さてさて


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さてさて

1: 名無しさんAA:11/05/17 15:39 ID:Sg
さてさて一体どうしたものか
金はなし 仕事もなし
さりとて 昔の暮らしも出来ないものを
金に追われ 貧乏に明け暮れたとしても
今ほどの鬼気迫る事はなかったものを
仕方なしにも 現代に足を踏み入れた私は
一体 どうしたものか と 途方にくれる 


2: 名無しさんAA:11/05/22 23:57
女性同居人募集

By貧乏老人


3: 名無しさんAA:11/05/23 01:37
本末転倒 01


 私は近頃思うのだが さてさて 少子高齢化ってのは悪なんだろうか。経済が冷え
込むというのは 幻想ではないだろうか。と 今現実に起きている現象は一体全体
なんだろうか。と 例えていうなら 電力事情が悪い。悪いから自動販売機を規制
してパチンコ屋は廃業しなさい。何て言う意見は 本末転倒ではないかと
例えばこのインターネットが エロや自殺を規制している。しかし それはまた犯罪
の温床になっているのだろうか。と少子高齢化によって 子供が増えないという現象
は 結局は女性に子供という負担を押し付けない とする考え方を広めたからでは
ないかと。大体において性交を神聖なもので この行為を善行としない考えはおかしい
し逆に 過度にこれに楽しみを誇張した動画や写真の氾濫は 人を著しく傷つけている
 つまるところ 正常な裸や性交動画などは開放すべきであって いわゆるSやMとい
った奇行なるものこそ廃止すべきで 萌えなぞと言っている事こそ異常ではないか と
 要するに タバコ産業が手におえなくなって銘柄を廃止したのだが 著しく消費者を
馬鹿にしている。のと同じに 片方でHを規制し片方で少子化を悩む事は政治自体が
国民を馬鹿にしすぎていないのか。と 電力重要も又片方で経済悪化を心配させていて
片方で電力規制を強いる。挙句に省電力のお願いなどする国家というものは国体を成し
てはいないのではないか と 思うのである。


4: 名無しさんAA:11/05/23 01:37
本末転倒 02

たしかに 昔の生活に比べて 物も食料も有り余り 豊かに贅沢にはなっただろう全体
では。しかし 個人個人をみれば 昔のほうがやさしく今やローン世代で誰もがそうは
所得は多くない上に 電気・保険・電話・ガス・税金 とはるかに出費を多くしている
中 子供にかかる出費は 更に上回るのである。小中学校・大学・保育幼稚園 とそう
した建物が足りないとは聞くが 古びて使えないという話はあまりない。耐震性能がな
い何て言うのはあっても ではその耐震性能が合致した住宅がどれだけあって 今回の
津波にも流されないで水が引いて使えるという浸かった家屋があったかといえば あん
まり無いのではないか。つまりは勢い今まで無駄がねを使っていたに過ぎない事であり
問題は 都内の年越し派遣村のような 仕事がなければ即住居さえも無くなり保険も切
れるという存在や 価格競争で補助のある中国人しか雇えない経営者達の存在が 大い
なる問題ではないか。と 便所はくさいから住宅に作らない式の考え方はひどく醜い。
日本にいて日本から育てられ日本を愛するのなら 愛国主義とは言わないまでも。親や
兄弟 子や孫を大事にして当然であるし その大事にすると言うことが大きく 国家や
社会であってもいいはずではないか。と思うのである



5: 名無しさんAA:11/05/23 10:04
本末転倒 03

 それは別に中国人や朝鮮人あるいはアメリカ人やヨーロッパ人など外国人を排斥せよ
などと 言っているわけではない。基本的に大事な友人であろうし又経済関係では密接
である故に今回の原発事故では 経済の落ち込みが双方ともに影響を受けている。この
事はニュースの通りである。が しかしである 今回の外国人登録法や国内土地収用法
あるいは子供手当てなどを見れば 著しく母国の国にいる国民に不公平な法案ばかりで
海外のなんら関係ない唯の戸籍登録した人間のみを そんなに重宝に扱う事はないであ
ろう。と考えるのだ。最近富みに思うことは なかなか議員や公務員といった特権階級
の腐った考え方である。今回の震災も色々出てきているが そんなに足を引っ張ってい
て一体何か進展があるのか。と思う。昨日のTVでは斑目委員長の発言で海水投入が遅
れたなどと言っていて細野補佐官が言っているが斑目君は再臨界がゼロではないと言っ
たと反論している。それは大した事ではない。問題は今だ収束の建て直しすら素人目に
不十分な時に何を考えているんだ。と言うことと 東電の作業にいちいち口を出し遅ら
せその上後始末をやらせている。と言うことだ。ヘリコプターが引き返すホウ酸投入が
遅れるベント作業も発電機取り寄せも 言われずに安全委員会が緊急時マニュアルとし
て既に文書交付しておくべきものだろう。更に要請がなくても行うものだろう。という
認識がない点にあるのだ。つまりは民主党と言うのが国内合意どころか党内合意もない
ただの烏合の集団で 政権などと背負う集団ではなかったという事である。更に自民党
もまた いつの間にやらこうした合意を反故にした政策を取っていたという事実である



6: 名無しさんAA:11/05/23 10:24
本末転倒 03

 基本的にこうした間違いは 素直に詫びれば済むことであろうし 更に海水投入も又
炉心溶融も 日本では起きたことの無い事件であり対応策が不十分で国民に心配させた
事は 別に仕方が無い事であろう。特に原子力委員会や内閣と言えども人間であるから
には 失敗も間違いもあってしかるべきであろう。問題はその補佐を補佐官がしていな
いでのうのうとTVなどに出て 対策の前後策を煮詰めていない点である。あの懇切て
いねいな発表をしていた枝野氏すら いつの間にかその地位に慣れてその立場の重要さ
や重さのない発言が目立ったか と思えば銀行が棒引きするべきとか第一義に東電に過
失があるみたいな方向を出して 混乱を助長している。もし東電に問題があるというな
ら 今回の津波は漁協の責任と言うことになる。港の船の管理や港自体を管理していた
のは誰かという責任論になる。紛れも無く天災が起こった事を TVや議員の 勝手な
キャッチフレーズで人災ですと言い切る議員も議員だが その中で起こった事を当事者
が例え東電であっても公益法人でなかんずくエネルギー政策の要として政府が管理者の
権限を有するに当たっていたのに 全く人災だ東京電力の責任だ 家財投げ打って補償
せよなんて公言をはばからないというのは 気が狂った意見としか言いようがない。
責任のないTVのコメンティーターならともかく 避難地域もその予備地域も確定した
のは誰かという問題であり 県知事や市町村も現実には工場誘致した町と同じく この
事態に備えた話し合いをし それなりの原子力専門家を持って監視すべき立場であり、
町民ならともかく町長や議員は第一義的には責任者なのであって 被害者ではないのだ。 と 思うのである



7: 名無しさんAA:11/05/23 10:41
本末転倒 04

 事実 そのために 例えば農地転用でも土地転売でもあるいは工場や家の建設でも
地元の同意と同様に 町や県の審査と国の規定によって 国民はその誰でもが勝手に
は 作り放置し使うということが日本では出来ないようになっている。これに反対の
声を上げたのが日教組である。スト権ストなどという規定を変えよう憲法を変えよう
という運動の元 国旗や国歌を認めない天皇陛下を認めないというのだから それは
日本人としては排斥しても当然の話である。国歌や国旗を変えたいという意見なら取
り上げもされるだろうし大統領制にしたいというならそれも意見であろう。しかしで
ある。闇雲にそれを認めないと言うことは 国という自治を認めない事でありその中
の税金で食べている人がその仕組みを認めないというのである。なら公務員どころか
国民をやめてもらいたい。というのが素直な全国民の意見である。別に今は日本での
永住を規制はしていない。本来ならこの民主党の党旗すら 国の機関の一員となった
時点で変えるべきもので あんな恥さらしな日章旗を馬鹿にしたような党旗をよくも
飾れるものだ。と個人的には思うのだが。中には天皇陛下が軍部の大きな壁を突破し
敗戦の勅諭を放送され自らを世間のさらしものとして 国民の命を救う事に懸命にな
った行為を 解からないという議員資格さえない議員も又多いのが実情なのだろう。
と思うのである。




8: 名無しさんAA:11/05/23 11:09
本末転倒 05

 それでも 私は旧来の自民党政権よりは民主党政権に期待しているしこの菅政権に
少しは期待している。よく小泉政権が良かったかのように言われがちだがいまの問題
。すなわち保険問題。原子力問題。あるいは年金や税の問題と国債の問題は結局は体
よくこれまで先送りされてきてここまで来ている。更に目くらましの郵政問題を強行
した批判の裏ではイラク攻撃やらアフガン戦争の 後方支援についてしまったのだ。
もし日本が真の平和や正義を目指すならアフガンででも 一時期にあの武器弾薬の徴
収と部族解体を平和裏に行う事が出来たはずで この時大量の自衛隊をイラクなんか
に行かせずに このアフガニスタンに行かせなかったのかと思うのだが 言うは易し
するは難しなのだろう。がその後も 突然止めた阿部氏にせっかく支持率が上がりか
けた福田氏などがハイカラの貴公子のごとく辞めた。そして既にアメリカ異変の声が
ささやかれる中で火中の栗を拾う麻生氏は泥まみれでも奮戦したのだろう。がその前
からの重鎮青木氏や森氏などは 時々声は聞こえど姿は見せずの状態で何とも不人気
である。この姿や様子見こそが今の谷垣氏や鳩山氏や小沢氏の業態と同じであり一体
日本をどうしたいのかどう変えたいのか志はなんなのかが 全く見えずに政局に精通
した姿に見えて嫌なのである。つまりは麻生氏が叩かれても進む。菅氏が駄目でも頑
張った。その事に値す次の人間は 皆目見つからないのである。 



9: 名無しさんAA:11/05/24 11:48
 はっきり言おう 管総理は大間違いしている。何で被災処理が済んでないのにその
確認作業ができるのだ。更に東電は監査されるほどの悪さはしていない。これは陰謀
そのもので 政府が今まで言っていた責任を持つという言葉と全く違っている。裁判
こそしないものの 裁判すれば 確定するまで東電は動く必要がなくなる。つまり政
府だけで処理しろ と言うことになる。なにやってるのだ菅総理はまったくこうした
非常時に 委員会ばかりつくって なんら成果を出さないとぴうのは国民を裏切って
しまっているではないか。 まず原発が駄目だったから停止するという行為はやめよ
 又浜岡原発は 今から小型の高圧高熱ガス炉の実証炉の建設をしろ。
これを反対するなら 政権を降りよ 国民は憂いている 嘆いている 悲観している
この政治状態を
 実際は あのビルゲイツのように自ら乞いて今東芝まで行けば 色んな話が聞ける
だろう。

TerraPower社はMicrosoft社の企業城下町Bellevueに最近設立され、多くのエンジニア
を集めてCANDLE炉と同様の原理を用いたTravelling Wave Reactor(TWR)の設計研究を
積極的に進めている。関本センター長は2009年9月30日及び10月1日TerraPowerにコンサ
ルタントとして招かれCANDLE炉について講演を行うとともに、CANDLE炉とTRW炉につい
ての実りの多い情報交換と議論を行った。ビルゲイツは、おそらくテラパワーに出資し
ているのだろう。チャイナにも一緒に行っている。2009年11月初旬ビルゲイツ氏(マイ
クロソフト創設者)及びTerraPower(3.22参照)のメンバーが中国の主要な原子力関連
機関を訪問し、Travelling Wave Reactor(TWR)の開発研究への協力を取り付けた。

 この東芝のものが第四世代の原子炉とすればTWRの次にくる高圧ガス炉は 早急に
日本に作るべきものであろう。



10: 名無しさんAA:11/05/25 01:31
池田直樹(弁護士・大阪アドボカシー法律事務所)、井上二郎(弁護士)、、空野佳弘(弁護士)、武村二三夫(弁護士)、菱木政晴(真宗大谷派反靖国全国連絡会事務局長)、松浦悟郎(カトリック司教)
こんな馬鹿な人たちを 何故聖職者としているのか
特に真宗大谷派は 真宗が強制募金で成り立っているのを知らんのか

11: 名無しさんAA:11/05/25 02:06
大体 この国はどうかしている
今になって上空を調べているとは
あまりに高濃度の放射線で調べなかったのだろうか

12: 名無しさんAA:11/06/07 22:05 ID:zA
本末転倒 06

 やはり 経財界は今の菅総理にそっぽを向いてしまった。今回の菅おろしの風は異
常とも言える魔女狩的様相であった。裏には悲痛な財界の声が発した事は想像に難く
ない。そもそも最優良企業である東京電力社長が 今や最悪の魔人のごとく放射能を
撒き散らし死に絶え絶えになっていても 諸官庁は傍観のまま時を過ごしているのだ
。まさに動かない不毛の議論される国会と自らは全くその責任を負わない官僚と憤慨
やり方ない国民の間に 報道や財界はそのまま身動き取れずに東京電力を悪人に仕上
げたのだから その後遺症は大きい。が常に悪評がつきまわり引きずり降ろされるこ
の政権は 幼稚なままでいる諸大臣のを露呈してやまずそれはそのまま総理に向かっ
たのは不思議ではないにしろ異常である。本来批判されるべき自民党政策は誰も何ら
語らず 現政権の今までの失策とこれまでの日本の不備な政策と混ざったままの形で
オピニオンリーダー達もそっぽを向いたのだ。がしかし 今だ復興の兆しが見えない
事は決して異常でなく、その規模の大きさに目を見張るべきであり 放射能事故も決
して今の政府の人災である訳ではない事は知って置かねばならない。まず全電源喪失
は起こらないとした内容は今まで自民党政権が掲げてきた災害対応策である。さらに
今回の津波は当然予測されている地域ではあっても 政策的には本当に誰も予想した
ものではない。確かに過去に置いてこの大きさの津波や地震があったという古書は発
見されたがそれは極最近で 公認されては居なく学者の殆どが知りえたのがわずか一
年も満たない時期であったのである。それ以上に東海・東南海を重視してきたのだ。


13: 名無しさんAA:11/06/07 22:05
本末転倒 07

 がそれでも 経団連や財界のその姿勢にははなはだ怒りがある。まずそうした認識
に立てば 今だ公民に詫びもひれ伏した姿勢もない谷垣氏を頂点とする各所の自民党
の立候補を応援する事はやってはならない事のはずだ。今やコンプライアンスにある
事業体は多いが 危険なものを安全に処して使用するというのは 人間生活の基本中
の基本であるはずだ。これを逸脱したままの法体系に原子力行政があった事は 政府
はもとより 経済界の頂点に君臨し今までの東京電力会長を押してきた 経団連も又
その責任の一端を担うべき所にいる。原子力が危険なように 人間生活も又各種の営
みに於いてこうした暗黙の絶対権力というものも大きな危険である。もともと日本の
中の財界リーダー達の集まりであり 学識者や弁護士など多くの日本の頭脳の粋を持
ちえる栄えある倶楽部のはずが そうではなかったと言う事はいたく日本国民の心を
傷つけている。「赤信号みんなで渡って国が消失」何て言うことは全くしゃれにもな
らない。もともとこうした震災後であっても 読売球団はナイターゲーム早期強行し
ようとしたりして顰蹙をかったが あの電気連合の長をひざまずかせ謝罪させたこの
災害は 多少なりとも多くの不満が鬱積しているであろう。ここに報道の真価が問わ
れる。インターネットが幅を効かしているが これは広報であって報道ではない。こ
こは どう考えてもマスメディアの映像や発言は我々は聞き耳を傍立てる必要があり
又 更に我々の言葉や姿や行動も又 今後の世代に 問われる事になる。



14: 名無しさんAA:11/06/08 07:31

本末転倒 08

色々と博識ある方々は 今回の原発事故は人災であるという。そして更にそれは人災
ではなく 誰が総理だったら原発事故が食い止められたでしょうか。と問いただすと
すぐさま いや同じように事故はあったでしょうが その後の対応は全くもって総理
が後手後手に走って事を大きくした。と批判する。が私の知る限り海外の著名な学者
はそうは言っていない。フクシマ50が勇士と呼ばれる理由はそこにある。核燃料が
暴走を初めたとしたら それはメルトダウンぐらいでは済まない。燃料混合比や配置
はそれは安全を重視してはいるだろう。しかし 本来密閉であるはずの高圧格納容器
がもしこの水素ガスが抜けていなく 超高温核分裂を加速し水分というものが無くな
ってしまっていたら その一つの原子炉のみで 核弾頭88個分に相当するという。
 また海外の原発事故に詳しい原子炉専門家は、よく爆発しなかったと感銘するのだ。
現実に「ベントができないということになれば、格納容器の内圧が高まってしまい、
どうにも制御できなくなって壊れてしまうという事です。これは、本当にとんでもな
いことで、その内圧で原子炉そのものが爆発して核燃料が飛び散ってしまうことにも
なりかねない。」という中で2号機原子炉の爆発危機を前に、原発事故の関係者には
動揺が走った。とNHKの検証映像はいう。そして当時のシミュレーション結果を聞
いて、吉田昌郎所長は黙り込んでしまう。免震棟の廊下で休む作業員に声をかけ、
「皆さんがここから出るのは止めません」とまで言い切ったのである。 結局14日には
東電社員ら70人を残して、200人以上が原発を去ったし。清水正孝社長は、官邸に向け
て「現場から撤退したい」と5回も電話で伝えている事となったようだ。



15: 名無しさんAA:11/06/08 21:30
本末転倒 09

 で こうした自民党政権時に出来上がった仕組みと法令に 何ら矛盾することなく
発電し営業をした中でこの災害に出会った。これは本当に東電としては遺憾な事だろ
うが当の当事者たる社長や現地従業員や地域住民にとっては 痛くて辛い不幸である。
この不幸に際して 斑目委員長はNHKの放映の中でも人災だと言ってはばからない。
しかし それは議員や官僚の持つ独特のおかしい話である。まずこの法律を作ったの
は他ならぬ時の与党自民党ではある。しかし その法令に大きく関与し提言を行い又
監視および安全点検の検査を行うのは原子力安全委員会特定権限つまりその委員会の
ある理由のはずだ。その委員長自らが その行為の不備を是正もせずに人災であると
公言している事は その相手は誰に向かいどういう趣旨で言っているのかを問い直す
べきであろう。この執刻事あるごとに 大きな予算と膨大な計算の出来るシュミレー
タがありながら 撤退宣言し一国の総理すらも駆け詰めさせる東電と一刻を争う中で
も現地に自らのスタッフやらを赴任させない委員会には強い憤りを感じる。が今回の
震災では勝手な想定外の下で不幸にも その自然の猛威の餌食になったのは福島県民
だけではない。津波予想にしても初期の警報が低かった為に逃げ遅れた人やハザード
マップを信じるあまりに想定以上の津波は来ないと思っていた住民や行政の対応の遅
れで逃げ遅れた人 そうした事が頻繁に見えるほど今回の被害は大きい禍根を残して
いる。詰まるところ 今の政権を批判すると言う事は本当に本末転倒の騒ぎなのであ
る。

  

16: 名無しさんAA:11/06/08 22:22 ID:to
本末転倒 10

 こうした中 空騒ぎの発端となった ベント手動の遅れ問題や海水注入の停止問題
に 叱責されるべき東電幹部が 正しい判断で命賭けて守る所長に 正しい連絡が2
ヶ月以上もなかったとして口頭注意を行ったとした。上意下達の会社組織では仕方な
い処分であろうが 国民には忸怩たる疑念が残るある。それはまさしく今回の自民党
声明と同じだ。石破氏の言う「首相が辞めたからといって子供手当て撤回などの充分
な政策合意な無ければ連立内閣にはならない。」というのは当然のまともな意見だろ
う。しかし自民党大島副総裁の言う「現内閣が退陣すれば 閣外協力であっても各党
が知恵を持ち寄って行う方法は充分ある。」というのは卓上論である。公明党がいう
退陣時期の明確化と全く同じで ただただアピールだけで国民に混乱を求めるて票を
取る姿勢でしかない。それが証拠に何ら方策を提示せず 総理退陣のみの国会質問や
首相答弁に一番うるさい野次を飛ばしていながら副総裁などというのは国民はあきれ
ているばかりだ。それは今回の騒動を更に大きくして止まなかった 国を治める資格
がありながら騒乱させて止まない鳩山氏や樽床氏や原口氏などの全く思慮も品もない
こうした国会議員達の嘘を だれが叱り是正してくれるのだろうか。首相さえ変われ
ば連立するなどと公言憚らない嘘つき総裁や 震災予算の話し合いは着々と行ってい
ると言いながら舌先乾かぬ内に二次補正予算は新総裁の下でなどと言う石原氏などは
自民党と言う名に泥を塗っている行為に等しいのに 今までの首相経験者は一体何を
そう引っ込んでいるのだろうか。地に落ちたばかりか 日本国民の票田を持つ野党に
もなれないとは 情けない話ではある。


17: 名無しさんAA:11/06/09 21:20
本末転倒 11


 製品において 心配している事が起こるのは三流 思わぬ事が起きる事は二流で
ある では一流はと言えば何も起こらない。起こらないが問題や対策を打つそれが
一流である。どんなプロジェクトでも100%はない。だが確実に60点80点と
いう合格点を確実に取る この事が失敗しない鍵だ。そうした失敗をどうやって防
ぐか それは見えてる事は当然誰もが検討する。で見えないものを見ようと点検し
ても永遠の時間がかかる。そこで見えないものの要所要所を部分部分で点検・検討
する その事が100%は出来ないとしても およそ成功の道となる。 これは
あのはやぶさプロジェクトの川口氏の発言である。政治の世界でもあるいは原子力
や災害対策でも100%完全には出来ない。そうした日本再興というプロジェクト
に冷や水を浴びせて止まないのが 自民党総裁谷垣氏である。ややトーンダウンは
したものの 管総理の退陣こそが日本の唯一の復興 お止めになる事が日本の唯一
の不幸を取り除く手段であるかのごとく言う。だが この言ってる本人こそが唯一
の日本の不幸であり障害なのである。自民党の声も小沢派や鳩山氏が今だ民主党の
初期のマニュフェストである子供手当ても高速無料化も捨てろという交渉でネック
としてそれらを金科玉条のごとく振りかざして止まない相手が彼らである事は明白
であるにも関わらず 今だそうした国会対策をそうした人々の意思と共にして退陣
を叫んで 補正予算を拒むのである。そうしてその露払いの公明党諸君は遅い遅い
と連呼してアピールをして止まない。今やこの野党達こそは オールジャパンなど
とCMを流す島国の恥部と化しているのだ。



18: 名無しさんAA:11/06/11 09:29
本末転倒 12

 今や被災民は欲しいままに 援助を受けている。にも関わらず 被災民の中には
逆に欲しい援助が到底望めない中にいる人もいる。仮設住宅に入ったものの電気代
水道代は払えない。その上避難所でないと支援物資の供給が滞る。そんな中でその
仮設住宅を辞退する人も多くいる。特に東北の地での 被災地の終焉をどう形づけ
るかを考えるべき時に南三陸町などは 今だ町長がふらふらしている。この被災の
中では本来ならあの災害対策本部と病院棟を復旧する事を考えるべきであろう。
ボランティアもバスによってかなり来ているのにこの二つの建物はそのままの状態
なのだ。一体何を基準にここの町長は町長しているのだろうか。TVに出て2重ロ
ーンや養殖施設の補助や高台がない為に台地を造成するなどという政府批判の話を
全国に向けて行う。が 本来国ではなく県がやるべきものであり 町長が飛び回り
その賛意を取り付けるべきであろう。本当に何もしないで 何ら自らの計画さら携
えないで 金がないと政府批判し 開けた場所はないとしてただ意見を聞き高台開
発などの新住居構想すらしない。国にあるいは援助に甘えるこの姿を後押しするか
のようにTV局は中央の政府が問題ですねと言う。中央であっても年間5万人の自
殺者が出るぐらいの能力しかないのだ。被災民よ甘えるな 悲しいのは被災地だけ
ではない苦しいのは中央政府も同じなのだ。能天気に政権交代をいううじ虫がもて
はやされてはいるが それは被災地以外で暮らすものの中のほんの一部だけなのだ。



19: 名無しさんAA:11/06/27 10:37 ID:jw
本末転倒 13

 菅総理は恐らく この震災からの現象にうとましく思っている。がここに来てよく
よく考えれば震災が起きなくても あの辞めるなというのも聞かず辞めてしまった前原
氏の献金問題あたりから 民主党議員達には 方向転換を決定するチャンスがあったは
ずだがそれを果たしてなく この日本の政治と言うよりは民主党政権の政治は党発表の
そのもののいい加減なマニュフェストによって右往左往して今日まで来ている。まずは
戒めをすべき民主党議員達は 我をはり日本を窮地に陥れる政策を矢継ぎ早にだし国民
を落胆させていた。そうした中に起きた震災なのだ。事もあろうか 普天間基地移転に
関わる米軍問題ですらマニュフェスト違反とするか力量不足とするか或いは勉強不足や
知識不足とするのかは別にして どうしよもなく混迷させた上に日米問題すら起こしか
ねない状態にした後の政権なのだ。がそのどうしょうも無いであろう現状への認識度の
一番低い者を領袖として前内閣の重鎮をして今の内閣に反乱を起こしたのである。あの
原口氏曰くもう一回民主党の結党時の気持ちに帰ってと。がこの我侭すぎる議員達の言
い訳に付き合うほど国際社会も現状経済も或いは時間経過も甘くない。現実に起こった
事象に対応しての政治であって 鳩山氏や小沢氏あるいは原口氏が掲げてるほどゆとり
のある「立ち止まって。」「よく考えて。」「過去に戻って。」などとはあり得るはず
の無い話で「理想に向かい。」「少なくとも。」「想定外の。」などの言い訳は無駄の
極みであったことは確かだ。さらにこれまでのお坊ちゃん宰相によって頻繁に交代した
世界からの脱却は国民の悲願だったはずだが この不人気極まりない場所に追い込んだ
人たちは 在ろうことか 国民以上にそうした疑惑や恩義によってさっさと方針を変え
政権や自らの使命や責任から離れ去る風見鶏議員達だったのである。まるで東電が原発
の事故真っ最中に撤退したいと幾度も要望の電話を入れたように みんなで渡れば怖く
無い式で 交通違反を先導した人達は ダンプがつっこんだその惨劇にどう議員は答え
をだし意見表明するのだろうか。
 

20: 名無しさんAA:11/06/27 10:37
本末転倒 14

 やっと自民党は 静かな政策野党に変化したようだ。本来の姿である国民を憂いて
政治を行うのは 何も政権政党でなくとも行うべき議員達の使命である。大体多くの
国民の声を自民党は聞いていない。つまり今の民主党(特に日米問題については)よ
りは自民党の方が遥かに現状認識と施策能力が勝っているし 官僚指導や日銀批判に
より対処してくれるとは思っている。つまりそのまま行ってもよっぽど民主党が大きな
成果を上げない事には又自民党の政権となる事は 目に見えていた。が 震災という
番狂わせな事象はこの自民党を最低の党に押し下げた。というのも谷垣氏の個人的な
不運であろう。この人は明晰な頭脳がありながら精密機械のごとく故障が多いらしい
。というよりはあの中川氏のように不運に尽きる。本人がどうもがこうともこの運命
と言うものは 静かにその運気を探って人生を行くしかない。つまりこうした身内の
不幸に際して集団は 大きな配慮と重厚な対策をして難局を乗り切るべきなのだ。実
はここの所が自民党政権の大きな失点である。つまり政治にしても本来政権政党とい
うものは議会制民主主義に対して 極小政党や野党に門戸を開き意見の場を開けてそ
の国の大局的方針を明らかにした中にあれねばならないのだ。つまり民主党自民党を
問わず 大事な部分の変更はなされない。更に情報を共有する。というのが大事なの
だ。このシステムが構築されて無い。これが今までの国会の失策である。それは現社
会においても同じで 全く市場原理において多くの雇用を守っていながら 多くの会
社は社会と言う名の下の個人を明らかにしていない。つまり個々を全く大事にしてい
ないのだ。国家的祭日に国民行事である 運動会やらイベントやら非難訓練やらある
いは高速の休日無料や町内会など馬鹿な事をして止まない。国民の慰労の日は全くな
いどころか 会社という給金が消えた時同時に就労どころか家や保険まで無くす上に
行政の貧民蔑視の保護対策やら国家仕組みはどうかしていると言える。



21: 名無しさんAA:11/06/27 13:58
本末転倒 14

 この自民党の方が対処能力が高いと国民が感じているにも関わらず何故民主党政権
となり得たのか。それは今の官僚批判と同じである。その精神に問題があったと言え
るのだ。自民党は子供手当てや高速無料化或いは甘いマニュフェストで票を得たよう
に勘違いしているようだが そうした事は一部に過ぎない。国民の多くは社会保険庁
問題で国策の多くに問題が出始めている事に憂想を禁じえなかったというのが素直な
判断だろう。あの麻生氏の政権の頃何かにつけていちゃもんをつけては止まなかった
報道関係は殆ど病気のように既成の監理のあり方に嫌気があったのだろう。事実その
後の民主党の対応の悪さは事実認識の欠けた野党の地位にある。普天間が迷走の上元
の案で結論が出てきているのもその民主党の能力の無さである以上に 誰がなっても
同じであろうという落胆が国民にある。更に原発問題では自民党以上のイニシアチブ
強力な声明が例え反対であろうと賛成であろうとそこにない。この危険極まりない物
に対しては 党派を超えても安全性確認の作業が必要なのだがその最先端に座るべき
安全委員会の斑目氏など能力不足のいい加減な人事としか言えないのだ。その後にお
いての数々の不明瞭な提言すらまともに出来ない会議は多く復興を妨げて止まない。
何故一つの山を開き各地の廃棄物を収集し分別再資源化する国策企業を作らないのか
何故海産物が肥料にもされず海洋投棄にまわされるのか。何故徹底的な原子力の安全
策を提示しないのか。全く自民党のような見せ掛けの強力声明を出さないのか不思議
なまま推移している。この事が菅政権のずるずると生きている原因でもあるが不満の
高まりでもあるのだ。この国民を本位にしない全体主義的な考え方は日本の経済界と
もども考えなおさねばならない。


22: 名無しさんAA:11/08/06 05:26 ID:p0o
ホット家内話03

 IMF専務理事のストラスカーン氏が はめられた娼婦問題でやっと無実と判決が
出たと思いきや なんと今度は新理事に強権発動の罪で捜査が行われるという。フラ
ンスでは福島原発事故以来隣国の反原発のあおりを喰って国内が動揺しているという。
 替わって国内では 放送作家でタレントで司会者すらやっていたまえたけ氏が死んだ
。彼が放送業界を危惧し 彼の政治的発言から顔が出なくなって数十年になり久しい。
彼が危惧する通り 日本と言う国は国際社会に全く不慣れな国民性のまま 非情な世界
にあることを改めて思わせる事件が多発している。前後してMrマリノスの松田が死ん
だ事に問題が挙がっている。この死は松田選手のその人気もさることながら 死んだ時
の場所やその状態の不備に問題がある。受体動器 即ち電気ショックによる鼓動再発の
試みが練習中とはいえ そこにはなく全く試みる機会が与えられなかったのだ。このサ
ッカーと言う過酷な運動に対して 医療チームやこうした常設すべき機械を着けていな
いままクラブチームが堂々と存在して公認のロトまで発行している国なのだ。ここはア
フリカの奴隷市場かと見間違えるばかりだ。がそれ以上に泉南市で少女が水死した事件
は悲惨である。山や川でのキャンプと共に死んだ親子は多いが プール上で監視付きの
安全な場所と思われる所で死んでいるのだ。これに対して泉南市教育委員会の会見の席
に立つ人の発言は悪質である。事実把握と原因究明の上その対処をしてしかるべき地位
にありながら わざわざ嘘をつくのである。つい2・3日前にそうした人員不足で子供
の死につながる監視業務だからと わざわざ市に父兄が申し入れしているに関わらずに
である。こうした市町村単位の公務員法違反者は 全く多い。これで人を殺したという
認識を持っていないのである。これは警察が自治組織の下にあるからであって結構馴れ
合いになっているからで これこそ検察の取り締まるべきものであろう。まずもってそ
の業務日誌すら様にならない。通常水温と共にプールという唇に水を含むことから開場
閉場前後して塩素濃度の測定は義務られるものだ。その濃度と共に気温と入場者数は確
実に必要なものだ。対して監視状況は監視員と共にその発注者側すなわち施設所有者の
意見を書き入れて 報告となる。これが全くない状態を放置していたのである。プール
事故が毎年のようにあり そうした事は幾度と無く文部省通達に明記されているのに 
である。



23: 名無しさんAA:11/08/07 13:30 ID:OjU
ホット家内話04

やっとアメリカ国債の格付けが下がった。これは遅すぎる話である。もともとこの格付
け会社は何を持って格付けしているのかを忘れている。もしあの911以降に日本の
格付けを下げずにアメリカを下げていたら 今頃はアフガンやイラク戦争は起こらず
逆にギリシャ危機やあのリーマンショックも起こらなかったであろう。事実馬鹿その
もののブッシュ大統領を選出した時 その国民性において既にアメリカ危機はあった
のだが どうした事か全体主義や軍国主義と戦う自由主義国家の先導国が その敵対
する共産国がアメリカ債を買う事に全く異論がない状況に陥っていたのである。こん
な馬鹿な話はない。我々日本人は日本人としてこの地球上の平和と繁栄を願っていた
 今日本では 震災後にこの夏の供養の為に始まったお祭りに人々は又供養としての
お祭りを盛り上げて 70年代からのショーとしてのあり方から鎮魂祭に変えようと
している。この事は中身は同じであっても その意味合いの違いは大きな事である。
 戦後60年ともなる原爆慰霊の中で 管総理は原発に頼らない社会を目指すと言う
。これこそは大きな過ちであり 国民総意とかけ離れた意思決定である。この間違い
を早く気づかない限り日本に未来はない。戦前江戸時代よりくすぶっていた東洋思想
は大きく西洋思想と戦っていた。すなわち強権こそ正義という覇権主義で植民地政策
をとっていた西洋列強に対して 調和や協調といった秩序作りこそが人類の幸せであ
るとする共栄構想が真っ二つにこのアジアで戦ったのである。が敗戦となり日本人は
西洋も東洋もない第三の道に歩みを決めたのだ。即ち正義や協調を言わないで技術に
よる世界制覇への道である。イデオロギーを超えて 全体主義を敵視する西側に属し
てアジアの家族主義や年功序列型の社会主義や或いは集団活動による軍国主義的強権
共産化に属しないとしたのである。原爆という大きな痛手と敗戦という精神的苦痛の
中で 日本はイデオロギーやそうした主義主張よりも其れによって起こる様々な闘争
と争いを敵とする事を決めたのである。従ってその事で国民全員が「食べる物さえも
なくて何が理想社会だ。」「技術や経済がなくて 何が戦争だ。笑わせるな。」との
思いを強くして 戦後社会を築いて来たのである。

24: 名無しさんAA:11/08/07 13:31
ホット家内話05

 その大きな意思は国民を一つにさせたし 朝鮮特需でも自由主義陣営すなわち敵国
米国の下の兵器産業としての下請も全く異存を問わなかったのである。かつてアジア
の大東亜共栄圏構想によって 夢の国をと馳せた思いとは全く百八十度の違いであっ
ても 誰も反対しなかったのだ。だからこそアメリカもあの日米安保闘争という日本
の中での危惧があっても原発という原爆の元になる危険なものを供与したのである。
この心を許した仲間という姿は これまでのアジアの度重なる危機を止めた。アフリ
カでの奴隷船以来 未開の地東南アジアは ソ連の潜水艦寄航地としてのハートラン
ド構想とアメリカの共産化封じ込み作戦との境界線でかなり危険な場所にいたのであ
る。インド・パキスタン戦争インドネシア分離闘争フィリピンの部族闘争ベトナムの
南北戦争タイ・ビルマ戦争 カンボジア内戦中国・台湾抗争南北朝鮮戦争と 各地は
戦後でも憎悪の嵐の中に覆われていた。台湾も韓国も又フィリピンもその他多くの国
は日本軍派遣の過去から色々日本にその闘争なり戦争なりの中に日本が加わり対戦の
相手してくれる事を望み多くの人が戦後でも渡来し首相と会ったのだ。が日本が言っ
た言葉は二つのみ 経済支援は行う。戦争は米国を頼りなさい。だったのだ。これに
アメリカは例えばミクロネシアの国王さえも日本軍の悪行を鼓舞して国内のベトナム
戦争の大義を掲げようと画策したが 頑として「日本軍は何ら私達に悪さはしなかっ
た。」といい「言葉を教え学校を作り 野菜作りや刺身の食べ方まで教え 我々の目
を覚まさせ世界がある事を教えてくれた貴重な存在だ。」とまで言わしめて 邪まな
アメリカの軍極主義派や戦争遂行派を落胆させたのである。実はここが大事なのだ。
日本は戦後その非核三原則を掲げながらも原発を受け入れたのである。これは戦前や
戦後あるいは江戸時代から 一環して持っている自らは自らで守る事には汲々としな
いという独立独歩あるいは立身主義の意思である。つまり戦争に負けても日本人は又
は日本という国の芯は全くおろそかにしないという意思である。敗戦しても奴隷には
ならない。と言う大きな意思なのだ
 
 

25: 名無しさんAA:11/08/07 13:31
ホット家内話06

 つまり 以上の意味で原爆の素となる核物質を生産するこの原子力発電は 日本が
電力事情のみで建設したわけではない。それは成田空港と同じで必要と認めたからで
成田空港反対派はその強制収用に反対したが 国際空港便の増便は日本にとっては避
けられない事で建設なされたのである。では反原爆派はなす術がないのか。それは違
う。日本が非核三原則を守っていながらその本質であるプルトニュームを手放さない
のはその強さにある。電力が核に依存しない社会と言うのは理想である。そしてその
理想に向かう事はやぶさかではない。がしかし それはそれ以前に日本の法律の前文
としている 善良で善意の正義を持つ国際社会が前提であり その理想社会が実現し
ない限りはこの核の技術を捨てる事は不可能なのである。そこに日本の苦悩があるし
その為に日本は官民挙げて 核技術を核融合に向けて研究し更に安全な原子炉の開発
にいそしんで来たのだ。この民主党政権が日本人の持つ日本という国の自尊心や自立
心或いは独立国としての意思をないがしろにする政策を進めるのであれば 全くその
政党としての存在価値はない。我々は2度の世界大戦において他のアジアの国々とは
大きく違い 独立国として存亡をかけ 悲しみも憂いも勇気も落胆も共に歴史と対面
してきた唯一無二の小国なのだ。中国や韓国のように 戦いもせず逃げ回って大国に
媚を売って生き延びてきた国とは違い インドやベトナムやインドネシアのように早
くから仕掛けられ植民地として汲々と大国と戦いをして来た国でもない。国力を高め
国力と共に戦い その先に国の存亡が問われても引き下がる事もなく義心を素に正義
を問い 国際社会を先導はしないまでも問いかけて止まなかった小国なのだ。この過
去の歴史の下に 現在の日本があるし 子孫である我々がいるのである。震災や原爆
の慰霊と供養をする中で もちろん理想社会を望むところではあるが 自らを奴隷の
ように媚売って 技術を捨て廃国となるような声明文には 先人達が何故この地で原
爆の憂き目にあったのかが理由が無くなるのである。日本人は決してこの原爆の記録
を捨てないし その完全廃止まで日本もまた強い国原発を持てるほどの技術を持つ国
として その良心を発して行く決意を総理は持たなければならないのである。



26: 名無しさんAA:11/08/07 13:32
ホット家内話05

 そして何よりも この強さは技術と共に経済力なのだ。これを日本政府は間違えて
しまっている。日本はこれだけまともにあって 技術があるのは 日本にはやがて円
高がやって来ることは必須の条件であろう。かつて明治政府は1ドル10円の中での
ドルレートだった。実はその時代から何も変わってはいない。国力として金本位制度
のなかでの借財が明治政府を悩ましたが がその頃のアメリカイギリスロシアドイツ
と借財が無かったわけではない。その頃の問題は国際社会としての信用的地位の問題
であり 実は多くの問題はその中にある。つまりポット出の東洋の小国が大国清国よ
りも信用があり国が潤っている事を証明する必要があったのだ。それが自由さであり
欧米の持つ議会制民主主義の模倣であり 日本国帝国憲法の発布なのであったのだ。
このときから既に日本人は欧米列強に肩を並べて意見を言える立場にならねば 所謂
植民地政策の餌食になる事は認識の裏にあった。特に清国の辛亥革命以降のアヘン地
獄の中にあって 政権が国王の下独裁主義のままでは 全体主義や腐敗した官僚主義
が横行し国を駄目にしてしまう事を 江戸からの移行期尊王攘夷運動の中で知ってい
たのである。実は中国や韓国はあの世界大戦をその地で体験しながらもそうした民主
主義は育っていない。只いたずらに国粋主義者の台頭があっただけで 全体主義やら
独裁主義と戦う過程を得ていない。いやそれどころか 日本が大陸派遣したときから
逆に日本の持つ帝国主義を軍国主義として批判し敵対し自ら正当な皇帝やら台湾へと
逃げた李総督を打つ為に 毛沢東や李承晩あるいは金日正そのものが独裁主義者とし
て君臨したのである。その為に国民には 反対派である自由な発言には 粛清という
保身の為に起こる殺戮の嵐が訪れたのである。そしてそれは今も変わっていない。そ
の為に中国の強権南海政策は変わる事無く台湾への一国主義もかわらない。更に韓国
すら 独島問題が自らの民族の地位を辱めている事に知りながら自国領と主張してい
るのである。こうした馬鹿な主張に対し 日本は国交閉鎖などの大きく対応すべき時
なのだが 日本も又この全体主義や共産主義という人類共通の敵に対して官僚腐敗に
おいて対応できなくなってきているのである。


27: 名無しさんAA:11/08/07 15:56
ホット家内話06

 だが それでも日本人は アメリカからやって来た日本国憲法を金科玉条の中にあ
って 近年まで国民投票法が全く存在してはいなかったのである。がそれは当然の中
にあって よく原爆投下を是か非かという議論やアメリカの謝罪や贖罪を問う声や議
論が持ち上がるが 平和を愛する日本人にとっては それはどうでも良いことであっ
たし今からもそう言えるのだ。それは年金問題などを見るように 公務員というもの
が非常時に多大な貢献はするものの信じるに値しない組織である事は公然の事実であ
る。と少なくとも私を含めて私を知る知人は思っている。ましては議員ともなると通
常の国民より貧しい暮らしをして自らを律した生活者はそうそういないのが現状だ。
 日本人が戦後GHQの下求めたのは 希有の平和と日本国民の幸福であった事は間
違いない。これは 象徴天皇制の継続と武器や戦争の放棄を受諾して成し得たものだ
。これらと共に軍事政権の瓦解と日本国土の分割統治更にアジアでの侵攻したという
戦争犯罪者の烙印の認承だったのだろう。だが日本人は決して捨ててないものがある
。それは3っつの事だ。一つはアジアの特に東南アジアの平和と進展の望みである。
今でこそ 何処の国も車が走り電気の下ガスを使った生活をしているが 日本軍が蹂
躙した国々は この西洋的発展した文化の中で何ら道具や兵器もなく アフリカのご
とく植民地化して有色人種として家畜のように奴隷となる事に かなりの闘争心を燃
していて 仏教徒としての男気を持って戦争に突入していたのである。2つ目はこの
国家破綻さえ招くであろうだろう戦争で敗戦という憂き目にはあったが日本的文化の
伝承は全く崩さなかったのである。すなわち天皇制にこだわったのも分割統治を無く
した事もいとも簡単に軍人政治の破壊を認めた事も原爆投下を憎まなかった事も実は
日本人の持つ独特の習慣からくる人生観である。戦争による勝敗と本当の善悪とは全
く分けた考え方や死者はどんな悪人でも聖者となるとする考え方は恐らくは西洋人に
は理解不能ではないだろうか。3つ目は全体主義やら共産主義の打倒である。これは
明治期にロシア皇帝の殺傷事件でもわかるし江戸期のロシア船来航でも見て取れる。
集団をして徒党を組み悪行をするというのを 悪の最たるものとしたのである。この
3つは決して アメリカとの交渉やポツダム受諾などに全く理解されていたのだ。
 なかでもかつての軍事の統帥権を持つ天皇を生かし 帝国司令部やら大本営を瓦解
させた事には 欧米流の義務教育や生活習慣に反対する以上に感謝してる人は多い。



28: 名無しさんAA:11/08/07 16:33
ホット家内話07

こうした事から 数多くの外国人取り分け 中国人やら韓国人は日本の戦争認識を間
違えている事が多い。よく反省と検証とは違うと言われ日本人のもつ自虐史観が問わ
れ議論されるが その奥ゆかしい日本人の知恵はここにある。つまりその頃日本が経
済大国と言われ他の近隣の国々が今だその尾を引きずっているのを見て反省の自虐史
観を反論しなかったのである。つまり強者は弱者の為にでき得る協力を惜しまない姿
勢というのは 日本文化では当然なのである。従って進駐軍時代に外米や粉ミルクの
供給を受けて更に新幹線や高速道路に際してドル建ての給付や貸付を当然と思ってい
る感覚が日本にはあるのだ。更にそうした窮地に置いて助けられる事が当然と思いな
がらも その助けには決して裏切らない感謝と敬意は持っている。これが日本人なの
だ。従って今日本が震災の憂き目にあって 尚福島の原発事故まで背負っているもの
の 今までの震災活動で得た救助ないし貢献のお返しで日本が救われ かつ今後も又
復興のあかつきには 当然のように他の地や他の国々にこの恩返しをする事は当然の
ように日本人は行うであろうと思われるのである。此処が 韓国人や中国人との違い
である。我々日本人の中にある大和ナデシコと言われる魂は 決して恩を仇で返さな
い。その期待を裏切ったとしても心の中にいつもその感謝は忘れないのである。中東
の文化は知らないが 今のジャスミン革命では独裁政権で得たであろう平和であった
その時期の感謝が全く無いように思われる。此処が日本人との大きな違いで 我々が
靖国神社を参詣するのは決して軍国主義を賞賛しているからではない。原爆投下に米
国の多くが善悪としては悪としても 投下を是とした意見は多い日本人はそれは認め
ない。がその仕方なかったとする時代背景は認めている。従って靖国神社も戦争を祭
る事はない。戦争で死んでいった人或いはその関係で命を絶った人を祭っているので
あり 中国人の或いは日本の左翼やらの靖国参拝を戦争や軍国主義崇拝とする考え方
には 全く話にならない議論なのだ。どこの国でも死者は葬うはずで 日本人は悪人
すらも死んでしまえば聖なる過去の人とするのである。このことは海外の人も日本の
分からず屋も少しは解ってもらいたい。お盆で戦争映像や自虐史観の映像が流れるが
それらには全く嘘の説明も多い。数多くの日本人は戦争は嫌っていた。それでも国難
において奮起し 命を賭しても戦う事は それそのものが正義でありそれが相手を制
し戦争を止める唯一の手段でもあったという事も知らなければならない。核抑止力の
問題はそこにある。大国は核を持って平和を保つとしているが 日本人は刀を鞘から
抜いて平和があるとは思っていない。が刀を持って平和があると思っている。すなわ
ち核兵器製造能力を持っている事が 核抑止力であると思っている。この事を菅総理
は 全く誤解している。核廃絶は希求するとこだがそれでも力のない意見は通らない
事も熟知しているのである。



29: 名無しさんAA:11/08/07 17:38
ホット家内話08

 原爆慰霊碑に書いてある 「二度とこの過ちを繰り返しません。」の主語がないと
問題視する人がいる。が日本人は一向に気にならない。更にこの過ちとする事は原爆
なのか戦争なのかも あまりストイックには突き詰めて考えない。だが本当は この
戦争があったとする過去に 自虐に意思がある。この自虐史観は実は海外の国に対し
てではない。自らが暴挙と認めた負け戦によって 自国の大変多くの それこそ全う
な国民最愛なる隣人が何の悪い事もしないのに 空襲やら原爆やらで沢山の人が地獄
のような惨状の中で神に召されていったのだ。この悪夢を知る 小数の生き証人達は
それは中国人の持つ嘘の作られた歴史とは違い 外地での戦争をした兵士でも空襲の
中駆けずり回った一般人でも その悲惨さは中国やアメリカの人々が思っている以上
の大きさがある。今中国で高速鉄道事故が起こって 人々の度肝を抜いた対応に批判
の矢が刺さっているが 中国当局は何ら痛みを感じてはいない。それは朝鮮戦争と全
く同じ理由で 中越戦争のこじつけし今や食糧自給もままならぬ中一人っ子政策すら
してるので ベトナム戦争に駆けつけましょう。といった姿と全く同じなのだ。この
日本人なら嫌悪感を抱かずにはいられない 生命蔑視の思想と大国主義と自国中心の
中華思想は 今や止む事のない悪行と化している。それが証拠に汚職は蔓延し消費社
会の良いとこ取りを模索した政策は 今やインフレと資源の供給不足に陥っては人民
の反発を買いながらも その軍事力や他国への圧力によって目を向けさせようと画策
して止まない。が近年の機械化技術やコンピューター技術は 緻密で繊細なデーター
の上に蓄積と情報開示によって成立しえる文化である。それが為に数多くの独裁政権
は全く近代文明の恩恵は受け入れられない羽目になる。中でもジャスミン革命の嵐は
ロシアや中国にとっては 知恵ある国民を国外に逃亡させるか作らないかを迫るだろ
う。この事は人類の大きな損失である。というのもそもそもどの国においても特有の
文化があり海外からの先端技術との融合は欠かせない問題であるのだ。その融合させ
るべき大きな方策は人類の知恵であり機械ではできない。その貴重な人材が居なくな
る事は その国にも世界人類にも大きな損失だからだが それでも中国国民は今やそ
の悲しいほどの強力な共産主義に戦う事はしないで その悲惨な交通事故や鉄道事故
河川災害公害問題などを受け入れようとしている。果たして中国国土にサーズやエイ
ズなどの感染者の蔓延は 人類の脅威とならないのだろうか。日本人のいう所謂過ち
の正体である強硬覇権論者達の撲滅は戦争の撲滅に通じている事は証左の通りである


30: 名無しさんAA:11/08/08 23:37 ID:e/A
ホット家内話09

今後おこるであろう苦難は 国際社会の中では日本はまだましなほうかも知れない。
今中国の高速鉄道事故が 後ろにいるべき列車が前にあるという信じられないほどの
事件であったが 更に信じられない事には 今だ生きている人がいる中で捜査や検証
を打ち切りその上に地中に葬ろうとした行為である。この事はどんなに中国政府が理
由が違うと言い訳は言っても 事実として幼児が発見され車体が土に埋められた行為
そのものは足場が悪かったからという言い訳の通る事は許されない。と同時に世界に
またもや見せ付けたアウトローズゾーンランドという無法者の国としてのレッテルは
遥かに動かしがたい現実として押し寄せている。すなわち今でも紙屑同然の円の価値
にして0.1円でも高いほどの中国元が為替や流通革命によって今や10円以上の値
をつけ 安い元をアメリカが嫌うばかりに アフリカの奥地でさえも交換していると
いう荒業を行っている。と同時にそれが為にアメリカドルは同じように紙屑になろう
としているのだ。それは言わずもがな 先進国のもつアメリカ債券以上に今や米国債
を持つに至っているからである。それでも 多くの大資本家や投資家は 中国に関連
している紙幣が その新幹線技術以上に繊細で慎重にあらねばならないものが無いで
あろう事に気づくのは そう難しいことでは無かった。こうしていくらギリシャ債の
買取をいいスペイン債を持つと外交をしても すればするほど投資家はそうした信用
のないところへの貸付金のある紙幣を持とうとはしない。つまりは悪循環が待ちうけ
て その巡りめぐって今だ信用を夢見る日本円の買い進みが止まらないのである。本
来ならば 不況の上震災で痛手を負った国の債権が何故隣の小さな事故でしかないと
する大国よりも値上がりし円高にならねばいかんのだろうか。世界の工場と自他共に
認め これからの市場拡大し土地も人民も遥かに10倍近くの国が何故買われないの
か。それはマジックの種明かしを見たからに他ならない。すなわち世界は 何故だか
サーカスのような大きな母体の中で猛獣のような巨大象やライオンの曲芸よりはこん
なへんぴな小さな貸し舞台でちまちまやっているカードマジックのテクニックに魅了
されてお客が大入り満員って言うところだが そのマジシャンがサーカスに出入りし
てショーを披露する事で サーカス小屋もマジック劇団も成り立っているという 何
とも疲れた話である。
 

31: 名無しさんAA:11/08/09 06:25
ホット家内話10

そもそも この経済ショー開始に先立って作った ホールの運営者とでもいうべき
アメリカドルは 一体何故にアクロバットショーにこだわるのだろうか。ヨーロッパ
のようなスタジアム的多国国家としての金融紙幣であるならともかく 例え大国であ
り他民族国家であったとしても 何も共産国にレート設定があってもソ連崩壊があっ
たとしても 米国債という債権を仮想敵国の手に委ねられ 自らの命運をその下に置
くと言う行為を 何故にブッシュは進めたのか。わざわざ敵国でもないアフガン・イ
ラクを攻撃し自らを血に染まった歴史を作り 国際平和を脅かし再選の為の政策であ
ったとしても この無駄な戦争は アフガン・イラク国民どころか米国民にさえ忌み
嫌われ 死者を増やす為の行為でしかなかったではないか。今までアメリカを支えて
いたものは一体何だったのか。それは国々の信認と良識に対する信頼ではなかったか
。今オバマ大統領はこのブッシュの尻拭いに躍起になっている。「格下げ会社がいか
に格下げしようともAAA国家であり続ける」との声明を発している。がそれは只の
虚像と理想でしかない。現実に 恐慌は過去に第二次世界大戦を引き起こしたのは人
の知るところであり 他の国々でも何ら落ち度ない小国は投資の餌食になり幾度と無
く危うい金融危機の憂き目に会っている。これはロシアや北朝鮮 或いは東欧・中国
といった自由主義経済の金満至上主義に大量の買い付け紙幣を投じたからに他ならな
い。ブッシュ以前でも小さな金額で石油取引や穀物取引で市場を荒らしていた事はあ
る。しかしいずれもバーター取引を少し上回るくらいの規模で それは乱高下する市
場のアダ華ぐらいの程度しか思われていなかった。が本来 この参入引き締めを図る
べき時に開放し9:11を画策し戦争という未来への負債拡大にブッシュは酔ったの
だ。これを正さずして 市場は落下を止める事は出来ない。この大統領特権で裁判も
罪状もない状態では そうして世界から集まった投資家達は正義のない行為や理由の
ない金融市場は成り立たない事を充分知っている。つまりはこうした紙屑紙幣の乱入
では 株や国債・紙幣など現物取引を持たない物はより多く印刷した国の買い進めと
投売りに 米国民投資家は放り出され 国際社会が混乱するだけであるのだ。現に高
速鉄道事故以降 中国元の通貨バスケットの異常な投売りしなければ 自国資本と輸
入原料や資材を買い入れられないところまで来ている。




32: 名無しさんAA:11/08/15 09:59 ID:gyg
ホット家内話11

ガバナンス崩壊といわれる 政府の無策ぶりはアメリカも日本もヨーロッパも困って
いる話ではある。例えば 今回相当にアメリカの株式は落下しそうだ。アメリカの没
落は今始まった話では無い。に関わらず勝手に決めた数値より今回行き過ぎた借財に
経済界や投資家は手を挙げたのだ。アメリカも中国も欧州もどうかしている。今夏は
戦争の教訓を震災復興をせよとのニュースが盛んであるが 現実はそんな呑気な話で
はない。S&Pの格付けがAAAからaa+に変わったドルが今や円を基軸通貨とし
はじめた世界がどう変わるかという局面に至っていることだ。いみじくも中国の狂腕
声明の新華社通信は社説において「米国政府は、借り入れによって 自ら招いた混乱
から抜け出せた古き良き時代はついに終わったという辛い現実を受け入れなければな
らない。」と借金中毒のアメリカの終焉を言い放った。がその中国も恐らくGNP比
借金は主要先進国の会計帳簿基準に照らし合わせればギリシャより少しいいぐらいで
しかない。と言うのが大方のアナリストの見方で 全く財政規律は隠れたままなのだ
。が問題の本質はそこにはない。現実社会において共産国の嘘で固めた数字はともか
くとしても ポンドの凋落からドルが台頭して今日に至っているが果たして日本政府
はその気構えはあるのかという話である。実は中国の偽りの会計であっても米ドルの
落下は当に見越してドル売りはしていた。逆に言えば買い付けとドル売りには政府と
言えないほど個人投資家みたいな動きをして利ざややリスクヘッジをして大きな損害
を出さずに市場を混乱させていたのである。この事がいいとは決して思わないががし
かしこの行為を中国が批判された事もないのだ。日本の住友金属が銅の先物・現物の
いづれの取引市場もミスター銅としてその動向に騒がれた人がいた。が彼はそうした
騒がれた事によって失脚したのである。つまり日本政府も日本企業も世界市場という
厳しさや冷たささらにその事に這い上がった事の大きさなどの認識が全く少なかった
のである。

33: 名無しさんAA:11/08/15 09:59 ID:gyg
ホット家内話11

ガバナンス崩壊といわれる 政府の無策ぶりはアメリカも日本もヨーロッパも困って
いる話ではある。例えば 今回相当にアメリカの株式は落下しそうだ。アメリカの没
落は今始まった話では無い。に関わらず勝手に決めた数値より今回行き過ぎた借財に
経済界や投資家は手を挙げたのだ。アメリカも中国も欧州もどうかしている。今夏は
戦争の教訓を震災復興をせよとのニュースが盛んであるが 現実はそんな呑気な話で
はない。S&Pの格付けがAAAからaa+に変わったドルが今や円を基軸通貨とし
はじめた世界がどう変わるかという局面に至っていることだ。いみじくも中国の狂腕
声明の新華社通信は社説において「米国政府は、借り入れによって 自ら招いた混乱
から抜け出せた古き良き時代はついに終わったという辛い現実を受け入れなければな
らない。」と借金中毒のアメリカの終焉を言い放った。がその中国も恐らくGNP比
借金は主要先進国の会計帳簿基準に照らし合わせればギリシャより少しいいぐらいで
しかない。と言うのが大方のアナリストの見方で 全く財政規律は隠れたままなのだ
。が問題の本質はそこにはない。現実社会において共産国の嘘で固めた数字はともか
くとしても ポンドの凋落からドルが台頭して今日に至っているが果たして日本政府
はその気構えはあるのかという話である。実は中国の偽りの会計であっても米ドルの
落下は当に見越してドル売りはしていた。逆に言えば買い付けとドル売りには政府と
言えないほど個人投資家みたいな動きをして利ざややリスクヘッジをして大きな損害
を出さずに市場を混乱させていたのである。この事がいいとは決して思わないががし
かしこの行為を中国が批判された事もないのだ。日本の住友金属が銅の先物・現物の
いづれの取引市場もミスター銅としてその動向に騒がれた人がいた。が彼はそうした
騒がれた事によって失脚したのである。つまり日本政府も日本企業も世界市場という
厳しさや冷たささらにその事に這い上がった事の大きさなどの認識が全く少なかった
のである。

34: 名無しさんAA:11/08/15 09:59
ホット家内話12

 そんな認識も少ない日本政府以上に全く動かないし現状分析もこれからの企画力も
ない日本銀行が今や隠れた基軸通貨として持ちえるのか。と言う事が世界の話題の中
にある。軍事力もなく安全保障や国連などの発言力もなく更に世界の主流が大西洋か
ら太平洋に移ると過去何十年前からも言われていたにも関わらず 今だ中国に協調と
いう精神すら持ち込めない国がアジアの盟主と騒がれ いつの間にか流通経済の中で
その通貨価値を最高にして悩んでいるのである。それこそ本来であれば 国が大きく
なり友好国と呼ばれる植民地なり属国なりが数多くある国で 技術と共に資源が豊か
に無ければ 外為にやられてしまうのである。現実に円高は相当に進み始めて未曾有
の信用を得て印刷通貨は遥かに現物資産価値を持つに至ってはいる。しかしそれでも
国は この国土を守る法律も移民を規制する法律も軍事を行使する法律も持ち合わせ
ていないのである。唯一日本にあるのは共産党国家や 社会主義に忌み嫌われている
かつての軍国主義を作ったとする国家神道の持つ紀律精神と日本仏教の現状非哀主義
のもつ独特な探求心である。この文化の基本となっている 天皇を中心として誰をも
愛せよよというのは 隣人を愛せよというキリスト教の究極であり万系一世の後継者
として疑う事を無駄や無意味として過去を顧みないで ひたすら未来へ明るい明日へ
と建設しようとする姿は 公正の実現と不正の否定するイスラムの究極であり 境内
での丁水は「清浄」に対する強い意識をもつイスラムが黒い布で顔さえも隠す特色よ
りは現実的清浄心が高いと考えられる。こういう事を考えるとこの日本宗教とも言え
る日本仏教は政府や日銀が後押ししても世界的活動をしていく時を迎えたのかもしれ
ない。



35: 名無しさんAA:11/08/18 04:41
ホット家内話13

 今フジテレビに韓流批判が殺到しているそうである。日本人も初めて自国のプライド
を持つに至ったのかもしれない。こうした愛国運動は危険極まりないものの 今までの
日本政府の海外のへの態度があまりにもお粗末で不甲斐ない為に起こったものであると
考えれば当然である。もともと韓国や中国に良識は存在しない。というのもそもそもそ
こに居座っているのは侵略者としての政権でしかないからだ。それはインディアンの土
地に星条旗を建てたアメリカと同じではある。がしかしその歴史は全く違う。アメリカ
インディアンはその地でかの遊牧民のような暮らしをしボヘミアンやヒッピイのごとく
やって来た大航海時代の軍隊にインカ帝国さながらに銃器や文明の差にやられたのであ
る。その後やって来たピューリタンに救われたり同化したもののその地位は今は保護さ
れて他民族国家として自由主義を貫いている。南米大陸の多くの国家群は その殆どが
そうした過去を持つ。片や大陸国家たる中国や朝鮮は日本と同じに王朝国家として存在
していたものだ。中国では清王朝までほぼ三国分割と一国支配とが拮抗して歴史を綴り
朝鮮半島はその度に四国支配と独立とが交錯して日本へ難民として押し寄せて来ている
。そうした中欧米人には恐らく理解できないだろう事が日本の救援姿勢である。海の中
の島国として 或いは大和民族の中央支配者としてか 事あるごとに押し寄せる難民は
全て受け入れて来たし 武器を持って侵略に来るものには大いに戦って国を守った更に
難民の中の追われた王に救助や応援が叫ばれたらその度に駆け応戦したのである。よく
ドラマや歴史家は秀吉が大陸侵略の為にのみ朝鮮侵攻を企てたかのように言われるがそ
れが違っている事は九州人なら誰でもわかる。至る所に帰化人伝説があり至る所に難破
し流れ着いた帰来者の話があったのだ。今でこそ消えうせようとしているが それが証
左に日本文化そのものが多くは大陸から伝わったものとされるものだ。



36: 名無しさんAA:11/08/18 04:41
ホット家内話14

 実はそうした中で日本は最終的に世界大戦に挑み 第二次世界大戦に負けたのである
。歴史的に世界中が戦争にあって日本が米国の意図するところで敗戦になったのではあ
るが多くの日本人はというよりは正確な歴史上は中国の清朝が末期において西洋社会が
東洋進出を成し遂げた事に起因し 辛亥革命や伊藤暗殺事件や明治政府建国までほぼ一
貫してそれが外圧の中で日本が選ばされた道であったと言う事がわかる。従って第二次
世界大戦と言う名は国際的には通り名であるが日本では大東亜国内戦争という名が一般
化されたと言うより当初の名前だったのである。これはどういう意味かと言う事は賢明
な人は理解するだろう。つまり日本に対して大陸の多くは同盟の長として事を頼んだの
である。それは日清・日露という大国との戦争とりわけアヘン地獄の中で英国にとりこ
まれていた中国の清王朝と南下政策に強気で弱腰のまま八方外交により朝鮮半島をロシ
アに預けた韓国王朝の策略的戦いに勝った事で ほぼ殆どの日本人は日本の領土とまで
はいかないものの正統な中国政府と韓国政府は日本の属国となる事を正式調印したので
ある。こうして第一次大戦が幕引きに及んでベルサユ宮殿で行われた会議などでは中国
の主要な6都市と日韓併合で得た領土は日本のものとしていたのである。満州国建国も
多くの日本人は反対するものの 国際的にはその国の領土としての成り立ちはいたって
真面目にソ連が介入しないかぎり日本のものであったのだ。その後原爆が落とされ玉音
放送が流された後にソ連軍は満州を攻め 千島列島を攻め 多くの民間人が死んだのだ
この多くの民間人の死は 恐らくはあれほど対共産活動の上で日本を国際社会に応援し
ていた英国や米国が裏切ったからに他ならない。この裏切りは結局は日独伊の三国協定
を締結した見返りであったのだろうが。が何はともあれこうして第二次世界大戦は大方
の日本人の反対を押し切って 軍部と政府とアメリカの策略によって敗けて終戦に至っ
たのである。


37: 名無しさんAA:11/08/18 04:42
ホット家内話15

 ここで問題とされるのが その帰属を日本とし日本を戦争に引っ張り出し一応の安堵
を得た中国や朝鮮の民衆は その自国の政府に従わなかった事だ。日本軍が多くの民間
人を殺した名簿や証拠を持っている。と称して先日TVにJ・スキナー氏が出ていたが
それはあり得ない話である。それはその当時は名簿や資料は日本側によって作られて軍
が管理するものだからだ。と言う事は当然日本側の人間であり日本軍が攻め入る事は無
い。がここに嘘の付け入る隙がある。つまりその後敗戦後に共産党礼拝者はこの日本軍
を真似て多くの名簿を作り多くの賢人や親和派の人たちを惨殺したのである。およそ5
万人とも20万人とも言われ定かではないこの殺戮は もちろん多くの証拠が日本軍が
やったと称して記録されている。毛沢東も金日成も李照晩もそれは酷い粛清の嵐だった
と当時を知る人は口々に言ったものである。実はアングラ組織でもあった赤軍派の総括
という名で暴行し仲間の殺戮に及んだ事は誰もが知る事実である。これもまた流れて来
た共産党思想や中国などの行為と反米やベトナム反戦運動とが融合した結果と言える。
 つまりは日本が敗戦の痛手を必死に補おうと労働に勤しんでいた時に中国や朝鮮では
都合の悪い真実を知る者や正当な王朝の子孫或いは知日派や親日派或いは賢人と言われ
れる政権を担い指導すべきまともな人達が 拉致監禁どころか粛清の嵐で殺されてしま
ったのである。日本でも先の韓国大統領金大中がホテルから連れ去られる事件が起こり
人々を困惑させたがこうした事が日常茶飯時に起こっていた事を知って置かねばならな
い。これを踏まえた日本人なら 過去の本当の韓国人や中国人達の苦しみを知った上で
放送なり韓流を叫ばなければならない。その意味でもフジテレビやNHKは戒めを受け
て当然の話であろう。




38: 名無しさんAA:11/09/04 13:50
ホット家内話16

 こうした軍国主義と言う名の全体主義がまかり通った時代は 知るように戦争の時代
である。このときの時代の推考や反省なくして今後の日本や世界の人類の未来はない。
と断言できる。だが この所ちょっと危惧する事が多々現れている。めざしの土光の話
ではないが 現場主義と人間尊重主義が はるかに打ち捨てられている現状である。
かつて政府は その昔から平等主義とその実質主義を取っていた。がいつの間にか権力
にへつらい形式にとらわれ 虎の衣を借りた狐のごとくにこそこそと通す法案の中に自
らのその職業の保身を隠した文面を入れるようになってしまって 日本の混乱を誘う手
立てを行うようになったのである。これに輪をかけて推進したのが竹中大臣であった。
正攻法である矜持と理解の政治を行わず 議論を改革ありきで話をつけたこのやり方は
既に広く行われていて 今の原発のやらせ問題にその顕著な姿をあらわしてはいる。
又この死んでしまったかのような現場主義は打ち捨てられた事で 結局は質素・倹約を
本分とする江戸時代からの日本人的資質を捨てたというよりは無理に捨てさせた。高給
取りで暇もてあそび 書類管理でしかない官僚を産んで 今回の原発事故を起こさせて
いる。即ち大事な話は 文章でなく顔合わせて資料や書類と共に話し合う姿勢と簡単な
連絡は文章による伝達というものを 逆に大事な話しでも協議の上の書類提出はしなく
なり 又簡単な事もわざわざ顔見せた業者にも現場でも書類は提示しなくなり口頭で指
示して ともかく業者や下からの書類の判を押すことに終始して全く書式もだが本来の
なんの為の何の仕事をしてるのかというのを無くしていて 監査や検査のがれに終始し
又検査官や査察官も又その能力をもっていなくなったのだ。本来なら今回の事故の大き
な要因は会計検査院の指導力の無さにあるはずだが 嘆かわしい事に 彼らはその組
織は大きくも無く政府を指導する権力も能力もまた持っていない。高給スタッフを今度
野田氏は揃えるつもりだが 本来この忌まわしい原発事故は省庁全てが退任すべき失態
である。現場もしらず卓上論で声明を出し今だ震災の後片付けも出来ない事は何もこの
議員達の理由だけではない。主要な省庁・厚生労働省・国土交通省・環境庁・経済産業
省・総務省・文部科学省が機能していない事にある。防衛省すら東電会長を乗せながら
引き返すという無機能ぶりなのでである。 つまりはこの各省上層部20人位は早晩に
退職金返納の上首切りすべしというのが 国民の見方である。あの丸三証券のように涙
をみせて 必死に会見しようとも 能力がない組織をそのままにして国民が死んだ事は
もちろん今だ回服の薬である資金さえ調達できない様は自治体同様おかしい話なのだ。


39: 名無しさんAA:11/09/05 03:19
ホット家内話17

 また 公式殺人が容認された。子供の移植手術の話である。植物人間となった彼には
生きる望みに家族の負担がのしかかる。それを思えば 墓に葬るよりはいくばくか他人
の為や世の為に臓器を譲る行為が そんなに悪い事ではないだろうとの処置であろう。
その譲り受けた人たちには朗報か吉報であるには違いない。だがこの裏にある生への執
着と限りない欲更にはその為に起こる他のIPS細胞などの技術が遅れる事は当然である。
今脳科学の世界は画期的な進化を遂げていて 能の役割に大きな可能性とその他の重要
な新しい機能が見つかりだしている。つまり自ら予測する機能や保全機能或いは瞬時に
縮小規模の指令に代える機能など なんとなくだがわかっていたものの科学的証明の無
かったものが今や赤外線と脳波受信が出来る事によって 脳死という状態が無いことが
証明されようとしている。もともと身体機能停止状態はあっても 脳死というのは死に
至る過程の一つであってそれそのものが人の死であるはずはないというがほとんどの科
学者や医者の考え方である。それにあえて切り込んで異端な考えを政府に強要したのは
他ならぬ臓器移植学会であり自らの診断が直す事より交換する事を主眼とする行為の前
に 治療を求める色々な不治の病の病人が溢れかえり死んでいくからであった。つまり
自動車の故障を修理よりはパーツ交換を行う事で直すような考え方だ。もちろんこの物
理的処置が間違っているとは思わない。がここにきて生体すなわち物と生き物の違いが
やや明らかになってきている。つまり色々な部分で自然界の姿は 一生のうちでも不必
要なものを大事にとっていて ある種の特殊な状態でそれを引き出す作用があるとされ
るものだ。昔から通常人は能力を3割も使っていないと言われていた。それが現実的に
連絡系と指令系の神経しか殆ど使われずいるらしい事がわかって来た。が脳内神経にあ
る種の興奮と理解が生まれれば進化系の機能と新しい細胞核の記憶系や伝達系の機能が
新しく生まれる事がわかって来た。新しい伝達系がかつての連絡系ように作用させるに
連絡用の刺激を今度は身体の方から送る必要があると言うのである。つまり脳内では進
化系の作用で機能維持の為の神経は持ち続けているもののその連絡用ネットワークが複
雑で数多い為部署管理が整理されてない状態にあるというのである。ここに現代社会に
似た仕組みがあってちゃんと連絡した時脳に褒美を取らす必要があるというのである。
つまりてんでばらばらにインタネットに繋いだメールにそれが正解だった事をしらせる
アドレスサインを送って初めて機能するというのである。その進化系の仕組みそのもの
は脳内の活性化指令をして一時的に活力を高めるというものでそれは半年しかもたない
らしい。詰まる所植物人間状態が6ヶ月過ぎれば人は保身機能のみにして脳を休めるよ
うに指令するのだ。がその中に命令をかいくぐって脳死状態を見回る神経が存在し そ
うした巡回神経が保守点検が終了した時ある日突然植物状態から奇跡的に目を覚ます人
達が数多くいるのも事実である。



40: 名無しさんAA:11/09/11 00:56 ID:ASY
  ホット家内話18

 今 北の海宗谷海峡ではロシアの軍艦が 数多く巡航しているらしい。片や南の海は
中国が頻繁に軍艦を潜水艦を通過させ その内又北朝鮮人を乗せた 中国やソ連の船が
又北船朝鮮船籍で頻繁に 日本や韓国の陸上に陸揚げして悪さをしようとするだろう。
 平和ぼけした馬鹿な日本人は 今もハートランド構想すなわち中共帝国志向のもとに
東アジア全域を共産党国家としその頂点にロシアや中国の共産党党首が君臨するという
事が東アジアの幸せだ。とする考え方のもとに 中華思想の強硬姿勢やロシアの南下政
策が尚健在である事をあまり理解していないらしい。そもそも日本の敗戦において日露
は不可侵条約をもち ソ連側は参戦宣言を日本に持ってきてもいない。にも関わらず、
ドイツに対して恐怖のあったイギリスの呼びかけにアメリカが参戦した事を見て 米国
からの日本封じ込め策の申し出にアジア参戦を内諾したとされる。がその後 原発投下
を知るや否や 降伏宣言をした後でも 引き揚げして日本に帰る兵士や民間人達をおよ
そ50万人規模で 朝鮮半島や中国から収容所送りにしたし今の北方四島は誰もが知る
通り戦後に横取りした 小汚い国なのだ。この事を 今の日本人はヤクザや暴力団を含
めて右翼左翼限らず恐らく忘れてしまったかのような 平和で穏やかな国になったかの
ように見える。がそれは日本のみでなく あの原発投下を指示したトルーマン大統領の
宣言書であるトルーマンドクトリンを米国民は忘れてしまったようである。あの経済諮
問の専門官であるピータドラッガーすら 人類が戦うべきはその全体主義でありその下
にある賛戦思想や軍国思想或いは中華思想や共産思想といった諸々の支配欲からくる強
制思想であると言っているのに である。今回辞任した鉢呂氏だったかの行為や発言は
そうした意味でも全く自分の地位や役割を担っていない。更に左翼や右翼もどうした事
か国が亡国になるほどの海外の艦隊の出現は気にならないのだろうか。



41: 名無しさんAA:11/11/11 18:52
私の番組評84

 今やニュースに事欠く日は無い。が真に国民が憂いているのは 国際社会と日本の中
の現状であろう。つまりギリシャ負債から始まるだろう金融不安とその素となったEC
と同じ関税障壁撤廃システムの流れがそのままTPPとして日本に押し寄せている現状
だ。そしてそのギリシャ以上に日本は負債を背負い込んでいながら 全く政治や経済が
機能不全を起こしている事である。中でも二重財政の無駄の削減を叫び副都心構想改革
を叫ぶ橋下前府知事とどこの市長も改革よりも市民の安全と安心の暮らしをさせる事で
充分だとする現平松市長のこの二人は 社会ボランテアが作った討論会に出席した。
 これは 何故2時間番組として放映しないのだろうか。国民の為の電波利用などと言
いながら TPPの賛成・反対の議員討議も放映はない。こうした正に選挙の為の演説
ではあろうが 日本の持つ負債を自らに無駄を省いて返却しようとする意思と社会整備
は今だ成らず巨大都市の市長として充分の役割を果たしているとの意思が ここに現れ
たのである。
 この2つはまさしく 大いなるリーベートなのだ キャンデル教授の白熱教室よりも
確信と迫力のあるこの会見場の議論は なぜか全部を流さずトピックスとしてニュース
の一角にしか配置していない。これこそはテレビ局の怠慢としか言いようが無い。今の
日本の税収以上の出費をする政治家達議会論戦の姿を見せ 赤字や国債を批判しながら
何故この 自らの人生を賭して論陣をはり闘う 二人の姿を100%見せようとしない
のだろうか。我々は改革が好いとも今のままでいいとも思わない。それはTPPでも同
じである。国際協調を悪いと言う人はいないだろうし話し合いに参加しない事を好しと
もしていない。しかしながらこれ以上のアメリカからの虐待に近い意見には従う意思も
又ないであろう。がこの二つの相反する意見は 実に大きく日本全体に関わりをもつ物
であり 又その政治生命を賭して論陣をはる意見を聞くことによって その中の部分的
良し悪しあるいは障害や問題の位置を測る事もまた 国民の期待するところであろう。
それを 只の出来事としてニュースとしてしまったTV局には失望するのみである。
こうしたものには解説も編集も部分的採り上げもいらない。あるがままに全部を見せて
初めて こうしたものの中身が見えるのである。


42: 名無しさんAA:11/11/18 04:38
物まね中国の危険性 74

 全く考えられない驚く事故が起こりました。とのTVの声に目を見張った方も多いだ
ろう。
 【大紀元日本11月17日】によると 中国北西部の甘粛省慶陽市正寧県楡林子鎮で、
16日朝9時40分頃、トラックと幼稚園の送迎バスが正面衝突する事故が発生した。
当局の最新の公表では20人が死亡。うち2人は送迎バスの運転手と幼稚園の先生。
44人が負傷し、病院で治療を受けている。
 現地政府の発表によると、同送迎バスは定員9名。事故当時は、64人が乗車して
いた。と言う。
 全くこの国のあり方には 驚くばかりである。幼児がひき殺され通りがかりの人が
助けないとする報道や チベットの僧侶が幾人もの焼身自殺を図り 政府の非道を訴
えている。というニュースやら 人の命や犠牲になんら悔いや哀れみや悲しみが無い
ような現象が多発している。そうしてそうした無関心やら対人壁の思惑の中でのこう
した非情な行為や心理は 留学生やら帰化人やらで 静かに日本に浸透しているよう
に見えるのは 私だけだろうか。今回の野田首相の全くインタービュを受けない様子
や国内合意を取り付けないまま 国外声明を出すさまは 正に日本を壊し潰し中国に
寄り付いた中曽根の再来のようで その非情な短絡思考の様と同じである。



43: 名無しさんAA:11/11/18 18:15
News news 2020

 読売巨人軍のオーナー桃井氏は 馬鹿ではないだろうか。企業であり株式を発行して
いる以上彼らは 会社という人格を持っている。すなわち集団の人格であり 決して彼
個人の集団でもなく 彼個人の持ち物でもない。清武氏が私的会見を開いたからと言っ
て それが約款に収めた正当な手続きをとっていないとしても これは違反ではない。
この約款そのものが違法であり あの小沢氏が勝手に官僚発言を止めた事と同じである
。即ち 集団は個を拘束し辱めしてはならない。という当然の規定から逸脱し日本国民
の持つ基本的人権を阻害している。検察庁はただちにこの読売巨人軍の家宅捜査にはい
り 渡辺会長を拘束すべきである。それはオーム真理教と同じで なぜこうした集団が
広域暴力団に指定されないのか不思議である。会社もしくは集団は日本国内で活動する
以上は正当な 福祉に供する団体であらねばならない。すなわち大きなこの大道を逸脱
し 更になお個人の言う 交渉への協議が不当な要求というのは勝手な話であろう。仮
にそうした事が会社側の不利益で辞任要求するのは別にあっても好い話であろうが 事
その内容が不当というのは可笑しい言い回しである。大体60も70も超えたボケ寸前
の老人が我儘し放題をさせているこの巨人軍というのが あり得ない話である。誰でも
が等しく 会社の紀律を重んじ 日本国民としての行動や言動があってしかるべきで、
あの震災直後の試合再開にしても 大きく巨人軍は常識を逸脱していた主張があった。
その根本原因が この衆道を逸脱し人道に劣る組織体系にあるのではないだろうか。そ
のワンマンのカリスマは良いにしても その人間が万能の支配者では それは犯罪集団
そのものである。




44: 名無しさんAA:11/11/18 19:17 ID:8AY
News news 2021

 北九州で 爪切り看護師が 正当な業務行為とみなされ 無罪となりその上今度は
解雇から病院から円満退社としての和解が成立したという。果たして 私には疑問で
仕方ない。先ず痴呆患者とはいえ 血の出るような爪切りが何故なされるのだろうか
。更にこれは事件として告訴され警察もまた調べたはずである。福岡県警が少々無能
であったと言われる声もあるが そう簡単に無実の人を安々と犯罪者に仕立てあげる
とは考えられない。それなりの証拠や証言があって 供述の元に裁判に送り出したと
考えられるし 病院側もまた監理不行き届きとは言え一人だけではなかった話である
。それ相応の行為があったはずだ。詳しくは解らないが TVは無罪に相当の判決が
出れば すぐにニュースとして脚光を浴び 弁護士以下不当な無実の人をとの声が上
がる。がこれだけ マスコミとしての検証や論理の組み立てが為される世の中であれ
ば それなりの客観的事実に基づいた報道も又あってしかるべきではないだろうか。
およそ 判決が証拠不十分であれば無実に帰する。とするのは 確かに裁判官として
は当然であり 特に重大な凶行事件であれば当然ながらその無実の罪を着せられると
すれば それは又大きな過ちであり本人の人生については 大きく汚名が残る話であ
る。この前のネパールの青年の無実には大きく気の毒に感じるし こうした刑事の軽
さに国民の怒りがあるのは当然である。それだけ事件・事故等に対応した能力が欠け
て来たのは 何とも言えない不安がある。あれだけ証拠が揃いながら杉並区の事件な
ど今だ犯人は見つからず、さらにオウム教の重要参考人である3人は今も尚逃走中で
あり続けている。更にオウムから分かれた教団二つは今だ健在で 新しいカルト教団
として新人の信者が集まっている。これはオウム真理教の裁判が今だ解明に至ってい
ないという 裁判官の量刑のみに執着してる姿の起こした罪でもあろう。もっと徳の
ある判例を説くべきである。



45: 名無しさんAA:11/12/02 02:06 ID:P/2
News news 2021-1

米軍普天間飛行場の返還・移設問題をめぐり、田中聡前沖縄防衛局長が県民を侮辱する
不適切な発言をし、更迭された件で、中江公人防衛事務次官が30日、県庁を訪れ、
仲井真弘多知事に「沖縄の皆様方の心を深く傷つけたことについては心よりおわび申し
上げる」と謝罪した。
 懇談会の席上で 田中氏は28日夜、那覇市内での記者との懇談で、一川氏が環境影
響評価(アセスメント)の評価書を県に提出する時期を明言せず、提出の前提として
「沖縄の理解が必要」と述べていることについて、記者団から真意を聞かれた。
 その際、田中氏は女性を乱暴することに例え、「犯す前に(これから)『やらせろ』
とは言わないでしょ。そんなこと(乱暴)をしたら犯罪になる。だからみんな何とかし
て許可を得てやるわけでしょ」などと発言した。田中氏は当時、酒を飲んでいた。
 この発言を受けて 沖縄の新聞は 「またもや沖縄の心が踏みにじられた。」として
一面に大きな見出しをつけて報道する。するとすぐさま一川防衛大臣は この局長更迭
を発表した。
 この更迭について 記者団の呼びかけに29日 は全く無反応のままであったが明け
て30日 記者団に改めて異例の記者団のぶら下がり取材に応じたという。
 野田佳彦首相は30日午前、更迭された田中聡前沖縄防衛局長の米軍普天間飛行場移設
問題をめぐる不適切な発言について「沖縄県民には大変ご迷惑を掛け、申し訳なく思う。
更迭は当然の措置だ」と陳謝した。同時に、名護市辺野古への県内移設に重ねて理解を
求め、環境影響評価(アセスメント)の評価書を年内に提出する方針を堅持する考えを
表明。早期の沖縄訪問にも意欲を示した。



46: 名無しさんAA:11/12/02 02:07

News news 2021-2

 だが沖縄タイムズは以下のように伝えている。
田中局長は那覇市の居酒屋で、防衛局が呼び掛けた報道陣との懇談会を開いた。報道陣は県内外の約10社が参加した。
 評価書の提出時期について、一川氏の発言が明確でないことについて質問が出たとき、「これから犯す前に犯しますよと言いますか」と発言した。
 懇談会終了後、沖縄防衛局は、琉球新報の取材に対し「発言の有無は否定せざるを得ない」と述べた。
 沖縄の米軍基地問題に関連し、女性をさげすむ発言は過去にも問題となった。
 1995年9月に起きた少女乱暴事件後の同年11月、リチャード・マッキー米太平洋軍司令官(海軍大将)が同事件をめぐり、「全くばかげている。私が何度も言っているように、彼らは車を借りる金で女が買えた」と発言し、更迭された。
 田中局長は1961年生まれ。大阪大学法学部卒。84年旧防衛施設庁入庁。那覇防衛施設局施設部施設企画課長、大臣官房広報課長、地方協力局企画課長などを経て8月15日に、沖縄防衛局長に就いた。
 田中局長は非公式の懇談の席で発言したが、琉球新報社は発言内容を報じる公共性、公益性があると判断した。

 この事象には 多くの現代の日本の窮状が詰まっている。一つは沖縄県人のこの琉球
新報社という報道機関の問題である。他の新聞社と同じように発行部数なり販売欲など
でよく報道競争が過熱し それなりの特別報道やすっぱ抜きや読者の目を奪わんと画策
している中に この報道がある事だ。即ち自ら問題を重大化させる仕組みをつけている
。居酒屋の懇談会で「性行為をして子孫を残す事も合意の上で家庭を作るという事」と
「普天間問題を合意の上で 新空港を建設させたい。」と言う事に重ねあわせた発言を
言葉が舌足らずで 犯すという言葉になったのであろうが それは問題ではあっても 
事の本質ではない 更に沖縄を全国に注目させようとしている事は理解するにしても 
今だ沖縄県人の全ての人が 米軍立ち退きを求めているとは思えないし又そうした意見
が あの鳩山発言のように ただただ言い放しの論調でしかなくどうするという意見は
そこにはない。



47: 名無しさんAA:11/12/02 02:07
News news 2021-3

 更に問題なのは どの報道機関もその言葉に同じように意見し 沖縄は踏みじりられ
たとする過激な言葉を発していることである。自らが踏みにじって意見し物議をかもし
だしているにも関わらずである。各新聞社やTVは統一見解として日本国民として こ
ういう形にしたいというものが この沖縄米軍基地に対してあるのだろうか。唯一毎日
新聞だけが時たま とりあえず基地の今の危険性はそのままではいけないとして移転に
賛意をみせているが 他社に至っては 米軍撤退を本気で考えているのだろうか。ここ
は一つ新聞社やTV局など報道機関自身のあるべき理想の未来像ではなく 現実に即し
た今の代替案を聞いてみたいもんだ。今や中国も北朝鮮もロシアでもミサイルは日本に
向いて威嚇して止まない中 沖縄から九州の日本の海を公海上などとふざけた意見を言
う不逞の輩にどう対処するつもりなのだろうか。日本外交を八方美人外交と酷評するま
ではいいとしてもTPPの公開に関しては 未だ交渉の位置に無い日本には情報が届く
事がない事に批判は許されるのだろうか。こうして突き詰めて考えた理論や論評が無い
所は 大いに問題ではないのか。今回もこの更迭に関して或いは沖縄問題に関して軽々
しい意見とあまりにも視野の狭い感情論ばかりが目立っているのはいかがなものか。と
思うのである。
 更にもう一つはこの防衛大臣の発言と一国の首相など 行政機関や立法府としての
陳謝と「沖縄を痛く傷つけた。」とする発言である。謝り方にも限度と面子というもの
があっていいはずだ。沖縄民はそんなに日本人とかけ離れた存在か 又今の現内閣や行
政あるいは日本国憲法や数々の日本的枠組みや常識からは外れた場所か。特別視すべき
存在か。それは違うであろう。


48: 名無しさんAA:11/12/02 02:08
News news 2021-4

 事実この普天間飛行場に限らず 日本国内の航空行政は成田飛行場建設以来 その法
規制に関しては 止まったままだ。危険すぎるとして ジェット戦闘機事故が起こった
後も伊丹空港や福岡空港などには 使用制限すべしというのが 普通の常識論のはずで
ある。その為に他の空港を整備していこうと関西空港やら佐賀空港など海上近くの空港
を数々開港させたにも関わらず 全くこうした空港は閉鎖どころか 経済圏や生活圏に
近くで便利で利用客があるとして 安全以上に便利を優先させているではないか。これ
は不可解な理のない行動である。なるほど自衛隊やら米軍では発着訓練があり危険性は
高いかもしれない。がこうした航空機事故を確立論でいう事自体がおかしな話であり、
大型事故の憂慮すべき危険性というものは 今度の原発事故でも相当に明らかではない
か。交通事故でもあまりにも こうした確率論や事故の件数などが強調されていて一度
事故というものが発生すればそれに対する 加害者や被害者ともども悲惨な人生や命と
いう戻らないものを捨てねばならない結末がある事の 極めて重い事情が軽視されては
いないだろうか。道路建設も流通経済には欠かせないインフラではあるが 一度造られ
ばそこには そうした安全への配慮が必要で永遠とかかる維持コストや街を一変させる
都市構造変化がある事をもう少し啓発すべきではないのか。さらにこの防衛大臣という
役目についてである。先のブータン国王の来賓に際しても 或いは就任に際しても自ら
がその職を軽くしておいて その軽さ故に沖縄知事などからも軽くあしらわれている。
この現状を 一体今の内閣はどう考えているのかというのか。と言う事だ。知事も大臣
も選挙による選出された代表ではあろう。が国会議員資格までは同等としてもその後の
内閣人事をして 国崇任命にあった者としての立場というものが こんなに軽くあって
は 全く威厳や尊厳がないではないか。国をそうした烏合の衆理で方向つけては危うく
する。正しいものは万里境地を超えても正しく 悪いものは時間を越えても悪いはずだ。

49: 名無しさんAA:11/12/03 04:38 ID:hso
News news 2021-5


 それでも 自民党や報道各社あるいは沖縄県人の一部などは 更にその職責をして 
問い詰めるという軽はずみな行動に出ようとしている。それはあの前鳩山首相の自らの
力が及ばずとして「最低でも県外。」といった発言と全く同じ行為ではないか。この右
往左往している様は一体なんだ。ニュースが少ないとしてプロ野球ニュースと同じ程度
に部分部分に引き裂かれ あえて国会の場で過去の政治事件以外であるニュースの詳細
を問い詰め その返答の言葉尻だけを編集して 国民を煽りたてる。今の日本の現状の
行き詰まりは全く こうした報道姿勢にある 正確に素早くあるべきものが ただただ
すっぱ抜きの素早さのみをして 全く答弁の詳細に触れず その返答の真意ではなくて
言葉尻のみを使う。昔はやったイントロ羅列の歌謡曲みたいにである。次から次に新し
い意味の無いニュースに仕立てて スーパーニュースとして報道がいつしかニュースの
百貨店になって お笑いのようなキャスター解説で一日何度も冒頭のみが取り上げられ
仕上げられる番組は 報道番組としての意味をなさない。正に子供ニュース以下ではな
いか。こんな国民を馬鹿にした放送を 放送業界は10年以上も続けている。かつての
久米宏が ニュースキャスターとして登場してその報道に期待してきたのは NHKの
ワイドニュースとしてのニュース解説と同じく 正確無比と事細かな解説に視聴者理解
がついてきたからで 今では 字幕もアナウンス読み上げも重点要約も全く昔のような
職人性が見られない。ただただ煽りたて更に感情論をして 当然の論理顛末やら思考の
整然さが全く見られない。まるでニュース広告搭の速報字幕と同じで 本来の何の為の
啓発ニュースなのかが欠けているのである。




50: 名無しさんAA:11/12/11 18:31
 心層翻流2

 それでも この人間達の愚かな行動がないわけではない。例えば今用の経済の本質を
全く見誤った消費型の経済を作り出し 石油や電気あるいは発達・発展がいつまでも続
く訳はないと知りつつもその夢は続く。更にはそうした社会の欲望の下に戦争も起きれ
ば 貧民も生まれ 病気も災害もやってきては人類を惑わす。為にあの虫や鳥や魚の様
には自然とは共生する事はない。その最たるものは その環境を変える力でもってその
まま 自然破壊に勤しんでいる事も又我々は仕事として社会活動をしている。だがしか
し どんなにか可笑しく狂っているとしても この流れが世界中の人類の流れだとして
 日本だけが呆然と立ち止まっている事は出来ない事も現実なのである。こうした国際
社会がまだまだ日本のような進化した社会通念が無いままの中で遅れているのを知って
居ながらそれに振り回されている。頻繁に起きる政権交代も今やこの時代の難関を乗り
越えられるような政権や内閣を持つ人材が与野党共にいない事を示している。世界中に
起こっている不満の嵐は ロシアを巻き込もうとしているのは 大きく警戒しなくては
ならない。アメリカもちょっかい出すことは控えるべきであろう。でなければ雪国特有
の 我儘で固い意思はともすれば 愛国心以上に異常な国賤主義を作りだし戦争になる
とも限らないのである。現に今や左翼も右翼も集まった抗議デモは 一体不正をどう正
すのかは感じないのである。すなわちプーチン以上の良き指導者がいるとは思えない。
のが現状である。つまりは大国すぎる事に限界が見てとれる状態なのだ。日本がかつて
戦争した最もな理由は実はこの野放しに肥大化し最強化しだす欧米列強国の思想にある
。東洋と西洋と一口に言ってもかなりの幅はあろうが それでも異様な進歩をした技術
をもった国々は同時に持つべき合理的共存精神を持っては居なかった事が大きな過ちの
原因で それが奴隷制度や人種差別や主戦論者を生み出したのは歴史が証明している。



51: 名無しさんAA:11/12/11 18:32

心層翻流 3
 
 日本が置かれた状況は 今の野田政権はよく表している。すなわちこの国際競争時代
を作ってきたのは 他ならぬ日本人である。というも酷く痛めつけられた敗戦後には、
恐らく我々が知る以上の過酷な労働をして 今の繁栄を築き上げただろうに違いない。
 がそもそものその原因はその進化し進歩した技術を持っていながら全く自然との共生
に勤しまない暮らし すなわち消費文明と相対して江戸文化は明治政府を開き 海外で
見せつけられた 圧倒的な鉄と石油の力に国を挙げて取り組んで この島国を守ろうと
したのが先の大戦である。戦後多くの復員兵は 戦地から帰還したがそのむごたらしい
までの生き様に多くを語らなかった。更に自らに人殺しをしてきていても戦争は良くな
いとだけ言ったぐらいである。昭和天皇にしてこの戦争はまさしく石油に始まり石油に
終わったと言わしめるほどの日本の資源の無さをさらけ出したが なかんずくこの神が
かりな島国の国体の保持は常に課題であったろう。江戸幕府を鎖国だったからと今の人
は言うが別に日本に限った事ではない。すなわち大型船を持って行き来できなかった国
清国も朝鮮もルソンもタイもインドも全く日本とそう変わらなくあった。ただ時の幕府
は 海外からの高度な技術や巨大な勢力を前にして鎖国という方針を決めたに過ぎない
。ここが大きく勘違いされる所で 昔から日本自体が遣唐使船や遣隋使や朱印船貿易や
北東往来や北回り船と 船による貿易が無かった訳ではなく 更に長崎出島が唯一のよ
うな幕府の姿勢はあったが 隠れて琉球交易や壱岐貿易あるいは対馬藩や松前藩などの
見聞交流はあったのだ。それが為にわずかながらもヨッロッパや中国大陸の現状が伝わ
り 日本はインドのようなあるいはタイや清国のような内乱と疲弊を免れていたのであ
る。が明治から大正になって様々な複雑に交差する国対関係に 日本は開国するも日清
日露の戦争をするしか道がなくなったのである。そしてその勝利が日本を間違わせたの
だ。すなわち軍部の台頭を許したのである。



52: 名無しさんAA:11/12/14 03:02 ID:08s
心層翻流 4

 今まさに問題なのは この押さえつけらる軍部の姿とその政府制御の壁シビリアン・
コントロールと軍人秩序のこの三つの事の対処である。巨大組織は元々制御不可能とい
う側面は強い。今回の9・11テロもかなりのカモフラージュがあるがこれは仕組まれ
た米国内の事件であって決してテロなどという出来事ではない。対してイラク戦争・ア
フガン戦争も又 あれだけの真っ赤な嘘で始まった事で ミサイルも核兵器も出てこず
はたまたオサマビン氏を裁判にかけるから引き渡せと言いい戦争行為に走った訳だが 
この容疑者が今やCIAなどの暗殺部隊で病人であってもを殺されて後遺体を海に捨てる
行為をする。といった本末転倒なやり方である。近頃逝った立川談志はこれを「前科者
。凶悪犯の批判をし。」などともじったが まさに「凶悪犯。容疑者のまま抹殺し」と
言ったところである。そうした強力な権力と対処するに今は世界中が苦悩の中にあり 
野田政権はその真っ只中に喘いでいると言って過言ではないだろう。ギリシャに端をし
た欧州危機チュニジアからのジャスミン革命ニューヨークから始まる貧困差別撤廃デモ
ロシアの不正選挙に反発する右翼も左翼も一緒になった総集会。こうした事にアメリカ
がちょっかいを出しているように アメリカはなりふりかまわぬ姿で失態ばかりを演じ
て世界を困らせているのだが、それでも中国同様に今度の温暖化に対する枠組み対策に
は未だ応じていない。日本の沖縄問題もTPP問題もあるいは中国問題も いずれもが
アメリカにその結果が及び困る事になるはずだが それでも一向に気にしない。今でも
銃社会も止めず世界の金融ドルの発行権も持たないまま 兵器工場を縮小させる事も考
えないままに走っているのが現状である。それはアメリカそのものも又疑心暗鬼の中で
世界中の国を敵対してまでも自由主義を守ろうとしている姿があるからだが それ以上
にそれを逆手に国内の武器商人やロビイストは今や活発に活動し7割以上の普通の国民
を貧民化させて雇い入れた企業群として形を変えた奴隷市場を形成しているのである。



53: 名無しさんAA:11/12/14 03:02
心層翻流 5

 だがそうしたアメリカ発の消費文化に少し陰りが見えて来た。この温暖化現象も又そ
の象徴なのだが 欧州不安や世界的高齢化社会の出現である。すなわち今ゼネレーショ
ンギャップ即ち世代間格差の是正が急速に課題になりつつあるようだ。実は文化格差と
いう事においては国家間の地域格差が良く取り上げられ アフリカの貧困層やインドや
中国などの後進国の環境が爆発的人口増加と共に語られるが それ以上に世代間格差の
思想や環境格差の方がずっと身近で深刻な問題だったのだが それが今縮まろうとして
いる中でフラストレーションが 全世界的に溜まって来ている。と思われるのである。
 3世代同居社会日本でいう昔の大家族制の社会生活居候世界をアメリカではサンドウ
ッチ世代というそうだが このサンドウッチの言葉が新聞で頻繁に出てくるらしいのだ
。結局今まで家族会議にも出席しなかったような個人主義に走って生きてきた世代が今
や世代ブーメラン現象において その野放図な贅沢な暮らしから引きずり降ろされた形
に陥っているというのである。かつてヒッピースタイルにライダースとして反戦運動に
走った勝気で贅沢三昧のオヤジ達が 高齢化に家政婦やら老人ホームやらに出費出来な
い中で今やTVゲームやアニメにインターネットにオタクと全く独り立ちしないで遊び
呆けるすねかじりに 経済不況が重なって不就労に追われるかあるいは就職していても
とても家など買えない給料の子供達に挟まれて 今やかつて自立した老人と独り立ちし
手離れした子供の世話から離れ悠々自適に暮らす事だろう。としたかつての全く根拠の
無い夢は儚く崩れ去った現実に直面しているのである。がこれによって起きている事が
仕方のない現実重視と家庭協調を基調とした生活の到来である。更にそれによって壱壱
が話し合いや常識の確認作業の必要性とその重要性の認識なのである。




54: 名無しさんAA:11/12/14 19:54
心層翻流 6

 だが こうした傲慢な老人と甲斐性のない子供に板挟みに喘いでいる現役の苦悩があ
るのは 別に米国に限った事ではない。今や親が乳飲み子を放置し可愛がれたはずの子
が逆恨みにもならない狭い視野つまり金銭的余裕のなさで殺人事件が起こっているのは
日本でもご存知の通りである。今日のニュースでも像印の副社長殺人事件や緒方容疑者
の最高裁の棄却によって無期懲役が確定とした記事が踊っているいるが 親族を殺して
まで生きるという哀れさや可愛がって貰っただろう恩人に手を掛けるという異常さなど
は全く 餓鬼畜生と変わりないではないか。こうした世界を創るまいぞと改革に猛進し
命を捨てたであろう 明治維新の志士や大戦で散り逝った戦死者という無名の英霊達は
草葉の影で泣いていることであろう。この就職氷河期とは言え あまつさえこうした収
入欠損の中で人々は未だに仕事のあるありがたさやその仕事にかかって支えているであ
ろう大きな多数の人々の事を大事にしてはいない。その端的例は政治家達の無責任な言
動をみても想い伺える。鳩山氏の首相経験者でありながらしかも自分が撒いて育てたで
あろう大きな災いに今も更にその火を燃やし風を仰ぐ無責任さは全くもって日本人の恥
辱のほかにいいようがない。更にオリンパスの損失隠しに大王製紙の放蕩残務の報道で
ある。正に異常としか言いようがない。検察が「有価証券取引偽造報告の疑い。」なる
捜索を行うとしているが全くナンセンスである。ここは法務大臣の口頭通達を行い経営
者に対する道徳を諭すのが先であろう。又NHKは過剰な躾や過剰な期待が優しい虐待
として不登校になっているとする報道をしている。しかしこれは正しく間違った視点で
ある。実は子供の世界に 大人の作った嫌らしいいい加減さがあるからである。ゲーム
やアニメの主流は今や殺人と喧嘩に明け暮れガンつけと強者論理のオンパレードである
。世界の秩序や自然現象の摂理などない中で それを心棒するのが子供の世界の中の強
者でありこれを教師や親は指導や適切な助言をしていない。つまり赤信号みんなで渡れ
ば式から朱に交わらなければ赤くなれずに変わっているのである。社会の赤信号を如実
に知っているのに それが現社会制度の中では一緒に渡れねばならない中に子供が放込
まれた為に起こる落差障害なのである。学校環境や子供の仲間環境が異常なのを大人や
政治家は気づかねばならない。丁度警察が法律だからと理由もなく取り締まるのと同じ
なのだ。


55: 名無しさんAA:12/01/01 16:25 ID:ROc
層翻流 7

異端の作家渡辺淳一氏は 都会的不倫を賞賛してやまないらしい。まるで朝鮮人である
「いまを生きる人たちは、おいしいものを食べたいとか、いいものを着たいとか、 そ
ういうことにはとても意欲的なのに、なぜこんな古い家族制度や考え方を変えることに
意欲的ではないのか。 日本人の貪欲さは、なぜ経済的なことにしか向けられないんだ
ろう。残念です」(渡辺さん) と云う更に 「嫁という字は、女偏に家と書きますね。
これは、“夫の家の女になる”という意味にほかならない。 そこからもわかるように
、結婚とは、家と家の結びつきで、嫁に行く家と迎える家があり、 家の持続が大事と
されてきた。愛し合う男と女の気持ちではなくてね。こんなおかしなことってあります
か。 でも、その古い、おかしいことを喜んで受け入れてきたのが日本人。 それをいま
だに引きずっているんだから、不思議でならないんですよ」(渡辺さん) と続く。
こんな馬鹿げた話が 今や日本の至るところで それも知識人の中にある事に驚く。韓
国や中国では嫉妬の怨念からの殺人や不倫も多発して欲情の世界に生きる人もいようだ
が 元来の日本人は 元々恥の文化を生きぬき崇高な社会形成において大和男児と名を
成した。気は優しくて力持ちという話である。 明治維新も大戦敗戦もそうした家族愛
で乗り越えてきた。従軍慰安婦問題を韓国は言うが その自らの儒教的精神に反した全
くのおかしな意見には異様な国民性がつきまとう。元々韓国は一つの民族では成り立っ
ていない。今回の北朝鮮の葬儀で泣き叫ぶ人の大げさな姿は北方系ツングースや狩猟や
放牧系の世界では たまにしか会う事のない中での悲しみの作法でもある。更に女真族
中国から逃れた金氏国あるいは騎馬民族からの襲来でモンゴル帝国の末裔と あるいは
伊族や島の倭寇の一族と全く多くの民族の坩堝であることは他の国と変わらない。ただ
彼らはどんな独立をしようが 隣の中国やロシアあるいは日本からの干渉にさらされた
世界であった事は間違いない事実である。




56: 名無しさんAA:12/01/01 16:26
心層翻流 8

 そういう意味では 島国日本は他の地には逃げられなくなった民族の 行き着いた地
で仕方なしに生活した唯一の場所としての国という 地理学的には奇異な特異点である
。あるものは東に希望を求めてやって来た最後の地であろうし あるものは落ち延びて
住み着いた最後の平和の砦であったろう。そこで産まれた文化は やはり他の家族との
交流をいかにして行うかが大きな問題であり それを拝火教や儒教、あるいは神道や仏
教などは 進んで取り込んでは国家形成を成したに違いない。そうした事に関わる宗教
はほとんどが 基本を家族としていたのは間違いない。もともと人間も又動物である。
数多くの生物がそうあるように 古い大脳皮質には欲情のままに行動しようという本質
がある。つまり夜這い強姦拉致監禁と何でもありの世界で子孫繁栄のみを求めているの
である。がしかし集団行動を取り家族や一族を守り その中でも食料調達と他の種族か
らの嫁取りに 闘いをしない事で 動物から人間に変化しその集団の生活をして文化を
形成するという事になり今に至ったという事になる。そういう中で培われた哲学が人間
の社会生態学なのでありそれを見つめて2千年の間に出来上がったのが日本民族として
の統一した家族主義と公共扶養の儀礼と意思の礼儀作法なのだ。つまりこの文化継承の
就学無くして日本人は日本人足り得ないのである。つまり先の渡辺氏や中国や韓国など
の意見を聞けば いかに今だ動物から人間としての社会生活に完全には成りえていない
文化の中にあるのだ。あの台湾の李総統にして 尖閣諸島問題を「隣の家の婦人が心を
うつ美しさに 自分のものだと誰が言おう。」と言わしめ 暗に 普通の人は言わない
が 中華の野蛮な人民なら 事当然に横取りを目論むほど、文化程度の低い人民である
事は世界の常識である と匂わせる。それほど今にしか生きれない餓鬼道の中にある。



57: 名無しさんAA:12/01/02 10:42
心層翻流 9

 この餓鬼道が 大手を振って世界中で騒いでいる現状に 日々憂いているのが日本人
なのであろう。今日の学生の就職率で過去最低の0.9の指標がある。がこの学生達は
真面目であり貴重な存在である。NHKが放送した荒俣氏が紹介する梅棹忠夫の話にあ
るように、人類はバラ色の未来を妄想して集団催眠の中にいた。これが催眠であり妄想
であり理由なき人類の希望であった事をはっきりさせたのが今日の状況であろう。だが
この今日的状況即ち 人類の未来へのエネルギーであったはずの原子力発電が事故を起
こし 共生システムとしての金融投資が欧州危機としてドミノ倒しのように広がる国家
破綻を引き起こしを時の指導者を動転させ 同世紀を生きる民の世界の絆としての貿易
が そのまま人々の暮らしを疲弊させ不幸に陥れ 文化崩壊の危機まで招き入れる様を
西洋文明を取り入れると決心した時から 多くの過去の日本人は危惧しその未来像を予
測しては 書物に書き残し我々に教えていた事が知れる。そしてその答えである希望あ
る未来への変換点は 人の心にあることまでを教えている。HNKのETVは紐解く。
人類の英知は常に知的探究心によって科学を使い文明を築いた。だが この文明は常に
危うい中に存在していた。それは人間が自然の一員であるのにも関わらず 自然の拒絶
や対立を持ってその利用の上に成り立つ存在にしがちだからである。空気を吸い生物の
命を食していながら 道具を駆使した物質文化に陥りがちである事に 日本人は常に疑
念を持って対峙して その合理性に自問自答を繰り返し 今後の道を模索して指導者は
道を描いてきたのだ。それは 平安時代でも江戸時代でも明治でも今の現代人でも同じ
である。末法思想で宗教家が説法するように 時の指導者は良導者たるべき方策として
人の行動を導きには常に 本人達への大きな行動の為の興味を示さねばならない。と言
うのだ。即ち三車火宅の物語である。目の前の人参に走る馬となっても 人類は破綻や
破滅からの全人類の脱出を図らねばならないのである。



58: 名無しさんAA:12/01/02 12:05
心層翻流 10

 この0.9の就職率は異常であろうが この中で0.1の漏れた人を憂う0.9の中
の0.1程度の多分人生にあるいは現状に疑問符をつけ必死にはなれなかった人達とさ
らに今ボランティアをせずにはいられなかった人達が この良心を下にしたシステムが
悪用され悪行に行く未来を変えるであろう。この文化と文明の英知と叡智の闘い知識と
良心の闘いは常につきまとうと梅棹は書いている。そして 自然との対立よりは自然と
の共生をする社会でしか越えられないという。持続可能な進歩や自然保護などの掛け声
は進歩した我々の勝手な合意であり 過酷であれば過酷であるほど人は弱い者を守る事
をルールとしている。それが愛でありその愛を育んで来たのが家族なのである。これは
万国共通どころか動物全てに同じなのだ。例え身を捨てても尚子孫繁栄をする昆虫すら
もそこにそれなりの愛あるとも考えていいだろう。それは兎も角として こうして故郷
を建設し育つ人にとっては「復旧でなく復興だ。」と叫ぶ議員の声には全く解っていな
いと憤慨しているはずである。原子力事故で住んでいたその地を追われた怒りは その
震災によって 仕事も家族も生活も何もかも奪われた人達と同じである。つまり希望を
せず破壊破断された運命に翻弄されている事に怒りがあるのだ。東京のエネルギーとし
て電力供給していた福島の土民が 何を持って先進国といい最新技術などと言うのかと
問うの当然の被害である。壊滅させられたこの生活は取り敢えず政府は終止符を打ち 
新たな生活の旅立ちを後押しすべきが 今でも帰還や帰路を望む声に応えようと模索し
昔を戻せとの声に答えようとしている。おかしな政治が生み出されあたかも全てが収束
したかのような宣言を出した。




59: 名無しさんAA:12/01/02 12:56
心層翻流 11

 この宣言には現代文明の持つ2つの嘘がある。まずは戻らない時間の流れと文明進化
にどう対応すべきかというものである。確かに今や廃炉を前提として行う福島の処理行
為は妥当なものかも知れない。だがこの妥当さは民衆の混乱の上に成り立ち 原子炉の
新たな稼働を有り得ないとする山本太郎氏などの反原発の声に添うものだが それは全
くその進化に釘を刺す。それはリスクの多さや大きさに起因した悲鳴にも似た叫びなの
だろうが ではあのりーマンショックや欧州危機に我々は金融製品を捨てて鎖国すべき
か。それは有り得ない話なのだ。戦争や交通事故や病気を含めて 人々は人生に多くの
リスクを背負って生きている。今の未就労の若者や派遣労働者問題もゲームやインター
ネットによる悪習も又極めて原子炉と同じ程人類の危機的問題の本質の中にある。恐ら
く生物は他に起こる事がどんなにか悲惨で醜いものであっても 自分自身に降りかから
ず時が越えられる時には全く安堵の中の安易なただの時の通行人として通りかかり ま
るで動物のように眺めもしないで去りゆくのである。だが人が人として情の下に それ
を眺め自らへの影響を考え例え影響がなくとも この中に哀れみや悲しみを共有し感じ
る時今自分のいる生活も又危うい中にいて地震で一瞬の津波で襲われたような 計り知
れない存在を知り得てその時初めて人としての存在を確かめようと模索しだす。今日
「絆」というものをキーワードの様に使われたが「絆」が存在するとしたらそれは 只
々「今を生きている人間。」というだけである。これは日本語でいう他人を示し「旅は
道連れ世は情け」を示している。それこそが最も有効な未来を見る為の方策であり人類
の幸せへの道を示す道なのである。即ちリスクをリスクとしない手立てと方法論で言え
ば 人類生態学でいう最も愚かでミスをする生物が人類である事を知る事からの技術を
得ることなのだ。





60: 名無しさんAA:12/01/02 14:49
心層翻流 12

 つまりこうした 文明の持つ多くの進化に対して 進歩の仕方や事故などの対処の仕
方の間違いが 戻らない、いや戻られない 全く戻る事は出来ないものと云う事を前提
として動いていない事の間違いが一つである。時間も技術も手に負えない物は手にして
は不幸があるのである。二つ目は人間の本質に負けてはいけない。と云うことである。
梅棹は「科学は人間の業である。」と説くがその前に 人そのものが動物であるという
本質である。つまり先進文明とはやし立て祭り上げられる科学の下に 贅沢な物質世界
と消費文化を築きあげ さもそれが最高のものであるかのように宣伝誇張し売り出して
拡大を迫って止まない事である。人類も自然も全てに棲み分けした環境を理路整然と秩
序の下にあって その多様性こそがこの地球上の希望であり未来なのである事を無視し
ている事である。つまり理性対英知に対して英知が勝たねばいけないのである。西洋式
の法や規則は主にルールと呼ばれ そのルール違反にはその枠外に除外される事で裁き
としている。山折氏の言うようにノアの方舟にしろ選民思想にしろ進化論でも近代化に
してきたものは 生き残りの為に犠牲を強いる事をいとわない考え方から発生している
。つまり他を捨ててでも生き残ろうとするアルカディア思想である。こうした西洋思想
に対抗したのが 大東和共栄圏構想であったと言える。奇しくも日本が敗戦しその夢物
語としての皇国を成り立たなかったが それが逆に我々の日本にその理性という基準や
規則からの世界と叡智という過去に起きた事例や今の自分の持つ感情からの行動心理か
らの融合がここになされた。震災に際し「日本人は冷静に行動する素晴らしい民族。」
との声が上がったがそうではないと云う。つまり今だにまだ日本人は「諸行無常の響き
あり 栄者必衰の響きあり。形あるもの全て壊れ命あるものいずれかに死が訪れる。」
という悲愴な人生観を忘れてはいないのである。そしてそこに人類の光明をみる。とい
うのである。



61: 名無しさんAA:12/01/02 15:48
心層翻流 13

 この誇大妄想の最新文化に 騙され羨望し猛進して止まない国として中国がある。中
国の発展には目を見張るものがあるとして 盛んに銀行や政治家は中国と擦り寄っての
発展を期待し NHKなどはその先進国のものまねをする様を放映し 自国の文化を捨
て行く様を期待を込めて報道した。この亡国の様をあたかも先進国の仲間入りしてさも
近代国家となる事が重要かのような言い方であったが その勢いは多分に大きな危険を
無視した日本の原子力政策と殆ど同じなのである。今や公害を垂れ流し続け 食物自給
に汲々としてエネルギー浪費にまっしぐらの政策に 世界の需要バランスは総崩れの様
相を示している。本来の土民である地域社会のコミニケーションは 殆ど日本と同じに
拝火教も儒教も道教も仏教もあったろうし その上の中華思想と共産思想の昇華が必要
であったろうし 日本以上にその人間的政策の合理的兼ね合いが起こるべき土地柄では
あったはずだが 残念ながら東洋思想の長としての美しさは一塵にもない始末である。
プライドも誇りもなく モノマネに固執し その逸脱した強硬論の醜さには世界を驚か
せたし今もなお欧州と共に世界に暗雲を呼び込もうとした方策に執着している。なるほ
ど 共生共済制度として 融資や投資の世界は国際社会に門戸を開いてはいよう。更に
この金融事情の大きさから その補償制度や先物取引が人々を豊かにしようと発展を遂
げた事の恩恵を受ける事は 何びとにも妨げとなるべきではないだろう。しかし世界の
総資産や総生産を超えた取引と国家補償を超えた金額が行き来してから その世界は市
場から賭博場に変わったのである。そして追い打ちをかけるように その金融の数字に
本来もつ願いや意思や思想や思惑が存在しなくなっていったのだ。すなわち拡大ECが
独立性紙幣を持たない独立経済機関と云うみせかけの共同国家を作っているように 同
じような見せかけだけの共産主義自由経済などの存在が はたして存在し得るだろうか
 


62: 名無しさんAA:12/01/02 17:09 ID:qAY
心層翻流 14

 そうこうした贋物はどんなに精巧に技巧を凝らしたとしても存在しえないのである。
それは其処に歴史がないからである。過去の産み出された経緯と苦悩と努力がないから
である。今回の原子力の事故も又その物真似の簡単さゆえの奢りから生まれた事故であ
ったと言える。中国高速鉄道事故が埋められた新幹線車両に我々は驚愕した。しかし又
同じように福島原発事故があんなにも簡単に起こることは 同じような驚きであった。
つまりは我々はこの原子力発電をその一つ一つの部品から発案して作って居なかったと
言うお粗末さからこれは起こったのである。マークプロジェクトで出来上がった原子炉
を輸入し稼働させただけであり その後の進化系である原子炉に替えて居なかった事が
大きく災いしていたのである。そうした意味では 中国の事故を笑う事は出来ないのだ
。今起こっている世界の人間としての社会的地位確認の多くのデモや暴動は総じてその
西洋思想の噛み砕さずに起こった統合化の流れによるものである。米国自身で起こって
いる格差是正デモは 自らが勝手に作った法律がいかに自国民を苦しめた身勝手で不自
然な物であるかを物語っている。この不自然で人を羨ませて尚欲望を呼び覚ます貨幣の
洗礼と進化して止まない先端機器は 恐らくはまだまだ人類を悩ませて止まない。更に
大事な事の一つである それらが出来上がった歴史や理由が今や無いままの世界に飛び
便利さ一辺倒のまま消化もせずに 殺人ゲームや戦闘ゲームと共に出回ってしまったの
である。この大きな流れは未来のない混乱を示す。かつて3人寄れば文殊の知恵とはい
ったが 今やジャスミン革命欧州危機イラク・アフガンの原理主義の台頭をみれば全く
もって あのG8をもってしても 3人よっても馬鹿は馬鹿と言える様相なのである。




63: 名無しさんAA:12/01/03 11:45

心層翻流 15

 この事は 次世代の子孫がその結果なり成果なりを 請け負えないつまり背負わされ
ても 被ることが出来ない能力の無い後継世代がある事を 現代人に教えていると言え
る。例えば中東アラブのこの革命に 一体本当に新しい国の体制が出来上がるかと見守
っても おそらく今追い出されたこの神がかり的なカリスマ指導者達が抜けては 今1
度 和平を司る政権を作る作業は困難を極め。出来ない可能性すらある。それはそれな
りに国としての成熟期を過ごせなかったからである。和平の成熟は国の行く末を決める
。それが文化であり国の体面を作るからだだが 欧州危機にある国々は ギリシャを初
め イタリア・スペイン・アイルランドと殆どのこの金融危機の真っ只中にあるのは、
観光収入の多い 近年まで敗戦に追われた国家群と言える。それは過去の栄光によって
作り上げられた遺跡が観光として成り立ち 数々の反政府活動によって自国を守ったと
言うレジスタンス習慣をもつ国民を要した国家である。今回のジャスミン革命などと言
われているアラブの春も今更こうした反革命党にいる革命分子と一体どう付き合いどう
やって国が成り立つというのだろうか。この事で一番悩ましいのがロシアの現状だろう
。左翼も右翼もなく今やプーチンは批判されている。現状不満の中で民衆は先を考えな
い。そしてそれはアメリカも又同じである。格差が広がる中において貧困層は増え続け
その是正を求めて止まない。こうした翻弄する社会は常に戦争の危険がつきまとう。し
たがって民衆は時の権力者や指導者を求めてはいけない。いかに苦しくとも 甘い言葉
に誘われても断る力を持たねばならない。こうした先代の負の遺産を背負う中 現代の
経営者を始めその断る力どころか官僚の中には その民衆の民意に支えられているにも
関わらず民衆の民意の排除の行使に、躍起になっている姿が見えるという矛盾を更に強
化しようとしている事に賛意を示すものすらいる。それはおおきな間違いでもある。





64: 名無しさんAA:12/01/03 21:58 ID:5/E
心層翻流 16

 多分それは 日本では増税の話に繋がっている。税収の落ち込みも伸びも景気のみで
はないにしろ人の生活に関わっている。税率を弄る事は既にもう出来ない社会環境であ
るのだ。それはアメリカで今起こっているデモと同じである。つまり特別に出来た法律
によって保護された社会環境はそのままその平和社会の維持に必要な対策である。とい
うことなのである。次々と編み出された大企業優遇税制は そのまま各国にその優遇対
応の競争を産み そこで出来る税収不足には中間層搾取に当てたことで国は全く立ち上
がりが出来ない予算不足に陥る。今までの中小企業の倒産と全く同じである。中間層と
いう働き盛りの高給者がいない事は進化を失った事を示す。どんな機械化をしてその必
要性を無くしたとしても その地位の持つ知識の豊富さと行動する力や可能性を秘めた
その柔軟性は 経営者をしのぎ低給の新入社員には遠く及ばないのである。が あえて
企業でも国でもその大きく逸脱しない知識ある確実な体力の衰えが見える層を切り、そ
こにおいて経済収支の利益を求めがちなのだ。それによって大きく業績悪化していく事
は過去30年間の日本経済の様子を見て判明しているのにも関わらず 国際競争力やら
価格競争力やらで損益分枝の枠を超えて経営者達は他国にそのシェアを求めている。だ
があえていうなら 今回の米大統領選と同じにおかしな話で今のオバマ氏以外に米国の
良識を持っている候補はいない。つまり日本でのシェアが無くて海外で増やそうなどと
は言語道断であり。日本で生産してこそ 世界企業なのである。




65: 名無しさんAA:12/01/03 23:30
心層翻流 16

 多分それは 日本では増税の話に繋がっている。税収の落ち込みも伸びも景気のみで
はないにしろ人の生活に関わっている。税率を弄る事は既にもう出来ない社会環境であ
るのだ。それはアメリカで今起こっているデモと同じである。つまり特別に出来た法律
によって保護された社会環境はそのままその平和社会の維持に必要な対策である。とい
うことなのである。次々と編み出された大企業優遇税制は そのまま各国にその優遇対
応の競争を産み そこで出来る税収不足には中間層搾取に当てたことで国は全く立ち上
がりが出来ない予算不足に陥る。今までの中小企業の倒産と全く同じである。中間層と
いう働き盛りの高給者がいない事は進化を失った事を示す。どんな機械化をしてその必
要性を無くしたとしても その地位の持つ知識の豊富さと行動する力や可能性を秘めた
その柔軟性は 経営者をしのぎ低給の新入社員には遠く及ばないのである。が あえて
企業でも国でもその大きく逸脱しない知識ある確実な体力の衰えが見える層を切り、そ
こにおいて経済収支の利益を求めがちなのだ。それによって大きく業績悪化していく事
は過去30年間の日本経済の様子を見て判明しているのにも関わらず 国際競争力やら
価格競争力やらで損益分枝の枠を超えて経営者達は他国にそのシェアを求めている。だ
があえていうなら 今回の米大統領選と同じにおかしな話で今のオバマ氏以外に米国の
良識を持っている候補はいない。つまり日本でのシェアが無くて海外で増やそうなどと
は言語道断であり。日本で生産してこそ 世界企業なのである。つまり大家族の中では
とかく長老の意見や若い者や子供に目を向けがちなのだが 実はその今を背負ったまま
あまり顔も意見もない働いて稼いでいる親の現場の視点が一番大事な事なのだというこ
とだが 人々特にお客はその認識は少ないのである。



66: 名無しさんAA:12/01/31 22:04 ID:af.
心層翻流 17

 オバマ大統領は成果を出していない。これは共和党の横断幕の言葉である。なるほど
本当にこれと言った成果は無い。がオバマ以外で誰がこの失態のない政治が出来るのか
共和党特にイラクやアフガンを泥沼の中に引きずり込んだ共和党には全く出来ない芸当
であろう。日本に目を向ければ これと全く同じに自民党が解散総選挙を叫んでは今や
やるべき政治を行わない。という暗黙のストを起こしている。政治主導といいながらも
野党と協議の上に共に議会としての良識が無ければ出来ない行動を探す行為をすべきで
あろう。とは言え、今の民主党の迷走ぶりは自民党の批判以上に もはや見るに絶えず
聞くに及ばずで全く間違っている 例えば この民主党政権になっての失策には取り上
げるにきりが無いくらいにある。なるほど理想が高いのは悪い事ではない。だがここま
で壮言妄語に引き回されるのもう御免である。これが正直な国民の声であろう。若者は
今や大人に不信感が募り不労のまま青春をいたずらに迷惑な生活にのめり込む。大人達
は今や迷路の中で戻る為の糸や 先に進む為の目印すらもおぼつかなくなったようだ。
 そもそも目の前のやるべき事もやらずに 妄想ばかりの壮言大口のこの政権は 一体
この党の専売特許なのか。何を為すべきか何をやりたいかが極めておぼろである。明快
に国民生活のアメニティの快適さを求めた自民党の一歩先を行くような正論を言っては
政権についたが かつてああ言えば上悠など言われたオウムと同じ体質で全く出鱈目な
政治に終始しているとしたら全くの失望である。輿石氏や樽床氏などは何を勘違いして
いるか 未来の設計図であるはずのその根拠を示さない。と決定した。これはは話しに
ならない話である。そもそも年金・保険などの一体化構想にその予算的未来像を示せな
いと言うのは税収予想が出来ないということは解っても全く計画が出来ないという話で
 全く政治能力の無い事を露呈している。この国の取り舵を任せられているという認識
の無さは一体なんなんだ。そもそもこうした隠蔽体質があった自民党を強く拒んだ国民

67: 名無しさんAA:12/01/31 22:05
 そもそも目の前のやるべき事もやらずに 妄想ばかりの壮言大口のこの政権は 一体
この党の専売特許なのか。何を為すべきか何をやりたいかが極めておぼろである。明快
に国民生活のアメニティの快適さを求めた自民党の一歩先を行くような正論を言っては
政権についたが かつてああ言えば上悠など言われたオウムと同じ体質で全く出鱈目な
政治に終始しているとしたら全くの失望である。輿石氏や樽床氏などは何を勘違いして
いるか 未来の設計図であるはずのその根拠を示さない。と決定した。これはは話しに
ならない話である。そもそも年金・保険などの一体化構想にその予算的未来像を示せな
いと言うのは税収予想が出来ないということは解っても全く計画が出来ないという話で
 全く政治能力の無い事を露呈している。この国の取り舵を任せられているという認識
の無さは一体なんなんだ。そもそもこうした隠蔽体質があった自民党を強く拒んだ国民
は 全てを明るい場所でつまびらかにするという民主党であろうと この党に票をいれ
たのである。こうなれば政治不信どころの話ではない。政治家不信もここまでくれば、
人は投票すら行わない事に陥る。江戸時代の封建社会のほうがよりよい暮らしが出来る
などとは思わせないで欲しい。早く昔の55歳定年制を敷き金を回わして税収を上向き
させて 無駄な予算の削減もしくは事務経費削減で国債返済をして国家予算を増やして
後世に続かせねば このままでは国はアフリカ諸国以下に国民は仕事のないまま犯罪者
に生活は老人に押しつぶされた自殺や事件の中に放り込まれた 悲惨な国に変わる。


68: 名無しさんAA:12/02/08 04:36 ID:ZKo
心層翻流 18

 今回 法務省は今の国際結婚にハーグ条約に加盟するための法的準備をするとした。
こんな馬鹿な話はない。これまでもTPPにせよCO2問題にせよ沖縄問題にせよ全く
もって出鱈目な工程を政府は推し進めて 当たり前のように法整備をしようとする。ま
ず国際情勢に分析も対策も対抗もしない。その上に国民生活を人質にとっては声明を発
して法律を作ろうと言うのである。支離滅裂の国際的流れにも何ら疑問が無いのだろう
か。そもそも 帰国し里帰りしてきた婦女子を日本国内で勝手に拉致監禁して連れ帰っ
ていいというこのハーグ条約は 日本の法律体系ではそぐわないどころか日本的慣習法
から言って違法もはなはだしいのである。これは欧州人ならではの権利主義からの高見
の権威主張なのだと言う事を知るべきである。銃所持についてと同じに身を守るために
は常に子供ですら銃を持って歩けと教育する国で 発砲の仕方や人殺しの仕方も又幼い
時からの教育として必要とする国々と カッターナイフすら持ち歩く事を銃刀法違反と
しサイバイバルナイフで無差別殺人事件が一つでも起きれば、大騒ぎしてその販売規制
に大慌てする国とでは 全く違うのである。今紛争中にあるアフリカ・アラブ・中東と
アフガン或いは中国とある中では いずれもが今や芥川の描く蜘蛛の糸の物語と同じく
一歩踏み間違えれば 餓鬼・畜生が鬼の湯で釜に押し込めようとしている世界で運が悪
ければ どう懸命な処置や対策をしても殺される世界なのだ。対して日本はかつてより
治安が相当悪いとは言うものの リビアや中国のようには殺されながら その事件が人
のニュースにならないほどの事にはない。ある程度管理され 常に日々麻薬中毒者や銃
を持ち歩く人間と顔あわせたり付き合うといった生活を強要されない。この違いが外国
人にして 泥棒や殺人のし放題とみられるが この相手国に関係なく自国の慣習で連れ
帰っていいと言うはそうした国は自立の判断を個に求めていて 日本のように自治体す
ら個よりは集団を重んじて税制優遇してる国とは全く仕組みが違うのである。法務省は
そうした法体系を崩してまで収拾のない狂気世界にいざなう事を何故声なり抵抗なりを
発しないのか。又何故報道は反対しないのか。これは自由報道の規制の入り口である。


69: 名無しさんAA:12/02/19 10:17
心層翻流 17

 今や 福島問題と沖縄問題がクローズアップされて 過去の植民地問題までも遡り貧
民層が支配層から搾取され 民主主義で平等の精神が生まれその苦難を強いられる人々
が声を上げることで その解決策が見えない様相を呈し 今まで過疎で資金難だった地
区に不人気だった施設が押し付けられたとする論調が絶えない。しかしそうだろうか。
今や日本は自由の国である。交付金が絶え間なくそこに配られ 通常の商店街よりも活
気に満ちていた生活が一変したことは確かだが 双葉町の議員が我々はその交付金なり
資金を得て沢山の施設を作ってきたのだが それを置いてきて避難してるのです。とい
うのは真実を得ていない。元々のそうした自力を供わない力で整備してきた町が 今や
流浪の民になった事に憤りはあるだろう。しかしではその金の卵を餌付けしてちゃんと
理解して 原子力の研究施設の街となり科学者をいれたその原子力を理解した行政をし
ていたか。と言えばそれがあったとは到底思えない。国も又同じに各省庁にこの巨大な
エナジーが産む金に群がった諸官庁の受付ないし管理・監査・監督・検査する窓口があ
るが そのどれでもが機能を失い国民を不幸に陥れて止まない。この事は恐らくは他の
問題にも当てはまり 恐らく書類作成や予算要求のみの仕事を重視しては 本来の業務
である 国民一人一人の幸福やら生活を支える為の作業を為してはいないのであろう。
時には権力者や有力者に媚びし 不学な議員の命令に従い その能力を余しては国家や
国民の為になっていない。この深刻な民主主義の人民不在の政治のシステムに今や大阪
の橋下氏は吠えて止まない。が真実はそうしたシステムではない。その本質と業務を全
く理解していない国民や公務官僚にある。人気による投票や意味のない発注システムと
監理しない人々の生活が そこに暴力団を生ませ、不毛の国会論議を生ませているのだ



70: 名無しさんAA:12/02/19 12:47
心層翻流 18

 すなわち 双葉町をはじめ我々はまだ いまだに真の民主主義・自由主義を得ていな
い事になる。欧州からやってきた議会制民主主義は形だけでも整えてそこに生活をして
いるのであろう。しかし 教育やら文化という面では全く日本にあった人類共通の道徳
としての社会仕組みを整えてはいない。戦争に対応した軍隊でも 贅沢な近代社会の中
の無尽蔵なエネルギーの管理体制も 我々は幸いにも最先端の中に居ながら 世界の荒
波を鎮める勇気と知恵を発揮してはいない。ではそれが社会システムの問題かといえば
そうではない。仮に現行制度を首相公選制やら掛け捨て年金制或いは一院制を目指して
も何ら変わらない。要はその中に潜んでいる意思を皆が共有して尊重しているのか。と
言う問題なのだ。チュニジアからのジャスミン革命と名を得た暴動も未来国家の想像と
意思がなく不満のみでは結局は現行生活よりは悪くなるのは必須である。つまりは国家
或いは公民としての存在意義を持った国民なり人間を育てているか。と言う事が大前提
としてある。つまり世界共通の道徳は宗教には属しない不滅の家庭環境にある。人間が
核家族で揺らいではいるが どんな宗教も食べ物を産出したり子供を産んだり死んでい
ったりはしない。それを行うは人間であり人間である以上は地球上の長としての自然の
中のあるべき意思と姿と生活がそこに求められる。この事は世界でどんな所にいっても
人は死に 繁栄するには生きて子孫を残し 生き続けるには食べていけなかればならな
い。と言う掟が存在する。不妊治療に倫理問題がしばしば登場するがそれは裁判でも同
じで 人は間違える事がある。この間違いを正すシステムを或いは許容をもった行動な
のか。という事が求められ 子供が世に出て幸せだったと言えるかが問題である。その
意味では子供の未来に責任を持てない代理母の出産は大きな罪であり その事で世界中
の子供に愛を与えるべき使命の子供を持てない夫婦を 家庭の中に留まらせてしまって
利己主義の中に追い込んでいる。



71: 名無しさんAA:12/04/22 11:07
心層翻流 27

憚りながら かつての総裁三重野氏が死去した。彼の功績には賛否両論が渦巻いている
が、その後の日銀総裁よりはましな対応であったろう。今日貿易赤字は膨れ上がる傾向
にある。後進国の追い上げと先進国間の足の引っ張り合いからである。針少棒大として
世論を操作し自らを誤った官僚政治の織り成す世情はペテンに満ちた世界を醸し出す。
 春の園遊会の出席者にもその顔ぶれがある。宮城や福井の県知事が何故此の遊楽の宴
に出席するのかわからない。勿論天皇陛下に置かれては精力的に国民を勇気付けられて
其の身が病の淵にあってもこうした行事に出席されていなさるのだが それを想いばか
るのであれば逆にこうした多数の出席よりは 小さく重いものであるべきだ。あの復興
会議で延滞させては何もしなかった八百頭も出席というのはうんざりしている。当時に
既に瓦礫の山はあったろうし それが県内では処理できない量だとは解っていたはずで
会議自身でチップ工場を立ち上げるなり分別するなりして行き先のメドまでつけること
は簡単なことだったはずだ。今日この原発を止めれば円高を歓迎するしかない。つまり
安価な原料の輸入は国民全体の希望だろう。が対して 今や生産や加工業種は名だたる
大手メーカーと言えども輸出の鈍化で瀕死の重傷であり 又成功していてもこれ以上の
赤字は大きな負担でもあり今や何時潰れても良いところまで来ている。それはひとえに
円高であろうし、その円高の理由は日本の政治の怠慢と金融業界の嘘にある。つまりは
あの園遊会の人選と同じに全くの怠慢で投資すべき現業投資を行わなかった事に終始す
る。TVが国民を見ないで視聴率に固執してお笑い馬鹿タレントばかりになったように
本当の経済を知らない馬鹿竹中担当大臣を谷垣大蔵大臣が論破出来なかった事で日本の
仕組みが利益に固執した投資の無い社会に変貌したためだ。つまり強いものをより強く
してその上で円高で輸出を無くすと言う一部の覇権主義米国の国家戦略に負けたのであ
る。加えてそれを利用した中国のみが一人勝ちし アメリカさえも大きく正しい投資活
動をして江戸幕府や明治政府にまで投資していたとされるリーマンは潰れたのである。





72: 名無しさんAA:19/02/25 11:52 ID:Fs
 暗中模索 1056

 ようやく、イエローベスト運動が下火になった。世界が極左や極右となれば、ロシア
国境の様になって、今でもつづくキエフやドロツクの様な事ならないか心配である。又
平和であっても、いつの間にか乗っ取られたクリミア半島の様にならないかと、バルカ
ンの火種を想像する。これから世界は更に超近代化の苦難が起こる。近代化の苦難は何
も今に始まった事ではない。例えばアフリカダカールがある。そもそも、アフリカ随一
のカカオの栽培地であり、先行したユグノー移民と仲良くやっていた地域だった。この
カカオ豆は戦略品の金の積み出しも兼ねてポルトガルやフランスを豊かにした。がそれ
は束の間でスペインがかぎつけ、英国もやって来た。こうして土人即ち先住民は捕えら
れ、奴隷「積み出し港」となった。日本では皇太子サンコンの母国で有名であろうが、
パリ〜ダカールレースの終着点のダカール沖合にもゴレ島に「奴隷の家」と呼ばれる建
物がある。今では観光地化しているが、一大革命時代の欧州列強の植民地だった時代、
周辺各地から現地人がここに集められ、次々とアメリカ大陸に送られたという歴史は、
今でもオバマ大統領がルーツとして訪れたと明記するほど繋がっている。日本で、イエ
ス・アイキャンなどど漫才している場合ではない程国際情勢は変わって来ている。即ち
又白人優位主義やバワーカントリー、強国主義経済に後戻りしているのだ。その理由が
中国の盛んな独裁国汚職である事は間違いない事実である。経済には公式指数と共に、
一般的指数としてビッグマック指数がある。現地調達の肉やパン更に現地人の給与から
なる売り場の共通商品の値段差の話である。つまり店の維持費も勘案した価格差はその
国の経済をも物語ると言う訳である。香港と台湾、インド、メキシコなどは270円で
41位で前後と考えられる。日本は390円22位である。ところが中国330円34
位で英国・韓国の440円で14・15位である。最も高い スイス・ノルウェー ・ス
ウェーデン・アメリカの600〜700円台の半分なのである。日本の不動産価格は決
して安くありません。材料も決して安くはありません。電気代やガス代も高いです。が
利益は全体の付加価値のごく一部にしかならないので、利益水準の違いでは、日本のビ
ッグマックの価格が安い理由の説明はできない。残るのは、付加価値の最大の構成要素
である「人件費」がアメリカの様に高くない。と言う事になる。英国のポンド安人件費
安の中でも440円なのだ。日本では労働者の割合が高くなればなるほど、ビッグマッ
クの価格が下がる傾向が確認できていて。日本は1人当たりGDPに対する最低賃金の割合
がヨーロッパに比べて異常に低く、アメリカに近いですが、アメリカでは最低賃金で働
いている人の割合は日本に比べて非常に少ない事が見て取れる。最近では、韓国が最低
労働単価を上げて物価高と貧困と離職者を増やした事件があったが、米国の移民が安い
人件費でも、家賃も高く生産性とビッグマック指数では、日本は0.638 とかなり家賃も
人件費も安いと言う相関係数が確認できます。労働者の1時間当たりの生産性では、相
関係数はさらに高く、これは大変興味深い事実で、日本は安い中で過ごす生活しかない
事実がある。つまり相対的に公的電気水道交通費が3倍ほど高く、特に年金税金保険は
5倍ほどなのだ。食費食糧費以前に政府が最も高いということである。まあたばこ税で
もわかるが取りやすい所からどんどん取った結果だろう。


73: 名無しさんAA:19/03/14 13:17 ID:EM
 イミテーション・ゲームは続く 174

 とうとう日産もNTTも軍事産業に成り下がったようだ。アバターなる無人運転は、
兵士削減で、熟練老練の兵士を現場に行かせず、新米兵士を最前線で老練者の知識を足
させて勝とうというもので、まだ戦争する気かと唖然とする技術だ。こんな馬鹿げた様
な技術開発になぜこんな無辜の人の料金の利益が使われるのか不満で仕方ない。今や、
燃費の良さで、ボーイング737MAXのヒットした中型機は、中国経済を牽引する「
BATH」(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)は喜んだだろう。彼ら
の持つ5Gプログラムの、中に飛行プログラムがあっただからだ。どいつもこいつも、
軍馬一体の民生品で、地球は一体どうなるのだろうか。今度のボーイングの落ちた理由
と射撃管制レーダーとは関連性があるようだ。電波は目に見えないのに、どうして「電
波が飛んできた。」とわかるのか。それは、電波を受信・解析する装置が載っているか
らである。みんな持っているこの逆探知装置で、どうも韓国は知って無かった。つまり
監視周波数帯をだせプログラムを見せろと言って来ているのである。井上孝司の話では
レーダーの基本的な動作は「電波を出す」「その電波が何かに当たって反射する。反射
して戻ってきた電波を受信して、送信から受信までの所要時間から目標までの距離を、
電波を出した方向から目標の向きを、それぞれ知る」というもの。一般的にはパルス波
、つまり送信を間欠的に行う。電波を出したらしばらく聞き耳を立てて、反射波が戻っ
てくるかどうかを待つ。その間に反射波が戻ってくれば、探知が成立する。用途によっ
ては、連続波(CW : Continuous Wave)を使用するタイプもあるが、その話については割
愛する。上空の飛行機を広い範囲で探知したければ、探知距離が長いレーダーが必要に
なる。探知距離を長くするには、送信出力を上げたり、アンテナ利得を高めたりといっ
た方法があるが、レーダーが使用する電波の周波数も問題になる。なぜなら、電波は、
周波数が高くなるほど減衰しやすくなる。だから、遠距離捜索用のレーダーは周波数が
低い電波を使用するほうが有利になる。しかし、周波数が低いと分解能が低下する問題
がある。分解能すなわち「精度」のことで、「距離分解能」と「方位分解能」がある。
「飛行機が飛んでいることがわかればよい」という程度であれば、分解能が多少低くて
も用は足りる。しかし、ミサイルの誘導や砲の照準といった場面では話が違い、分解能
が低いと精度不足で仕事にならない。また、ミサイルやドローンみたいに小さな目標を
探知する際も、分解能は重要になる。射撃管制レーダーは、目標を連続的に捕捉・追尾
して、移動する方向や速度を割り出し。射撃管制システムは、そのデータに基づいての
射撃に必要な数値を出す。電波の周波数以外にも、パルス繰り返し数(時間当パルス),
パルス幅(パルス送信時間)、変調の有無などといったパラメータにも違いは生じる。つ
まり同じレーダーでも、場面に応じてパラメータや捜索パターンを変えて探索すること
がある。しかし一般的に目標からの照射波はどんなに隠そうとも強弱だけで判明する。
他の電波に犯されない強磁気波でなくてはならないからだ。ここに馬鹿な中国人技術者
を雇ったタレス・グループの味噌がある。つまり、中国は位置方位システムを運用した
が、この米軍発のGPSとは違った規格の発信電波にしたのである。この中国版GPS
が何とも厄介な事に5G若しくは6Gと言われる性能で、既存の位置監視を狂わして、
更に機械を誤作動させる能力を持つのである。これがファーウェイ逮捕の根源である。


74: 名無しさんAA:19/03/15 17:32
 [憂鬱人敵 1081]

 わかっていた事の筈だが、英国がこのまま欧州連合(EU)との離脱協定に合意しな
いまま離脱した場合、世界の自由貿易圏から事実上はじき出されることになりそうだ。
ということで揺らいでいる。予定の3月末の離脱まで40日弱。英政府は、EUが他の
国・地域と結んでいる貿易協定の内容を離脱後も引き継ぐための交渉を急いでいるが、
これまで受けてきた自由貿易の恩恵の大半を失う恐れがある。というより既に国自体は
大きな損失を受けている。恐らく原料や材料を海外に求めている国内業者は破綻だろう
。それは、例えば輸入業者もポンド安に材料を買えない建設業者や海外口座でユーロの
支払いや預金のある者は、職人の給与は安くなっていいがそれでも徐々に貧乏になって
いる事業者が店を締める。百貨店や航空会社などだ。その何%かの値上げが出来ないか
ら閉鎖する。そして今第4の波の進出工場の閉鎖である。EU内の利便がある中での、
部品供給が組み立てラインに乗らなければ例え7万点の一品でもそれは工場の生産中止
になる。これは自動車だけではない。地球の経済も人の国際政治も同じだ。だれもこの
リスクを負いたくは無い。ここでホンダは閉鎖発表をした。ハッチバックタイプのシビ
ックを生産する英国工場(スウィンドン市)と、セダンタイプのシビックを生産するト
ルコ工場(コジャエリ州)である。従業員数は、英国工場が約3500人、トルコ工場
が約1100人。とされる。英国最大の自動車組み立て工場を持つ日産も、スポーツ用
多目的車(SUV)「エクストレイル」の次期モデルの生産撤回を発表をした。今の約
7千人の雇用は維持するという。だが、離脱を巡る混乱が続けば日産が逃げ出さないと
も言えない。特に今や日本ではゴーン氏は囚われの身でもある。こうした中核企業の影
響は下請け関連でおよそ50〜100倍の人がぶら下がっているホンダ3千人と日産の
7千人合わせて10万人で100倍にして1000万人が失業する。既に実業ではなく
金融業では野村証券始め多くの企業はフランスに逃げだした。英国内の日本企業だけで
も日立を始め2万7千人の直接雇用で下請けまで見れば200万人〜500万人の影響
は確実だ。こうした中でも今だに英国議会はEU離脱の再交渉でより有利な条件を取れ
と言う欲深い議会議論だ。まるで馬鹿である日本で言う蹴鞠の二つ割論議である。蹴鞠
とは昔のボールの事だが、昔2人の稚児のいる家庭に祝いに一つをお祝いに贈られたが
、2人は蹴鞠の取り合いばかりで喧嘩してばかりだった。そこで家主は解った上手に2
つに分けようと言って二人の目の前でこのボールを刀で二等分してそれぞれに渡した。
当然その日から二人は大好きなボール遊びは出来なくなった。これが今のEU離脱の、
少なからぬ近未来である。遊べない蹴鞠の環に寄って来る友はいない。それがかつての
世界大戦の正体である。英国も日本の議会と同じ様に馬鹿議員揃いと言える。


75: 名無しさんAA:19/03/15 17:32
 [憂鬱人敵 1082]

 このいい加減な英国人気質を物語るニュースがもう一つある。バーバリーの失態であ
る。この英バーバリー・グループは、三陽商会とのライセンス契約を今年6月に終了し
ていて、今後は直営展開を始める。アジアパシフィック最高経営責任者CEOのパスカ
ル・ペリエ氏は、日本経済新聞の取材に答え、「今後3年で店舗数を現在の2〜3倍に
あたる30〜55店に増やす。」と述べた。全く妄想癖も此処までくれば立派なものだ
。今後直営で立地を厳選して、高級感のあるブランドイメージを浸透させる考えだろう
が、それはこれまでの三陽商会の頑張りによって遠の昔に高級ブランドとして定着して
いる。しかし欲深い英国人の気にはそぐわなかったようで、ライセンス契約失効の昨年
に、英高級ブランドのバーバリーは、ブランド保護のために、数多くの衣料品やアクセ
サリー、香水など2860万ポンド(約41億8000万円〜50億円)相当の売れ残り商品を破壊
・処分していたことが見つかった。動物愛護団体によるとそれはかなり昔からの行われ
て来た慣習であると言う。過去5年間でも処分された製品は9000万ポンド(1,800億円
以上)に上ると言われる。全くの地球ロスである。バーバリーなどでの高級ブランド各
社は、盗難や安く売られることを防ぐために売れ残った商品を破壊処分しているという
は常識だそうだ。バーバリーの言い分は、「焼却の際のエネルギーは再利用されており
、環境に優しい措置だ」と反論している。同社の広報は、「バーバリーは余剰在庫を最
小限に抑えるための綿密なプロセスを持っている。製品を処分する必要がある場合には
責任を持って処置し、廃棄物の軽減と再利用の方法を模索し続ける。」と話した。実は
こうした欧州の戦略失敗は今に始まった事ではない。トヨタが燃料電池車開発した時も
地球環境にジーゼル車こそふさわしいと嘘をついて今や環境汚染を広げた形だ。今も、
太陽電池のソーラーパネルや風力発電の方が地球負荷が高いとされても、ドイツで原発
の廃炉と解体に向かっている。日本の大失敗首相の小泉節が健在といった所だろう。バ
ーバリーは、昨年は米化粧品ブランド「コティ」との新たなライセンス契約によっての
大量の香水を処分する必要があって処分が増えた1000万ポンド相当の大半は香水だった
言い訳をした。高額商品の余剰在庫処分に悩む企業はバーバリーだけではない。「カル
ティエ」や「モンブラン」を抱えるスイスのリシュモンも、過去2年で4億8000万ユーロ
(約 628億7000万円)相当の腕時計を処分する必要に迫られて廃棄した。この廃棄物に
、環境保護活動家は怒りを示す。環境保護団体ルー・イエン・ロロフ氏は、「値段の高
さに反して、バーバリーは自社商品とそこにかけられた労働力や天然資源に一切の敬意
を払っていない。」と話した。「これはファッション業界のやっかいな秘密。バーバリ
ーの件は氷山の一角に過ぎない」とファッション業界のパラドクスをはなしている。ま
あバーバリーのコートは、それこそ20万円とか30万円もする超高級ラインナップなのだ
が、中国の爆買いに気を良くしたのだろう。

76: 名無しさんAA:19/03/15 17:33
 [憂鬱人敵 1083]

 英グラスゴー・カレドニアン大学ティム・ジャクソン学長は、バーバリーなどの高級
ファッションブランドはパラドクスに陥っていると説明する。ジャクソン氏は、企業は
株主を満足させるために「ブランドのアイデンティティーを弱め、過剰な在庫を作る」
リスクを負ってでも、生産を拡大し続けなくてならないと話した「この問題を解決する
手立てはない。」と話す。つまり全ては株主の私欲の為に企業が起した罪だと言うので
ある。バーバリーでは昨年11月、向こう数年をかけて製品を「再活性化」する為、再建
計画を発表した。この計画ではブランドをさらに高級化し、「戦略的」地域にない店舗
を閉鎖し、高級革製品の「総本山」を作るとしている。また、コスト削減を通じて利益
を押し上げる。としている。この煽りを食ったのが、看板ブランドだった英バーバリー
との契約を失い、業績不振に陥っているアパレル大手・三陽商会である。2月に発表し
た「2018年12月期通期決算業績」は、21億円もの営業赤字、8億円の当期純損失だっ
たのだ。そんな中、創業者の娘婿で相談役の中瀬雅通氏が、代表権のない会長に復帰す
る人事を、こっそり発表している。とニュースは伝える。都内で開いた決算発表記者会
見に出席し、岩田功社長や大村靖稔常務執行役員経理財務本部長、慎政宗執行役員経営
統括本部副本部長からの自主的な説明は一切なかったが、配布資料に記載していたのだ
。もともと「バーバリー」ブランドが、もっとも成功した事例の1つだったのは適価判
断による。主力はもちろんアパレルであり婦人服、紳士服、スポーツウェア、子供服で
あった。マフラーも含めて、多様なアイテムで三陽商会はブランド展開して成功してい
た。靴下もあれば、ハンカチもあり、レインウェアもあって小物もある。これが全体で
1000億円を超えるような大きなライセンスビジネスになった。なんとなくおしゃれで、
ブランド力もあって、なおかつ、お値段的にもそれほど高くない、手が届く範囲だった
の中間層に受けて非常に大衆的ブランドの力となったのだ。1970年の契約締結後、45年
間に渡って人気を集めたのは、他ならぬ「三陽商会」と「百貨店」が主力ブランドとし
て二人三脚で創って育て上げてきた力にある。三陽商会はこれを失うことになって、主
に百貨店内のおよそ360店のうち 100店を閉めて、約260店に別ブランドの店に切り替え
る手間となる。三陽商会にとっては非常に痛手であろうが仕方ない。ところがこの高級
高収益路線に変換しての、売れ残り品を破棄である。バーバリーはこの廃棄を認めた。
4月までの年度に破棄されたのは、香水などの美容製品1000万ポンドを含む286
0万ポンド(約40億8000万円)相当で、前年の2690万ポンドから更に増加。
これらは総じてディスカウント・アウトレット経由では売却出来ず、製造から5年以上
が経過していた在庫だった。それでもバーバリーの本社は、三陽商会たちが作ってきた
1000億円のマーケットを引き継ぐわけではない。奪うわけでもない。「捨てる」という
判断をした。全く馬鹿も此処までくれば、英国人の回りを見ない傲慢さにあきれるばか
りである。


77: 名無しさんAA:19/03/15 17:33
 [憂鬱人敵 1084]

 BBCはファウェイ問題では、今だに馬鹿な論争をしている。所謂中国政府が求めた
場合にバックドアをつけろと言う命令や資料の提出があるのではないか。と言う話であ
る。実はそこは相当な認識不足である。我々のコンピューターでも今や映像取得につい
ては、こちらからのRSSの所在地信号なり、ID信号なりださなければタッチ出来ず
情報盗用は、今のグーグル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフト、アップル(
5社まとめてGAFMA)達の常套手段である。従って特定個人情報でなくマスデータとして
は、すでにCMキャスを通じてカウントなり総合データーなりで、兆候や性向データー
として売買されている形である。この4Gまでの記録としてのこの情報は北朝鮮すらも
既に持ち出し盗用して ミサイル技術として流用していたのだ。今問題なのは5Gの中
の高速通信網でそれが跡形も無く早く盗まれ政府にも手出しできないほど強大な存在に
なるからだ。そもそもバックドアはどの機械でも存在する。この利用はFBIやペンタ
ゴンすら2000年問題などからも利用しているものだ。これを利用した言語が「Java
」の言語を作ったサンマイクロである。テクノロジー産業は米国経済の誇りであり、あ
ふれ出るイノベーション改革と思われがちだが全く違う。実存する旧態の人間社会の中
では脅威でしかない。この脅威にどう楔を打ち込んで国民や市民の物に出来るかが問わ
れいるのだ。機械が壊れた時の処理としてバックドアと言う一般回線から見えない管理
回線が使われる。問題はこの回線のアルゴリズムやメインの機械語や特定周波数が中国
に既に乗っ取られた事にある。つまり既存の古い媒体とのOS仕様が、今の西側技術を
飛び越えて中国にその独占権が移ったと言う事が問題なのである。ファーウェイ側は、
先のGAFMAと同じに、政府に売り渡す事や強制使用に何とも抵抗は示すだろう。が
既に、中国国内では韓国のサムソンの提供で分解分析され、中国国内通信は完全監視の
なかで、特定言語の、例えば「大人の赤ちゃん」のキーワードや毛沢東の隠語などは、
簡単に検索キーワードでシャットダウンされるのである。今はいたちごっこのプログラ
ムであるが、これが機械故障を操作する言語として別回路として指令が出されるから、
問題で、それが5Gでは切れ目なく10倍の速さと100倍の性能で行われるのである
。それも通常回線での形跡捜査も出来ず跡形が出ない形で行われるのである。これを、
既に中国が完成させていて、機械屋のファーウェイでなくプログラム屋の百度にそれの
特権を持っている事にある。これはIBMを売り渡した米国に責任がある。すでにマイ
クロソフトのウインドウ8の言語で百度の日本言語に盗用ウイルスは仕込まれていた。
その後アンドロイドの後のサムソンのギャラクシーでも載せられていtのである。既に
遅い中で、実は中国共産党に負けずにペンタゴンが追いつこうとしてるのが現状なのか
もしれない。前に開口鍵の暗号キープログラム抗争が米国でも問題になったではないか



78: 名無しさんAA:19/03/15 17:34
 [憂鬱人敵 1085]

 ISが隆盛しある頃、とある何人かのイギリス人女性は呼応して国を離れた。新しい
イスラム教義の新国家に魅力があったからだ。シャミマ・べガム女史はパキスタン国籍
を持つとしてイギリス国籍をはく奪された。英政府の表明では1981年イギリス国籍法に
基づいて、内相は「公共の利益にかなう」と判断し、かつ当事者が無国籍にならない場
合において、個人の市民権をはく奪することができる。と言う。ベガムさんは姉妹名義
のイギリスのパスポートを使ってシリアに渡航したが、国境を越えた際に没収されてし
まった。と話している。ベガムさんの母親はバングラデシュ出身とされており、同国の
法律ではこの場合、ベガムさん自身もバングラデシュ国籍が与えられている。しかし、
取材では母親は、バングラデシュのパスポートを持っておらず、同国には行ったことも
ないと話した。一方、ベガムさんが市民権をはく奪されるまでに生まれた息子は、今後
もイギリス市民権を保有する。理論上はイギリス政府はこの息子の市民権もはく奪でき
るといい、母子が、社会にどれほどの脅威になるのかと比較して検討する必要がある。
とも言う。内務省報道官は、「内相は最近、イギリスとイギリスに住む人々の安全保障
が最優先事項だと言明してきた。」と説明した。また個別案件についてはコメントしな
い。とした上で、市民権はく奪は「入手できる全ての証拠に基づいた判断であり、軽々
しく決定したものではない。」とも述べた。イギリスのサジド・ジャヴィド内相は先に
、イギリスを離れたテロ組織に参加した二重国籍者 100人以上が、既にイギリス市民権
をはく奪されていると説明している。ベガムさんには内務省の判断に不服を申し立てる
権利がある。ベガムさんは2015年2月、学校の友人だったカディザ・ソルタナさんと、
アミラ・アベイスと共にイギリスを離れた。ソルタナさんは爆撃で死亡したと報じられ
ている一方、アベイスさんの安否は分かっていない。ベガムさんはこれまでに2人の子
どもを亡くし、先週末に息子を出産したばかり。オランダ国籍で後にイスラム教徒に、
改宗したというベガムさんの夫は、ISの戦闘員だったが、2週間前に対立するシリア
の戦闘員に投降した。とみられている。----不思議なこの現象は国際社会の苦悩を端的
に現している。まずベガムの母親は、国籍のないバングラデシュ出身で英国籍者である
。そして出国し夫となったのは、後にイスラム教徒に改宗した、オランダ国籍人だ。こ
の夫はISの戦闘員でシリアに投降した捕虜だと言う。更に、パスポートは既になく、
何ら証明が出来ない立ち場にイギリス内相は、イギリス国籍はく奪を決めている。----
「国籍と人種とその人の持つ民族的イデオロギーないし、民族のアイデンティティ」と
いう人の持つ先祖思想が、その体の細胞一つ一つに在る様に見える。この事で一番大き
な物は、この事象が全く、少女達のIS求心の解明の為に出国捜査を行った警察の捜査
でこれが判明し表明が行われた事だ。全くこの時の警察表明文との違った結果は当惑の
人権侵害である。


79: 名無しさんAA:19/03/15 17:34
 [憂鬱人敵 1086]

 農業政策の破綻が ドイツバイエルン州で起きた。種の保存的見地から工業との共立
を目指したが、ここ20年で2割の昆虫たちが居なくなったと発表された。衝撃的であ
る。というのもドイツの自然学者達は この地は大事に守られた農業地だったと思って
いたからだ。だが国際自然学者は今のアジア地区を危惧する。急激な開発進歩を起こす
中国では、見つかる新種の9割が死んで行く有様と考えられ、日本やタイでも約半数が
つまり5割が完全に住む世界を奪われたと考えられているからだ。多様性の認知の世界
は現われるかは、多くの社会学派の論点である。まず今の社会が多様性を、認めている
社会かどうかが違う。「認められている」としてる学者と「認められていない」とする
学者では基底にある概念が違うからだ。一国二制度をもつ中国の香港社会と同じで体制
側は強硬にあると嘘を言い、被害者の香港人民は戦えど逆らわえずの体制で身動きとれ
ない。南米のチャべスの後任の自認するチャビスモ(チャベス主義)に心酔するマドゥ
ロは援助物資の搬入さえも認めない。ベネズエラは、まるでキューバに占領されたかの
ような大きな影響を受け、でたらめで破壊的な政策、エスカレートする権威主義、とか
つの泥棒政治が重なり合い、破滅的で南米の優等生から一転して破綻国家への道を往き
「ベネズエラの自殺」と言われるに至っている。ベネズエラに与えた中国の破壊的融資
は、インフレ率が年100万%に達し、人口の61%が極端に貧困な生活を強いられて、
市民の89%が家族に十分な食べ物を与えるお金がない。しかも、人口の約10%(260
万人)はすでに近隣諸国に脱出している。かつてこの国は中南米の優等生だったこの国
。は中国の融資案件である鉄道や国道網を建設する前に破綻した。報道の自由と開放的
な政治体制が保障されて、選挙では対立する政党が激しく競い合ってはいたが、定期的
に平和的な政権交代が起きて平和を維持してきた。多くの多国籍企業が中南米本社を置
き、南米で最高のインフラをもっていたこの国が、なぜかくも転落してしまったのか。
元凶はチャビスモ(チャベス主義)と言われる中国外交官の汚職にまみれた賄賂金権の
成立である。キューバに心酔するチャベスと後任のマドゥロによって、ベネズエラは、
まるでキューバに占領されたかのような大きな影響を受ける。「貧困層に優しいチャベ
ス」という仮説は、事実から全くかけ離れている。石油高騰からの経済ブームの恩恵を
貧困層に再分配するという点では、チャベス政権が過去のベネズエラの政権とは異なる
措置をとってきた。などを示す証拠は、全く驚く程少ない。実際は、「チャベスの経済
モデル」に画期的なところは中国利権と引き換えの賄賂を享受した事ぐらいだ。多くの
ラテンアメリカ諸国が1970年代から1980年代にかけて経験したのと同じ様に、
破滅的な道のりをたどっている中で 自身の裕福な金権は、常に中国から贈られてきた
。共産主義の同胞としての享受である。ロシアを始めとするでたらめで破壊的な政策、
エスカレートする権威主義、そして泥棒政治が重なり合い、破滅的な状況が生み出され
た。結果 天然自然の枯渇や値崩れには 全く対応できないのである。


80: 名無しさんAA:19/03/15 17:34
 [憂鬱人敵 1087]

 スマホ社会の幽鬱は限りなく広がっている。正にAI技術が天下を取った様に。今後
は、このスマホの持つ非情な論理と人間の持つあやふやな人間感覚のルールの戦いが続
く事が新たに加わった事を示唆する。ここには女性社会と男社会の葛藤が垣間見える。
ニュースは伝える。「元カレから暴行を受けて以来、オセアンヌは身近な人間を信用し
ないようになった。自分の気持ちを誰か知り合いに打ち明けた様子はない。オセアンヌ
が心の重荷をぶちまけようと決めたのは、インターネット上の名も知らぬ大衆に対して
だった。しかし、それが何らかの意味を持つためには、途方もなく真に迫ったリアリテ
ィが必要だったようだ。テロリズムくらいの、メディアをあっと驚かせるようなもので
なくてはならない。たとえそれが、自分をあの世に連れ去っていってしまうことになる
としてもいいぐらいの一大イベントを名さえ知らぬ一般観衆は望んだ。まるでモノトー
ンの無声映画であっても、取りつかれて、エッフェル塔から飛び降りる俳優を射止めた
映画監督のようだった。かくして、オセアンヌは「決死の劇場」を演じる。おかげで、
つかの間とはいえ、「本物のセレブ」に変身することができたし、その悩める魂が、主
要メディアでさまざまに取り沙汰される。オセアンヌが、自分の姿にナビラ・ベナティ
アの顔を重ねて見せようとしたのは、それなりの理由があった。何と言ってもナビラは
身近なセレブそのものだったから真の意味での有名人だった。オセアンヌより5歳年上
のナビラは、「リアリティーTVの天使たち」に出て一躍大スターになった。番組では
天使の翼をつけた格好で登場し、自分は有名になるために生まれてきたような存在だと
いうことを証明し、ナビラはフランスの女性のなかで一番のフォロワー数が多いツイッ
ターになった。彼女はおバカな一言を発する才能で、それがメディアやソーシャルネッ
トで受けに受けたのだ。それには愚かさを演じるのも戦略のうちにあったようだ。こう
したSNS-上に、誰もが強力な「自己宣伝機会」を手に入れ、「にわかセレブ」になれる
時代になった。だがセレブという名声の奥には「自殺願望」「バイト自爆テロ」「架空
の批判殺人」が見え隠れする。ソーシャルメディアで「死の魅惑」を降り注ぐAIには
まり、とりつかれたのは、何もオセアンヌだけではなかった。自分が生きる世界に絶望
しり希望を持った若者たちは、少なからずこの「死のささやき」が聞こえているようだ
。「これから作るビデオは、話題作りのためではありません」とソーシャルメディアに
蔓延する「自己宣伝」とは違うと公表した。「これは人々に目を覚まし、心を開いても
らうためのビデオです。私はメッセージを伝えたい。そしてそれを広めて欲しいんです
。たとえそれがとてもショッキングな内容だったとしても」しかし皮肉にも、重大イベ
ントを起こすと宣言しつつ、その内容をいっさい明かさない手法は、典型的なソーシャ
ルメディアの話題作りの方法だった。オセアンヌはその事で、その衝撃的な内容が広が
り、現状に何らかの影響を与えることを願った。


81: 名無しさんAA:19/03/15 17:35
 [憂鬱人敵 1088]

 その後、朝と昼どちらの中継でも、オセアンヌは、何が起きるのか明らかにしなかっ
た。だが計画通りに事を運んでいる様子で、これまで見せていたような不安は感じられ
なかった。午後4時。オセアンヌは3回目の中継を始めた。そして、かねてから言いた
いことがあると言っていたのは、数ヵ月前、元カレに殴られ、レイプされたことだと明
かした。さらに元カレの名前と連絡先をフォロワーたちに暴露した。たちまちオセアン
ヌのペリスコープに人が殺到しはじめ、何百人もの人がその成り行きを見守った。同時
に、多くの人がペリスコープにコメントを書きはじめた。感銘を受けたという人もいれ
ば、スピリチュアルなアドバイスを書き込む人も。オセアンヌはこうしたコメントを黙
って読み、しばしばあきれた顔をした。いまや視聴者は1000人を超えたが、ほとんどの
人は彼女の伝えたいことを理解していなかった。誰もが好き勝手なことをコメントして
いた。オセアンヌのルックスを笑いの種にし、彼女がこれからみだらなことをするので
はないかと予想をした。「言えよ。話しくれよ、脳タリン」「乳首見せて」「理想の女
を見つけた。何も言わない女だ。結婚してくれないか?」といった具合だ。オセアンヌ
は謎めいた笑みを浮かべていた。これでは世界に失望するのは無理もない。と思わせる
コメントの山を冷笑するような笑みを浮かべた。コメントは続く「この子、友だちいな
いの? なんでペリスコープで人生を語るわけ?」「淫売だよ」「これは自殺するな」
「みんなひどい。彼女も人間なのよ。自分の母親や姉が同じ思いをしていたかもしれな
いのに」「死んじまえ」「愚か者が自分を傷つけようとしている」「エグリのどこにい
るの?」「どこに行くつもりだ?」「彼女を止めないと。自殺する気だ」「あの子を止
めて」「これは最悪のエンディングになるかも」「本気で嫌な予感」「まじか。飛び込
むぞ」「飛び込まないで」「やだ、怖くなってきた!」「ペリスコープで居場所わかる
んだから、警察に通報して」「こいつは絶望してる。最悪なことしそうだ」「男のため
に自殺なんてしないで」「やべぇ、電車が来た」「なんてこった」「くそっ」「電車に
飛び込んだ」「RIP」列車が彼女をはねたのは4時29分。時刻表どおりだった。しかし空
を映すスマホはそのままだった。幾ばくかして誰かがスマホを拾った。救急隊員が画面
を覗き込み、ストップボタンを押すところで中継は終わった。これは圧倒的なリアリテ
ィーに満ちたエンディングとなった。それでも、まだ作り話だと思っている人たちもい
た、その人達の為に、同じ路線の駅の電光掲示板の写真がツイートされた。「人身事故
により遅延あり。」そして新聞紙面にもその現実を知らせていた。




82: 名無しさんAA:19/03/15 17:35
 [憂鬱人敵 1089]

 「私って何をやっても駄目だわ」傷害事件の裁判中にナビラは友人のひとりに書き送
った。「絶望してしまって、だから、自殺しようとしたんだけど……人間の一生なんて
はかないもの、生きるのにも疲れ果ててしまった。どうしたらいいかわからない、もう
おしまい。」「ちょっと、ナビラに似てない?」----オセアンヌの死の中継をペリスコ
ープで見ていた視聴者から上がった言葉の裏には、単に有名人に似ているという以上に
もっと的確な発見があったのではないだろうか。オセアンヌに重なって見えたのは、セ
レブという名声の奥に隠された自殺願望ではなかったのだろうか。ソーシャルメディア
の世界が伝えるのは、スターの美貌や成功やセックスといった「生の力」だけではない
。心の内にある「死の認識」もまた、顔のないスターたちへ伝染する。というのも、誰
でも気づいていることだが、メディアの伝えるイメージは寄生虫のように人間のエネル
ギーを餌にして彼らをむしばみ、徐々に生者の世界から連れ去ってしまうからだ。オセ
アンヌの死からしばらくの間は、ソーシャルメディアのアカウントの画像として、自分
の写真の代わりにオセアンヌの写真を載せる人が大勢いた。バタクラン劇場のロックコ
ンサートに集まっていた観客をはじめ、130人が犠牲になったパリ同時多発テロから
まだ半年しか経っていなかった。オセアンヌの自殺と、こうした一連のテロとの間には
類似点があった。オセアンヌの死もまた「破壊」を意図したものだったと言えるだろう
。それによって自分の周りから他者を「一掃」してしまうことをねがったのだ。パリの
テロ事件の実行犯も、やはり自己破壊の傾向があり、自殺行為だったのだ。いずれも、
みな若く、そのほとんどがパリやブリュッセルの人種的マイノリティーが多く住む貧困
区で育ち、時代に絶望感が漂っていた。全員が自分たちの住む世界の現実に、かなりの
絶望を抱いていて、決定的だったのは、その困難な状況に対抗する物を、自らが持てる
唯一の武器が、自分誕生の存在の否定だけだと判断を下したことだった。若者の馬鹿さ
はこれに限らない。少数によって富が独占されている現代。その影響をもろに受けて、
最も不満を抱いている若者達である。彼らはこれまでの人生で、大衆が徐々に社会の富
から締め出されていく姿しか、目にしていない他が考えられないのだ。自分達が両親や
祖父母の世代の人々のように成功できる望みも、ほとんどない。そのまま大人の世界に
船出していかなくてはならない。こうした閉塞感は深刻だ。最も厳しい不況にあえいで
いる地域では、若い女性の4分の1、若い男性の半数近くが失業している。しかし先進
国では、とりわけIT化が進んでいると言う国では若者の自殺割合は深刻に上昇してい
て韓国など進んだ国ほど高くでは60人に1人死んでいると言う。


83: 名無しさんAA:19/03/15 17:35
 [憂鬱人敵 1089]

 日本の国会を壊してしまったのは、自民党の馬鹿な首相達だ。よその国ではあり得な
い発言は多い。特に小泉などは、紛争地域の改訳については、「私が紛争地でないと言
ったら紛争地でない。」「自衛隊が行くから、行く場所は非戦闘地だ。」などと言う馬
鹿を言うのである。今回も同じで、「総理秘書官が言えば、総理の意見というのは当然
でしょう。」と言う質疑に、安倍は「秘書官と言えども各個に人格があるので、それぞ
れは各自の意見で、首相の意見では無いと思っている。」と答えている。だがそんな風
な勝手な総理の思いを聞いている訳ではない。ここは国会論戦の場であり安倍と言う、
個人の意見を聞いている訳でなく「首相秘書官と言う、立ち場の意見は首相の地位での
発言と同じであり、当然ここに責任の無い権限のある発言などは、存在しない。言明も
行動も全てに任命責任が首相にあり、言わば官邸内の条約交渉の様な全権大使なのであ
る。こうした発言に大きな日本の国会問題がある。今の安倍内閣が執拗に隠し捻じ曲げ
日本を駄目にして、本当の有識者の提言会議を逸脱しているのだ。そしてそれをさせて
いるのは、長州党罪といわれる郷土者優遇の汚職構造である。つまり山口犯罪である。
朝鮮人に近い血筋は、全く縁故者や同族者或いは郷里者を特別優遇してここまでのし上
がって来た。それが一番現われているのが創価学会の金融優遇で多くの巨大スーパーや
全国チェーン店はそうした山陰山陽地方の学会員の者の中国地方店である。馬鹿げた事
に日本会議などと言う憲法上は許されない政治結社を許している事に問題がある。こう
した政治結社の間違いは自らに壁を作っている事で、日本の変化世界の動きに鈍感で、
何ら解決の糸口が見えない事にある。つまり俯瞰外交どころか井の中の蛙よりわるい事
である。この硬さが逆に野党も硬くさせる。本来護憲派でもないとする立憲民主党は、
国を形作ると言う意味を持つなら、自らに自衛隊が既にスーダンやイラク、サモアなど
派兵している現実からも、憲法9条一項で、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際
平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際
紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。第二項として、前項の目的を達
するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めな
い。としている。さらに憲法13条で、「国民の生命、自由、幸福追求の権利」は、「
国政の上で最大限尊重される」と定めている。つまり、外国からの武力攻撃があった場
合も、国民の「生命」や「自由」を保護する義務を負っている。外国の武力攻撃を排除
するには、外国に対する実力行使すなわち武力行使が必要になる場合がある。この事は
条文いかんに関わらず国際法上の自衛権の枠内にある。つまり「憲法の文言」は決定打
にならず、日本は自衛隊を保有する国として在るのであり、これには第二項の、前項の
目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これ
を認めない。の陸海空軍その他の戦力は、これを「最低限の保持」とする。とするべき
であろう。その上で辺野古基地の問題は立憲であるなら、憲法上は県や行政は国の行政
下の組織であり、沖縄問題とはならない。日本の問題として考えるべきだろう。つまり
玉城デニ―氏の意見には集約が必要なのであって建設反対とはならない。青山の子供院
建設と同じなのだ。嫌だから反対では、話にならない。

84: 名無しさんAA:19/03/15 17:36
 [憂鬱人敵 1090]

 全国で起こっている電気通信業界の悪態は後を絶たない。農家の共同水利のポンプの
小屋で殺人事件が起こったが、この時も同じに全く九電もNTTも動かず、警察からの
指導や要請がどの程度いっているかも公示はしない。そのくせこの農業団体はちゃっか
り管理もせずに金だけは請求に来る。又農業や水道や電気と言う物は土建業界と密接に
繋がっているその上原子力同様「不良製品」や「施工ミス」が見逃されてきた経緯があ
る。そもそもに議員の政治力の繋がりには、日本の電力業界に根ざす「構造問題」があ
る事と同じだ、生活軽視や安全性軽視だ。熊本の地震で簡単に壊れた、ため池の水力発
電所の所有権と環境権更に安全義務を放棄した様な管理権である。九州には麻生氏の様
な変わった理論を持った責任逃れの責任者が多い。かつて麻生太吉は九州水力に、安い
無人蔵の石炭より、高い建設費のいる九州水力に電気を頼るのはごっかぶりだ。と言い
放った。博多電気軌道の頃の話だ。要するに石炭を掘る労働よりダム建設の労働の方は
国の無駄金使いである。との放言である。ごくとは、御供つまり米であり御供被りとは
いわゆる神棚を這って歩くゴキブリの事である。神の国日本でダムなど作るな電気の元
は炭鉱だけでいいと言う意味だ。これが玄洋社の巨頭に火をつけた。経済戦争の幕開け
である。東京日々の地方版と見くびられた福岡日々は、九州の地方新聞を集めて西日本
新聞を立ち上げ、独自路線を歩んだ。東京日日はその後も政府寄りとなり長州閥の機関
誌との罵声に甘んじても部数を守った。第一次世界大戦の勃発には他紙に先駆けて報道
し、ロシア革命の報道やレーニンの会見でも政府の力を借りた取材の下で注目を集めた
。シベリア出兵には慎重論をとり、国内問題では米騒動などの社会問題も取り上げて、
普通選挙運動にも賛成の立場をとった。が、同様の論調をとる東西『朝日新聞』と覇権
争いを全国的に繰り広げ、こうした白熱論議の動きは結果的に両社の発展につながった
。ところがこの新聞社が国民に於いて幸福は与えて居ない。競争に目が行き光文事件の
失態を犯す程の同業の競争に明け暮れ本当の新聞報道の意味を捨てて居たのである。今
メーター発火事件に覆われいる。東電の場合、2010年度に実証実験を始めたが、福島第
一原発の事故で中断し、仕様変更などをして14年04月に切り替えを始めた。20年度末に
導入を終えるという10電力会社の中では最短の計画を公表している。そのために製品の
製造と設置作業を急ぎに急いでいる(他社は中部電力の22年度末など、22〜24年度)。
その過程で安全が二の次にされた。東電管内では既に16年05月から発火事故が起きてい
たが、東電PGがそのことを自社のホームページで発表したのは、発火から2年半も過
ぎて後だ。全く笑えない経営主犯の発表連携動議である。所謂独占禁止法違反である。
国民が個別に知る得るべき情報が、会社が勝手に流通し共有し人民に、陥れたり隠した
とする隠ぺい犯罪の極致で共謀罪である。この構図は全く今の安倍政権が起した物だ。

85: 名無しさんAA:19/03/15 17:36
 [憂鬱人敵 1091]

 この無線機能付きの点検メーターの異常報告を東京新聞が報道したのは、ホームペー
ジ掲載の翌日の昨年11月19日だったのだ。全くなってない。だが九州ではまだ酷い。特
に農協や自治体や公共事業者や銀行や病院など勝手な情報漏えいや忖度した犯罪行為は
、かなり多く裁判所も全くなってない。人権団体が韓国のごとく違法行為に近い物をし
て裁判所は是認している。その上に、熊本のこうしたため池破損、或いは無用な農業の
ダム漏水、農地改良の不備やあまり地の勝手な売買など行い、利益はもたれ合い責任は
なすり合いの上、住民保証なしだ。設置や利用には共同で勝手に出しあったり融通して
登記勝手に変えや勝手な使用者変えや移転登記をしてでも税収域にさせる。問題ばかり
のこれを又やろうと言うのが水道コンセッション事業を進める麻生や竹中平蔵達である
。そりゃ法律で今までの国民の権利を取り上げて、民間に再売却すりゃ儲かるのは当然
だ。だがそんなのは、しみったれた赤字後進国国家がする悪行だ。都道府県も市町村の
自治体もその下の自治会も中国以上に腐っている。それが今の状態だ。確かに国民は、
国土は国から借りた土地だろう。だが勝手に公務員に使わせ勝手に税収の足しにするな
んざ軍部のやり方より悪い。墓は掘りこされ、更地も住宅禁止地も沼地やさびれた観光
表記地など数々と私有地を公有地に変えて又売り出すと言う着せ替えである。すくなく
ともそこに殿様や大地主は居た筈でそれなりの教育を受け、明治維新や大東亜戦争など
に御柱として戦っているはずだ。それをなんの歴史を知ろうとはせず勝手に道路や宅地
にするのは合点は行かない。まるでヤクザの盗人商法である。これを公務員が議員指令
でやるのは全く監督不行き届きの今国会の行政の有様である。大体いまの希弱な放射能
土も何故土嚢に詰めるのだ。コンクリート枡に詰めて道路の下に埋めて土盛りすれば、
地表に放射能は出ない。つまり消えていく話なのだ。7m以上の土盛りに何故使う様に
指示しない。掘って埋めその掘った土を被せて遮蔽シートで覆い更に道路仕様の砂利で
仕上げれば済む話なのに全く何もしないで集め管理費の取り立てと国費に無駄遣いのみ
指導してる。少子化対策の労働者も同じだ。どうせ海外からの労働者もより高い安易な
収入に頼るに決まっている。現に今や2割は帰化した海外人の犯罪で今まで無かった形
の犯罪に覆われその中の6割は中国大陸や朝鮮半島から更にベトナムフィリピンと言っ
た貧民と日本人とのグループ事件である。そんな者を呼ぶより若手を育て、老人に幼児
や老人介護をしてもらった方がよっぽど良いのである。どうせ箱モノだけで膨大な金を
かけ、内容は虐待に殺人の病院経営や不正や汚職の学校経営に近い物しか指導していな
い。まずは宗教規制と緑化削減の防止と日本人の自覚と自意識を高め文化継承に重点的
指導し、外国人規制したが良い。オーストラリアの犯罪と地価高騰はいずれインフラが
追いつかず破綻する上自然の猛威に勝てない。馬鹿の政策だらけの洋風化を真似る事は
ない3世代住宅で個人の組織農業での生活でもいいではないか。電気事業組合は何故に
個人のし尿処理などのアンモニアガス発電や河川の水車発電などの小型発電を推奨援助
しないのか。守銭奴としか思えない経営で公営企業が聞いて呆れる独占ぶりだ。


86: 名無しさんAA:19/03/15 17:36
 [憂鬱人敵 1092]

 バカッター騒動なんて愚行は、議論する余地もないほど浅薄なものであり、本来、「
識者」のコメントなど不要なのである。情報をまとめる記者や編集者、テレビやラジオ
の制作スタッフだって、本当はわかっているはずだ。バカッターにしてもバイトテロに
しても、次の一言で説明はつく。バカだから。これで終わりだ。いちいち「なぜ若者は
画像や動画をネットに投稿するのですか?」とか、「どうしてここまで報道され、世間
から非難もされているのに、あえてあのような愚行を世界中に晒すのですか?」などと
尋ねられるのだが、ファイナルアンサーとしては「バカだから」と言うほかない。そも
そも「バカ」+「ツイッター」で「バカッター」なのである。こんな端的で素晴らしい
造語が2013年に誕生していることからもわかるように、すでに本質は喝破されているの
だ。と中川淳一郎氏は「バカッターが発生する理由は、すでに結論は出ておりもうバカ
のやることをいちいち話題にする必要はない」という――。2019年に入ってから、数々
の「バカッター」「バイトテロ」が登場したと報じられている。以前、その手の出来事
が世間を賑わせたのは2013年ごろだったと言われているが、当時は写真による投稿が中
心だった。しかし最近は、インスタグラムなどを用いた動画モノが主役になっていると
いうのが“進化”である。バカッターの発生源は世代交代している。バカッターについ
て「識者」にコメントを求める意味はない。こうしたバカッター騒動については、TV
局側も「流すネタがないから」という理由で大々的に拡散する面があることも理解して
おくほうがいい。だいたい最近のテレビ局は、ネットのバカ騒動に番組の尺を埋める役
割を求め過ぎだ。取り上げるネタのなかったテレビ局がしきりとバカッター騒動を報じ
、さすがに当時の高校生や大学生は「こういったことをやってはいけない」という思い
を強くしたのだろう。そのころは高校、大学、専門学校、バイト先でバカ画像を投稿し
ないよう指導もされていた所もあったという。その後の4年間、バカ写真・動画がSNSに
アップもあまりせず、広く拡散されることもなかったのだが2013年ごろにニュースやワ
イドショーを見る習慣のなかった小中学生が高校生や大学生となり、当時の教訓を知ら
ないまま、又バカッターに手を染めてしまった。つまり、世代交代が起きたのである。
また、教師や大学当局の職員、バイト先の上司も「あぁ、もうみんな賢くなったな。さ
すがに『冷蔵庫に入った写真を投稿してはいけません』なんて注意は、もういらないの
かな」と考え、若者に対しての指導を2013年ごろほど熱心にはしなくなったのかもしれ
ない。つまり日本の教育水準は、全教連結成以来低下の一途であると言える。つまり、
今のノーベル賞学者の教育課程の水準からは1/4つまり標準国民性と言う集団得点は
25%ぐらいに落ちたと考えていい。そんな日本の風景である。馬鹿自体は昔からいた
が、こんな馬鹿行為は無かったのだ。


87: 名無しさんAA:19/03/15 19:26
 [憂鬱人敵 1093]

 今や世界中で少子高齢化と経済失速が叫ばれるが、馬鹿な政治家が理屈に合わない様
な経済理論を掲げて、GDP減少論を掲げている。だが一番の問題は、2つしかない。
一つは政府組織や税収に頼るこの天下り企業達のパイが無くなり、政府負債が返せない
と言う事だ。今すぐ企業補助金、学校補助金 幼児託児所などの増設補助を切れと言う
事だ。加えて老人社会に介護や保育などの職業を与えよ。と言う事になる。言わば昔の
3世代大家族同居の家に専念して補助を出せと言う話である。2つ目は近代化事業の、
投資を削るなと言う事だ。近代化は国際化であり国内投資よりも米国に新幹線を作る。
とか、紛争寸前のベネゼエラに過激投資するとかアジア視点や国内重視の農業補助など
止めて政府投資しろと言う事だ。日本人の日本人たる所は食生活や飾りや絵本では無い
。文化と言語そのものだ。つまり日本仏教文化と生活習慣や言語を広げる事だ。日本経
済の「伝説のアナリスト」として名をはせたデービッド・アトキンソンは、人口減少と
高齢化を「未曾有の危機」として、日本人はどう戦えばいいのか。などと言うが戦う必
要などない。人口が減る事は悪い事ではない。インフラや教育が充実できるかのみであ
り、日本の今の工業力は充分対抗できる。問題は政治家のふしだらさと、国民教育が、
何処まで出来て居るかの問題だ。かつて松下理論は水の様に製品を流し利益を得た。そ
こには「いい物を安く提供する正義」が模範となった。しかし既に、日本は充分に物は
便利になりすぎて無線電話でゲームまでさせて収益する時代になった。便利さの不便で
ある。馬鹿を産み学校の苛め教育すら出来、習うのは30年代の小学校の問題が大学の
入試問題であるそれに不正入学と寄付金の嵐だ。国土は緑化税を入れた福岡でさえ河川
は木を切り倒しコンクリート護岸である。馬鹿の極致だ。GDPを分解すると「=人口
×生産性」である。日本の人口が減る以上、今のGDPを維持するためには生産性向上
が不可欠で、高齢者は減らないので、GDPを維持しないという選択肢もありえない。
」と全く間違った事を言っている。人が増えようが減ろうが、家の中の子供の就職と同
じだ。幼児や学生を持った親が捨てるべき物は膨大な遺物がのこり町にでも行こうもの
なら家の部屋すら空き部屋である。これが日本に訪れて、家の中が綺麗に住みやすくな
るだけの話である。つまり国家も同じで、各地が住みやすく出来る自然豊かな都市作り
がやっと出来るのである。「生産性の向上は絶対に不可欠ですが、人口が減少する以上
、一部の企業が生産性を向上させるだけでは足りません。」と言う。しかし何処の工場
でもかつて手作業だった部分に、例えば会計や事務にパソコンははいり、音声がファク
スになり物流も競争する程業者が増え、最新工場の中では、戦後では考えられない程の
生産をして精度も高く、機械化し作業人員は半数に達している。列車と同じこれ以上の
人員削減は悪態に至っている。それが証拠にルノーの利益を日産が補う程だ。馬鹿を言
うのはやめなさい。と言う話である。問題は世界に影響力を残せるか。日本が大きくな
れるかであって、別にGDPを挙げて税収アップを望む必要はない。かつて3公社5現
業で利益を補い、税を国民に返した様に、つつましい生活であれば心配は無い。心配は
今の社会主義化した日銀の投資収益の無さと、日本の政治家の赤字を気にしない姿勢で
ある。


88: 名無しさんAA:19/03/15 20:20
 [憂鬱人敵 1094]

 更にデービッド・アトキンソンの間違いは、「人口増加時代から人口減少時代に移行
するにあたって、生産性の向上は絶対に不可欠ですが、人口が減少する以上、一部の企
業が生産性を向上させるだけでは足りません。全国津々浦々の企業が生産性を向上させ
るよう努力する必要があります。」などと言っている事だ。こいつは大馬鹿である。人
類がこれ以上贅沢の限りを尽くせば、地球自体が滅びる。日本が仮にもっと効率のいい
生産をしたら、中国や東南アジアは飛びついて真似するだろう。今でも日本の食生活を
真似た産業が、例えば海に関して うなぎの稚魚の採取や、魚の活魚処理 或いは牛の
生食など高付加価値の真似をして、日本とは似ても似つかぬロスの多い大型船の漁業や
牛肉食で食いつくして、世界の海洋資源の6割を取り4割を食べ出している。つまり、
今までゲテモノ食いと日本人を揶揄して、海に出れなかった中国人が漁師となって荒ら
し回っていて本家本元の日本の食文化を恐怖に陥れている。物流も又同じだ。鉄鋼製品
はほぼ生産出来なかった地に日本の友好の証に建てた溶鉱炉は世界一の生産で安価競争
に世界市場がだぶつく位であるし、石油精製に至っては、どれくらいの物がどれほどの
生産されているのかは全く不明である。更にアメリカの技術を得た電子製品に至っては
技術はどこでどうやって盗んだか、世界不安の元となり、その軍事使用には目覚ましい
もので人権や公開圧力も無く西側諸国にとっての自由経済には大きな障害となっている
。ロシアの洋風の管理基準もなく、東洋風のなあなあ主義の上、公海上では東支那海で
は自分の領域と威嚇し、南支那海に至っては漁民を殺して軍事管理島を作る始末なのだ
。これでは日本は中国とは背を向けて進むべきの筈だが、巨大な隣国としてアセアンの
各国すらどうしようも無い状態なのだ。更にアセアンにはイスラム教と言う厄介な宗教
すら存在する。あまりに日本が進んだら、西洋社会の数値式では当然に思える物も、こ
のアジアでは至って大きな障害であり、地球や人類と言う立場では、これ以上の近代化
は不必要である。まあ北朝鮮やロシアの様に戦争でもしようかと言うなら別だが、今の
日本はこうした経済に少子高齢化に対応して更に未来に向け行う事は、今のトヨタなど
の行う社会悪の淘汰であり、排気ガス問題や原子力問題などの解決であり、そうした事
が最重要課題で、これ以上の経済生産性などとは全く必要ないものだ。強いていえば、
今のロボット技術の進化にも大きな基準やAI環境の規制や、仮想通貨や国民背番号制
と個人情報の折り合いとか、これから来るであろう矛盾の解決が大きな経済効果となる
。特に日本は公明正大にして公平な人間主義の江戸の知識があるのだから新しい昔に、
戻る事。つまり拡大消費主義の西洋化を捨てて、循環成立社会の創造の東洋主義をこれ
から声を上げるべきなのだ。それには国際的に自衛隊は地球の裏まで行くべきだし、今
の紛争のきっかけには、注視してアメリカの警察型でなく、日本流の貧困撲滅の仏僧型
の世界への近寄りが必要だろう。と僕は思うのである。


89: 名無しさんAA:19/03/16 01:49 ID:vw
 [憂鬱人敵 1095]

 かつて戦後日本は、働き手の男は兵士に取られ大半は戦死した。およそ六千万人以下
であった。戦争が終わり帰還した男が二千万程増えても8千万人程だ。今の一億二千万
とは比較にならない程だった。それでも充分働いて東京の焼け野原や広島長崎の原爆の
用地や沖縄の玉砕から今の様に発展した。何がこうも発展させたか。それは教育と躾に
ある。日本人ほど真面目に集団化していた国は無かったのである。それでも食糧不足で
朝鮮戦争の頃は同じ様に二万人弱は、南米やアメリカの新天地に開拓移民として夢を求
めて又旅だったと言われるのだ。中には北朝鮮や中国や南方に帰って行った人もいた。
つまり日本人は西洋流の植民地化策や人口増加策は決して行ってはならない。現地同化
策や逆に減民策でも充分やって行けるのだ。つまり戦前の南方従軍と同じに、ある種の
保障や仕事があれば、それまでの生活の知恵や頑張りや日本人特有の機転で、中国の華
僑や中東のイスラム商人などと違った形で日本のネットワークやその国への貢献などは
できるのだ。日本人は他の種族の様につるんで徒党を組んだシンジケートは作らない。
ネットワークや街並みを作ってもそれは、日本人の風習と習慣の四季の祭りの為であっ
て、チャイナタウンやコリアンシンジケートの様な政治的団体とは比較的ならない弱い
集団である。それは各地の日系収容所を見ても解る。自立大成意思が強いからだ。敵対
意思や商売の優位は求めず生活向上のみに特化した姿勢や性格が色濃く出ている。時の
アメリカに中国人や韓国人は日本人の3倍以上居た筈だが、収容所もなく軍隊にも走っ
ていない。暗黒街のイタリア系の中の用心棒や娼婦に多かったからだし、チャイナタウ
ンは有力米国議員を押さえて居たのである。今でもファーウェイ近辺を見ても、豪州で
のチャイナコネクションは存在し、共産党特殊工作スパイなど、はあの新聞王のマード
ックの第二夫人にちゃっかり収まっていて、資金も権力も活動も大きく影響力がある事
が解る。日本人はそうした事は少なく、いても男がお釜を掘られて有力者の愛人である
様な程度で政治力など少ないものだ。又東京福祉大学なんか金儲け出来ると誘い入学さ
せて、年間700人も一年間に居なくなっているのだ。全く話にならない。結局政府の補助
たのみの求人であり、自分らが責任も持たなく教育も出来ず全部が不法残留で食いつな
ぎに凶悪犯に変わって行く。これを考えてたら全く話にならない。他の大学をいれて、
年間1700人である。オウム真理教どころではない集団である。大学だけでこうなの
だ。他に就労目的や福祉目的がそれぞれに会社受け入れ分を入れれば凡そ3千人が何ら
かの形で違法滞在者である。こうなれば偽の住民カードや旧来からの日本人殺害が隠れ
て始まっていてもおかしくない。そんな中でも警察は予算も実力も補導や逮捕も少なく
検挙能率はかつての3割程度なのだ。放送され表に出るのがほんの一部の犯罪である。
ほぼ隠れて動き出すこうした組織集団には検挙がない。やっと白タク検挙が始まったぐ
らいである。偽の国際運転免許証での就労者に。今の政府の愚策を何をどう考えるやら



90: 名無しさんAA:19/03/16 02:15
 [憂鬱人敵 1096]

 私が涙する記事が載った。その記事の抜粋である。
 正義感に燃える中間管理職が、旧態依然の上層部に反発し、組織の改革を求めて立ち
上がる――。ドラマではよく見かけるストーリーだが、現実にはなかなかうまくいかな
い。大手運送会社にドライバー職として入社した山田さんは、その勤勉さから入社5年
目の30代前半にしてエリアセンター長に抜擢。管理職として600万円の 年収を手にする
ようになったが、彼の堅実なキャリアは、上司とのいさかいにより終止符が打たれるこ
とになった。「トラブルの原因は、彼らが現場に厳しすぎること。僕自身はドライバー
上がりなので、いかに過酷な環境かよくわかっていました。しかし、現場を知らない上
司は『サボってるに違いない。もっと配達件数を増やせ!』と、次々に無理難題を押し
付け、そのしわ寄せがすべて現場にくる組織や上層部の傲慢さに我慢できなくて……」
 上司に反発する日々が続き、最終的には「こんな人間と同類になりたくない」と、管
理職を自ら降りた山田さん。その後は現場へ復帰するも、一度失ったモチベーションは
戻らず、同僚とのちょっとした口論から「こんな会社、辞めてやるよ!」と40歳で退社
。だが、その後の人生は泥沼化していく。「年齢のせいで転職先もなかなか決まらず、
思い切って自分で配送会社を立ち上げたのですが、不景気で会社は倒産。3000万円の借
金を抱えて自己破産しました。」現在は介護施設の 正社員として働くが、年収は300万
円と半減。自己破産で離婚したため養育費の支払いもあり、経済的にも肉体的にもギリ
ギリだという。「運送会社を辞めたことへの後悔は毎日しますよ。今の職場は年収も低
いし、昇給の目もない。ブラックさは、前職以上かもしれない。それでも、この年にな
ると、黙ってしがみつくしかないんです。今こうして砂を噛むような日々を過ごすくら
いなら、なぜあのとき、我慢できなかったのか?もっと出世してから改革を訴えるなり
、冷静な立ち回り方はできたはずなのに……」 人生は決してドラマのようにはいかな
いのだ。-------       -― [負け組50代]の衝撃 ―   というものだ。
私自体は15歳ほど多く、体が病身となり辞めた類だが少し年金がもらえるだけ幸せな
中にいる。しかし、私の知る限り、日本国中似たり寄ったりの状況のようなのだ。全て
行政と今の政治家のいい加減な方策による国民疲弊と思っている。思えば中曽根以前は
何とか日本らしい優しい社会だった。戦争を知る戦前時代の経営者は儲けには人一倍で
はあったが、部下の教育も給与支払いも かつての盆正月の小使い銭の丁稚奉公の職人
も多くいた世代の人で更には明治生まれの会長も多く、部下に社員に生活保障に自身と
誇りがあった会社も多かった。しかし宮沢政権で日本が債権発行を止めるなと中曽根が
言った頃から大きく変わった。日本は米国にへつらい、更に気概も無くし政府の持つ物
に責任なく切り売りし出したのだ。国鉄改革も電電公社民営化も第三セクターも皆んな
政治家の日本経営の失敗であった。そのツケを国民に負わせただけでのうのうと議員の
年金法などを作っていたのだ。税金党の野末珍平のラジオは言う。これで日本が立ち上
がれまっかほんまによう国会なんていえるものだ。と


91: 名無しさんAA:19/03/16 03:03
 [憂鬱人敵 1097]

 黒田総裁も日銀ももうやめなさい。君らに経済を見る目がない。日本の仕組みや立場
が理解しているのか。まるで馬鹿ではないか。経済で一番大事なのは、人々の熱心さで
ある。先の間違った経済学者アトキンソン氏の分析すら、国民のスキルの向上と言って
いる。本来ならトヨタの工場も日本で拡大してもいいしメキシコでの操業でも良かった
のだ。それを何故アメリカに建設するのか解っていない。アメリカ自体は本来なら年間
5%利上げしなければやっていけない無駄の多い国なのだ。その国が恐らく今年利上げ
は出来ないはずだ。これ以上利上げすればアメリカの貸付している国が戦乱のるつぼに
なるからだ。そうなれば海外工場の国有化で更に窮地になるし、今までの投資の元本す
らままならず、更に軍事費が国の予算を大きくするからだ。今日本がやる事は何が何で
も利上げし政府の無駄使いの融資や補助を打ち切らせる事だ。税率アップなどふざけた
施策を崩し、ちゃんと税の再分配をさせる事が今後の日本の未来を築くのだ。物価2%
アップなどと馬鹿の言う事だ。どこの国もどこの世界でも税金税収と福祉や供給は常に
バランス上0となる。なぜなら生産と消費は常に同じ出なければ暴動になるからだ。つ
まり今や貿易黒字が無い中では景気刺激など無理だ。と言う事である。では政府はどう
予算をつけるか。それが現業主義である。今国内にない物や世界にない技術など国営で
初めて膨大な利益を得る事なのだ。英国の製鉄業がアジアにいち早く日本にやって来た
明治時代、綿糸や大麻やミカンやラジオ体操や豊田自動織機やフォード自動車を作って
いた大正時代新規オートメーションの完成と集積回路で潤いを得た家電を送った昭和時
代これらをみてもちゃんと不都合な税制は廃止して高級品課税や課税の選挙人特権など
を行ってきたのだ。では平成で何をしたか、原子力や海外進出など過去の栄光に乗って
大きな運営の失敗を数々行った政治ではなかったか。本来ならここで日本長期信用銀行
や短期債権の投資銀行がぼろもうけして安泰のものが金融ビックバンで潰されLTCM
や中国に引っ掛かり、下請けの三ちゃん工業は貸しはがしで倒産し、残るのは寄付金や
信徒の金を豊富につかった成り上がり宗教チェーンとかつての財閥譲りの政治なれ合い
企業のみではないか。今日本に必要なのは日本人足る事である。本来ならちゃんとした
議員内閣であったなら観光客も東京五輪もいらないのだ。必要な技術開発と行財政改革
でまともな財政が築けるのである。その日本人の日本人足るスキルが今や全く少ない。
これが問題である。雪印事件の冷凍屋さん原子力告発の社員或いは今の大学不正これに
立ち向かう人達を国は充分に守っているのか。全くおかしいだろう。これが不況にの原
因である。だから言う。日銀は政府におもねるな。ちゃんと不景気対策しろ。利率をあ
げて力をみせよ。0%金利などこれでは日銀はいらないのと同じだ高い給与を国民に返
せ。



92: 名無しさんAA:19/03/16 16:39
なるほど。

93: 名無しさんAA:19/03/16 21:59
 [憂鬱人敵 1098]

 日銀が異次元緩和を止めないから、妙な支持者の声がアメリカから音頭がかかってい
る。現代金融理論(MMT:Modern Monetary Theory、)なるものが、注目を集めて
いるのだ。曰く「独自の通貨を持つ国の政府は、通貨を限度なく発行できるため、デフ
ォルト(債務不履行)に陥ることはなく、政府債務残高がどれだけ増加しても問題はな
い。という戦前の日本軍部考え方だ。今や米国では、激しい論争を巻き起こしているが
、財政が膨張しながらも、低金利にとどまる日本が理想の地かのごとく語られる。金融
緩和策に限界論が出る中で支持が広がる中で、市場の関心も高いとニュースは伝えてい
る。アレクサンドリア・オカシオコルテス氏。昨年11月にニューヨーク州から連邦議
会下院選に立候補し、29歳で当選。女性として史上最年少の米下院議員となった。将
来の大統領候補との呼び声もかかる彼女が、このMMTを支持したことで、一気に注目
が高まった。2020年の大統領選をにらみ、野党・民主党共、財政政策の議論が活発
化して、民主党左派を中心に提唱されている国民皆医療保険や温暖化対策の1つである
「グリーン・ニューディール」の財源を確保する手段の理論的裏付けとして、MMTが
採用される可能性も示唆される。MMTの提唱者の1人である、ニューヨーク州立大学
のステファニー・ケルトン教授によると、ユーロという共通通貨があり、独自の通貨を
持たないギリシャなどは、独自の判断で無制限の流動性供給を行うことはできない。が
それゆえにデフォルトリスクがある。しかし、独自通貨を持つ米国のような国などでは
、政府債務の増加がマクロ的な供給不足からインフレを起こすような場合でなければ、
経済成長と雇用の増加が続いている限り、政府債務の増加自体は問題ない。と提唱して
いる。これがケルトン教授の説明するMMTのコア部分だ。今後政府債務残高が22兆
ドル(2200兆円)に達する米国では、債務上限問題が毎回議論となる。しかし、こ
の理論に基づけば、まだまだ国債を出しても問題はないになる。ケルトン教授は201
6年の米国大統領選では、バーニー・サンダース上院議員の顧問を務めていた。サンダ
ース氏が2020年の大統領選に出馬すると表明していることも、MMTから目が離せ
ない理由の1つだ。子供銀行を少し考えてみよう。お父さんの肩たたき券を子供が発行
しお小遣いをもらうとする。およそ一日千回しか出来ない場合でも、一万円が欲しかっ
たら一万回券を発行すればそれは適う。相手が自分の父専用であれば、それは一万回券
でも百万回券でも発行できると言う訳だ。つまり政府である母と発行するFRBとが、
いいよじゃあ10万円ね。と出せば良いと言っているのだ。米連邦準備理事会(FRB
)のパウエル議長は、2月26日の議会証言で「自国通貨での借り入れが可能な国にと
って赤字は問題でないという人もいるが、私は間違っていると思う」と明確に否定した
。しかし、FRB議長が議論に参戦してきたことで、逆に注目を集めるという皮肉な結
果になってしまっている。


94: 名無しさんAA:19/03/16 22:00
 [憂鬱人敵 1099]

 つまりこれは金融政策論でなく経済の限界論である。ひょっとしたら子供が電気屋さ
んで電気あん摩機をかって来て「はい10分間千回券よ。」と言いだすかもしれない。
バイブレーターの振動数で一日百万回を消化するかもしれない。そうした未来に掛けて
発行していいではないか。と言う訳である。こうした理論が脚光を浴びている理由は、
世界的な金融の限界論が強まってきたことが背景だ。非伝統政策に踏み込んでも景気や
物価の浮上効果は限定的であり、次は財政が政策の中心になる見方が増えてきている。
中国も5日から始まった全国人民代表大会では、大型減税や融資拡大で景気を支援する
方針を示した。2019年に企業の税金や手数料を約2兆元削減するほか、地方政府の
特別債発行枠を2兆1500億元に増やした設定を行う。単純に足し合わせれば「4兆
元」規模の単純通貨枠の対策になる。 従来の「国債を大量に発行すれば、価格は下が
り、金利は上がる。投資家にとってみれば、国債の魅力は増す。現状で言えば米国など
はまだまだ、国債を発行することはできるだろう。しかし、それが持続性を持つかどう
かは別だ。」と、BNPパリバ証券・チーフエコノミスト、河野龍太郎氏は指摘する。
MMTの弱点は、金融市場の「反乱」である。今は歴史的にみても低い水準にある金利
が、政府や中央銀行への信頼が失われたときに、跳ね上がるリスクがある中で、流通す
るマネーサプライは、ポイントや仮想通貨や拡大国際IT企業などでもはや現実には、
株式市場は通さない世界に変わっている。野村総合研究所は「トランプ政権内の財政の
拡張主義によって双子の赤字、つまり財政赤字と経常赤字の同時拡大が進む現状では、
財政赤字のさらなる拡大は経常赤字の一段の拡大観測を強め、それはドルの信認をも低
下させかねない」と指摘する。つまりドル安と悪い高い金利上昇とが、相乗的に進んで
行くリスクも高まってしまう。米国の経常赤字は海外からのファイナンスでまかなって
いる。いくら金利が高くなっても、財政に不安がある国のリスク債券は買われないだろ
う。と言う予想だ。米国経済が袋小路に追い詰められれば、世界のマーケットを揺らす
ことになる。昨年10〜12月期の世界的な同時株安をもたらしたのは、金利の上昇が
大きな要因だ。金利上昇のマイナスを上回って株価を押し上げるだけのインパクトが、
まだまだ財政拡大策にあればいいが、そうでなければ、株安を通じた景気下押し圧力が
強まり、現状の現物市場を踏み倒しかねない。その点、MMTのような理論は、米国よ
り日本の方が受け入れやすい。政府債務残高は対GDP比で既に2倍の200%を超え
、世界でも類を見ない規模になっている。にもかかわらず、金利水準はゼロ近傍と最も
低いレベルだ。中央銀行が人為的に(長期)金利を低く抑える「実験」はもう済ませて
あり、効果も実証済み。さらに幸か不幸か物価も上がらない。まさにMMTが主張する
ような状況に日本はある。それでも国家予算が0にしても2年間は使わない処置がいる
と言う返済プランは異常中の異常である。馬鹿でも行わない借金である。



95: 名無しさんAA:19/03/16 22:27
 [憂鬱人敵 1100]

 ところがEUの様な大家族ではそうはいかない。仮にこの発行している子供がA子だ
として姉のB子と共通券にしよう。と言いだしたとする。するとお姉ちゃんに「飴玉欲
しいからこの100回で譲って。」と言い寄ったとして飴玉100個で一万回券である
。でお姉ちゃんは隣のおじさんまでやっていて、「私は貴方がお父さんを取るから、お
母さんや隣のおじいさんもやってるから。」と丁度二人がやって来て「この券で肩たた
きやってくんない。」と来たとする。と途端にそれは出来ない。私は一人だ。とこうな
るわけだ。つまりそこではお姉ちゃんが持っていた飴玉の様な貯金ないし、借用できる
信用でもう一人の兄弟にちょっとお客が多いからこの飴玉で手伝って。」と言う事にな
る。「いいや僕は飴玉いらない。寝て居たいから。」となれば大事である。「ありゃあ
私しゃ100枚ぐらい書いたよ。どうしようと言う時、「大丈夫私がその紙切れ99枚
は持ってるよ。」と母親が言うとなれば問題はない。こうしたMMT理論は、「飴玉が
今必要なの」と言う急激な景気後退や金融危機に陥らないような場合であっても、景気
浮揚や物価上昇(デフレ脱却)のための、理論的支柱として使われる可能性もある。又
国土強靭化の名の下に、財政拡大を主張する政治家も少なくない。「ほらほら雨で洗濯
物取り込んで来て。おじいちゃんに薬と水を持って行って手伝いなさい。」と言って、
必要なことが、果たして姉は出来るのか。と言う問題が残る。日銀の金融緩和策の選択
肢は、限られるとの見方も多く、マイナス金利の深掘りは地銀など金融機関に、大きな
ダメージを与える可能性がある。銀行保有の国債は担保需要を除くとかなり減っており
、かつての「バズーカ」のような民間からの大量の国債購入は難しくなっている。ET
F(上場投資信託)増額も株式市場への副作用が増す。大きな景気後退や金融危機が、
新たに来たときに、金融政策の選択肢が多くないとすれば、財政に国の政策の中心が、
シフトする可能性がある。「財政拡大を正当化するような経済理論が、今後たくさん出
てくるのではないか。その1つがMMTなのだろう。」と三井住友銀行のチーフ・マー
ケット・エコノミスト、森谷亨氏はみる。金融政策による財政ファイナンスは、誰もが
否定するが「明示的ではないにせよ、財政を陰ながらサポートする金融政策という位置
付けで、日銀による大量の国債購入が次のアベノミクスとして再開される可能性は否定
できない。」(国内銀行)との見方は根強い。しかし、「財政を何に使うのかの議論が
全くないまま、ばらまきに終わってしまう怖れがある。」と、ニッセイ基礎研究所・チ
ーフエコノミスト、矢嶋康次氏は警鐘を鳴らす。ばらまきでは、潜在成長率は上がらず
、「借金」だけが積み上がる今の日本経済の状況が、さらに悪くなるだけだと懸念して
いる。つまり電化製品のあん摩機どころか、甘い菓子やジュースに化けたんじゃ話にな
らない。とお父さんはなげくのだ。かつて帝国陸軍は海軍の様な内閣に海外的地位を持
たなかった。そこで海軍の陸戦隊同様に陸軍に財政基盤を見つけようと軍票を発行した
。それは現場の食糧供給の為だった。ところが驚くなかれ現地では流通する紙幣が敗戦
時の国内引き揚げでは全く下関の税関で回収され、流通しなかったのだ。つまり盛んに
外地での発行は、下地になる財政基盤は何一つなかったからだ。その為山下財宝が送ら
れたが行方不明となったとされている。



96: 名無しさんAA:19/03/22 15:08 ID:jI
  宇宙仏教説     ----   ----  ---- 06

 この会議で、通訳達は自らの母語のほかに2つの欧州連合の公用語に堪能であること
が求められる。EUの2つの理事会の、「欧州理事会(The European Council)」と「
EU理事会(The Council of the European Union)」のために、新たな建物をブリュッ
セルに「ヨーロッパ・ビル」が完成し、このほど他のEU諸機関が集まるブリュッセル
のヨーロッパ地区で2017年初頭よりフル稼動する。としている。しかしフランスの統合
本部はその権利を手放さない状態が続いている。ヨーロッパ・ビルは、年間で6000を超
えるとされる会議の場所のほか、欧州理事会常任議長、理事会事務総局および加盟国の
常駐代表部のオフィスなどを提供して機能的には優れたものだ。しかし、ここはかつて
のハザールマフィアの本拠地で、世界金融の集積基地であり汚職や賄賂が絶えない場所
でもある。世界中で、強国欧米vs共産BRICS の対決構図があり、一般の人々に
は、欧米=シオニスト支配と映る本家本元でもある。BRICSは反シオニスト連合と
され、実際は世界の殆どの国々がハザールマフィアつまりユダヤシンジケートである。
現代経済が白人に支配されている。と言う想いが強くある。と言うのもイスラム教では
、投資事業でも元本返済だけであり利殖や利子を取るのは罪とされる為、経済政策にお
いては政治家が、ハザールマフィアの使用人になっている。とデモが起こっているのだ
。かくして、欧米 対 BRICS(特に中国とロシア)の構図をが出来あがり、これ
を又好機としてこの構図のままガス抜きをさせている。ヨーロッパではこれからも益々
デモが激しくなるだろう。市民の権利が強くあるからだ。しかし、いくらデモをやって
も、議員になっても軍隊や兵器を所持している支配者には勝てない。警察に逮捕され、
市民の特にイスラムの難民や貧民層は白人の経済支配に大いなる不満と先入観があり、
いつになったら我々は解放されるのか。とISILすら入って行こうとしている。世界
中で格差拡大していっている中で、すべてロスチャイルド支配の中央銀行の悪徳政策に
よるものと現代の消費文化を否定しようと言う動きがある。対して、白人側の貧民には
労働を奪われ、異種の強制的に一日4回もアラーに祈る移民に占領され、追われ搾取さ
れている。と言う恐怖感がある。戦前の勤勉な日本人が戦争を大義名分に収容所送りに
されたアメリカの様な意識である。世界中の人々が欧米文化に襲われる中で、新しい人
は少し立ちあがりを見せた。風車デモと言う静かなデモだ。全世界で「未来への戦い」
を呼び掛け、ベルリンでは約300人が参加。風力発電をイメージした「かざぐるま」
を手に約1時間、市内を行進し、福島で起きた事故は「世界のどこでも起こり得る」な
どと訴えた。


97: 名無しさんAA:19/03/22 15:08
  宇宙仏教説     ----   ----  ---- 07

 このEUと同じに関税撤廃を先んじて結成したのが、米国主導のカナダ・メキシコを
入れた、北米FTAである。こうした近隣優遇貿易が出来た。その為日本もその地域別
経済圏を模索し始めた。アジアFTAである。実はこの貿易協定は昔から存在していた
。そもそも我が国は、こうした管理貿易の姿は江戸以前から勘合符貿易つまり日朝貿易
の頃からその仕組みはあって、行っていた。よく日本の鎖国時代は交易が無かったかの
様に言われ、今や「鎖国」の言葉を変えようとしている。しかし鎖国の意味が違ってい
る。鎖とは勝手な貿易で鎖に繋がれたと言う意味であって、藩主や幕府或いは朝廷での
認可があれば出来たのだ。事実ちゃんとそれは機能していた。確かに異国船打ち払い令
やバテレン禁教令はあったがそれは表立った事であったのだ。今では逆に大型化して、
その港は国や自治体の整備がなければ、貨物船が立ち寄れない程に管理されていると言
える。FTA.(自由貿易協定)の思想の元は、2ヶ国以上の国や地域が相互に関税や輸入
割当などその他の貿易制限的な措置を一定の期間内に撤廃あるいは削減することを定め
た協定で、戦後に行ったアメリカ側の、後進国への最恵国待遇や逆に欧州ドイツに起こ
った様な友好国への救済国待遇の思想から来ている。関税や非関税障壁をなくすことで
、その締結国・地域の間で自由な貿易を実現し、貿易や投資の拡大を目指し、冷戦時代
コメコンやソ連の共済邦制度、など軍事同盟化した相手に経済封鎖しようとした物であ
った。ICの集積回路が確立した頃、東芝はココム違反で大きな制裁を受けた。時はス
パイたけなわの冷戦時代で日本の技術が世界最高と言われた時代である。東芝機械は、
1982年12月から1984年にかけて、ソビエト連邦技術機械輸入公団へ『工作機械』8台と
当該工作機械を制御するためのNC装置及びソフトウェアを輸出した。この機械は同時9
軸制御が可能な高性能モデルで、1987年になって日本で輸出禁止工作機械が偽装発送で
共産圏に出荷され外国為替及び外国貿易法違反として発生されている。と告訴された事
件である。この寝耳に水の告発によって、裁判となった。共産圏へ輸出された工作機械
によりソビエト連邦の潜水艦技術が進歩しアメリカ軍に潜在的な危険を与えた。として
日米間の政治問題に発展したのである。東京地方裁判所において判決が下されて、東芝
機械が罰金200万円、幹部社員2人は懲役10月(執行猶予3年)及び懲役1年(執行猶予3
年)の量刑が下された。親会社である東芝は佐波正一会長および渡里杉一郎社長が辞職
をした。この頃スペースシャトル構想も打ち出され、京セラの米研究所閉鎖事件も起こ
った。輸出を管理する通商産業省もこの許可申請が虚偽であると見抜けなかった為結局
は東芝機械に過料の罰金となった。取引を知ったアメリカ合衆国連邦政府は、この輸出
が日本も参加していた対共産圏輸出統制委員会(ココム)の協定に違反しており、さら
にアメリカ合衆国国防総省はソビエト連邦海軍の攻撃型原子力潜水艦のスクリュー静粛
性向上に貢献したと考えアメリカ合衆国では東芝機械の他、東芝を始め東芝グループ全
社の製品を輸入禁止とするなど厳しく対応した。アメリカ国防総省が監修した雑誌特定
詳細情報によると、ソ連潜水艦の静粛性が向上したのは1979年以降であって、これは、
工作機械が輸出されるより前のことと知っていたようだ。


98: 名無しさんAA:19/03/22 15:09
  宇宙仏教説     ----   ----  ---- 08

 問題はここにある。中国がファーウェイの提訴に、米国は三権分立の民主主義の制度
を違反している。すぐさま是正すべきである。と外交評議部はすぐさま表明した。意表
を突く発言だが、どこの面さげて物を言ってるんだ。と改めて批判が復活した。中国が
他の西側諸国の正論を言っていけない事はないが、中国こそ政府と軍部更に裁判と経済
と生活が一体になって活動する共産党部隊ではないか。三権分立の仕組みも自由主義の
体制も持たずに自由貿易や関税撤廃を叫んでいる。おかしな物だ。かつて、レオン・ア
ストゥリアス王国のあったレコンキスタ時代を又作っているようだ。かつて平和な地に
西ゴート人の王国が出来あがった。しかしレオン・アストゥリアス王国はこのキリスト
派を認めなかった。ゴート人は連合体となってキリストを布教し続けた。アリウス派と
ニカイア派(アタナシオス派)の戦いだ。西ゴート族は現在のフランス南部からイベリ
ア半島にあたる地域を支配したゲルマン系王国。はじめはキリスト教アリウス派、のち
にカトリックを国教とし、ゲルマン文化・ローマ文化・キリスト教文化を融合させ栄え
た。ビシゴート王国とも呼ばれた。西ゴート国の統治には、王の意志決定に参与しての
宮廷官職が形成され、有力貴族をもって充てられたが、ほぼ財政のみで独裁に楯となる
ものではなかった。従って王権と教会の提携を強め、王権連合として西ゴート王国は、
カトリック国家となり会議では、教義だけでなく世俗的な問題も議題とされ、世俗の高
官も臨席し各首都を守る首長であった。その後首都トレドはキリスト教西ヨーロッパ世
界の宗教的政治的首都と見なされるようになった。彼らの連合の鉄則は会議の条約で、

99: 名無しさんAA:19/03/22 15:10
「我らは、見えるものと見えざるものすべての創造者にして、すべての主権を持ち給う
御父なる、唯一の神を信ず。我らは、唯一の主イエス・キリストを信ず。主は、御父よ
り生れたまいし神の独り子にして、御父の本質より生れ、(神からの神)、光からの光
、まことの神からのまことの神、造られずして生れ、御父と本質を同一にして、天地万
物は総べて彼によりて創造されたり。主は、我ら人類の為、また我らの救いの為に下り
、しかして肉体を受け人となり、苦しみを受け、三日目に甦り、天に昇り、生ける者と
死ぬる者とを審く為に来り給う。また我らは聖霊を信ず。主の存在したまわざりし時あ
り、生れざりし前には存在したまわず、また存在し得ぬものより生れ、神の子は、異な
る本質或は異なる実体より成るもの、造られしもの、変わり得るもの、変え得るもの、
と宣べる者らを、公同なる使徒的教会は、呪うべし。」と言うものでカトリック信条で
の結束だった。しかしそれが汚職と腐敗の温床だった。レカレド王以降の王は589年から
701年の約110年の間に18回の宗教会議を召集し、6世紀中頃からは神権政治の色彩を帯
びて形式の継承に腐心した。フランク王国、イベリア半島の先の征服王朝であるスエボ
ス王国、東ローマ帝国としばしば争った。 620年代にはスウィンティラ王のもとイベリ
ア半島のほぼ全土を支配するに至った。がその後簡単に、711年 にイスラーム勢力のウ
マイヤ朝がイベリア半島に上陸、最後の王であるロデリックがグアダレーテ河畔の戦い
で戦死して滅亡した。一部の残党は718年まで 抵抗を続けたが、一般的には、この年を
滅亡年とする。滅亡したあと、西ゴート王国の王族とキリスト教徒の一部はイベリア半
島北部の山岳地帯に逃げ込みアストゥリアス王国を建国、後のカスティーリャ王国、レ
オン王国のもととなった。西ゴート王国時代の建造物などはほとんど残されていないが
、多くの国民は宗教的に寛容なイスラム支配を受け入れ、後のスペイン文化の基礎を作
っていった。



100: 名無しさんAA:19/03/22 15:11
  宇宙仏教説     ----   ----  ---- 09

 実はレコンキスタ時代は、西欧諸国では全く暗黒の時代だった。コロンブスがアメリ
カ到達し新世界を開いたが、日本では大航海時代とされたが、その前はレコンキスタ時
代とされる。レコンキスタ=征服とされている。では征服とは誰が何を征服していたか
。それは白人社会のイベリア半島を、イスラム教徒が征服して王朝を作った時代だった
のである。つまりスペインを初め、フランス・イタリアまでイスラム文化が横行したの
である。ここで大きなイスラームモスクが建てられ、これに負けじとバチカンからキリ
ストのカトリック教会が大きな教会を作り始めたのだ。アルハンブラ宮殿のナスル朝は
、スペインのグラナダにその拠点を置いていた。言わばここでレコンキスタ運動=再征
服運動が欧州白人社会でイベリア奪還運動として現われたのである。ここで大きく言語
は英語と違ったスペイン・ポルトガル語が確立していたのである。コンキスタ時代は、
そのままイスラムの大きな技術力を踏襲して大型船や大砲を作り、大航海時代にはいり
黄金と奴隷を求めた体制になって行くのである。「0から1を創るのは、難しい。1か
ら2を作ることは、易しい」とコロンブスは語ったとされる。もともと、イベリア半島
は中世の初期から、〈後ウマイヤ朝〉というイスラム王朝に支配されていた。それを、
キリスト教徒たちが、「国土回復運動」として、イスラム勢力を駆逐していったのが、
「レコンキスタ運動」である。このレコンキスタが歴史上でもつ意味は、イベリア半島
がキリスト教徒の手に落ちたということだけではない。このレコンキスタの末に生まれ
た国スペイン、ポルトガルといったカトリック勢力国は、その後の全ヨーロッパ諸国に
先がけ、「大航海時代」に突入した事である。言うまでもなく「大航海時代」において
、世界中にキリスト教や西洋文化が広がり、かつ、世界の領土がヨーロッパ諸国の植民
地となっていったのである。イスラム教徒に対して抵抗するキリスト教徒は8世紀前か
ら一定数存在したが、ほとんどの国民は、平和裏に共存できていた。しかし、後ウマイ
ヤ朝時代になって、1031年に滅び、複数の国家に分裂した。これよりキリスト教徒によ
る「レコンキスタ運動=国土回復運動」は、本格化していく。その後、イベリア半島の
イスラム王朝は、小国になってたがいに争うようになり、それにつけこむように、キリ
スト教徒の勢力が増していったのである。それというのも、当時のイベリア半島におけ
るキリスト教徒たちは、ローマ教皇やフランスなどからの支援も得ていたからである。
そのなかで、スペインとポルトガルが国力と国土を広げていき、1492年には、イスラム
教徒の最後の拠点、グラナダが陥落した。こうしてレコンキスタは、完成されたのだ。
 典型的な中世的国家というものは、国王が宗教的権威でもって、多民族を一括支配す
るというものである。ところが中世の中期以降になると、国王は宗教的権威だけでは、
国を統治できなくなってくる。なぜなら、王国領域内において、“権威”という花では
なく、“生産力”、“武力”といった実をもつ集団が現れてくるからである。そうした
実力者たちが、自分たちも王に等しい“権威”があると主張すれば、国王はこれに抵抗
できない。そのようなわけで、史上最大のイスラム帝国であるアッバース朝では、10世
紀には国内の分裂が始まった。このアッバース朝こそイラクのフセインの王朝であった
はずだ。アッバース朝はカリフ統合やウラマー(宗教指導者)を裁判官に任用するなど
してイスラム教の教理に基づく統治を実現し、秩序の確立を図った。つまり征服王朝の
アラブ帝国が、イスラム帝国に姿を変えたのであるが、そうした変革をアッバース革命
という。アッバース革命は、イスラム教、シャリーア(イスラム法)、アラビア語統一
により民族が統合される新たな大空間を生み出すこととなった。いわゆる地中海支配で
ある。これによりスペインがレコンキスタ運動=国土回復運動で成功した後もインド洋
周りに出かける理由になった。



101: 名無しさんAA:19/03/22 15:14
  宇宙仏教説     ----   ----  ---- 10

 現代の世界において、ある国が「近代国家」を自称するならば、「民主的であること
」が大前提である。 近代国家の思想的バックボーンを形成した思想家たち、たとえば
フランスの思想家・ルソーやドイツの哲学者・ヘーゲルなどはみな、古代ギリシャの、
民主制を「近代民主主義の原点」ととらえている。たしかに古代ギリシャでは奴隷制を
採用していた。しかしその奴隷をのぞけば、アテネにおいては市民たちは原則的に自由
で平等だったのである。この点について、他のアジアの専制国家より“自由”の概念が
、進展していたのは事実だろう。今回のイスラムモスクの襲撃には、イスラム教的部分
即ち、共産党的ねじ曲がったキリスト教の原理主義を感じる。アテネのポリス市民は、
政治や国防および戦争に参加することを、主体的かつ「“市民”としての権利と義務に
したがっておこなっていた。彼らは自分たちはアテネ、もしくはギリシャという国家を
構成する国民だという意識を、つねにもっていたのだ。その積極的な愛国心が、ポリス
市民の根底にあった。つまりポリスとは、自分たちのものだから、自分たち自身で守ら
なければならない都市であり文化であり郷土と考えていたのである。では、ポリス市民
たちがもつ、“国家”に対する意識とは、他のアジア的国家住人たちのものとくらべ、
異なるのであろうか?。実はそんなにちがわない。こうした現象を見ると「レコンキス
タエネルギー」が今も残っている様に見える。本部はアメリカ合衆国ワシントンD.C.に
あり加盟国は189ヶ国にも及ぶ。 各国の中央政府または同政府から債務保証を受けた機
関に対し融資を行う国際機関である。当初は国際復興開発銀行のみを指したが、1960年
に設立された国際開発協会とあわせ世界銀行と呼んでいる。国際通貨基金と共に、第二
次世界大戦後の西側の金融秩序制度の中心を担っている。こんどもニュージーランドで
白人優位主義者が銃を乱射した。更にこの陰でイスラエルにゴラン高原の領地をイスラ
ム正統国王のシリア領をも納めてたヨルダン国王とは相談もなく、イスラエルのものと
認可した。この一連の動きは奇妙なものである。白人優位主義者は、一連のクラブ復活
を狙う。かつてのKKKの様な陳腐なナチスの真似事倶楽部ではない。一方で「自由・
博愛・平等」を謳いながら、一方でこうした過激な洗脳愛国者を育てている。もちろん
これがテロ行為には他ならならない。しかし国家転覆を謀ったテロリストにはならない
。至って真面目な最新機器を揃えて扱う、頭のいい車を運転し銃を集めたおっさんであ
る。よく言えばホームアローンテロリストと断じて好い様だが、さりとてかれはモスク
を狙ったものでどこかの国を名指ししたものでもなく、殺して国家転覆が出来るとも、
思っていない。だが気になるのは「静かでのうのうと平和に浸る国だから行った。」と
述べている。そしてイスラム教のシンボルのモスクの乱立を見よ。白人は犯されている
。と言っているのだ。一方でそうした声に答える様に、ゴラン高原はイスラエルのもの
と声明をだした。これはトランプの仕業ではない。操られる大統領の姿である。今や、
ガーファの勢いも又おなじだ。特定の独占企業化した最先端技術はいつでも何処でも何
度でも起こり得る。宗教も独裁国も経済もこれに乗かかっている。これを人類は果たし
て止め得るのだろうか。


102: 名無しさんAA:19/03/22 15:15
  宇宙仏教説     ----   ----  ---- 11

 拡大消費社会の国をまたいだ国際的利益。これが今の自由経済と言われる物の仕組み
であろう。戦後にマーシャル・プランの融資額は40億ドルを投じて復興計画は世界銀行
(せかいぎんこう)がその一翼を担った。いわゆる世銀だが規模が大きくなり補完する
機関が必要性から、1956年には世銀融資できないものに民間企業に融資する国際金融公
社が設立され、ついで1960年には保証担保のない世界銀行借り入れに貧しい発展途上国
向融資の国際開発協会、1966年に発展途上国と外国投資家紛争を仲裁する国際投資紛争
解決センター、途上国投資に保証を与え、サービスや助言する多国間投資保証機関など
が1988年に設立されて、今の世界銀行グループが形成されている。(株)国際協力銀行は
(Japan Bank for International Cooperation)は、株式会社国際協力銀行法に基づい
て特殊会社として出来たが、前身の輸出信用機関である日本輸出入銀行(輸銀)の転籍
であった。独立行政法人国際協力機構だが政府の大きな天下り先である。この世銀の公
表する世界分析には一定の定評がかつてはあった。にも関わらず今回、何故か世界銀行
の新総裁に、トランプ米政権で財務次官を務めるデービッド・マルパス氏が就任するこ
とが確実になった。2月から3月まで立候補を受け付けたが、同氏の対抗馬が現れなか
ったのだ。世銀は近く理事会を開いて選任作業を進め、4月初旬までに同氏の就任を正
式に決める。と言う筋書きだが、これは人権違反としか言いようがない。国際担当の財
務次官を経て、2016年の大統領選でトランプ氏の経済顧問を務め、大統領に近い。中国
との貿易協議にも参加する対中強硬派の一人としても知られ、日本経済新聞などの取材
に「世銀は中国向け融資の縮小が必要だ」などと主張してきた強者(つわもの)だ。米
国は世銀の最大出資国ではある。その為歴代総裁ポストを独占してきた。「米国第一」
を掲げるトランプ政権の人事案に加盟国の反発も予想されたが、新興国や途上国からの
対抗馬は現れず、立候補を表明したのはマルパス氏だけだった。アメリカ利上げ構想と
と共に途上国は更に貧困化するだろう。そもそも今の経済論は金融理論であり社会論に
まで至っていない。簡単に軍事国家に変貌させる力を金本位制をすてた米国のドル札は
今や敵はいない。軍事産業は無人の兵器開発が盛んでその中枢に米国の軍需産業がロシ
アで開発している。このクロス経済解決にはなかなか理解しがたい。だが韓国の状況を
見れば直ぐ解ってくる。この最先端のAIをもじった機械化都市での政治形態は最悪で
ある。巨大財閥が経済を左右し、国民は今もフィリピンの様な出稼ぎ状態で政府に税収
をして、一方で対北朝鮮に軍を配置して兵役は徴兵制を敷き国民の義務としている。し
たがって敵は日本だ抗日だ。と一度(ひとたび)叫べば右に倣え(ならえ)なのだ。こ
れを各国の主導部も富裕層も求めているのである。それはある意味金正恩の独裁形態を
羨ましがり望んでいる様な事だ。それが今端的に韓国に現われているのである。世銀の
間違いは此処に在る。なぜ戦争を止める工夫をしないのか。何故ISILの住民が避難
民となっても、或いはイエメンが紛争しても、アメリカを批判しないのか。不思議だ。


103: 名無しさんAA:19/03/27 13:05 ID:YM
  宇宙仏教説     ----   ----  ---- 11

 拡大消費社会の国をまたいだ国際的利益。これが今の自由経済と言われる物の仕組み
であろう。戦後にマーシャル・プランの融資額は40億ドルを投じる復興計画は世界銀行
(せかいぎんこう)がその一翼を担った。いわゆる世銀なのだが、規模が大きくなりす
ぎて補完する機関が必要となり、1956年世銀融資できないもので、民間企業に融資する
国際金融公社が設立された。1960年に保証担保のない世界銀行借入に貧しい発展途上国
向融資向け担保の国際開発協会が発足し、1966年に発展途上国と外国投資家紛争を仲裁
する為、国際投資紛争解決センターを、1988年に途上国投資に保証を与え、サービスや
助言する仕組みの多国間投資保証機関などが設立されて、今の世界銀行グループが形成
されて活動をしている。こうした中で日本は(株)国際協力銀行を株式会社国際協力銀行
法に基づいて特殊会社として出来た。前身の輸出信用機関である日本輸出入銀行(輸銀
)の転籍であったが。独立行政法人国際協力機構だが政府の大きな実働部隊だ。こうし
た世銀の公表する世界分析には一定の定評がかつてはあった。にも関わらず今回、何故
か世界銀行の新総裁に、トランプ米政権で財務次官を務めるデービッド・マルパス氏が
就任する意向が確実になった。2月から3月まで立候補を受け付け、対抗馬が現れなか
ったのだ。世銀は近く理事会を開いて選任作業を進め、4月初旬までに同氏の就任を正
式に決める。と言う筋書きだが、これは人権違反としか言いようがない。国際担当の財
務次官を経て、2016年の大統領選でトランプ氏の経済顧問を務め、大統領に近い考えで
あろう。と言われる。中国との貿易協議にも参加し、対中強硬の一人としても知られ、
日本経済新聞の取材には「世銀は中国向け融資の縮小が必要だ」と主張してきた強者(
つわもの)らしい。米国は世銀の最大出資国である。その為にこれまで歴代総裁ポスト
を独占してきた。「米国第一」を掲げるトランプ政権の人事案に加盟国の反発も予想さ
れたが、新興国や途上国からの対抗馬は現れなかった。立候補を表明したのはマルパス
氏だけだったのだ。アメリカ利上げ構想と中国対抗は共に途上国は更に貧困化する事だ
ろうと予測される。だが、そもそも今の経済論は、金融債権理論であり社会資本論にま
では至っていない。今や簡単に軍事国家に変貌させる力を、金本位制をすてた米国の持
つドル札の前に敵はいない状態が続く。軍事産業は無人の兵器開発が盛んでその中枢に
米国の軍需産業やロシアなどで開発している。このクロスした経済にはなかなか理解し
がたい提携がある。だが韓国の状況を見れば直ぐ理解できる。韓国は最先端のAIをも
った機械化都市だが、西側として政治形態は最悪である。右も左も巨大財閥が経済を左
右し、国民は今もフィリピンの様な出稼ぎ状態で政府に税収をして、一方で対北朝鮮に
軍を配置して兵役は徴兵制を敷き国民の義務としている。中でも敵は日本だ抗日だ。と
一度(ひとたび)叫べば右に倣え(ならえ)で共産主義社会資本独裁なのだ。しかし、
この「独裁形態」を、各国の主導部も富裕層も求めている。それはある意味、金正恩の
独裁形態を羨ましがり望んでいる様な事だ。それが今端的に韓国に現われているだけで
あって、世銀の間違いは此処に在る。なぜこうした強硬論や戦争を止める工夫をしない
のだろうか。何故ISの住民が避難民となっても、或いはイエメンが紛争しても、アメ
リカの我儘を批判しないのか。不思議だ。


104: 名無しさんAA:19/10/29 23:45
 ただでさえ、込み合い観光被害の京都市は無駄に税金を使い、ステルスマーケティン
グする。京都市長広報課は問題ないと答える。嘘つけ大いに問題だ。国を挙げて伝統的
家屋や街並みとして、大きな予算や地方交付税をもらっていながら自治体という公職の
あるまじき考え方は、かつての日本軍のやり過ごしと同じで許すことのできない所業だ
。そんなに金が余っているなら 宗教団体の特に東本願寺や西本願寺の強制寄付金や、
お布施などを止めろ。まったく何様と思っているのか。かつての天皇領地だからと言っ
てつけあがっている。ほかの都県の特に田舎の町に補助を回すべきで、今度水害でも、
まったく公職の公務員のずさんさが溢れかえっているではないか。国会や閣僚がバカで
どうしようもなく国家というものを崩しているからだ。まずは中国・韓国に対しての、
アフリカ豚コレラの規制で、来日規制と食用品の入国規制の広報啓蒙活動を他国飛行場
にポスターやCMを入れているのか。生ぬるいほど今の豚コレラも止めていない。京都
の観光客はその責任の一因を持っていると自覚してるんだか。このバカ広報職員は。



105: 名無しさんAA:19/10/29 23:46
日本の肝っ玉かあさんが死んだ。緒方貞子さんである。92歳の晩年を迎えた死去だっ
た。元難民高等弁務官として名を馳せ、世界の紛争地に足運んだ。そして彼女は言った
「紛争地の事は机の上ではわからない。現場の困難さは見つけられない。」と。彼女の
作る思想の世界は未だ出来てはいない。彼女が寄り添ったクルド人社会は、今も虐待の
中にあえぎ、果敢にも平和の勇士達の死もトランプの勝手な判断でふいにされたが、そ
れでも彼女の活きた生き方は、その防弾服とヘルメットで訪れたアフガン・イラク・イ
ンドネシア・アフリカなど、数々の支援とPKO派遣などで束の間の平和と命をつない
で今に至っている。こうした彼女のような人に何故日本は称賛し国民栄誉賞などを与え
ないのか不思議だ。オリンピックなどのスター選手は既に人気を持つ。確かに日本の知
名度と本人の努力はあったろう。しかし、命をなげうってまでも世界に貢献した人では
ない。その事で日本を知らしめたの緒方さんだろう。緒方さんは言う。も一度共存共和
というものを根本から見つめなおし考えなおすべきだ。と。そしていう「相身互い、や
持ちつ持たれつっていうのは、日本の言葉でしょ。困っている人を助けることは大事な
人の生きる使命でしょ。」と。そしてその行動力は過去になかった国際機関の活動を生
んだ。


106: 名無しさんAA:19/10/31 09:52
 31日午前2時40分ごろ、那覇市の首里城で「煙が上がっている」と警備会社から119番
があった。正殿などが激しい炎を上げて燃え、消防車両が10台以上出動して消火に当た
ったが、首里城の正殿と北殿、南殿がいずれも全焼した。けが人の情報はない。那覇署
によると、正殿と北殿、南殿はいずれも木造。近接する「奉神門」や「書院・鎖之間」
も延焼した。今月27日からは琉球王国の儀式を再現する「首里城祭」が開かれていた。
琉球王国の中心だった首里城は太平洋戦争で建物が全て焼失したが、1992年に主要施設
が復元された。首里城跡を含む「遺産群」は2000年に世界遺産に登録された。

なにやってんだか沖縄県や沖縄市は。世界遺産までなっていながら管理もできぬとは。
どんだけ日本の資産を食いつぶせば済むんだか。沖縄市民ももっと考えよ。辺野古危機
に嘉手納の危険性。対応した新空港の建設。これらは国家プロジェクトで取り組んでい
て沖縄県が管理を任されているから民主主義であって、国の直轄管理したがいいのなら
市長職も県知事職も返上すればいいのである。防火設備や防火体制も子供以下、世界の
木材資源を国の金で立て直しておいて スプリングクラーも十分ではない。消防車も遅
い上にモニター看視もなく、更に観光客さえ立ち入り禁止すべき廟舎を お祭り広場の
ように使うなんておかしい。荘厳やおごそかといった感謝や畏敬の念がないのだろうか
。熊本城さえ地震で壊れ、東北日本の神社も壊れて文化遺産が損壊してなくなる中で、
まったく、どんな意識で生きているんだか。あれだけ米国内に山火事が1週間以上も、
近年に頻発する中で、航空機や戦闘機が飛び交う沖縄の空なんだ。少しは真面目に国土
保全を考えたら、お祭り広場じゃないことはわかるだろう。さらに明治神宮や靖国神社
など 意味不明の油かけ事件が韓国人や中国人で嫌がらせ受けているんだ。すこしは、
この火災の危機感があって当然であろう。まったく無駄飯の市長や県知事で今を大事に
しない。買えば済む、作れば済む、反対すれば平和が来る、気に入らないならデモ起こ
す。まったく論外な未開発なろくでなし大陸人の様な考え方だ。不埒千万で景観教育を
捨てたなれの果てであろう。東京の教育庁がセンター試験改革を発表してるが、日本語
や日本人観や日本人の誇りすら持てない悪たれを作り出していて、なぜ英語に終始した
読み書き聞き取り試験をするんだか。大事なのは日本語であり理科社会であろう。地理
歴史はなにも生まれた所のみない。ちゃんとした自覚意識があればおのずと英語は身に
つけるべき時身につける。それより26文字しかない英語より5000文字の8万語の
日本語教育のほうが大きく大事だ。今やTVアナウンサーすら日本語を知らない。基礎
を土台と言ってみたり、付くと附くの意味の違い、同じ発音ながらも早い速いの違い。
それらを正確にしらないものたちばかりが、お笑い芸人だの言ってトークショーして、
芸の技もしゃべりもないやつが大きくTVに出してはダメなんだ。漢字が全くなってな
いパソコンと同じで、本当に情けない日本になったものだ。



107: 名無しさんAA:19/10/31 11:46
 室井佑月が、「この国はいつの間にか、北朝鮮。」と書いた。まさしく正論だ。汚職
忖度、賄賂に議員の宅配。まったく政党助成金なんて作った時から「やらずぼったくり
」国民の目線では考えられない議員言動と行動の数々。まずもって国民に寄り添って。
などというのがおこがましい。自らに意思表示すらままならない個人的人権のない天皇
職ならいざ知らず、首相や議員というのは自ら求めた権力の座で、国家権力の中枢なの
だ。国民から選ばれた代議士として国を憂い国民を助くる為の司令塔として自ら上った
地位でその給与も権力もあるいは職権職域そのものが国民のもので、その代表に預から
せて貰っているだけの話である。それはなんの為か。それこそ国民の為であり次世代や
孫の代のための社会を作るためだ。それが今まで思っても見なかったのか、寄り添って
などと貧民の上の金持ちと言わんばかりである。当然の話を口にだして国会答弁で俺も
下るからなんていう政治家ばかりである。ふざけるない。お前は国民ではないのか。と
いいたくなる。GHQ様すらもそんな事はいわない。実務での地位であり、感情や思い
のままの地位と勘違いしている。民主主義国家と独裁主義国家の違いはここにあるし、
その為の議会である。小沢の様に「野党一致して安倍政権を叩かねばならん。」という
のは時代錯誤も甚だしい。今や地球規模の温暖化や海洋危機や公害災害のじだいである
。挙国一致体制などと言えば軍国主義時代と勘違いするが、およそ今日の日本の国際化
の荒波では、船団方式だろうが、玉砕意識だろうが、およそ国会でのまともな議論する
場の形成が一番の大事なことだ。是が否々でやっていく。というのが近代議会のあり方
である。イギリス議会を見てわかるように、一つ一つの議論を高めて採決しているのだ
。離脱の投票を議論し、離脱のあり方を議論し、離脱に沿った協定を開示し、離脱の時
の状況を議論し、離脱是非の中での多数決を幾つも可決し、さら合理的方法論まで開示
し、可決も離脱の議決、合意なき離脱の議決、合意なき後の終結の議決など、その議決
は日本のように二束三文の籠売りの一緒くたでは決して議決していない。国民投票でも
その拘束性はゆるく、議員の党派の離合集散もかなりあり、政治の風通しはかなり良い
。この辺のところが 日本の性悪な自民党政治家と違うし、イギリスでは逮捕されるよ
うな党外議員を敵視したり党内擁護したりする言動すら日本では許されている。なるほ
ど政治の早い決済は手っ取り早い。しかし、それ故に熟考も配慮も交渉もなく消費税は
強行され、国の姿を経済本位の忙しい国民忙殺した、議員義務や議員人権のない党拘束
の姿をして日本を狂わし 日本のあり方や姿を間違えさせている。


108: 名無しさんAA:19/10/31 12:51
 森 喜朗は何をIOCにへつらってるんだ。そんな卑屈な態度だから北方4島もまと
められなかったんだ。IOC会長だからと言って独裁断言は許されない行為だ。特に、
スポーツマンシップに乗っ取った平和の祭典なら特に独断と偏見や拡大商業主義は許さ
れない行為だ。売名と商業忖度で大なたをふるうなどとはとんでもない話で、10月の
中旬にやれば済む話である。日程を一〜二か月ずらせばいい事であり何も8月の暑い最
中にやらなくともいいのである。森喜朗も正論や常識がなければ さっさと一般人にな
れ。老害そのものだ。


109: 名無しさんAA:19/10/31 13:20
 大体、選手の危険性をどう考えているんだろう。マラソン自体は炎天下でやっても、
構わない競技である。それよりも大腸菌や新種のウイルスさえ見つかる東京湾のカヌー
の競技の方がずっと危険性は高い。このカヌー競技の東北行きを止めていて何が札幌と
言うのか。おかしいだろう。


110: 名無しさんAA:19/10/31 14:00
 窪田順生 2019/10/31 06:00 の東京誘致で暑さ対策が弱いという指摘だが、専門家も
云々といっているが、なんの専門家なのか。気候の専門家なのかスポーツの専門家なの
か街つくりの専門家なのかしらないが、暑さ対策の何をどう疑問視しているのだろうか
。ドーハマラソンのように倒れたということが東京オリンピックであるかもしれない。
ということを心配するというのならわかる。しかし、そうした暑さの中でも行うのが、
スポーツの原点であろう。倒れたっていいじゃないか。救急車をちゃんと横付けしてい
けば、どんな試合でも怪我や負傷はつきものだ。何ら対策を取らなくても、マラソンは
競技となる。クーラーのついた快適な部屋でやれという考え方こそおかしいのである。
 また「今回の急な変更についてIOCが身勝手だとか、欧米のテレビ放映に合わせた
五輪の商業主義だなんだというのはお門違いである。そのような制約がある事は、招致
に名乗りを上げた時点から分かりきっていたからだ。IOCの立場としては、ドーハの
世界陸上のように、マラソンや競歩で選手や観客がバタバタと倒れる映像だけは絶対に
世界に流したくない。しかし、東京都がこれまでやってきた「暑さ対策」はどれも効果
が疑わしく、科学的とは言い難い民間信仰のようなものまで飛び出してきてる。だから
、合理的な判断をして「札幌」でリスクヘッジしただけに過ぎないのだ。」というのは
聞き逃せない机上の空論でスポーツを馬鹿にしている。そもそもあのスモッグ北京の、
中国の空気の悪い中でも走らせているじゃないか。どこで走ろうがどんな環境だろうが
それはそれ、これはこれである。IR施設の町つくりと 東京五輪のスポーツイベント
と同じにするな。最初からわかっていたから暑さのために開催期間をずらす話は出てい
て、最初から東京湾が汚いからカヌー競技に移転の申し込みをしているではないか。こ
うした協議を全く受け付けず、どこまで妥協できるかわからない 米国流の運営母体に
こそ大きな問題があり、それが国際流などとほざくからからこうなるのだ。IOC委員
が契約上云々というなら、日本の法律でも国際法上人権や平等契約の法規でも違反した
ブラック企業と同じであり、国際人権裁判の対象委員会という事になる。国際的にも、
企業・団体のコンプアライアンス遵守は例えIOC委員長と言えども守られなくてなら
ず、東京都が拒否する以上変える事は許されない。特にカヌー競技を東京オリンピック
という開催土地制約で拒否した以上自らの独断と偏見なら 会長辞任も視野に入れるべ
きである。強硬となればアメリカの裁判所なりストックホルムなりにに東京都は訴えれ
ばいいのである。


111: 名無しさんAA:19/10/31 19:56

 あたかも30日は反日一色であるかのように、日本メディアでは報道された。しかし、
その陰では実は新しい動きも起きていた。韓国人被害者たちが、反日運動家や韓国政府
に対して反撃を始めたのだ。反日運動の象徴となっているソウルの日本大使館前。徴用
工判決から1周年は、計らずとも水曜日だった。それは反日市民団体である挺対協(現
・『日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯』代表・尹美香ユン・ミヒャン)が
主催する水曜デモが行われる日だった。挺対協が記者会見を行う一時間前、これに先立
ち「アジア太平洋戦争犠牲者韓国遺族会」など強制徴用の被害者や遺族、支援者らでつ
くる連合団体が日本大使館前で記者会見を開いた。そして徴用工など被害者への賠償問
題の解決を訴えた。しかし、こうした違法な反日団体を全く韓国は取締りすらしない。
「大法院判決によって韓日両国が平和的に問題を解決すると期待して待った。が、両国
政府が解決の努力より政治的手段としてのみ利用している。徴用工被害者の個人請求権
の補償は韓国政府の(負うべき)責任が大きいと考えます」つまり、彼らは、まず韓国
政府が被害者や遺族らに対して先に補償すべきだと主張したのだ。その考えの背景には
日韓条約を遵守したいという思いがある。そして、被害者を中心とした財団を設立する
ことなどを韓国政府などに要求している。だが過去の清算問題では、例えばチェコやら
ウクライナは、ソ連からもドイツナチスからも、兵士として赤紙をもらい強制徴用での
戦地で重火器すらみじめなものだった。それでもこうした裁判は起こしていない。国情
もあろうが、今やっとチェコ人ユダヤの補償を国家として求めているが、戦後慰霊式典
に参加して謝罪声明はだすが、一切応じていないし、それらに法的根拠は全くない。と
いうのも時代が、国民国外占領民通じて同じだったからだ。占領地ですぐさま兵を集め
たナチスすらそうなのなのだ。ましてやいわんや。朝鮮半島は戦果の占領地でもなけれ
ば、当初の3年間以上も日中戦争から徴兵制をしいていないし徴用工も行っていない。
わずか半年や一年前にいよいよ人がいない敗戦だ。という頃の話である。更に日韓国交
時の話し合いでも盛んに日本は個人補償をしたいと願ったが国で行う。戦争の悲惨さは
お互い様だ。とすんなり却下された経緯が何度もある中で、今に至っている。つまり、
韓国人特に今の団体は甘えに甘えきった存在で、北朝鮮や中国の資金支援をバックに、
やりたい放題するからこうなったのであって、これを規制しない韓国は自業自得である



112: 名無しさんAA:19/11/01 20:57 ID:b2
 マツコ&有吉にトーテンポールをアメリカインデンアンからと言ったがそれは違う。
エスキモーを除いて北方民族の特にアイヌ人の領域主張からの目印でカナダや北アメリ
カなど同一民族の証として研究されていた歴史を持つ。又日本全土にあっ猟師族だった
日本語と違う絵文字や記号文字に石窟文字すなわちサンカ文字が日本に存在した。今で
こそ定住化しないものが座敷童(ざしきわらし)や河童や天狗などという妖怪話に変化
しているが、実は明治・大正時代の渦巻き文様文字や記号文字、絵文字はかなり解明が
進んでいたが、昭和の戦争で灰燼に付して今や研究者も資料も遺跡すらも無くなってい
る。確かに電柱の再利用のトーテンポールも流行をしての国民意識を高めたが、札幌の
農学校のアメリカ人技術者が来た理由にもなった経緯すらある事を知っていてほしい。


113: 名無しさんAA:19/11/02 03:01
 なんというつまらない日本になったことだろうか。言い訳だらけで実力も本意もない
日本人達。はたしてこれでいいのだろうか。まず五輪問題でマラソンコースはドーハの
5割棄権のマラソンに危機感があった云々というは、バカの戯言としか言いようがない
。ここをそれはIOC委員会の勝手な判断での大会でしょう。とちゃんと批判したのか
。更にカヌー大会の移転を認めなかったのに何故マラソンだけ変更できるのか。と言う
答えはIOCから発表されていない。小池都知事は自分の人気取りのみに終始していて
、金がかからなくていいなら東京も反論しない。決定を阻害しないと言う玉虫色の合意
をしながら、合意なき決定であります。などと、ぬけぬけと言っている。もし五輪開催
に重きをなし選手の事を思うなら、なお一層の暑さ対策で乗り切ることが東京五輪には
ふさわしいのであって、開催地を勝手にIOCの独断で変えることなど認められない。
と堂々と平行線でも議論すべきだ。これをできない都知事は、やはり都知事の資格はな
いし、森氏のような悪態の露払いのような行為は人道上も未来志向でなく許されない。
正に老害中の老害。百害あって一利なしの人間だろう。そうした東京感覚が日本中に、
悪害をまき散らす。いい加減すぎる行政手法は数限りなくあって、今度の水害対策の、
皆無に等しい堤防補強の無さは、まったくもって日本が有史以前から国土を水と共に、
台風や水害と共に生活してきたという歴史を無にした行為であろう。というのも教育の
至らなさの結果である。これまで営々として積まれた生活実態が今や洋風生活でかき消
されたとはいえ、自然災害との共存と戦いは依然として現実にあるのは事実である。こ
うした自然現象までを否定して生きていけるはずはない。教育庁はそうしたものを安倍
氏はじめ新しい時代としてかなりに捨てる覚悟で入試形態や学校無償化を決めてるよう
だが、馬鹿の方策、愚作の頂点でしかない。だいたい今の入試の高い得点競争には何の
効果も進化もない。教育の大きな効果や必要理由は全世界の格差是正や能力維持である
。つまり蟻が営々と餌を運び自らの巣穴での生活を維持するように、ミツバチが蜜を探
すように、人々が生活に安心や喜びが与えられ、何人も害されず人権や自由が守られる
。という人類社会の構築だ。これは行政や法律や生活や教育と、あらゆるものに同じだ
。しかし、侵されるものが、いくらそれらの努力を行使しても、問題はそれらを壊す者
を制する力がないことだ。そこに格差是正や国際化や教育の信念がある。泥棒や犯罪者
たちの世界でよかったのなら、何も中央集権的制度も教育制度もいらないのである。こ
の意味では今や日本以上の国はない。つまり日本は別に英語を話さないでも海外語看板
に取り換えなくても十分で、問題はその意見の発信力のなさと、まったく昔からの意思
を阻害している行政の在り方なのある。その意味でも今度の萩生田氏や森氏や小池氏ら
の行動や発言は罪深いものだ。つまり世界に日本は強圧を強いれば何とかなる。という
かつて戦前の西洋列強や欧米に間違えたニュアンスや意思をアピールするもので、こう
したことを繰り返すから北方四島は返されず尖閣諸島は問題になり、竹島まで弱い韓国
に文句言われる。馬鹿の頂点だ。首里城焼失も全く同じに、美ら海財団などという資格
も責任もない行政にちゃんとしたルールや規制を敷いて行動させているのか。と言う話
で、例え行政でも初期消火の放水すらできず、延焼のシステムなく、さらに簡単に電気
照明を行う風潮で、ライトアップや影絵証明を可としている馬鹿さ加減は、大事な物を
わすれた技術で、芸術でもなく文化ですらない。ただの客集め商業悪態なのである。そ
れを教えているのが醜悪な愛知ビエンナーレ展の落ちぶれた展示会である。幼稚園児で
はあるまいし。まるで子供がミルク落とさないと片手でコップを握りこぼした様な行動
が多い。大人とはそうした俺が俺が・・やれる出来ると主張しない世界である。ままよ
の国際社会には、そうした指導者が揃ってはいるがいずれも韓国と似たり寄ったりで、
行き詰まりをわかっていながら突き進むのを、日本人は警鐘を鳴らす責任がある。


114: 名無しさんAA:19/11/02 13:22
   歴史の群像     193

 このバルカン戦争の構図はそのまま第一次大戦にまで受け継がれた。この頃はドイツ
は小さな公国が集まって、ロシア帝国やオスマン帝国、更に最初の自由主義フランスと
産業革命を果たしたイギリスに囲まれていて、こうした戦火の果てに疲弊する事に悩ん
でいた。海洋流通で財をなすネーデルランドやベルギーは兎も角後にドイツ帝国となっ
たライン川周辺あるいはドナウ川など川路を出てしか外海に出れない国は、産業不振で
途中の通行料徴収やバチカンの支払い拒否など数々の弱い立場だった。バルカンでは、
公平に選ばれたとされる諸国の専門家で構成されたカーネギー調査団でさえ、バルカン
半島に到着した時でも、ベオグラード政府からは何の助言も援助も受けられなかったし
、公平な人道主義とは遠く離れた意識しかなかった。それほど都は暴徒の中にあった。
しかし、ここで言う公平や人道主義が果たして本当に差別主義がなかったか。には疑問
がのこる。というのも日本の満州国にやってきたリットン調査団でも公平な調査団とさ
れていたが、全く公平でも洞察力も検視力もなかったからだ。中国は日本に満州を侵略
されたと国際連盟に提訴し、それによって連盟はイギリスのリットン伯爵を団長とする
「リットン調査団」を結成し、満州事変と満州建国への調査に乗り出した。そして日本
は、その調査結果を不服として国際連盟を脱退するに至る。それが今の混迷のアジアを
形作った。しかし、リットン報告書は、要するに満州国の独立は認めない。けれども、
日本の潜在的主権は認める。ということになっている。これは当時の外交的常識だが、
中国本土と満州は別だということも認めていた。歴史的には中国と一体でない。だから
調査団は、中華民国の名目的な主権は認めるけれども、実効支配は認めない。それに、
日本が後見をする自治政府は作ってもいいという条件で報告されていた。リットン報告
書…「本紛争に包含せらるる諸問題は極度に複雑である。一切の事実とその史的背景に
関する徹底した知識ある者のみが、事態に関する確定的意見を表示しうる資格がある」
(この事変は世界に類例のないケースだから、この問題をよく知っている人でなければ
判断を下す資格はない)と言っている。これを何故だか世論も軍部も認めず、新聞では
立ち上がり退席した松岡を「国連脱会」と欧米の新聞は記事にした。この事で電文が伝
わった日本は大騒ぎで何故だか意気消沈して根性なしの松岡大使に「よくやった。」と
万歳三唱の国民のエールがあった。この不可思議さは諜報工作で日本人を戦争に向くよ
うに仕掛けられたとしか言えないし、リットン卿も正確には公表出来ていなかった。と
思える。今公表されている報告書が本物なら、調査団はたしかに満州国の独立は認めな
かったが、日清戦争にまで遡って日中の立場と両国の歴史を極めて公正に分析している
。更に報告書のどこにも、現在の日本や中国で言われている「邪悪な日本の軍国主義」
VS「気の毒な占領され切り取られた中国」の様な単純構図で事変を分析している部分
はない。それどころか、世界規模でパワーバランスが変化した19世紀に、中国は孤立
主義を脱すべきだったにも関わらず、「此新なる接触に応ぜんとするの用意無かりき」
と批判され、日本は「自己の古き傅統の価値を減ずる事なく西洋の科学と技術を同化し
西洋の標準を採用したる速度と完全性は遍く賞嘆せられたり」と称賛されている。更に
調査団は、その日本を攻撃した国民党の激しい反日政策・教科書・人民外交協会など、
社会の各層で鼓舞された抗日反日運動が、中国人民の感情の自然な盛り上がりというよ
り、国民党政府の政策だった面を指摘した。反日教育は往時も今も、中国不変の国策な
のだが、それでも、終戦にソ連軍の満州を攻めた事を犯罪とせず連合国の一員としなが
らも全く満州国を残していない。更に朝鮮すらも米軍は全体占領に至っていない。この
頃に、もっと強く野蛮な赤化思想の南下を止める事は重要で、日本は正義を行った。と
名言すれば良かったし、この発表前に中国側の主張は言いがかかりで認めれられない。
とちゃんと言えば国際社会はもっとも正しい方向に行ったであろう。がそれは今も同じ
である。



115: 名無しさんAA:19/11/02 15:45
   歴史の群像     194

 リットン報告書で、「もちろん満州国の独立は認めないが、八割方日本が正しい。」
と言っていっていながら、なぜにこうも間違った形に日本が動いたのかは不思議な事だ
。報告に、中国は法律も約束も守らない、進歩進化した現代文明に追いつこうとしない
で怠惰な民族である。とさんざん書かれているのに。である。そして日本を、信じられ
ないくらい賞賛している。ところが、この報告書の採決前に、なぜだか中国側の「日本
悪し」の誹謗中傷の話と映写会を開かれている。つまり、リットン卿の報告書の内容は
至って正確だったが、全く意味のないものと、西洋列強は見ていたし見下していた。国
連事務局も又、欺瞞の米国が指導して編集されごまかされたフィルムの米国巡りを許し
わざわざ対日興行を行なわせていた抗日思想の中にいた。オランダの中国問題専門家で
、リットン委員会の専門委員も務めたアンジェリノ氏は、国際連盟事務次長杉村陽太郎
に会って述べた発言の記録では、「自分としては、既往数年間における支那側の抗日的
態度、殊に中村大尉事件のごときに対し、日本の軍人達が癇癪を起こし、支那側に一撃
を加えたるは真に無理からぬことと信じ、ことのあまりに当然なる、いささかも非難の
余地なきものとの見解を有す。幣原外交の実績に徹するも、支那側は日本の好意に甘え
、不当に付け上りたりて、この一事に対しては、委員会内の意見一致し、何人も異議を
挿み得ず。従って日本側においても、 9月18日の事件が正当防衛に出でたりとか、また
は満州建国は3千万の意思に基く民族自決の結果なりと言うがごとき点に、力を注がる
る代りに、支那側の無暴摘発、之に対しやむを得ず種々権宜の措置に出たるゆえんを、
率直に記述せられる方が、形勢を有利に展開し得べきかと思考す。」と打電している。
つまり、松岡にわざわざ指名してこの会議に全権を委ねられたのは、この助言で、こう
した事の真意を説明させるために指名したのであったのだ。が、この事は傍受していた
米国や中国あるいはソ連や英国を怒らせたのであり、すぐさま、抗日キャンペーンを張
っていた一団に伝えられて、蒋介石夫人の耳にも入り、こうしてすぐさま、中国の国家
予算以上の賄賂のバラマキとロビー活動がなされ、映写会の運びとなった。…ここで、
「中国は日本に見習え」と言っているのにである。この報告書は米国の紛れもない野心
で世論で消えたのであり、リットン報告書の中で貫く考え方・判断が逆利用されたので
ある。戦前の日本において、共産主義が国内に侵入してくることに対して大変な脅威を
感じていたし、その為の日英同盟にくさびを打った人々の思惑がそこにあった。世界中
を共産主義に染めようと画策するソ連、どの主導の下暴力革命の先導する国際組織「コ
ミンテルン」の暗躍は、この戦争の大きな一因をなしていた。この研究で1997年にフラ
ンスで発行された「共産主義黒書」の紹介されている文を信じれば、20世紀の共産主義
によって殺された人々の概数(単位:万人)…ソ連(2,000)・中国(6,500)・ベトナ
ム(100)・北朝鮮(200)・カンボジア(200)・東欧(100)・ラテンアメリカ(15)
・アフリカ(170)・アフガニスタン(150)…これらを合計すると、約1億人に達する
。とされる。その数はファシズムの犠牲者500万人と比較にならない。それだけでなく
2度の世界大戦による死者の約2倍である。つまり戦争で死んだ兵士より、虐殺や革命
運動で生活破壊された民衆のほうがずっと多かった。ということなのだ。そうした非道
に陥った背景に天候不順がある。ソ連には時々大飢饉が起こっていた。しかし米国では
暗躍するアルカポネのようにロシアンゲートがはるかに多く活動していたのである。


116: 名無しさんAA:19/11/02 16:32
   歴史の群像     195

 実は日本は開国する前から日本の国防は北方からの野蛮な遊牧民の暴力追放が主眼で
あった。対馬占領はその端緒であり、大津事件は、実はその結果でもあった。大津事件
(おおつじけん)は、1891年(明治24年)5月に日本を訪問中のロシア帝国の皇太子・
ニコライ(後の皇帝ニコライ2世)が、滋賀県滋賀郡大津町(現大津市)で警備にあた
っていた警察官・津田三蔵に突然斬りつけられ負傷した暗殺未遂事件である。当時列強
の一つであるロシア帝国の艦隊が、神戸港にいる中で事件が発生し、まだまだ発展途上
であった日本が武力報復されかねない緊迫した状況下で、行政の干渉を受けながらも、
司法の独立を維持し、三権分立の意識を広めた近代日本法学史上重要な事件とされる。
裁判で津田は死刑を免れ無期徒刑となり(実際には収監の翌々月に死亡した)日本政府
内では外務大臣・青木周蔵と内務大臣・西郷従道が責任を負って辞職し、6月には司法
大臣・山田顕義が病気を理由に辞任した。1891年(明治24年)シベリア鉄道の極東地区
の起工式典に出席するため、ニコライは御召艦「パーミャチ・アゾーヴァ」以下ロシア
帝国海軍の艦隊を率いて、ウラジオストクに向かう途中、非公式に、つまり勝手に日本
を訪問した。ニコライの一行は長崎と鹿児島に立ち寄った後に神戸に上陸、京都に向か
った。いまだ小国であった日本は政府を挙げてニコライの訪日を接待する。公式の接待
係有栖川宮威仁親王・海軍大佐が任命され、京都では季節外れの五山送り火まで行われ
た。次の訪問予定地である横浜、東京でも歓迎の準備が進んでおり、まさに国を挙げて
の一大行事であった。しかし、それをいぶかる人々もいた。それが遡ること三十年前の
文久元年の2月3日(1861年 3月14日)の文化露寇(ぶんかろこう)後の対馬事件だっ
た。ロシア帝国海軍中尉のニコライ・ビリリョフは軍艦ポサドニック号で対馬に来航し
、尾崎浦に投錨し測量し、そのまま浅茅湾内に進航した。ロシア艦隊は南下政策におい
ての中国海域は、ロシアにとって極めて戦略的価値のあるところだった。事実いまでこ
そウラジオストックはロシアの極東部とされていたが、江戸時代には薄水の金華条村と
として記録が残る。つまりこの対馬藩管轄の地でしばしば北廻り船など台風の避難地と
して利用され難破し漂流遭難されて、引き揚げられた日本人の居留区もあった。しかし
艦隊司令官イワン・リハチョーフ大佐を置いて、このウラジオストック(東の占領地)
を宣言し港湾建設をしたのである。この時アイヌ人や九州人津軽人など多くが労役した
。その後、不凍港を確保するため対馬海峡に根拠地を築くことを提案して日本を覗いて
いたのである。日本との関係悪化を懸念しロシア政府は大佐の提案を拒否はしていた。




117: 名無しさんAA:19/11/02 16:32
   歴史の群像     196

しかし、海事大臣ニコラエヴィチ大公は、艦隊派遣許可し、リハチョーフ司令官の命令
によりポサドニック号が派遣される事になる。この事件を、ロシア軍艦対馬占領事件と
いい、幕末にロシア帝国軍艦が対馬芋崎を占拠し、兵舎・工場・練兵場などを建設して
半年余にも長きにわたって滞留し、暴行を働く事件となった。ロシア側でポサドニック
号事件とも呼ばれるものだ。当然、対馬藩内では対応を巡って、武力排撃派と紛争回避
派とに分かれて藩内は混乱し紛糾した。とりあえず穏健派の講和で行く事を藩主は決め
問状使をポサドニック号に派遣して不法何度か詰問し退去を勧告するに至っている。だ
がロシア側は、この火力を見せつけ空砲を鳴らし、威嚇し無回答を貫き、武力をもって
対馬側を脅した。昼間から上陸し木材・牛馬・食糧・薪炭を強奪または買収して、滞留
の準備を整え、4月には事件を起こした。江戸幕府も当然知らせは届いたがなす術もな
かったようだ。大船越の水門で、藩の警備兵の制止を無視侵入を試み、ロシア兵は警備
兵・松村安五郎を銃殺、さらに郷士2名を拉致し、軍艦に連行し、内1名は舌を噛み自
殺する。ロシア軍の暴挙はこれに留まらずその後番所を襲撃し武器を強奪、数人の住民
を拉致し、婦女暴行の上7頭の牛を奪って帰船し。さらに翌日には水兵百余人を派して
大船越の村で略奪を行った。藩主宗義和は、ポサドニック号に速やかに退去を要求し、
米・塩・薪炭を贈って懐柔策を図っている。紛争を避けるべく藩士民に軽挙を戒め一方
では密かに沿岸に砲台を築造し事態に備えた。宗氏の肥前田代では代官平田平八が手兵
を率いて対馬に渡り、ロシア兵を討つ気勢を示した。幕府は報告を受けて驚き、直ぐに
箱館奉行に命じて、同地駐在のロシア総領事ヨシフ・ゴシケーヴィチ大使に、ポサドニ
ック号退去を要求させ、外国奉行・小栗忠順を咸臨丸で対馬に急派して事態の収拾に当
たらせた。しかし裏ではウラジオストックと同じに、全員を収容し労働者とする手筈で
交渉も報告も提言もうまくいく道は閉ざされていた。小栗はこの交渉に「私を射殺して
構わない。」と言い切り交渉を押し切った。5月には小栗は対馬を離れ江戸に向かった
江戸では、小栗は老中に、対馬を直轄領とすること、今回の事件の折衝は、正式の外交
形式で行うこと、国際世論に訴えることなどを提言している。しかし老中はこの意見を
受け入れず、小栗は7月に外国奉行を辞任することになる。交渉に行き詰まった対馬藩
では藩主謁見を実現せざるを得なくなり、ビリリョフは軍艦を府中に回航し、部下を従
えて藩主宗義和に謁し、短銃、望遠鏡、火薬および家禽数種を献じ、長日滞留の恩を謝
した。しかしロシア側は芋崎の永久租借を要求し、見返りとして大砲50門の進献、警備
協力などを提案していた。事件は7月まで交渉が実らず、最終的には同じように対馬を
狙っていた英国公使のラザフォード・オールコックとイギリス海軍中将ジェームズ・ホ
ープが幕府に対して、イギリス艦隊の圧力によるロシア軍艦退去を提案して、老中安藤
信正らはそれらを飲んで威嚇を黙認した。ビリリョフの行動を傍観していたロシア領事
のゴシケーヴィチが英国干渉のいきさつを見て形勢不利と察し、軍艦ヲフルチニックを
対馬に急派して、急速にビリリョフを説得。文久元年8月15日、無事ポサドニック号
を対馬から退去させて、この事件は終わった。


118: 名無しさんAA:19/11/02 17:00
   歴史の群像     197

実はこの頃の日本には、北廻船の殆どはこの壱岐対馬を定期停港としていた。所謂、
廻船問屋の商業船や海賊と言われた国外交易船である。この江戸が終わる頃起こったこ
の事件も実は江戸の初期から起こっていた事件のぶり返しである。戦艦ポチョムキン号
はロシアの初代艦船であった。1811年(文化8年)に起こったゴローニン事件(ゴロヴ
ニン事件)は、千島列島を測量中であったロシアの軍艦ディアナ号艦長のヴァシリー・
ミハイロヴィチ・ゴロヴニン(一般にはゴローニンと表記)らが、国後島沖で松前奉行
配下の役人に拿捕、捕縛され、約2年3か月間、日本に抑留され獄中生活をさせた事件
である。ディアナ号副艦長のピョートル・リコルドと、彼に拿捕そしてカムチャツカへ
連行された高田屋嘉兵衛の尽力により、事件解決が図られた。これらの行為は、帰国後
ゴローニンが執筆した『日本幽囚記』によって日本でも広く知られる事になったのだが
この背景には、ロシアの毛皮商で露米会社を設立したニコライ・レザノフの無理な国外
での砲艦交渉での毛皮の買い付けがあった。その後解放に国交樹立の親書を持ったラス
クマンが解決したが、ロシア側は、若宮丸漂流民の津太夫一行を送還するとともに通商
を求める権利を認めさせる事にあった。当時の日本の鎖国政策は「外国船打ち払い令」
の下で海岸防衛をしていて、水や食料あるいは薪は与える事も漂着民をかくまう事も、
切支丹禁教令の下で禁止されていたからである。ロシアは、西方のオスマントルコとの
軋轢などで、侵略・進出が多くの現地民の抵抗があって止まると、東方への領土拡張を
模索しだしていた。大陸横断のその河や山を抜けた氷上道路が認知され、18世紀に入
ると、アイヌ民やエスキモーやシベリア民など定住化しオホーツクやペトロパブロフス
クなどを拠点都市が出来上がってきていた。又、千島アイヌへのキリスト教布教や毛皮
税(ヤサーク)の徴収を行い、得撫島(クナシリ)に移民団を送るなど千島列島へ進出
してきた。一方で日本も、戦国時代が明けて、徳川幕府時代に国内が安定すると、松前
藩を興して、が1754年(宝暦4年)に、国後場所(官史詰所)を設置して、アイヌとの
交易を開始した。もちろんそれ以前にも交易はあったが、戦国時代以上は文献がなく、
日本人が北海道に渡って行っても、海流からもアイヌがやって来る事は少なかった。と
みられている。こうして廻船の寄港地として寄港地が出来、藩ができて、1759年(宝暦
9年)に、松前藩士の、厚岸で択捉島および国後島のアイヌから、北千島に赤衣を着た
異人番所が居住を構えいるという報告を受けるに至り、日本側もロシア人の千島列島へ
の進出を認識した。1778年(安永7年)、イルクーツク商人のシャバリンが、蝦夷地の
ノッカマップ(現在の根室市)に上陸し交易を求め、応対した松前藩士が来年返答する
と伝え、翌1779年(安永8年)、厚岸に来航し幕府に無断での交易は出来ないと告げた
。日本の窓口は長崎のみであり、蝦夷地で無理であることを伝えて引き取らせた一方で
、日本側も老中・田沼意次の時代に、幕府が蝦夷地探検隊を派遣、1786年(天明6年)
に最上徳内が幕吏として初めて択捉島へ渡り、同島北東端のシャルシャムでロシア人と
遭遇するなど、公式な両国の接触が増えていった。寛政9年(1796年)には、嘉兵衛は
兄弟と力を合わせ蝦夷地まで商売の手を広げていた。当時、蝦夷地を支配していたのは
松前藩で、その城下にあたる松前では近江商人などが利権を確保しており、新参者とし
て参入の余地が無いと知ると、遠く箱館を拠点とし、寛政10年(1798年)に弟の金兵衛
を箱館の支配人とした商売を行っていた。そんな中で船が強襲され、1792年(寛政4年
)に、アダム・ラクスマンらが神昌丸漂流民の大黒屋光太夫らを拉致し、シベリア総督
の親書を所持し使節として蝦夷地に来航した。ラクスマンは江戸での通商交渉を強く求
めた。が謝絶され、代わりに長崎入港を認める「信牌」を渡され帰国した。この時に別
行動国後島にて幕府役人調役奈佐瀬左衛門に捕縛され、箱館で幽閉される。言葉も通じ
なかったゴロヴニーンは幽閉中に間宮林蔵に会見し、村上貞助や上原熊次郎にロシア語
を教えたりもした。この後、1813年に、ディアナ号副艦長だったピョートル・リコルド
の尽力により、ロシア側が捕らえてた高田屋嘉兵衛らの日本人を解放するのと引き換え
にゴロヴニーン船長はは解放されるに至った。これらの事は、既に1770年代にアイヌの
厚岸戦争があって、ロシア側との対外貿易の窓口が開かれていたことを示している。

119: 名無しさんAA:19/11/02 17:00
   歴史の群像     198

 この頃はまだ北海道という言葉はなく、蝦夷地や攘夷とされた夷狄(いてき:北の外
敵)がいる処との観念が強くあった。千島国(ちしまのくに)は、大宝律令の国郡里制
を踏襲し戊辰戦争(箱館戦争)終結直後に制定された日本の地方区分の国の一つとなっ
て整備された。別称は千州。五畿八道が決められ、そのうち北海道 (令制)に含まれた
。領域は最初国後島と択捉島のみであったが、後に得撫島以北の千島列島が加わり、探
検し検証されて色丹島も根室国から移管された。現在の根室振興局管内の東部にあたる
。国後島の泊漁港には、交易の拠点や松前藩の出先機関として運上屋が設けられていた
。運上屋では撫育政策としてオムシャ(交易に訪れた客人を歓待するための年一の祭行
事)なども行われた。宝暦6年(1756年)紀伊国薗村の船は、択捉島モヨロに漂着して
いる。安永2年(1773年)には、飛騨屋が国後場所での交易を請け負っている。天明8
年(1788年)には蝦夷(アイヌ)の人々を雇い大規模な搾粕製造を開始した。搾粕は、
この頃肥料として大量に生産され、本州方面への重要な産業品となった。しかし、寛政
元年(1789年)労働条件や飛騨屋との商取引に不満を持った蝦夷が蜂起したクナシリ・
メナシの戦い(寛政蝦夷蜂起)が勃発し、多くの和人が殺害された。乱の平定に尽力し
たアイヌ乙名(御味方蝦夷)たちが松前に赴き、藩主にウイマム(謁見)した。この時
の彼らを題材とした夷酋列像が描かれている。この頃幕府は政権交代により、蝦夷地を
従来通り松前藩に任せようとする松平定信と、幕府直轄の公議御料としてロシアに備え
るべきとする本多忠壽が対立したが、最終的に松平定信の意見が通り、飛騨屋は松前藩
により場所請負人から外され、没落した。交通は、寛政11年(1799年)に高田屋嘉兵衛
によって択捉航路が運営されるようになり、翌寛政12年(1800年)には国後場所から分立
し新たに択捉場所も開かれ、紗那に会所(運上屋)を置き択捉島に17箇所の漁場が設け
られ、北前船も寄航していた。陸上は、渡船場、旅宿所(通行屋)が数箇所存在した。
その他、寛政年間には本州や和人地などと同様に郷村制がしかれて、アイヌの有力者に
乙名(役蝦夷)に任命、住民を調べ恵登呂府村々人別帳(戸籍)を作製させた。アイヌ
はこの時百姓身分に位置づけられていた。文化露寇(ぶんかろこう)とは、文化3年(
1806年)と文化4年(1807年)に、ロシア帝国から日本へ派遣された毛皮商で外交使節
だったニコライ・レザノフが部下に命じて日本側の北方の拠点を攻撃させた事件で、名
は日本の元号に由来し、ロシア側からはフヴォストフ事件といわれる。ニコライ・フヴ
ォストフによる文化露寇の後、日本の対ロシア感情は極めて悪化した。そうした中で更
に、文化8年(1811年)、軍艦ディアナ号で千島列島の測量を行っていたヴァーシリー
・ゴローニンの国後島の泊に入港した際、厳戒態勢にあった国後陣屋の役人に捕えられ
て、松前で幽囚の身となる事件がおこったのがこの事件の正体だ。ディアナ号で副艦長
をしていたピョートル・リコルドは一旦オホーツクに戻り、ゴローニン救出の交渉材料
とするため、文化露寇で捕虜となりシベリアに送られていた良左衛門や文化7年(1810
年)にカムチャツカ半島に漂着した摂津国の歓喜丸の漂流民を伴ない、国後島に向かっ
た。国後島に着いたリコルドは漂流民を陸へ送り、日本側からゴローニンの消息を知ろ
うとしたが。松前奉行調役の奈佐瀬左衛門は良左衛門を介してゴローニンは死んだと伝
えた。リコルドは信じず、文書で証明するようにと良左衛門を陸へ送り返したが、良左
衛門は戻らなかった。こうしてリコルドは国後島沖に留まり、日本船を拿捕して更なる
情報を入手しようと待ち受けた。そこに通りかかったのが嘉兵衛の船であり、襲撃をう
け拿捕され拘束されロシアに連れていかれたのである。


120: 名無しさんAA:19/11/02 20:50
「集団極性化」「自己否定反動」「抑制解放効果」これらは高学歴社会のトラウマ社会
構造とされる。我々はこれを精神構造ととらえがちだが実は違っていて、社会現象の、
本質なのだ。例えば英国のEU離脱に固執するのは高学歴者の犯罪区分の自己否定反動
であり、離脱票が現行行政のEU内経済を否定したのは、集団極性化の表れだ。つまり
渋谷交差点で、勝手に軽自動車が集団で横倒しされた暴動と同じ衆人心理がEU離脱で
ある。人間は、ともすれば理性的人間だと思いたがる。しかし神へのトラウマは大きく
高速道路上のあおり運転の加害者よろしく「抑制解放効果」を求める自分がいることを
悟らねばならない。そして日本人以上に西洋人や大陸人特に韓国人は何らかの鬱積する
不満を克服してこうした抑制や我慢の術を体得する必要がある。それが人間性であり、
人道というものだ。日本すら悟りの到達した民族ではない。

121: 名無しさんAA:19/11/03 02:03 ID:IE
   歴史の群像     199

 少なくともこれ以降日本の北方の大陸民族への懐疑心は常に大きくあった。更にこう
した事件が起こる度にロシア側は暴徒と化して、逃げるのみで謝罪や悪態を認める事は
全くなかった。こうした事件の遺族たちのの憤りは常に発散する事はなく耐えて忍ぶの
みで、それらに同じ義憤があるのは日本中のだれもが持っていた。明治維新の開国後も
こうした脅迫外交は続いた。ロシアの皇帝が日本に来ても、退位しても、革命がおこっ
てロシアからソ連に代わっても何ら変わることは無かった。国民性でもあろうがもしも
日本に少しでも寄り添う事があるシベリアの民だったのなら、もう少し平和で独立を果
たした豊かな国も出来たであろうが、常に強硬であり続け北方の寒い飢餓に近い世界は
続けられ今も同じのようだ。およそ近代の歴史において、日本はこのロシアの強硬で、
なお強奪も辞さない共同生活者の共産思想との戦いだった。第一次大戦期以後、我国の
対外行動、即ち紛争・出兵(シベリア)・事変・戦争の殆ど悉く共産主義防御の立場と
関連していた事実を再認識すべきであろう。大東亜共済の思想にも色濃く残り、日本が
こうした不確実な共産主義思想の甘い誘いから守らんとした歴史が、我国の歴史でもあ
る。民族自決と自主独立と国民国家の共済五族共和の思想は、改訳以前に彼らにとって
は愛国主義と軍事態勢の優位しか頭にはない国家作りを意味していた。市民生活や人権
などという甘いものはなく、国外はもとより国内でも権力構造のピラミッドの中での優
位性に権力闘争するのが習わしだったのである。自ら中共とは別の主張と論理がある。
それは結局、アジア共産化とアジア防共の何れが歴史的に正しい選択であったかの問題
に帰するであろう。防共という視点を欠いては、近代日本の戦争を語ることは出来ない
。大日本帝国の日本の防共戦について、当時世界には少なからぬ理解者がいた。という
より、ほぼ日本開国の理由そのものが西側の防共の防波堤を望んだものだったのである
。もし日本がソ連やロシアのような振る舞いで信用がなかったら、すぐさまアメリカは
領土を取り上げていたであろう。更に開国後の日英同盟も無かったろうし、盲目的に、
キリシタンを掲げる朝鮮民族のようになったろう。しかし日本は江戸の時代に醸成した
文化が西洋を魅了し、欧州人の移住を盛んにして最新技術の習得が早かったのである。
最後に開国した小さな島国に関わらず、植民地にもならずアヘン蔓延の亡国にもならず
紛争での占領された国にもならなかった。さらに執拗に強固に天皇巨民として万世一系
を信じた。この事に欧米は称賛している。防共国として適任の国に見えていたのである
。その中の最も注目すべきは、ローマ法王ピオ11世だった。支那事変勃発後3ヵ月経っ
た昭和12年10月、ピオ11世は全世界、特に極東のカトリック教会に対して「(支那事変
での)日本の直接の関心は、共産党勢力のアジア浸潤駆逐に他ならない」として「日本
の文明擁護」を唱えこの意図を支那が諒解する必要のあることを説き、同時に外蒙より
する凶暴なる(共産主義の)影響を駆逐すること。を呼び掛けている。そして共産主義
の危険が存する限り、遠慮することなく日本を支援すべきこと。日本軍当局に対しては
、カトリック教会の立場は、全面的に日本との協力に必要があること。協力を徹底せし
めること。…等の具体的な指令を発出した程だった。


122: 名無しさんAA:19/11/03 02:03
   歴史の群像     200  

 奇しくも、日本が国際連盟を脱退したのは昭和8年3月だが、この年のドイツでは、
1月にヒトラーが首相就任してナチス(ドイツ社会労働党)が大きく躍進しドイツ国民
に拍手喝采で受け入れられた年でもある。ゴータは少なくとも8世紀に遡る古い町で、
17世紀にはザクセン=ゴータ公国の首都となり、19世紀になるとコーブルクとともに、
ザクセン=コーブルク=ゴータ公国の首都として栄えた。18世紀になってヴォルテール
が滞在し、ドイツにおける啓蒙主義の中心地となった。ヴォルテールはフランスの数多
くいる哲学者でも、文学者、歴史家であって、歴史的には、イギリスの哲学者であった
ジョン・ロックなどとともに啓蒙主義を代表する人物で、理屈を好む風変わりな一物で
あって人気は芳しくなかった。イエズス会のルイ=ル=グラン学院で最高の教育を受け
た彼は、優秀な生徒であってイエズス会側がは『ジュヌヴィエーヴによせるルジュ神父
のオードの模倣』を1710年に出版するほどの逸物で天才だったであろう。しかしそうし
た天分に関わらず彼は宗教家よりは詩人になるのを夢見ていたようだ。若い頃から詩編
をたびたび出版し、世の中にヒット作を送り続けた。そして事件が起こった。フランス
の政治や政府を痛烈に中傷する詩を書いて、流布し続けたあげく、1717年、彼は捕縛さ
れ裁判されバスティーユ牢獄に投獄され、11ヶ月、約一年間を牢獄で過ごしたのである
。多感な22〜23歳の青春を奪われたが幸いにして家柄が良く賄賂で短期間で出獄できた
。そして、彼の本名フランソワ=マリー・アルエが偽名で「ヴォルテール」という筆名
を用いたのはまさにこの時期であった。1718年11月18日、ヴォルテールは、その生涯に
大量に書き残す韻文悲劇の処女作、『エディップ(オイディプス)』を書き残しコメデ
ィー・フランセーズにて初公演された。この頃は、まだヴォルテールはバスティーユか
ら釈放された直後であり、パリ在住の仮認可だけしか得られなかった時期である。しか
し劇は大成功を収め、45回という異例の回数にわたって上演され、このことでヴォルテ
ールは摂政より金メダルと年金を受け、ジャン・ラシーヌやピエール・コルネイユとも
並ぶ大物作家になった。しかしこの名声は敵をも作り、名門貴族のロアン家とのトラブ
ルののち、1726年、再びバスティーユに投獄されて、出獄の後英国に渡った。イギリス
の自由な風潮に、当時の前時代的封建的性格のフランスから来た青年は、その母国思い
知りイギリスに深く感銘を受けた。この時イギリスで影響力のあるジョン・ロックや、
アイザック・ニュートンらの哲学を深く知り、イギリスの哲学研究に触発されて問題書
『哲学書簡』の発表に繋がった。1728年秋にはロンドンからふたたびフランスへと戻っ
たが、この書は古典的保守派の怒りを買いすぐに焚書となったが、海賊版は広く市中に
出回った。ヴォルテールはまずオランダに逃れ、その後愛人のエミリー・デュ・シャト
レ(シャトレ夫人)を頼り、ロレーヌのシレーにあるデュ・シャトレ家の館に隠れた。
ニュートンの『自然哲学の数学的原理』の翻訳書で、1738年『ニュートン哲学要綱』を
著すなどしていて、ニュートン思想の流布に一役買ったほど、彼には作文の才能に溢れ
た者だった。この新人作家「ヴォルテール」の掲げた現代啓蒙思想は神の否定だったが
、これこそナチスドイツを甘やかし、ヒットラーを自ら神に匹敵する総統閣下にさせた
賜物だったし、イギリスのチャーチルをして、経済で全てが解決する。と豪語させた、
ユダヤ宗教そのものだったのだ。それが米国の対日政策に結び付きドイツが放つ「黄禍
論」と共に東洋が特殊異人の国々と言う独特の違和感を放つもとになった。


123: 名無しさんAA:19/11/03 02:20
   歴史の群像     201

 1755年に突然にリスボン地震が起こった。以降、宗教界思想界では、社会の中で神の
全能や神の慈悲を懐疑する風潮があったが、終末論で人間の行いが神の怒りを買った。
などとするキリスト教信仰擁護者と軋轢が生まれた。この問題提起で二分する国論で、
大親友だったジャン・ジャック・ルソーとも袂を分けた。一貫して無神論の極論に接し
理神論に身を置くヴォルテールは、かねてからキリスト教への批判を展開していたが、
地震のすぐ直後には『リスボンの災禍に関する詩』を発表して、そうした主張を展開し
た。この動きのなかでは、教会側からのルソーへと、ジュネーヴの牧師から神の摂理を
弁護するよう書の依頼を受けこれによって決定的敵対的関係が生まれた。ゴットフリー
ト・ライプニッツ哲学を批判的風刺した『カンディード』を発表すると、すぐさまこの
書をルソーは批判した。又ルソーが『新エロイーズ』を発表すると、ヴォルテールも、
多くの批判文書を送っている。ルソーは『山からの手紙』のなかで、追放されたことに
ついて、ヴォルテールのせいであると告発した。ヴォルテールは著者であることをかく
して旧約聖書への攻撃的批判である『サウル』を発表すると、ルソーはヴォルテールを
名指しで攻撃し、経緯に激怒しヴォルテールは『市民の見解』を発表し、ルソーを追放
した。ジュネーヴの牧師たちの味方として、ルソーの人間像を批判的に描いてヴォルテ
ールはルソーを攻撃した。一方で、ヴォルテールは反ユダヤ主義者であったことでも知
られ、『哲学辞典』で「ユダヤ人を地上で最も憎むべき民」、「無知にして野蛮な民」
「その民は、旧来、もっとも忌まわしい迷信にもっとも悪辣な吝嗇を混ぜ合せた民であ
る」などと30項目においてユダヤ人を酷評し攻撃している。ヴォルテールは「それでも
なお、ユダヤ人を焼くべきではない」ともいっているが、ポリアコフは申し訳形式的な
意味しか持たない。としている。また、青年期のヴォルテールはデュボワ枢機卿へ書簡
で、「祖国といって金を稼ぐことのできる場所以外のものを知らないユダヤ人が、皇帝
の為に王を、王の為に皇帝を裏切るようなことをいとも簡単にやってのける人間である
。ということは今さらのように猊下にご説明申し上げるまでもありませぬ。」と書いた
リールの騎士団に対して「イスラエルの包皮なしの連中(ユダヤ人の割礼者)は、「か
つて地球の表面を汚した乞食どものなかで最悪の乞食である。」と述べている。1762年
、ユダヤ人のイザーク・ピント批判に対して、「シボレットを発音できなかったからと
いって4万2千人の人間を殺したり、ミディアン人の女と寝たから といって2万4千人の
人間を殺したり、といったことだけはなさらないでください」。と「キリスト者ヴォル
テール」と署名して答えている。ヴォルテールの反ユダヤ主義は広く知れ渡り、1807年
反ユダヤ主義政治家グラッテナウアーは、ユダヤのモーゼス・メンデルスゾーンの胸像
に代わってヴォルテールの胸像の設置を提言する。他方、ヴォルテールはユダヤ人に、
つかの間の安息をもたらした啓蒙主義の進展に寄与したため、当時のユダヤ人側からの
厳しい評価が寄せられはしなかった。この宗教革命論争の啓蒙主義者の論争は遠く離れ
たロシア正教までおも影響を及ぼしたようだ。



124: 名無しさんAA:19/11/03 02:21
   歴史の群像     202

ヨーロッパで啓蒙思想が起こって、主流となって吹き荒れたいた17世〜18世紀にかけて
の時代のことを啓蒙時代と言う。時代的に先行するルネサンスを引き継ぐ側面もあって
ゴーダは中心的思想を持った都市だった。啓蒙主義(けいもうしゅぎ)は。ヨーロッパ
各国語の「啓蒙」の単語の、原義は「光で照らされる」の意である。自然光の太陽の光
が遍く明らかにすると言う趣旨で、超自然的な偏見を取り払って人間本来の理性の自立
を促す行為や思想だった。科学革命や近代哲学の勃興とも連動し重複もするが、一般的
に経験論的認識論、政治思想・社会思想や道徳哲学や倫理学、文芸活動などを指す。が
17世紀後半にイギリスで興り、18世紀のヨーロッパにおいて主流となり政治形態を変え
た。フランスで最も大きな政治的影響力を持ち、フランス革命に影響を与えたとされる
。1875年にここでドイツ社会民主党が結成され、その際の綱領草案(ゴータ綱領)がカ
ール・マルクスに批判されたこと(『ゴータ綱領批判』)でよく知られる。この自由主
義運動とも取れる熱狂的宗教離れに、人々はユダヤ人やロマ人など下層市民の迫害が、
ポグロムとして起こり頻発した。対して中流民は支配者層を攻撃し、共用生活共済活動
を強くした。こうした団結した集団抗議運動に危機感があり、ドイツの社会主義民主党
はビスマルクによって制定された社会主義者鎮圧法によって、党は地下に押しやられた
。党の代議士たちは、議会に出ることを許されたが、集会・組織化・会報の出版が大き
く禁じられて活動していた。しかしそれでも尚1877年には国会の選挙で50万票を獲得し
た。1890年に、社会主義者鎮圧法は続いていたが、140万票を得て 勝利しドイツ最大の
政党になった。社会主義者鎮圧法は、ビスマルクが社会主義を危惧した結果だった。ビ
スマルクは社会主義者が2つの暗殺未遂事件の犯人である。と信じていた。社会主義者
鎮圧法は3年ごとに更新されたが、1890年の秋にビスマルクが政界を去った時、それは
終わる。すぐさまドイツ社会主義労働者党は党名をドイツ社会民主党(SPD)に改称
し、それは現在まで続いている。この中で極右派が1931年秋に分派し設立された。過激
な左派の主張に対抗し、政治的立場には極右に分類されるドイツ労働者党(DAP)が 設立
され、1919年に作られ1920年に改称した。こうして極右も極左も許さないとした保守で
革新の労働者党ができた。しかし1921年に第一議長に就任したアドルフ・ヒトラーは、
党内でフューラー(指導者、総統)と呼ばれるようになり、指導者原理に基づくカリスマ
的支配を確立し存在した。結党以来長らくは生活者党として野党であったが、1929年の
世界恐慌以降に国民の社会不安を背景に、一気に支持を拡大させていき、1932年の国会
選挙で国会の第一党を占めるに至った。。一般にナチス、ナチ党などと呼ばれる。つま
り、日本もドイツも対共産党戦線において、こうした極左に対抗した極右の政権であり
、それに嫌気を指して真面目に庶民の党を国民が推すのだが、日本の鳩山氏の様に、妙
竹林な思想の可笑しな言い分の政党ができると言うことである。日本の民主党も戦略や
勉強不足であり続け、国民の声よりは党の論理や国会運営や政府運営に終始し安定化を
出来なかった。黄禍論伝説は史実には違いないだろうが、何もフン族だけが悪人ではな
かった。それが本来の平等な見方だろうが、白人あるいはドイツ人は優位主義論者であ
り、あくまでも正義の無辜の民である前提がそこにあった。だからこそユダヤやロマは
迫害の中にあった。

125: 名無しさんAA:19/11/03 02:37 ID:IE
   歴史の群像     199

 少なくともこれ以降日本の北方の大陸民族への懐疑心は常に大きくあった。更にこう
した事件が起こる度にロシア側は暴徒と化して、逃げるのみで謝罪や悪態を認める事は
全くなかった。こうした事件の遺族たちのの憤りは常に発散する事はなく耐えて忍ぶの
みで、それらに同じ義憤があるのは日本中のだれもが持っていた。明治維新の開国後も
こうした脅迫外交は続いた。ロシアの皇帝が日本に来ても、退位しても、革命がおこっ
てロシアからソ連に代わっても何ら変わることは無かった。国民性でもあろうがもしも
日本に少しでも寄り添う事があるシベリアの民だったのなら、もう少し平和で独立を果
たした豊かな国も出来たであろうが、常に強硬であり続け北方の寒い飢餓に近い世界は
続けられ今も同じのようだ。およそ近代の歴史において、日本はこのロシアの強硬で、
なお強奪も辞さない共同生活者の共産思想との戦いだった。第一次大戦期以後、我国の
対外行動、即ち紛争・出兵(シベリア)・事変・戦争の殆ど悉く共産主義防御の立場と
関連していた事実を再認識すべきであろう。大東亜共済の思想にも色濃く残り、日本が
こうした不確実な共産主義思想の甘い誘いから守らんとした歴史が、我国の歴史でもあ
る。民族自決と自主独立と国民国家の共済五族共和の思想は、改訳以前に彼らにとって
は愛国主義と軍事態勢の優位しか頭にはない国家作りを意味していた。市民生活や人権
などという甘いものはなく、国外はもとより国内でも権力構造のピラミッドの中での優
位性に権力闘争するのが習わしだったのである。自ら中共とは別の主張と論理がある。
それは結局、アジア共産化とアジア防共の何れが歴史的に正しい選択であったかの問題
に帰するであろう。防共という視点を欠いては、近代日本の戦争を語ることは出来ない
。大日本帝国の日本の防共戦について、当時世界には少なからぬ理解者がいた。という
より、ほぼ日本開国の理由そのものが西側の防共の防波堤を望んだものだったのである
。もし日本がソ連やロシアのような振る舞いで信用がなかったら、すぐさまアメリカは
領土を取り上げていたであろう。更に開国後の日英同盟も無かったろうし、盲目的に、
キリシタンを掲げる朝鮮民族のようになったろう。しかし日本は江戸の時代に醸成した
文化が西洋を魅了し、欧州人の移住を盛んにして最新技術の習得が早かったのである。
最後に開国した小さな島国に関わらず、植民地にもならずアヘン蔓延の亡国にもならず
紛争での占領された国にもならなかった。さらに執拗に強固に天皇巨民として万世一系
を信じた。この事に欧米は称賛している。防共国として適任の国に見えていたのである
。その中の最も注目すべきは、ローマ法王ピオ11世だった。支那事変勃発後3ヵ月経っ
た昭和12年10月、ピオ11世は全世界、特に極東のカトリック教会に対して「(支那事変
での)日本の直接の関心は、共産党勢力のアジア浸潤駆逐に他ならない」として「日本
の文明擁護」を唱えこの意図を支那が諒解する必要のあることを説き、同時に外蒙より
する凶暴なる(共産主義の)影響を駆逐すること。を呼び掛けている。そして共産主義
の危険が存する限り、遠慮することなく日本を支援すべきこと。日本軍当局に対しては
、カトリック教会の立場は、全面的に日本との協力に必要があること。協力を徹底せし
めること。…等の具体的な指令を発出した程だった。


126: 名無しさんAA:19/11/03 02:38
   歴史の群像     204

 ところが、国連の代表団というのは諸外国は貴族や諸侯の成り上がりが多くて、日本
のような世界の危機感を持った代表団は至って少なかった上に、松岡は慟哭に弱い性格
の持ち主だった。そもそもこの時の日本代表が、国連費用も払えない国の広告映写など
認めない。とすれば良かったが、当時映写機は真実の画像を映しだすものと勘違いして
いて、そのナレーションや時間軸の加工などには不慣れで意図も容易く騙され鑑賞に出
された。議事場の国際連盟総会の議場退席は松岡の意に反するものであったがやってし
まった。というのが正解だろう。昭和7年(1932年)の世界の動きは激しかった。正月
に日本が承認した南京に新国民政府樹立し、南京・広東両国民政府が妥協している。4
日インドでは、国民会議派,非合法化。ガンディー逮捕,獄中で「死に至る断食」開始し
いよいよもって英国の植民地支配は強くあって無抵抗運動でも投獄された。この危機感
に同じ帝国入りを果たそうとした米国の国務長官ステムソンは満州事変に関し満州侵略
不承認を声明しステムソン・ドクトリンとして発表し蒋介石夫人の称賛をうけ、活動は
拡大した。二月になって、緊縮する国家財政にジュネーブ軍縮会議開催され、民間の国
際活動も活発化し第3回冬季オリンピックが米国のレークプラシッドで17か国が参加し
開始された。4月10日ヒンデンブルグがからくもヒトラーらを破り独大統領に再選した
が得票率53%と低かった。4月これまで上海から逃げ延び活動していた共産党は毛沢東
一声で瑞金政府を建国した。瑞金(ずいきん)は江西省の山間部にある場所で1931
年11月に中国共産党がこの地を本拠地として、「中華ソヴィエト共和国臨時政府」を
樹立宣言したのである。中国に出現した最初の共産党に指導された労働者・農民の権力
が成立した。この触発で更なる北伐には、北京政府は動かざるを得なく三鼎立国家を望
まなかった。つまり、中共合作がすでに崩れ米国支援が確立していた頃だった。しかし
国連はソビエトの抵抗でこうした事は議題にすら登らなかった。1928年から31年
にかけて、毛沢東は「農村を武装して都市を包囲する」戦略を立て、井崗山以外の紅軍
の根拠地を農村に建設することを進めた。共産党の主流は、ソ連に留学したグループが
(李立三ら)が握り、都市での蜂起を主とした全国武装蜂起を企てテロ工作を行ってい
た。しかし、1930年7月の「長沙ソヴィエト」樹立以外はいずれも失敗し、蒋介石
の指揮する国民政府軍の攻勢(囲剿作戦)によって次第に後退していった。その間毛は
農村根拠地の拡大に努め、1931年の満州事変の勃発後、この瑞金を首都とする中華
ソヴィエト共和国の建国を宣言し、1931年11月7日(ロシア革命記念日)に、江
西省瑞金で中国共産党を中心とした各地のソヴィエト政権の代表が集まり、第1回中華
ソヴィエト代表大会を開き、中華ソヴィエト共和国臨時政府の樹立を決定した。主席に
は毛沢東を選出したのは当然だった。瑞金を首都とするこの国は、人口1千万にすぎな
い小国だが、しかし、ここに初めてソビエト支援の中国共産党国家が建設されたことは
重要な歴史的位置にある。そして1932年4月に、この日本の脱退工作が成功して、
「対日戦争宣言」を行っている。その後4年間存続したが、抗日戦よりも共産党撲滅(
囲剿作戦)を重視してそれに全力を挙げる蒋介石の国民党軍の包囲攻撃で1934年の
10月に瑞金を放棄して「大長征」(大西遷)という逃避を敢行することとなる。瑞金
(ずいきん)政府は江西省の山間部の要害に建てられ1931年11月に中国共産党が
この地を本拠地として、「中華ソヴィエト共和国臨時政府」を樹立し拠点化を目指して
大陸内の破壊工作の指導や指令をを行って行く



127: 名無しさんAA:19/11/03 02:38
   歴史の群像     205

 1928年から31年にかけて、毛沢東は「農村を武装して都市を包囲する」戦略を
立て、井崗山以外の紅軍の根拠地を農村に建設することを進めた。しかしながら共産党
の主流は、ソ連に留学したグループ(李立三ら)が握り、都市での蜂起を主とした全国
武装蜂起を企てた。しかし1930年7月の「長沙ソヴィエト」樹立を除いていずれも
失敗し蒋介石の指揮する国民政府軍の攻勢(囲剿作戦)によって次第に主流派は後退し
全滅していく。その間に毛沢東は農村根拠地の拡大に努め、1931年の満州事変を境
に勃発後、この瑞金を首都とするソビエトの全面協力で、中華ソヴィエト共和国の建国
を宣言した。ここで北伐は逆に捕縛監禁捕虜となり蒋介石は姿勢を逆転させた。つまり
先の中共合作を捨てるかどうかが問われたとされる。1937年、蒋介石は廬山で抗日講話
を発表し、日本軍との全面抗戦を開始を宣言し、中華人民共和国の成立後、毛沢東らは
廬山を三度訪れ、中国共産党中央会議をここで開いた。こうして瑞金の中華ソビエト政
府もまた対日宣戦布告をした。既に上海では、汪兆銘政府が日本に置いて承認されてい
た中での出来事だった。蒋介石は慮山会議開催(第4次掃共作戦対日妥協政策を決定し
。掃共作戦を練った。朝鮮半島でも、朝鮮人両班の李奉昌は、桜田門外で天皇の馬車に
爆弾を投げる(昭和の桜田門事件)が起こっている。責任を取り犬養首相は辞表提出した
が、大陸では布教活動していた日蓮宗の日本人僧侶が田中隆吉少佐の謀略によって上海
で中国人に殺傷されている。一月末には日中両軍の武力衝突に発展し第1次上海事変が
起こり5月の上海停戦協定調印まで続いた。この時偽装日本機が空爆し写真に収められ
た事で蒋介石の自国空爆が判明している。しかし、上海政府には飛行機乗りはいなく、
米軍の国務長官ステムソンが民間部隊を送り、隠れて戦闘機とパイロット訓練養成の為
の教官を送っていた事が判明し、新聞に載せられたが、すぐに米国政府の妨害活動がお
こりワシントンでは載らず大陸の新聞のみだった。空欄には軍部の求人広告がでかでか
と載った。井上準之助前蔵相は「一人一殺主義」を掲げる朝鮮血盟団(盟主井上日召)の
小沼正に射殺されている。東北行政委員長張景恵は満州国の建国を宣言し、首都を、「
新京(旧長春)」に決めて元号「大同」を名乗った。血盟団事件は続き、三井合名理事
長の団琢磨が、血盟団員菱沼五郎に射殺された。3月に政府は満蒙地方を「帝国の対露
対支の国防の第一線とし外部よりの攪乱を許さず。」とする強い意志の「満蒙問題処理
方針要綱」を決定し、4月に三井・三菱両財閥,満州国への 2000万円融資契約調印した
。こうして、奉天政府の首席威式毅・黒竜江省馬占山・吉林省政府首席熙沿・東省特別
区長官張景恵・関東軍参謀板垣征四郎らが音頭をとり、奉天で満州国建設に向け新国家
建設会議開催。内外に満州国の「独立を宣言。「五族協和」「王道楽土」を建国理念に
掲げる事になった。満州中央銀行設立(資本金3000万円)を発表。7月『赤旗』特別号は
コミンテルン論評で「日本に於ける情勢と日本共産党の任務」(32年テーゼ)を掲載して
「天皇制打倒」を主張した。この時日本も斎藤実(海軍大将)内閣成立して。政友会3人
民政党2人が入閣するも、これまでの政党内閣が去り、政党・官僚・軍部の三者均衡の
内閣で、事実上政党内閣政治時代が終った。急速に枯渇する民生品に歯止めの資源局を
設置し国指導の管理型社会を目標とした。そんな時に外務省は満州問題に関する報告書
のリットン報告書(10月)が公表された。満州事変の日本の自衛行動否認とも受け取ら
れる内容に見えた。



128: 名無しさんAA:19/11/03 02:43
   歴史の群像     206

 もし大日本帝国が満州事変で留まっていれば、日本の歴史はそのままだったかも知れ
ない。日本が中国大陸に満州国を建国し、「王道楽土・五族協和」をスローガンとした
新世界を欲し、フロンティアを求めたことは、この頃どこの国でもあった事だったから
だ。この時点で関東軍が留まり、現代においても中国大陸に満州国というのが開かれて
もう一つの日本国が存在し、漢民族やモンゴル人と共存し、自由な経済活動が行われて
いたかもしれない。しかし、関東軍(陸軍)が暴走して建国樹立した国、満州国は承認
されず、日本は結局、国際的な孤立をしてしまう。リットン調査団は、意外にも満州国
建国には寛容でした。しかし、日本は中国での軍事行動を続けざるを得ないほど、共産
党のテロ行為は拡大の一途だった。これに中国が油を注いだPR映写で米国世論の後押
しされ国際連盟が大激怒する。その結果、せっかくリットンらが容認した満州国の建国
が承認されず、日本は国際連盟を脱退することを決意した。とされる。しかし戦争とは
究極の経済対策だった。なので政府は、昭和恐慌に苦しむ当時の日本は、不況での失業
不安は軍部の徴兵に頼った。国民が戦争を歓迎することはなかったが、軍部の台頭は許
してしまっていた。こうして昭和初期の大陸の戦争は、軍部の暴走によって引き起こさ
れたことは、周知の事実だった。こうした軍部の暴走を、新聞紙上は熱狂的に民衆を煽
りたてて国民も支持した。昭和の泥沼の戦争は、一体誰が招いたか。そんな戦争責任を
追及する際、どうしても忘れてはならないことは、当時の国民は戦争を熱烈支持する層
が随分多くいたことである。私達の印象から見れば、昭和初期は軍部が暴走したことで
、日本は泥沼の戦争に引きづられていった、国民は言論統制により、言いたいことも言
えず、軍部の暴走に振りまれた結果、大量の国民が犠牲になった。ともされる。しかし
大きな間違いで、その要因はむしろ、戦争が、国民が引き起こしたものである。と見な
す方が正しい。「戦争が起きれば、景気が回復する。」「肥沃な満州という地に移り住
めば、豊かな生活ができる。」国民は皆、戦争や満州国に希望を抱いていたし、事実が
そうだった。こうした経緯から日本は満州事変を起こしました。1931年9月の満州
事変は列強を中心に世界各国に衝撃を与え、日本の恐慌からの復興は目覚ましく、他国
を抜きんでていた。国際社会においては、イギリスやアメリカ、そして満州隣国のソ連
でさえも、日本を批判こそしたものの、経済制裁や軍隊の派遣といった対抗措置が取れ
ず動けない国民デモがあったのだ。確かに九か国条約の中で、中国への侵略をしないと
取り決めてはいた。しかし列強各国のアジア・アフリカ侵略は止まらず、その植民地の
資源や市場に頼っている事もあり、日本を表立って批判出来なかった事情もあった。又
関東軍に対抗する中国軍や大陸事情も大きな抵抗を見せれなかった。これらが相まって
、関東軍は意外なほどあっけなく満州を制圧してしまった。これによって当初、不拡大
方針を決めていた日本政府も陸軍(関東軍)の暴走を、追認した形になってしまった。
勢いにのった陸軍は、ますます独断で動くようになってしまいました。こうして五一五
や二二六の事件が思い上がった軍部の高級兵士によって引き起こされた。これが日本の
まずさで変換期となったのだったのだろう。この陸軍の暴走こそが、日本の国際社会に
おける立場を危ぶませ、国際連盟の脱退へと導いた大きな要因できっかけとなっていた
のは間違いない。


129: 名無しさんAA:19/11/03 03:23
   歴史の群像     207

 リットン調査団は視察完了から約2か月後に、作成した報告書を国際連盟に提出した
。報告書には、満州事変や上海事変など日本軍の行動は、国際ルールに合致する「自衛
の行動」だとは、当然ながら認めてはいない。がしかし、日本が満州に持つ権益には、
尊重していて、満州国は独立国とは異なる形での「自治政府」創設して、日本人を含む
外国人顧問をその自治政府に付随させることを提言していた。つまり、リットン卿らは
満州国を国際連盟の管理下に置くとしながらも、実質的には日本人の居住や行政・商業
などにおける日本の権利を全面的に認めたのであったのだ。ドイツ領だった南洋の付託
と同じである。当時国際連盟の日本政府代表だった松岡洋右(まつおかようすけ)は、
1932年12月14日に、リットン調査団の妥協案を受け入れるべく中国に多少譲歩
することで、問題の幕引きを図るべきだと東京の政府に進言している。松岡自身、満州
事変勃発から8カ月も前からも、例えば1931年1月23日、帝国議会(国会)でも
「満蒙(満州と内蒙古)は我が国民の生命線である。」と演説したが、満州国の独立と
いう問題の解決法に固執していたわけではなく、むしろ国際社会に従い、平和的な方法
で満州国の建国を目指している方針を進言している。もともと日本はこの過酷な大地で
そうそう米も取れない土地にしがみ付いているのは、ソ連の赤思想の南下を食い止める
為で中国占領の意思は全くというほど無かった。南方の石油資源に通る道のりだったの
だ。もっとも、近現代の外交ルールでは、単に当事者の愛新覚羅前皇帝を助け「独立」
を宣言するだけ、国際社会や国連は認めない。他国が正式にその国の政府を承認して、
外交関係を築かないと、独立国とは見なされない。そうした現状があったのだが、松岡
代表が、国際連盟との妥協案を受け入れ、平和的な解決がされようとしていた頃、まさ
にその時、事件がおきていた。1933(昭和8)年3月、関東軍が新たな軍事行動と
して「熱河作戦」を開始したのである。これは、同地から共産党の破壊工作行動の国民
革命軍を追い出す目的で、計画の対処行動であった。熱河省は、満州国西部に位置する
。熱河は(日本側が考える)満州国の一部だから、占領するのは問題ないことではあっ
た。しかし、ここは既に関東軍の取り締まりと国民党の取り締まりに隠れて逃げてくる
農民兵の逃げ場になっていた。その上三井や徳川財閥などの新開発のアヘン栽培場を、
軍部医療班発注で整備していたのである。これらの横流しが中国政府に取っての収入を
押えてしまっていた。当時サッスーン財閥のアヘン流通で蒋介石政府の政府予算は出来
ていた。日本が汪兆銘に乗り換えた事で、刷新される恐れがあり毛沢東も焦っていた。
1933(昭和8)年1月13日の閣議において、既に日本政府も関東軍に対し「長城
(満州国の国境とされる線)を超えないならば」という条件で、作戦を許可していた。
しかし、こうしたことを松岡代表は一言も聞かされていなかったのである。国際情勢に
無頓着な政府と国際連盟の実情を知らない松岡、更に松岡そのものが文官であり武官す
らもごく一部しか知らない通達情報。更に蠢いていた日本の商社や財閥の動き。これら
に危機感を募る英国政府と更に泥沼に引き込もうとする米国。日本政府は「熱河作戦は
日本側が考える満州国の一部だから、国際問題にならないだろう。」と状況を甘く見て
いた。事実国際協定では、中国大陸に欧米は手出ししない。軍事物資は送らない。との
条約は整っていたのである。


130: 名無しさんAA:19/11/03 08:53

 ばかげた文部省と馬鹿げた大学の検定試験がクローズアップされる。勿論今回政治的
問題や発言問題でのニュースだが、実はかなりの民間委託の検定試験がこうした経済的
格差の温床になっている。それは各省庁の天下り役人の理事入りや退職後の給与保証と
して機能している事実があるからだ。幾つもの細分化を起こして、更にかなりの資格化
を限定している割には、市役所職員など公務員には甘くまったく実務の伴わない資格の
ふじょがなされている。この事はまったく憤慨である。今度の首里城消失にも関係ある
話で、ほとんどこの管理を一般的者が責任も権限もなく行っている事に問題があるのだ
。おそらくはユーチューバーの不始末てき出火であろうが、いち早く助役は放火や失火
でないと何の根拠もなく発言し、玉城知事は復興の支援を政府に伺っている。早すぎる
だろうし、虫のよい話である。自らの失政や住民の執政を問いただし、過失の根源を、
取り除く作業を行ってからの話である。燃えたものは仕方がないでは済まされない。今
の観光行政や防火体制の執行などかなり悪質で、これでは地方自治体とは言えないのだ
。何をそんなに甘えているのだ。誰がどう見てもスプリングクラーや類似の物が必要な
重要建造物であろう。丘の上に立ち猛火になるのが予想される建物を簡単に燃やす体制
など考えられないものだ。



131: 名無しさんAA:19/11/03 21:35
   歴史の群像     208

しかし、国際連盟の加盟国は、まだ満州事変や満州国の問題をどう処理するかの話も、
ついていなく、関東軍が「占領地」で新たな軍事行動をはじめたことは、国際連盟に対
する侮辱と挑戦であると理解してしまった。というより、既にアメリカ国内は徐々に国
の形が形成されている中で、奇妙な共産党思想を取り入れてしまい、ソ連の諜報工作に
負けて世論が作られていたのである。イエロージャーナルもその一端だったといえるだ
ろう。。更に日本政府も、国内においては、今や内閣に軍部が圧倒された以上、軍部の
動向を抑える力を持たなかったし、軍部も軍人に抑えがなかったのである。1933年
(昭和8)2月初頭、国際連盟では、まず日本に対する新たな勧告案を作成し始めた。
その内容を知り日本は慌てた。この勧告案が満州国の正当性を否定し、日本がそれを受
け入れない場合には、連盟規約に従い日本に対する諸外国からの「経済制裁」が課され
る内容だったからだ。そして実際、1933(昭和8)年2月24日、ジュネーブでの
国際連盟総会での勧告案が採決にかけられる。日本が全権大使として、松岡洋右をジュ
ネーブに派遣した頃は、既に国際社会はこの軽はずみな武力を背にした日本の進出には
大きな反対運動で、意識統一されていた。勧告案の内容は、満州国の成立を認めず満州
事変以降の日本の責任を問うという、日本にとって大変厳しいものと、変化した内容に
変化している。この時採決の結果は、賛成が42ヵ国、反対が1か国(日本)、棄権が
1ヵ国(シャム=タイ)で、日本の完敗結果となる。「これで満州国の存在は絶望的な
ものになってしまった。この原因はあきらかに熱河省での一件だ。」と松岡は悟ったか
もしれない。松岡は即座に「日本は、このような勧告案は受け入れられない。」と演説
して後席をたつ。代表らの国際連盟の受入不可の表明は、松岡のみならず、日本政府は
懸念があった。このまま国際連盟を脱退してしまえば、列強各国からの経済制裁は免れ
ない。そうなったら、日本の生命線ともいえる石油の供給が絶たれ、軍事面において、
大変不利な状況に立たされる。それらは既に予想された事だった。国際連盟の思惑は、
従来どおり、日本を連盟の中で鎖につなぎ自由にさせない事だった。それがアメリカの
利益だったからだ。その為の大幅譲歩案がリットン報告に絡む決議だった。おそらくは
天皇は内々に報告を受け了承していた。松岡は、国民は怒っているだろうと思い込み、
直接に帰国せず、他を立ち寄って帰国した。当時の日本国民は松岡の行動を絶賛してい
て、それを報道でしって。松岡がようやく決心して恐る恐る帰国することになった。し
かし、帰国に凱旋将軍のように迎えられた。国民の多くは、松岡の態度を、日本の名誉
を貫いた。堂々たる行動。と歓迎したのだ。しかし、国際連盟の脱退で日本は国際協調
から外れ、自国の権利や立場を主張できる場所を失うことになった。この時の首相の、
斉藤はもともとは、脱退反対論者だった。閣僚の大半、内相山本達雄、蔵相高橋是清、
文相鳩山一郎、農相後藤文夫、拓相永井柳太郎らも脱退には反対だった。また、海軍も
斉藤を支持していた。閣僚ではないが、内大臣牧野伸顕も、イギリス提案をのんだ方が
いいという意見だった。それでも何故か報道関係者の、特に新聞各社は、圧倒的に脱退
論を唱えていた。天皇は腸が煮えたぎる思いの怒りがあったに違いない。あれだけ釘を
さし頼み込んだ思いは無駄になった。が、新聞社は有頂天に全国百三十二社が共同声明
を作って一面にのせた。内容は、満州国の存在を危うくするような解決案は、いかなる
事情があろうとも絶対に受諾すべきではないと説いていた。全言論機関の名においての
声明、というのであったのである。客観的にいって、新聞はじつにだらしなかったのだ
。陸軍の青年将校の威勢のいい言辞にひきずられていたし、海外からの工作員を多数受
け入れ記者にしていたし、国際事情に無頓着の上に取材力はなく、海外のイエロージャ
ーナルに毒されていたといえる。もし同情的にいうならば、新聞にはもはや言論の自由
は無く、既に国内事情が憲兵隊と特高警察などがその力をほしいままにしていたのであ
る。そこに今の現状の恨みがあって、強硬な戦争支持論者が多く占めていたのである。


132: 名無しさんAA:19/11/03 21:36
   歴史の群像     209

 小林多喜二が特高の手に捕らえられて、築地警察で虐殺されたのは、二月二十日の事
であったが、それをありのままに報道した新聞は一社も存在しなかった。毛利特高課長
の「決して拷問した事実はない。心臓に急変をきたしたものだ」という談話を淡々と、
載せて警察発表のままだった。わずかに、友人の江口渙の「顔面の打撲裂傷、首の縄の
跡、腰下の出血がひどく、たんなる心臓マヒとは思えません」という談話が都新聞には
乗ったが、家族や友人が「むごくも変わりはてた姿に死の対面をした」(読売新聞)と
いった表現で、真相をそれとなく匂わせるのがやっとであったようだ。こうした暗い世
情や国民生活が世論を襲っていたのである。その元は中国や朝鮮の共産化の嵐だった・
国連理事会二日目翌二十四日に第三回の理事会がひらかれた。まず、中国北京政府の顧
が約五十分、ついで松岡が二十分の演説を行なった。顧はいった。「第一に、一九三一
年九月十八日の事件は、日本の自衛行為であったろうか。答えは、ノウである。第二に
、満州国の建設は人民の自由意思によるものであったか。答えは、ノウである。第三に
、日本は公約どおりに軍隊を撤収しただろうか。答えは、ノウである。では紛争は平和
的に解決されうるものであったろうか。答えは、初めて、イエスである。」と「松岡氏
は、日本の国民感情をいうが、それでは、国際的紛争における正邪の判定者は、日本の
国民感情なのであろうか。平和を守る機構としての国際連盟の規約は神聖であり、これ
を反故としてはならぬ――。」と顧はいうのである国連連盟での松岡演説は輝いていた
「人類はかつて二千年前、ナザレのイエスを十字架にかけた。しかも、今日、どうであ
ろうか。諸君は、いわゆる世界の世論なるものが誤っていないと保証できようか。我々
日本人は、現に試練に遭遇しつつあるのを覚悟している。ヨーロッパやアメリカのある
人びとは、いま二十世紀における日本を十字架にかけんと欲しているのではないか。今
諸君!日本はまさに十字架にかけられんとしているのだ。しかし、われわれは信ずる。
固く固く信ずる。わずか数年ならずして、世界の世論は変わるであろう。しかして、ナ
ザレのイエスがついに世界に理解されたごとくに、われわれもまた世界によって理解さ
れるであろう、と。」松岡の英語を存分に駆使した演説は、一時間半に及んだ。彼が、
サンキューといって演壇から下りたとき、会議場をゆるがすような拍手が一斉にわき起
こった。それはまさしく感動的な場面だった。自分の席に戻る松岡に、フランス代表の
ボンクール陸相、イギリスのサイモン外相らが、つぎつぎに席を立って、松岡に握手を
求めにやってきた。イギリスの陸相でやはり代表となっているヘールシャムは、松岡の
肩に抱きついていった。「すばらしかった。三十年間も外交生活をしているが、こんな
演説は初めてだ。」とも言った。また、のちに感想を求められたサイモン外相は、あれ
は松岡にとっては、演説というよりも詩であったといい、ボンクールは、ヴェルサイユ
におけるクレマンソーの猛虎演説に比すべき歴史的雄弁だ、といった。事実松岡の雄弁
は、総会の空気に微妙な一石を投じた。日本に対して、同情的な空気がいくぶんか生じ
てきた。四国決議案をそのまま表決に付するのは、好ましくないという意見が増えてい
きてきた。イギリスやフランスにとっては、これは歓迎できる兆候である。日本にとっ
ても、表決はさけた方がいい。そこで妥協案が生まれていた。従来どおり、日本を連盟
の中で日本の軍拡を止め、島国を鎖につないでおき自由にさせないで自治させず。アメ
リカの利益に沿って、ドイツを抑えたい。という事だった。この時日本を抑えられたら
、恐らくはドイツやソ連の包囲網となったであろう。その大幅譲歩案がリットン報告に
絡む決議で、世界の声となることだった。日本のとる道が植民地主義に反対せず、欧米
列強が大恐慌から復帰復興するまで時間を与えれば、叩くことは出来る。とみていた。
その大きな要因がメキシコ油田の発見採掘であったのは他でもない。


133: 名無しさんAA:19/11/03 22:01
   歴史の群像     210

 日本に国連から中国の訴状案がきて、その弁明に松岡が出かける時、何ら他国の情勢
が掴めなかった。情報部長の伊藤述史のように、英、仏、独の三ヵ国語をこなしての、
八面六臂の大活躍をするものもいることはいたが、それはごく例外であった。ほかの国
がこの事で、どういう動きに出るか、どういう理由でどうなるか。予想しそれを事前に
つかんでくるような、機敏な外交官は一人もいなかったのだ。その意味では既に日本は
腐った軍政府となっていた。「外交官に連盟の内部に深く喰い入っているものはいない
か、あるいは、小委員会の誰かに特別懇意な人はいないかと物色してみた。しかし、ほ
とんど見当たらぬので、大いに失望した。こうした大事な場合に備えて、かねがねから
深く関係をつけておかなくては、イザとなってホゾをかむのは当たりまえである。迂闊
千万といわざるをえない。これでは情報を探るにしても、また工作をほどこすことも、
全然手がかりなしである。」と、嘆いていたのは、随員の一人だった土橋の回想である
。全く松岡が人事を、か探り回し既に国体毀損を行っていたのだ。アメリカで一九三五
年(昭和十年)に中立法は制定していた。これは、大統領が外国間の戦争状態が存在す
ると認めたとき、あるいは内乱が重大化したとき、交戦国や内乱国に、武器または軍需
物資の輸出を禁止するという法律であった。スペイン内乱にまず適用され、この年の五
月には修正強化された。もし、この法を米国が発動すれば、日本はアメリカから鉄その
他を輸入できなくなる恐れがあった。中国への軍事物資の供給は、それを狙ったもので
先倒しした契約だった。又逆に、日本での、実際は戦争状態であるにもかかわらずに「
日支事変」と呼んでいて、宣戦布告しなかった理由の最大のものは、この法があるため
だった。と言う理由もあった。既に日米とも軍事加工品原料の貿易中止が日本の急所で
あると認めていたのである。しかしアメリカ国内の世論は依然としてモンロー主義の中
の意識にいた。だが政府首脳や軍部などある程度の知識層では、日本軍の侵略に対する
非難の声は強かった。そこで一段とイエロージャーナルに訴えた広報を米政府は行った
。そして、ルーズベルト大統領が出た時は、「中立法を発動すべし。」とルーズベルト
大統領に迫る下院議員もいるほどになり、上院ではルイス議員が決議案を提出した。が
、ルーズベルトは中立法を発動しようとしなかった。その理由は簡単だった。国務長官
のハルが代わって弁明している。「中立法は、交戦国双方への武器などの輸出を禁じて
いる。この場合、より大きな不利益を蒙るのは、武器を国産化としている日本よりも、
アメリカから輸入している中国である。よって中立法は使えない。」と。中国のために
、とハルは言った。しかし実際には、アメリカの対日貿易額は、全ヨーロッパの二倍で
あるという現実もあり、日本との貿易が切れれば国内不安が更に株価暴落を起こす引き
金にもなりかねなかった。アメリカの資本家にとって、大口の輸出先である日本を失う
ことは、決して得策ではなかったのである。ルーズベルトといえども、こうした資本家
のかれらの意向を無視することはできなかった。更にアメリカ国民の中で、まだまだ、
一般の多くのものがモンロー主義に則った考え方を変えていないこともあった。しかし
欧州ではドイツのナチスの軍拡の声が日増しにおおきくなっていた。英国は既に何回も
米国に軍事行動の打診をしていた。幸か不幸か日本はそうした事に無頓着にも靖国神社
の皇紀二千年祭の事で頭いっぱいの中だった。日本が祭りに溺れたときは全く良いこと
は起こらない。これがこれまでの歴史であった。



134: 名無しさんAA:19/11/03 22:35
   歴史の群像     211

十月五日、ルーズベルトは、シカゴで演説した。彼は、「侵略国」という表現を使って
日本およびドイツを伝染病患者にたとえて非難し、国際社会の健康を守るためには、こ
うした好戦的な軍国主義国家を隔離すべきである、といった。これは俗に「隔離演説」
と称された。その非難の激しさは、アメリカがいまにも介入せんばかりであり、モンロ
ー以来の伝統的な孤立主義から百八十度の転換を示すものと受け取られてはいたのだっ
た。しかし、現実には、アメリカは中国と日本の戦争よりは、ドイツの強硬な激しさに
同盟国イギリス・フランスの危機にその注目はあった。松岡は有頂天であった。彼は、
シベリアの荒野を走り続けながら、まさに西の空に沈もうとする夕陽を見ていた。何人
もなしえなかった電撃外交をやってのけたからだ。それも、怪物スターリンを相手にだ
。彼は同乗している新聞記者に喋っている。「これで北の方は心配なくなった。だから
アメリカは、こんどは日本が南進すると思っているだろう。しかし、おれの構想はそう
ではない。六月になったら、おれは重慶へ行って蒋介石と会う。そして二人でワシント
ンへ行き、ルーズベルトと三者会談をする。万里の長城以北を中立地域として、日本は
中国から完全撤兵をする。その代わり、米、中に満州を承認させるのだ。」そう松岡は
意気込んだ。モスクワのスタインハートを通じて、すでに対米工作をひそかに開始して
いたからだ。モスクワにおける成功の勢いをかりて、懸念を一気に解決するつもりであ
った。しかし、そうした行為が裏目に出ている事を悟りもしなかった。英国からの忠告
が来ていたにも関わらず。である。これには昭和天皇も怒り心頭だったようだ。天皇に
は古来より八咫烏と暁烏の二つの諜報機関があったとされている。聖武天皇の密勅によ
り始まりというもので、吉備真備などが初代の頃だとされる。この隠れた情報部隊は、
すでに今の情勢を詳しく天皇に報告していたものと推測される。戦後占領軍のGHQの
神道廃止や境内地の接収、国家主義団体や結社の解散などの、社会政策や神社本庁創設
による神社界の締め付けなどが原因で、八咫烏の財力は大きく削がれ零細化した。しか
し現在でも、八咫烏は天皇・内定皇族の葬儀を担う八瀬童子の大半、皇室の祭祀実務を
担う内定職員の一部、上賀茂神社、下賀茂神社などの非公式神職や民族派団体幹部など
一部にメンバーで細々とあるとされる。ところがある時徹底的事件が起こった。靖国神
社にこの松岡洋右を靖国神社に祀るという国会決議がされた時である。この時昭和天皇
は報告に来た侍従に掃いて捨てたように言った。「松岡ごときのような非国民を祀るの
であれば、国体国民に祖霊に申し訳が立たぬ。この後朕は足を向け鳥居をくぐる事は、
永久にない。」ときっぱり言った。この時天皇の諜報機関や情報機関だった八咫烏と暁
烏は、細々とつないできたのが空中分解となった。と国際興業小佐野氏は言っていた。
恐らく事実であろう。21世紀に新たに八咫烏ができ、スターシードと呼ばれる方策で、
独自に神童の青少年を少人数でもスカウトして神道学の基本教育を受けさせて、任意で
次世代のメンバーに登用しようとしているとされる。しかし頭のいない神道で「神の威
光で統治する」と言う呪術的発想や「軍事力や警察力の行使」と言う汚れた仕事での、
国家制度存立は不可能で、飾りにしかならない。戦後、「公式のものとしての存在を認
めない」と言う世界でも類の少ない「特異な制度」の不採用で現行憲法は成立した。条
文には秘密結社の政治結社は認めない。と公然と書き加えられた経緯でもわかる。古来
から日本は、「神の威光で統治する」「軍事力や警察力の行使による統治」は世界共通
の仕組みの一つであろう。しかし今米国も中国もあるいはロシアすらも認めていない。
ここにはこの法理でも、武力や暴力は使わない。という日本流の相対思想がある。しか
し歴史上大王の本音は、常に直属の武力機関を持ちたかった。というのがあった。明治
政府ができて、民衆は臣民(しんみん)であり、万世一系で皇民とされて、新政府以降
持てなくなった。江戸幕府と共に切り捨てられ、皇族宮家のみが存続した。こうした事
はキリシタンの松岡には解らない歴史だったろうし、この国際連盟に行く時に、彼には
天皇や宮家重鎮の言葉などは、全くに重石にもならなかったであろう。ヒットラーの方
がよっぽど賞賛し重しとしていたのである。


135: 名無しさんAA:19/11/04 09:13 ID:jA
   歴史の群像     212

 世界大戦時の時代の変遷はかなりに早く、科学技術の進歩、巨大債務の弁済、国益の
ある交易・貿易の流通、さらに油や資源と 欧米列強の鍔迫り合いの勢力図、中国性格
の把握と現状の対処 朝鮮半島のテロ行為と、この頃の時点で、半年後の国際情勢を、
ズバリ予測するという人がいたとするならば、その人は嘘つきか、国際情勢をよくわか
っていないかのいずれかであった。それどころか国内情勢すら皇民で一致していた国民
があらぬ締め付けによって不満の内に反乱分子が共産思想を持ち込んできたのである。
そうした、現実に与える変数があまりにも多くなって一義的な分析ができなくなってい
いたといわれる。その上に、分析や予測を、場当たり的な対処を容認してしまって国益
を毀損していった。結果にそうした敗戦を生んだ。本来こういう時こそ、高度な分析力
を持った対外インテリジェンス(諜報活動)が必要になるのだがこれが日本人には出来
なかった教育が荒んだからだ。「日本人はインテリジェンスが苦手だ。」と過小評価す
る向きもあるがそれは間違いだ。日露戦争の明石元二郎や、大東亜戦争の陸軍中野学校
や陸軍参謀本部第二部第八課(謀略担当)、陸軍登戸研究所などの業績などを見れば、
当時、国際水準で第一級の対外インテリジェンスを行っていたことも事実だ。しかし、
残念な事に、このインテリジェンスは政府でなく軍部指導で利用されるものだった。つ
まり国家戦略ではなく一部の陸軍や海軍のものとなってしまい、省庁間を超えた組織と
して機能も利用も共有もなり得なかったのである。そしてそうした軍部は権限はあって
も責任はなかった。戦後でも外務省には機微に触れる情報を入手し、任国の中枢に食い
込んだ外交官は何人もいる。警察庁のカウンターインテリジェンス(防諜活動)も世界
最高水準だった。サイバー・インテリジェンスにおいても自衛隊は高い能力を持ってい
る。しかしそれはおいそれとは内閣さえも出せないものだった。お馬鹿議員のみならず
大臣さえも、認識も教養も感覚も知見も全てが人間性において一般以下で不勉強不慣れ
の大臣ばかりであったからだ。戦後一時を除いて無関心主義が人気投票の議員に変えた
からだ。今もに民間の総合商社、新聞社、大学などの組織、独自の人脈を構築するのに
長けたロビイストが機微に触れる情報を持ち、的確な分析や予測を行っている事例も少
なくない。しかしして、これらは過去の話で明治期と戦後期だけの話で、遺物や遺産と
して続いているだけで何ら実力はない。途中にも優れた諜報員はコマ切れして輩出した
。しかし、それらは軍部拡張にしか利用されず、国家戦略としては機能しなくなってい
る。表だって上層部の失敗が公けにならず経験として蓄積する機能がないからだ。その
まま隠し通して利用されず終わった。こうしてこれらのインテリジェンスは総合されず
、日本国家と日本国民のために有効に用いられたことは、戦前も戦後もなかった。対外
諜報や相対諜報に従事する外務省、内閣情報調査室、警察庁、防衛省、公安調査庁など
の垣根を取り払うのに一番の障害物は大臣の人格であるし、高級官僚の意識である。か
つて北朝鮮の金正男が日本に拘留された。この時も簡単に映像に撮られ、更に放映され
て、田中真紀子は大慌てで勝手に釈放したのである。何ら報道管制も敷かず、拉致被害
者の事も考えず、仮に時の総理の小泉に相談や提言したとしても、この事を持って米国
を動かし拉致被害者救出に向かったり、金正男政権樹立を画策しただろうか。おそらく
そうした器量ある大臣など一人もいないであろう。口では簡単にPKOに行け、イラク
に派兵だ。などと行ったが、現実はいまでもどこかの料亭で老人会を開いた様な飲会を
開いているぐらいの調子であり、これまで情報や諜報で内閣を支えてくれた文官と共に
国際的なシンクタンクを立ち上げるとか、国際情勢分析に多くの情報を披露し民に享受
させる。というような仕事をしない。つまりそこらのゲートボールおやじと同じ、議員
年金で悠々と贅沢三昧の暮らしを満足する馬鹿人間でしかなく、国を思う気持ちなど、
一かけらもない有様なのだ。少なくとも田中角栄はそうしたものをつくれない環境にな
ったが中曽根や小泉あたりは長期政権を担い、そうしたシンクタンクを作る責任があっ
た。




136: 名無しさんAA:19/11/04 10:08
   歴史の群像     213

 「国益のために団結せよ」という指摘は明治時代からなされている。省庁間の壁を打
ち破る事や議員派閥や与野党障壁をいまだ超えていない現実が的になる。しかし今後も
無理だろう。首相官邸に直属する新設対外インテリジェンス機関を構築することが日本
の不可分の生き残り方法だが、それができていないのだという声がある。又、この作業
には、かなりのリスクと時間をかけなくては完成されないし構築できない。民主主義や
自由主義において、この必要度は高く、無責任総理を作ってきた自民党の怠慢が、この
日本的哲学的構築さえもが完成されていない現在を作っている。その中で米国などでは
、着々と7つの部署が国内国外共に監視をして指導・警告・策定・提言を行っている。
FBIやCIAはおなじみだで、日本人の多くが憧れたスパイ映画の主要テーマだ。国
外をCIAと国内をFBIとして安全対策室的な役割分担している。日本にも検察庁や
自治省はある。だが日本との大きな違いが、金融や経済までも取締り対象であり、日本
でいう外務省の管轄となる部分だ。新技術や海外の特許品の抑え込みまでをも行うこと
は知られた通りで、通産省つまり経済産業省すらも監査する。そもそも連邦準備捜査局
(FBI)は日本での警察・検察である。だが汚職や欺瞞政治家の捜査には、大きく隔
たりがある。それは法律の壁もあるが、海外への調査がなってないのである。安全保障
長官は安全保障会議の主要閣僚だ。日本でも国家戦略室なるものが出来たが、真似て非
なるもので、いまだかって白書もなければTV出演しアピールしたり国際社会に提言し
、NPO(国際非営利団体)の信頼や信望を得る事はやっていないし、これからも武力
も持たない日本の憲法下で平和活動啓蒙活動は不可能であろう。仮にクルド支援を声明
しても予算どころか派兵の安全すら保てないからだ。米国国防長官は米国の国防総省の
長で、陸・海・空軍の長官だが、他にも海兵隊や州兵の長官でもある。日本の防衛長官
との違いは、州兵つまり、歴史的に州の合衆国加盟前の国防を担ってきた形を今だ存続
させている兵も動かしている事だ。日本では地方自治体がかつて持っていただろう自治
の要の留置所は全く防衛省の許認可なしに廃止されていたりしている。おかげて警察の
出費は多く地方自治体は有り余る予算で街を拡大させるという愚挙である。合衆国国務
長官は、外交通商国家行事行政長官で外務大臣に当たる。しかし他に国土安全保障長官
がいて、沿岸警備隊、国境警備隊、シークレット・サーヴィス、連邦緊急事態管理庁の
長官などを担う他の部署を持つ。つまり日本の官房長官の役割が別に国家安全保障上に
いる。ではこの日本の声明を出す官房長官はと言えば、他に大統領補佐官という役職を
設定している。この形を今トランプは壊して日本のような形に変えている。つまり独裁
に近くしたのである。複雑怪奇な巨大予算の整理なのだろうが、果たして解りやすいの
がいいのか解りづらいのがいいのか。かつて、ヘンリー・キッシンジャーは、国家安全
保障問題担当大統領補佐官で、国務長官に任命され兼任し、国家戦略を敷いた事で知ら
れる。CIA長官は中央情報局長官と訳される。国家安全保障局、国家偵察局、国防情
報局、各軍情報部、財務省情報部、エネルギー省情報部の統合長官などを部下にもつ、
すなわちこうしたずば抜けて幅広い科学的文化的諜報分析機関はアメリカにおいて他に
ない。日本には到底存在しない諜報機関が存在する。しかしこれらの機能が充分果たさ
れいるか。といえば、トランプのような視野の狭い大統領では、生かされていないのが
目に見える。クルド問題、ロシア問題、中東アラブ問題、朝鮮問題に解決法を見出して
いないのは、アメリカとて同じように愚才の無能な大統領を生む危険が起こっている事
を示している。


137: 名無しさんAA:19/11/04 10:43
   歴史の群像     214

 よくKGBやMI7などとも比較される。ところが、共産国と自由主義国の違いは、
随分とある。大統領という職分に忠実にあって、証拠隠滅はあっても、おいそれと殺人
などは犯さないという大前提がある。ところが、米国は自由主義の筆頭に挙げられそう
だが、実は本当の自由主義国ではない。政府規制においては他の中小諸国の方が法に適
う行政を行っている。例えば日本と米国のノーベル賞受賞者をみても一般企業からは余
り違わない人数で受賞し、米国や他は国の研究体系の中にも国の補助も多く盛られいる
。軍産複合体の中の研究機関として機能しているものも多く中国に大差にない形にある
。つまりは、中国にしてみれば、今の自米国のと中国の国有企業の公司と変わりないで
はないか。という反論が出てくるのだ。だがそれは、他国が悪いから自国も悪くあって
いいのか。という問題で50歩100歩だから悪態のままというのも困る話だ。ソ連の
崩壊時期にチェルノブイリ事故とスリーマイル事故が起こったが、この事故の違いが良
く国の違いと言われる。今では福島原発事故も、その国の特有の事情をよくあらわして
いるのかも知れない。軍事的上司命令の試験運行で大爆発した原子炉と経済的理由での
過剰運転で爆発する原子炉さらに地形的災害に対応もしないで爆発した原子炉という、
それぞれの事故だった。トランプはかつてジェームスモンローが唱えた「それぞれが、
それぞれの国を防衛しなさい。」と言う方向で物をいう。しかしそれが言える権利を、
米国は持っていない。自衛をする日本に干渉し、戦争を起こさせる画策し、兵力放棄し
た宣言を日本に強制した国に言える言葉だろうか。「アメリカは、もはや、世界の警察
ではない。」とは方便であっても言える筈のない歴史をもっている。この事を米国人は
重く強く解っていなければならない。今でも中東もアフガンもベトナムも壊したのは、
米国であり米国はそこを平和に引き戻す義務と責任を持っている。日本でも日本人は、
江戸から綿々と続いて来た伝統や秩序があったが、未だ取り戻していない。アメリカが
勝手な国内事情で、孤立主義の共和党と国際主義の民主党が交互に政権を担い、民主党
時代に起こした戦争の歴史だ。と国内向けには通用しても国際社会には通用しない。そ
れは米国民内の事情であって何も他国への干渉のルールとはならないからだ。戦前も戦
中も戦後も今まで、日本の正義を貫く姿勢を持って生きてきている。それをこうも引き
裂いていながら、今更アジアの北朝鮮すら叩けない弱腰では困るし国際社会の為になら
ない。そうした事をやり続ける限り益々平和協調が難題になってしまう。正解を言えば
大国はアメリカでも10州ロシアなど15州中国では8州程度に細かに別れて独立すべ
きであろう。というのもこの超大国三国は、鎖国しても成り立つ国で全く協調心がない
。一体何を目標に敵対し、一体何をどうしてるかまったく不明の核大国三国は、公害の
問題すらも自らの国民すら何をどう思っているか不明のままで推移している。地球の中
で大国が出来る最大のメリットが地球保全である。なのに大国がこぞって反対している
。なんという無様で情けなき姿であろうか。鎖国でも、十分食っていける大国と、日本
のような微々たる軍事しかない国では大きく違う。しかし、共生社会と認識しているの
かどうかが違うのでは困る。小さな国の苦境も地球規模の変革や自然災害なら、いずれ
自国にもおこるものだ。今まで日本人がハワイの真珠湾攻撃をした経過を全く間違えて
米国流で解釈している。いうまでもなくハワイはまだハワイ王国の地で米国の国土では
なかった時から日本は移民をして殺されている。アメリカ流の歴史で綴られるが、実は
ハワイの革命期は、工業化でも民主化でも人権問題でも経済問題でもなく米軍に強襲さ
れた。米国からの移民の白人優位主義者の脅迫観念が生んだ危機意識が米軍を動かした
のである。今の中国の南沙諸島の無人島の軍施設建設と同じである。およそ海洋諸国の
意識と違う大陸文化の野蛮な領土拡張意識のありようであろう。


138: 名無しさんAA:19/11/04 12:27
 韓国国会の文喜相議長は、4日日韓の懸案である韓国人元徴用工らの訴訟に絡みて、
日韓の企業と個人から寄付を募り、韓国で日本企業相手に訴訟を起こした元徴用工らに
支給する内容の法案を作ったと述べた。ところが述べたのは日本にやってきての事だ。
まったくバカにしている。文喜相は日本に来るな。こんなバカで嘘つき議員を何故日本
は国内に入れるのか。自民党議員も頭がどうかしている。歴史認識も間違えているなら
ば、言ってることも天に唾はく非人道で暴力的恐喝以外なにものでもない感覚である。
これが韓国の一般的性格かもしれないが、過去の行状も言動も残らねば免責されると勘
違いしているし、日本が手をさし忍べててもナイフをかざし切り付けておきながら今だ
鞘に納めず、右手にナイフ左手に握手である。こんなバカやアホウと日本人は話しては
日本人に伝染する。決して言葉を交わしていけないし会ってもいけない。嘘つきは嘘の
行為の戒めを知らねばいつまでも嘘をつく。朝鮮半島の南北戦争で逃げ延び悲痛に暮ら
し、戦えなかった苦しさや無念の韓国民の先祖の思いが今の文政権には全くないし、こ
の議長にしても全く歴史を理解していない。この日本で在日を捨て帰化し日本人となっ
た苦しみを韓国民は共有していない。以下に北朝鮮が李承晩政権が非道であったかを悟
らねば韓国は前進しない。もちろん倍晋三政権は即座に拒否した。とは言うが、この、
はなはだ不見識で醜く、自己主張のみしかしない従ってひとのいう事に聞く耳のない国
が、20カ国・地域(G20)国会議長会議に出席し、会場の参院議員会館で、こんなバカな
話を堂々と記者団に語ったこと自体許されない。韓国内でコンセンサスをも得ず、軽々
と物をいい、実際に法案を国会に提出できるかも含め、実現性のない話をどうして日本
でかたるのか。何様と思っているのか。バカやキチガイの類の韓国議長である。





139: 名無しさんAA:19/11/04 17:37
 又韓国人は嘘をつく。安倍首相と文大統領は、ASEAN(東南アジア諸国連合)での日中韓
3ヶ国による首脳会議の開始に先立ち、控室で椅子に座り、およそ10分間言葉を交わし
た。両首脳の会話について、韓国側は、「懸案は対話を通じて解決しなければならない
という原則を再確認した。」と発表した。がしかし、日本側は、「2国間の問題に関す
る、わが国の原則的立場をしっかりと伝達した。」と発表し、立場の違いが鮮明となっ
ている。安倍首相が、元徴用工問題をめぐり、国際法違反の状況を韓国側が是正すべき
だとの立場をあらためて主張したものとみられる。とニュースが出た。そもそも韓国の
大統領の権限は日本の首相の地位どころではない大きな地位である。それが次々とその
席に座るたびに不幸な境遇に陥る。いったい何故か。嘘つきばかりで人を陥れて止まな
い精神がそこにあるという、胡散臭い文化を醸成してきたからだ。よく韓国一番主義と
か歴史上の最初の発明発見だとか言う言葉が出るが、その根拠となる文化遺産は、全く
保護されないどころか資料が都合で廃棄され、政権の都合で政治家どころか学者さえも
暗殺される。そんな独裁の国を作る大法院を成敗も制裁も改革もなしに日本に向けて、
よろしくなどと言えた義理ではなかろう。それは市中の新聞はじめ教科書共に国際常識
を逸脱した添付と嘘の歴史を満載しても全く恥じても悔いてもいない人種的感覚による
。この徴用工問題は竹島問題と同じである。国際社会特に米国の制裁が無いことや批判
がなければ人畜に劣る行為も可とする思想であろう。まったく北朝鮮のミサイルと同じ
構図である。米国は、第二次世界大戦では無差別都市攻撃、大量破壊兵器原子爆弾投下
さらに潜水艦の警告なしの通商破壊攻撃、米国帰化日系人の強制収容と、数々の国際法
違反してまで日本に勝っている。その理由は大統領声明では自由を守り、人類の平和を
願わんが為の人道上の正義の戦争と銘打ったものだった。なら今でもその戦後社会を、
その標榜の下で築いていく責任がある。日本はソ連からやってくる赤化思想の南下抗戦
に国際社会の求めで行ってきていたし、何も宣戦布告しても非人道的国家行為は何一つ
優勢で行ってはいない。つまり、いまの中東やアフリカが欧州文化の責任なら、ロシア
中国の台頭とこの朝鮮半島の嘘つき民族を抑えるのは米国の責任だ。ベトナムのライダ
ーズの問題も不埒な韓国軍を指導できなかった米国にも責任はある。


140: 名無しさんAA:19/11/04 18:06

 そも中韓の言い分は全く筋が通らない。自ら署名した条約で最終的決着を見たと何回
も声明や表明しながら、こうした国際条約さえ反故する人間が、日本人が勝手に参拝し
ている靖国神社に文句を言い、今でも日本の象徴軍旗である旭日旗にいちゃもんをつけ
る。恐ろしく身勝手な言い分でこれは誰彼吠える狂犬より悪い鬼畜症状である。そうし
た情勢で終わったことを持ち出して、話し合いしましょうなどとはアホでもしない行為
と言動なのだ。香港市民が怒るのはそこにある。まったく言い訳や抜け穴を巡って強権
発動し、今ではマスクも法に触れるなど馬鹿をやる。香港長官ももし辞めたいのなら、
我々は香港人だ。大陸の強制には従わない。独立はしないが一国二制度を堅持して昔の
香港に戻す。と発言すれば済む話だ。常にゴールポストの移動やサラミ輪切りの薄い話
でその場しのぎして国が人類が繁栄するはずもない。

141: 名無しさんAA:19/11/04 20:52
  歴史の群像     216

 天草四郎がキリシタンで迫害された。と教科書には載る。しかし、彼も又日本人を売
り、その金で武器を買い武装していた。つまり、宣教師の手先となって動いていたのだ
った。明治維新の先駆けだったろう。当時から西洋人は肌の色が違うだけで、動物なみ
の扱いを同じ人間にしている。今の欧州の大富豪は、ほとんどが過去に人身売買で巨万
の富を形成してきた大富豪の子孫たちだ。この思想は奥深く、日本に入って来てしまっ
た時、日本でも1900年(大正天皇)から日本人(からゆきさん)を海外に売り一人当時
のお金で2000円と言う高値で売り儲けることが起こった。欧州から学んだ商売だったの
だろうと思われる。西洋では、戦争等で他人種、他思想の人を虐殺、することは多く、
今でも肌の色の違いでの差別は残る、日本でも天皇が同じ国民を、同じ思想で、しかも
神道を敬う皇民を売りとばし、金儲けをしていたとは驚く話ではあるが、実は大正天皇
は全く存知しない行動が軍部にあったのである。しかしこの頃の地球の歴史では日本は
いいほうだったと言える。と言うのも女衒の孤児買いは本人認知だったからだが、朝鮮
では相変わらず貧民層の所払いにおいて捕縛監禁売り飛ばしが強権で行われていたから
だ。「バテレン追放令」の第1条は、「大唐・南蛮・高麗(こうらい)へ日本人を売り
遣わし候こと、曲事(くせごと)たるべきこと。付けたり、日本において人の売り買い
停止のこと。」現代語に直せば、「大唐・南蛮・高麗へ日本人を売り渡す事は違法行為
である。加えて、日本で人身売買は固く禁止する。」という意味になろう。実は、この
「バテレン追放令」は原本が残っておらず、多くの写しがあるに過ぎないが数多くが同
じ文言である。孝明天皇も強い攘夷(攘夷=外国は入れたくない)派で、その子の明治
天皇が突然に、イギリスから勲章を貰い騎士団に入隊し軍服を着、日本古来の神道を心
に宿す国民が、アヘン商売の行き詰まりに、若い少女の海外売りとばしを認めさせた。
日本人には馴染みのない商売だったが遊郭がある以上黙認するしかなかったのである。
日本銀行はここで、金貨の流出を食い止めるべく三井に悪貨鍛造と三菱に造船以来更に
紙幣の発行を模索して日本経済立て直しを図った。イエズス会ザビエルは山口の大内家
に1551年から接触し男色家の拝火教に似た太刀持ち制度には大きな不満と批判をしてい
る。しかしアフリカから船で輸入される奴隷達には多くの性交渉が強要されている。秀
吉はいう。「予は商用のために当地方に渡来するポルトガル人、シャム人、カンボジア
人らが、多数の日本人を購入し、彼らからその祖国、両親、子供、友人を剥奪し、奴隷
として彼らの諸国へ連行していることも知っている。それらは許すべからざる行為であ
る。よって、汝、伴天連は、現在までにインド、その他遠隔の地に売られて行った全て
の日本人をふたたび日本に連れ戻すよう取り計らわれよ。もしそれが遠隔の地のゆえに
不可能であるならば、少なくとも現在ポルトガル人らが購入している人々を放免せよ。
予はそれに費やした銀子を支払うであろう。」と。日本は他と違い重婚や強姦などには
寛容であったが、事身売りや奴隷には厳しかった。実は奉公人制度があって、奴隷に近
い下働き制度はあったが、暴力や束縛には厳しかったのである。つまり身分保証や食料
や糧は絶対の保障せねばならなかったのだ。戦場でもそれは同じだった。多くの身売り
は、戦場となったり、災害となった糧を失ったものの移動であり、転職だったからだ。


142: 名無しさんAA:19/11/04 20:53
  歴史の群像     217

 秀吉の日本人奴隷売買禁止の執念は、9年後の慶長元(1596)年にようやく結実
することになった。同年、イエズス会は奴隷売買をする者に対しての、破門することを
決議したのである。次に、その概要を示すと、時の司祭であるセルケイラの前任司教の
ペドロは、当初は長い年月の慣習により、ポルトガル商人が少年少女を購入し日本国外
へ輸出する際、労務の契約に署名するなどすれば認可を与えた。しかし、日本の事情に
精通すると、奴隷とその労務年限から生じる弊害を看取し、インド出発する前、破門令
を定めた法を作った。秀吉の意を組んで、インドのアジア総括の司教が発令したものだ
。その破門令は、長崎で公表され、当該法令は、その権を司教一人が保留し、その行為
自体により受ける破門の罰をもって、およそポルトガル人が日本から少年少女を購入し
て舶載することを厳禁した。そして、その罰に加えて、買われた者の損害(購入代金は
返金されない)以外に、各少年少女一人ごとに十クルザードの罰金を科した。のである
。キリスト教の破門はそう大きな障害にはならないだろうが、実は宣教師の資格を失え
ば、国民の地位はなく、無償で載せてもらう船はなく、輸出入商売もできないのである
。これは帰国できず教会にも行けない事を意味していた。つまり墓にも入れて貰えない
究極の恥だった。破門を命じる権限は、司祭がただ一人有する。解放された少年少女に
は、当座の生活資金として10クルザードが与えられた。今の10万円くらいだろうか
。秀吉の九州征伐に至るまで、イエズス会らは日本人奴隷の売買や海外への輸出をやむ
を得ず容認する立場であった。がしかし、秀吉からの強い禁止の要望により方針を転換
せざるを得なくなった。日本人奴隷の売買禁止は、司祭の交代とタイミングを合わせた
。人身売買を継続することで、教会はキリスト教布教が止められる事が恐れられた。つ
まり「自衛手段」であったのだ。「いかなる人物であれ、ただの一人でも奴隷購買には
許可を与えないという宣告である」とまで明記されて、まさしく教会側不退転の決意で
ある事を示していた。ところが一向に解決はしなかった。秀吉が病没した翌年の慶長3
年には、奴隷輸出をストップするための努力がさらに求められた。問題だったのは貪欲
の虜(とりこ)になったポルトガル商人達で、戦国期の農民達や戦争孤児の、日本人や
朝鮮人をタダ同然で購入し、毎年のように輸出することが、キリスト教の悪評を高める
ことになっていた。この場合の「朝鮮人」とは、文禄・慶長の役で日本軍が朝鮮半島で
拉致した朝鮮被虜人という。翌年の慶長2年には、司教の意向を受けて、インド副王が
ポルトガル国王の名で、勅令を発布した。それはマカオ住民の安寧と、同地で行われる
紊乱(びんらん)非行を避けるなどの目的があった。「朕(=ポルトガル王)は本勅令
により、本勅令交付以後、いずれの地位にある日本人といえども、それをマカオに居住
せしめたり連行されることなく、また他のいずれの国民であっても拘束・不拘束にかか
わらず、奴隷として連れて来ることを禁止する。」としたのである。その後日本人だけ
ではなく、その他の国の人々も対象となった。この後に続けて、刀輸入も禁止し、これ
を発見した場合には厳しい処罰が科された。その罰とは、ガレー船に拘禁させられる。
というものであった。このガレー船は長崎にも多く出入りしていた。

143: 名無しさんAA:19/11/04 20:53
  歴史の群像     218

このガレー船がハワイにも寄港していて、これまで見てきたようになし崩し的な米国の
意思を日本政府に伝え、又日本に明治政府が出来た事が、ハワイに伝わっていたのであ
る。こうしてしかるべき手続きにより、明治新政府が容認されていたという事実がある
。これを改めて法的に確認したことになると考えられる。ハワイでは、日本人のこうし
た昔からのつながりや移民と違っていて、アメリカ人らは白人優位主義のまま入植者と
してやってくる。1893年にアメリカ人は本土を制圧し、原住民を追い払った革命が起こ
った。裕福なアメリカ型社会を望む入植者が国王の兄弟を焚きつけて内紛が起こったの
だ。こうして海軍や兵を投入して鎮圧し国王を退陣させて、米国の属国化を成功させた
。こうして共和制を引かせてアメリカ合衆国に併合されるに至り、ハワイ王朝は消滅し
たのである。そのきっかけとなったのは、アメリカの白人がサトウキビ畑栽培のために
入植したことであり、かつては日本に親善を求めて日本に防衛や婚姻を求めたハワイの
国王だったが、フィリピン同様に公に助けるほど日本の明治政府には国力や兵力はなか
ったのである。1887年には遂に白人によるクーデターが勃発し、ハワイ王国の滅亡は始
まることとなり、時のアメリカ大統領がハワイの米国領への編入を宣言、イオラニ宮殿
に掲げられていたハワイ王国国旗が降ろされ、星条旗が揚げられる結果を生んだ。古来
からの原住民であるハワイ住民らは、この時には悲しみの声をあげたし、その後日本に
亡命してきた移民もいる。。ハワイの歌として誰でも知っている「アロハ・オエ」とい
う歌があるが、この歌は、ハワイ王朝の最後の王であったリリウオカラニ女王が作詞・
作曲したものであるとされている。ハワイ王朝の最後の王妃であるリリウオカラニ女王
が、愛する祖国を失う悲しみや無念に思う気持ち、それに、ハワイの人々を思いやる愛
する気持ち、感謝の気持ちを歌にしたものでその思いが自然と伝わる歌詞であり曲だ。
ちなみに、アロハとは、愛する気持ち、オエとは、あなた、という意味になる。ハワイ
が本式に米国の準州となったのは1959年、50番目の州としてハワイ州が成立したのもの
である。つまりアメリカ軍が攻撃されたが、ハワイそのものはまだまだハワイ人のもの
だったのである。つまりよくナチスや日本の枢軸国の領土拡大化の野望などと言ってい
るが、それはアメリカ自身の事で、日本やドイツ、あるいはハワイやフィリピンなどは
ベトナム戦争のあったついこの頃まで、欧米人の奴隷化構想の下の奴隷のまま、偏見の
に満ちた人種差別意識の人種隔離政策のままの白人社会がもたらした脅威だったのであ
る。実はこの太平洋戦争は蒙古襲来に似た戦いだった。世界VS日本あるいは蒙古思想
VS鎌倉幕府はまったく同じものに見える。つまり今でこそ日本は世界に組み込まれた
政府組織だが、それまでは全く世界から極東の小さな島国を屁とでも思わなかったし、
逆に日本も、世界なんぞ知識の一つでしかなく、現実にどうこう出来るとは思っていな
い。大群の蒙古襲来でも一人の武士一人の若武者が立ち向かうような、そんな物怖じし
ない国民性で成り立っていた時代背景があったのだ。言わば昭和の敗戦まで全く鎌倉の
時代から変わらずに生きてきていた。ともいえるのである。ブラジル・リオデジャネイ
ロで見つかった、カトリックのイエズス会の書物はそうした事を物語っている。


144: 名無しさんAA:19/11/04 21:03
  歴史の群像     219

 日本に明治政府ができて独立を宣言した時、どこの国も独立国として認めなかった。
自治国とは認めていたが独立国とは認めないとはどういう事か。端的言えば西洋の国の
ような地位を持たない国としての国を認めるといったものだ。当時メキシコやインドと
同じである。地域や国としてしては認めるものの、武力や防衛力ない国は列強の取引の
材料でしかなく、自治も独立も形の上では認めていても、いざ外交貿易となると違った
。アジアは植民地としての思惑がある中で、中国と同じに占領する意図があったからだ
。そうした中で外交文書や協定協約はその後の日本の政府を困らせた。いわゆる不平等
条約の撤回や条約改正である。ところがこれを可能にしたのがハワイ王国との外交であ
った。当時の太平洋横断の船旅は活発ではあったが、ハワイは水・食糧の中継基地とし
て大きな地位を持っていた。これが崩れ去るのが、石炭から石油に変わった為だ。石炭
は通常の土地通常の家で保管出来た。しかし、石油は水の様に扱いに便利だったが同時
に鉄のタンクや貯蔵施設が必要であり港湾から外れてはできないという、過大な出費や
投資を伴う施設だった。その意味でアメリカには、ハワイ国王が見識が高く、日本との
交流や親密さに危機感があった。明治政府が出来て最初の来賓となったハワイ国王だっ
たが、日本の朝廷と縁故になりたい縁戚を作りたいと希望していた。もともと、カメハ
メハ1世がハワイ諸島を初めて統一した1810年頃は、誰の国でも無かった。というより
は、西洋に認知されてない島国だった。ここにハワイ王国を建国し、初代国王となった
人物がカメハメハ大王である。「カ・メハメハ」はハワイ語で「孤独な人」「静かな人
」の意味だが、およそこれまでのハワイの地位を物語。ハワイ語は文字を持たない言語
民族だったので、この時初めて文字教育が施行されたといってもいいだろう。カメハメ
ハは巧みな外交手腕で、イギリスやアメリカ合衆国などの西洋諸国との友好関係を維持
し、ハワイの独立を守り通した先駆的島だった。伝統的なその文化の保護と繁栄に貢献
し、大王が作った「ママラホエ」と呼ばれる法律は、戦時における、非戦闘員の人権を
保護するもので、今日では世界中で受け入れられている先駆的なものであったという。
副王としてカメハメハ2世、および3世を補佐して旧習撤廃に努めたカアフマヌがいる
。1789年冬に、アメリカ人メットカーフ親子が率いた、エレアノラ号とフェアー・アメ
リカン号がハワイ島を訪問しトラブルを起こした。この時 100人余りの島民の命が奪わ
れて、事件となった。この恨みを持った首長カメイアイモクは、フェアー・アメリカン
号を1790年3月3日に襲撃し、乗組員のアイザック・デービスを除く全員を殺害し復讐し
た。これを受けエレアノラ号は乗組員ジョン・ヤングに調査に派遣させるが、ヤングは
捕縛され、やむをえずエレアノラ号はヤングを残して出航し出ていった。ハワイに残さ
れたデービスとヤングの二人は、その後カメイアイモクの振る舞いに激怒したカメハメ
ハ1世によって救い出され、すぐに保護し、自分の軍事顧問として遇した。それ以来に
カメハメハ1世は重火器と火薬の調達にいそしみ自衛の防衛戦力を持った。火器の使用
法や管理法に習熟した白人の顧問を迎え入れた事で1804年には、600挺のマスケット銃、
14門の大砲、40門の旋回砲、6門の小型臼砲を保有するに至り、簡単にアメリカ人も、
手出しが出来ない体制となっていったのである。1789年〜1804年であるから、欧州では
ナポレオンが皇帝になる時代アメリカが初代リンカーン大統領を迎い入れて独立宣言を
する時代の話である。日本では・伊能忠敬が1800年に日本の測量を開始し、1808年間宮
林蔵 が樺太を探検する。という徳川幕府の文化年間の頃で、享和3年 1804年 文化元年
ロシア使節 レザノフ 、長崎に来航し、前後して文化露寇(ぶんかろこう)があった頃
だ。日本は1600年代より交流しない鎖国政策で1700年代の後半からロシアや西洋列強が
開国要求にやってきたが、散々悪態を放ち砲艦外交や威嚇強要の恐喝交渉を国も個人も
行っていたのは、何も日本にだけではなくハワイでも起こっていた事だったのだ。



145: 名無しさんAA:19/11/05 05:00
  歴史の群像     220

 ハワイ諸島は太平洋の真ん中にある事から、列強の格好の寄港地となっており白人も
多く住んでいた。当時の移民政策では、労働は有色人種、流通や商売は白人商社と相場
は決まっていたようだ。従って白人が10人やってくれば、黒人奴隷が100人連れて
来られるという姿だった。この白人優位主義が損なわれる事件が起こった。ボーア戦争
である。植民地主義の崩壊となった事件は多い。中でも欧州の宗教戦争で海洋を超えて
逃げていくユグノー資本がアフリカに国を作ってイギリス資本に乗っ取られまいと戦っ
たムーア戦争は、その後の世界大戦の形を作った云わば第一回目の近代世界戦争であっ
た。19世紀に、17世紀頃から移植してケープ植民地に入植していたオランダ系移民達の
子孫は、ボーア人と呼ばれていた。彼らは、アフリカ南部の支配権を巡って、その後や
ってきたイギリスと激しく対立していていた。オランダはドイツ帝国の経済的繁栄に、
あやかり、カトリック勢力の突き上げにあいながらも、英仏の同じユグノー資本からも
脅威と受け止められている程に、豊かな交易繁栄を極めてだった。しかし、イギリスの
ケープ占領とオランダの植民地譲渡により、ボーア人は新天地を求めて、更にアフリカ
大陸内部へ移動せざるを得ず、開拓移動を繰り返し植民を開始し、原住民ズールー族を
駆逐するに至り、1839年にナタール共和国を建設した。彼らのいたアフリカ原住民も又
定住化民族ではなく狩りで移動する民族だったからである。しかし建国後も、あっけな
く1843年のイギリス侵攻により潰えた。それでも又、ボーア人は更に内陸部へ移動し続
けて、1852年にトランスヴァール共和国を、1854年にオレンジ自由国を設立。イギリス
も両国を、交易上で承認していた。だがこの英国の欲望に輪をかけた米国独立がやって
くる。1775年から1783年までの、イギリス本国(グレートブリテン王国)と、アメリカ
東部沿岸のイギリス領の13州植民地との軋轢の戦争は米国大陸を疲弊させた。現在の
アメリカではアメリカ独立革命もしくは革命戦争と呼ばれるが、それは市民社会を成立
させたブルジョワ革命とされるからだ。1775年4月のボストン郊外のレキシントン
での植民地軍とイギリス本国軍の衝突に始まり、1781年のヨークタウンの戦いでの
アメリカ独立軍の勝利によて事実上戦闘が終わり、1783年9月のパリ条約で終結す
るまでの約8年間にわたって続けられた長い戦争だった。18世紀中頃においてイギリス
がフランスとの激しい英仏植民地戦争を展開していたのがきっかけだった。ヨーロッパ
本土での七年戦争(1756〜1763年)とアメリカ大陸ではフレンチ=インディアン戦争が
おこり、イギリスは勝利を占めたが、この世界制覇の第一歩もそこで生じた国債などの
償還が必要となり、植民地に対してさまざまな課税を強化して、市民は重税にあえいで
きた為の反乱だった。独立軍の苦戦が続く中で、1776年のトマス=ペインが発表し
た『コモン=センス』は、アメリカの独立が人間の権利にもとづく正義の戦いである。
と論じて、多くの植民地人に自信と勇気を与え、彼らが独立戦争に確信を持つことに大
きく貢献していた。そうした中翌年の1777年、カナダから南下したイギリス軍を迎
え撃ったアメリカ軍はサラトガの戦いが起こり、奇跡的に大勝して、戦局は転換する。
それまでフランスは個人的な、義勇軍の参戦の他は認めず、先のインデアン戦争トラウ
マを引きづっていた。貴族の突き上げで密かに武器・弾薬の支援にとどまっていたが、
この時のアメリカ軍の勝利を知り、ルイ16世は大きく舵を切り正式にフランスの参戦
を宣言した。これによってヨーロッパでも英仏間の戦争に拡大した。さらに1779年
にはスペインが、1780年にはオランダが同じくアメリカ側に参戦し、ロシアのエカ
チェリーナ2世も武装中立同盟を掲げた。こうして国際情勢はアメリカ独立に圧倒的に
有利となり独立に至ったのである。しかし、その国債償還の突き上げも大きかった。そ
して結局は金鉱脈の発掘と西洋兵器による防衛が欠かせないものとなっていくのである



146: 名無しさんAA:19/11/05 05:00
  歴史の群像     221

 第一次ボーア戦争は、トランスヴァール共和国をイギリスが併合しようとした戦争で
あり。そのためトランスヴァール戦争とも呼ばれる。この時イギリスは瀕死の経済状態
つまり植民地経営が破綻していた時代であった。トランスヴァール共和国(トランスヴ
ァールきょうわこく)は、20世紀初めまでヴァール川北方(現在の南アフリカ共和国北
部)に存在した共和国で、。1852年にボーア人が建国し首都はプレトリアに決めていた
。このトランスヴァール共和国とオレンジ自由国などは、長年の探索の結果にユグノー
資本が金やダイヤモンドを発掘した土地で、アフリカユグノー資本の資金源となるもの
だった。更に独立戦争(1775年〜1783年)後も南北戦争(1861年〜1865年)が起きて、
アメリカ合衆国の北部と南部諸州との間で奴隷制存続を主張する農業地アメリカ南部の
諸州のうち11州が合衆国を脱退してしまい、アメリカ連合国を結成して、合衆国に留ま
る北部23州との間で国内戦となった。この戦争では史上初めて近代的な機械技術が主戦
力として投入された。ボーア戦争は1839年にナタール共和国を建設し1843年イギリス軍
の侵攻からの怨念がある。1852年にトランスヴァール共和国を1854年にオレンジ自由国
を設立。その後1860年代以降、トランスヴァールで金鉱が、オレンジ自由国でダイヤモ
ンド鉱山が発見され、白人技師が大量に流入。イギリスはこの技師達の保護を大義名分
としてオレンジ自由国を領有化し戦争を始めたものだ。こうして1880年から第一次
・第二次と世界大戦まで続いた。金とダイヤモンドの鉱脈に目を付けたイギリス人の両
国へ侵略した戦争だが、金鉱を抜きにしても、もともとイギリス人とオランダ系の白人
住民であるボーア人は激しく対立しており、大なり小なり争いが頻発していた。別名、
ブーア人、アフリカーナー、アフリカンダーとも呼ばれたボーア人とは、オランダ語で
農民を意味しており、南アフリカ共和国に在住する白人の6割を占めている。ボーア人
はオランダ系南アフリカ入植人を言い、その多くが農民であったことを物語っている。
内陸農民のトランスヴァール共和国は、海沿いを目指した。山の硫黄分がない三角州の
肥沃な大地を欲したからだが、イギリスはこの動きを警戒し、トランスヴァール共和国
との併合を宣言した。しかし、これが発端となり、トランスヴァールは1880年12月16日
に大英帝国に宣戦を布告。これが第一次ボーア戦争(別名:マジュバ・ヒルの戦い)とな
った。そして英軍は1881年に大敗し、プレトリア条約でイギリスはトランスヴァール共
和国を承認するに至った。ところが8年後にも、イギリス人は金鉱とダイヤモンド鉱山
を狙い1899年〜1902年に再び双方は再び対立し、第二次ボーア戦争が勃発しているのだ
。イギリス政治家セシル・ローズは併合を目論み、トランスヴァールの選挙出馬を考え
、トランスヴァール大統領のポール・クルーガーはそれを見抜き、イギリス人選挙権を
制限する。その後、軍事力でジェームソン侵入事件を引き起こすものの、これも失敗。
警戒を強めたトランスヴァールはオレンジ自由国と同盟を結び、1899年にイギリスとの
戦争がはじまった。軍事力差は歴然でイギリスはボーア人との戦争を楽観していた。し
かしベトナム戦同様に民兵による巧妙なゲリラ戦でイギリスは大苦戦を強いられ、最終
的にはイギリスが勝利を収めたものの戦争は2年間にもわたり、多くの犠牲と代償を払
った。この中でイギリス軍は一般人を強制収納所に監禁して2万人以上を死亡させた。
イギリス人の占領や拉致で多くの惨劇を生み出してしまった現代のイギリスのこの行為
は恥じるべく過去の多くの一つとされている。こうした事が数多くあった中で


147: 名無しさんAA:19/11/05 05:01
  歴史の群像     222

「いずれ(アメリカに)併合されるのでは?」と危機感を抱いたハワイは、近代化政策
を進め始めた新興国の日本と同盟を結ぼうと考え、1881年(明治14年)3月にハワイ国
王カラカウアが訪日して、明治天皇と会談した。カラカウア王は、日本との結びつきを
一層強くしたい。姪のカイウラニの婿として山階宮定麿(やましなのみやさだまろ)親
王を迎えたい。と要望している。 当時の、山階宮定麿親王は13歳で、カイウラニは5歳
であった。しかし日本は幕藩体制を倒したばかりで、明治維新からわずか14年である。
人々の生活や感覚は江戸時代と変らなかった。つまり国力増強のために、がむしゃらに
富国強兵と殖産興業を進める中では、他国を思いやるどころか自国さえ危うかったのだ
。日本に余裕はなく、また、アメリカに配慮してこの縁談を丁重に断っている。断られ
たハワイ側はこんな提案をしました。我が国の議会は入植者のアメリカ人が多勢をしめ
ており、また、彼らが持ち込んだ病気などで人口が激減した。このままではアメリカに
併合されてしまいます。日本人の勤勉さを高く評価していますし、我が国のプランテー
ションの労働力として、多数の日本人移民を派遣してくれませんか。とこれについては
日本側は快諾し、その後、続々と解放された移民政策で人々がハワイへ向かっています
。結果的に、日本人移民はハワイの全人口の4割を占めるまでになっていった。なぜ、
カラカウア王はこんなにも日本人を買っていたのか。当時1881年(明治14年)に来日し
、鉄道をはじめ、インフラが主に日本人で運用されている事に驚いていた。当時には、
アジア諸国でも多くの国に鉄道が走っていましたが、ほとんどは欧米人が独占していた
。他にも銀行、船、税関など、あらゆる重要施設はその国に住んでいる国民が運用する
事はできていなかった。各国とも欧米人が独占していた中で、明治維新からたった14年
で、同じ人種(モンゴロイド)が欧米諸国に負けじと頑張っている姿に感動したという
。しかし、こうしてどんどんハワイ王国にやってくる日本人移民に、アメリカは危惧を
抱き、危機感を覚えてた。日本人移民は、いずれ日本政府にハワイを併合するよう働く
だろう。このアメリカ人の日本人に対する危惧は、1893年(明治26年)、ハワイ王宮へ
入植者アメリカ人のクーデターとなって現れる。翌年王国は廃止されハワイ共和国とな
った。この時、日本政府はハワイ在住の日本人保護の名目で、軍艦『浪速』を派遣して
アメリカを威圧した。しかし、この行動がかえってアメリカ人を刺激、アメリカの世論
は更に騒ぎ、ハワイ併合論が多勢をしめ、1894年(明治30年)、ハワイはアメリカ併合
されてしまうのである。しかし、この世論の合併論こそがアメリカのイエロージャーナ
リズムの発症とされる。つまりユダヤの押さえた金融機関の指導によって、アメリカ国
民に危機感をあおり、フェイクニュースを次々に流し、新聞が嘘をつき政府方針を変え
させるという手法が、ここで確立されたのである。この後は次々とこの手の報道がなさ
れ、メキシコ戦争、アラスカ買収、フィリピン独立阻止と色々な形でアメリカの新聞社
は新聞社同志でも戦う姿勢が出てきたし、政府はそれを操って人心を掌握する研究をし
た。米墨戦争は、既にスペインから独立革命を経て独立した中起こった戦争で1846年〜
1848年の間にアメリカ合衆国とメキシコ合衆国(墨西哥)の間で戦われた戦争である。
アメリカ・メキシコ戦争とも呼ばれたが、その後も石油利権から米西戦争(べいせいせ
んそう)を、1898年にアメリカ合衆国とスペインの間で起こしている。アメリカ海軍の
軍艦爆発を機にアメリカ世論の好戦ムードは高まる一方だった中で、アメリカの新聞社
は部数売上の為にねつ造記事を次々と報道し発刊部数を伸ばしていった。



148: 名無しさんAA:19/11/05 05:53
  歴史の群像     223

 カメハメハ4世は1834年2月9日にホノルルで生まれた。とされる。両親はともに王国
の皇帝政治家であり、祖父はハワイ王国の建国者カメハメハ1世であった。幼い頃から
伯父カメハメハ3世によって跡継ぎに指名されて、ホノルルの王宮学校での宣教師によ
る英才教育を受けて育った。この王宮学校は現在も名門校プナホウ学園として存続して
いる。1849年には教育目的で兄ロット・カプイワ(のちのカメハメハ5世)とともに、
サンフランシスコに渡り、パナマ、ジャマイカ、ニューヨーク、ワシントンD.C.を経て
さらにヨーロッパへ行き、多くの国々を巡訪している。1856年、カメハメハ4世はエマ
エンマ王妃と結婚、唯一の子であるアルバート王子をもうけた。アルバートの洗礼は、
イギリスのヴィクトリア女王が名親となり、ホノルルの聖アンドリュー大聖堂で行われ
た。しかし不幸にしてアルバートは4歳で亡くなり、ハワイ全島が悲しみに打ちひしが
れたという。1857年にはフリーメイソンのオセアニア・プログレス・ロッジNo 124のマ
スターに就任した。この白人優位者団体の友愛結社のロッジ支配人の冠を受けている事
は如何に当時のハワイ王国が存在感のある価値ある場所としてもてはやされていたか。
を物語る。フリーメイソン発祥はスコットランドとされる。フリーメイソンの原点は諸
説あるが、中世のスコットランドの原住民が使って掘っていた絵文字や言語に起点があ
る。石材加工業者、石工として職を得て石工の組合での、それぞれが持つ独自の技術の
秘密を守ったとされる。ルーツはあの巨大なストーンサークルまで遡る秘法は一子相伝
だった。欧州人というよりローマ人が乗り込んできた時から仲間内の特殊な暗号、儀式
を使って、よそ者を区別し仲間との結束を高めていた。ヨーロッパ各地では、キリスト
教のカトリックとプロテスタントが勢力争いを続け、更に王家の紛争に薔薇戦争が起こ
る。人々はその血にまみれた時代に疲弊し、そうした中で流行した。暗号や儀式さえ受
け入れれば身分や職業、政治や思想、宗教の流派が異なるものでも、友人として受け入
れるフリーメイソンは栄えた。1738年、ローマ教皇のクレメンス12世は、カトリック
信者のフリーメイソンへの入会を禁止。フリーメイソンに入会した信者が他の宗教と交
わることを危険視して、これを異端とみなし弾圧を行う。これにより、フリーメイソン
はさらに秘密性を増していった。死と再生でイニシエーション(儀式)が編み出されて
秘密の儀式・死の制裁が盟約となった。儀式ロウソクが灯された薄暗い部屋で入会から
上級になるまで、上級会員たちの間にはドクロが描かれた布で顔を隠した儀式を行い、
昇格を志願する会員は、自分の人間性を高める誓いの言葉と宣誓し、上級会員と問答を
答え。ひたすら命令と行動の一方的集団原理が営まれる。ハワイでも急増するアメリカ
系移民は、大勢のフリーメイソン達がサトウキビ経営に当たっていた。しかし移民達は
その組織性から王国が、政治的・経済的に多くの圧力を受けるようになっていた。カメ
ハメハ4世は早くからアメリカがハワイを征服するのではないかと恐れ、通商・貿易に
おけるアメリカへの依存を低めるよう努め、また、イギリスを初めとするヨーロッパの
国々との取引を模索した。しかし彼の在位期間は、十分な効果を上げられるほど続かな
かった。このイタリアに拠点を置くフリーメイソンのグランド・ロッジ「イタリア大東
社のアメリカンロッジとスコッチロッジは、共に融和することはなかった。1863年ロッ
ト・カプアイワはカメハメハ5世となり王位に就いた。この無秩序外国人の労働者入国
の懸念から、カメハメハ5世は移民局が設立させた。労働者受け入れが形を変えた奴隷
制とハワイは非難を受けたが、すぐさまガイドラインが設定され、給料や保証内容など
を含めた規定を作り、労働者の権利を保護した。既に砂糖以外にも米、綿、コーヒーな
どの農作物が試験的に栽培され初めていた。こうした整備で更にハワイを訪れる人の数
も増え、政府はホノルルのダウンタウンにハワイアンホテル( 後にロイヤル ハワイア
ンホテルと改名)を建設した。


149: 名無しさんAA:19/11/06 23:54 ID:EM
「センサーの発動から警備会社が消防通報するまで7分間。」発生翌日の会見で、首里
城を管理運営する沖縄美ら島財団の花城良廣理事長は初動について「決して遅くないと
思っている」と強調した。 当時、首里城にいたのは警備員2人と設備の監視員1人。
センサー発動後に警備員は正殿北側で充満する煙を確認し、消火器2本で初期消火を試
みたが消火はできなかった。消防到着は同発動から16分後だった。この対応について
防火研究専門の関澤愛東京理科大教授は「消防隊の数も十分。警備員もセオリー通りに
動いている。」と対応に遅れはなかったと見る。消火器、水の幕を作って延焼を防ぐド
レンチャー、放水銃、屋内・屋外消火栓など消火設備も「付けるべきものは付けていた
」と評する。------となんら裏付けも確信もない強気を発言するバカ者がいる。まるで
中国人である。責任逃れもいいとこだ。現に消失していて充分だったというのは香港で
行われるデモ鎮圧の警察が言っている事と同じだ。市民を守るべき警官が平和のデモ行
進を威嚇して内紛を誘い、市民を暴力で威嚇しまくる。死人まで出していて何様という
のだろうか。治安維持は政府であろうが香港政庁であろうが市民の声であろうが分別と
秩序の中にある。それを自ら壊しておいて片方にのみ手心をもって弱者を傷つけて世界
が平和な訳はない。今度の首里城火災も、自分達は現状では充分やったが、不十分な面
があって火災を防げなかった。延焼を食い止め得なかった。深く反省し今後の消化体制
や防火プランを検討し今回の原因と経過を検証したい。というならわかる。「こんなに
大規模な消防応援は初めてで、首里城火災は同局は県消防相互応援協定に基づき沖縄市
や糸満市など県内8消防本部に応援を要請。車両53台、消防団を含め171人が出動
し前代未聞の人数で対処し1988年以降、一度に9消防にもまたがった出動して充分
やった。」という那覇市消防局の担当者の強調した発言は隊員に対する忖度だろうが、
そうした言葉では済まされない。まず出火原因さえまだまともに発表されていない中で
記者会見というのも腑に落ちないが、それ以上に初期消火が全くなされていないし、こ
れだけ国宝級の焼失事件でありながら、警備体制や消防体制が可としている視点が不満
でならない。岐阜の白川郷でも電源操作盤からの失火があった。幸い電気集合盤の専用
の小屋で助かったがそれでも一時騒然としていていた。中国製の制御盤だったのか韓国
製の蓄電池からだったのかはニュースとして報道されないので不明だが、国家戦略室は
なんら声明を発していない。ここに奇妙さがある。タダ飯ぐらいの給与食いなのか全く
不明だが、今や北朝鮮の米国との話し合いも折り合いつかずということで工作員も多い
。まったく真相は闇の中だが、果たして国家規模でこの調査を指令してるんだが。今の
内閣ののんびりさにはちょっと老害以上のものがある。日本国民はこんな内閣でいのだ
ろうか。


150: 名無しさんAA:19/11/07 00:11
さらに消防職員が火災状況をSNSで流したとして謝罪してるが、何故謝罪してるのか
。状況把握に火災を映して上司の判断を仰ぐこともあるだろうし職務として何もホース
握って水を掛けるのみが仕事ではないだろう。ちゃんと連絡員の報告としてSNSで流
したものであり不謹慎とは思わない。というべきである。そもそもそうした事にこだわ
るから、こうした吹上丘上の楼閣が炎上するのがどんなに恐ろしい事か、火の回りが早
いかわからないでいるのだ。もともと陸軍の地下壕まであって乾燥しやすい亜熱帯地帯
なのだ。もっと用水タンクや水回り配管もできただろうにそれをしていない。ここに、
今の沖縄県行政のウソがあり国家内閣指導の甘さがある。こうしたことは日本の損失で
あり、税金の無駄遣い以上のものである。


151: 名無しさんAA:19/11/07 03:53

さらに消防職員が火災状況をSNSで流したとして謝罪してるが、何故謝罪してるのか
。状況把握に火災を映して上司の判断を仰ぐこともあるだろうし職務として何もホース
握って水を掛けるのみが仕事ではないだろう。ちゃんと連絡員の報告としてSNSで流
したものであり不謹慎とは思わない。というべきである。そもそもそうした事にこだわ
るから、こうした吹上丘上の楼閣が炎上するのがどんなに恐ろしい事か、火の回りが早
いかわからないでいるのだ。もともと陸軍の地下壕まであって乾燥しやすい亜熱帯地帯
なのだ。もっと用水タンクや水回り配管もできただろうにそれをしていない。ここに、
今の沖縄県行政のウソがあり国家内閣指導の甘さがある。こうしたことは日本の損失で
あり、税金の無駄遣い以上のものである。

 ちゅらうみ財団で管理していた。といわれるが、通常こうしたものの事業体は、燃え
てもらえば困るものや爆発物やコンビナート施設など大規模施設に当たる。ということ
になれば、当然ながら自警団組織として、防犯や整理や防火の判断組織が必要となる。
つまり警備員だろうが、何かのイベントだろうが、下請けで行ってはならないものにな
る。メーカーの系列ではないが、組織としての安全管理が必要で、果たして出入りの人
を含めた全員参加の消防訓練や自営の消防団の消化設備や消防車を持っていなければ、
これは沖縄県が手心を加えたか、全く法体系に無知だった。か、ということになる。全
く解せない話である。


152: 名無しさんAA:19/11/07 18:28

GSOMIAは今月23日に効力を失う。しかし 世論調査会社リアルメーターが7日、
6日実施の調査結果を発表。 502人から回答を得た中では、韓国政府と日本と軍事情報
包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことに関する韓国の世論調査によると、
回答者の約48.3%は政府の決定を支持し、37.6%は協定を維持すべきだと回答した。つ
まり韓国人の半分はバカであり、闇雲に抗日人間で、まともな人間は3割しかいない国
だという事だ。これでは国ではない。群れ行く魚や鳥より悪い。別段抗日主義でもいい
のだが、それならそれで日本に来ない北朝鮮のほうがまともである。


153: 名無しさんAA:19/11/07 18:56

 今回天皇陛下は何を考えて 叙勲をしているのか。谷垣やら腐れた議員ばかり選んで
何をもって日本を進化させたというのか。海外からも評価されず日本人からもツバを吐
かれるような人選をして自民党も困ったもんだ。やるなら原発事故に対応した枝野や管
を選ぶべきだろう。あれだけの大事故をしても何とか日本を持ちこたえさせて日本の威
信が保たれたのだから。それに比べて何とも器量の狭い党対抗の意識しか持ち合わせな
かった時の自民党総裁を選ぶなんて馬鹿げた話もたいがいにしろ。と国民全員が思う。


154: 名無しさんAA:19/11/07 19:21

首里城火災で、夜間は想定外などと何を馬鹿げた事をいっているのだろうか。世の中で
世界中どこに行っても昼と夜とは半分ずつある。なぜ夜の火災が想定外なのか言葉が通
じないほど沖縄県民は無能なのか。更に管理者と所有者がちがうなどくだらない言い訳
をするな。アパートの火災で大家と住民と言い合っても火災消失で損するのは双方だ。
だからこそ話し合い、防火対策し、未然に防ぐ手立てを講じるのである。例え違法建物
であっても、燃えやすい古民家であっても、そこに大事なものは保全する精神があるか
ないかであって、言い訳にならない。放火でれ失火であれ、不慮の事故火であれ、工事
の火であれ、炎を出さない出したら止め消化するのは四歳児すらわかる理屈だ。それが
できなかった過失が沖縄県にあるし、その責任は沖縄県知事であり、市長である。そし
て指導できなかった総理大臣にある。原発事故が例え東電の過失でも時の政権が対応す
るのと同じである。



155: 名無しさんAA:19/11/07 23:19
 石原伸晃議員はなぜそんな嘘をつく。国民民主党玉木代表に、天皇問題、安保問題、
自衛隊問題に、共産党と違うのだから立憲民主党と離れろ。」と助言している。これは
凝り固まった考え方で、今や共産党左翼と言えるのは自民党議員達であって、決して野
党だから共産党だから全体主義者や軍国主義とはならない。近代日本史で読み解いても
これは明らかである。今の政権がかつての共産党以下である事を解っていない。例えば
、政府が9月に開いた全世代型社会保障検討会議の初会合を巡り、有識者メンバーとし
て政府方針と異なる意見を述べた中西宏明経団連会長の発言の中身が、公表された議事
録に記載されていないことが7日分かった。というニュースがある。これが政府が見直
しを検討している「在職老齢年金制度」に言及した部分で、複数の会議関係者が「削除
された発言がある」と明らかにした。異論を表面化させない意図が働いた可能性がある
。つまり、共産党より悪い全体主義や修正主義が横行して、政府意思の書き換え横行が
絶え間なく国会にあり、国を愚弄し続け国土を国民を危険にさらし続けているのである
。これは自民党の多極体制にしびれをきらして、安倍一強の独裁を敷いて、自らの汚職
を忖度などというあるまじき賄賂で繋がって自民党指揮をしているからだ。民主党時代
に国税の党への補助金が今の憲法違反であることは明白でありながらそのままにして、
さらに議員の政治商売を加速させたからである。まずは国会正常化が問題で、首相特権
の解散権の剥奪とこの党利党略のない国家の為の政治、国民の為の安全を吐き違う議員
の排除である。地域に税金の補助金を持ってくる議員がいいなどさせては災害が大きく
なって死者が増えるだけだ。


156: 名無しさんAA:19/11/08 03:48 ID:OU
 全く何やってんだこの内閣は。違法ばかりではないか。今度の民間試験運用を行う。
とした有識者会議や懇談会の吉田座長は、まったく人選として違法である。教育を一歩
前になどと馬鹿を言うが、こうした英会話にのめり込むことこそ教育の敗退であり、本
人がどんなにそうは思っていない。と食って掛かって言おうが全くルール違反であり、
公平公正性を著しく欠いている。大体卑怯丸出しの下村などを文部大臣にする感覚が、
全くあり得ない判断だ。今でも私の後に本格的に議論し導入された。などと逃げている
。これが教育行政とは情けない限りだ。あり得ない事は全く続いている。長崎市での私
立海星高では、2年の男子生徒(当時16歳)が自殺した問題で、学校は7日、「いじ
めが自殺の要因」とする第三者委員会の調査結果がでたが、同校ホームページ(HP)
で公表したのは一年後も過ぎてからだ。学校側は調査結果を不服として約1年間、公表
を拒否していて、遺族の意向を受けて抗議があってから公表に応じた。同時に、「(報
告書の)自死との因果関係に論理的飛躍がある」などとする従来の見解をHPで表明し
たが、これはなんなのだ。生徒が死んだと受け入れられないのは遺族のほうであろう。
論理的飛躍もなにも、学校側が生徒を保護できないのであれば、教育ではない。すぐに
学校を閉校にすべきで、文部省も私学助成金などを全く無くせばいいのである。教師の
怠慢もいいところだ。佐野サービスエリアと同じだ。従業員と話し合いもしない経営者
と、約束も守らないまま、従業員に損失補てんの3億円の賠償を裁判するという。全く
デタラメ経営者の認識不足はいつまで続くのか。スト権行使が違法なら、スト権ストの
80年代から日教組も団体交渉の各労働組合もみんな違法者になる。それこそ赤ちゃん
に夜泣きするから殺してしまう餓鬼畜生の親と同じ考え方である。そんな考えの社会に
したくないから法律があり、法律で弱者保護を謳うからこそ仕事があるのだ。人々は何
もアマゾンのジャングルの弱肉強食の中で原始生活をしてるわけではない。



157: 名無しさんAA:19/11/08 03:58

子供達の教育を考えるから、民間試験を先延ばししたのだ。吉田研作はこんなバカで、
教育の座長や教授とはお寒い限りで、便宜供与の下村や吉田が何をどう言っても違法な
強欲政治家グループでまったく逸脱した考え方で日本を壊してしまっている。経済利益
や効率での人間教育がないのだ。人間を野菜のように形の良い市場出しの製品化しか考
えていないバカに、味のいい野菜の選別や、育ちのいい人間の教育などできない。まず
英会話よりは、英会話によって何をするのか何が出来るかが大きな問題なのだ。日本語
で出来る1割も、英会話によって表現できない。この現実を直視しろ。


158: 名無しさんAA:19/11/09 00:13
 米国でコリアンデモが起こっているという。かつてトランプ就任の頃、「US TROOPS
GO HOME(米軍は帰れ!)」と書かれたビラの画像が掲載されるデモがあった。このビラ
には「韓国人はトランプを軽蔑し、トランプの手下であるあなたたちも嫌悪している」
「よって韓国はあなたたちにとって安全ではあり得ず、武器を持ちすぐに立ち去ること
があなたたちを生かす唯一の方法だ」といった脅迫めいた内容が、米兵向けに英語で書
かれていた。この投稿に米兵内にの大きな反響を呼び、「米国の助けがなければ韓国は
今ごろ金正恩(キム・ジョンウン)の統治下にあったはずなのに、ありがたいとも思わ
ないのか。」「北朝鮮がそのまま韓国を手に入れるように放っておこう。」など呼びか
ける騒ぎがあった。こうした韓国への批判が殺到している中で、「彼ら(反米デモをす
る韓国人)は少数にすぎず、ほとんどの韓国人は米国が韓国を守ってくれるよう望んで
いる。」との声も米政府筋は必至に呼びかけたが、「韓国人は恩知らずだ。」といった
意見が圧倒的な広がりを見せた。この事態には韓国の専門家からも「(今度の米韓首脳
会談では)トランプ大統領に韓国の国論が統一されているという認識を植え付けること
が重要だ」として、「無分別で過激な反米デモ」を憂慮する指摘が韓国内で高まって、
やっと火が消えた。その後、高高度ミサイル防衛構想のTHAADの配置で中国からの
貿易低下で経済異変がおきて終息したが、ともかく韓国は何でもかんでも反抗すればい
い。との立場のようだ。今回のデモは旭日旗反対デモで東京五輪を反対するデモのよう
だが、先の冬季オリンピック開催に、東京五輪に向けて協力するから、2018年平昌冬季
五輪に力を貸してほしい。と訪日団を作ったのは全く嘘だったのだろう。米国の最近の
国に対する感情は、「韓国疲れ」という言葉で集約してしまう。英語"Korea fatigue"
と記されるこの表現は、簡単にいえば「韓国にはもううんざり」という意味である。今
の日本の反応と同じであるが、実はそこが韓国のねらい目であって慰安婦像設置は実に
7年かけてやっとアメリカ国中の公園に建設したのである。つまり日本と韓国が慰安婦
問題で言い合いするのに聞くのを疲れたところで、もういいやという頃合いに承諾がも
らえる。という感覚を実はよく知っていて、日本海を東海(トンヘ)と書き込ませる事
も日本の領土の竹島を独島とする事も、実は店の前で泣き止まない駄々っ子作戦と同じ
に手中におさめて現代に至っている。この「韓国疲れ」のそもそもも、日本の韓国に対
する「もう、ほとほと」という心情を、かつて米国側の専門家が「韓国疲れ」と評して
米国で広めた言葉でもある。この状況を知って今度も大っぴらに旭日旗に異議を唱える
。理由は「戦争の軍国主義を思い出すから。」と言う。では大極旗は違うのかと問いた
くなる。もちろん日本軍は旭日旗を軍旗として使用していた。では大極旗は使用してい
なかったか。往時の写真を見たらわかるように、所属の色龍旗と共に大極旗は掲げられ
、日本の旭日期と共に掲げられている写真すらある。つまり、勝手な思い込みの反論で
まさに、言いがかり論法でデモをやり、像を置き、土地を盗む民族である。彼らににも
こうしたレッテルは貼られたくないだろうに、彼らの心情には恥の精神という臆する心
はないのだろうか。正確な歴史を知らないからと言って出来る話ではない。正に今回の
全く意味のない包括的保全協定(GSOMIA:、ジーソミア)の複数国秘密軍事情報
協定の離脱と同じで、知らないからと言って出来る話ではないのに、行うのだから言う
言葉がない馬鹿民族の国だ。



159: 名無しさんAA:19/11/10 15:20 ID:B6
  歴史の群像     225

 中国は今や 米国の民主主義を馬鹿にしている。まったく民主主義や自由主義、或は
欧米で培われた人道精神や博愛精神というものを全く理解していないし、驚嘆するほど
侮蔑している。輪をかけてロシアは、世迷い事で騒動やデモを、弱い国の出来事として
他人事の様に、民主主義の欠陥と認識している。ところがそうした認識が共産国の馬鹿
さである事に思い至っていない。じつはこのデモの権利やストの権利こそ人権の最もな
自由主義の神髄であり、デモと暴動の境目こそ、民主主義の法治国家と共産主義の崩壊
放置国家の違いである。人類が一番心配するのは今の中国でも今の北朝鮮でもないし、
今のロシアではない。実はそのプーチンがいなくなった時のロシアであり、金正恩の死
んだ後の北朝鮮である。つまり習政権体制がほころんだ時の中国なのだ。今の共産中国
が如何に地球規模の自然災害の元凶となり、人類崩壊や経済混乱の中心となっているか
中国人は自覚していない。香港デモはまさしくその中心的ものでエポックである。そも
そもかつての雨傘運動での強硬暴力排除が大きな問題で、そうしたことで香港分断を誘
って大陸人を多数移住させ、監視社会を作った事が大きな間違いで、今の香港警察は、
何も急進的な抑圧部長をその座に又蘇らせる必要は何もなかったのだ。香港近くの大陸
暴力団組織「和勝和」の元組長がどう動いているのか知らないが、政界にも太いパイプ
を持つ郭永鴻氏(58)が7月21日、香港国際空港で逮捕された後逃亡犯引渡し条例
をきっかけにこのデモは起こっている。香港各紙によると、郭氏は香港やマカオの富豪
への恐喝や襲撃企画罪など3つの容疑で指名手配されていたが、そもそもが共産党中国
の地方共産党の城官の付属部隊でかつては、用済み切り捨てに甘んじていた組織である
。景気が良ければ共産党と共に栄えて国民の声もかき消されただろうが、欧州不景気と
米国の関税戦争で一挙に矛盾が噴出してきている。深セン地区の強制開発が終わって、
元朗地区に捨てられた混成ヤクザは、今や中国の深セン市と目の鼻の先で香港マフィア
との結束し組織が拠点地区に成長した。地方共産党、共産党ヤクザ警察、人民解放軍、
と、今まで敵対していた香港警察も、この「三合会」と呼ばれるマフィア組織との関係
は微妙なものになっている。ここに台湾の批判する「一国二制度の失敗」と断じる中身
がある。一国二制度に幻想を抱く台湾の無党派層に、香港警察によるデモ隊弾圧映像は
冷や水を浴びせた形だが、共産党中国の中央政府も同じに、嫌がらせでは、香港市民を
脅しても黙らせられないとして強行突破を案じる形になった。その為今も人民解放軍を
表立って入れていない。しかし、今の林鄭 月娥(りんてい げつが)通称、キャリー・
ラムは、いつでも共産党軍や人民解放軍を入れる事は出来ると市民に脅しをかけている
。しかし、これがヒットラーに習った市民を人質に取る作戦で、ほとんどの共産国の、
共産党たる証となっている。これが香港人民には鎖に繋がれた首輪の役割となっている





160: 名無しさんAA:19/11/10 15:20
  歴史の群像     226

 ここで少し日本の政治事情を考える。民主党が崩壊し、希望の党ができたがほどなく
大方は国民民主党と立憲民主党に分かれ、かつて戦後に自由党と民主党が合体した自民
党の敵とはならなくなった。しかし、もともと日本においては、明治時代自由民権運動
が起こり、熱狂的に代議士制度改革が叫ばれた時があった。開国後、西南戦争を最後に
、国内の武力紛争や反乱はなくなった。士族(しぞく)の家禄のない不満はあったが、
言論(げんろん)による話し合いの場を求める声でかき消され、それが。1874年土佐藩
の板垣退助(いたがきたいすけ)による、国会開催を求める意見書が政府提出されて、
自由言論、平等民権の運動として、国民が政治に参加できる権利を求める運動を自由民
権運動が起こって政府の対応が待たれたが、1885年、議会を開く準備とし内閣制度が作
られ、伊藤博文を初代内閣総理大臣として任命し、形を整え、その後に日本帝国憲法を
発布して国の形を整えた。ここでようやく薩長土肥の藩閥政治の批判が交わされるべく
政治システムの概要が国民に知らされたのである。つまりそれまでは今の香港政庁の様
な口では「自由」だ「民主国家」だ「法治主義」だと論じても、実態は長州藩閥の独裁
で宮家を担いだまま突っ走って外交判断を行っていたのである。つまり、王政型の商人
議会の英国や貴族型の宗教議会の仏蘭西か、公国や小国の集まった領主型の独逸国か、
それぞれの議会様式すら決まっていなかったのである。一応は明治天皇をして新政府の
立場があり頂点にいたのは当然だったが、神職を強くしても国際社会に説明できない。
かと言って英国型では、民衆のいいように議会が揺れる。伊藤博文はヨーロッパで学び
、君主権力が強いドイツの憲法を学んでいた。帰国後内閣総理大臣となり、憲法づくり
をすすめ、衆議院議員選挙が行われ、第1回の帝国議会を開いた。帝国議会は、貴族院
と衆議院の二院制とし日本に定着させた。貴族院には皇族などの代表者や、天皇が任命
した者、多額納税者などの特権優遇者で構成された議員を置き、衆議院に、大衆の選挙
で選ばれた議員で構成された議会とした。選挙に投票することができたのは、満25歳
以上の男子で15円以上の税金を納めていた人で、人口の1%くらいしかいませんでし
たが、それでも衆議院の可決されたものも、貴族院で否決される発議も起こっている。
つまり民衆のはけ口であり、発議権の拠り所であった。つまり大岡越前の目安箱の議会
版であり、それを行使するか決定するかは貴族院の上奏にあって、明治天皇の意向にか
かっていたのである。実はこうした転換期は内容は多様にあるが、どこの国でも陥る処
であり、今の香港のように至らないように運動したのが、板垣退助であったのである。
強権的江戸時代とその形態を受け継いだ天皇の下で特権を貪った長州藩、これらとの闘
いが、西郷隆盛や板垣の戦いだった。つまりは今の香港長官が戦うべきは香港市民や民
衆でなく大陸共産党中国政府であり、自治を守るべき警官は取り締まるべきは応援加勢
の共産市民なり暴力警官なのである。



161: 名無しさんAA:19/11/10 15:21
 歴史の群像     227

 中国広東省深セン市と深セン湾をはさんだ香港新界地域の元朗地区流浮山の路上にお
いて、駐車していた乗用車の中から、拳銃1丁と弾薬が入った弾倉4個、斧1つ、ナイフ4
つ、金属製のこん棒などが見つかっていたことが分かった。警察の調べで、車は盗難車
、2017年12月に盗難届が出されているがこの車のナンバーや所有者の届け出は実在しな
い者だった。と発表し、警察では車は犯罪組織の一員が使っていたのではないか。との
見方を声明として発した。しかしこれはおかしい。まず盗難車で盗難届を受理している
から盗難車であり、実在しないと結果が出ているという事は実在してるから結果を決め
ているのだ。こうした胡散臭い報道が溢れかえる中国を、なぜ香港市民が信じるに足り
る国と認めようか。今まで自由を謳歌し民主主義に生きて中国共産党幹部の抑圧や侵攻
にめげず容認して共産国家を尻目に海外との交流をしてきて、積み上げた信用が崩壊し
て行くことは耐えられないものであり環境だろう。米大統領選では民主党左派のウォー
レン上院議員に人気が高まる。格差是正を訴え、大企業と富裕層を対象に10年間で、
6兆ドル(約660兆円)の大増税を提唱しているからだ。この「反ビジネス」色の濃
い政策は、民間の自由な経済活動する米資本主義の基盤が損なわれる。との懸念も又台
頭している。国民皆保険制度導入、10年間で20兆5000億ドルの財源を確保、の
この計画は、中間層の負担を増やさない。富裕層のみへの3兆ドルの増税で、5000
万ドル以上の純資産には年2〜6%の税率適用を考えている。トランプ政権が実現した
法人税減税を撤廃し、35%へ税率引上げて大企業に3兆ドルの増税を強いる。実は、
これが民主主義のあり方なのだ。米国は民主主義平等博愛主義を唱えながらも、銃規制
をしない。普通の人より銃携帯の人が強いに決まっている。銃で戦うよりは大砲が強力
であり、大砲よりは走行する戦車で、戦車よりは飛行機でミサイルに行き着く。こうし
て次々と銃器や兵器を開発し、殺戮兵器は進歩したが、実は人の社会性の啓蒙や教育は
一進一退のままだ。税の再配分の原則は、人権主義や立憲主義の基本中の基本である。
言葉的な意味では、立憲=憲法を制定した社会を言う。しかし、立憲主義といえば制憲
の社会。すなわち「憲」という「基本掟(おきて:マスタールール)」の「憲法」の事
でそれを敷いた社会で、国民の方が国に向かって突きつけた絶対ルールを敷いた社会。
である。つまり君主が作ったものではなく民衆が作った法が憲法であり絶対として啓蒙
遵守を決めて行われる社会を行くのが立憲主義なのである。つまり中国大陸には国法は
定められていても、日本の様な絶対の憲法はない。と言うことになる。これが大事な事
である。さらに民主主義という大衆烏合主義を取らない事に特色がある。よくドイツは
「ドイツでは戦後60回も憲法を改正してるのに日本だけ1回も改正してないのはおかし
い」などと主張する人がいる。だがドイツには憲法でなく国内基本法であり中国と同じ
国法なのであって、基本的ワイマール条文は中世以来いじくられていない意識の中で、
日本でいう施行令の法文が変えられているだけの話なのである。板垣退助が求めた民権
運動の成果で、「1.人権の尊重(国民の人権を保障するために国家が存在する、という
こと。)」「2.権力の分立(権力の集中は人類史上、必ず独裁政治を生み出した。)」
「3.国民による国政参加(国民の意志の政治的反映が行われること。)」と言う三つの
基本は守られて日本は世界に動き出した。この基礎概念が破綻した民衆議会政治が民主
主義であり、トランプ政治のような高所得者優遇政策に陥った危険な国際政治を生み出
している。



162: 名無しさんAA:19/11/10 20:15
  歴史の群像     228

 時代が進化し、産業が発展する事に依存はない。しかし産業発展の中で人間性をしば
しば阻害し悪名高き奴隷労働力を総動員しても、その技術発展についてい行かざる得な
い姿は千手観音の様に裏では、先人にあざ笑われている生活だろう。そもそも外国人の
留学生に資金提供して、日本人を学ばせない、働かせない、守らない。と言うのは一体
何なのだろう。私学助成金にしても保育園無償化にしても問題がずれている。そもそも
論で言えば、少子高齢化問題は国家問題ではない。それを盛んにNHKがあおった責任
がある。少子高齢化問題は個人の権利問題である。誰もが子供を産み、家庭を育み、老
い、老後の生活をどう過ごすかは、個人の意識問題で、これに深入りして2千万だの、
5千万だの老後資金を蓄えよなどという国家方策が間違っている。人の生き様に環境を
与えるのが政治であって、中国や韓国の非難で靖国参拝を取りやめるようなら総理身分
を捨てて貰ったが国民の為になる。度台そんな軟な総理に資格はない。そもそも日本が
戦前は軍国主義だった。と批判するが、それをいうなら朝鮮半島は盗賊主義で、中国は
強盗主義がまかり通っていたではないか。今でも自分の都合の好い事しか言わないし、
しない。日本人が広げ開拓した農地に、集団で他所の土地の者が一揆をしたり、補助を
受けて学校を作ると、儒教差別主義の土地の有力者が占拠して学校を廃止させた。両班
の幼年娼婦売りが、日本の儒教差別主義の撤廃に動き、コリアンピラミッド崩壊で貧民
に落ちぶれたからだが、その為徒党を組み、盗賊に成り下がった。中国ではもっと酷く
混乱の無かった農民まで、勝手に拉致監禁して中日抗戦兵士として鎖につないで督戦兵
として鉄砲の前に立たせて日本軍と戦わせた。つまり中国政府そのものは闘牛場の観客
として動きゲリラ活動する共産党党員を増やす遠因を作っていたのである。世界大戦時
に日本人は差別主義に苛まされた。第一次大戦まで行われなかった大規模収容所が出来
てドイツで起こった優位遺伝説が大手を振って荒れたからだ。アメリカ本土では、ほぼ
全ての日系人が強制収容所に送り込まれていた。ハワイでは、「在住の日系人は数が多
く全員を強制収容所に送り込むと社会が大混乱する。」と抗告理由で、日本人でも各界
の指導者レベルの日系人だけが身柄を拘束された。ただ、身柄は拘束されなかった日系
のハワイ人も普段生活している中で日系人差別に遇される状況にあった。ホノルルの商
店経営者も体よく低価の強制購入で土地を追われ田舎に引っ越して黒人地区に改めて店
を始めたと言う記録もある。アメリカで生まれ育った日系二世達は、アメリカ国民とし
て生まれ育ってきて米国人との違いは無かった。だからこそ、この状況に我慢なりませ
んでした。「自分達はアメリカ国民だ。」とアピールするため、自ら兵士に志願した。
当初は受付を拒否されたが、戦争中盤に日系人だけで構成された 第442連隊が作られて
ヨーロッパ戦線で大活躍し米兵を助け出す偉業を行い、最も多くの勲章をもらった連隊
になった。しかし、このヨーロッパ戦線の過酷なテキサス大隊救出の運命では、生き残
りは5割だった。枢軸国相手に勇戦敢闘した。その激闘ぶりはのべ死傷率314%(のべ死
傷者数 9,486人)という数字が示している。アメリカ合衆国史上では最も多くの勲章を
受けた部隊としても知られるが帰国後も日系人への偏見は付きまとって善き職業を得る
事はなかったと言われる。


163: 名無しさんAA:19/11/10 20:15

  歴史の群像     229

 日本人にはハワイを合併する意志はなく、馬鹿の様に太平洋戦争に入り、真珠湾攻撃
に向かった訳だが、この帝国主義的な行動をさせたのは、図らずもアメリカの敵視政策
であり、欧州戦争への介入の欲望だったのは論を待たない。このことが、その後日本人
敵視感と日本のアメリカ不平感との対立につながって行く。しかしそれはルーズベルト
やユダヤ連合の思う壺であった。そして遂には 日本時間1941年12月8日、未明(ハワイ
時間12月 7日)に日本は真珠湾攻撃を行ったのである。前後して昭和天皇はこのことを
外国人記者に説明し公けに告示している。つまり奇襲とはいえ、日本人は世界の国際法
にのっとって、ハワイオアフ島に真珠湾を攻撃したが、ハワイはある意味アメリカ人の
土地ではなかった事も理由にあったようだ。つまりハワイの開放である。しかし、米国
政府は日本以上の軍国主義であった。つまり、日曜日の朝を狙った奇襲攻撃がキリスト
教徒であった米国兵士への配慮だった。にも関らず、こうした日本からの声明は米国の
新聞紙上にも、米国議会にも何ら出てくることはなく、ルーズベルトの報復宣言と日本
の卑怯批判しか書き立ててはいなかった。正に日本が懸念した野蛮な新興国だったので
ある。伝統的に、軍部特に日本海軍は日本近海で待っての戦闘行為をする防衛戦闘を基
本としていた。対米戦を漸減邀撃作戦を基本戦略として、日本近海における艦隊決戦を
想定して国家作りを行っていた。これは日露戦争を手本にと言うわけであったが、これ
に従っていれば、ハワイへの奇襲攻撃が行われることはなかった。しかし、連合艦隊の
司令長官山本五十六大将は、それを壊してしまうのである。そこに南雲中将の司令官の
封鎖作戦があった。南雲はまるで潰れた土建会社の社長のような経営無知の人情家であ
った。何事も中央の判断に添えばそれでいい。という極めて短絡な行動軍人だったので
ある。スポーツ界の剛腕がその栄誉が監督にあるような部署を全うすれば事足りる考え
方で、その力強さや人情は称賛される人柄だった。しかし、山本の考えていることは、
全く違っていた。山本はアメリカ留学経験もあり、航空にも詳しく、開戦当初に航空戦
で一挙に決着を付けなければならない。と考えていました。真珠湾攻撃の立案にはこの
山本の悲壮感が溢れていたのである。つまり今のままでは米国に負ける。石油によって
負けるのは明らかだ。と知っていた。ではどうするか、敵航空部隊の壊滅しかない。特
に空母機動部隊を壊滅させられれば、日本にも勝機はあるかも知れない。と考えていた
。実は山本五十六にとってはセンセーショナルな事件が起こった。それが原爆開発の、
成功だった。日本海沖に出ていた戦艦妙高は特殊任務で原爆実験を行い、海洋投下で、
その性能を確認するまで至っていた。しかし昭和天皇はその報告に来た原爆成功の奏上
に、即刻の廃棄と実験や研究の停止を命じた。これに海軍上層部は反抗し、五一五事件
が起こったのである。日本の政治運動家、農本主義思想家農本ファシストで超国家主義
者でもあった橘 孝三郎(たちばな こうざぶろう)の報告から、頭山満の三男の、頭山
秀三で玄洋社社員は、その記事を書きたかったのだだが、粛清にあってしまったのだ。
強力な兵器開発に犬養首相すらも射殺されて、国体の存続さえ危うかったのである。元
々、犯人の青年将校らには問答などに時間をとられては殺害に失敗する恐れがあるため
、犬養首相を見つけ次第射殺する命令だったらしいが、おかげで三橋町の富安保太郎は
勝手に閉じこもってしまったのである。

164: 名無しさんAA:19/11/10 20:16
  歴史の群像     230

 かつて存在しドイツの政党のナチス(国家社会主義ドイツ労働者党:Nazi)は、第二
のドイツ社会主義労働者党(SAPD SAP)は、ドイツ社会民主党の分離した左翼分派の党
でそれほど支持はなかった。しかし1932年、共産党から分離した何人かがこのグループ
に加わり、党の規模は小さいままでも魁の方策として国民幸福を約束した。1933年に、
グループのメンバーは非合法的にナチズム(全体主義)に反対し活動し、ドイツ労働党
ナチスは拡大していく。この奇妙さは何ともいえない。批判する呼称とそれを乗っ取っ
た政策である。こうして1920年ドイツ労働者党を改称して成立し、翌年ヒトラーを党首
とすると飛躍的拡大をした。1933年に政権を掌握。反民主・反共産・反ユダヤ主義を標
榜し、全体主義的独裁政治を推進。ベルサイユ体制の打破をめざして再軍備を強行し、
第二次大戦を引き起こして、最終的に1945年に敗戦とともに崩壊した。世界中が、不況
で激化する労働運動対策に、労働党は共産党・社会民主党を次々と追放し、独裁体制を
固めていった経緯がある。国際連盟に対して軍備保有権の平等を求めて断固拒否し、そ
れによってドイツ国民は称賛した。日本に習い、国際連盟脱退賛成が9割を超える国民
投票を経た後に、同年10月、国際連盟を脱退し行き詰る国際社会に対応が戦闘だった。
こうして共に国際関係の中で孤立して、日独両国間に協調を求めるムードが生じたのは
不幸なことだった。その時謀略が働いていたとしても、自然の流れなのかもしれない。
令和の時代、終戦70周年にあたり戦争と歴史をめぐる論議が沸き起こって久しいのだ
が、これまでも、様々な方面からの検証に基づいて戦争を振り返って話がされる。しか
し尚、なぜ戦争に突入したのかという議論は多く聞かれる一方で、なぜ敗戦に至ったの
かという議論も少なくもないが、戦争の本質の議論に至っていない。この種の議論に置
いて欠けるのは、こうした議論を組み立て歴史に仮定を持ち込んだ理論も多いが、突然
にして敗戦の日がきたのではないし、突然に戦争が起こったわけではない。それは昭和
がバブル経済から突如として平成不況に突入した訳でもない。同じくそれなりに何らか
の要因と大きな影響を及ぼして、不可逆変化に今に至ったのだ。敗因を検証することは
歴史観の涵養に資するが、さりとて今の我々でも運命を変え得ただろうか。この疑問が
常に付きまとっている。ただ言えるのは日本の軍部も民衆の賛同を得て内閣が動いたし
、ドイツのナチス政権も国民の大いなる歓迎をもって国を担った事実である。対して、
ソ連も、アメリカも決してその時国民は戦争を希望していなかった事実もある。一部の
人間が大局を握って国民を先導し大戦になった。この事実に我々はもっと気づくべきで
ある。小国や島国がやっと希望と光の中で自衛権なりまともな自治を果たそうと言う時
に、大国は自国の秩序や、多くの国民の良心を踏みにじって、核開発を強硬し経済封鎖
で戦争に導き、無差別都市攻撃などの戦争犯罪を起こした。それでも裁かれていない。
日露戦争で米国は仲裁国になったが、日本に賠償は行われずまた戦えばいいと脅迫まで
した。第一次世界大戦の戦後処理では、良心なき過大な戦争賠償を、ドイツに求めてい
る仏国に了承承認した。という事実だ。ドイツは資金引揚げで、大きな国内恐慌があっ
たが各国とも手を差し伸べなかった。これではユダヤ憎し、となっても仕方ないだろう
。今香港デモが行われているが、林鄭 月娥(りんてい げつが)長官はあまりにも虫が
良すぎる。中華人民共和国の第5代香港特別行政区行政長官を務めているのだから、そ
れなりに国を憂いて良く、議会の民主議員の声を聴くべきだったのは当然だ。形ばかり
の議会で中華人民共和国、つまり共産党大陸中国の独裁は通るだろうが、国民や世界で
は通用しない。少なくとも香港政庁は今まで自由な議論の上に民主化をなした経済活動
をして大きくなった経済だ。少なくとも共産党中国もこれまでに、多くの恩恵を受けて
いた筈だ。つまり、香港議会が大陸中国と相対して話し合うもので、長官が大陸と話合
うのは筋ちがいなのである。ましては同じ香港人議員を議会の尊厳を破ったなどと退場
させるとの強行が度々あったが、それはまったくおかしな話で一国二制度となっていな
い証なのである。こうした事の穴は誰が負担するか林鄭月娥、チェリーラムは知るべき
である。


165: 名無しさんAA:19/11/11 02:40
こうした事の穴は誰が負担するか林鄭月娥、キャリーラムは知るべき
である。


166: 名無しさんAA:19/11/11 02:54
  歴史の群像     231

 しなくても良かった先制攻撃の真珠湾攻撃や米国への宣戦布告には日本海軍の裏事情
があったようだ。木戸幸一は、山本五十六に、「日本が窮地に陥ったならば、原爆研究
の再開もあるだろう。」と述べたと言われる。また当時に原子力発電のように動力の中
の熱源とする発想も又なかった。とりあえず日本国内では伏せて臥せて覆い隠すことに
専念して戦争に走っている。滑稽だと一笑に付すことは簡単だが、この微妙な思惑の間
違いは、死にの物狂いの中国や米国の戦闘とは大きな違いを生んでいるようにみえる。
昭和15年9月の日独伊三国軍事同盟調印に先立つの重大事件としては、昭和6年9月の、
満洲事変、そしてそれに続く昭和8年3月の、国際連盟脱退が最もよく挙げられる。当時
の国際情勢を鑑みるに、中華民国では毛沢東(1893〜1976)による瑞金の臨時政府樹立。
これに伴う内戦の激化、更に軍閥の割拠よって実質的な分断国家状態が収拾できず、そ
の上、世界では米英での深刻な財政危機下にあり金本位制の放棄を余儀なくされていた
。米国は大恐慌のため失業者は700万人に達し、フランスなどは自国の利権確保のために
無発言。日本に対しても米英に対しても強い意見を見せなかった。こんな時に、英国の
リットン(1876〜1947)を団長とする国際連盟調査団が、満洲事変による中華民国の主権
の侵害である。との裁定を下す。しかし、その裁定には、もともと拘束力などは無く、
日本を取り巻くパワーバランスも微妙な位置にあり 欧米列強がそれぞれ国内問題を抱
えていたことを考えれば、敢えて国際連盟から脱退するなどという寓挙短絡な外交判断
を下す必要は、全くなかったのである。確かに昭和7年1月の上海事変の発生により同年
5月までに、大陸の戦闘状態の表面化は、大日本帝国の特に軍部に風当たりを強いもの
にはしたが、国際連盟、広く言えば国際社会の我が国の立場は危ういながらも、均衡の
上を渡り歩けるだけの地位にはあったのである。見方を変えれば、諸外国の国内事情も
厳しい状態で、相対的には、日本だけが悪者扱いされ劣勢状態に立たされていたわけで
は、全くない。従って日本代表全権の松岡洋右による国際連盟総会の議場退席などは、
極めて残念な事態であったし、人選の間違いや世論の異常としか考えられないものだ。
むしろ欧米の経済的疲弊と中華民国の内戦・分断状況を弱みとして捉え、巧みな外交戦
で勝利を収めることは困難であるにせよ、惨敗を回避することは可能であった。と考え
られる時期でもあり、欧米列強も中立的位置にある日本には格段の頼る処があったとも
言える。こうした日本の敗戦がどの時点で、我が国の第二次世界大戦敗戦が決定的なも
のになったのかを検証することは、国家観の議論とはやや異なり、歴史的な考察が必要
とされるのは、他の国と違う転落の歴史だ。敗戦の要因は言うまでもなく重層的に複合
されたものだが、開戦も又、外交上の失態が覆い、我が国日本を敗戦という歴史の流れ
に最初から方向付けていたことを看過することはできないし、今後とも判断材料の一つ
として活用されるであろう。多元外交のモデルとしての三国同盟締結までのプロセスに
焦点を当てる事も大事だが、このプロセスに最初から一人転びしていた松岡洋右の特有
な行動で起こり、長州閥出身で海外生活組というだけで重用されていて、日本を間違え
た方向に引きずり込み戦争に陥らせた。独裁者でもなく政府首脳でもない政治家に引き
起された戦争と敗戦というのは、世界では極めて珍しいのではないか。それでも今も、
この政治形態が安倍首相や自民党議連に宿って汚職腐敗不正が行われているのは、嘆か
わしい日本国民の無知蒙昧・無勉強・無責任と言えよう。



167: 名無しさんAA:19/11/11 03:41
  歴史の群像     232

 松岡個人を推測するに、国際連盟総会の議場退席は松岡の意に反するもので、東京か
らの指令によるとする説が一般的である。松岡の胸中は如何なるものであっただろうか
と多くに観察される論文をみるが、米国病のとりわけベトナム退役軍人にみられる様な
症状の燃え尽き症候群のような形で帰国している。一部の学者からは松岡の語学力が高
く評価されることもあるが、松岡自身は英米人との日常的な社交のレベルにおいてさえ
病的なくらいコンプレックスを抱いていたと推測されている。そうした行動が国際連盟
脱退後に数多く見られたといわれ、この頃既に躁鬱病的気分屋行動が彼を覆っていた。
例えば、不可解なことに当時53歳の松岡はジュネーブから直ちに帰国するのではなく、
ローマではムッソリーニ(1883〜1945)と会談し、ワシントンでフランクリン・ルーズヴ
ェルト(1882〜1945)と会見した。その後も、わざわざオレゴン州ポートランドを再訪し
ている。その目的ではオレゴン大学在学時の寄宿先で世話になった未亡人、イザベル・
ダンバー・ベバリッジの墓碑建立というものであったが、実は自分のこの行動の結果は
日本では認められないだろう。という苦悩の放浪でどこかに或いは誰かに救いを求めて
いたとしか思えない行動だった。彼の青年期の松岡の苦学や、そして当時の、米国にお
いての人種差別の世論や意識は、想像を絶するものであろう。と言われる。とはいえ一
つ確かなことは、日露戦争講話締結に貢献した金子堅太郎(1853〜1942)のように松岡は
日本の国益増進のために米国留学経験を活かすことは全くなかった、ということである
。それは、当時の米国内の随所にあった秘密結社の入会を拒否し蹴って米国生活をして
いたからだ。日本と違い米国は三面国家主義の生活が往々にして行われていた。つまり
表の地域社会的つながりの他に、裏では人種差別的秘密結社つながり、その上に仮想の
生活すら受容する宗教的つながりである。この三つは欠かせないアメリカ文化の裏社会
事情であり、例えば学校生活でも教会の日曜礼拝でもついて回っていた。主義主張の前
に、民族種が問われてその経済的地位が先に問われて社会的生活が出来たのである。こ
の形は日本人には理解不能のシステムだった。今でもアフリカ奴隷移民を先祖に置いた
オバマ大統領にドイツ移民を先祖に置くトランプには、どんなにアメリカ国家に良い法
やシステムで方策でも全否定する姿がある。例え白人優位主義者の票が支えとしても、
日本では考えられない対立がここにある。松岡は、オレゴン感傷旅行に象徴されるよう
に、親密な国際協調外交のチャンネルを有してはいなかった。のみならず英米人に対す
る敵愾心やコンプレックスが無意識の内にせよ心の中に渦巻いていたのかもしれない。
恐らくは、結社入会拒否で虐められていた事を思えば、反吐が出るくらい嫌いだったの
だろう。このトラウマ的な病的白人嫌い黒人嫌いが彼にはあったのだろう。もし世話に
なった未亡人のイザベル・ダンバー・ベバリッジ夫人と会うことが出来たならば違って
いただろうが、彼女は会うことは叶わないものであり、色々話し問い合わせし確認でき
何でも話せる友人は、誰もいなかった。米国の新聞で、松岡の米国上陸記者会見を報ず
る米紙の大見出しは「松岡は、日本は米国の属国ではない、と主張した。」というもの
であり、日本国内での称賛の声が伝えられていた。これが彼の帰国の後押しとなった。
米国コンプレックスの裏返しが日本外交を枢軸国側へとシフトさせた。と多くは主張す
るが、実は違っていて植民地主義との戦いには、ソ連とドイツしか国がなかったのであ
る。それはベルサユ条約時の近衛文麿の憤慨と同じであろう。それでも近衛はたとえば
1941年の閣議においては、日米衝突を回避しようと近衛文麿首相が「日米問題は難
しいが、駐兵問題に色つやをつければ、成立の見込みがあると思う」と発言したのに対
して東條が激怒し、「撤兵問題は心臓だ。撤兵を何と考えるか」「譲歩に譲歩、譲歩を
加えその上この基本をなす心臓まで譲る必要がありますか。これまで譲りそれが外交か
、それは降伏です」と唱えたという話の様に、板垣征四郎や石原莞爾を詣でる陸軍将校
達に国民はぞっこんだった。この国民の馬鹿さが敗戦を生んだのだろう。

168: 名無しさんAA:19/11/11 08:31
  歴史の群像     233

 日本が国際連盟を脱退したのは昭和8年3月。この年ドイツでは1月にヒトラーが首相
就任して、世界不況で激化する労働運動対策として、共産党・社会民主党を次々と追放
し、独裁体制を固めている。更に国際連盟に軍備保有権の平等を求めて改めて拒否して
それによってドイツは日本に習った行動をとる。国際連盟脱退賛成が9割を超える支持
は国民投票を経て現実となった。こうしてドイツも10月、国際連盟を脱退した。共に国
際関係の中で孤立していた両国間に協調を求めるムードと、米国の排外悪者論が根をは
ったし、その謀略が働いても一向に不思議ではなかった。欧州では日本以上に疲弊して
いたのだ。原因は言うまでもなく第一次世界大戦による後遺症になるものである。戦後
の混乱を終結する為の団結心が覆う。イタリアでは大正11年にムッソーニが、ドイツで
は昭和8年にヒトラー(1889〜1945)が政権を握り、独裁体制を作りあげ、昭和7年に五
・一五事件、昭和11年に二・二六事件が発生している。これらを見るに欧州は日本より
政治的に、経済的に、病的な状況が進行していたのである。彼ら独裁者はクーデターで
政権を掌握したのではなく、選挙で選ばれ、民衆の支持を得て、合法的に独裁体制を築
いた体制だったとされる。たとえ9割以上の同意による国民投票がその後、幾度となく
隣国の併合など国家の重要な案件の政治的意思決定に用いられたとしても、これが英米
法的なコモンローの概念や「法の支配」という概念とは異種のものであることは容易に
推察される。しかし、米国同様に愚衆から多数決を取った民主主義の概念やシステムか
ら進化した立憲主義の概念はまだ存在していなかったのである。その意味では記述され
た法に則り確かに実定法には適法だった。「法の支配」に則っているという意味で合法
的とは言い難いがそれは運用のものであり、米国の戦争突入が裁判されない様に、日本
の軍国化もドイツの侵略していく防衛戦争も、誰も止められなかったのである。オルテ
ガの『大衆の反逆』(1930年)やル=ボンの『群衆心理』(1895年)に、見るまでもなく、
20世紀以降の民衆は、世界の全体主義の危険や流れと並存して国家運営をしていたのだ
。経済的苦境に立たされたドイツ。イタリアでは、民主主義的な意思決定に時間がかか
っていた。ナチズムという新たな薪の紐結び論が台頭し、表面上ではあるにせよ短期の
うちに混乱を収拾するためには独裁政治の方が適している。という世論だったからだ。
こうした世論の誘惑に抗うことができず、悲劇に到る道を歩んだ両国の正確な情勢分析
すれば、少なくとも国際連盟脱退前の我が国が、世界の事情を把握する必要があった筈
が、何故かしら阻害されて、中国の中の共産党信奉者によって、引きずり込まれた形で
あった事がわかる。ここで言う中国国内の信奉者は何も中華民とは限らない。よくよく
分析すればゲリラ戦の特攻隊はほとんどが督戦隊方式の中国人に操られたり、雇われた
りして騙された朝鮮人が多い事に気付く方も多いだろう。いまの蛇頭の人身売買が中国
人でありながら、英国で見つかったコンテナ社内の死人が全てがベトナム人のように、
督戦耶方式(とくせんやほうしき)で他人に殆ど任せて利益だけ盗む方式は中国の専売
特許的やり方である。日本では退化する文化・文明がみられるが、中華では、益々盛ん
に、他人の褌で相撲を取る方式に特化している。偽物(にせもの)文化、贋物(がんぶ
つ)文化の果てを目指してるようにビルを建て都市化し、投資も盛んに他所の国の技術
を盗み、他人を動かして巨利を得る。非道徳の限りを極めたこの主義に香港は立ち向か
うだろうが勝つ見込みはさらさらない。国際社会の協力しか頼れない。この構図自体は
かつての日中戦争時代とそっくりなのは、おそらく民族的性格からであろう。


169: 名無しさんAA:19/11/11 08:50

 まーだこの後に及んでも韓国はうその線を引く。何という愚かな国民で汚い文政権か
。GSOMIAは日米韓の三ヶ国協業のアジアの安全保障問題であって二ヶ国問題では
ないのは明らかなことで、だれが見ても韓国が混乱する処置である。時の安全保障室長
も、あれだけ部下も軍も民衆も国際社会も、この廃棄はおおきな損失だと声明をあげて
いるのに 愚かな事だが、「全く影響はない」と言い切っている。既に投資家さえ韓国
か離れ、北朝鮮の長距離多弾砲火の照準に入っているのにまったくこの薄らバカは危険
すら感じないらしい。日本や米軍はもうこの半島を救えない。さっさと北朝鮮の金正恩
に原爆でも落としたほうが影響や被害は少なくて済むだろう。もう韓国民の安全保障な
ど考えるな。生きる資格や地球上の同種の社会にいる存在資格や存在価値はない。これ
だけ世界を不幸にしていいはずもない。


170: 名無しさんAA:19/11/11 12:17
  歴史の群像     234

 世界中の大きなテーマとしては、「国家と戦争」のテーマの議論は長い間、論争され
ていて今後も止むことがないであろう。大きくは政治と結びついた領域で、信仰や民族
と貧困など、その時々の国の政権や民族的流行のイデオロギーに大きく左右されている
かのように扱われる。しかし他方、当時の国際情勢分析、国内事情検証、そして当事者
の政治家や指導者の人物研究をみれば、時代錯誤の当然の成り行きがあり、大国の行動
を読み解けなかった現実がそこにある。歴史的な解釈を組み立てていく議論の方法もあ
るが、例えばドイツのベルリンの壁崩壊は、民衆が起こした崩壊ではない。たまたま、
時のドイツのホーネッカ首相とロシアのゴルバチョフ書記長が歯の合わない犬猿の中で
自由旅行の提言に、西側東側の往来の規制項目が盛り込まれてなかった事で実現した。
同じ様に日中戦争もたまたま毛沢東がソ連の補助金にコミンテル会合の中国側受付担当
員になった事で治安の良かった中国が、ゲリラ活動で荒れてしまう国内に変化するのだ
った。昭和10年、第7回コミンテルン総会で人民戦線テーゼが採択され、国際的に連帯
し共産革命を推進することが決議されたが、この頃比較的穏やかだった中国国内に日本
軍の協力を仰いだ蒋介石将軍がいた。世界中で独立の兆しが現れ、同年イタリアがエチ
オピアに進出し、国際連盟と対立、翌年エチオピアを併合する。同じ頃、満洲事変後、
華北地方を国民政府から分離して日本の支配下に置こうとする華北分離工作が関東軍を
中心に推進されていく。昭和11年にはベルリンオリンピックが開催され、ドイツの急激
な発展が目を引いた。そして共産党の脅威に対抗し、同年11月、日独防共協定が締結さ
れた。当時、それと共にドイツとイタリアも連携を深め、翌年には日独伊の3国による
防共協定が成立。この事が遠因で、イギリス・フランス・アメリカの警戒心を喚起し、
第2次世界大戦への道筋が出来上がったのである。日独防共協定締結時、満鉄総裁であ
った松岡は「日英同盟に代わる日本丸の新しい舵がやっと造られた。」と大喜びしたと
いう。つまり英米嫌いであったのだ。その後に、日独の協定提携を「心中にまでゆくべ
き夫婦の契り。」とまで言い切った得意満面の記者会見は日本に不気味な戦争の足音を
響かせている。大正10年に理事として満鉄入りし、衆議院議員に選出される昭和5年
まで日本の満洲経営の最前線で活躍していた松岡は「満蒙は日本の生命線」という大衆
扇動的なキャッチフレーズを最初に唱導した人物でもある。その頃からドイツに酔いし
れた方向性が見える。その松岡が、華北分離工作と無関係であるはずもないのだが、昭
和12年7月の、北京郊外の盧溝橋事変によって満洲事変を起こし、それを遠因とする
戦火は次第に拡大していく。盧溝橋事変からわずか3年後の昭和15年7月、日独軍事
同盟締結を至上目的とする第二次近衛内閣が発足した。これは対日経済封鎖によっての
日本軍部のあがきでもあった。しかし、その構想が再び松岡を外相として外交の表舞台
に立たせることとなる。まるで、海外諜報員の工作に乗ったかの様な構想だが、事実、
日本はどうしようないくらい戦争突入が期待されていたのである。ドイツの台頭に手を
焼いた英国、そして欧州戦争に入り込みたい米国、東洋の戦争で自国を侵されたくない
仏国、とりあえずドイツとの協定でアジアに目を向けていたソ連、ソ連の下工作に国土
を取り戻したい中国、更に日本が戦争で勝って開放してくれると信じる植民地の国々。
そのどれもが日本の戦争突入を期待して動いていたし、日本国民もその期待に浮かれた
世論を形成していた。

171: 名無しさんAA:19/11/11 12:18
  歴史の群像     235

 日独伊三国防共協定が軍事同盟である三国同盟に発展したのが、松岡が外相就任して
からわずか2ヶ月後の昭和15年9月であった。即ち、既にヨーロッパにおける第二次
世界大戦開戦から1年もの期間が経過した時点であり、ドイツが西部戦線でベネルクス
三国のみならず、今度はフランスをも屈服させる牙を向き、欧州制圧の戦況の最中での
出来事であった。しかし、ここで松岡は大きなミスをする。というより日本を地獄に叩
きつける方策を行った。松岡構想の反対論者の更迭である。松岡は外相就任直後に三国
同盟締結に障害となる親米英派の大使、公使など40名を更迭するという、前代未聞の
空前の人事異動を実施したのだ。これによって私的にも公的にも世界情勢について正確
な情報を仕入れていた日本政府も軍部も情報が無くなった。このことが昭和16年12月の
日米開戦の大きな誘因になったのは言うまでもない。こうして三国同盟に対してルーズ
ヴェルト米国大統領は、屑鉄や鉄鋼など、日本にとって欠かせない原材料の輸出を更に
次々と禁止し、厳しい経済制裁を加えた。見る間に日本は苦境に立ち、短期間のうちに
日本とアメリカの対決は決定的なものになったのであった。又それがきっかけで日本は
石油などの天然資源確保に迫られてしまった。それによりこれまでの、華北分離工作に
象徴される北進政策から、南進政策へと大転換し、中国横断に傾斜していった。ドイツ
に叩かれて弱体化した仏印、蘭印への侵攻に踏み切れば、当時米領のフィリピンの安全
保障は脅かされ日米開戦は不可避なものとなるのは火を見るより明らかな事であった。
また、三国同盟は日本のナチスドイツについての無知も多分に含んでいる。戦前の日本
の教育では旧制高校でドイツ語を学んでいた。科学・技術の分野だけでなく、ゲーテや
ベートーベン、カントなども学んだ日本人は、人文科学、哲学、芸術の分野でもドイツ
への畏敬の念が強く持っていた世代だった。当時、若者のほとんどの日本人が、ナチス
ドイツの華々しい外面をみて、その腐臭を孕んだ媚薬に酔っていたと言えよう。人文学
上の崇高なフマニスムスのドイツと、ヒトラー率いる犯罪国家ドイツと同一化し、その
区別が出来なかったのである。まことに残念な事態への帰結がその後に控えているのだ
が、無知か、謀略か、それともその両者によって実に悪い相手と同盟を組んでしまった
ものである。そうした民衆の声に乗って松岡の馬鹿さは頂点にいた。ソ連とドイツそし
て日本は手を組む未来がある。と乗り込んだが、既に帰国の途中でソ連侵攻にドイツは
舵を切っている。昭和16年4月、松岡外相はモスクワにて日ソ中立条約を締結。日独伊
の三国同盟にソ連を協力させるという松岡の多元外交は、あたかも英米への頑強な牽制
を形成し新世界同盟に進むような錯覚をし、構想実現に向かったかに見えたが、幻想は
あえなく崩れた。2ヵ月後、ドイツは突如ソ連に進攻。ソ連を加えた4国でアメリカに
対抗しようとする松岡の構想は既に崩壊していたのである。ナチスドイツを過大評価し
、現実から乖離した米国敵視の松岡外交は必ず破綻をきたす。との予言は的中する。第
二次世界大戦全体を通して三国同盟や松岡外交は何ら我が国を益することなく、敗戦と
いう悲劇を招来せしめた。戦争という極限状況下で、この外交上のミスジャッジはどれ
くらい国益を減ずることになったか。悔やまれてならないが、実は日本敗戦という幸運
を産んだとも考えられる。開戦前に大きく4つの御前会議があったが、いずれも軍部に
は米国との開戦に勝つ見込みを充分持っていた。しかしそのことごとくが天皇の裁可で
不可となっていた。今となっては資料もないが、原爆開発の不認可と共に米国大陸攻撃
も不認可であった。あくまでも平和主義の昭和天皇は、アメリカとの熾烈な対戦を拒否
していたのである。

172: 名無しさんAA:19/11/11 12:18
  歴史の群像     236

 実は日本は数多くの勝算を持っていた。しかし、天皇はそれを良しとしなかった。例
えば航空機技術では、アメリカがB29爆撃機を開発する前に、地球一周爆撃機の開発
を軍部に問い合わせているが却下されている。いわゆるZ計画のZ機である。中島飛行
機創設者の中島知久平氏が訴えた「必勝防空計画」というものは戦前の計画で、中島氏
は開戦直後から「アメリカとの戦争は、技術力と資源量の差から、長期化すれば必ず負
ける」と考えていた。この考えは多少の国力を知る国民であれば誰もが持っていたもの
で中島氏のみの聡明さではない。「Z計画」のZ機は、アメリカで開発中の「B29」
よりかなり巨大なもので、またその計画も地球規模と言ってもいい、空前絶後の大計画
であった。概要は、日本を飛び立ち、給油なくアメリカを爆撃し、ドイツ若しくは日本
や友好占領地へ着陸して給油後に、同ルートを引き返して再びアメリカを攻撃して帰還
するか、又はソ連を爆撃して日本へ帰還する。というものだった。既に世界一周が各国
で成功し、敵地を直接攻撃するという構想は誰もが考えるものだったのだ。研究成果か
ら上空のジェット気流の存在は日本でも知られていて、しかもその気流は日本からアメ
リカへと流れていた事で一気に本格構想として中島は進言したのである。ジェット気流
の流れる高度10,000mを飛行すれば、燃費の面でもこの大飛行は可能だと考えたのです。
世界規模でも類をみない、大規模機動部隊同士の戦いを見越したのは何も山本五十六だ
けではなく、時代はもはや大艦巨砲主義ではなく、空母と航空機による航空戦であると
確信し、中島は独自でこれに対抗できる、もしくは先行してアメリカに直接攻撃を加え
る壮大な計画を社内でぶちあげたそれが「必勝防空計画」だった。中島氏はアメリカで
も超大型爆撃機を開発していることも察知しており、このままでは、日本はアメリカの
空襲に晒されると危機感をつのらせていたのである。この「B-29」よりも遥かに巨大で
、さらに世界でも未だ類を見ない6発機、常用高度は10,000mとした雷撃機、輸送機と
して運用し、機銃を山ほど装備した掃射機も計画されて編隊を組んで飛行する。という
資料が戦後になって次々と発見され明るみにでた。しかし終戦の翌年完成の「B-36」よ
りは少し小さいサイズであり実現可能な大きさでもあった。しかし、軍部は天皇の拒否
を見てそれを却下している。戦争が長引き、日本は終戦間際になって、中島氏が計画し
た「Z機」構想に許可をだし「富嶽」クラスの航空機を作ろうと試みることによって、
さらなる国内疲弊化が進んでいた。アメリカと戦争をするというのは、天皇も乗り気し
ない決定であり、アメリカ本土攻撃はもちろん、ハワイの油槽攻撃も反対し、内容は、
「ハワイには、我が国の移民も沢山いて、攻撃はアメリカ兵員や艦船に限りて許可とす
。」と言ったほどだった。アメリカと戦争をするというのは、実はこうした事で天皇す
らも負けても惜しくない考え方が日本に蔓延していたのである。松岡は大きなミスは、
あくまで日本の戦争は誰かが仲裁に入るか停戦協定に入る事で成り立っている戦況だっ
たにも関わらず、そうした途中停戦の仕事のできる諸氏をすべて官邸や国会から葬り去
り、なかんずく防衛戦争方針の軍部すらも山本五十六案を起用させて、米国嫌いの松岡
方針で、日英同盟廃棄以降の非常に不安定になっていた日本のポジションをはっきりさ
せる意味合いで三国同盟を考えていたことだ。更にのみならずソ連をも後ろ盾にした様
な架空の夢構想で米英との交渉を展望していたことにある。こうした妄想は東条英機も
又おなじだった。希望的観測に終始した大本営発表も最後には嘘だらけになって行った


173: 名無しさんAA:19/11/12 06:42 ID:Q2
 キャリーラムは何を勘違いしているのか。問答無用の発砲や威嚇で政府が暴力を振る
振る舞いこそ、深刻な事態を生んでいる。「暴力で事態が変わる」と思っているのは、
今の香港政府のほうではないか。バカも休み休み言え。貴方が香港を暴力化させいるの
だ。


174: 名無しさんAA:19/11/12 07:08
 桜を見る会のどこが問題ない。としている見解の根拠があるのか。官房長は辞職しろ
 政府の意見聴取はそれぞれに有識者懇談会がある。あえて宴会を置く理由はない。更
に天皇の園遊会すらも天皇の宮中行事として宮内庁が取り仕切る。与野党入れた国会が
とりしきらない勝手な桜を見る会は、違法も違法、まったく何の為の何の主旨と目的を
持つものかは規定していない。つまり国策行事にはなり得ない只のお遊び宴会なのだ。
これをやるなとは言わないが、やるなら個人支出で、頭にちゃんと安倍の桜を見る会と
したり、自民党の桜を見る会として、主催者個人が支払うべきものだ。国費などと冗談
ではない。国民の6割は桜をみて花見する余裕もなく生活し税金を取られているのだ。
逆にそうした人を選別して招いた会なら理解もあろうが、浮浪者同然の失業者や生活の
苦労者を招けるほどの余裕のある法案などどこにも見えない今国会である。


175: 名無しさんAA:19/11/12 07:36
 トルコは又バカな事を始めた。ISILの収容所に監集していた戦闘員を母国に返す
としたのだ。確かにこのままではどうすることも出来ないだろう。だがこの処置はIS
戦闘員の解放でしかない。なぜならクルド人が守衛として収容していた留置場5ヶ所の
戦闘員1収容所三百人としても千五百人の戦闘の幹部隊員達である。表だっては移送の
形を取るだろうが、多くは隠れた自由解放で、トルコの支援による破壊活動者にすり変
わる事を目的にしている。今後はシャルルエブドと同じに、全世界にイスラム教布教の
戦闘宣教師として散らばるのは火を見るよりも明らかな事だろう。今やっと平穏が保た
れているのに、今後は後進国での殺戮が始まり、先進国でテロ行為が配達される。つま
る処3年前10年前に治安は後戻りして地球は戦闘モードに変化する。これがアラーの
神の思し召しなどとんでもない話で、イスラムは何ら進歩的文化的国家を彩った事は、
歴史的にもない。沢山子作りして放置した宗教教育で育て、戦争や戦闘員でしか生きて
いない。そんな砂漠の生き方が現代に通用するほど地球自然は甘くない。アマゾンの様
に自分の種族の人員整理の人身御供の宗教殺人があったとしても、現代に信じられない
話である。アメリカもいい加減目をさまして、中東問題、環境問題に本腰入れねば米国
そのものが自然災害とテロ行為と国民の怒りで崩壊し終わるだろう。銃乱射はそうした
心の平和の取れない人々の喘ぎ声なのだから少しは異常を感じるべきであろう。



176: 名無しさんAA:19/11/12 11:03
 歴史の群像     237

 ある時侍従か運転手かが、何かの言葉のきっかけに、「陛下は南方進出に反対ですか
。」と言った事があったという。この時「北もままならぬのに南もなどと軍は勇ましく
て既にこけておる。」と言い、「油井のみだったら樺太でも制圧すればいいものを。」
と言ったという。この言葉の時が何時なのかは不明だが、南方の欧州列強の土地に攻め
る事は全く反対だったらしいが押し切られた形で軍部は進んでいった。この中でしきり
に米国などとの対戦は何回も反対したという話である。当時北樺太に存在していた油田
地帯ガス田地帯が、ロシア・サハリン州北部の都市、オハ周辺を中心してあったのだ。
オハ油田通称樺太油田は、北樺太のオホーツク海側での最初に開発された油田である。
日本が保障占領中において生産を開始した為、施政権がソビエト連邦に返還された後も
日本が採掘権を維持していた。しかしソ連側が人員や物資の出入りを制限するなどの、
操業ストや操業妨害をしばしば行ったことで、日本にとっての経済価値や戦略価値は、
あまり大きくなかった事で1941年に日ソ中立条約締結の条件としてソ連に返還された。
オハ油田の名称が北樺太の油田全体を指して使用する場合も見られるが、現実にはオハ
油田が北樺太最大の油田というわけではない。第二次世界大戦の後の1961年には、サハ
リン州全体で168万トンの石油が生産され、1970年代には、年間約250万トン程度の石油
が生産されていたとも言われている。シェル石油は実はこの油の運送から起こっていた
。今では巨大になったブリティシュ・ペトロはイギリスのエネルギー関連事業を展開す
る多国籍企業で一代の貴族が、量産してきた国際石油資本の典型的企業だ。民営化で進
められた垂直的統合により、石油や天然ガスの探鉱(シュルンベルジェと連携)採掘、
輸送(パイプラインふくむ)、石油精製、小売まで一括で行う石油資本総合企業である
。しかし、第一次世界大戦後、1900年に誕生したシェルGの前身であるライジングサン
石油株式会社はメキシコを狙っていた。明治期から、国内では新潟県を中心とする日本
海沿岸に油田が開発され、国産石油の生産が行なわれるなか、後年昭和石油の前身とな
る早山鉱油製造所、新津石油が設立されている。1833年先代マ−カス・サミュエルは、
ロンドンに東洋の貝殻を扱う店舗を開店していた。これがシェル石油のトレ−ドマ−ク
の起源となった。東南アジアでの事業成功を夢見て父母に無料の貝殻を送り、それを親
が売りさばく店であり、この貝の売り上げ金が資金になったと言う由来がある。開国し
て早々に1876年に日本にやって来て、ライジングサンの前身の貿易会社サミュエル商会
を横浜で開業している。そして1890年外交人会の会合で、投資家のJPモルガンやロス
チャイルドなどの知古ロイヤル・ダッチ・ペトロリアム社の前身ハーグの設立に参加し
その後1903年(明治36年)サミュエル、デターディング、ロスチャイルドの3者投資に
よって、極東での販売会社アジアチック・ペトロリアム社設立した。既に1892年には、
石油元売会社の昭和石油の前身の1つである新津石油が創業し、ランプ用灯油やローソ
ク、ベンジンなどを売っていた。そこに早山与三郎が新津に製油所を借り早山鉱油製造
所を興して、商品を増やして行った。世界的にも1902・03年(明治36年)は石油
草創期であり、イラン、イラクで油田が発見され、日英同盟協約されて、ロンドンでの
調印即日実施する。テキサコの前身テキサス石油設立され、モービル石油の前身バキュ
ーム石油設立されている。日本でも、石油消費税実施され、原油関税制定、翌年実施、
第5回内国勧業博覧会が大阪市で開催、東京・大阪両市に中央郵便局・中央電信局設置
国定教科書令公布、東京日比谷公園開園、東京電車鉄道会社、新橋−品川間電車運転開
始(東京初の電車運転)、フォード自動車会社設立(米国)、ライト兄弟の初の動力飛
行に成功などと技術革新の時代だった。先の1800年代には1859年に米国で初の油田
発見、1868年スタンダード石油会社設立、1875年ノーベル兄弟バクー油田に利権を得て
近代的製油所を建設、1885年ベンツがガソリン三輪自動車を発明、1891年バク−油田で
大噴油続出、1894年日清戦争勃発、1904年日露戦争勃発、1905年日本海海戦終了、1906
年日露講和条約締結、日米直通の海底電線による電信開始と続いていた。当初は日本に
送られた少量の油の全輸入量の7割もあったようだが徐々に比率は下がって開戦前には
2割も無かったようだが経済制裁で一挙に9割以上となった。


177: 名無しさんAA:19/11/12 11:03
 歴史の群像     238

 サミュエル商会が石油部門を独立させて、ライジングサン石油株式会社を(資本金25
万円)を設立させる頃は、ロイヤル・ダッチのシェルグループが誕生しライジングサン
石油は、シェルグル−プの日本の拠点として事業展開を手広くやっていた。この時代は
新たな技術開発に伴う石油内燃機、自動車、飛行機の発明・そして相次いで世界各地で
油田が発見されたりして、各国で大規模な石油会社が設立され、やがて訪れる石油時代
に布石が打たれていった時代だった。1900年(明治33年)スタンダ−ド石油などもイン
タ−ナショナル石油を設立日本の石油事業に進出していた。ブリテッシュ・ペトロ(B
P)も又第二次世界大戦後から1970年代まで、世界の石油の生産をほぼ独占状態に置い
たセブン・シスターズ7社の内の一社であり、ヨーロッパ最大のエネルギーグループで
ある。1910年(明治43年)メキシコで大噴油が見つかり世界最初の石油ガス生産が行わ
れ、東京のガス燈も灯った。大正元年ロイヤル・ダッチ・シェルはアメリカに進出し、
カリフォルニア油田買収を始めて行く。1918年〜1919年(大正8年)第1次世界大戦が
終結を迎えパリ(ベルサイユ)講和会議開催され講和会議、国際連盟の設置で合意した
頃にはライジングサンは、輸入しているオランダ領インドシナ原油が日本の輸入原油の
中では最大となる商社に変貌を遂げていた。しかし1923年(大正12年)関東大震災が起
こり、ライジングサン石油社屋が倒壊し、本社移転を余儀なくされ神戸に移している。
旭石油も、帝国石油と合併し新しい旭石油(資本金 960万円)として新発足していたが
流出事故もあって行き詰る経営となった。金融恐慌もいよいよ深刻化し第十五銀行など
は休業している。欧州で安売り合戦のシェア争いが起こり、産油制限のため英・米石油
業者がロンドンで国際石油会議開催されたのが、1928年(昭和3年)の事だった。次の
年に備蓄要請が起こり、旭石油や徳山製油所は満鉄に売却され満鉄資本の日本精蝋が設
立された。ライジングサンも拠点だった横浜市山下町に本社新築落成し東京油槽所開所
となった。小倉石油は、横浜貯油に製油所建設し(昭和16年日本石油に合併)カリフォ
ルニア・スタンダード、テキサス両社折半出資で新たな油井掘削にバーレン石油設立し
バーレン島で油田発見したのが1930年であった。ソ連でも石油5ヶ年計画成功し、
大増産を図っている。この時の資本もユダヤに頼った債権発行で賄っている。これが、
最終的に英国とソ連とアメリカを繋いだ。既にやりすぎた経済は、ドイツのインフレを
引き起こし1929年暗黒の木曜と呼ばれるニューヨークウォール街の株式大暴落に端を発
した大恐慌の為の、大戦後の天文学的な賠償金とインフレに苦しむドイツの政情不安と
共に世界に不気味な影を投げ掛けていく姿が見えていた。1931年に満州事変勃発し
たが国内は火の車状態の政府予算が通ったが、金輸出再禁止、対米為替暴落、金兌換停
止の緊急勅令公布施行し。株暴騰、全国株式市場大混乱を引き起こして、年が明けると
すぐに官営八幡製鉄所を中心に財閥系各製鉄会社を合併、日本製鉄として発足させると
共に、石油業法を公布、業者に貯油を義務づけ、石油製品の管理を一段と強化して行っ
た。1937年、戦時統制3法の公布をもって戦時経済体制へ移行し、重要な産業に関して
統制強化が進み、国民総動員法、灯火管制規則、新聞用紙制限令、等国民の日々の暮ら
しに直結した拘束法令が重要産業統制令と共に公布された。当然米と共に、石油、石炭
が配給制となり、ついには白米禁止令が実施される。一方、ファシズムが勢力を拡大す
るヨーロッパでは、ドイツにヒトラー独裁政権が誕生して周辺諸国への侵攻を開始して
とうとう1939年、第2次世界大戦へと突入していったのである。1932年(昭和7年)の
5 月15日の五一五の反乱事件や、陸軍青年将校らが重臣を襲撃・殺害して、永田町一帯
を占拠した1936年(昭和11年)2月26日の二二六事件は、正にこうした中で起こった。


178: 名無しさんAA:19/11/12 11:18

 香港の林鄭長官は、「抗議活動を強く非難し市民の反発は激化している。」と声明を
発している。おかしいだろう言ってることが。香港政府は香港人の政府であり香港警察
は香港人を守るためのものものだ。香港政府が決して屈しない。???何だって香港人
を奴隷か敵国人に見ているんだ。無抵抗デモが暴徒だって、なら、今の警察や香港政府
は殺人者集団であり、逆賊軍隊で秩序のない暴力団はないか。これが中国政府のやり方
か。おかしいだろう。自治政府であり自治会員が暴徒で発砲したなどというのは、交通
警察官がなぜ発砲するのだ。機動隊がなぜ攻撃しているのだ。これは防衛でも防備でも
ない。単なる虐殺だろ。強盗やテロ集団のような警察を騙る暴力団に他ならない。民衆
よりは、警察を規制することが先決だろう。騒動をあおっているとしか見えない。市民
のほうがよっぽど統制が効いていて、正しく行動していて、平常を保っている。選挙前
に混乱させようという腹なのか。


179: 名無しさんAA:19/11/12 11:19
 歴史の群像     239

このサミュエル商会を作ったサミュエルは、イギリスに戻ると名士となった。そして、
1902年に、ロンドン市長になった。ユダヤ人として、5人目のロンドン市長である
。彼は就任式に、日本の林董(はやしただす)駐英公使を招いて、パレードの馬車に同
乗させた。この年1月に「日英同盟」が結ばれたというものの、外国の外交官をたった
一人だけ同乗させたのは、実に異例なことだった。この事実は、彼がいかに親日家だっ
たかを示している。ちなみに、2台目の馬車に、サミュエルのファニー夫人と、林公使
夫人が乗ってパレード参加をしている。彼は、「ライジング・サン石油株式会社」をつ
くり、日本に石油を売り込み始めたのだが、このころ日本において、ケロシン油で暖房
したり、あるいは照明したりすることは革命的なことだった。この商売でも非常に成功
した。石油をインドネシアから日本までどのように運ぶかということは、頭の痛い問題
だった。初めのうちは2ガロン缶でウイスキー樽のように運んでいたが、原油を運ぶと
船を汚すために、後で洗うのが大変だった。それに火も出やすいということで、船会社
が運ぶのをいやがったし、運賃がべらぼうに高かった。そこでサミュエルは造船の専門
家を招いて、世界で初めてのタンカー船をデザインした。そして彼は、世界初の「タン
カー王」となった事がその後のシェルのシェアを作った。1907年、オランダの「ロ
イヤル・ダッチ石油会社」とイギリス資本の「シェル石油会社」が合併して、「ロイヤ
ル・ダッチ・シェル」が誕生しのだが、このイギリス・オランダの2社の合併を推進し
たのはイギリスのロスチャイルド財閥だった。これには裏がある。当時のドイツが如何
に石油を欲していたか。ルーデンドルフの回想録に、ナチスは政権が充分に石油を供給
しないが為に生産性向上は出来なかった。と伝えている。さらにルーマニアの石油は、
我々にとって絶対に重要なものであったが、しかしながらルーマニア石油の供給をもっ
てしても石油供給の問題は残された。と記している。、そして我々は既に戦時行動の為
のみならず国内の普通の生活にとっても一大困難に陥らしめた。と嘆いている。その為
ドイツの東方進出は石油獲得に対する熱望の結果として説明され、ブカレスト条約など
は石油争奪の為であったし、ブレスト・リトウスク条約も又そうであった。独逸は急い
でルーマニアの石油埋蔵地、及び総ての精製所、凡ての送油管をつけて、これらのもの
を自国軍隊の当面の必要に応じ得るよう変革改造した。こうして 独逸軍の本部では、
1917〜8年に於て石油工業設立会社を起し、余国の石油会社を没収、整理、掠奪し
其得て一つの巨大な採掘と販売の独占に集めて仕舞った。1918年11月21日休戦
条約が締結された時、カーゾン卿はランカスターの議院で、実際後世の人々は連合国の
勝利は石油の波の上に漂っていた。と云うであろう云々と述べている。ドイツは英和仏
三国の資本のルーマニアの純然たる会社に属する一切の所有権を掠奪し、接取している
。そのドイツさえもその石油が不足と言っているのである。石油は大英帝国の、維持・
発展には、必須の原料であった。植民地政策の失敗を補う力がそこにあったからだ。英
国が世界の油田を一手に収めようとした。米国は遅れ馳せながら全世界を物色して石油
資源の場所を特定し権利を行使した。石油は農作物のように耕作よろしきを得れば年々
増収が出来るものでなく、使用すればした分減少し補充の出来ないものであったからだ
。之が領地の争奪戦を誘い国の存亡の為に熾烈とならざるを得ないものだった。、而し
て産業発展上の主要原料は石油である形で国の経済力となり、各国は其争奪に懸命にな
っていたのは必然の結果であった。世界経済界に雄飛する米英が此石油争奪戦の真只中
に役を演じたのは当然だったのだ。つまり、サミュエル商会が発足した明治の当初から
英国は米国の追随に追われながら石油資本に資金投下し大英帝国を形作り死守していた
のである。

180: 名無しさんAA:19/11/12 11:20
 歴史の群像     240

山本五十六が証人となった軍部の開戦時の条件は、天皇によって数多い制約がつけ加え
られて宣戦布告に至っているようだ。日本は武力において米国にいつでも勝つことが出
来た。しかしそれができなかったのが天皇の勅諭つまりお言葉であり、足枷であった。
天皇の条件は、色々緻密に計算されたものではない。しかしそれでもなし崩し的に軍部
が肥大化するのを、身をもって体験し研究された言葉であったろうと思われる。内容は
今でも不明だが50以上はあったのではないかと思われる。@正々堂々宣戦布告して、
開戦する。Aアメリカ本土は襲わないBハワイ島島民に被害を与えないC油槽を爆破さ
せない。D原爆はしようしないなど・・・etcである。これでは戦争できない。と言
わんばかりの条件である。1941年(昭和16年)9月6日の御前会議は、知っての通りに
、昭和天皇は祖父明治天皇の御製を冒頭で引用していた。この意図について、昭和天皇
は1985年(昭和60年) 4月15日の記者会見で次のように語った。「会議の議題の第一議
に戦争準備をすることが掲げられ、また、次に平和のための努力となっていましたが、
私は平和努力と言うことが第一義になることを望んでいたので、明治天皇の御歌を引用
したのです。」と言っている。天皇は、この前日に近衛文麿首相から帝国国策遂行要領
の内奏(事前報告)を受けており、このとき天皇の回想と同様の発言があったと、近衛
文麿側の手記にも記録があるようだ。会議当日の杉山元陸軍参謀総長のメモ(杉山メモ
)にも、平和的外交をするよう、天皇から命ぜられたと記録がある。重要問題のあった
ときにだけ不定期に開かれていた連絡会議にかわって、第2次近衛内閣の時の1940
年11月28日からは、定期的に(週1回、問題があれば毎日でも)連絡懇談会が開か
れることになった。この「連絡懇談会」は、1941年7月まで、39回にわたって開
かれているが、第3次近衛内閣が成立した後の7月21日からは、場所を宮中に移して
連絡会議の名に戻って行っている。そして小磯国昭内閣が成立した直後の1944年8
月5日、名称を最高戦争指導会議と変更している。しかし内容や討議プロセスには、ほ
とんど変化はなかった。連絡会議(連絡懇談会)の構成メンバーは、時によって変動が
あるが、基本的な構成員は内閣総理大臣、外務大臣、陸軍大臣、海軍大臣、参謀総長、
軍令部総長であった。閑院宮、伏見宮が両統帥部長だったときは、参謀次長、軍令部次
長が出席した。それに必要に応じて企画院総裁や大蔵大臣などの閣僚、陸軍省、海軍省
のそれぞれの軍務局長、参謀本部、軍令部の作戦部長、内閣書記官などが加わる場合も
あった。こうした連絡会議(連絡懇談会)は閣議ではない。その為連絡会議の構成員で
ない大部分の国務大臣には、会議の内容は知らされなかった。「連絡懇談会設置の趣意
」という一文には、「本会議に於テ決定セル事項ハ閣議決定以上ノ効力ヲ有シ戦争指導
上帝国ノ国策トシテ強力ニ施策セラルヘキモノトス。」と書かれている。つまり政府を
指導する程閣議以上の権威と権限があった。(『杉山メモ大本営政府連絡会議』上)対
米開戦にいたるまでの重要決定をしたのは、第5回から第8回までである。第2次近衛
内閣のときの7月2日の御前会議では「対米英戦を辞せず。」として「南進の続行」を
きめたものの、まだ開戦を決定した訳ではない。告いで第3次近衛内閣になってからの
9月6日の御前会議も、10月下旬を目標とする戦争準備の完成を決める。と同時に、
対米交渉において「10月上旬頃ニ至ルモ尚我要求ヲ貫徹シ得ル目途ナキ場合ニ於テハ
直チニ対米(英・蘭)開戦ヲ決意ス。」という、開戦決意はそのままに期限をつけた。
しかし、これがきわめて重要な決定となり。この決定があったので、10月上旬になっ
てなお交渉をつづけようとする近衛首相と、「目途」がないから直ちに開戦を決意すべ
きだとする東条英機陸相が対立した。こうして16日の近衛内閣総辞職、10月18日
の東条内閣成立となったのである。


181: 名無しさんAA:19/11/12 11:22
 歴史の群像     241

 日中戦争が全面化した1937年11月20日に、宮中に大本営が設置されて以来、
重要な国策の決定は大本営政府連絡会議で行われてきた。この連絡会議は、第1次近衛
内閣のときの1938年1月15日に、中国との交渉打ち切りという重大決定を下し、
翌日の「国民政府を対手とせず」という声明によって戦争長期化の大原因をつくった。
また、第2次近衛内閣成立直後の1940年7月27日には、「世界情勢の推移に伴う
時局処理要綱」という、武力行使を伴う南進政策を決定し、対米英戦争の遠因をつくっ
た。最終的には、この大本営政府連絡会議を、天皇の「御前」で開くのが御前会議であ
り、最高国策を決定するもっとも権威あるものとされたのである。ほかに大本営だけの
会議や、天皇が出席するのを大本営御前会議といって、1937年11月24日に第1
回が開かれたが、これは天皇への戦況説明である。38年2月16日の大本営御前会議
では戦面不拡大の方針が決定されたが政権が変わる度に反故にされた。人心が変わるか
らだが、御前会議と名づけられた会議は、大本営設置以後対米開戦まで、下記ように、
開催されていた。

 第1回 1938年1月11日「支那事変処理根本方針」(国民政府が和を求めてこ
                ないときは、これを対手にせず、新政権を樹立する
                という方針)を決定
 第2回 1938年6月15日 武漢、広東作戦実施を決定(『戦史叢書・支那事変
                陸軍作戦(2)』で御前会議と書かれているが、内
                容からみると大本営御前会議であったかもしれない
                )
 第3回 1938年11月30日「日支新関係調整方針」(東亜新秩序の建設のため
                日満支の提携と、華北と揚子江下流域の特殊地帯化
                方針)の決定
 第4回 1940年11月13日 汪政権との間の「日華基本条約」締結の決定
 第5回 1941年 7月 2日「情勢の推移に伴う帝国国策要綱」(北方問題の武
                力解決を準備するとともに、南方進出のための対米
                英戦を辞せず)の決定
 第6回 1941年 9月 6日「帝国国策遂行要領(10月下旬を目途として対米
                英蘭戦争準備を完成)の決定
 第7回 1941年11月 5日「帝国国策遂行要領」(対米交渉を甲乙両案で行う
                とともに、12月初旬武力発動を決意)の決定
 第8回 1941年12月 1日「対米英蘭開戦の件」の決定

 太平洋戦争直前に発覚した国際スパイ事件の「ゾルゲ事件」では、旧司法省が作成し
たとみられる複数の報告書案を分析した結果、ソ連への方針を決定した御前会議の内容
など七つの情報漏えいがあった事が掴んでいた。しかし、当初は情報を提供した氏名や
機関名が付記されていたが、途中で削除されていたことが今日では分かっている。資料
を分析した加藤哲郎・一橋大名誉教授によると、文書には「上奏文案」と書かれており
、日付の数日後には、岩村通世・司法相(当時)が昭和天皇に事件を報告しているもの
だが、藤氏は、氏名などの削除について「捜査し尽くせない部分を隠す意図があったの
ではないか。」と判断している。


182: 名無しさんAA:19/11/12 11:22
 歴史の群像     242

 この石油紛争は日本だけでなくどこでも起こっていた。イラクで米国が、モスル油田
の開発に割込み、奏効したのを見て英国と米国の火花が散った。この石油戦は此の頃に
は一段落を告げたかの如く見る者があるがとんでもない事であった。尤も英米石油戦の
一時的な休戦には見えたが、他の方面に於ける戦線の、東洋、欧洲、北米、中米、南米
と到る処で、石油の争奪戦は延々と鍔迫り合いがなされていたのである。今般は英米両
アングロサクソン民族は、もの凄い生産と販売の争奪に鎬を削っているかを述べてみる
。英米両国に於てメキシコに於ける程猛烈な石油戦は、世界中探してもまずないと云っ
てよい程である。メキシコが多年に亘って絶えない不安の上にあったのは石油採掘利権
の争奪戦が行われた為である。スタンダード石油はメキシコで石油を販売する唯一の会
社であったが、タンビコの油田が発見されて以来、メキシコに於ける独占権を得ていた
。同社は極端にその地位を利用した販売利益を得、当時スタンダード石油は六百倍と云
う売価で大利潤を得て石油販売をしていたのである。同地に他に石油埋蔵地が発見され
るやボルフイリオ・ディアズ(大統領)は米国側に石油独占を根絶させる為、ビヤーソン
英国会社に重大な利権を許可したが、此利権の許可が、メキシコの一大叛乱の種となっ
たのである。何故こんな大事が勃発したか。英国側石油業者は近東に於ける石油戦捷利
に勢を得て、米本土に侵入して一挙にスタンダードの牙城を陥落しようとしたからだ。
そして、之と前後して米国の南隣メキシコに長駆し更にカリビア海沿岸の諸国に迫り、
米国の勢力に大胆な側面攻撃をなそうと計画したのである。ところがラテンアメリカは
米国政府がモンロー主義の名の下に特殊利益を得ている地域で、英国側の計画は、大分
怪しいものとなっていた。しかもメキシコに於て最初石油生産に著手したのは、米国人
エドワードエル、ドヘネーであった。彼は先ず三十二万五千弗で二十八万エーカーもの
油田の土地を求めて、大統領ヂアズ氏に財的便宜を与え、遂にメキシコに於ける石油王
となってた。米国側の事業が予想外の大成功を告げたのを見てヂアズ大統領はメキシコ
の立場として外国の資本を入れて、外国企業家を歓迎するはよいとしても、一国に偏重
する事はメキシコ将来の為めに寒心すべきである。との見解から、しばらくくて米国側
を抑える為めに英国側にも利権を与えるようになり、此処に初めて英国側の策戦は第一
歩に踏込んだのである。しかし、これでおさまらぬのが米国側である。米国とメキシコ
とは唇歯の関係があり、同国に於て石油事業に先鞭をつけたのは米国であり且つヂアズ
大統領に種々助力を与えたのも米国である、それが俄かに親英主義化したのは怪しから
ぬから、ヂアス大統領の独裁政府を転覆し親米大統領を挙げねばならぬの謀計を立てた
。此の結果がマデロの反ヂヤズ革命となって現れ、三十五年の長きに亘って大統領の椅
子めぐる攻防となり、ヂヤズ氏は倒れてマデロが之に代るに至ったのである。この記事
は、1930年代「大阪時事新報 1929.7.19-1929.8.4(昭和4)」の記事である。2020年
を迎える現代と何処に違いがあろうか。メキシコ沖の石油資源はいまでも自国大統領の
独裁を支えながら移行し、イラクのモスル油田は米国の収入源として湾岸戦争を起こし
ている。本来の土地の使用者たるクルド人は今でも流浪の民で恣意的に国際社会は建国
を認めない。つまり90年間およそ一世紀も間も米国は魑魅魍魎の意識下に蠢いていて
進化や進歩のない暴力国家であり続けているのである。


183: 名無しさんAA:19/11/12 11:30
 歴史の群像     243

 この日本の動きと、米国や欧州の動きの違いは、決定的に民族的危機感の違いであろ
う。古来より安定していた日本の島国国民と、常に戦闘で新大陸に移動し制圧し住み着
いて原住民を蹴散らし、いつ反撃に出会うか判らないと言う生活では自ずと意識からも
違うのは明らかである。だが、日本は最後に西欧列強に開かれた国なのに、アジア盟友
として、アジアの長の地位を得たのは、実はその古来より安定していた島国日本の民族
的な共通精神の安定感である。しかし、近年思う事は、激甚化災害とか過去にない災害
とか勝手に使われる言葉である。古い文献によると、この明治の頃までに無かった災害
などどこにもない。江戸期の浅間山噴火などM8相当の地震は起こっているし、伊勢湾
台風は突拍子もない強風と高潮にやられている。関東大震災でおそらく安定期にはいり
今のように少ない災害になったのだが、これは日本だけではない。ドーバー海峡の崖を
みると、近くまで船着き場があったというから、相当の海の高さが陸地にあったと言え
る事は確かだ。その高さが8〜6mであるからその時代や量が不確かなだけで南洋が沈
む事は当然ながら気候変動だが海洋循環の一周期の中でもある。ドーバー海峡が氷で覆
われ英国のロンドン橋の下でスケートができたのは産業革命の幕開け時代である。中世
の旧ロンドン橋には、住居や店舗、礼拝所が設けられ、決闘する広場までありました。
シティ周辺では1750年にウェストミンスター橋が開通するまで、この橋がテムズを渡る
唯一のもので、しかも通行料を徴収していましたから、交通渋滞がとてもひどかったよ
うです。その旧ロンドン橋の南側の入場門には晒し首が並べられていました。これから
シティに入るのはいいが、悪いことしたら、分かってるな、こうなるぞ、という脅しで
す。16世紀には30以上の晒し首が展示されていたそうですが、この種の展示会、1678年
まで続いた。考えてみれば、日本の関所や町の入口もそうだった。日本橋にも晒し場が
ありました。どこの国でも為政者の考えは似ていて、悪者はいたようだ。だがクルド人
の放浪をみれば、そうした領地の保全と施政の姿勢がなければ民衆のみの平等では治め
られないのだろう事が、かの民族が物語る。つまり日本も島国とはいえ、一度は欧州勢
と雌雄を決する戦いは必要だったのであろう。天皇が突き付けた軍部の開戦時の条件が
殊の外多く困難だった理由は、開戦したくなかったからであろうし、天皇家がかつての
幕府に突き付けた条件闘争の様に一種の天皇家の癖的ものだった。515事件で裏天皇
だった堀川氏が担ぎ出されて、改めて、暁烏(あけがらす)隊と八咫烏(やたがらす)
隊が組織され、天皇家の情報収集として外務省の諜報部隊員、海軍の制圧隊員が組みこ
まれた。その為226事件では、海軍は陸軍将校の動きは充分に知り逐次天皇に報告さ
れていたと言われる。その連絡係に一近衛兵として富安氏がいたと思われるが、近衛兵
そのものは各藩に於ける地方豪族の長が藩主推薦で行われた歴史がある。柳川では小野
氏と三潴では石井氏だったらしいが詳細は江戸の書物でしか不明だ。堀川氏における裏
天皇家は、いわゆる天皇行幸でのお手つき女中を預かる家系で、神職権限を持つ主家と
される天皇の縁戚となった家である。他に鳥飼など幾つかあったが、顔や性格が似てる
子供を持たなければその地位は自然消滅していく運命だったのだろう。たまたま堀川氏
がいたのだろう。そもそも大正天皇や明治天皇は、潔癖で女性に対して綺麗な性格であ
ったことからも、遠い遠い縁戚であったと言えるだろう。その前に天皇が死んでも後続
の宮家が多くいて、何時でも代替わりされる中にあり、それほど権限のなかった江戸期
は、幕府が問題としてこしらえた仕組みであり、幕府の大奥の様な仕組みが朝廷にもあ
ったことから褥屋の中の仕組みかもしれない。宮家の全員が死んで後が無いことは考え
られない状態で裏天皇家などは只の地位的ものだった。ただ単に武将の影武者的に必要
とされた場合の用意はしていたと見たほうがより具体的に見える。



184: 名無しさんAA:19/11/12 11:49
 歴史の群像     244

 終戦に対する八月九日の御前会議の状況は知っての通り重苦しい中で二回に渡った。
最高戦争指導会議、すなわち御前会議おいては、議論は二つに分かれた。大東亜戦争の
終戦を決定した鈴木内閣の内閣書記官長の、迫水久常(さこみづひさつね)氏の記録によ
れば、ポツダム宣言を無条件に受諾してここに戦争を終結すべし。という意見と、この
まま本土決戦を覚悟して戦争を継続すべし。との意見の対立があった。決戦論者も、唯
連合軍側がこのままの状況で停戦し、我軍隊も無条件降伏という形をとらず、それぞれ
の地点から自発的に撤退復員することで満足し、占領軍も我本土に上陸せず又戦争裁判
を日本国の手によって行うことを承知させてくれれば、戦争をやめてもよい。という。
しかし、それは出来ない相談で、結局戦争を継続する。という意見だ。閣議に於いての
経済閣僚から国内の経済力、軍需力の話がありいずれも戦争終結を主張していた。内務
大臣はここで戦争をやめ、右翼が騒動を起す恐れがあり国内治安が心配である。といい
阿南陸軍大臣は関東軍は遺憾乍ら、対ソ戦を実行する力なく、このまま推移せば二ヶ月
にて関東軍は全滅するだろう。と意見だった。こうした議論のこの間にも長崎に第二回
目の原子爆弾の投下があり小田原評定と同じだった。閣議は午後八時に至り、議決もな
く一応休憩した。この時総理は私を御呼びになり、どうしょう。と御相談があったが、
「誠に懼れ多いことと存じますが、陛下の御聖断を得て事を決する外はございますまい
。」と迫水久常(さこみづひさつね)は答えたという。総理は「実は自分もそう考えて、
今朝拝謁しましたときに、いよいよの場合は陛下にお助けを願いますということをお願
いして来た。」と言った。私は総理の用意の良さ、陛下の有難さに感激致しましたが、
偖て(さて)問題は陛下の御聖断を、如何なる方法で受けるかということに考えあぐねた
。即ち、通常の様に、総理が参内してそこで陛下の思召しを伺つて、大臣その他に伝え
るのも一つの方法だが、そういうことでは、陸軍の若い兵士などは総理が嘘を言ってい
るといい、どういう事態が起こらないとも限らない。懼れ多いとも思うが、御前会議を
開いてその席で御聖断を承るようにしよう。と決心した。ところが御前会議を開く為に
、陸軍参謀総長、海軍々令部総長の同意が必要である。両総長には政府及び軍の意見が
統一しない限り御前会議を開くべきではない。といっていてあくまで戦争継続を望む。
同意が得られない私は、当惑しましたが遂に強引な手段を取りまして、半ば両総長をだ
ますようにして、二人の署名花押をとり、御前会議を開くこととしたのでありました。
こうしてやっと、御前会議は八月九日夜十一時から開かれました。列席者は総理・外務
・陸軍・海軍の四大臣、陸軍参謀総長・海軍々令部総長、平沼枢密院議長の七名が正規
の構成員でありまして、陪席員は私、陸海軍の軍務局長、内閣綜合計画局長官の四名、
合計十一名でありました。会議場は宮中防空壕内の一室で約十五坪程のお室でありまし
た。地下十米下であります。一同は、席について陛下を待ちしました。陛下は足取りも
重く、お顔は上気したる如くにて、入って来られました。会議は総理が司会致しまして
、先ず私がポツダム宣言を読む。日本に耐え難い条件を読むのでありますから全く堪ら
ないことでした。次に外相が指名されて発言する。その論旨は、この際ポツダム宣言を
受諾して戦争を終るべきであるということを言葉は静か乍ら断乎申されました。しかし
次に阿南陸軍大臣は、外相の意見には反対であります。と述べ、荘重に涙と共に今日迄
の軍の敗退をお詫びし、併し今日と言えども、必勝は期し難しとするも必敗と決まって
はいない、本土を最後の決戦場として戦うに於いては、地の利あり人の和あり死中活を
求め得べく、若し事志と違うときは日本民族は一億玉砕し、その民族の名を青史に止む
ることこそ本懐であると存じます、と言われました。

185: 名無しさんAA:19/11/12 11:50
 歴史の群像     245

 次に米内海軍大臣はたった一言、外務大臣の意見に全面的に同意であります。と言わ
れました。平沼枢密院議長は列席の大臣、総長にいろいろ質問されたのち、外相の意見
に同意であると言われました。勿論、参謀総長・軍令部総長は、略ゝ陸軍大臣と同様の
意見であります。と言う。この間約二時間半も長く、陛下は終始熱心に聞いて居られま
したが、私はほんとうに至近の距離で陛下の御心配気なお顔を拝して涙のにじみ出るの
を禁じ得ませんでした。一同の発言の終ったとき、私はかねての打合せに従って総理に
合図致しました。総理が立ち、徐(おもむ)ろに「本日は列席者一同熱心に意見を開陳
致しましたが、只今まで意見はまとまりません。とかし事態は緊迫して居りまして全く
遅延を許しません。誠に懼れ多いことでは御座いますが、ここに天皇陛下の御思召しを
お伺いして、それによって私共の意見をまとめ度いと思います。」と述べられ静かに歩
を移して陛下の御前に進まれました。その時阿南さんはたしかに「総理」と声を掛けら
れた。と思います。併し総理は、おきこえになったのかおきこえにならなかったのか、
そのまゝ御前に進まれまして丁寧に御礼をされまして「「只今お聞きの通りで御座いま
す。何卒お思召しをお聞かせ下さいませ。」と申し上げました。陛下は総理に対し、席
に帰って煎るやうにと仰せられましたが、総理は元来耳が遠いためによく聞き取れなか
ったらしく、手を耳にあてて「ハイ」という風にして聞きなおしました。この間の図は
聖天子の前に八十の労宰相君臣一如と申しますか何とも言えない、情景でありました。
総理が席にかえり、天皇陛下は少し体を前にお乗り出しになるような形で御言葉が御座
いました。緊張の中で、陛下は先ず「それならば自分の意見を言おう。」と仰せられ、
「自分の意見は外務大臣の意見に同意である」と仰せられました。その一瞬に静寂が走
る。場所は地下十米の地下室、しかも陛下の御前。陛下のお言葉の終った瞬間、皆が胸
がつまった想いの前にあった。私は置いてあった書類に涙がしたたり落ちました。隣は
梅津大将でありましたが、彼も又書類の上に涙がにじんでいた。私は一瞬、各人の涙が
書類の上に落ちる音が聞こえたような気がしました。次にすすり泣きの声に埋もれた。
そして次の瞬間は号泣であります。建国二千六百余年日本の始めて敗れた日であります
。お言葉はそれで終りかと思う中。然るに陛下はしぼり出すようなお声を以って、声を
発した。「念のため理由を言って居く」と仰せられました。陛下が次に仰せられました
ことの要領は次の通りであります。「大東亜戦争が初まってから陸海軍のして来たこと
を見ると、どうも予定と結果が大変に違う場合が多い。今陸軍、海軍では先程も大臣、
総長が申したように本土決戦の準備をして居り、勝つ自信があると申して居るが、自分
はその点について心配している。先日参謀総長から九十九里浜の防備について話を聞い
たが、実はその後侍従武官が実地に見て来ての話では、総長の話とは非常に違っていて
、防備は殆んど出来ていないようである。又、先日編成を終った或る師団の装備につい
ては、参謀総長から完了の旨の話を聞いたが、実は兵士に銃剣さえ行き渡って居らない
有様である事が判った。このような状態で本土決戦に突入したらどうなるか、自分は、
非常に心配である。或は、日本民族は皆死んでしまわなければならなくなるのではなか
ろうかと思う。そうなったらどうしてこの日本という国を子孫に伝えることが出来るか
。自分の任務は祖先から受けついだこの日本を子孫に伝えることである。今日となって
は一人でも多くの日本人に生き残っていて貰って、その人達が将来再び起ち上って貰う
外に、この日本を子孫に伝える方法はないと思う。それにこのまゝ戦を続けることは、
世界人類にとっても不幸なことである。自分は明治天皇の三国干渉の時のお心持も考え
、自分のことはどうなっても構わない。堪え難きこと忍び難きことであるが、この戦争
をやめる決心をした次第である。」陛下のお言葉は人々の号泣の中にとぎれとぎれに伺
いましたが、日本国民と更に世界人類の為に自分のことはどうなっても構わないという
陛下自身の広大無辺なる御仁慈に対し、唯ひれ伏すのみでありました。

186: 名無しさんAA:19/11/12 11:54
 歴史の群像     246

 陛下のお言葉は更に続きまして、国民がよく今日まで戦ったこと、軍人の忠勇であっ
たこと、戦死者戦傷者に対するお心持、又遺族の事更に外国に居住する日本人即ち今日
の引揚者に対して又戦災に会った人に対して御仁慈の御言葉があり、一同は又新に号泣
したのであります。そうして陛下のお言葉は終りました。総理は立って、陛下に入御を
奏請し陛下はお足取りも重く室をお出になりました。後に残りまして一同は協議致しま
して、陛下のお思召しに従い、ポツダム宣言を受諾する方法によって戦争を終結する事
とし、唯一つ米国側に対し「このポツダム宣言の諸条件の中の、天皇の国家統治の大権
を変更する要求は、これを含まないものと諒解するが、この点について明確なる返事を
して欲しい。」という留保をつけて「ポツダム宣言を受諾する用意がある」旨を中立国
を通して、連合国に通知致すことにしたのであります。こうして、即ち国体護持を唯一
の条件として、終戦を決定したのであります。しかし、その後の八月十四日の御前会議
が更に行われる。「さて、こちらから十日の早朝打ちました電報に対する返事は仲々参
りません。」しかもこのことは公表致して居りませんので、東京市内の各所では家屋の
強制疎開の為家を引き倒して行って居るのだ。私は身を切られるような気が致しました
。流石に米軍の空襲も八月十日、十一日には御座いませんでした。十二日朝サンフラン
シスコの放送によって先方の回答の内容を知り得たのではありますが、正式の経路を通
じた回答は十三日朝到着まで待つことになった。この間に於ける諸般の情況は詳しく申
し述べるにないが、天皇陛下は皇族・重臣・元帥・軍事参議官などを次々にお召しにな
って、お考えをおさとしになりました。この際、東条大将は陛下にもう一度御考え直し
を願った。という風に聞いて居ります。十三日に正式回答を議題として閣議が開かれた
。先方の回答は長いものでありましたが要点は次の二つであります。
(イ) 日本国天皇及び政府の統治権は或る場合には連合軍司令官の制限の下におかれる
   ことがある。
(ロ) 日本国最終の政治形態は日本国民の自由なる意思によって決定せられる。(即ち
   国体は日本人がきめるにまかせる)というのであります。
 先方の回答の遅れた理由は、連合国間に意見が分かれた為であった。後で聞きました
所でありますが、ソ連は勿論、英国も支那も天皇制の廃止を主張した。が、米国だけが
前駐日大使のグル―さんなどの知日派の人々の働きによって、とうとうこういう回答に
なったのだそうであります。後で米国国務省の役人がきて私に話したのでありますが、
こちら側からの回答に天皇制のことについて留保がついてきたときには、ほんとうに驚
いた。実に堂々としていて、一体これが敗戦国の態度かと思った、同時に日本には何か
含みがあるのではないかと疑った。が、グル―さんなどが鈴木さんの人格からいって、
決して何もたくらみがあるのではない。と言ってがんばったので、他の国をやっと説得
したというのである。後から考えてみると正に米国側の主張が正しかったわけだった。
と申して居りました。この回答に対して大部分の大臣は、ポツダム宣言を受諾する当然
の結果として、国体が変るわけではない。ということを、先方が承知したものである。
として終戦に賛成でした。唯陸軍大臣及び両総長はこの回答では明瞭でく、もう一度、
先方に確かめてもっとはっきりした返事が来れば良いが、そうでない限り国体を護持し
得るかどうか、明瞭でない以上飽くまで戦争を継続せよ。と主張していた。平沼枢密院
議長などは、先方が国民の自由なる意思によって天皇制を維持するかどうか決めよ。と
いうのはおかしい。天皇の御地位は神ながら決まっているものであって、国民の意思に
よって決まったものではないのであるから、これでは国体に反するという議論をされて
いました。そして、これももう一度はっきり先方にたしかめよというのでありました。


187: 名無しさんAA:19/11/12 11:56
 歴史の群像     247

 この間米国側から盛んに、日本の回答の遅延を責めて参ります。もう一度先方の意向
を問い合わせたのでは、到底交渉の糸が切れてしまうことは、明かであります。よって
私は総理にもう一度陛下のお力におすがりする外はないと申し上げました。しかも、両
総長の同意を得られない限り、御前会議を開く途はありません。畏れ多いことながら、
陛下よりお召しを願うことにしたのであります。総理は、十四日早朝参内して拝謁して
陛下の方から十六人の大臣全部、枢密院議長、陸海軍の総長をお召しを願って、おさと
しを頂くことにお願い申し上げお許しを受けました。
 十四日午前十一時一同は、天皇の御招き(おまねき)によって参内して、先般の御前
会議の室に集まって陛下の御出席を待つ事になった。私も出席した。今度は、全部で、
二十三人もいた。総理より経過の概要を説明した後、陸軍大臣、参謀総長、軍令部総長
からは、「それぞれ先方の回答では国体護持について心配である、しかし、先方にもう
一度、確かめて満足な回答は得られないであろうから、このまゝ戦争を継続すべきであ
る。」という意見が涙共になされ、下って申し上げられました。陛下は総理の方に向か
って外に発言するものはないか。という意味の御合図があって後、「皆のものに意見が
なければ自分が意見を言おう。」と前提せられ、お言葉がありました。「自分の意見は
先日申したのと変りはない。先方の回答もあれで満足してよい。と思う」と仰せられま
した。号泣の声が起りました。そして陛下は玉砕を以って君国に殉んぜんとする国民の
心持ちはよく判るが、ここで戦争をやめる外には、日本を維持するの道はない。という
ことを、先日の御前会議と同じように懇々とおさとしになり、更に又皇軍将兵戦死者、
戦傷者、遺族更に国民全般に御仁愛のお言葉があり、しばしば御頬を純白の手袋をはめ
たお手にて拭われました。一同の感激はその極であります。椅子に腰かけているにのに
堪えず、床にひざまずいて泣いている人もありました。しかし、私共を、現実の敗戦の
悲しみを超えて、寧ろ歓喜にひたらせたものは、この次に仰せられた陛下のお言葉で御
座いました。陛下は「こうして戦争をやめるのであるが、これから日本は再建しなけれ
ばならない。それはむづかしいことであり、時間も長くかかるであろうが、それには、
国民が皆一つの家の者の心持になって努力すれば必ず出来るであろう。自分も国民と共
に努力する。」と仰せられました。この言葉を拝したときの心持は、高天原に於て天照
大神が天岩戸をお開きになってお出ましになった時、それをお迎え申した八百万神の、
心持もかくやと、しのべるような気が致しました。尊きを知って只高く仰いでいた陛下
はやはり国民と共にある陛下でありました。私はこゝに新日本建設の黎明さを感じた。
のであります。陛下は我等国民を御信頼なさって、我等に日本再建を御命じになったの
であります。しかし、陛下のお言葉の中には 全く他日の復讐を期するというお心持は
ないので、広大無辺な御仁慈は国民のみならず広く、人類の安心平和幸福を希い給い、
又将来日本が国際社会の一員として世界平和の確立に大いに寄与するため、新しき日本
が新しき民主主義の基礎の上に、道義の香り高き文化国家を再建することを希い給うた
。言葉でありました。陛下は更にお言葉をおつづけになり一般の国民には、ラジオを通
じて親ら(みづから)さとしてもよいと仰せられ、又、内閣に於いて速かに終戦に関する
詔勅の草案を作つて、手許に差し出すようにとのお言葉がございました。これにて御前
会議を終り、閣僚は内閣に帰つて終戦の議を決定し、更に終戦の御詔勅の草案を審議致
しました。かくして、内閣は終戦の詔勅を起草することになりました。


188: 名無しさんAA:19/11/12 11:56
 歴史の群像     248

 こうして、天皇の詔書を閣議にかけて、午后八時審議を終了しそのまま陛下のお手許
に差し出し、御嘉納がありまして一切の詔書公布の手続きを終了しましたのは、十四日
午后十一時でありました。即ち大東亜戦争の公式終了の時間は、昭和二十年八月十四日
午后十一時であります。直ちに、米国に向かってポツダム宣言を受諾した旨の電報を致
したのであります。御詔勅は陛下の御心持をそのまま表していると思います。一度朗読
させていただきます。

詔書
「朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ非常ノ措置ヲ以テ時局ヲ收拾セムト欲シ茲ニ忠良ナル爾臣民ニ告ク
朕ハ帝國政府ヲシテ米英支蘇四國ニ對シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ
抑ゝ帝國臣民ノ康寧ヲ圖リ萬邦共榮ノ樂ヲ偕ニスルハ皇祖皇宗ノ遺範ニシテ朕ノ拳々措カサル所曩ニ米英二國ニ宣戰セル所以モ亦實ニ帝國ノ自存ト東亞ノ安定トヲ庶幾スルニ出テ他國ノ主權ヲ排シ領土ヲ侵スカ如キハ固ヨリ朕カ志ニアラス然ルニ交戰已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海將兵ノ勇戰朕カ百僚有司ノ勵精朕カ一億衆庶ノ奉公各ゝ最善ヲ盡セルニ拘ラス戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ殘虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所眞ニ測ルヘカラサルニ至ル而モ尚交戰ヲ繼續セムカ終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招來スルノミナラス延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ億兆ノ赤子ヲ保シ皇祖皇宗ノ神靈ニ謝セムヤ是レ朕カ帝國政府ヲシテ共同宣言ニ應セシムルニ至レル所以ナリ
朕ハ帝國ト共ニ終始東亞ノ解放ニ協力セル諸盟邦ニ對シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス帝國臣民ニシテ戰陣ニ死シ職域ニ殉シ非命ニ斃レタル者及其ノ遺族ニ想ヲ致セハ五内爲ニ裂ク且戰傷ヲ負ヒ災禍ヲ蒙リ家業ヲ失ヒタル者ノ厚生ニ至リテハ朕ノ深ク軫念スル所ナリ惟フニ今後帝國ノ受クヘキ苦難ハ固ヨリ尋常ニアラス爾臣民ノ衷情モ朕善ク之ヲ知ル然レトモ朕ハ時運ノ趨ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ爲ニ太平ヲ開カムト欲ス
朕ハ茲ニ國體ヲ護持シ得テ忠良ナル爾臣民ノ赤誠ニ信倚シ常ニ爾臣民ト共ニ在リ若シ夫レ情ノ激スル所濫ニ事端ヲ滋クシ或ハ同胞排擠互ニ時局ヲ亂リ爲ニ大道ヲ誤リ信義ヲ世界ニ失フカ如キハ朕最モ之ヲ戒ム宜シク擧國一家子孫相傳ヘ確ク神州ノ不滅ヲ信シ任重クシテ道遠キヲ念ヒ總力ヲ將來ノ建設ニ傾ケ道義ヲ篤クシ志操ヲ鞏クシ誓テ國體ノ精華ヲ發揚シ世界ノ進運ニ後レサラムコトヲ期スヘシ爾臣民其レ克ク朕カ意ヲ體セヨ
  御 名 御 璽
   昭和二十年八月十四日
                   内閣総理大臣 男爵  鈴木貫太郎
                   海軍大臣       米内光政
                   司法大臣       松坂広政
                   陸軍大臣       阿南惟幾
                   軍需大臣       豊田貞次郎
                   厚生大臣       岡田忠彦
                   国務大臣       桜井兵五郎
                   国務大臣       左近司政三
                   国務大臣       下村宏
                   大蔵大臣       広瀬豊作
                   文部大臣       太田耕造
                   農商大臣       石黒忠篤
                   国務大臣       安倍源基
                   外務大臣兼大東亜大臣 東郷茂徳
                   国務大臣       安井藤治
                   運輸大臣       小日山直登

189: 名無しさんAA:19/11/12 11:57
 歴史の群像     239

 玉音放送の詔書 (みこのり)     [中垣現代語訳]
 私は、深く世界の大勢と日本国の現状とに思いを巡らし、非常の措置をもって時局を
収拾しようと思い、ここに忠実かつ善良な全国民に申し述べる。
 私は、日本国政府から米、英、中、ソの四国に対して、ポツダム宣言を受諾すること
を通告するよう下命した。そもそも、日本国民の平穏無事を図って、世界繁栄の喜びを
共有することは、代々の天皇が伝えてきた理念であり、私が常々大切にしてきたことで
ある。先に米英二国に対して宣戦した理由も、本来日本の自立と東アジア諸国の安定と
を望み願う思いからであり、他国の主権を排除して領土を侵すようなことは、もとから
私の望むところではない。
 ところが交戦は、もう四年を経ても、我が陸海軍将兵の勇敢な戦いも、多くの公職者
の奮励努力も、一億国民の無私の尽力も、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず戦局
は必ずしも好転していないし、世界の大勢もまた、我が国に有利をもたらしていない。
それどころか、敵は新たに残虐な爆弾(注 原子爆弾)を使用して、無実の人々までをも
殺傷しており、惨澹たる被害がどこまで及ぶのか全く予測できないまでに至った。これ
以上戦争を継続するならば、遂には我が民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の
文明をも破滅しかねないであろう。このようなことでは、私は一体どうやって、多くの
愛すべき国民を守り、代々の天皇の御霊に謝罪したら良いのだろうか。これこそが、私
が日本国政府に対しポツダム宣言を受諾するよう命ずるに至った理由なのである。私は
、日本と共に 終始 東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対しては遺憾の
意を表せざるを得ない。日本国民であって、前線で戦死した者、公務にて殉職した者、
戦災に倒れた者、更にはその遺族の気持ちに想いを寄せると、我が身を引き裂かれる思
いである。また戦傷を負ったり、災禍を被って家財職業を失った人々の再起については
、私が深く心を痛めているところである。
 考えれば、今後日本国が受ける苦難は、並大抵のことではないであろう。あなたがた
国民の本心も私はよく理解している。しかしながら、私は、時の巡り合せに逆らわず、
堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び、未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思
う。私は、国としての形を維持することができるならば、善良な全国民の真心を拠所と
して、常に国民と共に過ごすことができる。もし誰かが感情の高ぶりから、むやみやた
らに事件を起したり、あるいは仲間を陥れたりして、互いに時勢の成り行きを混乱させ
、そのために進むべき正しい道を誤って世界の国々から信頼を失うようなことは、私が
最も強く警戒するところである。ぜひとも 国を挙げて 一家の子孫にまで語り伝え、
誇るべき自国の不滅を確信し、責任は重く かつ復興への道のりは遠いことを覚悟し、
総力を将来の建設に傾け、正しい道を常に忘れずその心を堅持し、誓って国のあるべき
姿の真髄を発揚し、世界の流れに遅れを取らぬよう決意しなければなりません。あなた
がた国民は、これら私の考えをよく理解して行動して下さい。」

 これが玉音放送で流された内容なのである。よく、朝鮮人会や韓国の指導者などが、
「天皇が跪き、懺悔し 頸木の中で謝罪せよ。」などと声明を発するし、全く謝罪声明
がない。などとアホを言うが、全く違っていてポツダム宣言の受諾からして、天皇陛下
は、「……日本と共に 終始 東アジア諸国の解放に協力してくれた同盟諸国に対して
は遺憾の意を表せざるを得ない。日本国民であって、前線で戦死した者、公務にて殉職
した者、戦災に倒れた者、更にはその遺族の気持ちに想いを寄せると、我が身を引き裂
かれんばかりの思いである。また戦傷を負ったり、災禍を被って家財職業を失った人々
の再起については、私が深く心を痛めているところである。……」と謝罪表明している
のだ。韓国の逃げてアメリカ合衆国という他所から李承晩には全く理解できなった言葉
であろうが、アジアの趨勢において、日本は心痛める必要も無かったが心痛めて戦って
きたのである。


190: 名無しさんAA:19/11/12 13:14
   朝鮮人に 喝!  317

 この頃トランプのせいで最近流行しつつある「経済外交策(economic statecraft)」
は、対外政策の内、経済を手段とするもので他に、「軍事力の行使」や「威嚇による交
渉」「平和的外交」「意図的広報操作(propaganda)」などがある。機動的なものと、
能動的なものに分けられる。つまり積極的行動での話と歴史的や体制的流れで行う物の
話である。自由貿易を国是とする日本は主に能動的流れなもの(広い意味での報酬や、
それを約束するもので、代表例は政府開発援助など)を使って来たが、しかし機動的な
主体事例もないわけではない。例えば、北朝鮮に対する日本独自の禁輸や、今度の韓国
に対する輸出管理厳格化措置がそれで、いずれも朝鮮半島に関するのは偶然ではないか
も知れない。その目指すところ(戦略目標)について、長谷川氏は次の8つを挙げる。
(1)シグナル: 経済的な損害や利益(或は脅し・約束)で相手にメッセージを送る
(2)強化: 様々な経済政策を通じて、自国や友好国の交易力を維持・補強する
(3)相殺: 敵対国や脅威国や不良国などの海外からの経済的悪影響を無効化する
(4)封込: 違法行為や不埒行為に締め付けによって相手国の産業形態を劣化させる
(5)強制: 経済的損害やその脅しによって相手を譲歩させ、国際発言の地位を守る
(6)買収: 経済的利益やその約束と引き換えに、相手を譲歩させ納得させる
(7)抽出: 相手の経済的依存に付け込み、相手から富や資源を調達し搾取する。
(8)誘導: 持続的な経済利益提供で、相手国にシンパを増やし、相手の迎合に導く

 今回の厳格化措置は、韓国を旧ホワイト国から除外することで、対象となる三品目(
フッ化ポリイミド・レジスト・フッ化水素)を、包括許可対象から除外することだった
。結果として、個別許可対象となるという、二点だった。とりわけ即効性が予想された
のは後者の方で、韓国の輸入量が少なくないことからグローバル・サプライチェーンに
影響すると韓国で大騒ぎとなった。確かに、当該品目における日本企業のシェアが高く
、他に代替がききにくいものだったため(そのような品目を選んだのだ)、効果てき面
で言わば急所を突いた形となったようだが、実際には、例えば最初の二品目は貿易統計
(通関実績)上はそれなりのボリュームがあっても、輸出管理の対象となるのはその内
の限られた仕様で極めて限定的であり、ほんの数%しかなくさしもの影響はない。しか
も手続きが煩雑となるだけで、例えば三つ目の品目などは既に許可がおりて、問題なく
輸出されており、一説によればここ数ヶ月、中国向け半導体輸出が減っていたので在庫
がだぶついていた。そのこともあって実害はなく丁度良かったとの声も有るほどだ。が
政府にしてみれば急所を突いたとは言え寸止めされていた形である。実際に、韓国の康
京和外交部長官は、最近の国会の決算特別委員会の全体会議で、日本の輸出管理措置に
ついて「具体的な被害は確認されていない。」「このような状況が長期化することによ
る不確実性が企業の負担となる。」と述べている。これに従い、日本国政府の本音を、
代弁すれば、この厳格化措置で狙ったのは上記(1)の「シグナル」つまり「警告」に
過ぎないのであって、輸出「規制」でもなければ、ましてや「禁輸」でもない。当初、
安倍首相や経産大臣が徴用工問題とリンクするかのようにうっかり口を滑らせたのは、
その為盛った発言だったのだろうと思われる。ところが韓国側では(5)の「強制」と
受け止めて強く反発した。日本側の意図が 正しく伝わらなかったのは、日本側の説明
不足と言うよりも、如何に説明されようとも政治利用しようと待ち構えていた韓国側の
作為と言うべきだろう。正確に言うと、その筋の専門家(例えば韓国側の規制官庁)は
正しく理解していただろうに、韓国大統領府が聞く耳を持たなかったのである。それは
ちょうど韓国の国防筋も情報筋も外交筋もGSOMIA継続を主張したのに、韓国大統領府が
受け入れなかったとされるのと同じ構図であり、なんとも死んだような腐ったイデオロ
ギーに凝り固まった文大統領府の独裁と言うべきだろう。これじゃあ日本政府として、
まともに相手をしていられる国だろうかぁ・・・ということになる。


191: 名無しさんAA:19/11/12 14:13
 危険な玩具と、大きな赤ちゃん 52

 トランプのせいで最近流行の「経済外交策(economic statecraft)」は、今や中国に
効かないようで、とうとう関税戦争になったようだ。まあ、トム・クルーズのワッペン
程度なら悪い冗談であったが、今や何でも間でも威嚇と誘導と封込めの対象らしく研究
にも、広告にも、洋服のデザインにも、スポーツ選手の発言にも中国政府が意見を言う
と言う、というまったく恥ずかしい国に成り下がった。まあ日中戦争の頃から、全くお
かしな人類の敵のような様態で、自国民を簡単に虐殺して他人の性にする行動が多々見
られ日本人は訝しがっていたが、香港デモでは図らずもその一端が露呈しているようだ
。この香港島と同じに長官が窮しているのが北朝鮮の将軍様だ。昨年の党中央委員会総
会では、金正恩は、核・ミサイル実験の中止と、核開発と経済建設の両方を追う「並進
路線」に勝利した。と終了宣言し、経済発展に注力する路線への転換を表明していた。
しかし、2月の米朝交渉が不調に終わった後悔もあって、ミサイルを飛ばし「自立的な
民族経済を土台にし、自力更生の旗を高く掲げ、社会主義建設をさらに進める。」など
と、「自力更生」という言葉を計27回も繰り返し「制裁でわれわれを屈服させること
が出来ると血眼になり誤った判断をしている敵対勢力に、深刻な打撃を与えるべきだ」
などとも語り、アメリカへの譲歩には応じず、交渉の長期化を視野に入れた姿勢を示し
ている。まあ可能性はゼロとは言わないがこの間に核開発を模索していて来年あたりは
更に巨大な威嚇する北朝鮮が出現しそうな雲行きである。後の交渉については、年内を
一つの区切りとし、韓国ではアメリカを高く評価しているが来年のアメリカ大統領選挙
を睨んでいるだけで具体的成果は出そうにもない。既にトランプ大統領の足元は見透か
されているのは間違いない。トランプ以前の大統領からは相手にされず、トランプ氏だ
からこそトップ同士の直接交渉の相手となり得た事情もある。原則合意から進展が乏し
い現状への焦りはあり、依然続く国連制裁への苛立ちもある。そんな中で、今年に入っ
て10回の度重なるミサイル発射実験で、北朝鮮はミサイル技術を着実に向上している
と懸念する声が聞かれる。しかし、真の意図は普通の国の様になりたい。という悲鳴に
見える。10月23日に金委員長が、朝鮮半島五霊山の一角・金剛山を視察したときの
報道は、韓国資本で作られた数々の観光施設をボロクソに貶し、「わが国の力で、名山
・金剛山にふさわしい施設を作り直すのだ」と命じたのは、見方によっては父親の偉業
を否定し、アメリカとの交渉で父を超えたと言いたいのだろう。そして16日には朝鮮
中央通信社は、金委員長が白馬に跨り聖地とされる白頭山に登る写真を公開するという
、なんとも大仰な報道をして見せた。金委員長に同行した側近は「金氏が雄大な作戦」
を計画していることを確信した。とまた勿体をつけて報じている。今度は伯父が果たせ
なかった韓国占領でもやるつもりだろうか。日本と韓国の軋轢を睨んでいるのは間違い
ないが、韓国も、金委員長とトランプ大統領の逢瀬を演出したが、いったん関係が構築
されてしまうと用済みで南北融和を期待しようにも、客観的な国際情勢の中北朝鮮声明
ではボロクソである。仕方がない面もあるが仲立ちをこれだけクソにするのも民族も、
世界広しといえど朝鮮国の民族のみだろう。全くおかしな大陸の国々である。




192: 名無しさんAA:19/11/12 21:05
   朝鮮人に 喝!  318

 相変わらず、責任ある立場の人がよくもまあ見え透いたことを。いけしゃあしゃあと
垂れ流せるものだと感心する(笑)。韓国名物のデモ参加人数の水増しがハンパじゃな
いのはこの際ご愛嬌ということにしよう。今月4日に、バンコク開催のASEAN関連
首脳会議に出席中の「日韓首脳のやりとり」(日本政府)は会談でも立ち話でもなく、
「言葉を交わしたという理解」(西村明宏官房副長官)などと、日本は軽く受け流した
記事に対して、韓国政府は堂々と「歓談」と発表し、野党議員の「韓日の発表に温度差
が大きい」と指摘された韓国の首相は、「対話の内容も紹介せず、国際的な基準に合う
とは思わない。」と日本の対応に言いがかりをつけた模様である。例のレーダーと同じ
で、証拠があるなら見せろと見せられた証拠をねつ造するような国民性の発言である。
昨日、韓国大統領府の国家安保室長は、「(GSOMIAは)韓日両国が解決すべき問題で、
韓米同盟とは全く関係ない。」「韓国の立場から見れば、最近の韓日関係悪化の根本的
原因は日本がつくった。」と詭弁を弄した発言が続く。GSOMIA協定延長のためには日本
の輸出管理厳格化措置の撤回が必要だ。と主張しているらしいが、日本という相手のあ
る話をしない独り善がりのみの主張が並ぶ。共産化したイデオロギーに凝り固まって、
自らの耳に心地よいファンタジーに酔っているが、そのうち悪酔いして現実の厳しさに
目覚めざるを得なくなるだろう。そろそろ日本に助け舟を出して欲しい。と甘える高等
戦術だろうが日本船にはとても乗れる場所はない。というのも安倍政権で沈没すれすれ
だからだ(笑)。この輸出管理厳格化措置について、少しでも気づいた方は多くの事に
納得するであろう。韓国を旧ホワイト国から除外することで、対象となった三品目の(
フッ化ポリイミド・レジスト・フッ化水素)の内容がキモイのだ。まず、今回の経済産
業省が発表したことで有名となった物体である、3品について紹介しよう。フッ化ポリ
イミドは、スマホなどの基盤の材料として使用されているようだ。フィルム状の状態で
使用されて、耐熱性・絶縁性・強度に関し高い水準を保ち、エレクトロニクスを始めと
して様々な分野への応用が可能となっている基板材料の被覆材のようだが、今日多段層
IC基盤が求められる中では、とっても大事な役割を持ちコーティング膜材の特性は、
大きく大事らしい。レジストは、これまた同じように基盤の表面を覆うことで絶縁膜を
作る保護剤だが、基盤加工時エッチング処理の保護材らしい。基盤の裏において緑色の
膜が縦横に複雑に覆っているが、その緑色の線がレジストに当たるものらしい。主に、
エッチング液・めっき液・はんだ付けなどに対して、特定の領域を保護する為使用され
、また、湿気や空気中のゴミが接触しないような目的もあって、かなり使用される。こ
ちらも、フッ化ポリイミドと同様、世界の全生産量のおおよそ9割を日本製品が占めて
いると言われる。世界の半導体企業はほとんど日本からの輸入しており、急に代替先を
見つけるのは同じく難しいとされている。フッ化水素とは、別名「エッチングガス」と
も呼ばれており、半導体のシリコン基板の洗浄に使われる物体である。中国でも作られ
るが、近年ますます精密化が進む産業分野において、純度の高い質のいいフッ化水素が
求められて、その供給がない限り新世代ICは製造できない。と言われる。要はごみ掃
除用の水の様な物だが、洗い水が汚れていたら精密さを追求できないのである。日本は
その最大手の生産国で、世界生産量の約7割を占めている。その上フッ化水素の不純物
を除く作用はウラン濃縮に使われる程の優れものらしい。つまりIC基盤の肝がこの3
種の材料らしいが、実は文氏はこのフッ化水素を韓国で作っていた頃の事故で、批判し
て名を上げた弁護士だったのである。なんとも運命とは恐ろしいものである。


193: 名無しさんAA:19/11/12 21:41
 歴史の群像     240

@ 最後の御前会議と場所
 終戦直前の昭和20年8月9日にポツダム宣言受諾の可否について御前会議が行われ
、鈴木貫太郎首相から乞われる形で宣言受諾の御聖断が下された。その後8月14日に
再び御前会議が開かれ、再び御聖断の形でポツダム宣言受諾の最終決定がなされた。 
この2回を特別に「最後の御前会議」と称している。この2回の御前会議の場所は、宮
中「望岳台」(武蔵野台地)近くの地下壕「吹上御文庫付属室」で行われた。とされる
。地下10メートル、部屋の広さは15坪ほどであり、天皇皇后両陛下の寝室・居間の
ある吹上御文庫地下壕からは90メートル離れており、地下道でつながっていた。陸軍
工兵隊により50トン爆弾に耐えられるよう作られた地下壕での事だった。と言われる
A 御前会議の制度的位置付け
 御前会議については「御前会議法」というような制度上の法的根拠は一切ない。御前
会議の位置付けは法的には不明確であり続けた。当然、開催が制度化されたものでもな
く、たとえ開催されても、天皇が出席して発言しないことが、多くの会議の建前であっ
た。国会でも明治天皇の中で行われたものを御前会議と称している。日本の帝国憲法は
「君臨すれども統治せず」を前提としていた。したがって憲法上の天皇の立場は、政務
は各大臣の務めであり、軍令では、参謀総長と軍令部総長の輔弼(補佐)を得て「上申を
承認する。」という形で、つまり賛否を言わずに「解った」と述べるだけであったのだ
。一方で、帝国憲法で、第13条においては「天皇が開戦と終戦を決定する」と定めて
いた。しかし、この場合でも立憲主義の建前からは、天皇による意思の表明・発動は好
ましくないとされていたし、特に開戦に関しては、天皇自身に戦争責任が及ぶため天皇
が直接に決することはなかったであろう。そこで、政務と軍令を統括する御前会議が、
その役割を果たしたという形である。しかも、この場合ですら、御前会議の決定が直ち
にそのまま国家意思の決定とならない。改めてその内容について閣議での諮問を経て、
閣議決定や国会決定してから、正式決定となる制度であったのだ。最後の御前会議での
決定事項も、改めて詔書に各大臣が署名花押して、同意がなければ正式決定とされなか
ったのである。そこで詔書を先行して憲法発布の様に成案として承認されて天皇が読む
事によって、法律として宣戦布告なり、終戦宣言なりが行われる形となっている。
B 迫水久常内閣書記官長
 迫水久常氏は、終戦時において、鈴木貫太郎海軍大将が組閣した内閣の内閣書記官長
であり、現在の内閣官房長官に相当する立場にあった。迫水氏は、明治35年生まれ、
鹿児島市出身で、東京帝大卒業後、大蔵省に入り、岡田啓介内閣の首相秘書官を歴任し
、岡田啓介元首相の女婿であり、岡田元首相の指示を受けながらも、東条政権の打倒に
尽力していた。そして、鈴木内閣では、内閣書記官長として、終戦のための手続きやら
段取りのすべてを、取り仕切ったようである。迫水氏は戦後には、参議院全国区で当選
4回、衆議院鹿児島1区で当選2回を果たし、この間、郵政大臣、経済企画庁長官など
を歴任している。
C ポツダム宣言
 ドイツ降伏後において、1945(昭和20)年7月1日から8月2日まで、ベルリン
郊外のポツダムにおいて、米英ソの3カ国首脳が集まって第二次世界大戦の戦後処理に
関しての会談が行われた。このことからポツダム会談での呼びかけが、ポツダム宣言と
いわれる。この会談の期間中の7月26日にトルーマン大統領、チャーチル首相、及び
蒋介石国民政府主席の3者の共同声明として発表されている。しかし、蒋介石を含んだ
中華民国の要員は会談に参加していなかった為、無線連絡網でで了承を得た。とされて
いる。


194: 名無しさんAA:19/11/12 21:41
 歴史の群像     241

 ポツダム宣言の、内容については、要旨次のとおりである。
1 米国大統領、英国首相及び中華民国主席は、自国の数億の国民を代表し協議の上
、日本国に対し戦争終結の機会を与えることに合意した。
2 欧州方面の陸海空軍によって、数倍にも増加された米英中の兵力は、日本全土に
対し、最後の打撃を加えようとしている。この軍事力は、日本国が抵抗をやめる
まで、日本国に対して戦争を遂行しようとする全連合国の決意によって、鼓舞さ
れ持続されている。
3 自由を希求して奮起する世界の諸国民の力に対し、ドイツが重ねてきた無意味な
抵抗の結末は、日本国の国民にとって、極めて解り易い見せしめである。現在、
日本に向かって集結しつつある軍事力は、全ドイツの国土と産業、生活様式を荒
廃させた軍事力よりも強大なものである。我が軍事力の全面的な発動は、日本国
軍の不可避にして完全な破壊と、同じく日本本土の完全な焦土化を意味する。
4 日本が引き続き、無分別により自国を滅亡の淵に追い詰めた強情な軍国主義者に
支配されたままこの戦争を続けるか、あるいは道理に従うか、決断する時期がき
   た。
5 我等の条件は以下の条文で示すとおりであり、これについては譲歩もしないし、
またこれから外れることもない。執行の遅れは認めない。
6 日本国民を欺いて世界征服に乗り出す過ちを犯した勢力を除去する。
7 日本に新秩序が確立され戦争能力が失われたことが確認されるまで、日本国内諸
地点を占領する。
8 日本国の主権は本州、北海道、九州及び四国並びにこれらに付属する諸小島に限
らなければならない。
9 日本軍は武装解除された後、各自の家庭に帰り平和・生産的に生活できる。
10 戦争犯罪人は処罰される。言論、宗教及び思想の自由並びに基本的人権の尊重が
確立される。
11 日本は経済復興し、課された賠償の義務を履行するための生産手段を保有できる
。また将来的には、国際貿易に復帰できる。
12 日本国民が自由意思により平和的・責任ある政府を樹立できる。この項目及び記
載した条件が達成された場合、占領軍は撤退する。
13 我々は日本政府が全日本軍の無条件降伏を宣言し、かつその行動について十分な
   保障が提供されることを要求する。


195: 名無しさんAA:19/11/12 22:05
 歴史の群像     242

D ポツダム宣言発表後の経緯
 ポツダム宣言は、日本側に降伏の条件を示し、また降伏しない場合の徹底的攻撃を示
したものであり7月26日に公表された。日本側は、翌27日に内容の詳細な検討に入
ったが、政府としては、この内容を即座に受諾は出来ないものの、明確に拒否すること
もできずにいた。終戦の機会を逸するものとして、ポツダム宣言には回答せずまた新聞
への発表も、宣言の訳文のみを載せ、政府のコメントなしという形でなされている。こ
うして、ポツダム宣言の内容は28日の新聞で国民に明らかにされた。がしかし、軍部
は猛反発し、鈴木首相に対して、宣言を無視し戦争貫徹に邁進する。という正式なコメ
ントを要求していた。鈴木首相はこの圧力に屈する形で、ポツダム宣言の黙殺をして、
断固抗戦という旨の首相談話が7月30日の新聞に公表された。しかし、実際のところ
は、日本政府は、仲介を依頼していたソ連の回答を待っていたので、回答を留保したの
であって談話は勝手に創作されている。「ノーコメント」(withhold comment, remain
silent)という姿勢は、各種報道のなかで「黙殺」(would be ignored, reject, kill
it with silence)という表現に変化して各国首脳に伝わったと言われている。そうし
て、その結果において、連合国首脳の反発を招き、結果的にはソ連の対日参戦を早め、
原爆投下を招いたとされ、返す返すも残念である。

E ソ連参戦
 8月になって、政府(特に鈴木首相と東郷外相)は依然終戦への道を模索していた。
ポツダム宣言が米英中の3カ国首脳の名の下に発表されたことを受け、政府は、ソ連を
仲介とした講和を目指していたのである。日本政府は、スターリンらがポツダム会談に
参加していたことは情報として承知していたが、当時は、日ソ中立条約が有効であり、
政府はソ連の対日参戦はない。と考えていたのだ。日ソ中立条約は、1941年に締結
され、1946年までの5年間有効であったからだ。その後の延長について、条約期限
切れの1 年前までに破棄通告なき場合自動延長とされていた。が、1945年4月5日
、突如としてソ連が条約不延長を通告してきた。しかし、1946年4月までは有効で
あり、8月は有効期限内であった。8月に入って本国の訓令を受けて、当時ソ連に駐在
していた佐藤大使は、ソ連を仲介とする講和締結のため、ソ連外相のモロトフとの面会
を目指して動いた。モロトフは、8月2日まで行われていたポツダム会談に参加してお
り、6日モスクワに帰還していた。モロトフ外相との面会を要求していた日本側に対し
、ソ連側は佐藤大使との面会を8日午後5時と指定したが、佐藤大使がモロトフ外相を
訪れたその場で、モロトフ外相はソ連の対日宣戦布告文書を読み上げるという不見識を
行ったのである。この宣戦布告をうけ、ソ連軍は翌9日、満州との国境を越え、日本軍
への攻撃を開始し、およそ50万人の邦人が一般人兵士問わずに収容所送りにあった。


196: 名無しさんAA:19/11/12 22:05
 歴史の群像     243

F 原爆投下
 こうした動きの中で6日午前8時15分、広島に原子爆弾が投下される事になった。
これを期に、慌てた政府は最早戦争の継続は不可能であり、早期の終戦を計ることとな
ったのだ。東郷外相が8日、昭和天皇に拝謁し、原子爆弾投下に関わる事情を上奏した
際、天皇陛下は「終戦に向け努力するように」と言われたと伝えられている。広島への
原爆投下とソ連の参戦を受けて、9日午前、最高戦争指導者会議が開かれた。とされる
。最高戦争指導者会議は鈴木首相、阿南陸軍大臣、米内海軍大臣、東郷外相、梅津陸軍
参謀総長、豊田副武海軍軍令総長の6人で構成され、戦争に対する最高の意思決定機関
である大本営会議の中枢を担う者が集まった形である。会議では、ポツダム宣言の受諾
にあたり、どのような条件を付けるかが論争の的となったようだ。首相・外相・海相は
「国体護持」の1条件のみを付けることを提案したのに対し、陸相と2人の総長達は、
国体護持に加え戦争犯罪人の処罰、武装解除の方法、占領軍の進駐に関する3条件付加
を求めていた。戦犯処罰は、連合国のみが、戦犯を処罰しないよう求める条件であり、
武装解除は前線での即時の武装解除は困難である。という主張であった。占領に関して
は短時間かつ少数の兵力上陸であることを連合国側に要請する。という主張であった。
この会議は最後まで意見が分かれた。午後1時散会となったが、奇しくもこの会議中、
11時2分に長崎に二発目の原子爆弾が投下された。そしてこの日午後、ポツダム宣言
受諾に関する閣議が開かれたが、ここでも外相と陸相の対立は解決せず、ついに深夜、
前述の御前会議が開催されることとなったのである。

G 連合国側の回答と日本の対応
 日本側の条件付きポツダム宣言受諾の通知は10日午前、当時中立国であったスイス
及びスウェーデン経由で行われている。連合国側の回答は12日に行われたが、当時の
米国務長官であったバーンズの名を取り、「バーンズ回答」と呼ばれている。バーンズ
回答に対して日本側で2点の改訳が問題となった。1点目は、「the authority of the
Emperor and the Japanese Government to rule the state shall be subject to the
Supreme Commander of the Allied Powers というもので「天皇と日本政府の統治権は
連合国軍最高司令部の隷属下に置かれる。」という記述である。この点に関しての外務
省の訳文は、「subject to」を「制限下に置かれる」と意訳し軍を説得した。しかし、
この記述では国体護持が守られるか否かが曖昧であったため、最後まで議論の対象とな
ってしまう。受諾反対、若しくは国体護持、を再照会しようとの立場は、陸軍大臣及び
両総長が思うところであった。2点目は、「the ultimate form of the Government of
Japan shall,in accordance with the Potsdam Declaration, be established by the
freely expressed will of the Japanese people である。「日本国政府の最終的形態
はポツダム宣言に従い日本国民の自由な意思に基づき決定される」という記述である。
この記述も又、現帝国憲法で天皇に行政権・立法権があるにもかかわらず、政府の形態
を国民の自由意志で決定する。という記述になり、国体に反するため、国体護持に適合
していないのではないか。と問題提起に挙げられた。発議者は平沼枢密院議長である。
いずれにせよ、前述のとおり御前会議における陛下の御聖断によりポツダム宣言受諾は
決定した。これを受けて14日23時、スイス及びスウェーデン経由で連合国側に受諾
を通知、ここに遂に終戦を迎えることとなった。



197: 名無しさんAA:19/11/12 22:07
 歴史の群像     244

H 関連資料
 14日の2度目の御聖断の発言の全てが含まれるこうした記録は「昭和天皇発言記録
集成(防衛庁防衛研究所戦史部監修)」に記載されている。また、尾形健一 陸軍大佐
侍従武官の日誌である「尾形健一大佐業務日誌」は太平洋戦争下の宮中の状況を知る上
で貴重な史料となっている。ただし、原本は防衛省防衛研究所戦史部図書館が所蔵して
おり、一般には非公開である。なお、尾形大佐は、御前会議に臨席していない。上司の
蓮沼侍従武官長が会議場に居て、蓮沼武官長からの伝聞を記述したもの、と思われる。
迫水氏の証言を補強する意味で、業務日誌の中の陛下の御発言部分を以下に紹介する。
 今回の回答に依り自分の先般の決意に変更なし。先般の決意は、内外の情勢、我国が
戦力等を十分省察して決定せるものである。又国体護持に関しては、先方は之を認めて
居るものと信じ不安を有せず。又国民の自由意志に基づく政体の決定も、外交上の用語
を見るを適当と信じ、余りに疑念を抱くことは適当でないと信ずる。保障占領に関して
は相当の不安あるも、夫れが為、更に戦争を継続することは、結局国体の護持も出来ず
、唯玉砕するのみの事となり、固より国の体面上、保障占領の如きは 洵に残念な事で
あり、又今迄身命を犠牲にして働いて呉れた軍隊の武装解除を要求せられ、場合に依り
ては忠良の子臣も罰せねばならぬのは、自分としては洵に残念であり、忍び得ざる処で
ある。然し此の際、涙を呑み、忍び難きを忍び、明治天皇の遼東還付の御心を忍びつゝ
、此に戦争を終結に導き、我国体を保持し、万民を塗炭の苦より救ひ度し、と決心せる
次第。皆も残念であろうが、自分の気持ちを察して其様に運んで貰ひ度。国民には速に
夫れに関して詔書を出す様に、又陸海軍にも詔書を出す様取計って貰い度。要すれば自
ら放送しても良いと思ふ。

I 天皇の皇太子への手紙
 以下は天皇陛下が穂積重遠東宮大夫に皇太子の元に届けるように命じた手紙のコピー
である。この手紙のコピーも野田代議士から一緒にいただいた。ちなみに、皇太子殿下
は当時11歳の学習院初等科で奥日光に疎開されていた。
「手紙をありがたう しつかりとした精神をもつて 元気で居ることを聞いて 喜んで
居ます。国家は多事であるが 私は 丈夫で居るから安心してください。今度のやうな
決心をしなければならない事情を早く話せばよかつたけれど 先生とあまりにちがつた
ことをいふことになるので ひかへて居つたことを ゆるしてくれ 敗因について一言
いはしてくれ。我が国人が あまりの皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである
。我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである。明治天皇の時には
、山県 大山 山本等の如き陸海軍の名将があつたが 今度の時は あたかも 第一次
世界大戦の独の如く 軍人がバツコして大局を考へず 進むを知つて 退くことを知ら
なかつたからです。戦争をつづければ 三種神器を守ることも出来ず 国民をも殺さな
ければならなくなつたので 涙をのんで 国民の種をのこすべく つとめたのである。
穂積大夫は常識の高い人であるから わからない所があつたら きいてくれ。寒くなる
から 心体を大切に勉強なさい。      九月九日            父より


J マッカサーとの対面  その1
 1945年8月15日、ポツダム宣言受諾から2週間後に、日本の運命を握る人物が
厚木飛行場に降り立った。連合国最高司令官ダグラス・マッカーサーである。終戦直後
連合国は、天皇に対し厳しい処罰を要求しようとする勢力があった。一方の日本政府は
、たとえ連合国に占領されても、何とか天皇制を維持していきたい。と望んでいたので
ある。敗戦から1ヵ月半の後、昭和天皇は急速マッカーサーを訪ねている。会見の2日
後に発表された1枚の写真は、それは日本国民に敗戦の現実を正々と実感させるものだ
った。そこにあるのは昭和天皇の会見を、できるだけ印象深いものとして発表しよう。
という思惑がある写真だった。会談のあとマッカーサーは、周囲の圧力を退けて天皇制
の維持を腹に決めて、以後さまざまな占領政策を実施した。この戦後の出発点とも言え
る、昭和天皇とマッカーサーの会見にまつわる事項は、内容・反響など敗戦直後の歴史
的事実で大きな事だったが、9月27日のマッカーサーと昭和天皇は2人だけで会見し
、その会見内容は当時も今も公式に発表されていない。



198: 名無しさんAA:19/11/12 22:13
マッカーサーの回想記によれば
、昭和天皇は「政治・軍事の全責任は私にあり、私自身を連合国に委ねる。」と申し出
たと言う。これにマッカーサーは感激し、日本最上の紳士と評価して、その後一層好意
ある態度を示したようだ。これは昭和天皇とマッカーサーの人物像の一端を示す、意義
ある話題だった。これが、今の象徴天皇の発端となったと言われる。一方マッカーサー
は、会見写真の新聞公開を指示し、日本国民に敗戦を実感させる才覚も示している。こ
の会見の通訳も皇太子であり完全な密室状態で漏れるものはなかった。いずれにしても
、終戦直後の占領軍と日本政府の間で、天皇自身の扱いを含めてマッカーサー会見で、
かけひきが、真剣かつ必死の覚悟で行われていた。このことは、あまり知られていない
だけに歴史的にも興味深いものがある。


199: 名無しさんAA:19/11/12 22:15
この昭和天皇の心意気を、今の香港政府や北京政府に日本人として伝えたい。
同じ中国人が こんな暴動や紛争でいいのか 改めてキャリーラムに問いたい


200: 名無しさんAA:19/11/13 07:16 ID:BM
 「福島原発汚染水問題を国際公論化」とぎょっとする命題がついたニュースが流れる
。韓国海洋水産省は10月10日、このような報道発表を出した。前日にロンドンで開
かれた海洋投棄禁止に関するロンドン条約の締約国会議についての発表で、韓国が福島
第1原発の「汚染水」の海洋放出は「全地球的な環境環境に影響する国際問題になる」
と主張した。との内容だ。 韓国は同11日のフィリピンでの世界保健機関(WHO)
の会合でも「汚染水」問題を提起している。いずれの会議でも「原子力」問題との直接
関係が全くなく、主管は国土交通省、厚生労働省だった。しかし、韓国側の主張を想定
して外務省が情報を共有していたため、連携して即座に反論した。韓国側の主張は事実
を踏まえていない。福島第1原発のタンクで保管しているのは、原子炉内で溶けた燃料
に触れた放射能汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化した「処理水」の事だが。
放射性物質トリチウムを含む処理水は、政府の小委員会で処理方法を検討中で、結論は
出ていない。海洋放出の場合も未処理の汚染水を流すわけではない。更にもっと言えば
韓国の原子炉の海洋排出水はこの数値の約21倍の高濃度で排出放流している。近々の
高濃度では民間団体調査の結果では57倍や78倍などの数値が記録されている。日本
の外務省や経済産業省は9月に、東京の各国大使館向けの説明会を開き、韓国の3人を
含む出席者に資料を配布し事情を説明している。しかし、韓国は国際会議で海洋放出を
前提として「福島汚染水」との言葉を多用している。外務省幹部は「原子炉の周りの水
をそのまま放出するかのような印象を植え付けようとしている。」と担当者は憤ている
。韓国は今月下旬に中国で開催予定の日中韓原子力安全上級規制者会合でも「汚染水の
海洋放出問題」を提起するとされ、日本側の一層の取り組みが求められる。という。し
かし、韓国の原子力安全委員会は、自分たちの出している海洋放流水の月次調査資料す
ら開示も明示もしていない。いったいどうしてなんだ。日本のように調査してるかすら
も解らないままだ。少なくとも民間の採取した放流数値は、大きく希釈した海水調査で
あり200以上の数値即ち日本の福島汚染水の数値の100倍ほどの数値があがるもの
と考えられる。ただし、希釈し薄くなればいいという類は甚だ危険で、数値が低いから
、人体に影響ない。放流できる。というものでもないだろう。と思われる。

201: 名無しさんAA:19/11/13 19:20

「米国民は2016年に、全く大変な人間を大統領にしてしまったもんだ。」世界の秩序は
台無しになり、北朝鮮が声をあげたかと思えば、強い制裁もしないから中国・ロシアが
、中東の混乱に乗じて、エンジンを吹かして温暖化に精力をだし、食料も資源も経済も
未曾有の危機だ。イギリスなどは、もはや手が付けられないチャイナドリームランドで
あり、釣り針にかかったベトナム人は、哀れにも車の中で死んでいる。着々と進んで行
くイスラエルの悪態には、大きな飛躍があって更に混迷を深めて米軍が退去する。一体
何のために中東まできて戦ったんだか、米兵やクルド兵は死んでも死にきれないお粗末
さである。911の憤慨のみなら、大きな負担をしてまでISを倒す事も無かったろう
に。さてさて、欧州は逃げていくIS戦闘員に、今後は又悲しい思いが募るだろう悲惨
な結果が目に見えるようだが、トランプはお構いなしのようにロシアとトルコに手を打
った。憂鬱もここまでくれば、人類の生き地獄も仕方ないと諦めるしかないようだ。



202: 名無しさんAA:19/11/14 06:52
   朝鮮人に 喝!  320

 国際人権団体 ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は13日、北朝鮮の「極めて残虐
な」司法制度の下へ帰したことは国際法に違反すると非難した声明を発した。何があっ
たかといえば、仲間を殺してでも亡命したい脱北者を北朝鮮に有無を言わさず返した。
という事のようだ。韓国当局の調べによると2人が今月2日に、船内で同僚の漁師16
人を殺害して海に遺棄した後、その船で韓国へ逃亡していたところ捕まったらしい。 
 韓国当局は7日、この2人を 南北を隔てる軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)上に
ある板門店(Panmunjom)経由で、北朝鮮へ強制送還した。朝鮮戦争の 休戦協定以降か
ら、あり得ない韓国の対応であり、韓国から北朝鮮へ強制送還が行われた初の事例とな
ったという。ヒューマン・ライツ・ウオッチの声明で、拷問される恐れがある北朝鮮へ
2人を送還したことは国際法に違反する。と厳しく指摘している。韓国当局が法治国家
と大法院が豪語するが、違法国家の韓国は、自国法にのっとり、容疑者として裁くべき
だった所を、自国法国際法を無視して帰国させている。と主張している。韓国の憲法下
では、韓国領内に入った脱北者、すなわち北朝鮮国民は自動的に韓国国民とみなされる
。こうした韓国領内に到達し脱北する意志を表明した北朝鮮人は通常、韓国にとどまる
ことができるし、そうした事で韓国は情報なり人権保護なりをやってきていた。野党・
自由韓国党 (LKP)の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表の話では、男2人は共
に「脱北の明確な意志」を表明していたと指摘している。韓国メディアの報道によると
、漁師の男2人は目隠しをされて、強制的に板門店まで連行され、目隠しを外された時
には、目の前に北朝鮮の兵士が待ち構えていた。というほど本人には知らせていない。
韓国紙・朝鮮日報では、男1人はその場で卒倒した。とまで伝えている。全く徴用工以
上の拷問に似た措置を平気で行う韓国政府のやり方である。これは文政権が北朝鮮人と
いう事を指し示す事以外何物でもない。近年にGSOMIA離脱以上に深刻な事は、盛
んに開発・改良されて飛ばされるミサイルの進化である。これが深刻な脅威であること
は論を待たない。既にロケット威力の脅威として、ウクライナ人の技術者を抱えて中国
以上の精度と技術を持った。その為にソウル防衛どころか、青瓦台すらもが守れない。
最新ミサイルは、中国SY400(神鷹400)地対地ミサイル・システム(中国語では制導火
箭弾武器系統)ロケットに酷似しており、裏に中国の援護がされている事が明確に解る
。北のこうしたパレードにも出していないロケットの発射実験は、中国が自らは西側の
自由市場を利用し拡大経済させても、北朝鮮が西側社会になるのを拒んでいる姿に映る
。2008年に開催された珠海航空ショーに出展された輸出向けの地対地ミサイル・システ
ムSY400 が、北朝鮮に売られている現実だろう。まったく韓国も困るが、この中国も困
ったものだ。一体平和の享受による繁栄を屁とも思わないこの3つの政権は何を考えて
他国を威嚇しているのだろうか。紀元前からあった華夷思想(かいしそう)とも称す物
(中国語では「華夷秩序」)の中国中心主義を今も持っているとした進化や進歩を捨て
た漢民族と言わねばならず、笑って中国との外交・交易を止める関税障壁を世界中で行
わなければならない。そうなると、トランプのやってることは正しい事の証左になる。
公園で道徳心のない1市民の影響で公園封鎖で閉場となるようなものだ。いやはや自由
貿易で栄えた日本は、この毛毬を喧嘩するから二つに割る様な行為にどう立ち向かうの
か術もない。

203: 名無しさんAA:19/11/14 07:42 ID:EM
   朝鮮人に 喝!  321

 去る8月に、韓国政府がGSOMIA破棄を決定した際、米国は完全に虚をつかれた形だっ
た。米国政府の高官は盛んに問い合わせしていたが、いづれも「韓国政府の破棄の意思
は全くない。」との返事と態度を事前に確認していたという。米国はこれが覆らせたこ
とには納得いかない。「文政権が米国などと集団的安全保障に真剣に関与していく意思
があるのか、根本的な疑問を生じさせるものだ。」米国敵視の韓国に大きな疑義を述べ
た。しかし、こうした国際法や親善行為の違反や転覆は、今に始まった事ではない。か
つて、フィリピンやタイあるいはベトナムやミャンマーと、いずれも豹変した外交の罠
にかかっている。実はこうした行為は韓国特有のものではない。言うなれば中国王朝の
十八番(おはこ)だったのだ。実はイギリスが二枚舌外交しだしたのも、米国が野望の
覇権国家を目指したのも、中国のこれを真似たからだ。そもそもアヘン戦争によって、
辛亥革命と共に中国王朝が潰れた本当の所は、この嘘に近い非道理的行いに英国商人が
鬱憤があって交易が成り立たなかったからであり、さらに税収のみ搾取し国民を奴隷の
ごとく思ってか何のインフラも国民幸福も求めなかった帝王政権が義憤に駈られた人民
に反旗を浴びたことが主な要因である。つまり今の文政権のような仕草が国家危機を生
んだのである。経済も殺し、法も蝕み、人心も人気取りに惑わす。そうした行為が如何
に人類の損失であるかは、今のトランプ政権でアメリカの地位が地に落ちる姿を見ても
判るというものだ。地球規模の温暖化に待ったはない。地球という名の公園に、今まで
生活を守って来た一本の大木が心無い一人の男で切り倒されて、北風が吹いても、雨が
降り注ぎ、木の実の恵みが無いとしても、全く帰ってくる事はない。時間は戻らないし
君は若返る事もなく、永遠に生きる事もない。これが欲望に飢えた政治家達への答えで
あり、神の声でもある。英国がどんなにEU離脱を成功しても意味はない。今度の洪水
が示すように、英国には助けが必要でありEUに留まり恥を忍んででも力を借りて国土
や国力を高める事が必要なのだ。今後離脱してもより以上に家も仕事も食糧も愛情も、
結局は無くなる。政治家がどんな約束を取り付けようとも、現実を好転させない限りは
何もできないし良くならない。それを悪転させようというのだから、神も仰天しようと
いうものだ。それ以上にその元となる身の保全さえ捨てようという韓国である。全く、
世界はどうしたというのだろうか。北朝鮮の脅威を考えると最善の防衛体制構築が急務
であるはずで、韓国のGSOMIA破棄は、韓国の「安保不感症」を実証するものであろう。
英国のEU離脱の「経済不感症」も考えられないが「安保不感症」はもっと悪い。米国
の「善幸不感症」がもたらす影響なのだろうか。ともかく国連は、とりあえず香港独立
を考えるべきであろう。中国の凶悪な考えは国際社会に大きな迷惑である。無宗教で、
不信心、その上凶暴でなんら悔い改めない中華中心主義。これをやめない限り地球破滅
への蟻地獄は終わらない。


204: 名無しさんAA:19/11/14 10:55
   小猫のそら   98

 何故安倍政権がダメなのか。惜しいことに、環境も時代も人柄も安倍政権の時代なの
に、安倍氏に能力がなく、自民党の腐敗の芽を断ち切れないどころか、谷垣禎一などを
秋の叙勲に任命している。「桐花大綬章」を受章したのは参議院議長を務めた伊達忠一
すら対象者なのだ。国民ががっくりしたのは言うまでもない。ニュースによれば、「旭
日大綬章」は、自民党総裁や財務大臣などを務めた谷垣禎一さんなど6人が、「瑞宝大
綬章」は元検事総長の小津博司さんが受章しました。外国人の叙勲では、8人が「旭日
大綬章」を受章しました。と発表した。親授式は、午前10時半から皇居・宮殿の「竹の
間」で行われ、天皇陛下から出席した一人一人に勲章が贈られ、続いて受章者を代表し
伊達さんが「この栄誉に対しまして、これからもわれわれ一同、いろんな分野において
精進を重ねてまいる所存でございます。」とあいさつした。と伝えられる。この政府の
天皇を馬鹿にしきった措置は一体なんなのか。自民党野党時代に解体を救ったというの
は日本の国体にとっては疫病でしかない。原発事故でも何ら反省せず、自らの過ちを、
全く認めず今更ながら小泉氏が、反原発を呼びかけるのみだ。全くバカの極致である。
こうしたバカを作っているのが教育分野の退廃である。そもそも文部大臣が「身の丈に
合った受験」を叫ぶのが全くおかしな話である。教育ダボス会議では、日本が今や3周
遅れの教育の中にある事が明らかになっている。つまり欧州の中世の貴族時代の教育と
同じ様になってしまった。とされるのだ。その一番の理由が、教育と経済との壁を取り
払っていない仕組みである。今日経済格差で大学に行けないというナンセンスさは日本
や米国以外ない。他の国は留学生よろしく大きな補助をもった政策で中国他、アジアの
後進国でさえも国費留学生は多い。教育先進国の中で日本だけがズルズルと教科を萎め
理科・社会を無くし、古文や国語すらも教えず、英語能力に特化した教育を目指してい
る。現在の小中学校は「評価」が義務づけられていない。通知表にこうした評価がない
学校すらある。5段階よりも少ない3段階評価で3年生でつく程度だ。相対評価から絶
対評価になっている事はいいが、相対評価でクラスのなかで上位数%が「5」という、
ように、それぞれの割合が決められた相対的評価がされていた時代に比べてもはや全て
の教育する先生の能力を疑わざる結果である。そもそも教育者たる教師同士の虐めなど
ありえないほど錆びれた日本の教員免許に全く有効性がない。スェーデンやフィンラン
ドやノルウェイなどの教育者は更に高見があって教師になってその後8段階の上級層が
あり教育哲学や教育思想などの修士課程を終えても尚教師としても新人であり、非常に
高い見識と人格が求められた栄誉ある地位だ。これを文部省は全くやっていない。その
上に競争原理を持ち込み、生涯学習の為の大学としていない。私大でも公共大学でも、
ほとんどの大学では3割以上が自分のスキルを高める為の再入学や再教科学習に大学を
利用する。だから4割と言う高い一般人入学者があり高齢者学生も少なくない。日本の
みが、学生=20歳前後の若者なのである。こんな国には未来がない。かつてのソ連や
中国と同じで、よく共産国は自由競争が無いとされるが極めて凄惨な暗殺さえ可能な、
ライバル叩きの競争社会で、自由社会資本主義社会こそが秩序だった人格や公共意識や
学力や知恵を共有する自己管理化する社会である事が、まざまざと現れている。つまり
共産国=競争化されない社会という間違えた論理は、この際捨て、落ちこぼれや負け組
という思想こそが共産国特有の差別社会ということを、改めて知るべきなのだ

205: 名無しさんAA:19/11/14 11:08

 基本的に競争原理の入った社会では2割ほど産業停滞がおこるし、学力調査でも同じ
に低下が起こる。それは社会通念と自己努力の毀損が起こるからだとされる。共産国家
が自由社会に負けたのは、産業でも教育でも、こうした競争激化で格差社会が生まれた
からとされ負け組と勝ち組が雲泥の差を生んだからだとされる。この国民のやる気を失
くすという精神阻害感が、それほど国家を左右するほどの大きな事とは政治家達は認識
していないが、歴史的事実である。どんな最新鋭の強力で最高な科学者や技術者を持っ
たところで政治が独裁で、交易もなければ北朝鮮は北朝鮮・・・といったところか。



206: 名無しさんAA:19/11/14 12:27
 大体 法律も知らない老齢議員が多すぎる。二階氏などは極め付けだろう。さっさと
議員辞職しろ。


207: 名無しさんAA:19/11/14 12:32

 そもそも、国会だから、議員だから、総理だからと、日本国民では無い様な汚職を
やっていいという事にはならない。民主党も知っていながら質問せずに断罪すればいい
のであって、検察は全く仕事していないじゃないか。この税金泥棒たちはよく法を知れ



208: 名無しさんAA:19/11/14 12:57
 かつて日本軍の大本営は、終戦に向かって多くの資料の廃棄を求めた。それは日本軍
の他にない偉業も醜悪な非業も汚職的事件も明治から続く日本政府を、吐いて捨てたよ
うな行為だ。いわゆる卑劣な強盗殺人者の「死人に口なし」と殺人をも犯す考えたと全
く同じである。内閣官房府も全く何考えているんだか。逆に殆どの書類を世界に近づけ
る為1年→10年 5年→50年に変更させるべき内閣府であろう。世界では、日本が
1年で廃棄してるようなものは、おそらく100年単位で収蔵庫に入れている。全く、
日本経済の下降の元になるこのねつ造と廃棄が、こうした公務員法を違反して使われる
とは情けない国でもある。嘘の話で未来に行きつける船はない。地震でも洪水でも同じ
農作物の生育も政治もお祭りも、すべての生活が過去からの積み上げた石と同じである
。それがノーベル賞などの成果であり、人々の技術革新なのだ。嘘が多いから商品も又
世界に売れない、企業も他の国にやられて 歴史の結果も意見できない。



209: 名無しさんAA:19/11/14 18:22
         バサラの海    55   

 政府は最新鋭ステルス戦闘機「F35」を米国から最大100機追加取得するとの報道がな
されている。取得額は1機100億円を超え合計1兆円以上にもなる。既に装備化が決定し
ている42機と合わせて将来的に140機体制になる見込みである。今から50年前のベト
ナム戦争時代の機体の「F4戦闘機」の後継機が、F35 の42機取得で、現在の航空自衛隊
が運用している 200機の「F15」戦闘機のうち、100機を改修して継続運用する。しかし
、改修不可能な残り100機前後のF15の更新に、適用させる為 今回最大100機の追加取得
となった経過がある。F35 への更新をもって戦闘機の「質的優勢」確保に役立てること
が目的だろうが、これが中国の軍備増強に対抗できるかは不明のままだ。米国装備品の
購入拡大を迫るトランプ米大統領に配慮を示すが、一方で、カナダ政府などは14日まで
に、F35全65機導入の白紙撤回を正式決定している。購入・維持の価格が160億ドル(約
1兆3360億円)から、3倍近い450億ドルへと高騰したためである。戦闘機は国民の税金
で購入されるので、実際に国防の役にたってこそ意味がある。カナダの英断は F35の費
用対効果が非常に悪いことを物語る。日本の F35取得は日本の将来の戦闘機開発・製造
基盤作りにつながるとの、生産に関する見方もある。しかし、どうせ又 F35の核心部分
の情報は非公開であり、技術取得の面も、どれほど役に立つか疑問である。ステルスの
戦闘機は、レーダー探知「されにくい」というだけで、技術が進化した現在、戦闘機を
探知する方法はレーダーのみではない。機体が大きければ、空中熱源として容易に探知
されるし、目視でも発見されやすい。そもそも現在の軍事技術をもってしても戦闘機の
「質的優勢」は実現できていない。つまり F35戦闘機が日本の防衛に本当に役に立つか
は疑問のままである。理論上は、現代の空中戦は敵を先に発見してミサイルによる先制
攻撃を加えた方が優勢と言われる。が、それは理想に過ぎず現実は異なっているようだ
。2008年のRAND研究所のレポートによると、1950年代から空中戦で撃墜した 588機の内
、有視界外発射のミサイルで撃墜できたものは僅か24機、高価な中長距離ミサイルも、
数値上は期待したほどの成果は発揮していない。有視界の空中戦における操縦手の腕前
が頼りなのが、現在でも航空戦力の要であるようだ。この熟練した操縦士が、敵戦闘機
を格闘戦により1機ずつ撃墜しているのが現実のようだ。ハイテク戦闘機が1機で同時
に2機も3機も敵の戦闘機を撃墜できるのであれば「質的優位」と言えるが、逆に操縦士
の能力を2倍、3倍にも高めることは現在の技術では、安価な戦闘機を多数持つ事の方が
有効であり、これが実現できてはいない。本来 F35の能力を最大限に発揮するには、人
工衛星や他の航空機が集めた情報を統合して掌握できる情報通信ネットワークの構築や
空中給油機、国産のミサイルを使用できるようにするなど、運用に関わる周辺環境整備
が大事なのだが。こうも機体の購入費にこうした多額の費用がかかり、整備運用すらも
高価であれば、要の国の防衛に忌憚を起こす。環境が整わない限り「質的優位」の達成
は、遥かに先の将来の話であって、差し迫った「今の脅威」すらとても対処できない。


210: 名無しさんAA:19/11/14 18:23
         バサラの海    56   

 ほとんどの旅客機は、大勢の乗客を快適に載せるため安定して飛行するように設計さ
れている。アジア太平洋戦争での日本列島空襲に用いられたB-29として知られる「爆撃
機(Bomber)」仕様でも爆弾を降り注ぎ命中させるために安定性が重視されている。そ
のため墜落のおそれは少ない。しかし、戦闘機、攻撃機は急激に上昇したり降下したり
小さく旋回するなど戦闘のための「機敏性」を評価する為、機体には意図的にも飛行が
不安定になるように設計されている。戦闘機を安全に飛行させるには操縦士の技量が高
い事が最低条件となる。F15のエンジン仕様が当時の流行として機体設計の倍の推進
力で「化け物」「暴れ馬」と言われたように、敢えて性能を高めて行くマルチロール機
の多弾頭戦闘機に設計思想が変化している。F-35は2006年に初飛行して。今年2018年ま
でにF-35A、F-35B、F-35Cと合わせて300機以上が生産されて種類も多い。開発時も含め
1件の墜落事故も発生していないのが売りで、20万飛行時間無事故という戦闘機として
は異例の無事故記録を達成していた。しかし9月28日(金)アメリカ海兵隊のF-35Bでの
「短距離離陸・垂直着陸型」が、アメリア東海岸サウスカロライナ州ビューフォート海
兵隊航空基地近辺において墜落、大破するという事故が発生した。F-35型機墜落事故は
これがが初であった。しかし、その後運悪く日本も夜間飛行で最初の日本組立一号機が
海に沈んだ。いわくつきの不良機で、何回も収納庫行きの整備点検したが不良個所が見
つからないまま人を乗せて破損した形である。アメリカ合衆国が費やす軍事関係費は約
1分間に一億円とされる。(約100万米ドル=1.17 億円)に及ぶが、これだけの巨費を
投じても、アメリカ軍は必ずしも最良の兵器を備えているわけでもなく、最強でもない
。この巨額の軍事費は米国経済を大いに圧迫しているため、アメリカ国民を守っている
とも言い難いのが現状である。これを見越してトルコは最良兵器として、戦車をドイツ
から、地対空ミサイルをロシアから購入している。このようにアメリカ軍を有り難がっ
て盲目的に信じてしまうと同じ失敗を繰り返すことになりかねない。そのことを自衛官
や日本国民はよく知るべきだろう。ま最もトルコもB35には購入予定してように評判
はよい機体ではある。最新の垂直に離着陸できる機能を備えれば機体構造は複雑になり
、操縦士の訓練も余分に必要になる。日本でも2016年、海兵隊 第542海兵攻撃飛行隊の
AV-8B戦闘攻撃機が嘉手納基地(沖縄県)を離陸した直後、沖縄県の辺戸岬の東の約153
キロメートルの地点で墜落している。こうした墜落について懸念すべきは、重大事故を
起こす宿命的特徴を持つ垂直離着陸型の戦闘機・攻撃機であるということだ。実際の処
MV-22B「オスプレイ」は米軍のほかの戦闘機やヘリコプターと比べて重大事故は少ない
まま推移はしている。原因として、現在の射出式座席は機体が地上で停止している高度
0速度0の状態からでも、パラシュートが十分開く高度まで打ち上げる「ゼロ・ゼロ射出
」を可能にしているた。つまり脱出時の高度不足よりも射出式座席の故障である可能性
が大きく、これらは、機能より整備点検の良さが勝敗を決め、パイロットの命を守る事
を示している。

211: 名無しさんAA:19/11/14 18:23
         バサラの海    57   

 米軍機が世界最高の性能を備えていると思い込むのは大変危険な事である。最近では
オーストラリア、イギリス、カナダ、インド、フランスが加わったが、日本人の多くは
在日米軍、日米共同訓練で知られるように、アメリカ合衆国は最も密接な安全保障上の
同盟国であり、海外の軍隊と言えばアメリカ軍で、世界最大の規模と強さを誇る。と思
い違いがちである。1970年代から米海軍は、過剰に高性能で高価な戦闘機である F14を
開発し、これを装備したために、100万ドル当たり1日の出撃可能回数がF86に比して約
80分の1に減ったのだ。これは性能の差で埋められるものではなく 全く戦闘員の訓練を
怠る結果を生んだ。高価で大型の戦闘機は複雑すぎて故障も多く、訓練のために飛行す
る回数も減ったために、制空能力はますます低下し、「一方的軍縮」「自滅的軍縮」と
言われたほどだ。これは現在も変わりない。航空自衛隊は米空軍に倣って F15を装備し
たものの、1日の出撃可能回数は、その前の F86戦闘機に比して約40分の1に低下した
のである。もしF16戦闘機の原型、YF16であれば10分の1ぐらいにはに抑えられたかもし
れない。とされる。(YF16のYとは「Prototype 試作」のことである。) F-35の無事故
記録は、INT の発達によって、他の機体の事故で明らかになった原因を、改善やソフト
ウェアのアップデートに反映させやすくなり、即刻改善できる面があり、電子化された
ことが大きいが、これらの電子機器運用のF-35戦闘機の重大事故が発生しやすくなるの
は、実戦配備されてから年月の経ちバグが増えたこれからである。意外なことに、ハイ
テク戦闘機の方が、数値上は10倍程墜落しやすい。それは、高価であるため数を揃え
ることができずに、操縦士の訓練時間が減少する為だと思われている。その上機体構造
が複雑である。また新規運用部品で故障が起きやすく、修理部品も高価であるため飛行
可能な機体数が更に減るという事が各国で起こっている。そうすると操縦士の訓練時間
がますます減少する、とハイテク戦闘機ゆえの悪循環に陥るおそれがある。そうした悪
循環は何も戦闘機に限った話ではない。スエズ奪還のエジプト、中東戦争のイスラエル
、第一次大戦のオスマントルコ、第二次大戦のドイツなどで起こっていた。こうした事
で兵力が落ち設備や戦闘機や戦車が動かず、次々に負けていっている。それには人員に
も向けられた。使い捨て機械の油さしの様に、多量の麻薬がワインやウイスキーと共に
北部戦線に送られて行っているのが判っている。この時雪の上の行き倒れ同然の兵士が
この麻薬入りの酒で、3日間も飲まず食わず不眠不休で戦い、レニングラードを落とし
たとされている。最終的にはロシア兵の餌食になって撃たれて壊滅したが前線の司令官
はその効果に驚いたとされる。この薬を持ってきたのも寝ずについた戦闘機だった。



212: 名無しさんAA:19/11/14 20:29
         バサラの海    58   

 インド半島のインド洋の東ベンガル湾側を抜けるとオマーン海とされるアラビア湾に
入る。ここで船はアフリカのスエズに向かうアデン湾に向かうか オマーン湾を進み、
ホルムズ海峡を過ぎてペルシャ湾に行くかで航路が分かれる。日本のタンカー船は当然
ながらオマーン湾岸諸国に頼っていてホルムズ海峡のあるペルシャ湾に多くは向かう。
日本の原油は99.7%を輸入に頼っている中で、輸入原油の88%以上はペルシア湾ならび
にオマーン湾岸諸国(サウジアラビア・アラブ首長国連邦・カタール・クウェート・イ
ラク・オマーン・バーレーン・イラン)に頼っている。中南米やアフリカあるいは北方
のアラスカなどは2%も満たない量だ。現在、イランからの原油輸入はアメリカの経済
制裁により停止中だが、その間も石油やLNGなどは変化なく消費され、タンカーによ
って、日本に平常通り搬送されている。日本政府は、イランとの友好関係を維持する為
に、本質的にはイランを敵視していると言わざるを得ない CTF-センチネルへの参加
を見送っている。大変な事ではある。その代替え措置に、独自の警戒監視部隊派遣を、
アラビア半島周辺海域に行う検討に入っている。しかしながら、日本関連タンカーが、
テロ攻撃を受けてからすでに5ヶ月も経過したにもかかわらず音沙汰なしでの検討だ。
お粗末極まりない。インド海軍のように艦艇も哨戒機もオマーン湾やホルムズ海峡方面
に未だ派遣してはいない。米国主流の多国籍対テロ警戒の枠組みに参加しない日本が、
このままズルズルと独自の警戒監視努力もしない状態は政府の放漫外交の極みであろう
。誰も安倍政権の尻を叩こうとしないどころか、旧民主党員に至っては、余興の花見が
政府予算の私費扱いに重きを成して国会審議するという。あきれた日本人模様である。
このままでは、国際社会からの蔑んだ目で、「自国の海上航路を防衛する意思」すらも
持たない「卑怯者」とのレッテルを再び貼られて、蔑(さげす)まれ、国際社会の中で
の地位がますます低下することは必至だろう。勝手にインド洋給油をやめて南シナ海に
危機を起こした事件の2の舞になり兼ねない。この給油をやめて外交で努力もせずに、
野田蔵相は馬鹿の様に円高に一石投じたと喜んでいたが、何のことはない尖閣問題での
しっぺ返しと南支那の人工島問題を引き起こし、小沢の中国詣でや習の国賓待遇で中国
を勢いづけてしまったにすぎず、短気の国会問答で政権すら譲り渡した。まったく無知
なることの恐ろしさがここにある。2019年5月〜6月にかけて、オマーン湾周辺海域で6
もの隻のタンカーが連続してテロ攻撃を受けている。テロ攻撃の背後にイランが控えて
いるとトランプ政権は、これまでのアラビア半島周辺海域での対海洋テロ警戒態勢を、
一層強化するための多国籍海軍部隊の結成を国際社会に呼びかけていた。しかしながら
、アメリカの呼びかけに応じる国は極めて少ない状態が続き、結局トランプ政権の打ち
出した多国籍海軍のアイデアは5ヶ月近くも経過してしまい、さらなる海洋テロが発生
することを恐れ、賛同する僅か国の状態のまま多国籍海軍部隊を結成した。「CTFー
センチネル司令部」の開設だ。結局、同時多発テロ攻撃を受け、アメリカの対テロ戦争
を担う一環として、バーレーンを本拠地にしていたアメリカ海軍部隊中央集団の強化と
主導していたCMFを再編集し結成し、アラビア半島周辺海域での対テロ対策を継続し
た形である。CMF活動は現在も継続されており、3つの実働部隊(CTF-150、CTF-151
、CTF-152)が各種パトロール活動を実施している。これら3つの多国籍艦隊を統括する
CMF司令官は、アメリカ海軍中央集団司令官兼第5艦隊司令官が兼務することになってい
る。

213: 名無しさんAA:19/11/14 21:09
         バサラの海    59

 ここで問題なのは、自衛隊装備の少なさだ。海に囲まれていながら、潜水艦も艦船も
野党の批判そのままに、まったく自国防衛すら足りないぐらいの兵員と貧装備のママで
、日本の双竜型潜水艦もSS501〜512の12隻であり、イージス司令艦のこんごう
型ミサイル護衛艦は、あたご、きりしま、あしがら、ちょうかい、みょうこう、とたっ
たの6隻しかない。更に空母型の多目的艦に至っては、「いずも」「かが」に加えて、
大改修をほどこした「ひゅうが」「いせ」の4隻で世界の中でもミニ空母であり、未だ
に戦闘機は乗せられない。虎の子のF-35戦闘機を載せても、日本にいなくなるという、
茶番の状態で、とても世界に通用する警備システムは持たない。それどころか日本憲法
の交戦規程から剥奪された対火砲は見せかけに過ぎず、のこのこ行って打てる火器も、
無人偵察機と判明して撃ち落とすぐらいで、他の艦船に守られなければ航行できない。
 CTF-150(第150合同任務部隊)は、アラビア半島を取り巻くホルムズ海峡〜オマーン
湾〜アラビア海(北部インド洋)〜アデン湾〜バブ・エル・マンデブ海峡〜紅海〜スエ
ズ運河における海洋テロやテロリストの移動など国際テロ集団の活動を抑制するための
作戦(海洋安全保障作戦)を実施する部隊である。CTF-150 には、かつては海上自衛隊
も加わっていたが、現在は加わっていない。現在のCTF-150 参加国は、オーストラリア
、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、オランダ、ニュージーラ
ンド、パキスタン、ポルトガル、シンガポール、スペイン、トルコ、イギリス、アメリ
カの15カ国となっている。CMF では、海洋テロを抑止するための海洋安全保障作戦と並
行しての、海賊行為や麻薬密輸などの取り締まりにも尽力している。それらの違法行為
は、テロ集団の資金源ともなっているため、海洋テロを助長し連携していると考えられ
ているからだ。この作戦には、国連安保理決議2316号に基づいて、CTF-151(第151合同
任務部隊)が実施しており、海上自衛隊も参加している。現在のCTF-151 構成国は、オ
ーストラリア、バーレーン、ブラジル、ブルネイ、インドネシア、日本、韓国、ニュー
ジーランド、サウジアラビア、タイ、イギリスである。そして本体の CTF-152であるが
、ペルシア湾における海洋安全保障作戦と、ペルシア湾岸諸国(イランは除く)の石油
や天然ガスの積み出し港ならびに関連施設に対するテロ攻撃阻止を実施している。この
任務がCTF-152(第152合同任務部隊)である。989Km に及ぶペルシア湾岸とペルシア湾
を警戒監視しているCTF-152 参加国は、現時点では、オーストラリア、バーレーン、フ
ランス、イタリア、ヨルダン、クウェート、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国
連邦、イギリス、アメリカの11カ国が名を連ねる。この CTF-152の、ペルシア湾岸での
作戦にはアメリカ沿岸警備隊も参加しているという。さてさて、日本独自の護衛もいい
が、今度は自衛隊を守る外国人部隊がいないとなれば、威嚇もない状態である。はたし
てタンカーの護衛になるだろうか。




214: 名無しさんAA:19/11/15 01:33
   小猫のそら   99

「おわてんねっと」が政府主催の「天皇在位30年記念式典」の同時刻に抗議デモを行い
ます。福島県知事が「国民代表」で天皇に感謝の辞をのべ、沖縄出身の歌手が明仁作詞
・美智子作曲の歌を捧げるというとんでもない展開です。明仁の30年なんて祝わない、
祝えない!抗議しよう!などと呼びかけている。彼らは日本人なのか。支那人なのか。
何を勘違いしているんだろう。「来年の天皇代替わりで、(平成最後の年)と連呼され
「代替わり」の大型連休時は何と10連休。日本にいる人々の歴史全てを天皇制が決めて
いるかのようで、天皇発言に共感する言説も増え続ける。だが天皇制は身分差別と特権
階級の象徴で、日本のアジア侵略戦争を牽引した制度だ。「代替わりに反対し、今こそ
天皇制はなくすべきだ」と首都圏で連続行動を始めた「おわてんねっと」の方に寄稿し
ていただいた。」という。しかし、それは大きく違う。天皇制そのものは朝廷という、
言わば夜の和合のマグワイ踊りから始まっている。日本は災害が多く戦もあり、かつて
人が全く増加しなかったと言われる。紀元前か3世紀にかけて日本は大きく王を求めて
行く。そして中国の占星術や亀甲占いや様々な大陸文化を取り入れた。それまで平石の
屋根も瓦が葺かれたり、高い物見やぐらも平和になって大きな集団化した組織に変わる
。そんな中で生まれたのが大和朝廷であり、最終的国家事業が聖徳太子の頃に出来た。
とされる。なぜ夜の女性の裸踊りや性交の盆踊りが必要だったかは、今の少子高齢化と
同じ問題で、誰も男と結婚して子供を産もうと思わなかったからだとされている。世界
中で、こうした血縁交合の集団化で国を富ました国はどこにもない。近代化や集権化が
平和裏に行えたという記録がないのである。ところが日本だけは九州王朝成立と大和の
政権など小さな戦争で疲弊したために、大きな戦さをせず大和朝廷が生まれた形で移行
したのである。王制は身分差別と特権階級の象徴であったというのは朝鮮半島までで、
日本は毎年やってくる台風や洪水あるいは旱魃の為、常に呪術師の存在が必要だった。
そして常に祭りが人々を癒した。日本で「厄払い」とされる言葉があるが、当然「役」
とされる責任と義務と権力と権限と償いは常に等しく一緒であったのだ。その頂上に、
天皇が人身御供つまり人柱の代わりに神に捧げられている。それが天皇制である。国家
運営の責任者として、世界安寧の祈祷師としての存在である。だからこそ神仏混合であ
り、先祖供養であり、冠婚葬祭と祭祀祭文が何かにつけてあり、その費用負担や役回り
が役=厄として強制されたのである。かつての高額所得者公示の理由である。新元号を
反対し生前退位が天皇制の安定化に反対する輩は全く歴史を捨てている。新元号は、言
わば国の責任を負う負担に名誉を付けたようなもので、球場や競技場が名前を売ってる
ようなものだ。反対する理由はない。更に戦中戦後の働きを見ても、昭和天皇の地位と
その責任の果たし方からも天皇制が世界一のシステムであったからこそ現日本の復興が
成功した。それを捨てた朝鮮半島は未だ分断し西側の一員と言えども腰の座った政治を
行わない。ドイツ分断もベトナム分断と同じに統一にはそれなりの国民の共感感情が、
まず統一されねばならないのである。中国・ロシアのような独裁には経済浮上が必要で
常に人としての人間境界や国の境界を犯して、国民の目をそらさねば成り立たない。そ
うした邪道政治を日本は捨てているのである。


215: 名無しさんAA:19/11/15 01:57
 馬鹿げた労務回答。今年のボーナス回答は100万平均である。全く異質である。ど
こに日本経済のそうした余力を持つのか不思議である。そんなに高い労賃なら海外勢の
製品に飲み込まれるのは必然で、アメリカが馬鹿げた株価に2万ドルを大きく上回る株
の売買と同じにまったく架空話でいずれ真実の大波が襲って経済を滅茶苦茶にするだろ
う。まったく馬鹿げた価値感覚である。大切なものは何か。守るべきは何か。経済とは
何かを知らねばならない。いくら安倍政権がお願いし、関係官僚や官邸が嘘をついて、
給与を上げても結果は、かつてのフォードの様に身売りするか政府自ら日本を叩き売り
するかに落ち着く。もっと性根を据えて世界を観察せねば経営者は自殺に追い込まれる
。やっと東芝が西洋の政治の罠から抜け出したというのに気が重い限りだ。

216: 名無しさんAA:19/11/15 08:40 ID:E.
   小猫のそら   100

 馬鹿げた労務回答。今年のボーナス回答は100万平均である。全く異質である。ど
こに日本経済のそうした余力を持つのか不思議である。そんなに高い労賃なら海外勢の
製品に飲み込まれるのは必然で、アメリカが馬鹿げた株価に2万ドルを大きく上回る株
の売買と同じにまったく架空話でいずれ真実の大波が襲って経済を滅茶苦茶にするだろ
う。まったく馬鹿げた価値感覚である。大切なものは何か。守るべきは何か。経済とは
何かを知らねばならない。いくら安倍政権がお願いし、関係官僚や官邸が嘘をついて、
給与を上げても結果は、かつてのフォードの様に身売りするか政府自ら日本を叩き売り
するかに落ち着く。もっと性根を据えて世界を観察せねば経営者は自殺に追い込まれる
。やっと東芝が西洋の政治の罠から抜け出したというのに気が重い限りだ。そうして、
高い税金で花見の席である。官僚がふてくされるのも分かるというものだ。分別のない
東京思想は、外国人を多く受け入れ馬鹿のように狂乱舞踊である。国土交通省など予算
を切ればいいものを全くどうかしている。一体何のための高度な自治と国土整備なのだ
。国土整備事務所は、越水や漏水が各所で出てきて河川氾濫情報を出さなかったという
。まったくおかしな話である。越水や冠水などは既に市民が町で避難が終わっているべ
き水位である。通常の河川は河川台地を持ちそれを過ぎたら大水の水位である。さらに
それから堤防の法(のり)が、成形のり面の高さの半分が危険水位として設定している
。それ以上の水位まで情報を出していないということは、かつての農水大臣や建設大臣
の通達例規を全く無視している。と言う事になる。つまり河川国道事務所は自らに違反
を行っている事になる。特に茨木県を流れる那珂(なか)川で国土交通省常陸(ひたち
)河川国道事務所が警戒レベル5相当の氾濫発生情報を出していない。同事務所が同県
内の久慈(くじ)川についても決壊地点3カ所のうち1カ所についての発生情報を出さ
なかったことが12日、関係者への取材で分かった。発生したとの情報は把握していた
とみられる。国交省は14日から検証チームを立ち上げることを明らかにしてはいるも
のの検察庁はなぜ動かない。「氾濫が起き、現場が混乱していた」と釈明しているが、
その氾濫に対応する為の部署が不備がある事になる。こんな馬鹿げた予算はない。賄賂
の典型であろう。何の為の国家予算で調査や広報活動なのか。国民をばかにしている。
又検察は、いつの間に勝手な情状判断で不起訴にばかりしている。こんなバカな制度が
あるだろうか。いつのまにか日本の司法制度は、バカげた制度を導入し巨悪犯罪をそそ
のかしている。「刑事訴訟法等の一部を改正する法律」によって、昨2018年の6月
から施行された制度を、国民に十分知らせず導入された。成立した時ですらメディアは
十分に知らせなかったし国民も知れていない。この制度は、被疑者のためであるという
より、特捜部が重要な供述を得やすくする為の制度として導入された。告発が刑罰軽減
につながる程度のものならまだ許せる。しかし、不起訴如何まで関わり認めるようにな
ればあまりにも不公平だ。しかも、その判断はもっぱら検察が握っている。こんなこと
ばかり議員達は制度化して公然と悪を認めるなら、密告者が続出し、検察の権限が強大
になる上表に出ないで巨悪がはびこるばかりだ。司法取引制度によって地検と取引した
からだというのは間違いである。ちゃんとどこまで認めるのかを規定せよ。経済格差を
もっと無くす努力せよ。いい加減に目を覚まして公務員に仕事をさせよ。



217: 名無しさんAA:19/11/15 20:05
   小猫のそら   101

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」で、自民党所属の国会議員らに出席者の推薦枠が
あったことが問題になっている。野党は名簿の公開を求めているが、菅義偉官房長官は
14日、記者会見で「名簿については、会の終了をもって、遅滞なく廃棄している。」と
説明する。資料はすでに“隠ぺい済み”ということを、さも誇らしげに言う職員の気が
しれない。これほど国益を阻害させて何が公務員というのか。税金泥棒どころか犯罪者
である。隠ぺいが疑われているのは、「桜を見る会」だけではない。政府・与党の中で
今国会の最大の焦点と位置づけている日米貿易協定でも、隠ぺい疑惑が指摘されている
。にもかかわらず、協定の承認案は15日に衆院外務委員会で可決され、19日に衆院の
本会議で採択される予定だそうだ。本当に何を考えているんだか。政府は隠ぺい工作に
手を染め、その背景には、専門家から「交渉で負けた」と批判される協定の内容に批判
があることに恐れてうそを言う。戦時中の大本営より悪い体質だ。戦中・戦後史で例を
みない「不平等条約」が、安倍首相とトランプ大統領の間で実現しようとしているらし
い。だが、そのことを政治家も国民も多くの人も全く知らない。最大の危機は、そこに
ある。TPP質疑ではは70時間以上の時間をかけて議論し、日米貿易協定の審議時間は
10時間にも満たなく又公開してるものは殆どない密閉され隠ぺい工作の賜物であろう。
近年の安倍政権の悪態である思惑通りの展開にはほとほと呆れる。野党の農林議員すら
も嘆くばかりだ。同じ国民を奴隷や山の風景の様にしか感じていない。その証左が今年
の台風災害の大きさである。まともな政治だったら2割も被害があっただろうか。あれ
ほど日本列島の強固な国土保全が論議されていたのに、国会で学者の講習が何ら成果が
でていない。事の始末に最終的に八ッ場ダムの効能などのバカを言う始末自民党のアホ
さにあきれるばかりである。協定については「こんなにひどい協定なのに、野党議員が
体を張って審議を止めるどころか、プラカードを持ち込んでメディアにアピールする。
そのような姿もない。だから、すべてが与党のスケジュール通り。闘う気すらなくて、
情けない。野党の幹部は、国民の生活よりも大臣のクビを取ること(辞任)しか考えて
ないんだよ。」と言う。それは違う。与党があまりにも稚拙でサラミの薄切りと真摯な
答弁をしない腐れたようなはぐらかし答弁に、安倍氏や麻生氏への侮蔑感で国民の政治
離れをし、野党すらも同じに見られて支持率が低迷しているだ。野党も勘違い質問をや
めて国策を問うべきで、揚げ足取りは汚職のみで行くべきである。今協定も政府の試算
では、協定の経済効果は実質国内総生産(GDP)を約0.8%押し上げるという嘘をつく。
、これは米国が自動車関連の関税をすべて撤廃したことを前提にしていて現実的試算と
大きくかけ離れている。東京大学大学院の鈴木宣弘教授(農業経済学)が言う、協定の
内容通り、自動車の関税撤廃がないことを前提に政府と同じ手法で試算すると、GDP
の増加率は一割未満0.09%にしかならなない。不確実性を組み入れればマイナスは覚悟
すべきだろう。「日本政府の試算がおかしいことは、米国の貿易情報誌からも『撤廃を
仮定してGDPの増加効果を計算した。』とされ、せめて、自動車関連の関税が撤廃さ
れていない場合の試算と、2本立てで試算と発表をすべきですが、それすらしていませ
ん。」と公務員法違反をしていてぬけぬけと答弁する。検察があれだけ明らかな大学の
ラクビークラブの不正を、提訴や起訴を見送りにして、ぬけぬけとわれらは検察だ。と
大手を振っている不条理と同じである。全く間違っている。能力がないなら、さっさと
解体せよ。これが全国民の声だ。科学的にも映像的にも立証できるものが裁判官が拒否
しているなら、裁判官に辞任を求めよ。国民はこの全くおかしな事に苛立っている。



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