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310: 07/02 07:40
でも、主人はそんな私の想いに気づかないのか、分かっていてわざと焦らしているのか、そ知らぬ顔で言うのです。
「これはね、手マンって言うんだよ」
「てまん?」
主人のペースに乗せられると分かっていていながら、私は尋ねずにはいられません。
311: 07/02 07:47
「こういう字を書くんだよ」
主人は指の動きを止めて、掌に「手マン」と文字を書きました。
「まぁっ!?」
その意味が分かって、私は思わず顔を赤らめます。
「これは好きかい?」
そう言って私の唇に指を当てました。きちんと答えなさいという合図です。
そうして左手で私の肩をなおいっそう強く抱きながら、右手を「手マン」の「マン」の部分に這わせていきます。
312: 07/02 07:50
すぐにまた私の一番敏感なところを探り当てて責め立てる巧みな指使いが再開されて、私は息を喘がせてしまいます。
313: 07/02 07:57
「あぁ…」
「どうなんだい?」
私の身体を知り尽くした主人の指に、私はあっというまに高みへと押し上げられて、口をきくのがやっとです。
「言うから…言う…から…少し…少し、緩めて…ちゃんと…ちゃんと、言うから…」
「好きなんだね?」
指の動きを緩めながら、主人は念を押してきます。
314: 07/09 08:36
「好き…○○さんにしてもらうの…好き…あぁ…い…いぃ…」
「何が好きなのかな?」
手の動きに強弱をつけながら、主人は意地悪く尋ね続けます。
私はひと呼吸おいてから、やっとの思いで答えます。
「…テ…テマン?…」
315: 07/09 08:49
「こんな格好で弄られて恥ずかしくはないのかい?」
主人の問いかけはまだまだ続きます。
何事も徹底してやりおえなければ気の済まない人なのです。
「は…恥ずかしいけど…好き…好きなの…あぁ…」
「それはなぜかな?」
「…恥ずかしい…恥ずかしいけど…あぁ…きも…気持ちいい…気持ちいい…から…」
316: 07/09 08:54
気持ちいい、それは主人に教えられたーーこの家流に言えば、仕込まれたーー言葉です。
「どうしてそうなんだろうね?」
主人の問いかけはまだまだ続きます。
迫りくる快感に飲み込まれそうになりながら、私の頭はグルグルと、主人が喜びそうな言葉探します。
「私…私…スケベ…スケベ…だから…あっ、あぁ…」
317: 07/09 09:34
主人はようやく満足したようでした。
指の動きを緩めると、始めに戻って私の一番敏感な部分を探り当て、ゆっくりと弄り始めます。
同時に左手の人差し指を私の唇に軽く当てました。
最初からきちんと言うようにという合図です。
私はガクガクと頷きながら必死に言葉をふり絞ります。
318: 07/09 09:37
「範子は…範子は…ス…スケベなので…
○○さんに手…手マンしてもらうのが…好き
…大好き…です…あぁ、あぁぁ…いぃ…すごく…いぃ…」
319: 07/09 14:58
「よく言えたね、可愛いスケベさん。
ココの反応も抜群だし、
合格点、120点満点だよ」
「嬉しい…」
主人の身体に身を寄せて、沸き上がる快感に頭の中が真っ白になりかけた時、
主人が突然、指の動きを止めてしまったのです!
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