[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄
77:岡崎朋也 08/10 22:19 ID:.g softbank219042081139.bbtec.net
私は後ろに倒れ込んだ。
「アンタ!自分が何をしたのかわかってんの!?」
「私は・・・何もしてないよ・・・何も知らないよ・・・」
私は、悔しさと悲しみが混じった涙が出た。
「はぁ?何?泣いてる訳?意味分かんないし!泣きたいのは私なんだよ!」
翼ちゃんはそう言うと私の髪の毛を引っ張り上げた。
「痛いっ痛い!」
「痛い!?アンタよりダーリンの方が痛い思いをしたんだよ!!!何なら、此処でアンタも殺してやろうか!?」
翼ちゃんはそう言うと、ポケットからカッターを取り出した。
「どこを切ってほしい!?血管か!?それとも脈か!?」
私はもう頭が真っ白になった。
(私・・・死ぬの?)
翼ちゃんの持っているカッターは私の首に近ずいてきた。
(もう・・・私・・・)
「殺してやるぅぅぅ!!!」
私はもうダメだと思った。でも、その瞬間だった
「痛い!」
急に翼ちゃんが声を上げた。
「え?あ・・・」
私の目には・・・包帯まみれの圭の姿があった。<続く
[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧