苑子応援SSスレ next2
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- 1: そのまる:13/10/02 20:08
- 立ててやったぞ。小説書けよオメーら
- 192: 名無しだし@呪いだ:14/04/09 15:04
- その女はトイレの扉をつかんだ状態で、その場にしゃがみ込んだ。
「うっ…うううう…」
Kがとっさに歩み寄ると、女の薄チェック柄の入った薄汚れたピンクのスカートに染みが出来始め、床に黄色い液体が広がり始めた。
「うわあ、いい年してお漏らしかよ!きったねえ!」
「大丈夫ですか?」
緊急時対応のマニュアルにそって、応対しようとするKを尻目に女は立ち上がり、こう言った。
「またやっちゃった…。最近漏らしてばっかりだし…病気なのだろーか?」
「下着汚れたから帰って着替えるからあんた、これ始末しといてよね」
Kにそれだけ伝えると、女は立ち去った。
すれ違い際、女の首にネームプレートがかかっているのが見えた。
「○○精神病院424号室 ○越苑子」
「二度と来るんじゃねーぞブタ女」と心の中で叫ぶと、掃除道具入れからモップを取り出し、女の粗相現場に戻った。
「くっせえ…あの女、どんな生活してるんだよ…」
窓の外を見るとさっきの女は、まだ店の外にいる。
ひどく咳き込んでいるようで、足元に嘔吐物のような物が散乱していた。
「今日は最低だな。」と思うKであった。
つづく
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