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過去の名小説をコピペするスレ
2/3頁 (23件)
4: 01/09 15:57
ある日の夜、木下は用を足すために外に出た。
北風が冷たかった。 省12
5: 01/09 15:58
「いいから、早く下着はけよ」
木下の言葉に苑子はことの重大さに気づき、赤面した。 省12
6: 01/09 16:03
「ヒゲキ、カツ丼食べたいし。」
昼過ぎ布団から出て早々、苑子は同居人(動く財布)の木下に言った。 省21
7: 01/09 16:08
「へへへ・・・俺は大手IT企業に勤めてんだぜ・・・エリート営業マンなんだぜ・・・」
白目を向きよだれを垂らしながら笑う不気味な男、木下。
もちろん大手IT企業に勤めるエリートではない。ただのニートだ。木下はとうとう現実と妄想の区別がつかなくなってしまったのだ。
「今日も夜まで仕事だ・・・忙しいなぁ・・・へへへ・・・ウへへへへへへへ」
脳内花畑状態の木下、今日も幸せだった。完
8: 01/09 16:23
今日はオンボロ車でドライブだ。
駅まで来た苑子を助手席に乗せてアクセルを踏んだ。
ダッシュボードのお菓子を苑子勧める。
信号待ちの間に苑子が口を開いた。「カツ丼食べたいし」
「いいとも!」木下は汚らしい歯茎を見せて笑うと、いつもの店へ向かった。
9: 01/09 16:24
今日も職探しだ。
家から持ってきたうまい棒を片手にノートパソコンを打つ。
目の前にはこれから会社に行くと思われるスーツ姿の男性がこっちを見ながら座っていた。
「一年中夏休み状態の君はいいね。こっちはこれから仕事だよ。」
悔しさの余りに顔を真っ赤にした木下は震える手でノートパソコンを閉じた。
木下は泣きながら窓辺の景色を眺めた。
つづかないよ
10: 01/09 16:24
「今夜も苑子が待ってるぜ」
そう言うと木下は鼻息荒く上着を脱ぎ捨ててパソコンに向かった。
少数派男性ネットアイドルとしてネット界に君臨した木下は、今や知らない人はいない、今をときめくアイドルになっていた。(妄想)
今日はニコ生で苑子との対談が予定されている。
6時間たっぷり語り合うつもりだ。
「へへへ・・・ドキドキするなあ…」
木下は両手を握りしめ、白目を向きヨダレを垂らしながら待つのだった。
11: 01/09 16:52
元ホームレス。サバイバルには自信がある。
子連れ狼ならぬ子連れ豚の惨めでみっともない山生活が始まった。
夜になり苑子が眠りにつくと木下は「狩り」に行く。下の農家の野菜を盗みに行くのである。
冬には軒につるしてあるダイコンやかんぴょう、干し柿なども対象になる。
職歴の浅い&頭も悪い木下は、自分はこうやって生きていくしかないと思っている。
さとみはそんな木下を哀れんだが、木下は「ワイルドだろ〜」と半ばヤケクソであった。
やがてさとみはもちろん、苑子にまで見放され、加えて盗みがバレて警察に追われ、泣きながら逃げ回ったのち結局山奥に引きこもって二度と出てくる事はなかった。おしまい
12: 01/09 17:00
「おい、木下。ここはペットの連れ込み禁止だぜ」
店内のカウンターテーブルに着席している男衆が冷ややかな目で苑子を見ていた。 省12
13: 01/09 17:07
ある日、コンビニで弁当を買って帰る途中、木下は小学校低学年くらいの娘を連れた同級生に出会った。
気まずくなって急ぎ足になると、女の子が突然木下に、おじさんと声をかけた。 省18
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