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85:岡崎朋也 08/11 03:47 ID:Ig softbank219042081139.bbtec.net
第三章・心配な後輩
松本の誕生日から五日がたった。
俺はあの後、松本の親父さんに病院にまたブチ込まれた。
「圭・・・機嫌が悪いの?」
「当たり前だ!あのままお前が黙っていれば!」
その瞬間だった
「ごぉふっ!」
「なぁに言ってる!?テメーはけが人だろ!?」
相変わらず激しい親父さんだ。
「お父さん!ダメだよ!殴っちゃ!」
「あぁすまんな!」
「すまんな!じゃねーよ!」
俺は親父さんに激を飛ばした。
「つか、何で親父さんが?」
「あ、ごめんね!今追い出すね!」
松本はそう言いながら親父さんの腕をつかんだ。
「何!?追い出す!?やめろー!!おい!テメーうちの娘に何かしたらゆるさねーぞ!」
「うるさい!」
松本は親父さんを廊下に出した。
「へへへ・・・ごめんね!」
「別に良いけど?」
俺はそう言いながら病室の窓から外を見た。
「何か考えごと?」
「いやー明日やっと此処をでれるけどさ、何かな・・・」
「出たくないなら、どっかの骨でも折りますけど?」
何を考えてる?こいつは・・・
「バカ!出たくてたまらないんだよ!」
「ふーん、そうなんだ」
「疑ってるのか?良いぜ?なら、此処から今脱走して!」
「ダメですよ!」
<続
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