空間

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　空間

1: 」 ◆yPyqc5MQ：04/07/17 21:15

＝全て

2: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 11:46

ぼくは自分で思っているよりはるかに寂しがりやなのかもしれません。

3: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 11:51

だから
より内面的な、より非肉体的な関係を求めて、ここに流れ着いたのだとおもわれる。

4: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:11

今日は勉強を少しサボってしまいます、そういう気分の日もあるのです。

5: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:14

村上春樹の新作「アフターダーク」が9月7日に発売されるらしいですね。

áfter-dárk
〔形〕暗くなったあとの，夜の.

6: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:19

　いずれにしてもハルキが徐々に、徐々に前進している――しようとしている――のは確かなのでしょう。
そのスピードは極めて個人的なものだから、僕にとってはほぼ無視するべき用件のひとつです。
あるいはハルキ本人以外全ての人にとってそうだと思う。

この宇宙世界の本質は不変であり、そちらが「頼りにするべき」ものなのです。おそらく誰にとっても。

7: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:23

　各時代において芸術の表現は変化するけれど、芸術は不変であり続ける。
そして芸術の極地に辿りついた人は不変の芸術を創造することになる。

8: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:26

　僕は絵画においてこの「極地」に辿りついたので、変化する表現自体には実際の重きを置かないで済むのです。
いいかえると
ぼくはまず僕自身にとっての創造者になっている。

9: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:32

要するに、ハルキが何を書こうとも僕は「ぼく自身」の前進の中にいるのです。
そしてそちらが最も大事なのだ。

当たり前ですね。
小説なんて娯楽だという事です。

10: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:52

深いこと＝人間や宇宙の本質に関わること
難しいこと＝いろんな事情でこんがらがっていること

こういうのを「わかりやすく」書く、のがハルキの仕事だ。

11: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:52

と、ハルキは言います。あるいは言おうとしていると思う。

12: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:55

でもね。

直接「深い、難しい」ことに到達できる人にとって、小説は必要条件ではないのです。
そうできない『無学な』人たち
いろんな事情であるいは本人の意志薄弱で、学問できない人たちにとって「小説」は道具なのです。

13: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 13:58

簡単な浅い言葉の組み合わせで、出来る限り、深くて難しいものを書く。

これがハルキという作家の全体像です。

14: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:06

結局、彼が創造したものはただ「style」なのかもしれません。

それ以外の何も、大事なものは自分で作ってはいない。
他の人のヤツの借り物か、少し変形させた誰かの主義・思想なのではないでしょうか。

15: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:12

「感情を混ぜた何か」、それが彼の小説の中に含まれている大事なものの片鱗。

この混ぜ方をどんどん変化させたり工夫させたりする、
それが彼という職業人の仕事なのです。

ズル賢いと言えばそうです。
労働者から資産階級へ、その為の手段として『小説』という媒体を利用したあるいは利用された。

16: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:13

道程は決して平坦では無かったでしょう。
「成功」へ至る過程は人生の教育だから。

17: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:17

　彼のstyleを、『等価変換スタイル』と名づけて構わないと思います。

このstyle、様式・方式・文体あるいは生き方を以て彼という作家は成功したのです。
ロールモデルとしての彼の価値は、すなわちこのstyleの確立者という一点にあります。

18: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:21

　他の社会分野についても同じ事が言えるはずなのです。
等価変換スタイルを利用するならば、成功への道――そして永続的な成長への道――は容易に開かれている。

彼の本当の意味は小説自体にではなくてむしろ彼の人生の方にある。


　これらがぼくのハルキ解釈です。

19: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:37

英文解釈がこのくらい進んでいれば僕は大学生であったはずなんですけどね。［w

日本の国もアメリカに負けないくらいの文明国になりつつある証拠かもしれません。楽観的に達観すればね。

20: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:42

この板を訪れる人がどれほど居るというのだろう？？？

たぶん、三人程度ではないでしょうか。

21: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:45

ああ、
>>19の楽観的な達観は、つまり、
他国語の勉強よりも同じ国の作家の解釈を優先させる人間がいた、ということについてです。

22: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:46

そのことについて達観するならば、
日本の国もアメリカに負けないくらいの文明国になりつつある証拠かもしれません。
です。

23: 」 ◆yPyqc5MQ：04/08/05 14:51

僕と、美香と、あとはたまに訪れる誰か。

彼らの為だけの伝言［a message］。

24: ¬ ◆yPyqc5MQ：04/08/05 16:40

僕は何を求めているのだろう？
何も求めていないのかもしれない。

25: ¬ ◆yPyqc5MQ：04/08/05 16:42

いつまでもインターネットをやっているわけには行かない。

26: ¬ ◆yPyqc5MQ：04/08/05 16:49

何も求めていないのに、僕は、何をしているのだろうか？

27: ¬ ◆yPyqc5MQ：04/08/05 16:52

僕の日常生活があまりに自問自答の繰り返しだから、
その抜け道としてインターネット掲示板を利用しているだけなのだ。
これはコミュニケーションに飢える自分を慰めているだけのことだ。

28: ¬ ◆yPyqc5MQ：04/08/05 16:53

そしてそこで僕は美香という人に出会ったから、面白い時間を過ごす事が出来た。

29: ¬ ◆yPyqc5MQ：04/08/05 17:03

それ以上にもそれ以下にもなり得ない、ただ、ネット上で文字の情報をやり取りするだけの人間関係。
それは言語造形というもの全体にも言える。

30: ¬ ◆yPyqc5MQ：04/08/05 17:04

「文字の情報をやり取りするだけの人間関係」
そうすることで人間にとってもっとも大事なものを交換できたとしても。

31: ¬ ◆yPyqc5MQ：04/08/05 17:07

　美香はとても面白い人だった。
この広い世界では
自分にとって深く大事な意志を誰かと交換できたというだけで、その奇跡に感謝するべきだと思う。


さようなら。

32: 名前は無いけど美香が好き！：08/01/24 16:26

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