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敵キャラユーリとヒッポのエロ小説大募集
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57:藍梅ひらる 06/27 18:00 [sage]
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 ヒッポの行方を探す マーメイドプリンセス達は、みつからないヒッポに少々 苛立っていた。
 波音「あ〜、もう。どこ行っちゃったのよ。あの、クソペンギン! こんなに私達に 心配かけるなんて。」
 るちあ「まあまあ 波音。ヒッポだって悪気があるわけじゃないし。でも ヒッポ、水妖に捕まってなきゃいいけど…」
 波音「もし捕まってて、人質とかにされてても 私達、無視してよっか?」
 るちあ「それじゃあ、ヒッポが可哀想 過ぎるよー。」 波音のあまりの暴言に、るちあが声を上げる。
 るちあは、何事かを考え込んでしまっているリナに気付く。
 リナ「どうしたの、リナ? 何、考えているの?」 るちあの言葉に顔を上げるリナ。
 波音「ヒッポが何事もなく 帰って来たら、メロンプリンでも奢らせようと 考えてたんだよね?」
 リナ「ん? ああ。実は そうなんだ。……って んな訳ないだろ。」
 るちあ「じゃあ リナも、もし ヒッポが捕まってても 放っておこう とか、考えてたの?」
 リナ「何で そうなる…。まぁ、ヒッポのこと なんだが、状況から見て 水妖に捕らえられた可能性が高い とでも言っておこうか。」
 るちあ「え〜!! 何で?」
 波音「これだけ探しても みつからないって ことからだよね。」
 リナ「それも あるんだが、さっきまで 騒がれてた海の事故が 急に起こらなくなってる。てことは、やつらが 目的を達成したと考えるほうが妥当だろう。」
 波音「あ、なるほどね〜。」
 るちあ「ねぇ、本当に ユーリって、敵に いるのかな。」 曇りがちな表情で言う。
 リナ「おそらく な。状況から見て そうだと言える。」
 波音「人間が襲われた時に ピアノの旋律を聞いた者がいるし、あとは やつらの狙いがヒッポなら、ユーリを手駒に ヒッポをおびき出したほうが早いってことよね。卑劣な あいつらが使いそうな作戦よ。」
 リナ「へ〜、波音、なかなか冴えてるな。まぁ、付け加えるなら、人間を襲う 程度が違うって ことだろう。背後にブラックビューティーシスターズがいるとして、あいつら だけの所業ならば もっと大胆に 豪快にいくはずだ。あの、手の込んだ人間の襲いかたは、まさしく ユーリっぽい。」 
 るちあ「ユーリが敵に いるのなら、ヒッポは どんな心境なんだろう。思い詰めてなきゃ いいけど…。それに愛し合う二人の心を利用するなんて、絶対 許せない!」
 リナ「そうだな。それから 敵は、もう一人か もしくは それ以上 いる可能性があるから、二人とも気をつけろよ。」
 るちあ「え? なんで、そんなことまで 分かっちゃうの?」
 波音「本当にバカね〜、るちあって。ほら、さっき 海斗くんに会った時、見たでしょ? 毒を扱える水妖が いるはずなのよ。」
 リナ「そういうことだな。ユーリや ブラックビューティーシスターズとは、明らかに 扱う能力が違うからな。」
 るちあ「あっ、そうなんだ〜。あれっ…?」 急に、声質を上げる るちあ。
 リナ「どうした? 急に…。」
 るちあ「ちょっと 二人とも、そこで待ってて。」 そう言うと 急に、潜水を始める。
 波音「るちあー、…もう、一体 どうしちゃったのよ。」
 リナ「行ってみるか。」
 二人も るちあについて、潜って行く。その先には 何か、煌めくものが見える。やがて、海底の砂地で三人は 重要な手掛かりを目にしていた。

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