パワプロエロ小説を書いてくれる神、カモン(ノシ´∀)ノシ


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パワプロエロ小説を書いてくれる神、カモン(ノシ´∀)ノシ

1: 名無しさん@パワプラー:04/03/22 16:29
基本はsage(ワラ
取りあえず神の降臨を願いたい。

301: 301:07/07/19 12:16 ID:SZPUbWOA
164の続きです
下手だと思いますが感想をお願いします
パ「ここが・・・・猪狩の・・・」
進「じゃあどうぞお入りください・・・」
?「ちょっと待つでやんす」
パ「矢部君!?」
矢「何とか追いついた出やんす」ゼーゼー
パ「どうして矢部君が」
矢「おいらもあおいちゃんを探しにずーっとさがしてちょうどパワプロ君が顔つきが変わって
そこの人とタクシーで行ってしまったでやんすから走ってきたでやんすょ〜」ゼーゼー
「やっぱりあおいちゃんが急に裏切るなんておかしいでやんす。おいらもいっしょに連れ戻すでやんす」
パ「矢部君・・・。よし一緒に行こう。あおいちゃんがここにいるかもしれないから!」
「進君猪狩の部屋に案内してください」
進「うん・・分かった」
まだ続く・・・・・

302: 301:07/07/19 12:18 ID:SZPUbWOA
164を書いた人ぜひこれの続きを書いたください

303: 302:07/07/19 13:04 ID:o79NxcRs
301の続きです
進「…?ちょっとまって?」
パ「どうしたの?進君。」
進「何か聞こえる…。」
矢「あ!確かに聞こえるでやんす!」
パ「もしかして、あおいちゃんの声?」
進「わからない…。とりあいずいってみよう。」
パ&矢「うん。」
なぞの声が聞こえる…、でも全員気にしてはいるが、進むばかり。


進「ここです。」
あ「あ・・・猪狩君大好き…。」
矢「?!」

バッ
矢部がドアを開けた。その瞬間
あ&猪「?」
二人はSEXをしていたのであった。

    続く

304: 301:07/07/19 13:15 ID:Id0vmhtc
301さんありがとう僕じゃこの先どういうながれにかけばいいかわからないのでがんばってください
でも一応がんばってみたいと思う

305: 301:07/07/19 18:46 ID:vn6rHdX2
続き
矢部「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でやんす!!?」
パワプロ「あおいちゃん!?」
進「兄さん!?」
猪狩「きたか・・・・」
あおい「パワプロ君!矢部君!」
矢「おまえあおいちゃんに何やってるでやんすか!!」
あ「やめてよ。ぼくの猪狩君に手を出さないで!!」
矢部・パワプロ「!!?」
猪狩「ふっふっふ」
続く





306: 68:07/07/19 21:40 ID:ur6zvLdk
そして・・・・・・
チームメイトA「どうすればいいんだ・・・・」
矢部「こんなの廃部とおんなじでやんす」
パワプロ「仕方ない・・・俺が投手をしよう」
チームメイト全員「な・・なんだとーーー」
そのころあおいは・・・・
猪狩「どうだ、俺たちは2人で人生を歩んでいくんだ。文句は無いだろう」
あおい「・・・私、あかつき野球部やめます。」
猪狩「なんだと?いまさら逃げられると思うなよ」
あおい「えっ?」
すると猪狩はあおいの両手をしばり、次に両足を開かせ、
思い切り責めあげた・・
あおい「あっ、ああっだめ・・・やめてぇぇ」
猪狩「ふふふ・・・やめるのかい?」
あおい「やめます!!やっぱり僕は自分の居場所をおもいだしたんです!」
猪狩「そうか・・・それならもっと責めないとな・・・」
するとこの部屋に、10人程度の男が入ってきた・・
あおい「な・・なにするの?」

続く

307: 68:07/07/19 21:41 ID:ur6zvLdk
そして・・・・・・
チームメイトA「どうすればいいんだ・・・・」
矢部「こんなの廃部とおんなじでやんす」
パワプロ「仕方ない・・・俺が投手をしよう」
チームメイト全員「な・・なんだとーーー」

そのころあおいは・・・・
猪狩「どうだ、俺たちは2人で人生を歩んでいくんだ。文句は無いだろう」
あおい「・・・私、あかつき野球部やめます。」
猪狩「なんだと?いまさら逃げられると思うなよ」
あおい「えっ?」
すると猪狩はあおいの両手をしばり、次に両足を開かせ、
思い切り責めあげた・・
あおい「あっ、ああっだめ・・・やめてぇぇ」
猪狩「ふふふ・・・やめるのかい?」
あおい「やめます!!やっぱり僕は自分の居場所をおもいだしたんです!」
猪狩「そうか・・・それならもっと責めないとな・・・」
するとこの部屋に、10人程度の男が入ってきた・・
あおい「な・・なにするの?」

続く

308: 68:07/07/19 21:41 ID:ur6zvLdk
そして・・・・・・
チームメイトA「どうすればいいんだ・・・・」
矢部「こんなの廃部とおんなじでやんす」
パワプロ「仕方ない・・・俺が投手をしよう」
チームメイト全員「な・・なんだとーーー」

そのころあおいは・・・・
猪狩「どうだ、俺たちは2人で人生を歩んでいくんだ。文句は無いだろう」
あおい「・・・私、あかつき野球部やめます。」
猪狩「なんだと?いまさら逃げられると思うなよ」
あおい「えっ?」
すると猪狩はあおいの両手をしばり、次に両足を開かせ、
思い切り責めあげた・・
あおい「あっ、ああっだめ・・・やめてぇぇ」
猪狩「ふふふ・・・やめるのかい?」
あおい「やめます!!やっぱり僕は自分の居場所をおもいだしたんです!」
猪狩「そうか・・・それならもっと責めないとな・・・」
するとこの部屋に、10人程度の男が入ってきた・・
あおい「な・・なにするの?」

続く

309: 新谷:07/07/19 22:14 ID:ur6zvLdk
305の続き
猪狩「どう?」
矢部「あおいちゃん!このエロ男はほっといたらいいでやんす!」
パワプロ「その通りだ!!はやくはなれたほうがいいよ」
あおい「もう遅いの。私はこの人ひとすじになっちゃったのよ。」
パワプロ「なんだと・・・」

続く

310: 302:07/07/20 11:19 ID:FY.9ixBw
309の続き
あ「それより、ボクの裸を見ないで!」
パ「見ないで…って、猪狩に見せてるジャン。」
あ「猪狩君は…猪狩君は…」
猪「どうした?」
あ「猪狩君はす、好き…な、なんだ。」
猪「っということだ。SEXの邪魔だ消えろ。パン」
猪狩が手で音を出し、20人ぐらいの黒い服をきた男達がやってきた。
猪「始末しろ。」
そういって、三人は押されていった…。
矢部「松でやんす!あおいちゃんを返せでやんす!」
パ「そうだ…。あおいちゃんをが・・・え・・・ぜ。」
パワプロは口をかくされ言葉があまりだせなかった。
進「兄さん…!!!」
猪「悪い、進。このことを内緒にしてくれ。」
進「はい!」
っといって、進は部屋からでていった。
パワプロと矢部は進の前にいた。
パ「どういうことなんだ。進君。」
矢「そうでやんす!」

っといったら進は走って逃げていった。
   続く

311: 302:07/07/20 11:20 ID:FY.9ixBw
すまそ、三人は押されていった
じゃなくて 二人は押されていった
変えてくれw

312: 301:07/07/20 13:00 ID:U3/6VmUM
なんか進の兄さんって名前は守なのに
猪狩になってるからややこしいね
だから守に変えよう

313: 301:07/07/20 13:26 ID:U3/6VmUM
ここからの話は難しいな

314: 301:07/07/20 13:32 ID:U3/6VmUM
矢「やっぱあの守ってやつの弟もかくまってたでやんす・・」
パ「これからどうすればいいかな・・・。とりあえず場所はわかったけど・・
おそいし帰るか・・」
矢「・・・・・そうでやんすね」
そういって二人は今日はあきらめて帰っていった。

続く・・・

315: 301:07/07/20 13:54 ID:kCiZek9c
パワプロと矢部はあおいがあの猪狩守と一緒にいたことを話した。
チームメイトA「そうだったのか・・・」
チームメイトB「よくもぼくらのあおいちゃんを!!そのあかつき大学にいた猪狩守ってやつ!
チームメイトC「ぜったいゆるさん!」
チームメイトA「でもあおいちゃんがいなくなってこれからどうすればいいんだ・・・・」
矢部「こんなの廃部とおんなじでやんす」
パワプロ「仕方ない・・・俺が投手をしよう」
チームメイト全員「な・・なんだとーーー」

そのころあおいは・・・・
猪狩「どうだ、俺たちは2人で人生を歩んでいくんだ。文句は無いだろう」
あおい「・・・私、あかつき野球部やめます。あそこまでぼくをさがしといていったのにぼくは・・ぼくは・・・・あの野球部に帰ります!」

猪狩「なんだと?いまさら逃げられると思うなよ」
あおい「えっ?」
すると猪狩はあおいの両手をしばり、次に両足を開かせ、
思い切り責めあげた・・
あおい「あっ、ああっだめ・・・やめてぇぇ」
猪狩「ふふふ・・・やめるのかい?」
あおい「やめます!!やっぱり僕は自分の居場所をおもいだしたんです!」
猪狩「そうか・・・それならもっと責めないとな・・・」
するとこの部屋に、10人程度の男が入ってきた・・
あおい「な・・なにするの?やっやめ・・キッキッキャ〜〜〜!!!」
男たち「へっへっへ」

続く





316: 301:07/07/20 13:59 ID:kCiZek9c
この先はなしを書ける人いたらかいてください
あおいちゃんはどうなるんでしょ

317: 新谷:07/07/20 17:00 ID:4zhcxGHw
その10人の男はあおいを思い切り責めてきた。
あおい「きゃっ・・やめて〜〜〜〜」
猪狩「くっくっくっ僕を裏切った罰だよ。それとも、やっぱり残るかい?」
あおい「残りません!!」
猪狩「そうか・・・君が考えを変えないのなら・・・・こっちも手を打つけ
どね」
すると10人程度の男は・・・・

続く

318: 最強:07/07/22 16:26 ID:D.I6CKpE
続きが見たいっす。

319: 最強:07/07/23 22:01 ID:l6JvOExg
誰か投稿してください。。
それとも僕が投稿してもいいですか?

320: 301:07/07/24 11:57 ID:92.7VgQY
いいよ

321: 301:07/07/24 11:59 ID:92.7VgQY
はよ書いてできれば下の続きで

322: 301:07/07/24 15:13 ID:qKFi/DSY
「パワプロのある小説の感想をかいタください」にかいちゃった最後まで


すまぬ
ここで感想かいてもよろしいよ
あと新谷さんの書いたやつから別の書いてもいいよ

323: 最強:07/07/25 16:34 ID:sPbz3o2I
じゃあどんなのにしようかな・・・
皆さんは新谷さんの続きではどんなのがいいと思いますか?

324: 444:07/07/26 18:37 ID:TnDreiVQ
どんなのでもいいから書いてくれ。
キボンヌ。

325: 301:07/07/26 20:15 ID:I5XsLJzk
ドンなのにするのかな

326: 301:07/07/26 20:16 ID:I5XsLJzk
ぼくみたいにちょっと書いてくれた人のぱくるやつになっちゃだめよ

327: 301:07/07/26 20:26 ID:I5XsLJzk
ぼかぁ〜パワポケ7だな
なんか日の出高校とかヒーローズ・花丸高校のオリジナルを作ってる
作ったら普通とはえらいちがいの強さ
ほとんどオールA
日の出以外ヒーローズの投手は全部作れたちゃんと苦労したな〜

328: 301:07/07/26 20:47 ID:I5XsLJzk
すいません上の場所まちがいて書いた

329: 329:07/07/26 22:59 ID:efWLHsh6
     パワ12友沢×あおいかいてみる





雨が降っていた。友沢はアカデミーであおいが忘れた傘を届けようとしていた。
あおいが帰ったときは雨が降っていなかったので忘れてしまったのだろう。



友沢はインターホンを押す。あおいが出てくる。
「あ、友沢君……」
「こ、これ……傘です。忘れてましたよ。」
傘をあおいに渡す。すると友沢の中で何かがうごめいていた。

「……」
「きゃっ!」
友沢はゆっくりあおいを押していた。ゆっくりとゆっくりと。

あおいを押したまま友沢はあおいのベッドは押し倒していた。
「と……友沢君?」
その一言で友沢は正気に戻ったようだ。
「あ……な、な、何をやってるんだ、俺……」
友沢はあおいから逃げるように離れた。
「すいませんでした。」
目と目を合わせて友沢は謝る。


「友沢君。」

あおいはゆっくり友沢の手を引いた。



     ーつづくー

330: 329:07/07/26 23:03 ID:efWLHsh6
     パワ12友沢×あおいかいてみる





雨が降っていた。友沢はアカデミーであおいが忘れた傘を届けようとしていた。
あおいが帰ったときは雨が降っていなかったので忘れてしまったのだろう。



友沢はインターホンを押す。あおいが出てくる。
「あ、友沢君……」
「こ、これ……傘です。忘れてましたよ。」
傘をあおいに渡す。すると友沢の中で何かがうごめいていた。

「……」
「きゃっ!」
友沢はゆっくりあおいを押していた。ゆっくりとゆっくりと。

あおいを押したまま友沢はあおいのベッドは押し倒していた。
「と……友沢君?」
その一言で友沢は正気に戻ったようだ。
「あ……な、な、何をやってるんだ、俺……」
友沢はあおいから逃げるように離れた。
「すいませんでした。」
目と目を合わせて友沢は謝る。


「友沢君。」

あおいはゆっくり友沢の手を引いた。



     ーつづくー

331: 最強:07/07/27 21:41 ID:8vb1mAD.
なんだこれ・・

332: H5G6:07/08/01 01:06 ID:OVPL72N2
はて、なんだかいろいろ未完なのがあるなぁ。
流れぶった切って私が投稿しちゃっていいものでしょうか?

もし大丈夫なら、ちょっと今までとは違う感じのものを用意していますが。

333: 新谷:07/08/01 01:20 ID:xrIPDOEc
いいですよ。

334: 新谷:07/08/01 20:34 ID:XugsaIgE
うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

335: 新谷:07/08/01 20:34 ID:XugsaIgE
うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

336: 301:07/08/01 21:54 ID:h6na9KSE
どうぞ

338: 新谷:07/08/02 11:20 ID:LFluYnEo
おんなじ名前でもいいけどサァ、IDが違うから無駄だよ。
あとパクるなよ。うばっかり書くな。

339: 301:07/08/02 20:45 ID:6jZZkc8U
上の消すの希望

340: 301:07/08/02 20:51 ID:6jZZkc8U
見てみたらdのやつがあちこち書いてあることが同じなのあるし

341: 301:07/08/02 21:24 ID:6jZZkc8U
猪狩とあおいの小説別の続き
あおいは今までよりも耐えられないほどの快感を味わった
あおい「ああっ!あああああああ!!!」
あおいはこの快感を長い時間がたって何も考えられなくなった
あおいの頭の中は真っ白になってしまった
猪狩「分かったかい?あおい君は僕と歩んでいく運命なのだ」
あおい「ハァハァハァ・・」
猪狩「君は今君らしきない。もう一度この快感を味わいたいだろ。今度は僕とやろう・・・」
するとあおいは我慢できなくなって股を開いてこういった
あおい「猪狩君・・・もう一度お願い・・我慢できないの・・」
猪狩「分かればいいんだ・・きみはそうでなくちゃだめだ・・もう一度ぼくと歩んでいこう」
あおい「はい・・・」
猪狩とあおいの愛は永遠に壊れることなく愛は深まっていった・・・
そしてまた場所をかえパワプロたちにあわせないために遠くに行っていった・・

(完)

342: 301:07/08/02 21:25 ID:6jZZkc8U
まあとりあえずこれで終わりというわけで

343: 301:07/08/02 21:26 ID:6jZZkc8U
短いけど終わった

344: 名無しさん@パワプラー:07/08/04 22:12 ID:TJxbqCWw
H5G6 s
3作目期待してます

345: 新谷:07/08/09 14:47 ID:neAIcY7I
だれかかいてyo

346: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:49 ID:S8NChSXI
見てくれるやつがいるのかどうかわからんが、どうせ持ち腐れるよりゃいいだろうと思って落とす。
見て笑え。泣いて爆笑しろ。
あとどっかの投稿サイトとかに出すこともあるかもしれんけどそんときもスルーしろ。鼻で笑え。
割と長い。長文ウザくなったら言え。中断する。

こんなツンツンな俺ですが見てくれたら嬉しいです。

347: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:51 ID:S8NChSXI
恋々高校 
1.俺? 俺は。


ああそうだ。
こんなことは知っていた。
というかむしろ覚悟していたはずだ。
そう、落ち込むことなんてない。全ては納得の上での行動。そこに後悔や不満が起こること自体が間違っているのだ。悪いのは自分。世間様は何も悪くない。
と言いつつ、この落ち着かない感情の捌け口を探しているのは、自分の思考の幼さ故か。
一度の、深い溜め息。
「愛好会……か」
そりゃ俺だって馬鹿じゃないさ。去年まで女子校、今年からやっと共学になるというこの恋恋高校が、他校と比べても劣らない程の運動系の部活を持っているなんて期待、初めからしてなかった。あってソフトボール部ぐらいだろうとか、少なくとも高野連に登録できない女子高に、硬式野球部があるなんて期待していなかったのだ。
で、その期待は極自然に――本当に、何の差し支えなく――通ったわけだけれども。(というかそもそも、入学案内さえ見れば一発だった)


348: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:52 ID:S8NChSXI
だからこそ、この自分が創始者となって、ここから野球部を始めていこうと、そう思って俺は入学を決めた。何も初めから在るものに頼る必要は無い。無ければ創ればいいだけのことだ。自分が入学したことに代表されるように、今年からは男女共学。男子生徒の入学生も多いはずだ。幸いここ恋恋高校は部活動必須なので、その大半は女子の花園に埋もれることを避け、この野球部に入部を求めてくるはずである。うーん完璧だ。実力はまぁ後からついてくるだろう。まずは野球を始めて、練習試合でもいいからとにかく試合数をこなしていきたいところである。
「愛好会だって立派な活動だよ。野球ができるんだから、ほら、文句言わない」
例え入部男子が未経験者でも構わない。むしろ変なクセがついていない分、素人の方が指導しやすいし。練習で基礎を磨き、試合で技術を向上させる。よし。これで見るに耐えないチームとはならないはずだ。俺って何て頭がいいんだろう。もしかすると地方でも結構通用するようなチームにすら成り得るのではないか? それは少し夢見がちか……いや、やる気さえあれば、そうなることも容易い。そうだ。目標を小さくしてどうする。
そして地方さえ乗り越えれば、ついに幼少の頃夢見た甲子園に……。
「行きたかったんだよ俺は……」
「どこに?」
「甲子園」
「何で過去形かなぁ。まだ一年生だよ? これからだって」


349: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:52 ID:S8NChSXI
そう言われても、あまり夢に浸る気にもなれないのが現状だった。
今年の恋恋高校、男子の入学生総数は、自分ともう一人を含めても、全部で七人。この野球愛好会への入会数も、やはり七人。今、捕手である自分のミットに力いっぱいの投球をしている女の子は、やる気も素質も充分な投手であるが、所詮は一人だ。そう、この数字が重要。
会員全員で八人だと知った時。この時ばかりほど、野球に九つのポジションがあることを恨んだときはなかった。
つまり、チームさえ組めないのである。
「あーもう、そんな鬱な顔しない! ボクのやる気まで一緒に失墜しちゃうじゃないか!」
そうは言っても。
「あ……! ほら、キミがそんな表情してるから、思わず図らずワイルドピッチだよ!」
いや絶対ワザとだろ? 今のは。二メートルは外れてたって。
俺は渋い顔をしながらも、さっさとボールを拾いに走った。ダイヤモンドは現在、他の部員が守備練習――投手と捕手と左翼手と右翼手がいない、である――に使用しているので、こちらはグラウンド脇に作られた手製のブルペンを使っているのだが、これが後ろにネットが無い分、一度ボールを逸らすと取りに行くまでが少し辛いのだ。


350: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:53 ID:S8NChSXI
と、飛んできたボールに反応してくれたらしい、自分の守備位置である右翼を放ったらかしにしているノックバッターが、それを片手でキャッチしてこちらへと投げて寄越してくる。
眼鏡をかけているわりにちっともインテリっぽくない、この愛好会の中でも貴重な一応の野球経験者。彼は、矢部明雄と言う。入学初日に出会ってから三ヶ月というもの何かとウマが合い、以来付き合いのある友人だ。矢部君と呼んでいる。うん、とてもベターな呼び方だ。
「ありがとう矢部君」
「どういたしましてでやんす」
もう聞き慣れた、独特の口調で返してくる矢部君。こちらに視線を向けている間に返球されたボールが脇腹に当たったようだが、まぁ身悶えしている程度なので気にはしない。
野球愛好会。人数不足で部とすら名乗れないこのちっぽけな野球好きの集合体は、正直なところで“暇なときのスポーツ”張りのベクトルしか持っていない。野球の楽しさを知らない未経験者が多いのも理由の一つだが、 硬式野球のくせに甲子園さえ目指せない。あまつさえ試合にも出れない。そんな環境が、最も大きな原因だろう。しかしそんな状況下でも目標を失わずに居られる人間は、強い人間なのか、果たして空想主義の夢見人なのか。
少なくとも自分は、空想主義に属していると思う。何せこんな愛好会を甲子園まで導こうなどという絵空事を、軽々しく描いているのだから。それが、楽しくてしょうがないのだから。
そうだ。野球は楽しい。
九人揃えば。 
「はぁ……」
矢部君――まだ脇腹を痛がっている――から受け取った球を、土を盛り上げただけのマウンドに立つ投手へと返球する。その瞬間、溜め息が漏れた。


351: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:53 ID:S8NChSXI
彼女はそれを見逃さなかったらしい。
「ほーら、何溜め息なんてついてんのよ! キャッチャー兼キャプテンのキミがそんなことしてたら、皆のやる気にも響くでしょ?!」
さきほどからやたらやる気やる気と五月蝿いのは、この愛好会唯一の女性会員、早川あおい。本当はマネジメントを受け持つ女の子がもう一人いるのだが、選手としての活躍を望んでいるのはこの早川あおいだけだ。“自由とやる気は世界を変える”が持論――意味は理解しかねるが――で、とにかくメンタル面での云々を全ての重点に置いており、それがそのまま彼女の人格を作っていたりする。早い話が、普段からやる気満々な気分屋で、結構な前向き思考を持っている女性選手だということだ。この上、天邪鬼だったりしたら最悪な性格だったことだろう。ちなみにあおいちゃんと呼ばせてもらっている。
ソフトボール部には目もくれず、唯一野球をすることを好んでいる女の子であるあおいちゃんは、何を隠そうこの野球愛好会の創立者だ。
俺や矢部君と同時入学且つ同級生且つ同い年なのだが、野球愛好会創立に関しての手はずは彼女の方が早く、しかもテキパキとしていた。一応三人同時に立ち上げたことになっているのだが、彼女の方が一足早かったのだ。それは認めるべきだろう。
短気が故に行動が突飛で微妙に無計画なところがあるが、それあっての彼女でもある。
「よっしいくよ、必殺シンカー!!」
必殺。その単語は架空の打者に向けられた言葉なのか、或いは投球先である俺に向けられたものなのか。独特なアンダースローから渾身の力を込めて振り抜かれた腕が放ったボールは、通常の機動を大きく逸れて、そのまま矢部君を殺した。
「うぎゃでやんす!」
倒れる矢部君。
「うわっ! 矢部君ごめん!!」
バウンドして低く加速した必殺シンカーに文字通り脇腹を抉られた矢部君は、その場に崩れ込んで唸り始めた。その頭上を内野から返球された力無いボールが通過していく様が、何とも哀愁を誘う。あおいちゃんはその瀕死の矢部君に駆け寄ると、仰向けに寝かせ、直撃場所をさすってやっている。
ご愁傷様。


352: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:55 ID:S8NChSXI
呟いて俺はふと、矢部君の容態に苦笑しながらも時間を持て余している会員たちへと視線を向けた。ここから見えるのはあまり日焼けもしていない、どう見ても高校球児という肩書きの似合いそうにない青年たちばかりだ。殆んどが野球未経験者。中には基本的なルールさえ知らなかった人間さえいた。
過去形にしたが、恐らくそれは今も大して変わっていないだろう。そんなヤツらを甲子園まで連れて行ってやろうなんて考えるんだから、やはり自分は夢見がちな人間らしい。
地方大会予選止まりだっていいだろう。贅沢は言えない。
多分、嫌いになれないから、愚痴っているんだよな。
一通りの考えをそう完結させて、ようやく復活したらしい矢部君を横目に見ながら、俺はグローブを見た。そこには入学決定と同時に書き入れた一行の文字が、マジックの色そのままに黒く浮かんでいる。
目指せ甲子園。
俺は、思わずニヤけた。

俺? 俺は西条樹だよ。



そこのあなた、ラノベくさいからってブラウザ閉じない。

353: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:57 ID:S8NChSXI
2.危機とも呼べない危機


「ふぁー、でやんす。青春の春眠は暁を覚えないでやんすね」
妙に文学的な言葉と共に、矢部君が大欠伸をする。
言ったのが矢部君でなければ、欲を言ってここが休み時間の教室でなければ、少しは感心できたかも知れないが、残念なことに彼は矢部君であり、ここは気だるさ満点の午後の教室だった。
今年の一年生総数は約三百人。その内男子生徒はわずか七人。計八クラスで構成されているこの学年での、一クラス当たりの男子数は多くて三人。そして二人。もしくはゼロ。学校側もその辺は配慮したようで、流石に女子の園に男子一人を放り出すといったことはしていないようであった。
そしてこのクラスの男子は樹と矢部君の二人だけ。というわけでこの二つの机周辺以外は、樹たちにとって別空間でしかない。女装趣味があれば化粧品の話題くらいついていけそうであるが、残念ながら(?)二人ともそんなご大層な趣味はしていなかった。
「また遅くまで深夜アニメでも観てたんだろ? まぁ眠いのは俺も同じだけどね……」
矢部君のアニメ趣味は、本人に隠す気が無いのか、愛好会の中では極普通に露呈している。ロッカーの中にあれだけのフィギュアが陳列していれば、それも当然か。
「そうでやんす。昨日は“超装甲ガブトロス”の再放送の最終回だったでやんす。ビデオで全部観たはずが、やっぱりあのラストシーンは感動するしかないでやんすよ」
昼休みということで、さっさと持参の弁当を広げ始める周囲のお嬢様方。家柄云々も然りだが、基本的に静かなお嬢様タイプの集う学校というのはどうやら本当らしかった。現に、初の男子である樹や矢部君がちやほやと質問攻めに遭ったのは最初の数週間で、最近はめっきり落ち着いている。とは言っても昼食のお誘いがかかることもあるが、それをこちらから断っていることも事実であった。
「樹君はゴハン食べないでやんすか?」
「屋上にでも行って食べるよ」
だが男子に対する興味が失われたわけではないらしく、ほんの些細な事あるごとに周囲の視線は頻繁にこちらへと向けられるのだ。食べる気がするわけがない。


354: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:57 ID:S8NChSXI
こうした昼休み、以前は珍しがって自分たちを見に来る上級生も多かったが、別クラスに居る別の男子(勿論こいつも、野球愛好会員である)の方が御気に召したらしく、最近はそいつが人気を総取りしているので、こっちへ流れてくることはまず有り得ない。確かに妬けるところはあるが、それで良かったはずだ。
多分、女の子と気の良い話はできないと思う。
自分から過去の英雄劇を話すのは好きじゃない。恥ずべき失態談を隠さなければならないから好きじゃない。それを求められるのも好きじゃない。下らない話で刹那的関係を強引に良好に保つのだって好きじゃない。
というわけで話しかけられても適当な返答しかしないようにしている。矢部君はどちらかと言うと積極的に会話に混じろうとしていたが、最近になってようやく世界の違いを実感したらしい。黒一点と書いてハーレムと読む、とはよく言ったものだ。実際、かなりの女好きという性癖でもなければ、ここはとてつもなく存在しにくい空間だろう。
異物。皮肉すぎる最高の表現の仕方だった。
「はぁ……おいら、周りが女の子ばっかりだと思って喜んで受験したんでやんすが……」
「良かったね。その通りじゃないか」
「そうでやんす。その通りなんでやんすよ。だから、この孤独感は耐えられないでやんす」
矢部君の中では視覚からの悦楽より、感覚からの苦痛のほうが勝ったらしい。同意だ。
「五月病かな」
「もう七月でやんすよ」
…………。
無言。
「…………屋上、行くでやんす」
「そうだね」
しばしの沈黙の後、このままでは胃潰瘍にでもなりかねないということで、戦略的撤退をとる。だがこれは決して逃げではない。そうでしょう大佐?
胸中で自分でも誰だか分からない人物に訊ねたところで、返答を待たずして樹は矢部君と共に、足早に教室を後にした。
少し教室を離れたところで、もう少し明瞭な表現をするならば自分たち男子生徒が完全に索敵範囲から脱した時、教室内の話し声が途端に大きくなるのが聞こえる。
面倒だ。
樹は歩幅を広くして、屋上へと急いだ。


355: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 02:58 ID:S8NChSXI
「おっす! 遅かったね二人とも!」
屋上への扉を開けると、そこにはフェンスに寄りかかりながらイチゴジュースを片手に勢いよく購買パンを齧るあおいと、その足元にちょこんと――まさに、そんな擬音がピッタリだ――座って弁当をあけている愛好会マネージャー、七瀬はるかの姿があった。
と、省略してしまうのも忍びないので言っていくと、他数名の愛好会男子会員の姿もある。恐らくこちらと同じで、今日もまたあの空間に耐えられず逃げてきたのだろう。いや、戦略的撤退か。とにかく毎日同じ様な理由でここに集まっていた結果、いつしかここは学校内での野球愛好会の溜まり場となっている。
が、勘違いされないように補足をしておくと、屋上には様々な友人同士やら、一時の語らいの為に昼食へ集まる他部活動の人間の姿もあるということだ。つまり野球愛好会はその一部なわけで、何も貸し切りだというわけではない。
「あ、こんにちは」
はつらつとしたあおいとは対照的に、視線を下げておどおどとした声色で挨拶してくるはるか。性格が根底から違う二人であるが、それはそれで気が合うらしく、お互い中学の頃からの大親友であるらしい。
他の男子会員からの挨拶にも適当に返事をしたところで、樹はあおいの隣で、フェンスに寄りかかった。こういう女の子は男友達と同じ様に付き合えるので、気が楽だ。先程までの環境を考えると非常に有難い。
「で、例の如く、二条はいないか」
改めて見回してボヤく。いつもの如く、愛好会一の美男の姿はない。
「そ、やっぱり顔の良い不思議君って女の子ウケするんだよね。ボクのクラスからも何人か参戦してるよ」 
二条神谷。例の、現在全校の人気を一手に担う、愛好会随一の美形男子だ。少し細く整った顔立ちに、性格は冷静沈着、頭脳は明晰。古風で和一色の硬派な家柄に育ったらしく、本人も一人称が「自分」で妙に昔染みた敬語口調が特徴だ。元女子校である恋恋への入学を、親には散々反対されたらしいが、それをも振り切って強引に入学してきたらしい。しかしその理由は不明だ。ちなみに、愛好会には貴重な野球経験者である。
いつも周囲には数人の女子がくっついているが、今の自分にとって、それはあまり羨ましい状況とは言えない。そして今日もまた女子たちによる“昼休み二条君争奪戦”が行われているらしく、無理矢理に巻き込まれている二条本人も、そう易々とは抜け出せないようだ。
「うーん、ボクにしてみればあんまり魅力的ではないんだけどねぇ。あの物腰落ち着いた性格と、常に冷静な顔から紡ぎ出される渋ーいお声に、もう奥様方はメロメロってわけ。ホント、女の子って分かんないよね。……で、男子諸君としてはどうなのよ?」
手にしたジャムパンを齧りながらさらっと自分の性別を批判して、今度はこちらの意見を問うてくるあおい。


356: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 03:02 ID:S8NChSXI
「おいらたちにしてみては、どっちかというと有難いでやんすよ」
 溜め息をつく矢部君。そこにはしっかりと、夢想と現実の差異に対する諦念が込められていた。全員同時に頷く、男子会員達。それぞれがそれぞれ、恋恋高校という学校に持参した希望を打ち砕かれた事実を如実に表す表情をしている。
 あおいはそれを至極的確に汲み取ったようだった。
「あー、そりゃご愁傷様だね。でもいいんじゃない? 周り女の子ばっかりなんだからさ、目の保養にはなるでしょ?」
「見る事ばっかり考えて、見られる事を考えてなかったでやんす。まるで見世物にされる珍獣の気分でやんすよ」
 またも頷く、全男子諸君。その表情は、ただひたすらに悲しかった。それを見て、あおいは返す言葉に困っているようである。ちなみにはるかは、その足元で度々上を見上げながら弁当を食べ続けていた。
「えーっと……まぁいいや、で、いつものことだけど、話題っていったらやっぱり野球のことしかないよね。皆の上達を考えて、ほら、今日はボクがこんなものを持って来ましたー! ジャジャーン! 作るのに一週間もかかったんだぞ! 皆、ボクに感謝してよね」
 言葉と共に地面から取り上げられて、頭上高く掲げられる一冊のノート。先程から何の為に置かれていたものかと思ったが、こういうことだったわけだ。はるかが始めた拍手につられて、その場の皆がパチパチと手を鳴らす。
「皆の弱点とか不得意なところとかをまとめて、その改良に必要な練習やその方法などを書いた上、なんと分かりやすい野球レクチャー付きの野球ノート! どう? すっごいボリュームでしょ」
 掲げられたえらく少女趣味なノートは、別の意味でも皆の度肝を抜くには充分だっただろう。さも自分は偉人であるかのように、鼻高々に誇ってみせるあおい。その唯一の誤算は、ノートの名前欄に、丁寧な字で七瀬はるかの名が入っていたことか。
 皆の反応が少し冷たくなったところで、本人もそれに気付いたらしい。
「はるかっ! あんた持ち物全部に名前書かないと気が済まないの?!」
「あぅ、ご、ごめんね。癖なの」
 横暴なあおいの剣幕の前に萎縮するはるかちゃん。だが安心してくれ、周囲は全て君の味方だ。
「で、漫才はそのぐらいにしといて。あおいちゃん……いや、はるかちゃん。そのノート見せてくれる?」
「あ、ど、どうぞ」
「こらはるか、ボクのおしおきはまだ終わってないぞ!」
「や、やめてぇー」


357: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 03:04 ID:S8NChSXI
 間延びしたいまいち悲鳴に成りきれていない悲鳴とそれを促す暴虐行為、そしてそれを制止しようとする男子数名。それらを後ろに、残った男子と矢部君、樹は、受け取ったノートに目を通した。
「分析はあおいちゃん、まとめ解説ははるかちゃんってとこかな」
 どちらとも流石だった。小学校の頃からリトル・リーグに属していたというあおいの野球眼とその戦力分析は当然ながら、学年最高の学力を持つはるかの文章力がより解り易くそれらを解説している。ところどころに入っている落書きや汚い殴り書きはあおいのものだろう。しかし字こそ汚いと言えど、書いてあることは重要なことばかりである。しかも人物別に書き記しているのだから、あおいの視野の広さと観察力には平伏するばかりだ。
「肘の上げ方に捕球時の構え方。凄いな……うわぁ、こんな細かいことまで」
 ノートこそはるかの物であったが、その実これはあおいのノートと言ってもいいだろう。だがいずれにせよ、これが貴重且つ拝読価値のあるノートだと言うことは間違いない。
「気に入ってもらえたかな?」
 爽やかな――更に付け加えるなら、えらくすっきりしたような――笑顔で訊いてくるあおい。その背後ですすり泣くはるかを見て見ぬフリしながら、樹は返答した。
「気に入るも何も、凄いよ。これだけのものを一週間で完成させるなんて、やっぱりあおいちゃんは野球センスあるね」
「同じくでやんす」
「あはは、もっと褒めてくれてもいいんだゾ!」
 言いながら高笑いするあおいは、失礼ながら、やはり男子と何の変わりもないように思えた。だがこれは決して、馬鹿にした意を込めたものではない。恋愛対象よりも友人、恋人よりも親友として付き合えるような、樹が同性に対して抱ける感情を沸かせる女の子という意味だ。
 それは多分、この場に居る皆が同じ気持ちだろう。だからこそ、皆ここに避難してくるのだ。
 そしてそのまま野球ノートとやらを見ながら、全員で野球というものの総復習をして昼休みは終了した。樹や矢部君にしてみても皆に教えるという役割があるので、それは暇な時間ではなかった。
 こんな昼休みに屋上で行われる少しの講義が、午後から野球のみに熱中する他校の姿勢にどれほど張り合えるのかは分からないが、それはどうでもいいことだった。
 とりあえず昨日より一歩でも進めていればいい。それが樹の人生哲学である。


   wardの改行は反映されないのね。つーわけで手動で改行してみたけが失敗した気もする。
   読むの面倒になったやつは顔洗って来い。そして寝れ。

358: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 03:06 ID:S8NChSXI
 熱い。
 と、こんな誤字にすら納得できてしまうほどに、今日の天気は当社比五割増の快晴だった。その炎天下の中で遠慮なく鳴き続けている蝉も、全身に纏わりつくような湿気の多い空気も、不快指数向上に一役買っている。歩くだけでも汗が出るような環境下。これで打って走ってなどした時には、脱水でなくとも倒れるかも知れない。今日の練習は、皆のメニューを少し緩めたほうがいいかも知れなかった。
 しかし五月蝿い。五月の蝿とはよく言ったものだが、今に限っては七月の蝉とでも表記した方が幾らか正確であるだろう。
 そんな中で樹は、手に持った“野球ノート”へと目をやりながら、今日の練習について考えていた。
 流石に一から初めたとしても、高校生が一日数時間の練習を二ヶ月と少しだ。大分皆の野球技術も板についてきて、もうボールを握りそこなうということも無くなった。ようやく野球らしい練習ができるようになったというところだが、それは技術の話である。自慢することになるが、スポーツ歴数年で培われた基本体力と、二ヶ月ちょっととで得られたそれというものは、文字通り桁が違う。今日という日に自分や矢部君、あおいちゃんや他の野球経験者と同じ練習を課せば、『元』未経験者は恐らく次々に脱落するだろう。
 ちょくちょく休憩を入れてやるべきか、それぞれ個々の動き本人に合わせてを抑えるべきか。樹の頭の出した答えは前者だった。理由は簡単である。あおいちゃんならきっと「全体で同じ動きをしないと士気が下がるでしょ」とか何とか言うだろうと思った。それだけ。
 コンクリートの地面を足早に歩いていると、そろそろグラウンドが見えてくる頃だ。余談だが、今はまだスパイクを履いていない。あれでコンクリートの上を歩くと、自分とスパイクと地面、全ての健康によろしくないからだ。
 並んだ植木の側を通り、グラウンドを覗く。まだ人数はあまり揃っていないみたいだ。迷惑そうな表情でベンチ側を見る男子会員が三人、バッターボックスの位置でたむろしている。
 迷惑そうな表情?
「私がお爺様におねだりすれば、こんな愛好会の一つや二つ、明日にでも潰せますのよ!」
 声のした方を見やると、グラウンド入り口から一番近い一塁側ベンチ付近にて、あおいちゃんと誰か、見慣れない女の子が睨みあっていた。


359: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 03:07 ID:S8NChSXI
 何時になくギロ目のあおいちゃんと対峙する女の子は、一人称私(わたくし)に代表されるように、見た目からしてお嬢様丸出しな容貌である。バックに薔薇が咲いていたとしても、何ら不思議ではない。生まれつきらしい綺麗な金髪に、留められた赤いリボン。そして端麗な顔立ちと流れるような仕草。
 うん、紛う事無きお嬢様だ。スポーツドリンクを口に含みながら、樹は一人頷いた。
 遠巻きに見守る。
「あのね、ボクたちは練習をしたいんだ。邪魔だからどいてくれる?」
「な?! それがこの倉橋彩乃に取るべき態度ですこと? いいんですの? そんな挑戦的な態度で?」
 どうやら決して穏やかな雰囲気ではなさそうだ。
 口元に手をやって、嘲笑するかのように言い放つ金髪の女の子。と、それに簡単に乗せられるあおいちゃん。やはり短気は伊達ではない。
「あのねぇ、あんまりしつこいとこっちもいい加減腹が立ってくるんだけど?」
「あら、忘れましたの? この私はここの学校理事長の孫娘でございますのよ? 私に手を挙げれば、愛好会は言わずもがな、退学も必至でしょうね」
「うぬぬ……」
 へえ、理事長のお孫さんか。道理で下々の者には挑発的なわけだ。
 幻覚か。駄目だ。本気で薔薇が見えてきた。イバラだけど。
 あおいちゃん、ここは堪えどころだよ。
 さっさと争いの仲裁に入るべく歩を進めた樹だったが、正直じゃじゃ馬を乗りこなす自信はあまりなかった。仕方がない、適当に折り合いをつけて、なるべく早く帰ってもらうことにしよう。そして遠巻きに声を掛けようとした、その時である。
「あの、どうしたんですか?」
 一触即発の危険領域にある双方の間に割って入ったのは、騒ぎに気付いて飛んできたらしいはるかだった。だが明らかに、ここは彼女の居るべき場面ではないだろう。ここは戦場だ。生きるか死ぬかの競り合いだ。はるかちゃん、君のような争いと無縁の人間が居ていい場所じゃあない。さぁ帰ってくるんだ。
 わ、何言ってんだ俺。
 どうやら真夏日で腐敗してしまったらしい脳髄に苦情を垂れる。が、彼女が居てどうにかなる状況ではないだろう。それは確かだった。
「あ、あなたは七瀬はるか!?」
 突然の介入者に、驚愕に満ちるお嬢様もとい倉橋彩乃の表情。手を口元に当てて、目を見開いている。どうでもいいけど、昔読んだ少女漫画にもこんなシーンがあった気がするなぁ。とは、樹とあおい共通の思考。


360: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 03:09 ID:S8NChSXI
「え、あの……どこかでお会いしましたっけ?」
「忘れたとは言わせませんわ。あなたのお蔭で、私は入学試験次席の座に甘んじることになったのですわよ」
 忘れたどころか面識は無い訳だ。しかも、内容は野球とは別のお話。そして樹が最も退屈をあぐねる話である。
「え……いや、その、すいません」
「それは同情かしら? ふざけないで。いいですわ、そんなに愛好会の排除がお望みなら、すぐにでもそうして差し上げますわよ」
 うわぁ。言いたい放題だな。
 いい加減に堪忍袋がきつくなってきた樹は、その場で大声を上げた。
「おーい、あおいちゃん、はるかちゃん! 道具運ぶの手伝って!」
 その言葉に聴覚的に反応する、女の子三人。と、傍観者である男子三名。
「あ、うん! 行こ、はるか」
 いち早くこの大声の意図に気付いてくれたらしいあおいが、にこやかにはるかの手を引いて走ってくる。無理な作り笑顔をするのには慣れているのか、あおいの笑顔は無闇に素敵に爽やかだった。だが、その裏側は語る必要も無いだろう。
 そのあおいちゃんから目を逸らすと、かの倉橋彩乃と目が合う。その瞳は、髪と同じくして金色をしていた。多分、ハーフかクォーターだろう。
「――――!!」
 そして数秒の硬直の後、途端に顔を真っ赤に蒸気させて、彼女は逃げるようにその場を去った。
 妙に慌てていたところを見ると、男子と視線が合うことに、というよりも、男子と接することに全く慣れていないのだろう。流石お嬢様だ。異性関係も随分希薄と見える。
 そこまで分析したところで、ようやくあおいちゃんとはるかちゃんがこちらへと到達したようだった。あおいちゃんは平気な顔をしているが、はるかちゃんは息も絶え絶えである。
「助けてくれてありがと。ったく、本気でムカつくわねあの女!」
 そう言って視線を、逃げ帰った女の子の方へと向けるあおいちゃん。関節が悲鳴を上げるほど強く握られた拳を見ると、心底、あそこで止めてよかったと思える。
「あ、あの、あ、ありが」
「いいよあれぐらい」
 依然として酸素を求めている喉を無理に使ってでも礼の言葉を述べようとするはるかちゃんを諌めながら、樹は再びあおいへと視線を戻した。
「で、何があったの?」
「ボクが聞きたいくらいだよ! 突然『あら、野球愛好会の方かしら?』って声かけられたかと思えば途端に嫌味の嵐。あーもうこれだからオジョーサマって嫌い!」
 ご丁寧に声色まで真似て説明してくるあおい。お嬢様言葉も、言う人間が違うだけでここまで印象が違うとは。


361: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 03:11 ID:S8NChSXI
「まぁ、理由は何にせよ、あおいちゃんももう少し気を長く持ったほうがいいんじゃない? 爆発寸前だったでしょ? 今」
「まーね。だから八つ当たりしたい気で一杯だよ。ようし西条君、今日はボクのギザギザハートの詰まった全力投球が待っているから、覚悟してしっかり捕球するように!」
 勘弁してくれ。
 胸中で反論しながらも、口には出さない樹。どうせこの気温と湿気だ。全力投球なんてした日には、甲子園のマウンドでもない限り十数球でバテるだろう。まぁ思わず図らずの怒りに任せたワイルドピッチが何度も来れば、受けるこちらも堪ったものではないが。
「ほどほどにね」
 言いながら静かになったグラウンドに向かうと、はるかが逆方向へと歩こうとしていることに気付く。
「って、はるかちゃん? 練習始めるよ?」
 トイレだろうか。訝った樹には思慮が足りなかった。
「え? あの、道具を運ぶんじゃなかったんですか?」
 …………。
 ポンと、何故か視線を下へ逸らしたあおいちゃんから、肩を叩かれる。
 七瀬はるかは天然だった。




  ここまできて、ここがエロ小説スレだと気付いた。
  ごめん、エロない。正直反省したから止める。邪魔してすまんかた

362: 名無しさん@パワプラー:07/08/16 22:47 ID:hDn9wNps
エロじゃなくても構いませんよ。
続きが気になります、是非続けて下さい。

363: 名無しさん@パワプラー:07/08/20 17:43 ID:pdBjNHaQ
み「おつかれ〜〜〜」
パ「お疲れ!!みずきちゃん
  今日、居残り一緒に練習しない?」
み「いいよ、私もしたかったんだ。」

そして、10時までやって・・・・・・・・

み「もういいかな・・・。」
パ「うん、じゃ、そういうことで。」
み「バイバイ!!」
このとき、みずきが犯されることは誰も知るはずがなかった・・・。

み「今日も、疲れた・・・。」
背後に誰かが近づく・・・そして!!
み「う!!??だ・・・れ・・・?」
バタ!!


パ「あ、みずきちゃんが忘れ物してる。」
電話をしたが、電源が入ってなかった・・・。
パ「おかしいな〜〜〜。まぁ、明日渡そうか。」

謎の者「起・・き・たか、橘・・・みず・き・・・・。」
み「う・・・、ここはどこ、私は誰?」
記憶がなくなってるらしい。
守「君は、僕の犬だよ。
  みずきくん君はおいしそうだな・・・。
  その顔、それにぴちぴちのマンコ。まぁ
  胸は小さいが、その口の中で射精させろ!!」
み「いやだ、やめて〜〜〜〜〜」
この瞬間、ひとつの穴が埋まった。
守「ふ、ふ、ふ・・・。このまま衝天させてあげるよ。」
み「おぇ、おぇぇ〜〜〜、や・・めてくだ・・さ・い・・・。」
守「いやだね、ほら、歯を立てるとやめないよ。
  しっかりなめろ!!」
み「う・・・・、おぇぇぇぇぇ、何この白いの・・・。」
守「出た・・・。次は、もうひとつの穴だ!!!!」
(違う、私はこの人の奴隷じゃない・・、確か・・・。)
み「思い・出・・した、猪・・狩・守?・・・あん・・・た何・・する・・の?」
守「く、効果が切れたか・・・。だが、これをマンコに挿入すれば
  もう元には戻れない・・・。く、く、く・・・。」
  そういうと、猪狩は挿入された女を奴隷にできるという
  とくしゅなバイブを持ってきた。
み「や、やめて〜〜、このことは誰にも言わないから・・・。
  家にかえりたいよ〜〜。」
守「あきらめな・・・。」
そういうと、みずきはやられてしまった。

多分続く・・・。




364: 名無しさん@パワプラー:07/08/21 21:28 ID:V2EvfZyg
>>362
叩かれてると思ってたけど、予想外だった。そう言ってもらえるとありがたい。
一人でも需要あるなら投下する。
でもやっぱここはスレ違いだと思うので、小説専用のトコに続けるわ。

365: 名無しさん@パワプラー:07/08/22 21:38 ID:6PyjvQxQ
>>363 みずきのキャラ違わないかw

366: 名無しさん@パワプラー:07/08/22 21:38 ID:6PyjvQxQ
>>363 みずきのキャラ違わないかw

367: 名無しさん@パワプラー:07/08/22 21:40 ID:6PyjvQxQ
すまん間違えて連投しちまった。

368: 名無しさん@パワプラー:07/08/22 21:41 ID:6PyjvQxQ
すまん間違えて連投しちまった。

369: :07/08/23 01:31 ID:KWIzFbWA
そろそろ14の話も読んでみたいですね・・・。
文才が厨房並の私は、ただただ神の降臨を願うばかりです・・・。

370: 名無しさん@パワプラー:07/08/23 11:09 ID:GNBWV8KI
10のあおいほしぃ

371: 名無しさん@パワプラー:07/08/24 12:08 ID:MAuHbmXI
http://www11.atwiki.jp/pawaparo573/pages/56.html

372: 名無しさん@パワプラー:07/08/24 14:45 ID:MAuHbmXI
http://www11.atwiki.jp/pawaparo573/pages/14.html
小説ある

373: 名無しさん@パワプラー:07/08/25 22:05 ID:fI1ckKis
>>371 ありがとb

374: 名無しさん@パワプラー:07/09/09 14:05 ID:MlHPptEg
//mixi.jp/show_friend.pl?id=5248500

380: glhtnk nzlurkjxa:07/10/05 23:06
rzkl rcvulan tzamhugq ikpzy icgazd faerjxq dbnesyxfk

381: 名無しさん@パワプラー :07/10/20 00:38 ID:mqR60/Gs
保守

383: 名無しさん?:07/12/31 01:56 ID:HM
363の続き僕が勝手に書きます!

守「逝ったか?」
み「う・・・・」
守「とどめだ!」
ズキュウウウウン!(効果音)
み「あああああああ!!!!!!!」
守「はぁ・・・はぁ・・・」
?「ひ・・・・・・」
守「だれだ!?」
あおいだった
あ「守くん!?」
守「なにしにきた!?」
あ「守君がそこをうろちょろしてたから・・・」
守「くっ!ならば!」
ア「ちょ!?やめっ・・・!あぁ!?」
ズボッ!と口に入れられた
あ「うぅ・・・!?」
守「まだまだ出るんだよぉ!」
ア「ああああああ!!!(気・・・気持ち悪い・・!!)」
続くカナ?



384: はさ:08/01/14 01:13 ID:Mo
こいつがスーパーベジット

385: 名無しさん@パワプラー:08/01/20 14:38 ID:C6
猪狩兄弟×あおい書いて

386: 名無し:08/01/21 00:31 ID:8I
パワポケも希望です

387: 名無し:08/01/21 00:32 ID:8I
パワポケも希望です

388: 名無しさん@パワプラー:08/01/23 12:59 ID:to
友沢×あおい か 守×あおい希望

389: 職人:08/01/29 15:31 ID:mU
『カレン 博物館に行く』の巻き

小波「カレンちゃん、やめてくれ・・・」
カレン「小波様・・・口では嫌がっても体は正直ですわね・・・小波様ー!!」
小波「やめろー!!」(ボカッ)

矢部「それでこの石でカレンちゃんを殴り殺したでやんすか・・・」
小波「俺・・・殺すつもりはなかったんだ・・・でもまさか死ぬなんて・・・俺は・・どうしたらいいんだ!!」
矢部「理由はどうであれ、殺したことに変わりはないでやんすね」
小波「矢部君!どうしたらいいんだ!俺は捕まるし、おそらく野球部も出場停止とかになってみんなに迷惑がかかるよ!!」
矢部「う、それは確かにまずいでやんすね。小波君のせいで野球部が試合に出れなくなったら・・」
小波「どうすればいいんだよぉー!!」
矢部「そうでやんす!小波君!助かるかもしれないでやんすよ!」
小波「どうしてさ・・・」
矢部「昔、犯罪の裏って本オイラ読んだんでやんすけど、その本によると、死体と凶器が見つからなかったら殺人罪は成立しないそうでやんす。だからカレンちゃんを埋めるでやんす」
小波「でもこの辺にそんな人目に付かないような場所ないよ」
矢部「パワフル山ならここからそんなに遠くないし、裏山だから大丈夫でやんすよ!」
翌日・・・
クラスメイトA「なぁ、知ってるか?この近くで殺人事件があったんだってよ」
クラスメイトB「あぁ知ってるよ。女子高生が殺されたって事件だろ」
小波(カレンちゃんの事だ!!)
クラスメイトC「今朝俺ニュース見たらこのパワフル山が出てたよ。びっくりしたよ」
小波(げっ!絶対にカレンちゃんだ!!)
クラスメイトC「パワフル山がニュースに出てたから何だと思ったら、新種の豚の化石発見だってやってたんだよ」
クラスメイトA「何だ、女子高生の死体じゃないのか・・・」
クラスメイトB「そりゃそうだろ。だって女子高生の死体が見つかったのはあかつき大付属高校のそばって新聞に載ってたし」

390: 職人:08/02/01 00:17 ID:6w
『近藤君3』の巻き

近藤「絶対にムー大陸はある!どこかにあるよ!」
小波「そう言われても・・・」
矢部「近藤君、ムーは伝説の大陸でやんすよ。」
近藤「今は海の底に沈んだけど証拠になる物は必ずあるよ!探しに行こうぜ!」
小波「探しに行くって地図も手掛かりもナシでどうやって探すんだよ。それに海は広いんだ見つからないよ」
近藤「なんだよ!お前らノリが悪いなぁ。そうだ!八嶋先輩なら分かってくれるかも!俺、八嶋先輩誘ってみる!」 タタタタ・・・・
小波「お、おい!あぁ・・行っちゃった・・・」
矢部「近藤君のオカルト好きにも困ったでやんすね。あっ、四条先輩でやんす」
四条「よぉ小波、矢部。近藤知らないか?」
小波「近藤、ムー(大陸)探しに行くって言ってました」
四条「こんどうむさがしにいってる・・・コンドーム探しに行ってる!?」
矢部「一人で興奮してたでやんす」
四条「おい!近藤はまだ高校生だぞ!高校生とは言え早いぞ!」
小波「そうですか?若いうちにしか出来ない事もあるから別にいいと思いますよ」
四条「そんなことはない。うちの父さんと母さんはまだ現役だぞ。たまに夜中声が・・って何言ってんだ俺!!」
矢部「おそらく近藤君しばらくは帰ってこないと思うでやんす」
四条(帰ってこないだと・・2人はある部屋で夜を明かし、禁断の愛が芽生え、2人は愛を深めるために邪魔者がいない遠くへ去っていく・・・)
四条「その近藤の相手は誰だ!?いったい誰なんだ!?」
小波「八嶋先輩です。」
四条「何〜!?男同士!?しかもうちの八嶋だと〜!?」
矢部「八嶋先輩なら分かってくれるはずだって言って行ったでやんす。」
四条「近藤は女より男に興味があったとは、しかも八嶋とはなぁ・・・」
小波「近藤はシャイだから女性が苦手なんですよ。それに近藤と八嶋先輩って元々仲良かったですし」
四条「あの2人は前からいけない事をしていたのだろうか・・・」
小波「いけない事?たまに2人でイタズラとかしてましたね。たまに女子生徒にもやらてましたよ」
四条「女子高生にイタズラ!?あの2人は何を考えているんだ!?」
矢部「でもそんな悪い事ばっかりでないでやんすよ。時々2人で『かけっこ』してるでやんす。オイラもたまに混ざってやるでやんす」
四条「顔射!!!!!!やめろ!!!そんな不潔な事はやめろ!!!」
矢部「えっ?そんなダメなことでやんすか?」
四条「当たり前だ!!矢部!!何を考えているんだ!!!」
矢部「でも『かけっこ』は結構楽しいでやんすよ。それにいい汗かいて気持ちいいし、(足が)速くなった時の喜びはたまらないでやんす」
四条「早漏!!!!?バカバカバカバカ!!!!今日からやめるんだ!!!変態になるぞ!!」
近藤「変態ですか・・・確かにあの2人たまにトカゲと遊んだりしてるのは見てて変態的だなぁって思いますね。」
矢部「トカゲでやんすか?気持ち悪いでやんすねぇ。犬と遊ぶなら分かるでやんすけどねぇ」
小波「でも近藤、四条先輩の家で飼ってる犬ペロペロ舐めてくすぐったいから嫌だって言ってたよ」
四条「うちの犬・・・バター犬!?」
タタタタ・・・
小波「あれ?近藤どうしたんだ?八嶋先輩は?」
近藤「八嶋先輩は興味ないって断られたんだ。でもこの人が俺の話に興味あるって言うから俺この人と一緒に行くことに決めたんだ」
澄香「近藤君、まぁよろしく」
四条「澄香だと!?近藤、貴様ーーーーー!!!!!!!!!!」



391: 名無し:08/02/13 18:09 ID:S6
イレブン大学から〜

今日は、なぜか矢部君と用具室にいる・・・・・・・・
矢部「あれ?これはなんでやんすか?」ありきたりのようなポスターの裏に
隠し扉のような物があった
パワプロ「入ってみよう」中にはいると睡眠薬や拘束器具などが大量に置いてある
小部屋だった
矢部「・・・・・・・・・・ふっふっふでやんす・・・・・・・・・
いいことを思いついたのでやんす・・・・ごにょごにょ」矢部君がパワプロに耳打ちした
パワプロ「・・・・・・・・・いい考えだよし明日から三連休で部活無しだ・・・・・
楽しめそうだなww」こうして必要な物を持って帰り、途中の店で必要な物を買い
矢部君と別れた・・・・・・・・・・・・・・・三十分後
ピーンポーンインターホンの音だドアを開けると矢部君とみずきだった
みずき「勉強会に来たよ♪」家の中にはいると何も知らないみずきはのんびりくつろいでいる
パワプロ「ねえ?みずきちゃん何か飲む?」
みずき「あ・・じゃあジュースよろしく!」ジュースを持ってきた、もちろん睡眠薬入りだ。
みずき「ゴクゴクゴク・・・・ああおいし・・・・・・・・・・・・」ぱたり
こうしてみずきは何も知らないまま眠らされてしまった・・・・・・
・・・・・・・十五分後
み「う〜ん・・・・・!!??」謎の拘束器具によってパワプロのベットでXの形に拘束されているのだ
や「おきたでヤンスか・・・じゃあこれを付けてもらうでやんす」目隠しをされ、何をされるのかすら分からない
み「ちょっと何をする・・・!!くく・・・・・あははははははははは」矢部君とパワプロが服の上から
脇腹をくすぐり始めたのである
み「あああああぁぁぁぁあああああっっちょっとっっっやめっめっやめってぇぇぇきゃはははははははだめだめだめだってぇぇぇぇ」
矢部君が猫じゃらしのような物で足をくすぐりだした
み「!!!くくはぁ・・・ううぅぅああぁぁきゃあああああははははははは
だめだめぇぇえええ」
「いい反応でやんす・・・そうでやんす素肌ならどうなるでやんすかねぇ?」
拘束状態で可能な限り下着姿に近い状態にするために矢部君がズボンをおろし始めた
み「きっききゃぁぁぁああああああああ!!あぅぅやっやめ!あははははっははあはははもうだめぇ離してぇええ
そしてほぼ下着になたみずきに矢部君がはねペンを取り出して脇腹をこちょこちょとくすぐった
顔を真っ赤にして必死に耐えようとしているみずきをよそに、パワプロが拘束器具をいじくりはじめた
み「くふふ・・・えっえ?」拘束器具がうまい具合に動いて
万歳で足を広げる状態になってしまった。
ぱ「そろそろいくよ〜♪」
股間をパワプロが羽ペンでくすぐり始めた一応パンツの上から・・・・・
み「・・!!!!!ぅうううくぁぁあきゃはははあははははっはあそっそこはだめぇぇぇ
みずきが必死の抵抗を見せるがしょせん腰を振っているだけ
すると矢部君がブラジャーをはずした。
そして羽ペンで胸の先をくすぐり始めた
み「あああああああもうだめぇえええ狂ちゃうよぉぉぉおきゃははははははは
!?」ゲームのコントローラーをうまく使い猫じゃらしをつけ振動するようにして
抵抗ができないみずきの足の裏をくすぐるようにしたのだ
み「あああああああああああああああああああああああぁぁぁ」こうして気絶してしまった


392: 名無し:08/02/13 18:10 ID:S6
イレブン大学から〜

今日は、なぜか矢部君と用具室にいる・・・・・・・・
矢部「あれ?これはなんでやんすか?」ありきたりのようなポスターの裏に
隠し扉のような物があった
パワプロ「入ってみよう」中にはいると睡眠薬や拘束器具などが大量に置いてある
小部屋だった
矢部「・・・・・・・・・・ふっふっふでやんす・・・・・・・・・
いいことを思いついたのでやんす・・・・ごにょごにょ」矢部君がパワプロに耳打ちした
パワプロ「・・・・・・・・・いい考えだよし明日から三連休で部活無しだ・・・・・
楽しめそうだなww」こうして必要な物を持って帰り、途中の店で必要な物を買い
矢部君と別れた・・・・・・・・・・・・・・・三十分後
ピーンポーンインターホンの音だドアを開けると矢部君とみずきだった
みずき「勉強会に来たよ♪」家の中にはいると何も知らないみずきはのんびりくつろいでいる
パワプロ「ねえ?みずきちゃん何か飲む?」
みずき「あ・・じゃあジュースよろしく!」ジュースを持ってきた、もちろん睡眠薬入りだ。
みずき「ゴクゴクゴク・・・・ああおいし・・・・・・・・・・・・」ぱたり
こうしてみずきは何も知らないまま眠らされてしまった・・・・・・
・・・・・・・十五分後
み「う〜ん・・・・・!!??」謎の拘束器具によってパワプロのベットでXの形に拘束されているのだ
や「おきたでヤンスか・・・じゃあこれを付けてもらうでやんす」目隠しをされ、何をされるのかすら分からない
み「ちょっと何をする・・・!!くく・・・・・あははははははははは」矢部君とパワプロが服の上から
脇腹をくすぐり始めたのである
み「あああああぁぁぁぁあああああっっちょっとっっっやめっめっやめってぇぇぇきゃはははははははだめだめだめだってぇぇぇぇ」
矢部君が猫じゃらしのような物で足をくすぐりだした
み「!!!くくはぁ・・・ううぅぅああぁぁきゃあああああははははははは
だめだめぇぇえええ」
「いい反応でやんす・・・そうでやんす素肌ならどうなるでやんすかねぇ?」
拘束状態で可能な限り下着姿に近い状態にするために矢部君がズボンをおろし始めた
み「きっききゃぁぁぁああああああああ!!あぅぅやっやめ!あははははっははあはははもうだめぇ離してぇええ
そしてほぼ下着になたみずきに矢部君がはねペンを取り出して脇腹をこちょこちょとくすぐった
顔を真っ赤にして必死に耐えようとしているみずきをよそに、パワプロが拘束器具をいじくりはじめた
み「くふふ・・・えっえ?」拘束器具がうまい具合に動いて
万歳で足を広げる状態になってしまった。
ぱ「そろそろいくよ〜♪」
股間をパワプロが羽ペンでくすぐり始めた一応パンツの上から・・・・・
み「・・!!!!!ぅうううくぁぁあきゃはははあははははっはあそっそこはだめぇぇぇ
みずきが必死の抵抗を見せるがしょせん腰を振っているだけ
すると矢部君がブラジャーをはずした。
そして羽ペンで胸の先をくすぐり始めた
み「あああああああもうだめぇえええ狂ちゃうよぉぉぉおきゃははははははは
!?」ゲームのコントローラーをうまく使い猫じゃらしをつけ振動するようにして
抵抗ができないみずきの足の裏をくすぐるようにしたのだ
み「あああああああああああああああああああああああぁぁぁ」こうして気絶してしまった


393: 名無し:08/02/13 18:17 ID:S6
場違いだったらすみません
いちおう続きのネタあるので感想お聞かせ下さい

394: 名無しさん@パワプラー:08/02/22 20:36 ID:8w
僕は好きですよ。

398: 名無しさん@パワプラー:08/02/26 11:04 ID:iw
ハハハ母母

399: ちゅーぼー:08/03/09 16:36 ID:1o
「・・・はぁ。」
午前2時。周囲の家も人々も静かなこの時間、一人の女性が布団の中で、ため息をついていた。
「小波くん・・・」
彼女の名前は、春日泉美
小学校の先生である。
その仕事は、高校時代から夢見ていた仕事だった。しかし、もっと幼い頃から、もっと強く願っている夢は、叶っていない。
それは、隣人の小波。彼と結婚する事。
だが、その夢は叶ってくれない。どんなに強く願っても。
「・・・んぅ・・・」
彼を想うと、体が内側から熱くなってくる。ジリジリと、焦がれていく。
「・・・・・」
耳を澄まして、家族が寝ているのを確認してから
「・・んん・・・・」
指を淫らに動かし始めた。
彼の事を想いながら。

400: 名無し:08/03/10 22:28 ID:hc
目が覚めたみずきは万歳の状態で少し足を開いた状態だった
もちろん拘束されて目隠しのままで
そのとき体がいやに軽いのに気づいた。完全に下着の状態だった
み「・・・・・・誰かいるの?離して!」・・・・・・・しばらくするとがさごそと音がした。
や「目が覚めたでやんすか・・・今の状況を話してあげるでやんす・・・あんたは、体中にバターをぬられているでやんす。そしてこの部屋にはビデオ、そしてバターが大好物な犬、ガンダーが部屋の隅っこにつながれているでやんす。これを放すとどうなるでやんすかねぇ?」耳をすますと確かに犬の声がする。
「くぅうん・・・」かちっと変な音がして、犬の足音が近づいてきた。
み「な・・・・何を?・・・・    くふ・・・・・・・ああああああああああ
ちょっとまぁぁあああダメあ、あああああああああああああああああああ」ガンダーが体に塗られたバターをなめ取っているのである。
今ちょうど股下を舐め回されている状態である。
み「あははははそ、そこはダメぇぇぇぇぇええええええ」こうしてしばらくの間ゆういつできる抵抗の腰ふりダンスを強制で踊らされるのであった。・・・・・・・・・・・・・


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