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感動系しぃ虐殺ストーリを書くスレ
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29:雪のしぃずく 03/25 19:48 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「そう…火葬場だ……ここでテメェの手足を折って動けなくした後……お前を生きたまま焼いてやる……泣こうが喚こうがもう許さない……お前は怯えながら俺に許しを請うだろう……助けて…助けて…死にたくない……とな…でもぉ…俺は許・さ・な・い……焼く…生きたままな……お前はのたうつだろう……体を黒い灰にして……声にならない叫びを上げ……失禁しながら……異臭を放ち……骨になる……クッ…クククッ…クックックッ……アハ…アハハハハハハハハ…ウアッハハハハハ……」
省16
30:雪のしぃずく 03/25 19:50 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「ウラァッッ!!!!」
省24
31:雪のしぃずく 03/25 19:53 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
そして…二人の間に冷たい風が…肌を切り裂くような一陣の風が吹き抜けた。
省32
32:雪のしぃずく 03/25 19:54 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「………はっ…!」
省28
33:雪のしぃずく 03/25 19:56 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「ああおおおあおあおおあおおぱおあおおあおあッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

目から出るのは涙……喉から出るのは咆哮…血の出るような叫び…濁った…よどんだ…獣の様な叫び………「チョン二ダ! チョンニダ! チョンニダ! チョン二ダァァァァァァッッ!!!」どれくらい経っただろう…ついに叫ぶ体力も尽き果てたギコは、泣きはらして真っ赤に充血した目で、雪の降り続ける空を見ていた…「しぃ………どうしたらいいんだ…俺……もう…わかんねぇ……死にたい……お前の所へ…行きたい……」

ギコは涙を流しながら、ブツブツとその言葉を言い続けた。もはや…ギコは…命はまだ有れど…死んでいるようなものだった。「シニタイ…シニタイ…死ニタイ」もう…ギコには…死ぬ事しか頭に無かったからだ…          *   *   *しばらくして………ギコは街を歩いていた。火葬場を離れ、ギコは幽霊のように街をうろついた。街の明かりは今のギコの目には眩し過ぎた。ギコは目線を落として歩く、ギコはもうこのまま消えてしまいたい気分だった。ドンッ!ギコは誰かとぶつかった。それと同時に…

「待てやコラァ! トロトロ歩いてんじゃねぇよ!!! このドグサレがぁ!」

罵声がギコの耳に入って来た。ギコはふと声のした方を見上げると、黒い背広を着たヤクザ風の男がギコを睨みつけていた。

34:雪のしぃずく 03/25 19:57 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
ギコは、耳の中に入ってくる罵声をまともに聞いてはいなかった。なにせ今のギコは頭の中が空っぽに等しいのだ。がらんどうのようなギコの頭では今、自分がヤクザにからまれているという状況自体を把握できなかったし、そもそも把握しようとも思わなかっただろう
省34
35:雪のしぃずく 03/25 19:58 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「ふん、いやなに…この小僧があまりにシケた面ァしてやがるからよぉ…景気づけに奢ってやろうと思ってな……」
省16
36:雪のしぃずく 03/25 19:59 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「まぁ……何だ…正直言うと、何となく俺はテメーが気に入ったよ……覇気のねぇ面はしてやがっても、最近のガキにしちゃあ肝が座ってるようにも思えるしな」
省20
37:雪のしぃずく 03/25 20:00 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
「どうしたァ? お前も飲めよ…それとも酒は駄目なのか?」
省30
38:雪のしぃずく 03/25 20:01 ID:EA 59-171-190-65.rev.home.ne.jp
ギコはハッとして体を起こす。
省13
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