苑子応援SSスレ next1

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1: 名無しだし＠呪いだ：13/02/18 09:49

書き込めなくなったので立てました。

267: 名無しだし＠呪いだ：13/07/26 11:45

>>266つづき
「お父様のT夫様と娘さんの…」
「塚越苑子…ですっ！」
苑子はうつむいたまま答えた。
また周りからクスクスと笑い声が聞こえる。
「こんな所で立ち話もなんですので、中に入りましょうか。」
老人が言うと一行は併設されている喫茶店に入った。
「みんなコーヒーでいいかな？」
「私はお構いなく。」
「meはコーヒーなんか飲めないし。」
「苑子！」
「いたっ！」
T夫が苑子の太ももを引っ叩いたので、目に涙を浮かべて「虐待だ…虐待だ…」とつぶやき続ける苑子であった。
「ヒロキから話は伺っていますよ。苑子さんは豚子の名前でブログをやってるそうで。」
「豚じゃないし！ヒゲキックスがそういう奴だったなんて許せない！」
「苑子！座りなさい。落ち着いて。先生すみません。」
「やっぱりこんなところは嫌だし！私帰る！」
苑子は店内を去ろうとした。
「お金持ってないだろ？」
「なんとかなるし！」
T夫の手を振りほどいて苑子は店を飛び出した。

つづく