苑子応援SSスレ next2


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苑子応援SSスレ next2

1: そのまる:13/10/02 20:08
立ててやったぞ。小説書けよオメーら

801: 名無しだし@呪いだ:15/11/15 20:56
>>798うえ〜い(笑)変な言葉でお疲れ様で〜す(笑)

802: 名無しだし@呪いだ:15/11/15 21:03
ヒロキの特徴
音を立てて食べる、センスのない人、ケチ、金遣いが荒い、人を見る目で判断する、すぐに決めつける、長文、パクリ、ネット以外に居場所がない、悪口を言う、「て言うか?」が口癖、いつも似合いもしないピンクの服を着ている、不潔、ブス、きもがられている、しつこい、オウム返しばかりする

803: そのプラーザ:15/11/16 11:03
エターナルハルカ(eternal-hruka)広報部の、そのプラーザです。
いつも、ご利用下さいましてありがとうございます。
申し訳ありませんが現在、苑子板は会員向け交流サイトとなっております。
用なき方の書き込みはお控え願いますよう、お伝えする次第であります。
会員登録に付きましては、以下にご一報下さいませ。
http://koujienko.blog.jp

804: 名無しだし@呪いだ:15/11/16 12:00
揚げ

805: 名無しだし@呪いだ:15/11/16 13:55
「ヒロキ、嘘つく人、嫌い」
それが子供の頃からの口癖だった。
幼い頃から良家の息子として英才教育を受けて育った彼は、今や世界を股にかける実業家として育っていた。
そんな彼がモテなかったわけがなく、連日、多数の恋文を貰っていたのだが、それらは全て棄却し、独身の道を貫いていた。
理由は、彼が駆け出しだった25の時に経験した、ある「悲劇」のせいなのである。

つづく

806: 名無しだし@呪いだ:15/11/16 17:12
ヒロキって誰だよ


807: 名無しだし@呪いだ:15/11/17 09:45
>>803はあ?

808: 名無しだし@呪いだ:15/11/18 11:57
「ヒロキ、苑子、大好き」
それがヒロキの口癖だった。
幼い頃からごく普通の家庭で育った彼だが、内気な性格が災いしてか引きこもりとなっていた。
そんな彼はさっぱりモテず、連日、多数の恋文を送っていたのだが、それらは全て棄却され、独身のままでいるしかなかった。
しかし、そんな惨めなヒロキに光が差し込んだ。それは、彼が駆け出しだった25の時に出会った、ある「女神」のおかげなのである。


つづくかつづかないかはあなたしだい

809: 名無しだし@呪いだ:15/11/19 10:00
ヒロキって誰だよ!ここは苑子板なんだから苑子以外の名前出すな!バーカ!!!

810: ヒロッキー:15/11/19 17:45
腐っても苑子

811: 名無しだし@呪いだ:15/11/25 07:53
>>803のブログ主は苑子に恨みでもあるのか?過去の事をネチネチと

812: 名無しだし@呪いだ:15/11/25 11:45
苑子は犯罪なんて犯してない

813: そのまる:15/11/29 15:25
過去は変えられない

814: そのまる:15/11/29 19:14
メルパスのぞき見事件を忘れたか!
苑子は、とんでもないことばかりやってたぞ!

815: 名無しだし@呪いだ:15/11/29 20:43
まーた捏造か。糞のまるが

816: そのまる:15/11/29 21:24
私は、糞のまるでも焼豚でも無い!

817: 名無しだし@呪いだ:15/11/30 09:21
>>816焼豚に失礼だろうが!!!

818: 広辞苑子:15/11/30 12:15
そのまる

身長 150センチ
体重 75キロ
好きなもの チャーシュー、やきそば、ラーメン、ぎょうざ、唐揚げ、たこせん、えびせん、ちょぼ焼き、明石焼き、駅そば
出身地 関西
よく行くところ ネカフェ、漫喫
肩書 ソノコンシェルジュ代表

819: 名無しだし@呪いだ:15/11/30 14:10
>>818苑子よりもチビでデブだな

820: 名無しだし@呪いだ:15/11/30 15:37
太っているのがトレンドなんだよ!

821: 名無しだし@呪いだ:15/11/30 22:40
そのまるって俺より3cmも身長低いのかよwww

822: 名無しだし@呪いだ:15/12/01 10:13
何を言う?そのまるは、1メートル50センチと、75000gだぞ?

823: 名無しだし@呪いだ:15/12/01 12:34
そのまるはチビデブ

824: 名無しだし@呪いだ:15/12/03 00:11
名前 そのまる
好きなもの アンチョビピザ

825: 名無しだし@呪いだ:15/12/03 07:55
そのまるはチビデブで、自己基準で都合の悪い事はスルーし、立ち読みして迷惑かけるカスって聞いたんだけど本当ですか?

826: 名無しだし@呪いだ:15/12/03 22:29
はい、本当です

827: 名無しだし@呪いだ:15/12/04 10:14
嘘に決まってるだろw
バカかww

828: 名無しだし@呪いだ:15/12/04 13:02
>>825はきっと事実に違いない。そのまるは酷いヤツだ

829: 名無しだし@呪いだ:15/12/04 16:21
嘘だよ。その丸たんは良い人だよ

830: 名無しだし@呪いだ:15/12/04 17:06
そのまる最低!!!

831: 名無しだし@呪いだ:15/12/05 12:58
偉大なる女神、苑子様はネット上から姿を消しても永遠に我々の女神です

832: 名無しだし@呪いだ:15/12/05 23:35
偉大なるメシア、そのまる様は、たとえニートになっても、私たちのそのまる様です。

833: 名無しだし@呪いだ:15/12/06 03:50
そのまるって誰?

834: 名無しだし@呪いだ:15/12/06 10:13
そのまるは、次世代ネットアイドルです
http://koujienko.blog.jp/

835: 名無しだし@呪いだ:15/12/06 10:51
名前 そのまる(2代目)
肩書 広辞苑子、並びに苑子板清算に関する業務
就任 初代そのまるが不慮の死を遂げたことによる代理
好きなもの やきそば、えびせん、ちょぼ焼き、たこ焼き
身長 151センチ
体重 85キロ
嫌いなタイプ 非常識な人、約束を守らない人、嘘をつく人、デブ、(精神的な意味で)キモい人
座右の銘 そのまるは我らの寶


836: 名無しだし@呪いだ:15/12/06 11:18
そのまるはチビデブで気持ち悪い

837: 名無しだし@呪いだ:15/12/06 13:24
そのまるは臭い

838: れんたろう dujg:15/12/06 16:23
臭いって言うな
そのまるは、そのまるだ。

839: 名無しだし@呪いだ:15/12/06 20:37
そのまるは豚

840: 名無しだし@呪いだ:15/12/07 10:04
そのまるは人の鐘を鳴らすって聞いたんですけど、本当ですか?

841: 名無しだし@呪いだ:15/12/07 16:41
本当です。そしてそのまるは苑子人気に嫉妬してる愚か者なのです。「そのまる板」が作られる事なんて絶対無いでしょうし(笑)

842: れんたろう dujg:15/12/08 21:52
そのまる板なんて偉大なるそのまる閣下は望まれていませんよ。
ソノコンシェルジュグループ苑子板清算事業エターナルハルカの代表そのまる様ですよ。

843: 名無しだし@呪いだ:15/12/09 05:48
そのまるなんて知らないし。ネタキャラじゃん

844: 名無しだし@呪いだ:15/12/09 07:57
名前 そのまる(2代目)
肩書 苑子ファンクラブ会長
就任 初代そのまるが不慮の死を遂げたことによる代理
好きなもの カツ丼、すっぱいまん、ねるねるねるね、苑子が作ったフルーチェ
身長 151センチ
体重 85キロ
特徴 非常識、約束を守らない、嘘をつく、デブ、(精神的な意味で)キモい
座右の銘 苑子は我らの女神

845: 名無しだし@呪いだ:15/12/09 11:44
名前 そのまる
あだ名 苑子マニア
好きなもの コンビニのおにぎり、カツ丼、たこせん
嫌いなもの トンカツ(共食いしてるみたいだから)
特徴 音を立てて食べる、センスがない、ケチ、金遣いが荒い、人を見る目で判断する、すぐに決めつける、長文厨、パクリ、ネット以外に居場所がない、悪口を言う、「苑子様最高」が口癖、いつもピンクの服を着ている、不潔、ブス、きもがられている、しつこい、オウム返しばかりする
座右の銘 仕事もないし夢もない

846: 名無しだし@呪いだ:15/12/11 10:08
そのまる。苑子板の代行管理人であり、広辞苑子の運営者だったが、ある日忽然と姿をくらます。
その後の行方を知る人はいない。


これにて、完

847: 名無しだし@呪いだ:15/12/11 11:33
そのまる。苑子ファンクラブ会長であったが、苑子に見捨てられ傷心し行方をくらます。これにて、完

848: 名無しだし@呪いだ:15/12/12 10:09
そのまる
ホームレスである

以上

849: 名無しだし@呪いだ:15/12/13 10:41
「いい加減に自立しろ!」
30を過ぎて尚、親に寄生して生活をする苑子に、さすがの両親もキレて、苑子は僅かな現金を持たされ、家を追い出された。
「お腹空いたよ、寒いよ。」
人生で初めての挫折を味わった苑子は、公園のブランコに座って子供のように泣いていた。
脂肪でパンパンになった体にパツパツのトレーナーに描かれた何かのキャラクターは、元の形がわからないぐらいに横に広がり、グレーのチェック柄の入ったピンクのスカートは、大粒の涙が染み込んでビショビショであった。
「うるせえんだよ!豚女!」
道行く人は苑子に向って小石をぶつけて去っていくはかりであった。
「せめて携帯ぐらい持ってきたらよかったなあ」
リュックから取り出したノートは、書くスペースが無いぐらい悪口や不満でびっしり埋まり、真っ黒になっていた。
その夜、苑子は公衆トイレの個室の中で一夜を明かすことにした。

床にダンボールを敷き、横になって寝ようとすると、外を石焼きいも屋の通る気配がした。
「お腹、空いたなあ…」
苑子は財布の中から小銭を取り出して握りしめた。

つづくよ

850: 名無しだし@呪いだ:15/12/13 12:08
>>849苑子の事が大好きなんですね

851: 名無しだし@呪いだ:15/12/13 12:12
そのまる見かけたよ。駅でゴミ箱漁って駅員に追い払われてた。すっげーボロボロの服着てて臭そうだったよ

852: 名無しだし@呪いだ:15/12/18 00:38
ヒロ君を悪く言わないでください!
ああ見えて、本当は素直な良い子なんです!!!

853: 名無しだし@呪いだ:15/12/18 07:56
>>852ヒロ君って誰?

854: 名無しだし@呪いだ:15/12/20 13:27
苑子ならこないだ靖国に爆弾仕掛けて帰国した後再入国して捕まってたぞ

855: 名無しだし@呪いだ:15/12/21 01:16
>>854ギャヴァ!

856: 名無しだし@呪いだ:15/12/21 21:57
苑子ちゃん、元気してる?
元気が無い時はスタミナ増強に塩化カリウム注射がオススメだよ!よく効くよ!

857: 名無しだし@呪いだ:15/12/22 12:02
>>856は嘘吐きの豚足野郎

858: 名無しだし@呪いだ:15/12/29 02:39
それよりもフッ化水素酸を一杯に貯めたお風呂に肩までと言わず頭まで沈むと身体が芯までポカポカ暖まって、もう絶対風邪引かない身体になってオススメだよ!

859: 名無しだし@呪いだ:16/01/04 17:37
>>858は苑子以下の家畜

860: 名無しだし@呪いだ:16/01/05 20:41
>>858ウンコ漏らしてくたばれ

861: 名無しだし@呪いだ:16/01/08 00:45
フッ化水素酸はそれよりもお口に含んでうがいしたりするのが本来の用法だよ
フッ素って言うくらいだから歯の健康にもとても良いんだよ
きっと苑ちゃん体験した事無かった新しい刺激にビックリしてジャンプして天井突き抜いちゃうんじゃないかな

862: 名無しだし@呪いだ:16/01/08 12:24
>>861つまんねえんだよ鼻糞

863: 名無しだし@呪いだ:16/01/08 17:48
>>861は苑子を愛するあまりにおかしくなったんだよ・・・

864: 名無しだし@呪いだ:16/01/09 07:25
>>861晒しage

865: 名無しだし@呪いだ:16/01/10 19:52
苑子は臭い

866: 名無しだし@呪いだ:16/01/11 06:09
>>865は超絶臭い

867: 名無しだし@呪いだ:16/01/11 17:04
友人が苑子と出会った時は、「苑子は酢と埃の臭いだ」と言っていた。

868: 名無しだし@呪いだ:16/01/11 19:36
嘘をつくな。私が出会ったときは薔薇のような匂いがしたぞ

869: 名無しだし@呪いだ:16/01/14 17:16
苑子は、臭い
友人が家まで行った時、部屋に生ゴミが散乱していて臭かったと言っていた。

870: 名無しだし@呪いだ:16/01/14 21:09
臭いのは昔苑子に粘着してたそのまるって奴だよ。そのまるからは肥溜めみたいな臭いがして強烈に臭かったよ

871: 名無しだし@呪いだ:16/01/15 05:09
そのまるは、香ばしい匂いがしてた

872: 名無しだし@呪いだ:16/01/15 11:41
そのまるは凄まじく臭いよ。それに比べて苑子は花のような香りがする

873: 名無しだし@呪いだ:16/01/15 11:47
そのまるはもう苑子板に書き込みはしないと言ってたよ。2代目の瀧澤なんとかって奴も。だからもう話題に出すのはやめようぜ

874: 北風はるか:16/01/17 17:18
北風はるかでーす
これからよろしくお願いしますm(_ _)m

875: 瀧澤れんこん:16/01/18 09:20
瀧澤れんこんでーすこれからよろしくお願いしますm(_ _)m

876: 瀧澤幹の子:16/01/18 12:12
瀧澤幹の子でーすこれからよろしくお願いしますm(_ _)m

877: 名無しだし@呪いだ:16/01/18 22:03
この前久しぶりにそのまるを見た
びっくりドンキーでLサイズのハンバーグを2人前食べて、サラダバーを何度もおかわりしていた。

878: 名無しだし@呪いだ:16/01/19 11:44
そのまるは、駅構内のゴミ箱を漁って、駅員に追い払われていたよ

879: 名無しだし@呪いだ:16/01/19 15:07
ソノコンシェルジュに付いて、前回、解散のの旨をお伝えしましたが、多数の要望を受け、慎重に競技しました結果、復活することになりました。
これからも、よろしくお願いします。

880: 名無しだし@呪いだ:16/01/19 15:30
復活しなくていいよ

881: 名無しだし@呪いだ:16/01/19 18:09
ソノコンシェルジュ(苑子ストーカー団体)に付いて、前回、解散のの旨をお伝えしましたが、多数の要望を受け、慎重に競技しました結果、引き続き苑子に粘着することになりました。
苑子のいない生活なんて考えられないからです。これからも、よろしくお願いします。

882: 名無しだし@呪いだ:16/01/20 12:09
苑子か・・・学校で暴れたりHigekiに貢いでもらってた頃が懐かしいな。当時の苑子はヲチしがいのある面白い奴だった

883: 名無しだし@呪いだ:16/01/20 21:54
カッターナイフ持って暴れたり、ダンボールに親死ねとなぐり書きしたり、うめぼしの種とエビの寿司と空っぽの丼の前で写真撮ったり、パンチラ写真アップしたり、ネタに尽きない奴だった

884: 名無しだし@呪いだ:16/01/21 11:38
ヲチ全盛期に苑子と接触してた男はHigeki、さちゅ、深川と3人もいたな
さちゅと深川は苑子の事を見下して馬鹿にしてる感じだったけど

885: 名無しだし@呪いだ:16/01/24 12:35
さちゅはリアルヲチャって感じのヤツだった。Higekiって菓子やらぬいぐるみやら送って必死だったけど別に相手は苑子じゃなくてもよかったんだろうなぁ


886: 名無しだし@呪いだ:16/02/14 11:52
バレンタイン当日、苑子は通販で手に入れた料理本を見ながら1週間掛かって作った特性チョコを持って道を歩いていた。
当然、本命に渡す為である。
スキップをしながら鼻歌を歌い、郊外の【木下】と書かれた表札の架かる豪邸に辿り着いた。
苑子はインターホンを鳴らした。
数秒後に召使いの女性の声がした。
「あっ、あのっ…私…苑子ですっ!今日は…木下さんに用があって、きました!」
緊張のせいで声が詰まってしまった。
「少々お待ちを」と声がして巨大な玄関の門が開いた。

つづく


887: 名無しだし@呪いだ:16/02/14 13:08
バレンタイン当日、苑子はコンビニで適当に買ったチョコを持って道を歩いていた。
チョコをせがんできた知人の男に渡してやる為である。
面倒くさそうに歩き、郊外の【木下】と書かれた表札の架かるボロ家に辿り着いた。
苑子はインターホンを鳴らした。
数秒後に初老の女性の声がした。
「○○苑子です・・・今日は…木下に頼まれたチョコ持ってきてやったんだけど」
小さな声でかったるそうに言った。
「ちょっと待っででぐれなぁ」と声がして傾いた玄関の錆びた門が開いた。
多分つづく

888: 名無しだし@呪いだ:16/02/17 07:17
「ここでしばらくお待ちくださいませ。」
玄関を通され応接間に案内された苑子は、天井に煌めくシャンデリアや、壁に掛かる鹿の剥製や、本物そっくりなクマの彫刻や、部屋の中央にあるグランドピアノに目を奪われていた。
「家のより大きい…」
苑子は、何かアラビアンナイトに出てきそうな柄の入った、ふかふかのソファーに腰掛け。天井に施された、キラキラ輝く装飾を見上げながら呆然としていた。
しばらくして扉の向こうから、コツ、コツ、コツと、誰ががやってくる気配がした。

つづく

889: 名無しだし@呪いだ:16/02/17 13:21
「ここでちょっと待っででけろ。」
玄関を通され応接間に案内された苑子は、天井の染みや、壁に掛かる下手くそな絵や、子供が作ったようなクマらしき粘土細工や、部屋の隅にある誇りをかぶったグランドピアノを見てあっけにとられた。
「家より汚い…」
苑子は、何かよくわからない柄の入った、古くなり中のスポンジが所々はみ出しているソファーに腰掛けた。
天井に広がった、人の顔の形のようになっている染みを見上げながら身震いしていた。
しばらくして扉の向こうから、ドタドタドタと、誰ががやってくる気配がした。
多分つづく

890: 名無しだし@呪いだ:16/02/17 17:55
>>887>>889面白い!続き楽しみにしてます♪

891: 名無しだし@呪いだ:16/02/19 22:10
応接間の入り口の扉が開いた。
紺の背広スーツにネクタイ姿で彼は現れた。
苑子は思わず手に持っていたチョコを落としかけた。
「あ、あっ…あの…先輩…」
緊張して中々言葉が出ない。
「僕に何か御用?」
背広スーツの男は苑子に優しく語りかけた。
「あっ、あのっ!これ、一生懸命作りました!受け取ってください!」
チョコを渡して深く一礼すると、顔を赤くしながら苑子は走り去って行った。

つづく

892: 名無しだし@呪いだ:16/02/20 06:26
ギシギシ音を立てて居間の入り口の扉が開いた。
フケだらけのボサボサ髪に染みの付いたボロボロのTシャツ姿で彼は現れた。
ドン引きした苑子は思わず手に持っていたチョコを落としかけた。
「あっ…ああ…木下…」
恐ろしさのあまり中々言葉が出ない。
「僕に何か用なのかい?ヘヘヘ」
小汚い男は苑子にねっとりとした口調で語りかけた。
「あ・・・これ、持ってきてやったから。お返しは倍にしてほしいし(当たり前」
チョコを渡して、出された菓子を袋ごと掴むと、苑子は走り去って行った。

多分つづく

893: 名無しだし@呪いだ:16/02/20 07:05
>>887
>>889
>>892


894: 名無しだし@呪いだ:16/02/21 09:30
木下が外に出ると、そこに苑子の姿は無かった。
その夜、苑子は昼間の出来事を思い出してまだドキドキしていた。
「本当は、もっとお話したかったのに。」
昔から人見知りが激しかった。人前に出ると必ず顔が赤くなり口が乾き頭が真っ白になる。その為、学校の文化祭はいつも苦痛だった。
小学校の音楽会でステージの幕が開いた時、「症状」が発生し騒然となる中、会場を飛び出した苑子に声を掛けてくれたのが木下だったのである。
それまで恋愛にも無関心だった為、自分より年上の異性に声を掛けられた事に幼い苑子は戸惑ったが、色々と話を聞いてくれる彼に次第に心を開いて行った。

つづく

895: 名無しだし@呪いだ:16/02/21 14:09
木下が外に出ると、そこに苑子の姿は無かった。
その夜、苑子は昼間の出来事を思い出してまだゾワゾワしていた。
「ああキモかった。呪いだし・・・。」
木下は昔から妄想癖が酷かった。知り合ったのは苑子が成人してからの事なのに「人見知りが激しく、小学校の音楽会でステージの幕が開いた時、症状が発生し騒然となる中、会場を飛び出した苑子に声を掛けてあげたのが自分」と言いはるのだ。
苑子は恋愛に無関心な為、頭のおかしい異性に声を掛けられた事に戸惑ったが、色々と物を買ってくれる彼に次第に「財布として利用してやろう」と思ったのだった。

多分つづく

896: 名無しだし@呪いだ:16/02/21 15:47
木下は昼間飛び出して行った苑子の事が気掛かりだった。
「あの子、あの後何か言いたそうだったな。」
ベッドで眠りに就こうとしたふと過去のある出来事を思い出した。
小学校の学園祭だ。
その日、腹を下していた木下はトイレから出た時、香道の外で蹲っている2学年下の女子児童に目をやった。
「あの子って確か、4年3組の苑子って子だ…。」
以前、教室を移動する為に廊下を歩いていた時に階段の隅に蹲っていた事があり、抱きかかえて保健室まで連れて行った事があるので、顔と名前は覚えている。
「どうしたの?」
「ごめん。あたし、人前に出ると緊張するタイプで…」
「そうなんだ。でも、戻らないとみんなに迷惑掛かるよ」
「多分、私のクラスの番終わってる。」
「じゃあ、砂場の方行こうか。あっちなら、眺めがいい。」
「うん、そうする」

苑子は立ち上がると木下の手を取り、運動場の方に歩き始めた。

つづく



897: 訂正:16/02/21 15:54
その夜、木下は昼間飛び出して行った苑子の事が気掛かりだった。
「あの子、あの後何か言いたそうだったな。」
ベッドで眠りに就こうとした木下の脳裏に過去のある出来事が過ぎった。
それは、小学校の学園祭だ。
その日、腹を下していた木下はトイレから出た時、香道の外で蹲っている2学年下の女子児童に目をやった。
「あの子って確か、4年3組の苑子って子だ…。」
以前、教室を移動する為に廊下を歩いていた時に階段の隅に蹲っていた事があり、抱きかかえて保健室まで連れて行った事があるので、顔と名前は覚えている。
「どうしたの?」
「ごめん。あたし、人前に出ると緊張するタイプで…」
「そうなんだ。でも、戻らないとみんなに迷惑掛かるよ」
「多分、私のクラスの番終わってる。」
「じゃあ、砂場の方行こうか。あっちなら、眺めがいい。」
「うん、そうする」

苑子は立ち上がると木下の手を取り、運動場の方に歩き始めた。

つづく


898: 訂正:16/02/21 15:55
その夜、木下は昼間飛び出して行った苑子の事が気掛かりだった。
「あの子、あの後何か言いたそうだったな。」
ベッドで眠りに就こうとした木下の脳裏に過去のある出来事が過ぎった。
それは、小学校の学園祭だ。
その日、腹を下していた木下はトイレから出た時、講堂の外で蹲っている2学年下の女子児童に目をやった。
「あの子って確か、4年3組の苑子って子だ…。」
以前、教室を移動する為に廊下を歩いていた時に階段の隅に蹲っていた事があり、抱きかかえて保健室まで連れて行った事があるので、顔と名前は覚えている。
「どうしたの?」
「ごめん。あたし、人前に出ると緊張するタイプで…」
「そうなんだ。でも、戻らないとみんなに迷惑掛かるよ」
「多分、私のクラスの番終わってる。」
「じゃあ、砂場の方行こうか。あっちなら、眺めがいい。」
「うん、そうする」

苑子は立ち上がると木下の手を取り、運動場の方に歩き始めた。

つづく

899: 現実:16/02/21 19:19
その夜、木下は昼間飛び出して行った苑子の事をまだしつこく気にしていた。
「あの子、絶対僕に惚れてるな。ヘヘヘ・・・」
薄い布団で眠りに就こうとした木下の脳裏に過去のある出来事が過ぎった。
それは、小学校の学園祭だ。
その日、腹を下していた木下はトイレから出た時、講堂の外で蹲っている2学年下の女子児童に目をやった。
「あの子、僕の理想のタイプだ。ヘヘヘ」
以前、教室を移動する為に廊下を歩いていた時に階段の隅に蹲っていた事があり、抱きかかえて保健室まで連れていこうとして泣かれた事があるので、顔と名前は覚えている。
「どうしたの?(ニタァ」
「やだ!またあんたかよ!気持ち悪い!」
少女は立ち上がり木下を汚いものを見るような目で見据えると運動場の方に走り去った。

多分つづく

900: 名無しだし@呪いだ:16/02/21 19:21
>>887
>>889
>>892
>>895
>>899


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