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苑子昔話
15/18頁 (171件)
148: 03/19 18:27 ID:??? [sage]
その頃、アンブレラ社では大変な騒ぎになっていた。
「所長!あの例の生物ですが、こういうこともあろうかと高機能発信機をつけておいたんですけども」
研究員の一人が焦った声で言った。
「どうやら子どもを身ごもっているらしい!」
「なんだと!」

所長は驚愕した。
「あの2人ならこれ以上凶悪遺伝子が誕生しないよう、繁殖予防処置を施してあるはずだ」
「ええ、私どもも確認しました」
他のメンバーもかなり動揺している。
「どうなってるんだ、一体」

「更に所長、驚くべき事実が分かったんです」
「う、うむ、続けたまえ」
「あの2人には私どもの調べました赤子の他にもう一人子どもがいたことが分かりました」
「なにぃ?」
所長は度肝を抜いた。
「私も発信機の情報から知ったんですが…」
「しかし、ご安心を。女の子ですが、ごく普通の子どもです。3人のような特徴は見られなかった」
意外だという口調でメンバーは言った。
所長は肩をなでおろした。
「そうか、ならいいんだが…。」
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sage
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