さらに、イチローは極端に単打が多いことも特長だ。記事によれば、1947年にジャッキー・ロビンソンが初の黒人メジャーリーガーとなって以降に殿堂入りした野手と比較しても、通算単打数では誰よりもイチローが上回るそうだ(7月21日現在、2442単打)。 また長打率から打率を引いて純粋に打者のパワーだけを抽出するIsoP値を見てみると、イチローは.091だったという。この数値を下回る、つまりイチローよりパワーのない打者は殿堂入り選手の中で、オジー・スミス(.066)とルイス・アパリシオ(.081)だけだったそうだ。だが、守備とスピードで知られた2人は揃って生涯打率.262とイチローより低く、決して似た存在とはいえない。 打撃練習では見る者を驚かせるパワーを披露するが、いざ試合が始まれば安打量産に徹するイチロー。打てて守れて走れる。イチローのように本当の意味で三拍子揃った選手は、メジャーの長い歴史を紐解いても見つからないようだ。 【了】 フルカウント編集部●文 text by Full-Count
【AFP=時事】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場した元日本代表の本田圭佑(Keisuke Honda)が、米俳優のウィル・スミス(Will Smith)と共同でベンチャーキャピタルファンドを設立し、社会問題に取り組むスタートアップへの投資を進めていくことが決まった。本田の所属事務所が17日に発表した。