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パワプロ小説2
2/5頁 (47件)
1: 11/23 00:34 ID:vY
前スレ(2ch2URL)が容量オーバーになってしまったので、作成させて頂きます。

2: 11/23 00:38
早速出申し訳ないのですが、(2ch2URL)390からの続きを書きます。
別に自分の小説の専用スレでもなんでもないので、小説の貼り付けは空気なんて読まずに好きなだけよろしくお願いします。

3: 11/23 00:39
「そういえば憂弥、アンタ全然戸美子と絡まないわよね、ちっとは仲良くしなさいよ」
 言うと、ギロっという目つきで憂弥がこちらを睨んでくる。というのは見たまんまをそのまんま述べただけで、実際は普通の表情だ。こいつは生まれつき目つきが悪いくせにそれを直そうともしないので、下を向いている状態からこっちを見てきた場合、ギロリという目つきに見えるだけなのである。これがよく誤解を生むのであるが、別に機嫌が悪いわけではないので心配する必要はない。もっとも玲奈の場合は、本当に睨んできたとしても睨み返すだけなので問題ないのだが。 省30
4: 11/23 00:40
「村戸って呼んでやって。ムラはなんか男っぽいし、大人の都合上トミーはやらない方がいいと思うわ」
「もう呼び方とかどうでもいいからさっさと教えてくれ村戸ちゃんよ」 省21
5: 11/23 00:41
「先輩方も来てたんですか、こんなところで会うなんて珍しいですよね」
 出会いがしらの愛想笑いもそこそこに玲奈が訊くと、柊先輩は心外だという様子で返してくる。 省21
6: 11/23 00:42
 再びカリカリという音が机に響き始める。
 静か過ぎて誰も喋ろうとしない、正しい勉強会の姿勢とは言えどもどこか居心地が悪い。そんな状態だ。 省22
7: 11/23 00:42
「……君に少しでも相応しい男になるために、野球部に入った。だから、よければ、友人として、そこからオレという人間を見てくれないか」
 まるでドラマのワンシーンのように真剣な眼差しで語りかけてくる。この辺りの雰囲気と言葉の演出は流石だと思った。戸美子なんて横でもう、ロケを見る女の子みたいにときめいた表情で事の行き先を見守っている。目をキラキラさせないでよ気持ち悪いなぁもう。 省21
8: 11/23 00:43
「これはオレが清算しておくよ。オレに大切なことを教えてくれた、玲奈さんへのお礼だ」
「えっちょ、何勝手なこと……?!」 省14
9: 11/23 00:44
「ふむ、流石はスポーツ万能と言われただけはある」
 放課後の練習中に、誠也は一年生らのバッティングを眺めながら呟いた。視線の先には噂の新入部員、沢内彰の姿がある。 省20
10: 11/23 00:45
 周囲の視線が痛い。最近、とにかく何をやっていても好奇の目線に見つめられている気がする。授業中だろうが下校中だろうが関係なく、とにかくいつも。
 原因は分かっていた。先日の喫茶店での出来事だ。戸美子には固く口を禁じていたのだが、やはり見られるところからは見られていたらしい。世紀の美男子沢内彰を愚かにもフったスーパー勘違い女として、玲奈はちょっとばかし有名人となっていた。 省16
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