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過去の名小説をコピペするスレ
2/3頁 (23件)
1: 01/09 15:47
どうぞ
2: 01/09 15:51
仕事から帰ったら真っ先に部屋で寝ている苑子の顔を見るのが日課になっている。
枕元に顔を近づけ、太くて硬い髪に鼻を近づけると、少しムッとした匂いがする。
肉厚な手をとって頬摺りをする。
温かい…。
木下の胸が高鳴る。
苑子は俺が守る。俺の物だ。
誰にも渡したくない。
終わり
3: 01/09 15:54
木下と苑子の間に生まれた娘はさとみと名付けられ、木下の歪んだ愛情を受けて育った。
やがて10代になり色気が出てきた。
木下はさとみに対する愛情が恋感情に変わるのを感じていた。
父が娘に、それはまさに禁断の恋。
しかし、さとみへの恋心を日々抑えきれなくなった木下は、とうとう小児性愛の異常者とされ、警察に逮捕され、二度と戻ってきませんでしたとさ。

終わり
4: 01/09 15:57
ある日の夜、木下は用を足すために外に出た。
北風が冷たかった。 省12
5: 01/09 15:58
「いいから、早く下着はけよ」
木下の言葉に苑子はことの重大さに気づき、赤面した。 省12
6: 01/09 16:03
「ヒゲキ、カツ丼食べたいし。」
昼過ぎ布団から出て早々、苑子は同居人(動く財布)の木下に言った。 省21
7: 01/09 16:08
「へへへ・・・俺は大手IT企業に勤めてんだぜ・・・エリート営業マンなんだぜ・・・」
白目を向きよだれを垂らしながら笑う不気味な男、木下。
もちろん大手IT企業に勤めるエリートではない。ただのニートだ。木下はとうとう現実と妄想の区別がつかなくなってしまったのだ。
「今日も夜まで仕事だ・・・忙しいなぁ・・・へへへ・・・ウへへへへへへへ」
脳内花畑状態の木下、今日も幸せだった。完
8: 01/09 16:23
今日はオンボロ車でドライブだ。
駅まで来た苑子を助手席に乗せてアクセルを踏んだ。
ダッシュボードのお菓子を苑子勧める。
信号待ちの間に苑子が口を開いた。「カツ丼食べたいし」
「いいとも!」木下は汚らしい歯茎を見せて笑うと、いつもの店へ向かった。
9: 01/09 16:24
今日も職探しだ。
家から持ってきたうまい棒を片手にノートパソコンを打つ。
目の前にはこれから会社に行くと思われるスーツ姿の男性がこっちを見ながら座っていた。
「一年中夏休み状態の君はいいね。こっちはこれから仕事だよ。」
悔しさの余りに顔を真っ赤にした木下は震える手でノートパソコンを閉じた。
木下は泣きながら窓辺の景色を眺めた。
つづかないよ
10: 01/09 16:24
「今夜も苑子が待ってるぜ」
そう言うと木下は鼻息荒く上着を脱ぎ捨ててパソコンに向かった。
少数派男性ネットアイドルとしてネット界に君臨した木下は、今や知らない人はいない、今をときめくアイドルになっていた。(妄想)
今日はニコ生で苑子との対談が予定されている。
6時間たっぷり語り合うつもりだ。
「へへへ・・・ドキドキするなあ…」
木下は両手を握りしめ、白目を向きヨダレを垂らしながら待つのだった。
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sage
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