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116:岡崎朋也 12/17 22:52 ID:dk softbank219042081139.bbtec.net
「でぇ?屋上で何しようってわけ?」
「・・・・」
「言っとくけど、喧嘩ならする気はないよ?」
「あたりめーだろ・・・喧嘩したって俺の方が上なんだしな」
「ズバって言いますね〜」
横山はそう言いながら座り込んだ
「実はさ、圭ちゃんに話したい事があってさ」
「悪いが、翼とのラブラブ話は聞く気はねーぞ?」
俺はそう言いながら横山の隣に座った
「あぁ、翼ちゃんとは別れたんだよ・・・」
「はぁ?何で別れたんだよ?」
「圭ちゃんの言う通り、結構怖い人だったからさ〜」
横山は頭をかきながら言った
「そんで自分から別れたって落ちか?」
「その通り!!それにさ・・・」
「それに?」
「こんな事で大事な親友を失いたくないしさ☆」
「・・・・フン・・・」
「何だよ!」
「別に、何でもねーよ」
俺はそう言いながら立ち上がった
「仲直り・・・できんのかな?おれら」
「出来ないんじゃねーの?」
「何だよそれ!!」
「アッハハハ!冗談だよ冗談」
「冗談に聞こえねーよ!!」
それから俺と横山はまた話すようになった
ま、コイツのおかげで・・・
中学校生活はちょっとは楽しめたな・・・
<第四章・終了>
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