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Jリーグ
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1950: 12/11 07:34
 城福監督が涙したのは、悔しさなどではない。
手にしていたタイトルを手放したことによる申し訳なさと、これほどの失速の渦中にあっても拍手と歌と声でサポートしてくれたサポーターのあたたかさに対する感謝の感情が溢れた結果だった。
引退する森アに対してコメントする時も瞳が濡れていたし、彼は感情が表に出てしまうタイプ。
悔しさを吐露した会見の前半は厳しい表情を崩せなかった。
だがサポーターに言及した時、様々な光景がフラッシュバックしたに違いない。
鳥栖戦後、サポーターの前で胸を叩き「大丈夫だ」と叫んだこと。
練習場に詰めかけたサポーターに励まされ、あたたかい言葉をかけられた毎日。
6連敗を喫し、ブーイングが飛んだ。
だがブーイングを打ち消さんばかりの拍手が巻き起こったこと。
たくさんの出来事が指揮官の胸の奥に広がり、情熱家は感情を抑えることができなかった。

「自分が本当に、この紫の一員になれているのか……、そんな想いをふき飛ばしてくれるような、そんな(紫の)塊でした」

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