苑子応援SSスレ next1

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1: 名無しだし＠呪いだ：13/02/18 09:49

書き込めなくなったので立てました。

438: 名無しだし＠呪いだ：13/09/02 15:39

日照りの続く夏であった。
干ばつで作物が育たないと村の者は嘆いていた。
このままでは冬の蓄えがままならない。
そこで、村の者は、村で評判の祈祷師に、雨乞いを依頼することにした。
山奥の茅葺きの一軒家に祈祷師す住んでいた。
「キノシタ様！このままでは村の危機でございます。」
「どうか、村に雨を降らしてくださいませ！」
「報酬はいくらでもします！」
祈祷師は黙って承諾すると、「祈祷中は誰も私を見るな」と言った。
次の日、村で霊山と崇められる一番高い山に登ると、頂上で下着をおろし、ブッ！と屁をすると呪文のような文句を唱えながら腰をくねらせて尻踊りを始めた。
そして、すべてが終わると小便垂れ流して下山した。
次の日、朝早くから村に暗雲が立ち込め、シャワーのような大雨む村に降り注いだ。

その後、祈祷師の行方を知るものはいない。

おしまい