴミか。
そうだ。ここは廃墟なんかじゃない。そんな大層な所ではない。
ゴミ。ゴミだ。ゴミだ。ゴミそのものであった。
忘れ去られて？最初から誰も知らない。
思い出？記憶？誰の？
なんだか酷く可笑しくなってしまった。

3: 夏ＺＡ歌：03/08/16 02:26

kakke-

4: 夏ＺＡ歌：03/08/16 02:50

一つの塵に注目　すると見えた納得
した後になに掴んだか結局　解らなくなった全く
広げると白紙　だが丸めれば深し　しわの様なものが出来る
単純にして複雑　まるで一つの人間社会
そんな社会の中で忘れられた道徳　利息だけを追求する株式会社
の社長は外車乗り回し　事故死
あまりにも理不尽な　奴の死にかたにしては相応しい

手に取った塵を複雑に分解　というよりは破壊
一つの世界を好きなように壊し　た後に気付いた　解った
元には戻らない　戻せない　振り返るなこの世界
あぁなんとかここから抜け出せそうだ　まだやれそうな
気分になってきた　出だしが肝心　も一度だけコンテニュー
塵の中の暮らしからの脱出　己に勝つ　下なんて見るな
前だけを見て　次の時代に進もう