[*]前 次[#] [0]戻 [4]履歴
[1]最新 [2]最初 ▼[3]コメント欄

UEFAチャンピオンズリーグ
193/201頁 (2002件)
1918: 10/26 18:17
4シーズン前(2014-15)の覇者・バルセロナは、今季獲得したアルトゥールがチームに馴染み、右肩下がりの傾向に歯止めが掛かったように見えるが、優勝候補の本命というほど絶対的な強さを感じない。リオネル・メッシ、ルイス・スアレスに依存する体質に変化はない。

その前の2013-14シーズンの覇者はレアル・マドリードなので、過去5シーズン、優勝チームはスペインから出ていることになる。その間、アトレティコ・マドリードも2度準優勝に輝いている。スペインはまさに時代を謳歌してきたが、翳りが見えていることも事実。その流れは進行していくのか。今季の見どころはそこになる。そしてそのスペインに取って代わるのはどこなのか。

 スペインがUEFAランキングで首位に立ったのは2013年で、それ以前の5年間はイングランドの時代だった(このランキングは過去5シーズンの集計なので、多少のタイムラグがある)。さらにその前はスペインだったので、流れはスペイン→イングランド→スペインだった。

 この流れがまだ続いているとすれば、次の時代を制するのはドイツでもイタリアでもなく、再びイングランドということになる。
1919: 10/26 18:19
マンチェスター・ユナイテッド(マンU)、チェルシー、アーセナル、リバプール。前回のイングランド時代に強かったのはこの4チームだ。優勝候補には毎シーズン、イングランドの4強+バルサが挙げられていた。現在のイングランドとは少々顔ぶれが違う。チェルシー、アーセナルに代わり、マンチェスター・シティ(マンC)、トットナム・ホットスパー(スパーズ)がそこに加わっている。

問われているのは、全体のレベルもさることながら、欧州一になる突出した力を備えたチームがあるかどうかだ。レアル・マドリード、バルサに殴り勝てるチームが現れないと、再びプレミアの時代が到来したとはいえない。

 一時期のマンUにはそれができていた。殴り負けることもあったが、殴り勝つこともあった。正面から撃ち合う力を備えていた。だが、現在のマンUにその面影はない。

1920: 10/26 18:20
オールド・トラッフォードにユベントスを迎えて戦ったグループHの第3節は0-1の敗戦。相手にゲームをコントロールされる、スコア以上の完敗劇を喫してしまった。プレミアリーグの成績も現在10位。首位をいくマンCに9ポイントもの差をつけられ、ジョゼ・モウリーニョ監督の解任がまことしやかに囁かれている。

まさに隔世の感だ。マンUが最後にプレミアを制したのは2012-13シーズン。いまから6シーズン前の話だ。CLで最後に決勝戦に進出したのは8シーズン前で、以降は凋落の一途を辿っている。UEFAランキングは現在12位。第2のミランになりつつあるといっても言い過ぎではない。

 ジョゼ・モウリーニョがその監督の座に就いたのは2016-17シーズンだが、状態は悪くなるばかり。そのカリスマ性はすっかり低下している。レアル・マドリードの監督を辞め、安住の地を求めて古巣のチェルシーに戻ったもののあえなく解任。そして欧州のトップチームではなくなったマンU監督の座さえ、危うくなっている。飛ぶ鳥を落とす勢いだったかつても、今や昔だ。
1921: 10/26 18:21
大袈裟に言えば、「勝つことがすべての監督」だ。哲学はない。
「いいサッカーをしても勝たなければどうしようもない」と言い切るようなサッカーをしていた監督が、勝てなくなると、そこには何も残らなくなる。

そしていま、その状態に陥りつつある。現在55歳。第一線から退く年齢でもない。マンUの今後も心配だが、モウリーニョの今後も心配だ。
1922: 10/26 18:21
現在、かつてのマンUのような華々しさを感じるのはリバプールだ。昨季はあれよあれよという間に決勝に進出。キエフで行なわれたレアル・マドリードとの一戦では、モハメド・サラーをケガで失う不運に見舞われ1-3で敗れたが、その勢いは今季も失われていない。

パリ・サンジェルマン(PSG)、ナポリ、レッドスター・ベオグラードと戦うグループCは最大の激戦区と言われたが、そこで現在まで2勝1敗。ホームでPSGに打ち勝ち、ナポリにアウェーで惜敗。ズベズダにホームで大勝し、僅差ながらナポリ、PSGを抑え、首位に立っている。

 PSGとのホーム戦は、まさに撃ち合いの好ゲームだった。そこで打ち勝ったことで、チームは自信を深めている様子だ。前の3人(サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ)は相変わらず好調で、パンチ力という点でもPSGの3人(ネイマール、エディンソン・カバーニ、キリアン・ムバッペ)に少しも見劣りしなかった。

1923: 10/26 18:22
強力FW3人を活かしたリバプールの縦に速いサッカーは、国内リーグ戦よりCLに向いていそうだ。レアル・マドリード、バルサを向こうに回した決勝トーナメントの一発勝負に、打ち勝ちそうな勢いを感じる。真の安定感より爆発力。スペインの2大チームにとって嫌なのは、ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンCよりこちらではないか。 マンCは緒戦でリヨンに惜敗。心配させたが、その後、ホッヘンハイム、シャフタール相手に難なく2連勝を飾り、グループFで首位の座に就いた。ケガで戦列を離れていたケビン・デブライネも復帰し、これからも堅調に推移していきそうだ。

 モウリーニョとグアルディオラは正反対の監督だ。グアルディオラには「勝てば官軍」的な志向は一切ない。哲学や理念がある。敗れても何かが残るサッカーだ。その反面、バカになり切れないところがある。最近のリバプールと比較するとそう思う。理屈っぽいが故に勢いに乗りにくい。レアル・マドリード、バルサにとって、やりやすいのはマンC。そんな気がする。
1924: 10/26 18:23
想起するのはかつてのアーセナル。当時のプレミア4強の中で、もっとも品のあるサッカーを展開したが、結局このチームだけ、欧州一の座に就けなかった。

さらに個人的な感想では、トップが弱い気がする。センターフォワードのガブリエル・ジェズスだ。好選手かもしれないが、CL優勝を狙うチームのストライカーとしてはいささか弱い。安定感はあるが、チームとしてパンチ力に問題ありだと見る。CLの決勝トーナメントも進んでいくと、打ち負けそうなサッカーに見えて仕方がない。

 もう1チームのスパーズは、グループCで最下位と元気がない。悪くはないのだけれど、入った組(他はバルサ、インテル、PSV)が悪かった。誤算はPSVが予想以上に好チームだったこと。UEFAランキングで首位スペインとの差を詰めようとするなら、最下位に甘んじていてはダメだ。最低でも3着に入り、ヨーロッパリーグに回る権利を得たいところだ。
1925: 10/26 18:23
スペインとイングランド。それ以外にもうひとつの勢力として存在するイタリア勢(ユベントス、ナポリ、ローマ)も、今季は好調だ。

レアル・マドリードの4連覇は絶対に阻止してほしい――とは、第三者的な意見である。

どこが勝つかわからない混沌とした展開になるほど、CLは面白いのである。
1926: 10/28 09:14
アッレグリが2GのC・ロナウドを絶賛…決勝点について「魔法の瞬間だった」

ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、エンポリ戦の勝利に大きく貢献したクリスティアーノ・ロナウドを絶賛した。
27日に行われたセリエA第10節でユヴェントスは敵地でエンポリと対戦。前節にジェノアと引き分け、連勝の止まったユヴェントスは前半に先制点を許すも、54分にロナウドがPKを沈めて同点にする。さらに70分にも同選手が強烈なミドルシュートをゴールに突き刺し、2-1で逆転勝利を収めた。

試合後、アッレグリ監督はイタリア『スカイスポーツ』で2ゴールを挙げて逆転勝利にチームを導いたロナウドに賛辞を送った。「プレー内容がどんなに良かろうと、悪かろうと関係なく、これは絶対に勝たなくてはならない試合だと選手たちに伝えていた。決勝点は最高の選手による魔法の瞬間で、子供たちが校庭であのゴールを真似することになるだろう」
1927: 10/28 09:15
その一方で、同指揮官は今シーズンにセリエBから昇格し、王者相手に健闘したエンポリを称えた。「我々の試合の入りは良かったが、10分後にはテンポを落としてしまい、エンポリにカウンターのチャンスを与えてしまった。エンポリは戦うのが難しい相手で、失点した場面のようにカウンターにはもっと警戒しなければならなかった」

「しかし後半、我々は多くのチャンスを作れ、勝利に値したと思う。しかし、上手く組織され、印象的な試合を演じたエンポリに敬意を示さなくてはならない。最後の最後まで我々が勝利するのか、引き分けにされるかわからない試合だった」

2試合ぶりに勝利を収めたユヴェントスは、28日に試合を控える2位ナポリとの勝ち点差を暫定ながら7に広げた。
[*]前 次[#]
▲[6]上に [8]最新レス [7]ピク一覧

レス数がMAXを超えたみたい
次スレ作成 次スレ検索