心神 (戦闘機)


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心神 (戦闘機)

1: 掲示板撲滅大同盟正統派:09/09/02 15:46
心神(しんしん)は日本の防衛省技術研究本部(以下技本)が三菱重工業を主契約企業として開発を行っている航空機の開発計画の通称。技本では先進技術実証機(ATD-X:Advanced Technological Demonstrator-X)と称する研究機で、次世代戦闘機に使用できる国内の先進技術を、実際に飛行させて実証・確認をするための機体である。

開発経緯
世界の趨勢はステルス・高運動性能を備えた第5世代戦闘機に移りつつある。前々からF-117攻撃機やB-2戦略爆撃機といったステルス機を開発、運用していたアメリカでは本格的な第5世代機としてF-22の実戦配備を進めている他、F-35の飛行試験を開始している。またロシアではPAK FAを開発中であり、戦闘機開発能力を持つその他の国でも第5世代機に関する研究が行われている。同様に日本も将来的な第5世代機開発を視野に入れた技術研究に着手しており、それらの技術を実際に適用した機体を開発し飛行試験を行う事で、新技術の実証を行う事となった。
ATD-Xにおいては相反しがちな要素である高ステルス性と高運動性の両立を図る事となった。また同時に、機体形状に沿って配置する形のコンフォーマルレーダーを実現するための「スマートスキン」の実用化を、積極的に取り組む技術と位置づけている。また、この実証機開発により、ステルス機が航空自衛隊のレーダーなど防空網に対してどのように映るかを、国内で独自に実験することが可能であり、防衛上の利点となるとしている。
技本技術開発官(航空機担当)付第3開発室は、2000年(平成12年)度から2008年(平成20年)度の予定で、優れた運動性能を備えると共に、レーダーに探知されにくい戦闘機の飛行制御等に関する研究として、「高運動飛行制御システムの研究試作」を三菱とともに開始し、ステルス性を高める為の低RCS(Radar Cross Section)機体形状設計技術、通常の戦闘機では飛行不能な失速領域でも機体を制御し、高運動性を得るIFPC技術などの研究を行っている。
2006年(平成18年)度からは、スマートスキン実用化に必要な機体の軽量化に伴い、軽量・高強度な新複合材の胴体構造への適用に関する「スマートスキン機体構造の研究試作」が開始された。2010年(平成22年)度にかけて試作、2011年(平成23年)度の完了を予定している。
また、RCS(レーダー断面積)研究の一環として、実際に飛行する機体の大きさを持つ、ATD-Xの全機実大RCS試験模型を三菱重工で制作し、2005年(平成17年)にフランス装備庁の電波暗室で電波反射特性の試験を行った。この試験用模型の写真は、2006年5月に技本ホームページ(外部リンク参照)に掲載され、初めてその姿を一般にさらし、また航空雑誌や書籍にも掲載された。同年11月9日・10日には東京都内において、平成18年度研究発表会が開催され、各研究室の展示とともに、ATD-Xの32分の1スケール模型と「心神」の名称が発表された。
マスメディアへの露出では、まず2006年12月下旬に発売された月刊誌『航空ファン』2007年2月号が「心神」の特集記事を掲載し、次いで2007年8月11日付の中日新聞朝刊も1面トップ記事にて「心神」に関する報道を行った。テレビでは中日に続く8月24日のFNNスーパーニュースが独占で機体・エンジン・推力偏向装置・縮小模型を初公開した。
2006年春にはRCS模型と同形状の5分の1縮小模型(炭素繊維強化プラスチック製、全長3m、全幅2m、重量45kgの、いわばラジコン)が初飛行した。模型は4機作られ、2007年(平成19年)9月11日に実験開始と同時に報道陣に公開された。実験は北海道大樹町の多目的航空公園で11月まで計40回行われ、遠隔操作や自律飛行などの実証を行う。この実験で得たデータは技本で解析され、「心神」実機に反映される。
実機の製作は当初2010年(平成22年)度以降、初飛行は2014年(平成26年)頃を予定していたが、防衛省では2007年8月10日に、2008年(平成20年)度からの開発開始および5年程度での初飛行を目指す方針とし、開発予算として新規に157億円を平成20年度の概算要求に盛り込んだ。同年12月5日には開発計画を明らかにし、期間は平成20年度から飛行試験を含めて6ヵ年、予算総額は466億円、初飛行は2011年(平成23年)を予定している。08年1月に同年度予算として、要求の半額以下である70億400万円が認められた。


2: 掲示板撲滅大同盟正統派:09/09/02 15:47
先進技術実証機は実証を目指す新技術を盛り込んだ双発・双垂直尾翼の機体である。機体形状は低RCSを実現する為に角ばった形状と丸みを帯びた形状で構成されており、その外観は全体的にはF-22に酷似している。開発費を抑えるため試作では一部部品で既製品を流用している。一例としてキャノピーにF-1のものを使用している。機体サイズはF-22よりも小さく(F-22の全長18.92mに対し先進技術実証機は約14mとなる見通し)、約8トンの離陸重量を予定している。
機体は新複合材料で製作され、ステルス性と高運動性を備えた高運動飛行制御システムを取り入れる。高運動性を実現する為、機体制御には川崎P-Xで採用されたフライ・バイ・ライト(FBL)を採用する。電子機器類では将来アビオニクス、高性能フェイズド・アレイ・レーダーに電子妨害装置を組み込んだ多機能RFセンサー、機体に張り付ける薄いレーダー・スマートスキンセンサーが装備される。エンジンは新開発の実証エンジンXF5-1、(アフターバーナー使用時の推力約5t)を2基搭載し、その噴射口にはノズルではなく、新開発のパドル式推力偏向機構を装備する事で高運動性の実現を図る。

ステルス性では、RCS実験の成果から、レーダー画面では中型の鳥より小さく、虫よりは大きく分析表示されるだろうとしている。

なお、本機は先新技術を実証する為の機体である為、火器管制装置の装備や機内兵器倉の設置、兵装の搭載等は考えられていない。また、機体形状は研究と試験の経過次第で、より理想的なものへ変更される可能性もあるとされる。

3: 掲示板撲滅大同盟正統派:09/09/02 15:47
日々複雑化する戦闘環境への対応の為、双方向からの脅威に対する戦闘能力が必要とされ、レーダーや赤外線センサーなどの性能向上が要求される。しかし、現有の戦闘機アビオニクス(電子機器)は、機体の搭載スペースや冷却能力、電源容量に限界があり、情報処理能力が制約される。これに対応し、F-22やF-35といった第5世代戦闘機では、将来の技術発展に対応する拡張性を持ったモジュール型アビオニクスが装備されている。日本でもこれらの問題を解決するべく、研究試作が行われている。

先進技術実証機に搭載予定の電子機器は、技本が三菱電機を主契約として2002年(平成14年)より開始した「将来アビオニクスシステム研究試作」が反映される。試作、所内試験は2005年(平成17年)から2006年(平成18年)にかけて行われ、事業完了は2010年(平成22年)を予定している。

世界の艦船2007年5月号の航空装備研究所の紹介記事に、将来航空機用マン・マシン・インターフェイスを戦術環境で評価できるコックピット評価装置の写真が掲載されており、これが心神に搭載される電子機器の母体になると見られている。 特徴としてはF-35と同様に大型液晶ディスプレイが採用されており、同じくヘルメット表示装置の採用を前提に開発しているためかHUDを装備していない。


4: 掲示板撲滅大同盟正統派:09/09/02 15:48
搭載エンジンは、技本がIHIを主契約企業として開発を進めている、実証エンジンXF5-1である。ターボファン方式のジェットエンジンで、アフターバーナーを備えており、2基搭載時に推力約10t程度を目指している。XF5-1は将来の国産戦闘機開発に繋げるものとして、1995年(平成7年)度から1999年(平成11年)度まで5回に分けて147億円で開発契約を結んだもので、所内試験は1997年(平成9年)より開始され、燃焼器などの性能の高さを証明した。XF5-1の研究成果の一部は、次期固定翼哨戒機用XF7-10エンジンへ移転している。技本へは1998年(平成10年)6月に初号機を納入、2001年(平成13年)3月までに計4基が引き渡され、2007年(平成19年)度中ごろまで各種試験が行われる。開発が順調に進めば、2009年(平成21年)度より推力偏向機構の実現に必要な可変式ノズルの研究へ移行する。

XF5-1に設置される推力偏向機構は、三菱重工を主契約とした「高運動飛行制御システムの研究試作」によって開発されたものである。高運動飛行制御システムは、通常の戦闘機では制御不可能な失速領域においても機動制御を維持し、かつ高運動性を確保するもので、XF5-1の噴射口に3枚の推力偏向パドルを取り付けている。試作品は2003年(平成15年)度に製作され、2007年(平成19年)3月9日の完成審査において、技本が妥当の判断を行った。同年秋より浜松基地の航空自衛隊第1術科学校にて試験が行われる。また、この「研究試作」ではエンジン自体のステルス性を確保するレーダーブロッカーの開発・試験も行われる。全工程の完了は2008年(平成20年)度を予定している。



5: 掲示板撲滅大同盟正統派:09/09/02 15:48
未公表のため、大きさは試験用縮小模型や報道から推測。

全長:14m
全幅:約10m
離陸重量:8t
エンジン:IHI XF5-1(アフターバーナー推力約5t)×2


6: 名無しさん@お腹いっぱい。:09/09/02 20:35
知らねーよ… 孤独=撲滅


7: FFF:09/09/02 22:49
ウィキペからの転載ですね。

8: 名無しさん@お腹いっぱい。:10/01/16 00:37 ID:Ws
少林やろーがてめーんとこの5世代戦闘機配備してんだろ。
日本は来年度辺りからか、負けんじゃねえ!

9: チャットレディ募集:10/03/30 14:40 ID:Sc
http://www.pinkjj.com/ <a href="http://www.pinkjj.com/">チャットレディ募集</a>

10: 名無しさん@お腹いっぱい。:11/04/02 21:57
10

11: 名無しさん@お腹いっぱい。:11/04/05 11:56
製作しているのは、サンコーです。

12: 名無しさん@お腹いっぱい。:11/04/12 15:03
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