ギド・ブッフバルトのサッカー


> ギド・ブッフバルトのサッカー
全部1- 101- 201- 301- 最新50

ギド・ブッフバルトのサッカー

1: 名無しレッズさん:05/03/03 18:46 ID:???
試合ごとの批評や展望は各節のスレで
妄想布陣は不可
現役時代のエピソードなどは歓迎

4: 名無しレッズさん:05/03/03 18:57 ID:???
ギド 「選手たちの守備意識を高揚させる努力をつづけている。どんな状況でも積極的にディフェンスに戻ってこられるだけの強い意志があってはじめて、我々が目指す攻撃サッカーを本当の意味で実現できる。とはいっても例外もあったな。昨年のセカンドステージ第二節で東京ヴェルディと対戦したゲームがそれだった。今でも鮮明に思い出すよ。埼玉スタジアムだったけれど、満員の観客に後押しされたチームは、特に3-2とリードした後半、本当に信じられないくらいアグレッシブなサッカーをやりつづけたんだ。誰でもチャンスがあれば前線へ飛び出していく。そこでは最終ラインの選手も例外じゃなかった・・」

湯浅 「でも、ちゃんとタテのポジションチェンジが機能していたんだろ? だから次の守備はしっかりと機能していた?」

ギド 「いや、カバーリングの人数は常に足りなかったよ。もし攻撃の途中でボールを奪い返されたら、それこそ決定的なカウンターピンチを迎えてしまう。それでも選手たちはどんどん攻め上がりつづけたんだ。ベンチで観ているこちらも、彼らの前への勢いを抑えられなかった。本当は、もう少し落ち着いてバランスを取って欲しかったんだけれどね。でも結局、攻めに攻めつづけて7対2という大勝をおさめてしまった。ガンガン攻め上がりつづけていたから、攻撃の人数は常に足りていた。逆にヴェルディの選手は、その勢いに呑み込まれるように不用意に下がり過ぎて足を止めてしまった。だから攻撃のほとんどを、シュートとか、何らかのフィニッシュで終わることができたというわけさ。そこでは一度ゲームが止まるから、選手たちも余裕をもって戻ってくることができる。そのゲームは、ウチの選手たちがバランス感覚を欠くくらい強烈に攻め上がりつづけたことでヴェルディを心理的な悪魔のサイクルに陥れただけじゃなく、その状態が最後までつづいてしまったという希なケースだったんだ。まあ、サッカーは相対的なボールゲームということだけれどね・・」

湯浅 「でもそれは例外だった?」

ギド 「もちろんそうだよ。ただ選手たちは、そのゲームを通して攻撃サッカーの魅力を存分に味わったはずだ。だからこそ、そんな攻撃サッカーをより確実に機能させるために、守備に対する意識も高まっていったと思っているんだ。偶発的だったけれど、ヴェルディとの試合を通してチームの意識がワンステップ上がったということだな」

ttp://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/taidan.folder/05_guido_1.html


続きを読む
掲示板に戻る 全部次100 最新50
名前: E-mail(省略可): ID非表示