馬鹿屋朗の頭


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馬鹿屋朗の頭

1: しってらい:11/04/19 22:19 ID:Hs
西から昇ったお日様が 東〜〜〜へ沈む。
それでいいのだ〜〜〜
それでいいのだ   ♪♪♪♪♪♪♪


1701: 名無しさんAA:18/01/17 15:13
もともと条約は1997年に両国の間で「黒海艦隊の地位及び駐留条件に関する分割協定」
がありの延長でもあった。しかしロシアのクリミア奪還で2014年、一方的に協定を打ち
切った。既にロシアの物になったとの判断だった。もともとこの国は、ほとんど半々の
支持率で、二つの勢力に国は二分されたものだった。分かれ独立してもイイほど支持層
がはっきりとくっきりと分かれていた。欧米系メディアの報道では、「西側が親欧米」
「東側が親露」と報じられていたが事情は少し違う。つまりロシア〜クリミアルートは
エカテリーナ時代から皇帝道路でありこの周辺をピヨトル大帝は平定してロシア帝国領
としていた。当然この国の中に分断線があり先祖代々の土地を捨ててもドイツ側に逃げ
て来ていた人は大のロシア嫌いなのだがソ連邦時代はその傘下にあったのだ。旧ポーラ
ンド王国時代があって、西側はドイツに東側はソビエトに占領されていた。西側はその
逃げて来た人は古くからユダヤ人やロマ人として土地の所有は認められなかった。その
問題は、ポグロムと言う市民によるユダヤ人迫害やホロドモールと言う政府による民族
絶滅計画による飢饉などの歴史をくぐって来た人達だった。その為反政府デモ隊には、
た自治軍隊のある地域からの公然と反ユダヤ主義を主張する政党もいた。東側はロシア
系住民で押さえられ民族主義は排除され、対ロシア感情はさほど高まりはない。ロシア
帝政時代、東部には農奴から生じたウクライナコサックという人たちが居ましたが、既
に絶滅政策に遭い、その後ロシア系住民が移入して入れ替わっているからだ。従って、
新しく入った彼らは厳しい民族経験を持っていないのです。東西の温度差はこうして元
々生じていた。この中に言語問題が起きた。東部でも、周辺地域にはウクライナ語話者
が多く居住していた。しかし、全体的に見ると東部はロシア語話者人口が多くなってい
いたが、クリミアでは、軍事基地と温暖な退役軍人の住宅地で、ロシア語話者人口が大
部分を占めていた地域となっていた。民族主義的な動きが出た時「ウクライナ人の国」
からロシア語を追い出せ、ロシア系ウクライナ人を追い出せ、ロシア語を公用語からは
ずせという動きが出てきたのである。シンプルな愛国主義による過激なデモだ。これに
西側の資本の援助が加わっていれば、当然ロシア政府では「民族主義」を盾にウクライ
ナ人が煽られ、操縦されている。と映った。又事実欧州国家やロシアの国家の意志に反
して、実業家や経営者或いは資本家は、何故だかこの右翼暴力団を支援したのである。
それは、天然ガスの権利が裏にあった。何故なら欧州の2/3の冬のエネルギーは実に
此処からの天然ガスパイプラインで運ばれて その対価を欧州は払わされていたのだ。
これが、日本向けにサウジなどの中東のOPEC合意で勝手に高く値上がりしていたの
だ。

1702: 名無しさんAA:18/01/17 15:14
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------9>

 この時、ウクライナは地下資源も農産地としても豊かなである我が国だ。と認識した
つまり極東の韓国の我儘みたいなものだ。だが疲弊したロシアの外貨獲得手段はその頃
この天然ガスに頼っていた。分離すれば良かったのだが双方に土地を手放したくないし
権利を主張するウクライナ住民がいたのだ。ウクライナ系住民は、東部のロシア系住民
は嫌ですが、東部の豊かさは失いたくありませんでした。東側は、地下資源が多く豊か
です。西側には事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所があり、ウクライナの国家
予算の1割をかけてなんとかキープしている状況。西側は特に分離するとやっていけま
せん。ロシア系住民は、ウクライナ人がロシア語を公用語からはずすなどという無茶を
主張するなら、独立しても経済的にはロシアの支援でなんとかなります。しかし、西側
は絶対に分離を認めたくありません。東側が分離してしまうと、ウクライナ側はさらに
借金大国になってしまいます。2004年の選挙前に、欧米の干渉がみられました。大統領
候補の顔がロシアの暗殺計画で毒入りを飲まされ変形するなど、怪しさ満点の大統領選
挙が起こった。親露派が勝ったが、ロシアの裏工作は国民に一目瞭然だったし、議会の
中にはロシア軍の兵士が銃を持って警備した形で議会内に立って採決などが行われた。
オレンジ革命といわれる反政府運動で、政権転覆・再選挙となり、親欧米政権が樹立し
た。ウクライナをヨーロッパ経済圏に引き込みたい欧米派が武力で大統領の椅子に座っ
た。ロシアの経済圏から切り離し、ヨーロッパにウクライナを組み込みたい勢力が、旧
大統領を追い出しウクライナの政権転覆に成功した。西側のアメリカと欧州、当然日本
も、しきりに干渉した。資本による干渉もあり、欧米は、イラク戦争に勝利した結果に
、イラクからのパイプラインを建設計画まであった。ロシアからの供給ガスを遮断され
れば、エネルギー政策で優位に立っているロシアは経済はどん底になる。選挙戦の最中
、選挙戦のさなか、そうして毒を飲まされ顔が壊れてしまったユシチェンコ大統領候補
特に妖しさを人々に理解されていた。。親欧米政権となったウクライナは、ヨーロッパ
への市場開放を公然と主張した。旧ソ連諸国にロシアの権利で特別安く売っていたのに
、勝手にそれをヨーロッパに売られたのではロシアの立場がなくなってしまいます。ロ
シアは旧ソ連諸国に国際相場の2割の価格で天然ガスを供給していました。食糧供給と
引き換えに安定した国家経営をロシアとしてでなくロシア連邦で行っていたのである。


1703: 名無しさんAA:18/01/17 15:18
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------10

ヨーロッパに激安の天然ガスを流されては価格破壊されるロシアは、ガスの値上げを決
定し供給ガスを絞った。しかし、ウクライナは未払いになったため、ロシアがガス供給
を減らした事で、パイプライン下流のイタリアやスイスへのガス供給が不足した。ドミ
ノ式に問題が波及した。元々ウクライナに天然ガスは微量であり、供給の中継地でしか
無い。協議の末、ロシアが国際相場と旧ソ連価格の中間の値段で妥協しガス供給は行っ
た。しかし、ウクライナの未払い状態は改善されない。ガス代未払いに陥ったウクライ
ナにプーチンは請求は止めなかった。結構当たり前な対応、しかし、冷たくされたウク
ライナ国民はさすがにびっくりしました。ロシアからのガスが激安だったなんて、欧米
は借金を肩代わりしてくれるわけではありません。2010年の選挙では、今度は親露派の
ヤヌコビッチ政権の勝利しました。ウクライナ系住民が多いウクライナですけど、やっ
ぱりお金は大切なのです。再びロシアがウクライナ支援を表明することになりました。
2010年、ウクライナは再び親ロシア派の大統領に率いられることとなりました。これに
対し、将来のEU加盟に期待をしていたウクライナ人らにより首都のキエフにて大規模
なデモが発生しました。これは後に「ユーロマイダーン」と呼ばれる運動となります(
ユーロはヨーロッパの意味、マイダーンはウクライナ語で広場を意味する)。ユーロマ
イダーン発生後、デモ隊はキエフ市中心の独立広場を占拠し、連日激しく政府を非難し
ました。また西ウクライナの多くの都市で市民により政府庁舎や市庁舎が占拠され、国
内は大きな混乱状態に陥ります。このような情勢の中、デモは翌年2月を迎えるとさら
に大きなものとなり、ヤヌコビッチ氏率いる政府が投入した特殊警察部隊と、デモ隊の
間で大規模な衝突が発生し、4日間で80人もの死者が発生してしまいます。翌22日より
ユーロマイダーンに参加した親欧米派の政治家を中心に臨時政府が立ち上がりますが、
この混乱の隙をつき、ロシアによりウクライナ南部のクリミア半島が占拠されてしまい
ます(クリミア危機)。また、ウクライナ東部のドンバス地方ではロシアの支援を受け
た武装勢力により政府・市庁舎が占拠されてしまいます。こうして臨時政府はそのまま
正統政権に変わった。又元々ウクライナのガスは生産地でなく、中継地であり、グルジ
アや西カザフから送られてきたものだったのだ。つまり元からウクライナが欧州に価格
を取り決め出来る立場では無かったのである。


1704: 名無しさんAA:18/01/17 15:29
世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------12

 これまG8+1ではロシアは既に敵じゃない。として先進国首脳会議を行って来たの
だが、これはプーチンにも責任はある。と言うのもこうして欧米との協調主義の路線で
ロシアが落ち着いてきた頃ウラジーミル・プーチンは大統領の座をドミトリー・メドヴ
ェージェフに禅譲していたのだった。つまりこの頃プーチン暗殺の魔の手も多く年も経
ち彼は裏方に回ったのだ。本来は日本やウクライナなどとの交渉もメドヴェージェフに
上手くやってもらい、憎まれながらも混乱が終わればロシアは成長するはずだった。が
意に反してメドヴェージェフは全く逆の事をやった。つまりウクライナでは上層部との
話合いに終わりそのまま話し合いした首脳は政権転覆させられた。現場視察や洞察が全
く足りなかったのだ。日本とは北方4島にミサイル配備を行った。本来は逆の筈で、ウ
クライナにロケット配備し威嚇し、日本とは交渉を通じて仲よくすればサハリン2は、
苦労せず軌道に乗せられたし、北方4島もウラジオストックのある今負債のままの領土
のはずだった。つまりシベリア州を説得すれば、日本に譲ってもいいと妥協した方が、
遥かにロシアの未来になったのだ。こうして、クリミヤ奪還以降、経済の暗礁に乗り上
げる事はなかったのだが、その時はロシアは西側支援の道を見間違えたのである。2014
年に新たに大統領に就任したポロシェンコ大統領によりATO(対テロ作戦)が発動さ
れて、親ロシア派の武装勢力に占拠されているドンバス地方の奪還を目指しますが、そ
れは紛争の拡大だった。この作戦によりウクライナは次第に多くの都市を奪還していっ
たが、それは、ロシアの大きな戦力投入を招いた。8月以降に再び幾つかの都市の支配
を失ってウクライナ東部紛争は拡大した。2014年のクリミア奪還はその後住民投票
と議会の多数決でロシア帰属をさっさと決めてしまったのである。西側は戦闘をこれ以
上広げない為に動き、翌年2015年2月にベラルーシのミンスクで、ウクライナのポロシ
ェンコ大統領、ロシアのプーチン大統領、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド
大統領の間にて「ミンスク合意」が調印され、これによりウクライナ東部ドンバス地方
の戦闘は落ち着きをみせた。この時アメリカ政府は憂慮を示したが、裏にアメリカ資本
の軍産複合体のエージェントの売り込みがあったのは明らかだ。何故ならウクライナの
軍備は相当に前々から調べて 武器弾薬が無い事は確かだったからだ。にも関わらず、
強きなのはロシア国内の右派と言うよりヤクザと言うべき軍事産業と米国資本との提携
があった事は確認されているし、バクー油田の再開発も又米国資本との提携だったから
だ。


1705: 名無しさんAA:18/01/17 15:39
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------13

ホドルコフスキー氏は民間石油大手「ユコス」の元社長で、「反プーチン派」の象徴的
存在だったが、90年代のエリツィン大統領時代の取り巻きとして政治力を持って事業
を拡大していたが、2000年に発足したプーチン政権に脱税容疑で逮捕され、ユコス
は解体、国営企業に吸収された。実刑を受け、シベリアの刑務所に服役したが、13年
の恩赦で釈放された。こうしてガスプロムと合併させたロシア国営石油最大手ロスネフ
チはサハリンで売り上げを伸ばした。プーチンにすれば欧州と約束した内政不干渉協定
の違反行為であり、産業資源の自由化はロシアの死活問題で農産物購入の代価であった
からだ。ユーロマイダーンに参加した親欧米派の政治家を中心に臨時政府が立ち上がり
、この混乱の隙をつき、ロシアによりウクライナ南部のクリミア半島が占拠されて今や
クリミア危機のままだ。また、ウクライナ東部のドンバス地方ではロシアの支援を受け
た武装勢力により政府・市庁舎が占拠されている。だが2014年ウクライナ東部紛争およ
びポロシェンコ体制は落ち着いて来た2017年時点でのウクライナの政治情勢は依然と比
べて大きな違いがある。これは、@クリミア半島やドンバス地方の支配を失ったことで
、それらの地域に住む「親ロシア派住民」の票が国政選挙に反映されなくなったこと、
Aロシアとの戦争により、これまで親ロシア派だったウクライナ人の多くがその考えを
変え「意識変化」が起こったことで、国全体がまとまっていった事。 B圧倒的な支持
によりポロシェンコ大統領が選ばれ、議会も親欧米派の政党によりそのほとんどが占め
られる様になった事。 C親欧米派の政権発足により、西側諸国からの投資および援助
が活発となった事。などの要因がでて来たからだ。しかしながらも、現在行われている
様々な改革がうまくいかず、経済の低迷が続いたり、EUやNATOへの加盟プロセス
が滞ったとすると、再び国内に混乱が生まれる未来もある。オバマ米大統領は英ウェー
ルズで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に先駆けて、エストニアで3
日、バルト3国首脳と会談している。そこではバルト諸国はあらためて軍事的支援を求
め、ウクライナ危機をめぐるエストニア、ラトビア、リトアニアの 発言に西側諸国の
それよりも強硬な姿勢が見て取れる。ウクライナとは違い、バルト3国ではNATOに
既に加盟していることから、ロシア軍による本格的な侵攻を恐れる理由は大きくはない
が、だが目に見えない形での攻撃を受ける可能性は大きい。リトアニアのグリバウスカ
イテ大統領は8月30日、「ロシアは事実上、欧州と戦争状態にある」と述べ、親ロシ
ア派武装勢力と戦うウクライナ軍に武器を支援するよう要請した。一方、エストニアの
イルベス大統領も、ウクライナ危機を「宣戦布告なき戦争」と表現した。

1706: 名無しさんAA:18/01/17 15:40
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------14

 だが1991年に再独立を実現したバルト3国は、前々からロシア産のエネルギーに
大きく依存しており、相当な数のロシア系住民も抱えている。そこにはロシアからの圧
力に対するぜい弱さを痛感している姿がある。この2つの点は、ウクライナ危機の際立
った要因でもある。エストニアのタリン大学で国際関係学の講師を務めるキルナ氏は「
強硬な反ロシア派ではない人も、自分の国が再びロシアの影響下となり、独立が失われ
ることを恐れている。また、ロシア系住民も大きな恐怖をもたらしている」と語った。
ロシア側からは確かにバルト3国の警戒を試しているように見える。NATOの戦闘機
は先週、バルト3国の領空に近づくロシアの戦闘機に対し、複数回のスクランブル発進
をかけた。ラトビアも自国の領海から23カイリ離れた場所でロシアの潜水艦を発見し
た。こうしたことは、ウクライナ危機発生後の新たな傾向というわけではないが、NA
TOがバルト3国上空のパトロールを開始した2004年以降、ロシアの戦闘機に対す
るスクランブル発進は1回だったが、昨年は40回以上に上った。日本が中国に接近さ
せられて居る様に近年増加している。バルト3国のいら立ちは、中立的な周辺国である
フィンランドとスウェーデンにも拡大している。両国は逆に欧州連合(EU)には加盟
しているが、NATOには入っていない。フィンランドは1週間足らずに3度も領空を
侵犯したとしてロシアを非難。スウェーデンもバルト海にあるゴットランド島に戦闘機
を移動させた後、軍幹部らに一段の厳戒態勢を取るよう先週指示した。バルト3国が最
も恐れているのは、ポーランドは例外としても、その他のNATO加盟国が、ロシアの
プーチン大統領の脅威に対する危機意識を十分持たないことだ。リトアニアの政治学者
は「バルト諸国は、ロシアの行動自体は心配していない。むしろ、西側の同盟国が事態
を理解していないようにみられることや、適切な措置を取りたがらないことを恐れてい
る」との見方を示した。バルト諸国は、西側による強力な対応がなければ、ロシアがエ
ネルギーからサイバー攻撃まで、ソフトパワーを駆使して永続的な不安定化をもたらし
かねないと危惧しているのである。「現在の最大の脅威は表立った侵攻ではなく、いわ
ゆる『ハイブリッドな戦争』だ」とし、それには情報戦やサイバー攻撃、偽旗作戦など
が含まれる。こうして次の火種になる可能性がある場所として、ロシアの艦隊が置かれ
るバルト海や、ポーランドとリトアニアの間に位置するロシアの飛地領カリーニングラ
ードが挙げられる。3月にロシアが併合したクリミアのように、カリーニングラードも
ロシアと地続きではつながっていない。


1707: 名無しさんAA:18/01/17 17:07
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------15>

 リトアニアの当局者によると、12月に操業開始予定の液化天然ガス(LNG)ター
ミナルを、ロシアが妨害する可能性があるという。同ターミナルは、ロシア国営天然ガ
ス企業ガスプロムに代わる初のガス供給源となる。リトアニアのグリバウスカイテ大統
領は、ロシアの影響に対し「情報戦」での反撃を促している。同国のロシア系住民はロ
シア語のテレビを見ているが、「EUの公式言語以外の言語」による放送を制限するこ
とを提案し、暗にロシア語を排除する措置を打ち出した。ラトビアの元国防相で、現在
は欧州議会を務めるアルティス・パブリクス氏は「ロシアは欧州全体を敵に回すことは
できない」としたうえで、「プーチン氏はバルト諸国のような、小さい国に目をつけ、
経済的に不安定化させてからサイバー攻撃や民族感情に訴えることは可能だし 最大の
味方となる。と思っているはず」と述べた。バルト3国の首脳はエストニアの首都タリ
ンで3日、米国のオバマ大統領と会談し、リトアニア政府当局者によると、3国の首脳
は地域防衛のため、オバマ大統領の決断に「引きつける」事を狙った。英ウェールズで
5日に開催されるNATO首脳会議では、バルト諸国はNATO軍部隊の配備まどを強
く求めるとみられる。だが、NATOの主要加盟国の一部には、ロシアへの過剰な挑発
になるとして永続的な軍事基地には反対する声もあり、バルト諸国は会議の成果に疑念
を払しょくしきれないでいる。しかし「オバマ氏がやって来るのは重要だ。リスクは、
彼が素晴らしい演説をしても、われわれが実際にどう行動するかの方だ」と前述のパブ
リクス氏は語った。こうして出来た米軍駐留問題は、今やロシアの目の上の瘤となった
。それは朝鮮半島でも全く同じ事であった。北朝鮮が核ミサイル開発に凄まじい進展を
見せた裏には、このロシアの外交の保護する態度がある。プーチンは記者によく旧ソ連
の懐古を聞かれる。「ソ連崩壊は20世紀の最も大きな政治的な災害である」と言い、
自らの紛争時の経歴に感想を求められるからだ。だが彼は決して振り向かない。そして
「ソ連の崩壊を惜しまない人は心がない。ソ連を以前のまま復元したい人は頭がない」
と言う。が、それでも新しい機構は出来ずに、旧ソの体制に落ち着こうとしている現状
は地政学的帰却かもしれない。そして北朝鮮情勢も全く同じである。昔のロシア帝国時
代に起きた南下作戦のままに、ロシアに取り込まれている。事実この北朝鮮はロシア−
中国−韓国の中間緩衝地帯として機能している。それはそのまま北朝鮮の悲劇である。
ちょうどバルト三国がロシアのガス資源から離れられない様に北はロシアの支援は欠か
せない。そして自立は逆に政情不安を誘うのである。

1708: 名無しさんAA:18/01/17 17:07
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------16 >

 アメリカの議会調査局(CRS)は、高まる北朝鮮の脅威に対し、アメリカが今後取
り得る7つの軍事オプションを示した報告書を取りまとめた。北朝鮮に対するオプショ
ンは、トランプ大統領や閣僚らが「全てのオプションがテーブルの上にある」と発言し
た。アメリカの軍事力と戦略の幅広さを示すものだが、中には意外なものもある。例え
ば、全てのオプションが武力行使をするわけではない。中には、アメリカは通常通り振
舞うというものもあれば、韓国から米軍が完全撤退するというものもある。米議会が持
っている、対北朝鮮軍事オプションに関する情報を、1つずつスライドで紹介しよう。
1、現状維持
 韓国軍は簡単に言えば、米国務省が北朝鮮に対し制裁や外交的解決を模索する一方で
、米軍の通常の活動や演習は継続するというオプションだ。オバマ前大統領が8年間も
これを実行し、限定的な成果を上げた。このオプションのメリットは、現在の緊張状態
からの本格的な危機・戦争に発展する危険性が比較的低い。オバマ政権が「戦略的忍耐
」と呼んだこの政策の反対派は、この政策は北朝鮮の核兵器もしくは長距離ミサイルの
開発を何年も行ってきたと指摘する。つまりは何もしない事は何も起こらない事を意味
しているが、それは当然今後の危機の拡大を示している。トランプ大統領も当初「戦略
的忍耐」の基本原則を貫いてきた。だが核実験とミサイル発射実験により、空母の配
備を増強し、時に「炎と怒り」で北朝鮮を「完全に破壊」すると警告した。
2、地域の配備を増強し、北朝鮮への監視強化し封じ込める
 THAADのロックキープによるハードミッションはオバマも当然考えていた。だが
韓国民が反対した。このオプションは現状維持から抜け出し、アメリカで最強、最大の
能力を持つプラットフォームを展開し、過去最恐で北朝鮮を監視し、核開発計画を進め
る事が賢明な選択ではないとの判断を仕向けるものだ。アメリカのステルス戦闘機配備
や爆撃機、空母、原子力潜水艦、ミサイル駆逐艦、さらに戦術核まで韓国と日本により
永続配備し、駐留米軍のプレゼンスを強化する計画だ。同時に、サイバー空間や海上で
もプレゼンスを高め、北朝鮮政府の兵器開発につながる可能性の船舶や貨物輸送を阻止
する。


1709: 名無しさんAA:18/01/17 17:09
 このオプションは早く実行すべきだった。だが韓国民は懐疑的で、北朝鮮の為の朝鮮半
島における米軍の配備を嫌い、コスト度外視の兵器開発の継続を正当化する根拠にする
だろうと指摘し、北朝鮮や中国やロシアに寄り添った政治を行ったのである。又北朝鮮
に確実な脅威になった処で、北朝鮮船舶に、貨物検査のために乗り込もうとする米海軍
の船員に発砲すれば、何かが起こるだろう。と恐れアメリカに軍事プレゼンスの強化を
簡単に投下させるわけにはいかないと言う思考もあった。
3、完全迎撃体制の構築
 北朝鮮が発射する全ての中・長距離ミサイルを迎撃し、実験を阻止する。北朝鮮の非
核化というアメリカの長年の目標を無視し、その核・ミサイル開発計画を凍結させる。
と言うより現実的な無効を目標を目指す事だ。北朝鮮は基本的に、アメリカに核の脅威
をつき付けるべくミサイルの実験を続けているが、そのためには、国境を越えてミサイ
ル実験をしなければならない。これをアメリカやその同盟国が撃墜できれば、それは、
北朝鮮の自信となっている実験データを無効にすることになるだろう。しかしそのため
には、海軍の駆逐艦といったアメリカの弾道ミサイル防衛を、常に当該地域に配備して
おかなければならず、他の地域で展開している様にTHAADやアショアなどこの半島
に拡大構築しなければならない。加えて北朝鮮は、域内の駐留米軍を威嚇する短距離ミ
サイルの実験を行う可能性は充分で、ミサイルが迎撃された場合、北朝鮮がどう反応す
るかは不明だ。
4、予防攻撃
 大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射がゲリラ的とは言え、整備施設やミサイルの
発射施設の完全破壊は決まっている。これまで発射させていない開発中の中距離弾道ミ
サイル「火星12号」の発射を視察する北朝鮮の金正恩氏の写真なども、朝鮮中央通信は
公表している。だがこれは明らかな北朝鮮に対する初の大規模な武力行使だ。米海軍の
限定的な空爆と複数のトマホークミサイルの発射で、米軍は一度に全ての既知のミサイ
ル発射施設とICBM製造施設を破壊できるはずだが、相手はイラクの様に大国ではな
い。又、アメリカは北朝鮮のミサイル製造施設の全てを把握してはおらず、一部の秘密
基地や地下施設を取りこぼす可能性がある。そして、北朝鮮ミサイルの大半は決まった
場所から発射されているが、北朝鮮はどこからでも発射できる固体燃料ミサイル開発は
既に終わっている。この攻撃に北朝鮮のICBMという脅威は米国では取り除ける。し
かし、北朝鮮はこれを金正恩体制に対する攻撃で、北朝鮮はその反撃として、大規模な
砲兵部隊の全兵力を韓国軍と駐韓米軍へ向ける可能性は大だ。日本や韓国に核ミサイル
を発射する恐れも残る。

1710: 名無しさんAA:18/01/17 17:11
5、防衛戦争
 このオプションは、今の南北戦争が終わっていない事に起因する。朝鮮戦争の停戦合
意は米中露と北朝鮮で行っている。つまり韓国は入っていなく、韓国は今も戦争中と言
う事になる。北朝鮮の既知の核・ミサイル施設を対象に、大規模な軍事作戦を展開する
事は連合国には韓国の了承なしでも可能なのである。空爆と巡航ミサイル攻撃の代わり
に、特殊部隊を国境付近に展開し、北朝鮮の重要拠点を破壊することも考えられる。米
国が北朝鮮の全ての核・ミサイル施設の位置を把握していれば叩くし、してなければ、
最初の攻撃の後も、徹底した監視と確認作業の上に空爆が続くだろう。この全面攻撃は
、有事の中の軍事演習の延長だが、同盟国の既存のリスクを増大させる。専門家の試算
では全面戦争になった場合、最初の数日間で韓国、日本および東アジア地域で一週間で
30万人が犠牲になり、一ヵ月で500万人規模となる。と見て居る。戦争終結までは
凡そ2000万人の死亡者が出るだろうと言う。そのうちの多くが民間人から出ると見
ている。だがこの機を逃して戦争になれば更に5〜10倍の被害を覚悟しなければなら
ないのが現実だ。2000万人の被害者がいいか1憶人の被害者がいいかは政権の覚悟
であろう。
6、王朝斬首作戦
 金正恩政権の転覆作戦は他の戦闘作戦と同時に実行されるのは当然だが、大規模な軍
事展開の中で、斬首作戦を行使するしかない状態である。武力による完全非核化を行い
王朝帰属を民主化にするのが狙いだが、韓国すら自由主義陣営の自覚は成功していない
。米軍司令官、ティラーソン国務長官、マティス国防長官の3者はいずれも、アメリカ
は北朝鮮の体制転換を望んでおらず、そのための訓練もしていないと明言しているが、
大統領や米軍は、いかなる犠牲を払っても国のための最善策を取らねばならない義務が
ある。アメリカが、金正恩政権にアメリカ国民を攻撃する意思が判断される場合、武力
による政権転覆が現実味を帯びる。単に金正恩氏を殺害し、たったの2500万人の北朝鮮
国民を降伏させることでは国は成り立たない。厳密には、北朝鮮は1994年に死亡した「
永遠の指導者」金日成(キム・イルソン)氏の下に存在している。金正恩氏の死亡後は
、恐らく同国のプロパガンダを植え付けられた北朝鮮国民がより激しく抗戦しゲリラ戦
による抗戦が行われるだろう。したがって、米軍は「核施設だけでなく、司令管制施設
、主要リーダー、砲兵部隊およびミサイル部隊、化学兵器および生物兵器施設、飛行場
、港湾の他、体制の存続に不可欠なあらゆる目標」を攻撃対象としなければならない事
になる。従ってこの作戦では、イラク同様朝鮮半島を全面戦争に勝っても、域内の国々
にも紛争が広がり、その後の米兵への攻撃死亡の危険性が高い、報告書は結論付けている。

1711: 名無しさんAA:18/01/17 17:11
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------18>

7、完全撤兵
 このオプションは、北朝鮮に対するアメリカの考え方を根本から見直すものであり、
他の全ての軍事オプションの対極にある。一部には、米軍が韓国と日本に駐留している
ために、北朝鮮が核兵器の開発を進めるのだ。と考える学者さえいる。米軍が撤退すれ
ば、金正恩氏は圧力を感じず、中国や国際社会は北朝鮮の非核化をより容易に進めるこ
とができる。更に韓国・日本も見放され為、各国は軍事力強化の為に兵器購入において
米国は経済的利益を得る。さらには、北朝鮮主導で朝鮮半島を統一する。という目標を
長年にわたって掲げ続けており、アメリカが北朝鮮に譲歩すれば、統一への勢いが増し
統一達成になるかもしれない。この立ち去る事のリスクや不確実性はかなり大きく、ア
ジア各国は大きく代わり中国の覇権が成功する。又台湾・日本が孤立し人権侵害が大き
く世界を席巻する。この決定はアメリカがアジアから手を引き、ハワイさえも取られる
事を意味する。但し統一すれば多分に中国と朝鮮の戦争が起こる。この時ロシアと米国
の代理戦争が起こる事は予想出来る。金正恩氏が言うこの要望の交渉に応じても北朝鮮
がすんなり核ミサイル開発を捨てる筈はない。又韓国の優位に立った後は恐喝吸収する
保証はない。さらにアメリカは韓国は捨てても日本の合法的な駐留を取りやめることは
出来ない。こうした今回の議会に示された軍事オプションは、どれも下らない解決策で
しかなく、多くが壊滅的な結果をもたらすものだ。結局のところ、ならず者国家北朝鮮
に権力と核開発の追求の夢を潰す事を、軍事オプションとしてだけでなく、外交オプシ
ョンとして行えるかと言う事が大事だようだ。そういう意味では、アメリカや同盟軍は
北朝鮮を打ち倒し、核計画を破壊することもでき無い事はないだろうが、それには数十
万数千万の命の犠牲が伴い、21世紀に核戦争の可能性がもたらす危機も大きい。
 此処にある北朝鮮問題と日本の白鵬の相撲問題とは全く同じである。結局ルールとは
何か。と言う事だ。白鳳に張りてやかち上げを横綱相撲として恥ずかしいと言うのは、
そこにグレーゾーンがあるからだ。例えば裁判でも犯人や犯行が見つからなければ裁判
は不可能だが、それはルールを犯した者のやり口で法に裁かれないとしても違反は違反
なのだ。そこが日本人は解り欧米では理解していない。人の生活の道具である法を壊し
て無理に生活しようとする。国際法違反の米国の行為も同じでそこに核ミサイル開発が
ありロシアの反抗がある。地球原理をガイア理論をどう受け止めるのかである。つまり
今アメリカが行うべきは 法と秩序の回復だ。企業優遇や軍産複合を止める事だ。


1712: 名無しさんAA:18/01/17 17:51
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------19>

 今の国際ルールは多くの事を規定している。そしてICANの言う様に、アメリカの
「核の傘」に依存する日本政府が、核抑止力の正統性を主張することについては、「時
代遅れの考えで、核の脅威を助長している」と批判され、日本政府が核兵器禁止条約に
署名し、「アメリカの核政策はむしろ北朝鮮の核開発を加速させ核戦争の脅威を高めた
」として、「核を持って威嚇し合うことは非常に危険で、安全保障政策にはなりえない
」と考えるの自由だ。だが「核兵器がいかに非合理的かという主張に共感しました。私
たち市民が声を挙げて政府を動かしていかなければならないと感じました。」と言う意
見や「禁止条約に参加しないことが日本の国際的な孤立を招きかねない」との訴えは、
人としては異常な感覚だ。「唯一の戦争被爆国でありながら禁止条約に反対しているこ
とで、日本が核軍縮の分野で主導権を失いかねない。」との指摘は脅迫であり「市民が
一丸となって核抑止力に頼る安全保障政策に反対の声を挙げれば、政府は無視できない
。核兵器の廃絶に向け、日本の市民の皆さんの情熱と希望が必要だ」と述べるに至って
はキチガイ沙汰だ。今捨て場所の原子炉に小泉が盛んに反対している事と同じく、自ら
がやらなかった廃炉と勝手な改革で起こった今回の福島第一の原子炉事故というのを、
全く無視している。もしこの核兵器禁止条約の全廃と根絶を目的として起草された国際
条約が有効ならば、「核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用及び威嚇としての
使用の禁止ならびにその廃絶に関する条約」の最初の署名は米国が行うべきであろう。
又、「核拡散防止条約」で常任理事国のアメリカ合衆国、ロシア、イギリス、フランス
、中華人民共和国の5か国を特別待遇し、他の国の核兵器の保有を禁止する条約なんて
いう行為はルールとして特例でも認められないのが当然だ。これを直せない力は無力に
等しい。この無力のままに声を高めて、未だ核兵器を持たない日本に条約を押し進める
のは狂気と言える。かつて第二次世界大戦にはドイツでも日本でも核兵器は既に生産さ
れていた。ヒットラーは科学者の意見からおののき、日本では天皇の叱咤により廃棄さ
せられた。それを冷酷非情にも日本に落とした西洋人が、果たして北朝鮮に中止を求め
る事は正当なのだろうか。どこの国でも持ちたい国は持てばいいのであって、そうした
事が米国やロシア或いは中国の傲慢さを押し留めるのかも知れない。が地球は崩壊し、
人類は居なくなる。だが中世の巨大な大砲と今の核兵器に そう違いがある訳でもない。

1713: 名無しさんAA:18/01/17 23:07
今の国際ルールは多くの事を規定している。そしてICANの言う様に、アメリカの
「核の傘」に依存する日本政府が、核抑止力の正統性を主張することについては、「時
代遅れの考えで、核の脅威を助長している」と批判され、日本政府が核兵器禁止条約に
署名し、「アメリカの核政策はむしろ北朝鮮の核開発を加速させ核戦争の脅威を高めた
」として、「核を持って威嚇し合うことは非常に危険で、安全保障政策にはなりえない
」と考えるの自由だ。だが「核兵器がいかに非合理的かという主張に共感しました。私
たち市民が声を挙げて政府を動かしていかなければならないと感じました。」と言う意
見や「禁止条約に参加しないことが日本の国際的な孤立を招きかねない」との訴えは、
人としては異常な感覚だ。「唯一の戦争被爆国でありながら禁止条約に反対しているこ
とで、日本が核軍縮の分野で主導権を失いかねない。」との指摘は脅迫であり「市民が
一丸となって核抑止力に頼る安全保障政策に反対の声を挙げれば、政府は無視できない
。核兵器の廃絶に向け、日本の市民の皆さんの情熱と希望が必要だ」と述べるに至って
はキチガイ沙汰だ。今核廃棄物の捨て場所のない原子炉に小泉が盛んに反対している事
と同じく、自らがやらなかった廃炉と勝手な改革で起こった今回の福島第一の原子炉事
故というのを、全く無視している。もしこの核兵器禁止条約の全廃と根絶を目的として
起草された国際条約が有効ならば、米国こそが、「核兵器の開発、実験、製造、備蓄、
移譲、使用及び威嚇としての使用の禁止ならびにその廃絶に関する条約」の最初の署名
を行うべきであり、そうさせる運動こそが核心のはずだ。又、「核拡散防止条約」での
常任理事国のアメリカ合衆国、ロシア、イギリス、フランス、中華人民共和国の5か国
を特別待遇し、他の国の核兵器の保有を禁止する条約なんていう行為は、ルールとして
特例でも認められないのが当然だ。仮にこの防止条約をまともな条約というのは大国の
誤った考え方で、これを直せない力は無力に等しい。この無力のままに声を高めて、未
だ核兵器を持たない日本に条約を押し進めるのは狂気と言える。かつて第二次世界大戦
にはドイツでも日本でも核兵器は既に生産されていた記録がある。ヒットラーは科学者
の意見とその結果からおののき、日本では天皇の叱咤により研究中止と廃棄が命令され
た。そうした中敗戦時に、冷酷非情にも日本に落とした西洋人が、果たして今の北朝鮮
に中止を求める事は正当なのだろうか。どこの国でも持ちたい国は持てばいいのであっ
て、その被害は莫大な無駄である。そうした事が米国やロシア或いは中国の傲慢さを押
し留めるのかも知れない。が地球は崩壊し、人類は居なくなる。だが中世の巨大な大砲
と今の核兵器に そう違いがある訳でもない。

1714: 名無しさんAA:18/01/20 00:16
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------20>

 米朝双方はこれまでもニューヨークの北朝鮮国連代表部を通じた「ニューヨーク・チ
ャネル」を通じて接触を保ってきた。これまでの到達点は、交渉開始だった。しかし、
今や北朝鮮と米国の立場は根本的に大きく異なる。米国は、「完全かつ再開不可能、検
証可能な核開発の放棄」を求めている。北朝鮮は「核拡散防止条約(NPT)の核保有
国」として認め、北朝鮮の体制を米国が容認、保証することを要求し続けている。米国
務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表と、北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)
米州局長と会っている。このオスロのルートの話し合いは極めて政略的だ、北朝鮮外務
省との接触の中で、妥協案として、米国は頻繁に行っている韓国との合同軍事演習を中
止し、北朝鮮はこれを受けて、核開発を「凍結」するーという解決プランが浮上したと
言われる。過去の経験がなかったら、「凍結」という目標での交渉も進んだとも言える
だろう。「凍結」に関して、国際社会は過去に苦い経験がある。1994年の米朝枠組み合
意で、北朝鮮が核開発の「凍結」に同意したものの、2002年になって一方的に破棄して
今に至っているのだから。「今回もだまされるのか」と、国際世論は反発するだろうし
、議会はそうした妥協に同意しないだろう。また北朝鮮でも議会が無い分極めて大きく
国威発揚がなされなければいけない事は、アメリカの比では無い。今年日本の天皇が、
退位を決めたが、それは家長制度や封権制度から言えば、在り得ない仕組みで厳しさか
ら逃げた行為としか言えない。例え足腰が衰え考えがぼやけてもその人生が老いがあり
その頂点としての活動まで含めた天皇と言う地位だからだ。つまり退位しなくともいい
環境が造るべき地位であり、太平洋戦争と同じに自分の責任に於いてその死まで全うす
るのが義務なのだ。ただ、現代日本が欧州文明からきた思想や生活習慣がある今だから
何とも言えないだけで、本来簡単に政府が認めるべきものでもない。欧米文化にはこれ
がない。此処が不思議な事だ。実際人は老いて死ぬのは自然な事だがそれを認めない。
 もう一つ不思議なのは米国の白人至上主義の団体だ。ナチスでも同じだが古代の文明
には、白人の文明は世界中に探してもない。エジプト、メソポタミア、中国、の三大文
明もイラクの中でもインカでも、アメリカインディオの中でも白人の文明と見られる物
が見つからないのである。確かに中世や北欧神話やギリシャの都市国家の中には存在し
ている。だが地中海の一部でありローマ帝国が出来る頃で凡そ古代とは言えないのだ。
更に言えば、ゴシック様式やアポロン宮殿が白人が造ったと言う確かな証拠はない。

1715: 名無しさんAA:18/01/20 18:19 ID:JIo
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------21>

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は25日、中国の習近平国家主席と電話協
議し、2期目の指導部を始動させた習氏に祝意を伝えた。後任候補を最高指導部に登用
せず、自身の名前を党規約に盛り込むなど権力基盤を固めた習氏に対し「並外れた昇格
をお祝いした」と自身のツイッターで明かした。またトランプ氏は同日、フォックスビ
ジネスのインタビューで、習氏について「かつてないほどの権限を与えられた。非常に
力を持った人物で『中国の王』と呼ぶ人たちもいるだろう」と語った。トランプ氏のツ
イートによると、両首脳は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮と通商の「二つの重要課題
」について意見を交換した。トランプ氏は11月8日から、大統領就任後初めて訪中し
、習氏との首脳会談に臨む。トランプ氏は「習氏と彭麗媛夫人に会えることを楽しみに
している。歴史的な訪問になるだろう」とツイートし、期待感を示した。新華社通信に
よると、習氏はトランプ氏の祝福に謝意を示し、「中米関係を重視し、相互尊重と相互
利益に基づく両国関係を長期にわたり安定して発展させたい」と応じた。 -----------
--------この事は何を意味するのか。つまり今や北朝鮮対策はどうしようもない。が、
中国対策もどうしようもない。国内問題も行き詰った。----と言いたいのかも知れない
。つまり北の圧力はもはや中国頼みしかならない。韓国の反発や行動がこんなに馬鹿で
あったか。と同時に日本はいいお客様で、全く信用おかれない。国内景気は、ひとまず
休憩できる。此処は中国の大幅な貿易黒字、米国の輸入赤字を整理しよう。となれば、
此処は何処まで中国が米国の言う事に同意できるか知る必要がある。と。此処で昔の話
だが、日本より早く欧米は中国に上陸し中国大陸を手中に入れようとしていた。インド
ではもっと何世紀も早く一応は支配していた。ところが現代文明の中で、この2つの国
もいやアフリカでさえ米国や英国の体制には繋がっていない。それどこか大気汚染や、
人口過密の元凶となっている。更に言えば中東やエジプトなどは、はるかキリスト誕生
頃から地中海世界と繋がっていたにも関わらず、今でも前近代的な体制だし、それだけ
征服しても放置し世話しなかったと言う事になる。凡そ世界の中で白人社会こそ整理も
統一も無かった帝国主義は無かったろう。ローマ帝国モンゴル帝国オスマン帝国と名だ
たる帝国主義は破壊も残虐な行為もあったが、近代兵器もなくこれほど面倒を見なく、
後世に文化と言う事業をやらなかった支配はない。それなのにパンアメリカン復活とい
うテーゼを掲げ、今又、アメリカンファーストを掲げるのである。

1716: 名無しさんAA:18/01/20 18:20
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------22>

 恐らく世界人類は2年もすれば、AIによってかなりの部分地球上の人類を痛めつけ
る。これを思うとき「ノストラダムスの大予言」を読み漁った日々を思い出す。1970年
代日本は平和であった。勿論オイルショックやニクソンショックはあったのだが、今の
様な米国から内政干渉は無かった。勿論中曽根が一番先にその口火を切って媚びた日本
に変容させたのだが、それでも将来の為に日本赤軍と言うテロ組織すら社会学派であっ
た。当時石油は枯渇すると言われ、世界の核戦争に怯えていた。だがそれが良かったの
かも知れない。当時「1999年7の月に恐怖の大王が来るだろう」とい予言は大流行した。
同じ様に第一次大戦中に人類起源の白人優位説がもてはやされ第二次世界大戦を引き起
こした概念になった。ロシアやドイツやスラブでもてはやされユダヤ差別のホグロムの
基になっていた。近年又KKKなど白人優位主義団体が又アメリカにおいて流行の兆しだが
事実からすれば白人社会が文明を作り上げた痕跡は何処にもない。殆どが混血又は混合
の人種の坩堝としてヨーロッパ社会が築かれている。時の人類学者はコーカソイドに、
その起源を求め、をさらに細分化しての分類が試みられた。北方人種・地中海人種・ア
ルプス人種の三分類などとして、東ヨーロッパ人種・ディナール人種という分類も存在
するとした。)。コーカソイド」は、日本語では白人・白色人種のヨーロッパ風の表現
として認識され程だ。しかしコーカソイドは非常に広い範囲に分布していモンゴロイド
やネグロイドにも広がっている中で、DNA科学では全く人種的特徴は一概に言えない
中にある。諸説ある中で優生学や自然淘汰からの分子人類学者の説によれば、コーカソ
イドの祖先集団は約一万五千年前の後氷期にインドから北西へ向うが当時の気候は氷河
の溶ける水分蒸発により曇り空が多く、太陽光線は弱く、過剰な紫外線から体を保護す
る必要が無かった。その為突然変異でメラニン色素の厚い層は不要になった種が優位に
なった。体内では紫外線を浴びることが少ないと人類はビタミンDの不足に陥るため、
紫外線の少ない環境下では、メラニン色素の産出にあずかる遺伝子の突然変異によって
皮膚色が薄くなった個体・集団が残った。と考えている。つまり氷の種族であったろう
と言われ、千年の歴史で増え続けた。とされる。ところが現代に残るエスキモーもアイ
ヌもノルウェー人やアイスランド人などは今は白人も多いが古代の例えばバイキングな
どは、有色人種の中にある。


1717: 名無しさんAA:18/01/20 18:20
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------23>

 現代のAI解析では、バイキングはカール大帝がキリスト布教の弾圧をして略奪経済
になった。と言われ、元々ヴァイキングは海賊・交易・植民を繰り返す略奪経済などと
は遠く欧州征服で追われてこの地に着いた農民であり漁民であったとされている。交易
を始める頃に、ヴァイキングは「ロングシップ」と呼ばれる喫水の浅く、細長い舟を操
って漁や航海に出た。ロングシップは外洋では帆走もできたが、多数のオールによって
漕ぐこともでき、水深の浅い河川にでも侵入できた速い船だった。その為スラブ世界の
中の水路のあるルーシー王国で盛んに略奪を行った。ルーシーの地名は古くから知られ
その語源は不明だがどうも湿地帯の肥沃な大地を指すようだ。小ルーシ・大ルーシー・
黒ルーシー・白ルーシー・紅ルーシーがそれぞれあるようだが、これらはギリシア人が
勝手につけた名だ。小・大はそれぞれ日本式には「近く」の地が小で「奥地」が大を言
った。つまりギリシャからの距離で、小はウクライナ近辺大はロシアを指す言葉と言う
黒・白・紅はそれぞれ土地の色らしく泥の色を指していた。中でも白ルーシーは、今の
ベラルーシ近郊を指し後にキエフ大公が国を治めた。紅ルーシーはポーランド近郊で、
ガリツィア地方の別称と言われる。黒ルーシはリトアニア大公国内で東欧の境界である
。の古ルーシ語(古代ロシア語)は、ロシア語の基で、当時現地に存在した諸国家の、
リトアニア大公国、ポーランド王国、ポーランド・リトアニア共和国、モルドヴァ公国
、ヘーチマン国家などで公用語のひとつとして使用された。これはDNA−T2の遺伝
子の範囲に近く、ロシアのクラシノヤルスク近郊が多い種族である事が解る。此処は、
放射能の出るウラン鉱脈があり、遺伝子欠落を引き起こした種族とも言える。こうした
アルビノ系の種はどの世界でも出て来る。シマウマやライオンやヒョウ或いは魚も鳥も
あらゆる生物に起きる現象ではある。だがこれらの種は常に目立ち、その保存の為に最
大の知恵を絞らねばならなかった。常に逃げ回り集団化し、極端に臆病に先手を打って
、そうして行く事が生き延びる方法だった。そうこれが世界の植民地化時代に乗り遅れ
たドイツが、その正当化する「東方生存圏権利」と全く同じなのだった。即ち彼らには
ユダヤと言う宗教力を得るか得ないかで世界を巻き込んだ虐殺闘争を行ったのである。
今のアメリカの姿は、全くこの行動原理を又呼び覚ましたと言える。多くは、孤立した
自国主義愛国主義に基づいたネオナチの論議である。

1718: 名無しさんAA:18/01/20 18:21
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------24>

 白人系ユダヤ人のルーツは「ハザール王国」にある。今日、白人系ユダヤ人のルーツ
は多くの研究者によって研究されており、当時の書簡や記録に基づいた綿密な学術的研
究によって、以下に記すような歴史的事実が現在明らかとなっている。7世紀頃、コー
カサスからカスピ海北岸に、総人口が100万程の「ハザール王国」という巨大王国が
存在していた。住民はトルコ系白人(コーカソイド)で、商人・職人・武人として優れ
ていたが、周囲の国とは違ってこれといった宗教を持っていなかった。不運なことに、
キリスト教を国教とする東ローマ帝国とイスラム教を国教とするイスラム帝国は、ハザ
ール王国をはさむ形で、政治的にも宗教的にも対立していた地域だ。そのためハザール
王国は、次第に両国の「宗教的な干渉」を受けるようになり、どちらの宗教に改宗して
も、国全体が戦火に巻き込まれるのは必至という状況に陥った。ふつう国が瀕死の状態
になったときには、どちらかの、強い方の勢力を選んでしかるべきだが、ハザール王国
の王オバデアは、こともあろうに国民まとめて「ユダヤ教に改宗」させてしまったので
ある。その上いつの間にか、彼らはユダヤ教に改宗しただけでなく、自分たちは「血統
的にもアブラハムの子孫」であると刷り込んだ。いわばユダヤの仮面をつけてしまった
のである。彼らがそこまでユダヤに同化した理由は、キリスト教もイスラム教もユダヤ
教の教本の旧約聖書を母体にした宗教だから、ユダヤ教に改宗してしまえば、両国から
の宗教的干渉を回避できると計算したためである。この、8世紀末から9世紀にかけて
、全国民がユダヤ教に改宗してしまうという、世界史上、例を見ないことを成し遂げて
しまったハザール王国は、なんとか持ちこたえたものの、東ローマ帝国と新たに台頭し
てきたモンゴル帝国の攻撃を受け、12世紀前後に滅亡してしまった。この時に発生し
た大量の難民の改宗ユダヤ教徒ハザール人達は、西へ西へと移住し、東欧に住み着いた
。この東欧に住み着いた難民たちこそが「アシュケナジー系ユダヤ人」と呼ばれるよう
になった人々である。祖国を失ったハザール人は、この時から"ユダヤ人"として生きる
こととなったのである。国家的な「ユダヤ化政策(改宗政策)」を推し進めたハザール
王オバデアの後200年たったヨセフ王時代の書記は、以下のような書き換え記録を残
し、ハザール人は全トルコ民族の先祖であるトガルマを通じ、ノアの長男セム(黄色人
種)ではなく第3番目の息子ヤペテ(白人種)の直系子孫であることにすり替えている

1719: 名無しさんAA:18/01/20 23:22
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------23>

 そこで世界は少し選択を迫られる。「ノストラダムスの大予言」である「1999年7の
月に恐怖の大王が来るだろう。」を許すのか、許さないのか、の判断だ。此処で言う所
の1999年7月と言うのは単なる意味合いに過ぎない。即ち日本で言う所八百神と同
じで、永遠の未来に、と言う意味で「恐怖の大王」も又同じく、人々の持つあらゆる事
の能力なのである。つまりは遠くでも近くでもない未来に人間の「恐怖社会」を造る能
力に人は破滅する。と言う予測なのである。つまりは予言でも何でもない。人々が今に
も思う自然界がついて来れない様な人々の社会の不安への落書きなのである。今回の動
きに特にトランプなどの発言に大手メディアは大きく批判している。がこれまでユダヤ
迫害をみれば、彼らに国の概念がなく世界政府や自由行動それに金融支配経済に特化し
て権力や生活を維持しようとしている。しかし、残念ながら地球規模の浪費はこれ以上
は耐えられない。それに拍車かけているのがNGOとか日本のお馬鹿放送のアップロー
ド規制などの欧風思考だ。人々が知恵を貯める事を規制し、馬鹿を増やす結果だ。海外
支援に関して、パキスタンでの医療活動を支援する目的で日本で結成された国際NGO
(NPO)団体ペシャワール会に関して1983年から中村医師の活動は一貫して水路
造成と貧困撲滅に農業育成に尽力している。しかし、伊藤和也さんが拉致、殺害された
事件の記事で反政府武装勢力のタリバン報道官を名乗る人物が、犯行を認めていること
について、中村さんは「拉致グループはタリバンではない。タリバンがこんなことをす
るはずがない」と話した。「我々が言うタリバンとは、マドラサ(イスラム神学校)で
ちゃんと教育を受けた、礼儀と道理を身につけた者を言う。しかし、9・11(01年
の米同時多発テロ)後、偽タリバンが増えた。彼らは本当のタリバンではない。」と話
すが、日本の新聞社は隠蔽工作を行い報道しない。中村哲医師の発言部分を、ゴッソリ
削除した。更に今の状況は、「そのカブールを直撃しているのが物価高騰である。一つ
には人口が急激に増えた為、一つはNGO(非政府組織)や国連機関、報道関係者など
が一挙に押し寄せてきたためである。例えば,私達が一年前に診療所として月250ド
ルで借りた家の家賃も今では月3000ドルにもなり、その為に私達は診療所を転々と
変えなければならなかった。物価が上がれば庶民の生活が苦しくなるのは目に見えてい
る。アフガニスタン全体で家畜の9割が死に、遊牧民が壊滅的な打撃を受けたといわれ
るが、農家にしても家畜がなければ耕作できない。」

1720: 名無しさんAA:18/01/20 23:22
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------24>

「そうなると、食べていくための手っ取り早い手段は、ケシの栽培ということになる。
矛盾した話だが、援助の手が入れば入るほど、現金生活者の比重が増し、地域地域での
「自給自足が完結している」というアフガン農村の特質で社会を根底から支えていたが
、それが崩れ始める。その傾向は援助によってさらに加速しつつあるといえる。」とも
話ている。つまり米国は911をでっちあげその上アフガンを破壊しその後もNGOな
どで村社会を潰しているのである。その形がシリアにも見て取れる。「シリア自由軍」
などと言う存在もしなかった部隊が突然出来て芙蓉花革命などと叫んだ末にシリア国内
は大難民の群れとなりISILとの残虐な戦争に陥ったのである。問題は民衆は日々に
生活しなければならない。と言う事だ。勿論シリア国内がアメリカ型の、自由社会では
無かったろう。しかし、全国的に都市が破壊される程悪い国家だったのだろうか。よく
国際世論と言われる。しかし今のNGOの援助にしても6割は事務経費であり、寄付の
大半がいまの国際流通を牛耳っているメジャーの無税に近い商社行為の利益から出てい
る。更に難民の食糧に足りる筈もない支援を細々とやっているに過ぎなく、ソマリアの
様に更に援助を当たり前の様に銃器に変える魔法のコネクションすらも取り入れて居る
。これは一体何なのか。それに比べればこのNPO団体ペシャワール会などは、最もま
じめな活動で、人々に生きる水を流し、その糧を助ける農業の普及なのである。何処に
批判があろうか。日本でもかなり贅沢にも食が生きる為の物と言う認識が余りにも少な
い。美味い物や手間のかかる物を贅沢にも、食べ残し売り残し捨てているのだ。消費の
経済学に基づいて。そもそも米英の貿易利潤は安価な労働力と安価な輸送において同等
の製品をより安く買い入れより高く売るところから生じて居る。その中でその仕入れの
相手同じ言葉と同じ消費文化と同じ法律適用を求めて居る。逆に同じ先進諸国の無駄の
多い輸入品生活を強いるのであれば、アメリカと同じ労働単価になって当然なのであり
、他の国の安価な労働力は安価な生活費であり、それは無駄のない地産地消の形態で、
貧しく更に違う文化・文明の感覚でも生活してるからであり、それを捨てて現代文明に
染まれなどと言うは、脅迫に近い暴論で、自らに矛盾した政策なのだ。トランプが保護
貿易の姿を示唆するに、戦前と同じ形態に反対ではあるものの、それは本来の姿でもあ
る。つまり先行投資の文明が早々とシェアを占め利潤を上げる中で、アメリカ浪費の限
りを国として放漫に行っていたのを規制しようと言うのだ。だがそれは同時に成り立た
ない閉鎖経済である事は、ソ連崩壊が物語り歴史が証明している方式でもある。

1721: 名無しさんAA:18/01/21 07:05
 世界新時代−‐‐37   <経済ゴーマニズムの中の米国------27>

 なぜこんなに、欧米列強が貿易戦争或いは自由世界の領土拡大にこだわるのか。それ
は幾多の都市国家の滅亡にある。つまり技術や発想や着眼点を売りにした白人種族であ
った彼らは、木々を燃料や煉瓦作りや船など多用した。それまで守って来た森の神や、
祀り上げていた土着信仰を消して、森の木々や燃料を使わなければ、産業革命まで彼ら
は本領発揮とならなかったからだ。だがそうした御神木まで切り倒した民の国家は、総
じてまもなく破滅を迎える。干ばつや渇水更に食糧危機と殆どが樹木に頼った人類文明
はエジプトもメソポタミアもギリシャもローマ帝国さえも、インフラの負の遺産に持ち
応えできないまま衰退し自然消滅するのである。これは徐々にやって来る。従っていち
早くその土地を捨てて新しい森に生活の場を代えて、まるでイナゴの大群の様に点々と
移り住んだ。その為この白人文化は何処にも存立しなかったどころか、旅の商人の声に
よって彼らは常に敵である夷狄となっていた。此処にユダヤの迫害の歴史がある。ハザ
ール帝国での混乱は「アシュケナジー系ユダヤ人」と言う新しいユダヤ教徒を産んだが
此処で人類の大きな間違いが始まった。このハザール帝国には、元々の原住民は北方の
女真族の血を引くアマゾネスの地であったのだ。尼族とする彼らは女系の文化があって
日本と同じ古代ユダヤ王朝の一族でのあくまで男系男子の家系にこだわる土地には、な
り得なかったのである。こうして、アシュケナジーユダヤやイスラエル国ではユダヤ教
に改宗したものは、母親がユダヤ人ならその人はユダヤ人と規定に変化している。つま
り血統は唯一母親からしか証明されない。またまじめなユダヤ教徒であれば、立ち合い
のラビに認可されればいいという既定まで持ち込んだ。ここにハザール帝国の改宗でき
る素地を作ったアシュケナジーユダヤの苦し紛れのいい加減な考えの宗教の基本が出来
たのである。つまりソロモン、ダビデの正当なる王家の血筋とイスラエル12族の全家
はあくまで碧眼で白色肌の人種ではなかったにも関わらず、ヘブライ人とは全く関係の
ない異民族が「旧約聖書」に登場するユダヤ人としてイスラエルを建国したのである。
タダでさえ千年以上の話を我が地とするならアメリカはインディオに返さねばおかしい
理論なのに国際社会は認めたのだ。こうしてハザール帝国が崩壊した時バイキング貿易
により方々に離散し一部は王家の宮廷金融家になった。そして同じユダヤ同士で競い合
い或いは協力したり騙し合いしながら大きく資産を増やした。この時王の個人資産は莫
大な富をこの金融資本家の金庫に預けられ、彼らの思うままでスイス銀行が産まれた。

1722: 名無しさんAA:18/01/21 23:15 ID:YHg
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------1>

【北京時事】では、中国国家統計局が18日発表した2017年の国内総生産(GDP)は、
物価変動の影響を除いた実質ベースで前年比6.9%増加した。と報道した。公共事業
の拡大を背景に、成長率は10年以来7年ぶりに前年を上回ったとの事だ。政府目標の
「6.5%前後」も達成した。と言う。しかし不思議である。中国の成長率は減速が続
き、16年は6.7%と、26年ぶりの低い伸びにとどまっていた。17年は、5年に1
度の共産党大会の年に当たり、政府は、経済の安定ぶりを演出する必要性から、公共事
業を増やして成長率を押し上げた。ただ、18年は再び減速局面に入るとの予想が大半
だ。と言う。習近平国家主席も党大会は「既に高速成長の段階から質の高い発展を目指
す段階へと切り替わっている。」と宣言していた。大気汚染抑制などを優先し、景気の
軟着陸に取り組む方針を示している。とニュースは伝えて入る。が、殆ど嘘だろう。ま
ず中国国家統計局は本当に仕事をしているのか。と言う疑問がある。ロイター報道でも
全く同じに、中国国家統計局が18日発表した2017年の国内総生産(GDP)を前
年比6.9%増となった。2017年第4・四半期のGDPは前年同期比6.8%増と
なり、ロイターがまとめた予想(6.7%増)を上回った。としている。経済成長率に
ついて、最終消費の寄与は58.8%となったと発表し、資本形成の寄与は32.1%
だった。 純輸出の寄与は約9%。 2016年は消費と資本形成の寄与がそれぞれ64
.6%と42.2%だった。純輸出はマイナス寄与だった。と発表している。輸出入が
落ち込んでいるのに、消費が上がったとしている。その理由が公共事業を増やしたから
というのだ。これはちょっと考えにくい。中国経済の特徴である「投資の多さ」と「消
費の少なさ」を批判されていた為かG20諸国と比較してサービス資本を高めた形だ。
勿論、投資主導から消費主導への転換が進んでいないなどとは言わない。だが現状にお
いてこれほど産業公害がある中では、去年より上回る国内投資が行われ公共事業が発展
した。とはあまり考えられない。逆に一帯一路で寄せ集め資金が多くなった事で、投資
の循環が良くなったとはおもえるのだが。そう思うのは私だけだろうか。中国は一人子
政策を行われてきて、今や老齢人口と子供の人口は凡そ3割ずつで、働く人口は低いと
されていた。機械化農業で生産は落ち着いたようだが、それでもそれらは一部であり、
物価が抑えられたとは考えにくい。

1723: 名無しさんAA:18/01/21 23:16
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------2>
 北朝鮮の1月は「堆肥戦闘」、つまり肥料にするための人糞を集める作業から始まる
。 昨年11月、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)兵士1人が、板門店の共同警備区域(JSA)か
ら韓国側に亡命した。兵士は追手の銃撃を浴び、瀕死の重傷を負った。韓国側の医療チ
ームによる懸命な治療によって、兵士は一命を取りとめた。その際に、兵士は幾つかの
手術を受けたが、衝撃的な事実が明らかになった。兵士の腸内から大量の寄生虫が出て
きたのである。兵士達がそうなってしまった原因にあるのが、まさに人糞集めなのだと
聞く。北朝鮮メディアでは、そんなことはさて置いて堆肥戦闘の様子を大きく報じてい
る。北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞によると、平安南道(ピョンアンナムド)北
倉(プクチャン)郡のイルクンと労働者が、新年戦闘の初日に1日で数万トンの質の良
い有機質肥料(堆肥)を田畑に届けたと大きく報じた。また、11日には、黄海南道(フ
ァンヘナムド)ではたった5日間に320万トンの堆肥を生産し、120万トンを田畑に届け
たと報じている。ちなみに韓国統計庁の資料によると、北朝鮮の化学肥料の年間生産量
は50万トンどまりだ。つまり、黄海南道では年間生産量の6倍以上をたった5日で作っ
てしまったということになる。もちろん、盛りに盛られた数字であることは当然だろう
。このような堆肥戦闘と関連して、北朝鮮の内閣農業省がある指示を下した。そのせい
で、一部ではパニックが発生していると、米政府系のラジオ・フリー・アジアが伝えて
いる。情報筋によると、農業省は昨年末、「ゴミは堆肥として受け付けない」との指示
を、道の農村経理委員会、市や郡の農村経営委員会に下した。その理由は次のようなも
のだ。北朝鮮では、商売目的のリサイクルはされているものの、ゴミ収集の一環として
のリサイクルは行われておらず、日本の様には人々は分類せずに何でも捨ててしまう。
冬期には、暖房に使った石炭の灰がゴミの多くを占めるが、中には壊れて使えなくなっ
た電化製品の部品、乾電池、蛍光灯なども混じっている。それに含まれる重金属が堆肥
に混入して田畑に撒かれることで、汚染が広がるというのが農業省の説明だ。勿論蛍光
灯には少量の水銀が使われている。農業省の科学者や国土環境専門家は、重金属に汚染
された堆肥を使ってはならないと繰り返し警告を発していた。農業省は昨年、土壌の汚
染調査を実施したが、都市周辺の協同農場付近は重金属汚染が深刻で、作物栽培に適さ
ないとの結論が出たという。しかし当局は、この事実は隠蔽し、拡大農作業を続けさせ
ている。慈江道(チャガンド)の情報筋によると、今回の指示を受けて、各工場、企業
所は大騒ぎになっている。それもそのはず、協同農場に納める人糞は、総重量の4割が
ゴミで水増しされているからだ。人糞を運ぶには充分に凍っていなければならないが、
凍る前に「早く出せ」と催促された場合には、代わりにゴミを納めていたのである。

1724: 名無しさんAA:18/01/21 23:16
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------3>

 北朝鮮の肥料生産能力が貧弱なのは、施設の老朽化と電力や原料の不足で、肥料工場
がフル稼働できていないからだ。その穴埋めとして大々的に堆肥戦闘を繰り広げるわけ
だが、社会や自然環境にもたらす弊害や土地の負荷は非常に大きい。人々は、過酷なノ
ルマを達成するため、新年早々人糞を求めてさまよい歩きかなければならない。さらに
、苦労して集めた人糞を盗もうとする「人糞泥棒」まで出てそれらから守るため、酷寒
の中で24時間警備しなければならない。まるで日本の江戸城時代の話だ。商売に忙し
い人々のために、市場では人糞が売られている。また、協同農場の幹部とグルになって
怪しい「人糞ビジネス」を行うブローカーも登場した。そこに加えて浮上した今回の重
金属堆肥の問題が発生した。早急に解決しなければ、高度成長期の日本が経験したよう
な深刻な公害病が北朝鮮でも広がりかねない。ところが、これは北朝鮮に限った話では
ない。中国の北方の田舎でも同じような暮らしぶりなのだ。そこで習主席は中国全土の
トイレ革命を表明した。習近平は、11月27日までに、公衆トイレをきれいに整備す
る「トイレ革命」の成果をアピールし、さらなる推進の必要性を訴えました。国営中央
テレビはトイレ革命を習近平の「重要指示」としてトップで伝えた。記事によれば、習
近平は「トイレは決して小さな問題ではない。観光地や都市だけでなく、農村部でも、
こうした大衆生活の品質の足りない部分を補っていかなければならない」と強調したそ
うです。中国式の公衆トイレといえば、扉も囲いもなく、隣でしゃがむ人と顔を合わせ
るため、「ニーハオ・トイレ」と呼ばれてきました。また、水洗ではなく、いわゆる「
ボットン式」が多いことから、不衛生だということで、外国人観光客に非常に不評でし
た。そこで習近平は2015年から国家観光局に指示し、観光都市にきれいなトイレを整備
する「トイレ革命」を行ってきました。すでに今年10月末までに、6万8,000カ所のトイ
レを改修、新設したと伝えられる。たしかに中国、とくに地方都市の公衆トイレは露天
にレンガを積み上げて壁をつくり、地面に穴を掘って板を渡しただけのようなものも多
く、不潔で、外国人からすると絶対に入りたくない場所の一つとなっています。私の友
人に、中国に派遣されたものの中国のトイレの臭いに耐えられなくなって、会社をやめ
て日本に帰った人がいる程の不評ではあった。日常生活のなかで、それも文明衝突、文
化摩擦の一つだと考えられます。中国でトイレを探す場合には、その臭いで辿っていく
のがいちばんの要訣だということも、耳にしたこともあるぐらいだ。

1725: 名無しさんAA:18/01/21 23:17
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------4>

 政府は2015年から、北京や上海などの観光地を中心に改善を進めているが、大都
市でも古い集落や住宅街では自宅にトイレがなく、共用の古い公衆トイレが使われてい
るケースも多い。習氏は重要指示で「庶民の暮らしの質で不足しているものを補うため
努力すべきだ」と、トイレ革命の強化を指示してはいた。だが中国のトイレットペーパ
ーは日本の様な技術が無く、薄く又ソフトに水溶性の原料で作ってはいなく、目ずまり
も激しく、日本に来た観光客には水を流さない人も多いらしい。その上衛生観念が、ま
だまだ低い中国では、こうした不衛生な状況が、伝染病の発生源となる一因だとも言わ
れる。上海では1988年に約30万人がA型肝炎にかかったということがあったが、これ
もウイルスが排泄物とともに垂れ流され、それを食べた魚介類をさらに人間が食べたこ
とで被害が拡大したと言われている。また近年では、日常業務で人民元札を数えている
銀行員が、トイレに行く際に手を洗わなかったことで、性病が大感染したという事件も
あり、露天の公衆トイレなどでは、手を洗う場所もないところも多く、紙幣を媒介にし
てさまざまな菌が全国に運ばれていると考えられます。それだけに、習近平が「トイレ
革命」をぶち上げたというのも、道理である。「新時代の特色ある社会主義強国」を掲
げる中国共産党も、あまりにも非文明的な中国のトイレ事情では、とても「新時代の強
国」とは言えないと思ったとしても当然だ。しかし国民指導となれば、なんでも後先考
えずに行動し、その結果、表面的な改革、革命で終わってしまうのが大国中国であった
。これまでも緑化が叫ばれれば、禿山を緑のペンキで染めるといった、「短絡的」と呼
ぶのもおこがましい間違った方法がさかんに行われてきた経緯がある。この時も現地の
政府担当者が「もっとも先進的な緑化方法」だと胸をはる始末だった。習近平の「トイ
レ革命」にしても、部屋の施設は豪華で清潔なものを設置する。実際に、豪華な内装の
「5つ星級」のトイレや、テレビ、ATMまで完備しているトイレが登場している。が
一方で、蟻族と言われる出稼ぎ労働者は、貧困にあえぎ、昔の地下などのトイレを家と
して居住し、そこに寝泊まりどころか炊事洗濯をしてねぐらにしている人達もいるので
ある。一時は彼らこそが北京の生活を支える低賃金労働者としてもてはやされたのだが
、何回もあった長雨や洪水によってその昔からの地下空間でも死人が多く出て、排除さ
れつつある。

1726: 名無しさんAA:18/01/21 23:17
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------5>

 そうした中のTV付きトイレには、さすがに中国の市民からも「金の使い方が間違っ
ていないか。」という疑問や批判が展開されている。しかし問題は、その先の下水処理
まできちんとやっているのか、ということだが、どう考えても、それらがなされている
とは思えない。ただでさえ、中国の河川の汚染は深刻で、大半は汚水にまみれている。
中国環境保護部の2016年の報告では、国全体の3分の2の地下水、3分の1の地上水が
肥料や重金属による汚染で「人が触れない」ひどい状況にあると報告されている。また
、特に寧夏回族自治区など異民族区では、毎日 6,400トンの生活排水が処理されないま
ま川に流されているといわれる。中国で河川、湖、地下水の汚染は深刻な状況が続いて
いるのだが欧米メディアでは、報道どころか検査さえ地方政府が直ぐにやって来て規制
し、公害以上に法規で「人が触れられない」状況を作っている。淮河、黄河、北京や、
天津、河北省を流れる川の下流域では70%以上が汚染されているとされ、また、2015
年に中国水利部調査では、中国各地の地下水の80%以上が飲用に適さないと報告され
ている。今も、中国の淡水資源は、世界の7%を占める中にあり、国内の水資源の分布
は偏っている。国内の都市の3分の2が水不足に陥っているとされている。しかし今度
の「トイレ革命」には、表面的な成果ばかりを追求した結果、ただでさえ少ない水資源
がトイレの水洗に使われ、それが浄化されずに河川、更に海に垂れ流しされる可能性が
高いと指摘される危険がはらむ。かつても毛沢東は大躍進政策においては、ハエ、蚊、
ネズミ、スズメを「四害」として、徹底的な駆除を進める大衆運動「四害退治」を展開
させた。スズメは農作物を食い荒らす害獣として目の敵にされ、徹底的な撲滅対象にさ
れ、その結果、かえってハエや蚊、さらにはイナゴなどの害虫の大発生を招いてしまい
、農業は大打撃を受けた。中国全土からスズメがいなくなって、ソ連から大量輸入した
ともいわれている。よく考えればわかりそうなものだが、一党独裁の鶴の一声で妄信的
に突き進み、かえって悪い結果を招いてしまう国家体質は昔からだ。更に大国が故に、
小回りが利かない事もこの一例は示す。トイレは伝統文化の代表で、故宮博物館に皇帝
や皇后用の黄金の馬桶(マートン、おまる)が展示されている。道教時代からの中国の
神々はカマドの神、カワヤの神などがおり、人間の日常生活の隅々まで目を光らせて、
官使が監視する役割を持ち、いちいち天帝に告げ口するのが仕事となっています。その
監視の報告により食べ物の違いなどで帝に近づける人間かどうかを調べていたのである

1727: 名無しさんAA:18/01/21 23:18
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------6>

 古代から中国歴史の中での習慣では、あるべき仁や義や道や徳は語りますが、公衆衛
生や日常の衛生行動については、ほとんど触れない。トイレの神まで作り、人々の一挙
手一投足に目を光らせる監視社会が昔からあり、日本の神々が天照大神まで自ら織物を
つくり、民とともに働き、恵みを与えるのとは対照的な思想である故に、近代化出来な
かったとさえ言われる。つまり臭くて醜悪な人肉さえ近代まで祭りで喰らっていたのだ
。社会主義国家ではしばしばトイレ監視まで行われる。異常体験した人は、オリンピッ
ク選手並みにモスクワや東欧では、警察にトイレまで尾行され、目の前で用を足す経験
をする事になる。習近平の「トイレ革命」でも、そのままでは多分かえって中国の水質
や衛生環境を悪化させる可能性がある。習近平主席は政治から文化に至るまでを牛耳ろ
うとしているが、「トイレ革命」だけでも革命が難しいのは、国の文化・伝統とは全く
逆の行為であり慣習で人々が一人でも付いて来れない時悲惨な結果を産む。それは先進
諸国の自由社会でも同じだ格差は混乱を招き紛争まで引き起こす。それだけに「革命」
なのかしれない。かつて「四害退治」を目指した時は、幼児さえ食して生を永らえる程
飢餓や貧困になった。そして過去の忌まわしい民族性を取り戻した。こうして西洋化は
世界一ひどい環境汚染の国になってしまった「実績」があるだけに、ほとんど戻る事は
不可能であろう。そもそも、中国は中世ヨーロッパの黒死病をはじめ、これまで世界の
様々な伝染病の発生源となってきた。近年のSARS、鳥インフルエンザなども同様で
す。今後、習近平の「トイレ革命」が中国の環境にどのような影響を与えるのか、世界
的な大問題であり注視される。既に中国は環境汚染によって「人の住めない国」になろ
うとしている。「外華内貧」が中華の民族特質であり、メンツや外面ばかりを大事にす
るため、本質は置き去りにされてしまう。大気汚染が深刻な中国では、空気がきれいな
海外に出かけることを「洗肺遊」「換肺遊」(肺を洗う、肺を取り替えるツアー)と言
われていますが、水も土壌も汚染され続け、既に裏では「洗胃遊」「換腸遊」も出現し
て臓器移植が中国病院の経営主体となっている噂すらある。個々の体質に答えられる様
に、中国強制労働収容所の囚人を多様多数集めて用意していると言われる程なのである
。つまり中国は国策として強制避妊や拘束堕胎から今や日本の技術を取り入れて人身の
売買も市場がある程臓器の強制摘出を行っているのである。此処に日本の医学会や政府
は手助けする行為を重ねながらも全くその意識が皆無なのだ。それはODAと同じく、
全く管理しない暗黒世界の芽吹きに水をやって養成してるのである。

1728: 名無しさんAA:18/01/21 23:18
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------7>

 中国批判する向きは、中国の統計データが信頼できず、実際の成長率は、発表はもっ
と低いと指摘する。最近の地方の経済統計では中央政府が主張するよりも成長が大幅に
減速していることを示唆している。更に地方政府関連の管理のない偽札が大幅に出回っ
ている。中国広東省の公安当局は人民元の偽造集団を摘発したが、この金額は2億14
00万元(約37億円)の偽札を押収していた。当局によると、押収額は1949年の
新中国成立以来、最大規模。中国では依然として多額の偽札が横行しており、買い物の
際にスマートフォンで支払いをする「スマホ決済」が普及する要因となっている。公安
当局が16日に発表した。当局は昨年3月に、偽造集団に関する端緒を得て捜査に着手
して捜査を行った。広東省中山市のマンションに隠されていた製造拠点などを捜索し、
14人を拘束し、偽造に使っていたフィルムなどを押収した。広東省では2015年に
も偽札2億1千万元を押収する事件があった。中央銀行の中国人民銀行は15年に偽造
対策を施した新紙幣を発行したが、中国人の現金への信頼は低いままの中だ。その為今
やスマホ決済「微信支付」(ウィーチャットペイ)の利用者は現在6億人を超え、外出
時に財布を持ち歩かない国民が増えている。と報道している。此処で起こっている事は
恐らく氷山の一角である。スマホ決済の「微信支付」は一企業である。中国国内では、
国際流通するビットコインを規制し国のこの元紙幣の機能を戻そうとしているが、元か
ら逃げた庶民はこの元通貨が全くの偽物でも成り立つ銀行決済である事を知っている。
敢えて言うなら、全く庶民から信用がならないお札であった。過去にも両替や引き出し
では銀行から偽札を支払いながら、受付ではその同じ紙幣を受け付けないと言う事で、
警察に届けたら、届けた者が一ヵ月間拘留され不埒な騒乱罪の犯人とされた。と言う、
馬鹿げた事件は多々ある。又天津の爆発事故でも今回のタンカー事故でもこの統計と言
われるデーターには現れない。不思議なのは中国人が、本来なら有数の歴史に積み上げ
て来た古い町並みは残っていれば、国内国外問わず観光客は多くあったろうに、殆どが
破壊されビル群に変化したが、観光客も観光客が落とす金は上がっているのだ。今の2
0倍位は観光客が増えたろうに鬼城の清算も終わらないのに今でも各都市に利益がある
としている異常は、今も昔も変わらない。共産党としての一党独裁を捨て、スムーズに
民主主義に移行し、その恩恵を受けていたら100倍位は経済成長はあったろうと言わ
れるが、今だにイデオロギーのない腐敗や横暴な権力との闘争劇を演じる国内がある。
迷惑な話である。

1729: 名無しさんAA:18/01/22 00:36
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------8>

 中国は建国以来、新疆ウイグル自治区のウイグル族を弾圧し続けてきたが、行き場の
ない憤懣を抱えたウイグル族の一部はイスラム国へと流れている。自国の中でイスラム
国メンバーを自己生産する結果を招きながら、それを理由に、ウイグル弾圧を強化する
中国の実態がそこにある。その昔にウイグル帝国を築いていたウイグル族は、長い変遷
を経ながら清王朝に征服されて「新領土+回彊(ムスリムの土地)」=「新疆」と18
世紀頃に命名され、19世紀の行政制度の整備に伴って「新疆省」と称されるようにな
った。1912年に「中華民国」が誕生すると、蒋介石は清王朝時代の「新疆省」を引き継
ぎはしたものの、だがその際も領有権に関しては、満州止まりでそれほど固執していな
かったし、占領する程強くなかった。しかし蒋介石は1938年に発掘した甘粛省北西部の
甘粛回廊にある玉門油鉱は重要視していたが、まだ石炭が主流だった時代だった。結果
、1933年と1944年に、土着のムスリム(イスラム教徒)によって民族国家である「東ト
ルキスタン共和国」が建国されたたりした。ところが現在の中国(中華人民共和国)が
1949年に誕生するのに伴い、国共内戦(中華民国の国民党軍と毛沢東率いる共産党軍と
の間の戦い)の中で毛沢東共産国が建国され、戦争の終わった軍人の中国人民解放軍を
新疆省に向かわせ制覇した。こうして1955年に「新疆ウイグル自治区」と命名した中国
が新疆ウイグル自治区を造った。ここで重要視したのは、そこに石油が発見されたてい
たからである。つまりウイグル弾圧の開始は、元々エネルギー源問題と関係している。
中国が誕生したばかりのころ、「中国」という国家の代表として国連に加盟していたの
は現在の台湾だった。共産党中国には同盟国もなく、エネルギー源の供給を自力で行わ
なければならなかった。その時日本軍が残した石油探査機材は残っていた。そこで毛沢
東は1952年、中国人民解放軍第19軍第57師団を石油工業開発に転属させて、この石油
の発掘作業に当たらせた。53年から始まった第一次五カ年計画では、重点項目の一つ
に石油探査に置いていた。満州での発掘技術者を付けて、探査させていた。そのお蔭で
55年10月29日、新疆ウイグル自治区にあるジュンガル盆地でカラマイ油田がある
のを発見。「カラマイ」はウイグル語で「黒い油」という意味である。規模は大きくな
いものの、カラマイ油田は中国誕生後に発見された最初の油田となった。この時毛沢東
の喜びは尋常ではない喜びようだったと言われている。


1730: 名無しさんAA:18/01/22 00:37
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------9>

 そもそも近代において中国ほど面妖な歴史を繰り広げた国はない。中国艦隊は東洋一
の最初の極東の艦隊であった。にも関わらず大国ゆえか清王朝が潰れる頃の阿片戦争や
辛亥革命にはその実力を発揮していない。北洋艦隊は全く出陣しなかった。更にその後
日清戦争では敗けてしまうと、その温存した北洋艦隊はそのまま北洋軍閥として中国国
内を跋扈して行く。考え方を変えるなら、此処で協定のまま統一せずにそれぞれ独立し
ても良かったはずだが、それを行わず最終的には軍閥同士の紛争が始まり蒋介石将軍は
、北京政府を打ち立てたが、日本を裏切りながら中国統一に向かい、毛沢東共産軍に敗
けてしまう頃には日本の好意で今の台湾に落ち着いてしまうのだ。この軍閥の陰りは、
そのまま共産党政府に残り、共産党地方政府はめちゃくちゃな構造で粛清を次々と行っ
た。朝鮮戦争では大概の殺人狂の猛者達や反共産主義者を朝鮮半島に送った。そうした
中生き残りを基に、中国人民解放軍第一野戦軍第一兵団を新たに発足させて「新疆生産
建設兵団」を設立し、一般人民にも呼び掛けて、この地区を支配地域とするように大量
の漢民族を新疆ウイグル地区に送り込んだ。当時から、中国共産党は自らの統治の正当
性を人民に説得するために経済発展しなければならない。この経済発展を持続するには
、何としても「エネルギー源」が欲しい。このジレンマにあった。この中国が国内外で
起こしている問題は一つにつながっており、行動の共通点は「力」によって推し進める
為の経済力拡大しかなかったがその発展には、エネルギー地帯の確保や占領だったので
ある。こうした中で周永康事件と薄熙来事件が起こった。この2つは中国国内を知る上
で最も大変な奇妙な事件であった。当時周永康は中国共産党の序列9位という最高幹部
だった。周永康・前共産党中央政治局常務委員(71)が、汚職容疑で立件されることに
なったが、それは習近平政権の反腐敗運動によって、「蠅も虎も叩く」と言う強い意志
の表れとして検挙された。これにより「常務委員経験者は汚職で摘発されない」という
不文律がここで破られた形だった。又薄熙来も父親がかつて国務院副総理(副首相)を
務めており、共産党のサラブレットとして頭角をあらわし、2007年に内陸部の主要都市
で重慶市のトップ(共産党委員会書記)に就任し、大胆な外資導入による経済発展政策
を導入し、一時は年16%という驚異的な経済成長を中国い実現させた。このめざましい
実績からも、最高指導部と呼ばれる政治局常務委員入りが確実ともいわれていた人だっ
た。

1731: 名無しさんAA:18/01/22 00:37
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------10>

 2012年2月6日、あるニュースが中国全土をアッと驚かせた事件が起こった。中国共産
党重慶市委員会書記(中国共産党では書記がトップ)である薄熙来(はく・きらい)の
右腕として敏腕を振るっていた王立軍(副市長・公安局長・公安局党委員会書記)が、
四川省成都市にあるアメリカ領事館に逃げ込んだのだ。共産党の幹部がこともあろうに
アメリカ大使館に逃げ込むなどということは、中華人民共和国の建国以来なかったこと
だった。しかも重慶市は、薄熙来の強烈な指揮によって「唱紅(ツァン・ホン)運動」
(毛沢東時代の革命歌を歌おう)運動を展開して、毛沢東回帰型の市運営を特色として
いる直轄市のその副市長であり、公安局長でもある共産党幹部がアメリカ領事館に逃げ
込んだという構図はあまりにアンバランスな事件だった。文化大革命(1966年〜76年)
では文革の最中の1971年に起きた林彪(りんぴょう)クーデターが起きたが、5億を超
える網民(ネット市民、ネットユーザー)は沸き立つ中で、やはり毛沢東の右腕であっ
た林彪は、毛沢東に反乱を起こそうとして失敗。飛行機で逃亡する途中、モンゴル上空
で空中爆発し死亡している。彼は当時の文革推進派の中心的人物だったのだが暗殺され
たとされる。薄熙来率いる「毛沢東回帰型」の重慶市の重鎮である党幹部が、今となっ
ては「敵国」ではないにせよ、アメリカ領事館に逃げるという、いぶかしげな事件がこ
の王立軍の名を取った王立事件である。王立軍はひと晩アメリカ領事館に匿われた後、
翌7日に自分がこれまで指揮してきた部下を含む二百人以上の特殊警察に囲まれて北京
へ護送され姿を消した。ネット情報でが、この時、既に成都のアメリカ領事館に、北京
に駐中国アメリカ大使館の特命全権大使から「王立軍の政治亡命を拒絶する」旨のホワ
イトハウスの指令を受けていた。領事館が王立軍を庇護しなかったのは、次期国家主席
と目されている習近平がアメリカを訪問しオバマ大統領と会うことになっていた中で、
まだ中国が昇竜の如く経済発展を遂げていたからだ。そんな時期にたった1人の共産党
幹部を庇護して、国債の最大の保有国であるこの大国中国と、敵対する事をアメリカが
避けたためだった。此処でも人権を謳いながらも経済優先を進める冷酷なアメリカ資本
があった。領事館を出た王立軍は「中央に投降しても、薄熙来には投降しない」と言っ



1732: 名無しさんAA:18/01/22 00:39
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------11>

 その頃薄熙来は「唱紅打黒運動」に於いて人気を得ていた。愛国意識を高める為毛沢
東称賛を謳うのが「唱紅」。そして今回、中国政治を激震させているのが「打黒」の方
だ。「黒社会打倒」の略語で、暴力団一掃キャンペーンを意味する打黒捜査を主導した
のだ。その先頭に立っていたのが今回主役の王立軍副市長であった。内モンゴル自治区
出身のモンゴル族で、モンゴル名は「ウエン・バートル」。「真実の英雄」という意味
だ。1982年に遼寧省に赴任して84年に派出所副所長になって以降、一貫して同省警察官
として出世を続け、鉄峰市公安局長、錦州市公安局長などを歴任。転機は08年に訪れる
。前年秋に重慶市に移った薄熙来に呼ばれ、重慶市公安局長に就いたのだった。遼寧時
代から打黒に命を賭けた王は、体に大小の傷が20カ所以上もあるとされ、「打黒英雄」
の異名を持つ。薄熙来は、この王立軍の打黒捜査を、自身の政治局常務委入りに向けた
政治的実績にしようと目論んで成功していた。09年からの捜査は、巷では「打黒風暴」
(打黒の嵐)と称された。捜査した暴力団グループは375に上り、5789人が摘発され
たと言う。王は黒社会だけでなく、その後ろ盾となった公安・司法当局幹部による癒着
構造を一網打尽にした。その結果、黒社会から賄賂を受け取った容疑に問われた司法局
元局長・文強は死刑判決を受け、10年に刑が執行された。一方、「五個重慶」をも掲げ
建設は経済の立て直しとして都市作りを行っている。人口3200万人を抱える重慶は世界
最大の都市で、97年に「西部開発の拠点」とするため4番目の中央直轄地に格上げされ
た。薄が書記に就任するまでの10年間は目立った成果もなく、常に「成都の影」に甘ん
じてきた。事実、重慶が力を入れた外資誘致も不発で、投資総額は5億ドルにも届かず
、03年から07年の合計もわずか10億ドルだった。だが、薄が書記になって以降、08年の
外資の投資額は対前年比170%増の27億ドルとなり、西部12省のなかでも第6位から2位
へと順位を上げ、翌09年には39億ドルを達成し、第1位の座を射止めていたのだった
。ところがこの影で汚職のドンに収まっていたのが薄熙来夫人の谷開来だった。海外メ
デイアでは、「中国のジャックリーン(故ケネディ大統領夫人)」と呼んだ。ちなみに、
谷開来は、一見、何不自由なく育った裕福な家族の出であるかのように見えるが、そう
ではないらしく、文化大革命で、両親も四人の姉も命を奪われ、苦難の人生を送ってき
た人だ。だから、小学校もろくに卒業しないまま、習い始めた琵琶で才能を発揮し、そ
の美貌もあって、天才的な琵琶演奏家として有名になった。やがて北京大学に、その類
稀な「文才」を評価され、入学する。数学の答案は白紙だったとも言われている。

1733: 名無しさんAA:18/01/22 00:40
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------12>

 ところが事件は意外な方向に進んでいく。天安門事件で立ち上がったのは学生だけで
はなかった。法輪功と言う、毎朝の太極拳の体操クラブの人達だった。彼らは無暴力の
抵抗主義をして中国政府に圧力を掛けていた、良識派の普通の団体で政治クラブではな
かった。しかし、日本からの援助を成功させた江沢民は反日の先頭に立つよう常に政府
から圧力を掛けられていた。その天安門を武力制圧しチベット弾圧の将軍だったのが、
胡錦濤や温家宝だったと言われる。故・胡耀邦元共産党総書記の長男、胡徳平全国政治
協商会議常務委員は、毛沢東主席に文革での過ちがあったという歴史的評価を下した「
歴史決議」(1981年)から30周年を迎えて座談会を主催。文革に否定的な改革派知識人
ら約百人を集めたが、実はこれが「薄熙来へのけん制を狙った集まりとなった。」この
胡耀邦こそ、胡錦濤国家主席の師匠であったし、天安門事件で唯一現場入りを果たした
賢人だった。江沢民は毛沢東派の権勢に法輪功への迫害を進めそれらは静かに始まった
。そしてこの江沢民と手を握ったのが海外資本導入のきっかけを作った谷開来だった。
やがて妻子持ちの薄熙来と出会い、結婚。弁護士資格を取得し、英語にも堪能なことか
ら、国際弁護士として活躍し始めて成功していた、といわれる。1999年に法輪功へ
の迫害が始まったとされるこの年、中国遼寧省の大連市に、ある工場が密かに作られて
いた。本物の人間の死体に特殊な樹脂加工を施し、スポーツをするなど、様々なポーズ
をとらせたリアルな人体標本を製作する工場を造った。同工場の設立者および所有者は
、ネオ・ナチズムを信奉しているという解剖学者グンター・フォン・ハーゲンス。工場
名は「ハーゲンス生物プラスティネーション公司」といい、建設には1500万ドルが
投資された。かつてハーゲンス自身が、なぜ大連を選んで同工場を建てたのかについて
、内外の記者に向けて自慢気に語ったことがある。「理由は簡単だ。政府が私の工場を
支持しているので、政策面でも優遇してくれる。優秀なスタッフが得られる割に、人件
費も安い。その上、標本の材料になる死体が、ここには豊富にあるからだ。」とハーゲ
ンスはそう述べて、すでに大連の同工場が、死体収集・標本加工・輸送・展示の一貫し
たグローバル・ネットワークをもつ企業になっていることを示唆した。当時、大連市長
であった薄熙来は、このような特殊工場が海外からの投資によって作られるにあたり、
当然ながら、その利益享受も含めて深く関与する権限をもって、あらゆる便宜を図って
いたのだ。

1734: 名無しさんAA:18/01/22 00:40
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------13>

ナチス後裔を自認するギュンター・フォン・ハーゲンス氏は、中国大連で世界最大の人
体標本製造工場を経営していた。驚くべき事に1500万ドルを投資したハーゲンス氏の行
った大連で「遺体工場」は約3万平方メートルの膨大な敷地面積で、看板は掲げていな
いにも関わらず日本他数々の取引をものにしていた。工場はその時更に規模拡大の建設
を行っていた。胎児を含め様々な年齢層の人間の遺体をプラスティネーション実物標本
に製作し、世界各地で展覧会を開いて活況だった。この商売でハーゲンス氏は、9億ド
ル以上の利益を得ていたという。「ハーゲンス氏人体標本展」の中、最も論議をかもし
出したのは、妊娠中の若い女性と腹中の8カ月胎児の標本。中国の法律では、妊娠中の
女性には、死刑を実施することはできないはずだった。また、事故死の場合、この死者
の遺体を大事にする文化の中国で、遺族は親子の死体を人体標本にすることを承認する
とは考えられ無かった。この親子はどのような経緯で人体標本になったのか。この女性
の遺体標本を含めて、「ハーゲンス氏人体標本展」に展示されている大量の人体標本を
製作するための遺体は、一体どこから来たのだろうか。とつぶやかれた。2004年、
ドイツ紙シュピーゲルは「ハーゲンス氏の死体加工工場の周りには少なくとも、3つの
刑務所や強制収容所が存在していた。なかでも悪名高い姚家留置所では政治犯や法輪功
学習者が無罪拘留されていた。」と報じた。後にハーゲンス氏は記事内容に不満を訴え
、裁判所は「死体標本が死刑囚からのもの」との主張を禁止するよう同紙に命じている
。その2年後、ハーゲンス氏は米ニューヨークタイムズのインタビューに対して「引き
取り手のない中国人の死体を用いることは全く問題ないと(隋鴻錦氏から)聞いている
。」と答えている。又、当時、同氏の研修を受けていた大連医科大学解剖医の隋鴻錦氏
は2002年に独立し、中国で死体工場を作り標本を世界中で開かれる展示会へ供給し
続けた。ハーゲンス氏は中国人死刑囚の遺体利用しているとの疑惑を頑なに拒否し続け
、一方で現在の展示物の一部には、「出典:中国警察」との説明書きをしていた。ガッ
トマン氏は、依頼で2つのDNA鑑定を行った。一つは、死体標本が中国人で、もう一
つは迫害政策の中で拷問により殺害された法輪功学習者の家族からDNAサンプル採取
し、標本のDNAと照合したのだ。そのことで、法輪功学習者が死体標本に利用された
との嫌疑が明らかになった。もう一つは、標本の身元が明らかになることで現在、隋氏
が続けている「死体ビジネス」に圧力を与えることに影響を与えた。


1735: 名無しさんAA:18/01/22 00:41
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------14>

 こうして、ガットマン氏は「ハーゲンス氏の元助手の手により規模は拡大し、いまだ
に死体を利用した展覧会は世界を巡回している。死体は中国公安局が供給した」事実と
「犯罪者は(罪を隠すのに)必ず間違いを一つ犯す。DNAを持つ遺体が自由に世界を
回っている、これは盲点に違いない。DNA鑑定で必ず誰かが明らかになるだろう」と
述べている。「証言者によると、臓器を求めている患者とたまたま適合するという理由
から、強制労働所から引きずり出されて、手術室に運ばれ、軽い麻酔をかけられたあと
、臓器摘出のために殺害される。臓器には5〜10万ドルの値がつく」とキルガー氏は
述べた。公表された報告書によると、中国での臓器移植件数は、法輪功迫害(1999
年)が始まる以前は1万8500件だったが、2000年から2005年の6年間で、
6万件に増加している。この時期、明らかになっている限りでは死刑囚は1万8550
人。残る4万1450件の臓器は、迫害をやめるよう訴えたために拘束された数万人も
の法輪功学習者から強引に摘出された可能性が高いと指摘する。この疑惑がたって数ヶ
月後、ヘイウッド殺害事件が起こった。「タイムス」紙によると、2011年の11月に起こ
った重慶市のホテルで発見されたヘイウッド氏の遺体は、解剖に同意しなかった彼の妻
、中国人の王露露(ワン・ルル)の訴えにより、即座に火葬に付された。しかしながら
、検察庁の指揮の下、ともかくも、実業家の死因の真相を突くような毛髪細胞の証拠が
見つかったのである。ところが、重慶事件が拡大する原因も、実はこの夫人にあった。
英国人ビジネスマンが殺されたことから、この事件は始まったがその殺人事件の容疑者
として浮かび上がって来たのが谷開来だった。英国人ビジネスマンと谷開来は愛人関係
にあったとう情報もある。いずれにしろ、そこで、もう一人の主役が登場して。重慶で
、薄熙来の片腕として、また「打黒政策」の責任者として「マフィア狩り」に活躍して
いた重慶副市長、そして公安局長の王立軍。王立軍が、谷開来の捜査に乗り出したこと
から、この事件は急展開する。子分の王立軍が、妻の谷開来を捜査し始めたことを知っ
た薄熙来は怒り狂い、王立軍追放に乗り出し、逆に身の危険を感じた王立軍が、アメリ
カ大使館に逃げ込み、すべてを暴露するのだった。裁判では谷被告は、証言の途中で、
英国の実業家ニール・ヘイウッド氏殺害の罪を認め、同様に「経済犯罪」への関与も認
めている。安徽省合肥市で開かれた重慶市トップを解任された薄熙来氏の妻で、英国人
実業家ニール・ヘイウッド氏を毒殺。事実を認めて即日結審したこの裁判は、表面的な
審理の成り行きよりも、未だに隠蔽されている核心的な部分は何かという点において、
国際社会の注目を集めた。

1736: 名無しさんAA:18/01/22 00:43
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------15>

 中国国営の新華社通信は、ヘイウッドと薄家との間で経済的理由によるトラブルがあ
り、さらに被告の息子・薄瓜瓜に危害が及ぶと谷被告が考えたため、昨年11月13日
、薄家の使用人・張暁軍と共謀して、重慶市内のホテルでヘイウッドを毒殺したと伝え
た。日本国内の主要メディアの報道も、現段階では、いずれもこの範囲を出ていない。
しかし、得た情報によると、谷開来が主導してヘイウッドを殺害したことは事実である
が、その理由および背景は全く異なっている。この事件の核心は、谷開来が主謀者とし
て関わってきた、生きた法輪功学習者から臓器を奪い取って殺す「臓器狩り」、および
、そうして得た死体や臓器を海外へ不法に売り出す「死体販売」にヘイウッドが助力し
てきたため、秘密を知っている者の存在を危ぶんだ谷開来が、真実の露呈を恐れてから
、「口封じ」のためヘイウッドを殺害したことにある。また谷開来は、江沢民派の実行
部隊として法輪功迫害を主導してきた夫・薄熙来のスケープゴート(身代わり)ではな
く、薄と谷のいずれもが、凄惨な法輪功迫害および「臓器狩り」等の重大犯罪に、直接
的に関与してきた張本人であることも、日本のメディアではほとんど伝えられていない
。彼らにとって最も「合理的」な方法の、不当逮捕した大量の法輪功学習者を「臓器狩
り」「死体販売」の供給源にすることであった事で、莫大な額の外貨収入が得られたし
、法輪功取締りの「実績」も上げられるこの方法は、中央政治局の常務委員入りに野心
を燃やす薄熙来にとって悪魔的な魅力があった事だ。それらの全てに、薄熙来、谷開来
が直接関与し、運営していた可能性は高い。薄被告はこうした絶大な権力を背景に不正
蓄財にも励んでいて、なんと5000億円近い財産を築いたといわれています。しかし2011
年には薄被告の不正蓄財と海外送金に関与していたとみられる英国人実業家が被告の妻
に殺害されるこの事件が発生し、不正蓄財スキャンダルが一気に表面化し、その後、党
中央部は薄被告の役職をすべて剥奪し、共産党からも除名した。最終的には2013年に、
収賄、横領、職権乱用の罪で起訴され、有罪を受け 現在に至っている。


1737: 名無しさんAA:18/01/22 00:54
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------16>

米情報サイト「ワシントン・フリー・ビーコン」が報道したものでは、2012年2月6日、
王立軍事件に関して、亡命を企てた王立軍副市長に対して米国政府が拒否した本当の理
由は、王氏の腐敗によるものではないとの評論記事を掲載している。同報道によると、
2012年2月6日、王立軍氏が米総領事館に駆け込んだ際、一部の機密資料と数十万ドルの
現金が入っているスーツケースを持っていた。ある米国政府元官員の証言では、王氏は
米国側に、中国共産党指導部に関する内部情報と、党と政府に関する内部資料を持って
いると告げたものの、総領事館の外交官との面談では一切資料を提出しなかった。王氏
は自分が中国当局に逮捕された場合、その内部資料を切り札にすると提案したという。
「ワシントン・フリー・ビーコン」は、米国務院が王氏の亡命を拒否した本当の理由は
、王氏の腐敗ではないと指摘した。当時の中国は胡錦濤政権から習近平政権に移行しよ
うとする大事な時期で、米政府は次期習近平政権に対して政治改革の推進、共産主義体
制からの脱却を期待していた。米国は王氏の亡命事件でこの重大な権力移行局面にマイ
ナスな影響を与えると判断した。「ワシントン・フリー・ビーコン」は王氏が米国への
亡命が実現できなかったもう一つの理由は、米政府とその関係者が、王氏が総領事館に
駆け込んだという情報を内密にすることができなかったことにあるとした。クリントン
氏が公務中に私的電子メールを使用した問題で、当時ホワイトハウス政府関係者らの王
氏の亡命に関する頻繁なやり取りが明らかになった。中国当局が、クリントン氏の電子
メールアカウントをハッキングし入手すれば、王氏の情報は直ちに入手できる可能性は
結構高い。一部の米国政府関係者は、当時米国政府からこの情報が洩れなければ、王氏
は米国に脱出することができたのではないかと指摘している。2004年4月22日、
当時、中国商務部(省)部長だった薄熙来が米ワシントンDCを訪問した際、米国在住
の法輪功学習者により「拷問罪・集団虐殺罪・反人類罪」の罪状で、米国コロンビア特
区の法廷に提訴された。その訴状と関係書類が同日夕刻、ワシントンDC中心部のホテ
ルに滞在していた薄熙来のもとへ届けられた。薄は、自分が米国の法廷に提訴されたこ
とを知り、訴状を地面に叩きつけたが、すでに訴状は受理され有効なものとなっていた
。つまり米政府は此処でも米国民になっていた法輪功の願いである全容解明の切り札と
なったであろう王立軍の亡命を拒否したのだ。本来領事館にはこの拒否する権利はない
。だが、悪名高き自ら務めていた中央政府の軍に引き渡したのである。

1738: 名無しさんAA:18/01/22 00:55
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------17>

 ところが事件は続いた。大連の「ハーゲンス工場」以来、広州・南京などを含む中国
の各地に、少なくとも十数箇所に上る同類の人体標本加工工場ができていたという。ハ
ーゲンスはかつて、米ニューヨークタイムズの記者に、「大連の公安局から(加工工場
に)持ってきたのは、みな引き取り手のない遺体だ」と語っていた。しかし、2006
年3月9日、ある証言者(女性)が記者に語ったところによると、2001〜05年ま
での間に、遼寧省瀋陽の郊外にある蘇家屯に秘密施設があり、6千人以上の法輪功学習
者が強制収容されていた。彼女の前夫は医者であったが、その蘇家屯で生きた法輪功学
習者から角膜や臓器を摘出する「臓器狩り」に携わっていた。臓器を奪われて殺された
法輪功学習者の遺体は、そのまますぐに焼却される場合もあったが、標本加工工場へ売
られていくものもあったと証言している。また近年では、国連の人権組織、国際人権機
構等の調査、および「明慧ネット」でも伝えられているが、1999年7月20日より
、江沢民の発動による法輪功への大弾圧が始まってから、数十万人あるいはそれ以上の
法輪功学習者が不当に逮捕・拘束され、労働教養所(思想改造施設の一種)などへ入れ
られた。それらの施設では、凄まじい拷問・虐待を受けるとともに、家族が連絡を取ろ
うとしても全く音沙汰がない「行方不明」状態になる場合も少なくない。2011年9
月9日の「明慧ネット」によると、広州市在住の法輪功学習者・潤娟さん(女性)は、
広州白雲看守所の警察に不当逮捕された。22日間にわたって残酷な拷問を受けたが、
彼女は死亡。しかも、家族には全く知らされないうちに、「死体は解剖された」と告げ
られた。法律上、解剖には家族の同意のサインが必要である。この遺体と対面した家族
は衝撃を受けた。彼女の内臓は、全て抜き取られて空洞になっていた上、皮膚もはがさ
れ、眼球もくり抜かれていた。家族が目にしたのは、ひと山の遺骨と、肉と、真っ赤な
鮮血の跡だけだった。その一方、法輪功への迫害開始以来、中国での臓器移植数は爆発
的に増えている。統計によれば、そのうちの少なくとも4万件、多くは9万件に相当す
る臓器が、出所不明のものであることが判明した。蘇家屯の秘密施設の存在が暴露され
てから、中国には、少なくとも36箇所の、同様な大規模収容所があり、法輪功学習者
を抹殺するため、想像を絶するような拷問・虐待・洗脳が行われている。また、遼寧省
だけでも5つのサイトが臓器移植に関係した宣伝を行っている。あるサイトによると、
角膜が3000ドル、心臓が18万ドル等の標準価格がついており、最大のサイトには
遼寧省の瀋陽に今だあるという話であった。

1739: 名無しさんAA:18/01/22 00:55
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------18>

 新華社傘下の雑誌「瞭望東方週刊」は、2003年に、中国が世界最大の「人体標本
」輸出国になったことを伝えている。また同誌は、2002年の年末に香港で行われた
人体標本の展示会で、展示されている標本の全てが中国で作られたものであるとともに
、「遼寧省大連市が設立」したハーゲンスの工場が、今や世界最大の人体標本の「生産
基地」になっていると称していた。中国共産党が三権の上に厳然と存在する中国におい
て、法治はあまりにも不完全であるため、恐るべき罪悪があっても隠蔽されてしまう。
今年、大紀元が大連から独自に得た情報によると、大連の同工場で生産される人体標本
のうち、かなりの数が、虐殺された法輪功学習者であることは間違いない。江沢民が独
断で発動した法輪功弾圧は、よく知られているように、何の罪もない善良な人々の「名
誉を汚し、経済力を絶ち、肉体を消滅させる」という卑劣極まるものであった。当時、
大連市長であった薄熙来は、江の走狗となってその命令を遂行するとともに、谷開来も
「夫唱婦随」のごとく黒幕の参与者となったのである。その谷開来は、主に何をしてい
たか。彼女の役目は、言わば「闇のマネージャー」であった。インターネットを通じて
国内外に宣伝し、死体ビジネスの販路を拡大させるとともに、臓器を求める外国人から
の費用の徴収なども彼女が管理した。また谷と薄は、羅幹や周永康など公安を掌握する
中央政法委員会のメンバーに直接働きかけ、超法規的措置によって、拷問などの迫害に
よって死亡した法輪功学習者の遺体を家族に引き取らせないようにした。「死亡」の知
らせを聞いて、遺体を引き取るために家族が駆けつけても、一箱の、誰のものとも分か
らない遺灰が渡されるだけだった。それは公安局や裁判所がその法輪功学習者の遺体を
、秘密裏に、しかも高額の値段で、人体標本の加工工場に売れるようにするためである
。また、「材料調達」の容易さだけでなく、本来は法律によって厳しく規制される輸出
入についても、ホルマリン液に浸けられた人体が比較的簡単に通関できてしまう状況に
なっていたという。こうして作られた中国製の人体標本が、日本を含む世界各国で見世
物にされた。日本で行われた展示会の主催者は、それらの人体標本について、「本人の
生前の意思による献体」であるという、見え透いた嘘をつき通したのである。学術的に
あるいは教育的意義があるという名目で日本各地を巡回展示した人体標本展に対して、
あまりにも無知で不明な自治体や教育委員会、新聞社、企業・団体などが、どれほど騙
され、「後援」「協賛」などの無責任なお墨付きを与えてしまったか。それらは全て、
中国本土で、谷や薄によって行われていた悪魔の所業に加担したことに他ならない。

1740: 名無しさんAA:18/01/22 00:56
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------19>

 周永康は江蘇省出身で北京石油学院を卒業している。国内の油田の石油技師などを務
めた後、1985年に党中央に引き上げられた。1996年に巨大国有企業、中国石油天然ガス
集団(CNPC)の前身である中国石油天然ガス総公司の社長となり、「石油閥」の中心的
存在として巨大な利権を握った。党中央政法委員会書記として中国の治安・司法部門の
頂点にも立つなど、絶大な権力を手にしていた。「上海閥」を率いる江沢民元国家主席
に近く、石油業界で培った利権と人脈も背景に党中央で存在感を増していった。四川省
トップの党委員会書記を経て、2002年に党政治局員に選出。公安相を兼務し、警察組織
や国家安全省などへの影響力を確保した。胡錦濤政権後期の07年党1中総会において
、政治局常務委員(序列9位)に選ばれ最高指導部入りを果たした。警察、検察、裁判
所を統括する党中央政法委員会書記を兼務し、司法部門トップにのし上がる異例の昇進
だった。これに関しては「石油マネーをばらまき出世に利用した」との声もささやかれ
続けた。こうして「治安・司法部門に君臨していた周永康氏だが薄氏とも親密な関係を
を持っていた。暗雲が垂れ込めたのは、収賄罪などで無期懲役が確定した薄熙来・元重
慶市党委書記の失脚だった。薄氏は、党の高級幹部の子弟グループ、いわゆる「太子党
」の代表格の1人であった。一時は最高指導部入りの可能性も指摘され、周氏は薄氏の
失脚に猛反対し、胡錦濤・前国家主席や習国家主席の反発を招いた。2004年に提出
された「拷問罪・集団虐殺罪・反人類罪」の罪状の、米国コロンビア特区の法廷に提訴
されたその訴状と関係書類は、当然中国共産党の中央政府にも届いていた。周氏と薄氏
は、2012年の習指導部発足を前に共謀し、クーデターを画策した疑惑も指摘されている
。理由は簡単だ江沢民が後ろでそそのかしたのだ。中国では深刻化する党・政府幹部の
汚職に対する国民の不満が高まり習指導部が周氏摘発に踏み切った。「虎も蠅も一網打
尽」との公約を実行して「反腐敗」への強い決意を誇示しなければ、国内に不満が募り
、権力基盤が揺るぎかねないという判断からだが、他にも要因があった「周氏失脚劇は
、汚職腐敗追放という名分の下、政敵を追い落とした権力闘争の色彩も濃い。」と言わ
れるように、これにより習主席への権力集中が進み、その対外強硬路線がさらに強化さ
れること。更に対アメリカでの中国に対する人権問題を加熱させない為だった。こうし
て、習近平政権の反腐敗運動によって「常務委員経験者は汚職で摘発されない」という
不文律が破られた


1741: 名無しさんAA:18/01/22 00:56
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------20>

 こうして当局は、周永康を捕らえ裁判にかけた。周氏は国有企業トップを務めた経歴
を利用して不正蓄財を重ねていったとされる。中国当局は、周氏本人と家族から九百億
元(約1兆5千億円)相当という莫大な財産を押収している模様だ。また、周氏の親族や
側近ら三百人以上が拘束された。中国メディアによると、周氏の家族は、周氏の政治的
な影響力を背景に石油、不動産、金融などの分野で事業を展開、巨額の利益を得ていた
。周氏の息子は「違法経営」の疑いで逮捕が決まっており、周氏は収賄などの犯罪に問
われる。周氏の実家は江蘇省無錫(ウーシー)にある。中国の高官が3月、周氏の疑惑
について公の場で初めて言及して以来、その豪華な建物が話題となり、観光名所のよう
になっている。この一連の事件には中央政府も大きな神経を払っている。王立軍確保に
も、7日に北京を通じて王の米総領事館駆け込みを知った重慶市は警察車両を派遣し、
王を拘束しようとしたが、北京は拒否し、大量出動させた四川省の警察に命じ、重慶の
車両を追い出した。王は国家安全省に引き渡され、8日朝に拘束され北京に向かった。
重慶に帰るより北京に調べられることを望んだ王は、薄熙来の家族の腐敗を米側に暴露
した。中央は10日、黄市長を北京に呼び、事情を聞いた。又周永康氏の捜査や逮捕に
は、中国の前・元国家主席2人が同意 胡錦濤・江沢民の両氏の了解を得たとされる。
ところが、今度はその重石になっていた周永康が逮捕されると、送られ来た漢民族兵士
は、様々な暴行略奪行為が謀られ、弾圧強化の正当性と自己矛盾をさらけだしたのであ
る。つまりその「臓器狩り」「死体販売」は、どのような背景をウイグルに移して行わ
れ続けていったのだ。こうして、チベットもウイグル自治区で大規模な襲撃を行い、警
察は武装集団数十人を射殺する事件が多発するのだ。そして折しも米国が対テロ戦争と
馬鹿なブッシュJrは銘打って暴力的行為を正当化した。こうして「何としても独立し
ては困る」少数民族の筆頭にウイグル族は位置付けられるようになる。漢民族を増やし
ウイグル族の割合を減らすことによって独立できなくなるようにするため、ウイグル族
への弾圧を更に強化していく。弾圧の仕方にはいろいろある。たとえば、ウイグル語の
使用制限、宗教の自由への制限や新彊ウイグル自治区の漢民族化などを通したウイグル
族の文化や習慣の破壊、あるいは雇用差別などがあり、ここ50年間この地に抗議運動
が絶えたことがない。


1742: 名無しさんAA:18/01/22 00:57
 世界新時代−‐‐36   <現代中国経済の未来------21>

不思議な事はこのウイグル区はイスラムの中で最も穏便なラマ教回徒と言われる地区で
あり、仏教主観の解る最も賢いイスラムでありチベット同様に、何故弾圧せずに、開発
もあろうがそのまま共同の話し合いの地にならなかったのか。と言う疑問である。それ
は法輪功事件でも今の識者拘束も行う事に疑問が付く、なぜやる程に中国が悪くなる事
を、何故理解できないのか。と言う事だ。内蒙古自治区呼和浩特(フフホト)市公安局副
局長(中国共産党委員会委員)。2014年12月17日、内蒙古自治区人民検察院に摘発され取
り調べを受けている。嫌疑は職務怠慢(サボタージュ)、刑具を用いて拷問し自白を強
要したこと、および収賄などの罪である。今では 中央アジア諸国から石油や天然ガス
を輸入する拠点が新疆ウイグル自治区にあり、全中国にパイプラインを敷いて全中国の
エネルギー需要を支えているので、なおさらのことウイグルを手放すわけにはいかなく
なった。ここは習近平政権が打ち出す「陸の新シルクロード経済ベルト」の拠点化も進
んでいる。憲法では、もちろん言論の自由とともに宗教の自由も保障してはいる。が、
実際は香港と同じ言論弾圧に関しては言うまでもないが、宗教に関しても、18歳未満
のウイグル族がモスクに立ち入ることは禁止されており、イスラム教を教える地下学校
に通うしかない。見つかれば違法行為として逮捕される。子供といえども容赦はしない
。また懐妊可能な年齢の女性は拘束の上中国の東海岸に移住させてウイグル自治区にお
けるウイグル族が増えるのを防ごうとした時期もある。ウイグル族が自治区内に増えて
、宗教を通した尊厳により団結を強めることを恐れたからだ。もちろん漢民族の党幹部
におもねて役職を持つ者もいる。その結果内部差別も生じてくる。抗議運動が起きない
方がおかしい程だ。ウイグル族としての人権を訴えれば、反政府運動とか政府転覆罪な
どとして拘束逮捕される。それは他の地方民衆でも弾圧される。、最近ではさまざまな
ルートから国外に逃亡する者が増えている。暴動や逃亡者の数が増えるにつれて、中国
政府は抗議運動を起こす者たちを「分離主義者」あるいは「宗教的過激者」としての、
抗議運動をするテロ者呼ばわりするようになった。「イスラム過激思想を持つ中国人約
三百人が、イスラム国に参加した」と報道している。もちろん「過激思想を持つ中国人
」とは「東トルキスタン・イスラム運動に所属するウイグル族の人々」のことを指す。
これはすなわち、中国の人権弾圧がイスラム国のメンバーを自己生産していることに相
当する。ウイグル族の弾圧を強化していく正当性を主張するのだとすれば、それはその
まま悪のスパイラルをわざわざ生ませ虐殺や弾圧の民族抹殺を試みて居るとしか言い様
がない。

1743: 名無しさんAA:18/01/23 19:37
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------1>

 この頃又日本の歴史に安倍首相と言う汚点が残るのか。というやるせなさで一杯であ
る。これまで、歴代首相がやって来た事が 間違いだったとは思わない。だが正しかっ
たかと言えは、全く正しくない。何故ならやるべき事や見るべき視点が違っていたから
だ。つまり次の首相につなぐ為の行為は何一つなされなかった。その事が太平洋戦争を
産んでいるし、今の間違った日本の在り方につながっている。それが小村寿太郎が、満
州鉄道の利権を日露戦争の多大な犠牲の上の確保だから譲らないとした事から始まる。
多くの人はハリマンの行為を受け入れれば第一次大戦が無かったかの様な口ぶりだが、
私は戦争になったと思う。相手が米国だったかはわからないが。私は断り方とその時の
他の者のそうした莫大な戦死者の数におののかないままに気楽に申し出を了承した点だ
。つまりもっとやり方があったろう。と言う点だ。もっともアメリカの方も日本に脅威
がありハリマンの結果と日露の話し合いとを天秤にかけていた可能性はある。もともと
元老の地位を作り、後継者に日本の統一意志を継続する為の処置だったのが、これらが
いつの間にか倒閣まで企画行動するようになった事で機能しなくなった。山縣有朋やら
西園寺らが、ちゃんと世界が狂っている事を教えられなかったせいでもある。イギリス
が、ロシアの南下が自国の権益と衝突すると危機感を募らせた時、1902年(明治35年)
に長年墨守していた孤立政策(栄光ある孤立)を捨て、日本との同盟に踏み切った事を
日本人はどれぐらい理解していただろうか。程なく日英同盟を行って日本は世界へ進路
を向けたが、この船出の良さは日本人の性格の良さからで、只の偶然では無い事を、今
を含めどれだけ知っていただろうか。その後日露大戦となるが、日本政府内では小村寿
太郎、桂太郎、山縣有朋らの対露主戦派と、伊藤博文、井上馨ら戦争回避派との論争が
続き、民間においても日露開戦を唱えた戸水寛人ら七博士の意見書(七博士建白事件)
や、万朝報紙上での幸徳秋水の非戦論といった議論が発生していた。が、ロシアの内部
事情を知るのはその後派遣した日本軍の明石元二郎大佐による報告からであった。シフ
が資金を供給した時の日本銀行副総裁高橋是清さえも、ロシア帝国のポグロムと言う、
反ユダヤ主義の大きなユダヤ迫害が起こっていて報復が融資の動機だとも知らなかった
ぐらいだったのだ日本人だった。ま、もっとも供給した金も供与でなく返済があり、そ
の後レーニンやトロツキーにも資金援助をしたぐらいだから、庶民への金融支配での、
奴隷化構想の目論見があるユダヤ陰謀だとの、そしりがある程その真意は不明なのだが


1744: 名無しさんAA:18/01/23 19:38
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------2>

 この頃中国を始め、西洋列強のやり過ぎた不平等条約によって、散々な目にあってい
たのがアジア諸国であった。日本も又その中にあって、日本の場合経済自立した社会が
徳川江戸幕府時代に行われていた為、西郷隆盛や坂本龍馬の様な開幕派が産まれていた
のだが、この日露開戦で「日本は甘くない、ちょっと控えて交渉しよう。」と各国での
対応がでて、いち早く自国の領土の自衛が経済と共に出来て、不平等条約の解消に一役
かった。もともと日清戦争がその前にあったのだが、中国も又洋務運動などで世界を知
って、中国国内を変えようとする動きはあった。ところが中国は西洋列強との対戦が、
敵わないとして日本に矛先を向けたのである。この時もしアロー戦争やアヘン戦争の時
中国大使や中国公使がその悪業を英国議会で演説する程の力をつけ、正当な抗議の文化
を持ち得ていたなら、その後のアジアは植民地にもならず、又中国国内の悲惨な国情に
もならなかったであろう。その点日本のこの節度ある民族性を以って、日本を自立させ
たし、欧米諸国にも受け入れられた。日本最大の失敗は日韓併合であろう。それまでは
鎖国によってある種の文化性と民族の統一性を以って異邦人を受け入れていた。だが、
日韓併合によってやって来たのは細目の薄く気味悪い朝鮮人の大量移民だった。もとは
約8割の日本人は背は低く目は大きくないものの細目と言うのは特殊な人達であった。
従って2割の細目の人は殆ど先の時代の移民で御女郎さんなどの職業をして、彼女らは
貴重な美人とされた。浮世絵などで美人画とされたのは、当時の豪商も武家人などの、
夜遊び場所である遊郭は実はある種のサロン化して旅館の様な商売だった。昭和初期ま
であった花柳界は、当時は食を得てそこから通勤する程馴染まれた生活の場だったのだ
。今や嘘の慰安婦問題に揺れている日本だが、韓国社会や中国社会には、そうした温泉
や観光旅行やお参りなどの風習は余り育っていない。少林寺などの修行僧の旅回りは、
多少あったようだが、人肉の風習や、そこの官史の信用のなさや、国家権力の威嚇と、
更に広いが故に残った争乱の多さにその原因がある。つまりは文化の土壌の交流などは
朝貢や商売ぐらいしかそこになかったのである。一般の者の旅をする危険さは多くあり
、そこに書道や囲碁や麻雀や印札の余興文化が産まれているのだ。逆にそれが一度出来
る事を知れば、村中が移転し成功を励んだ。華僑現象と言われる物は集団化した移転で
その国の文化の吸収でも交流でもない。只今までの村より生活が出来ると踏んだ移転で
あった。比べて日本人が単独や少人数で街を作らなかったのは自国や現地の交流にある


1745: 名無しさんAA:18/01/23 19:38
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------3>

 ところが皮肉な事に、日本人街は創っても日本人町を作らなかった優しい精神は、そ
この現地に溶け込んだ為になかなか現地にも日本にも紹介されなかった。中華街は日本
では一つの中国文化の入り口である。中華料理を出し、蛇踊りの伝統を持ち、中国移民
の手助けをして、今も尚中国色の濃い街を残す。日本人も戦前戦後にかなりの移民がい
た。特にロシアで生き残った抑留者の中には団体で自由になれたのだが、やはり日本に
帰って来ている。中には共産化思想と言われる事で帰れないとした人も自殺か帰参かを
選んでいる。勿論自分から国を飛び出していないからと言う理由はあるだろう。だが、
中国残留孤児などを見ると、泣く泣くであろうが親は母国に帰って来ている。それだけ
異郷の住み難さや悲惨な現状を味わっての事であろう。ブラジルにも比較的多くが戦後
に渡り移住している。ここも日系人会はあるが日本人専用の街や日本人町は見られない
。つまり孤高で現地に馴染んで生きる生き方をしているのである。勿論日本人同士の、
結婚も多いが、現地人ともかなり簡単に壁無く結婚していて、大らかな気性そのままで
ある。解らないのが朝鮮人社会である。彼らは異常である。日本でも御馴染みの在日な
のだが、彼らはあまり母国を気にしない。多くが婦人の進出によって形成されるからか
陰湿で周到である。日韓併合以降は、朝鮮人も日本人として海外に出た。特にアメリカ
などに行ったが彼らの素行が悪い者も多数でた。1868年、「元年者(がんねんもの)
」と呼ばれる約150人の日本人がハワイに移民し、日本の移民が始まっている。この
時が日本から米国への移民の幕開けとされる。ところが1869年の旧会津藩士が作っ
た「若松コロニー」となど入植地を築きましたが、殆ど失敗に終わっている。その後も
、ハワイ、カリフォルニア、アイダホなどにも日本からの移民が行きましたが殆ど成功
にはほど遠い苦難であった。ところがこの時期には朝鮮からも同じ様に奴隷や娼婦とし
て渡ってくる者がいたが、彼らも何故か日本人と名乗っていた。幾つかの本でも日本語
の通じない日本人として紹介している。こうして1905年にサンフランシスコを中心
に反日運動が組織され、1908年に日本政府は日本からの移民を自発的に制限するこ
とになったのだが、戦乱や混乱を逃れてチャイニーズとしても移民は続いた。1910
年、「韓国併合ニ関スル条約」に基づいて大日本帝国が大韓帝国を併合し、国際社会は
大いに喜んだのだが、だがそれを以って逆に管理されない移民が増えた。


1746: 名無しさんAA:18/01/23 19:39
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------4>

それは米国は、家族の渡航は禁止されていなかったため、日本では一世のもとに写真だ
けで見合いをした「写真花嫁」と呼ばれる女性が日本から嫁いだりして、日本は苦心は
し、その数二万人以上と言われている日本人女性が出国したりしている。だが大陸では
そもそも苗字氏名がない呼び名の者も多く、花嫁のそれをそのまま真似たり、名前を利
用した不正旅行の斡旋業者が中国にも朝鮮半島にもいたのである。この頃両班と言われ
る旧朝鮮王宮の下使も殆どが家族ともに欧州経由で移住している。そうして米国本土で
は日系移民と共に多くは農場や鉄道建設に従事し、ハワイでは移民の多くはサトウキビ
農園などで働いている。だが、本来の日本人の様には知識も教養もなく更に体格が良か
った。その為酒乱だったり暴行事件だったりを盛んに起こし、とうとう1913年ごろ
から市民権を持たない外国人の土地所有を禁止する法律が各州で成立するようになった
し、後に借地さえも禁止されるようになったのである。こうして1924年の移民法に
より、日本からアメリカへの移民が全面的に禁止され、1941年、真珠湾攻撃ととも
に太平洋戦争が始まり、アメリカ本土では日系人の指導者の逮捕が始まり、強制収容所
に送られる。此処で朝鮮人や日本人と色々とグループが分かれた。多くの贋の日本人は
米国に忠誠を直ぐに申し出て軍人にもなったが、それを潔しとはしていない者もいた。
この時、日本人の性格に於いて背が低く目が細く目が悪いとしている。背が低いと言う
のは正解だが、目が細く目が悪いと言うのは朝鮮人の体質だった。戦後の混乱で、更に
日本に帰化した中国や朝鮮人は多い。既に混血種になったのだろうが、今のその視力の
範囲で言えば、狐目の男の犯罪はかなり多く、更に眼鏡を掛けた目の悪い者は4割に及
ぶ。大体地質学に見て日本は清流の多く食べる物に毒草など異物の無いのは特徴だった
。その為霊芝や朝鮮人参などの特殊なものも気候的に出来ない。だが朝鮮半島では、そ
の文化も中国寄りだが、気候も又中国寄りである。遠くチベットの砂塵や戦乱の煙など
は、この朝鮮半島の森に吸収され朝鮮半島の雪に埋まる。更に黄海に流れ出た汚物や細
菌はその海の幼魚に貯まる。とは言っても微々たるものだが。勿論日本にも近視がなか
ったなどとは言わない。だが少なくとも日本に於いて近視は生き残れない環境があった


1747: 名無しさんAA:18/01/23 19:39
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------5>

 それは刀の文化だったからだ。武士の時代に近視で、睨みつけたなどの因縁や、つい
見えなくて刀が触れらる事になれば、それは死闘を意味する。つまりつばぜり合いとい
う言葉は決闘を意味した文化だったのだ。更に江戸時代から逆昇って戦国時代に遠くが
見えないなどと言うのは戦に敗ける事だった。中国や元の様な圧倒的差での挙兵をして
も日本では小さな島国でせいぜい10倍か20倍である。中国の様な五百万一千万の兵
などをそのまま一国が持つ事は出来なかった。従って一斉に取り囲むなどと言う戦法は
他の諸国との連携で初めて可能だったのである。ところが中国は紀元前の時代から、自
国を管理する集団ですら1千万の兵は優に超えたと思われる。逆に北京のみに民衆が押
し寄せてくれば一億など遥かに超えるだろうからだ。従って今も昔もその暴動や反乱に
常に怯えた政権運営なのだ。だから一つの陵墓を掘って出た兵馬俑すら五千体は超えて
出土する。日本ではまず在り得ない量だ。アメリカの独立に於いてはこうした国家権力
の威嚇の為に民衆に銃器の所持を規制しなかった。それが今までに国の統率であった。
朝廷の周り以外は、そうした混乱の中で鎌倉〜江戸時代に恐らく居なくなった。いや、
ひょっとしたらそれ以上前から戦いの場のある中では近視は眼鏡の無い世界では、どこ
でも環境的には生き残れなかった。それが今や日本の戦後には40%である。この理由
は先に言った様に海外から特に朝鮮人の移入の多さである。欠陥DNAは目の細さ視力
の減退を引き起こしやすい。その理由は簡単だ、小さな手仕事に向いている趣向体質だ
からだ。此処にJポップとKポップの違いがある。一般的に趣向を凝らしたうるさいK
ポップに対して早くても軽やかな風情のあるJポップが人気があったと言う。ただ似て
いるので我々には解らないが、それが問題である。例えばドラマでも物語でも超えては
行けない一線がある。これが韓国人には解らないのだ。例えばメロドラマでも歴史物語
でも刺激を求め馬鹿みたいに創作し書き換えるのだ。全く日本人なら見るに堪えらられ
ないはずだが、これを日本の御婦人方には当たったから大変である。当たる理由は先の
大戦後の在日の存在でも解るような移住者や帰郷者によって出来た子孫形成だったのだ。今日アメリカでトランプ政権が出来て文化摩擦が産まれた。それはもともとあった摩擦
に更に油を注いだからだ。似ているが違う。その核心が他民族国家には必ずあるものだ

1748: 名無しさんAA:18/01/23 20:53
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------6>

 こうして世界の中で称賛された日韓併合こそ日本のあらゆる悪環境基本原因となった
。というのも竹島問題尖閣問題を見るように、悪辣な粗野の民族が散ってユダヤ同様に
人々に憎しみ怒りをばらまいては国々に隠れてしまったのだ。第二次世界大戦では此処
で色んな事が起こった。殺人狂をそのままにして日本人が戦ったからだ。日本には代々
のれん分けや養子家業というのがあった。つまり家を守る事を使命にして生きて来たの
で人情に篤かった。しかしそうした人種の違いは往々にして奇抜事で日本人が不幸な結
果をもたらしてしまう事は予想しなかった。植民地反対もそうした純粋な人間愛に満ち
た純朴な声だったと言える。ところが西洋では違っていた。常に戦いにまみれ日常でも
陰謀に溢れて過ごしていたし、一般庶民の生活すらも文化生活とは程遠いものだった。
その意味では日本がこれまで現代の中で今だ国際社会に取り残されずに済んだ理由であ
ろう。大陸進出を果たした時満州以降をもし時間をかけて二百年など日本文化の根をお
ろさせた世界があったなら、随分とちがった豊かな地球が産まれていたろうが残念な事
だ。日本では、商売に3本の柱と言われ商店の信用、商品の信用、商人の信用が必要と
され早々簡単に会社を造る事は出来なかった環境だったが、それでも後ろ盾を得て多く
の個人商店が立ち並んだのが江戸時代である。商店の信用は金の信用である、今や旅行
代理店や貸衣装屋などで倒産被害が多いがそもそも現代人は簡単に信用しすぎである。
もっとも銀行倒産から今日までは商店街閉鎖とインターネット普及などで意識が変わっ
たがちょっと昔は違っていたのだ。更に商品の信用は言わずもがな技術の信用である。
そして当然商人の信用とは人格の信用である。かつて日本はこの3つの信用が商売の柱
とされ、この一つでも無い所は商売が成り立たないとされ言われていた。それだけ人々
は賢かったのである。だが今や経歴さえない会社や大きくあっても詐欺まがいの商法で
大きくなった会社技術も戦略も無い日本の銀行の様な事が多々生き残る。ただただ国の
救済策に融資や補助やテコ入れによって生き残り大きくなる。トヨタすらそうなのだ。
こんな出鱈目な政治を可能にしている国なのだが、議員すらもその影響力拡大に加担し
た国だ。こうした事に常に戦って来たのがEUの各国である。そして今トランプは戦い
に挑んだのだ。


1749: 名無しさんAA:18/01/23 20:54
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------7>

 昨年にアメリカの主要艦船が次々と事故を起こしぶつかって行った。既に2隻は今や
廃船になるだろうとしている。ここで注視すべきは乗組員が多民族の米軍である現実で
ある事だ。日本軍がシベリア出兵を決めた時も多くはこうした意識統一のとれない中に
海外に戦局ができたのだ。簡単に意識統一とは言うものの実はかなり難しい。ドイツの
ヒットラーは感情や感覚に訴えた事で夕日の中の演説やオリンピック開催で国民を高揚
された。しかしそれは「意志統一」であって「意識統一」ではない。意識は知識と同じ
に人の生きて来た環境と教わって理解した知恵の中にしかない。規律ある部隊は確かに
厳しい不文律の中には産まれる。だが第一次大戦以降は軍の管理は軍部の大興で見る様
に、全く意識統一の無い世界には2・26事件など多分の混乱と紛争と押さえつけで、
次第にめちゃくちゃな作戦に移行する。その戦争の意味も解らず駆り出され、死の淵で
の戦闘に非道が行われ、兵士も一般人も無いゲリラ化し盧溝橋事件や南京大虐殺の様な
原因不明で意味不明な大事件が多発する。勿論日本軍は国対国の戦争だから兵士同士の
戦いで、それが国際ルールと思っていて、わざわざ宣戦布告までしている。しかし既に
世界は中国を始めドイツのUボートの無差別攻撃やソ連の共産化革命からはそうした物
を省いた戦場の戦いだった。日本の商船も全く関係なしに攻撃され、終戦時には空爆も
原子爆弾も全く厭わないほどの冷酷残忍な戦争になっていたのだ。この一線を超えさせ
たのが他ならぬ今の韓国の政治の様な或いは慰安婦や竹島問題の様な勝手な論理である
。この国と言う成り立ちも商売と同じだった。何故日本人が戦争に負けたのか。簡単で
ある。日本は戦争すべき国では無かったからだ。イギリスがドイツに敗けアメリカの助
けを借りて敗戦国にならず又ソ連がアメリカと肩を並べて戦勝国となったのもアメリカ
やソ連がルール無視のならず者国家だったからに過ぎない。なのに世界は二つの大国に
ひれ伏した。アメリカは南北戦争の感情のままにソ連は共産革命の怒りのままに世界大
戦に挑んでいたのは間違いない。だが日本の天皇裕仁は英国の紳士観と日本の文化感の
ままに北の朝鮮地域で開発していた原爆を捨てさせ台湾で行っていた研究は止めさせた
。この時石原莞爾は一言だけ言った。「これでは日本は戦争に敗ける。」と1939年
東条が満州から出て政権に入った執拗に石原の昇進に壁を作り1941に立命館大学の
講師の職しか残っていなかった。


1750: 名無しさんAA:18/01/23 20:54
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------8>

 東条政権は近衛日記によると、支那派遣軍総司令部が「アメリカと妥協して事変の解
決に真剣に取り組んで貰いたい。」と見解を述べたが、東條の返答は「第一線の指揮官
は、前方を向いていればよい。後方を向くべからず」だったという。東条も東条内閣を
産んだ木戸幸一もすぐ前の日本国内しか見て居なかった。世界的視野いや国民すら眼中
になく兵員や体制維持にしかなく、良くて産業の企業動向だけであった。一方石原莞爾
は密かに山科研究所の資料から理化学研究所にウランの精製をして原爆の元を試作すら
観て居る。この事が東条に於いて気に入らない事だったし、満州の頂点に居ながら天皇
の廃棄命令に背いた実験に木戸は2回も天皇から激怒のあおりを食って、東条までもが
そのあおりを食っていて、石原を避けた理由だった。現地部隊が、満州事変を3ヵ月で
終わり短期間で中国全土を制圧できた事は、彼が如何に周知を知る人物だったかを物語
るものだった。命令に反しても結果さえ良ければ処罰されないと考え、また蒋介石も「
西安事件」で毛沢東に拉致され、やむなく「国共合作」で日本と戦うことを約束させら
れ結果、事変は全面戦争へと拡大していったが、彼はその止め方も理解していた。石原
は昭和15年7月の大阪会議で陸相の東条と激突し、海軍の南進にあわせて陸軍を派遣
するという計画に「まだ支那事変が解決していないのに戦局を広げるとは何事か、先ず
蒋介石と講和してからだ」と噛み付いたため、昭和16年3月、石原は60歳の定年を
前に52歳で軍を追われ予備役に退場したのである。終戦後は、 昭和21年1月以降
は持病が悪化し、入院。米、英、ソの検事が臨床尋問した際には「戦犯の中で第一級は
、空襲、原爆投下で非戦闘員を殺害し国際法を蹂躙したトルーマンであり、本当の元凶
は鎖国の日本を脅かし、開国させ、日本を台湾、朝鮮、満州に赴かせたペリーである」
と言い放った。東条英機と意見が対立していたというではないかとの問いには、「予は
東条個人に恩怨なし、但し彼が戦争中言論抑圧を極度にしたるを悪む。これが日本を亡
ぼした。後に来る者はこれに鑑むべきだ。又、日本の軍備撤廃は惜しくはない、次の時
代は思いがけない軍備原子力武器が支配する。」と言い切り、GHQを恐れさせた。と
言うのもドイツと同じ様に開発されていただろう核爆弾が見つからずにいたからだ。そ
の上、石原莞爾は「満州国を作ったのは自分である。その人間を呼ばないで、どうして
戦犯裁判など始められようか。私のいない東京裁判など滑稽である」とも言った。が、
昭和21年(1946年)4月には石原莞爾は戦犯リストから削除されていた。


1751: 名無しさんAA:18/01/23 20:54
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------9>

 元々かれは国柱会員で、戦争は不可避・最終決戦思想は決定的な地球上の未来。とし
ていた宗教の信徒であった。更にその日露戦争以降からは日米決戦は予測されるもの、
と言う世論状態であったのだ。彼の心中には、国軍の一幕僚が国外で事変を画策や独断
専行するというのも決してあってはならないことは解っていたが、その行為が国の為や
天皇の為なら行うべきであり、関東軍による満州事変はその中に入っていた。その後に
日本が国際的孤立を招いたことは紛れもない事実ではあったが、それは関東軍の無為無
策によるもの、とも映っていた。東条英機よりはずっと見識も知恵もある人物で東条の
様な堅物の軍人ではなかった。東条の根回しにより、軍部での昇進を阻害され、立命館
で「国防政治論」を講義し、それが受け入れられず追い出されている。この講義による
と石原の従来の戦争の分別である持久戦と総力決戦とに大別され、戦略の勝利と政略の
成功は合致しない。としており、統帥と政治を強調させ、総合させることが戦争指導の
課題である。と説いている。更に民主主義において統帥は一般に政治に従属するが、そ
の際に統帥が政治の犠牲となる場合がある。そこで統帥権を独立させて作戦を実施する
制度が考えられる。しかし、こうした制度は決戦戦争ではともかく、持久戦争では問題
が多々生じる。と説いた。もし戦争の長期化によって軍部と政府の関係が悪化する事が
あったならそれは敗戦を意味する。そこで総力戦の大東亜戦争において日本では臨時に
設置される大本営の体制を廃止し、戦争指導機関を新設することが望ましいし、通常で
は陸海空の軍隊を置いて大臣を置かないと言う大胆な発言をしている。この頃空軍とい
う物が無かった為に発言したものだが、これは政府の特に東条を始め軍部を怒らせた。
、しかしその次の国防政策については、石原は最終戦争の議論を導入し戦争史の歴史が
進めばその形態は兵力規模と戦闘領域の拡大をもたらす。との結論に於いて、その拡大
はある時点で極限に到達し、最終戦争の勃発を最後にこうした戦争は終わるものといい
。その最終戦争に準備するためには 1.東アジアに十分な陸上兵力 2.西太平洋に十分
な海上戦力 3.空軍の創設が必要。4.この軍備を基礎付ける経済力の準備。と説明して
いる。この思想は実は江戸時代初期からのもので、日本が国際社会に打って出るには、
徳川幕府は質素倹約をして、西洋文明以上の経済力を高めて備えるべき。と織田信長の
蛮族布武の意見の流れではあったのだが。

1752: 名無しさんAA:18/01/23 20:55
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------10>

 ところが日本人とは愚民の集団であって、天下布武を掲げた織田信長の意志や禁教令
を掲げて大陸の端緒を得ようした朝鮮征伐の豊臣秀吉や、鎖国をして国力発展を望んだ
徳川家康などは、その原因となった西洋の大型船の各地への出没を、一般市民は忘れて
しまっていた。徳川光圀は本格的な日本国の領土と国民を意識して徳川綱吉時代には、
その大体を探検させている。歴史授業などでは、藩主時代には寺社改革や殉死の禁止、
快風丸建造による蝦夷地(後の石狩国)の探検などを行い、後に『大日本史』と呼ばれ
る修史事業に着手し、古典研究や文化財の保存活動など数々の文化事業を行った事は教
わるが、その理由が日本の自立や外国船からの防衛にあった事は知られていない。日本
では木造建築の文化で二百年や三百年と言えば遠い昔の人事の様に教えて、国内の風潮
でまるで自由の様に若者に贅沢させるがそれは日本だけであり、諸外国の欧州は石造り
で五百年前や千年前の石造り建物や地下の回廊を残したままの都市作りであるし、二千
年前や三千年前の話は大事に受け継がれ、例え小学校の図書館であっても古書など保存
しその経歴や時代の風景を捨てる事はしない。その後慶喜時代に開国になるが、日本が
欧米列強の占領された紛争国にならなかったのは、徳川時代の貯め込んだ財宝によって
薩英戦争や下関戦争或いは数々の暴動事件の賠償金を支払っていたからである。それは
丁度徳川時代が豊臣氏の持っていた財宝によって安定していたのと全く同じだった。こ
の日本人の能天気さは江戸期を忘れた大正や昭和にも起こっている。それが世界大戦の
敗戦なのである。その愚民の日本より馬鹿なのが今の韓国や中国だった。中国清王朝も
李氏朝鮮も又そうした財産を持ってなかった訳ではない。しかし、国土や国民の大きさ
に対してずっと小さかったのだ。当時中国がため込んでいた銀は金よりは高い価値を持
っていた。しかし日本の金は含有比率からすれば倍の価値があった。つまり日本の金貨
に銀が含まれ既に西洋では分離技術により価値の高さを知っていたのだった。こうして
開国を果たした時明治の人は石原莞爾の様な視野だったし、あの乃木将軍すら明治天皇
の死と共に自害し殉死している。また今回、称賛された保守派の論客として知られた評
論家の西部邁氏(78)が死去しました。多摩川で自殺したとされる。知性派の代表で極
めて理知的であると同時に、温和で間口の広い言論人であり、自身とは思想的な立場が
異なる人ともしっかり議論するなど、その人柄と知性は高く評価されていた人物だった


1753: 名無しさんAA:18/01/23 22:08
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------11>

 この日本人の馬鹿さは、ものの価値判断にある。ものの価値はそれがそこにある。と
言う価値であり、その歴史が価値を持つ。だから高層ビルなどが盛んに建てられ、首都
高速と同じく最新鋭の技術を凝らしても一銭の価値も無い建物だ。そこを日米人は解っ
ていない。それは911テロの貿易センタービルと同じだ。今や跡地は、墓地と同じで
公園の様なもので最終価値しかない。それは日本の仕組みも同じで、天皇制でも日本国
憲法でもそれを続けている事に、価値がある。店で売ってる背広も買う人や着る人がい
る事で、そこにあるのは作る人の価値を持っているのだ。これを捨てた様な古今の議論
や体制には一辺の義も正しさもない。それは電話勧誘も同じだ。この勧誘によって沢山
の客が付いたとしても、それはオレオレ詐欺の悪業と全く同じで暗黙のルールの安らぎ
とか国民生活を脅かさない、社会福祉に準じて生活をする。という大原則からは大きく
逸脱した行為だ。ドラクエ販売と同じでゲーム業界の倫理を破って隠れて販売した罪し
か問われなかったが、この失態を犯した罪は大きく、社会を壊した業界団体に対し政府
は本来本気で圧力かけて潰すべきだったのである。今度の森友・加計の学園問題ででも
議員答弁は別に財政の麻生が私学助成金を全てストップさせるべき立場であり、それが
出来ないなら財務省を解体すべきなのだ。こうした行為を日本人は躊躇しがちで、その
正論を認めたがらない。本来今のアメリカの民主党と共和党で国の行政執行が止まって
居る様に、今の予算なんぞは執行を止めるべき位の悪態なのである。なんら景気拡大を
図らず、超自然的に紙幣流通緩和で自然増収しているにも関わらず、日銀は全く一途に
緩和処理と2%のインフレを唱えていると言う馬鹿さだ。全く世界を見て居ない。これ
が私には奇妙なのだ。石原都知事が今の若者にあの東京五輪の様な感動と興奮を与えて
もっと活気に満ちて欲しいと東京五輪に応募した。だがその実はそうしためちゃくちゃ
な論理で財政出動して負債のみ残し更にはその負担や不安で今の社会情勢がある。と言
う事を理解していない。その間するべき事をしていなく東京一極集中を広め、東京こそ
が出産率が最低にあるに関わらず、若者を集めて於いて日本経済を低成長にしている。
そうした事実になんら対策を打っていないのだ。今の高付加のやらずぼったくりの役所
の力を背景の集金制度は全く間違えた社会なのである。この綿々と続いてきた物忘れの
高い日本は、よく日本人を指導し歴史を振り返り海外の不正義な対応を第一に反抗すべ
き使命を忘れては 亡国となるのである。


1754: 名無しさんAA:18/01/23 22:08
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------12>

 その一番の例が北朝鮮の核ミサイルの問題だろう。核実験が繰り返された頃は金正日
の終わりの頃だった。六ッ国協議が行われていた頃から既に核ミサイルの問題を中心に
協議したいとの話は米国から日本に伝わっていた筈だった。それを自民党の馬鹿幹部は
拉致問題一辺倒の答弁しかして来なかった。ノドンやテポドンが打ち上げられていたに
も関わらずにである。更に小泉訪朝によって2002年、日朝首脳会談、日朝平壌宣言まで
行っていたにも関わらずその進展はさせなかった。これは小泉首相のいい加減さと能力
の無さとその国を守る厳しさの無さである。今原子力政策の脱原発を叫ぶが、小泉時代
に原発は廃炉問題を大きく持ち上がっていたのだがそれを一括して延長させて福島事故
を起こした張本人のはずである。全くブラックジョークである。これを許しているのが
日本が愚民社会になった証拠なのだ。年越し派遣村が出来て自民党は盛んに攻撃した。
だが派遣法を作ったのは自民党であり企業を税制優遇し甘やかしたのも自民党なのだ。
市町村合併で日本を掻きまわし、文化伝統を捨て去り、自衛隊の戦争の窓口を開いた。
許し難き暗黙のルールを無視した許し難き大罪を持った人間を、まだ日本は祭り挙げる
のである。かつての八紘一宇を掲げながらも、肉弾三勇士や靖国九軍神など称した自己
犠牲の今の自爆作戦や一億総玉砕を掲げた時と同じ様に 全く不釣り合いなバランスを
何故か持ちたがるのだ。八紘一宇や五属共和や万世一系や天皇一祖は言わば日本の大陸
での大東亜共栄圏の為のものだった筈だが、それが日本の大陸支配に持ち替えられたの
だ。逆に言えば日本は宣戦布告をせずにそのまま知らんふりして軍を持ち続けて居れば
それで良かったのである。海軍の南方戦線と共にビルマ攻防を仕掛けなくとも、又ソ連
やドイツと協定しなくとも。そもそも第一次世界大戦とロシア革命によって極東地域の
勢力変化によって、大戦の戦勝国であるアメリカ・イギリス・フランス・日本の4カ国
で協議し、四カ国条約により、それまで約20年間にわたって日本の大陸政策を支えて
きた日英同盟の更新はなされなかったが、それが日本の甘さだったのだ。今後も又世界
の潮流は蛇行し米国の衰退も又出て来よう。そしてこの米英協調路線も相手国から切り
離しが生じるだろう。しかし、日本はこの米英との協調堅持の姿勢は放してはならない
。今後の世界はロシア中国になるのは目に見えて居る。それでも日本は確固たる正義は
貫かねばならない。それは自由貿易と人道最上の思想である。

1755: 名無しさんAA:18/01/23 22:09
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------13>

 こうしたいい加減になった日本の姿の理由は天皇にあるのは間違いない。それは天皇
が悪い訳では無く仕方のない事だった。今度NHKで西郷隆盛を持ち上げているが、こ
の最悪な日本にしたのは西郷であった。立花藩士別府氏や三池氏の話では西郷は三度程
この柳川に来ている。かれは篤姫とそっくりの風貌であったとされ、武士と言うよりは
篤姫の影武者であったと思われる。当時大政奉還までは、それまでの殆どの王政復古の
志士達は徳川慶喜を議長にした議会制民主主義を考えていた。それは現天皇に全く政治
というものは無く、更に海外知見すらも持ち得て居ない事は自明の理であり、それが逆
に慶喜が大政奉還した理由であった。この理由は簡単で庶民から選挙によって大統領に
なると言う英米のシステムに憧れがあったからだ。更に江戸幕府の家臣には大きな財産
とも言える経済にも明るい者は大勢いたし、議会制政治を望む程文化を持つ者もいたの
である。しかしそれが徒労に終わったのは、西郷隆盛即ち薩摩藩が音頭を取った為に、
かつての薩英戦争や下関戦争の賠償金問題をうやむやにする為の戦いを挑んだからだ。
 知っての通り、徳川家の処分を巡り新政権内では意見が対立し、不満を持った旧幕臣
がこれまでの経緯を知る者で「薩摩を討つべし。」と徳川慶喜に迫っていた。強行派の
意見を抑えることができなくなった慶喜は薩摩討伐の兵を挙げるのだが、その時既に薩
摩も行軍は行っていた。鳥羽街道を北上する旧幕府軍と京への進行を阻止しようとする
薩摩藩との間に戦端が開かれたが、この時慶喜はしなくてもいい戦争とは解っていた。
しかし、そうした無気力試合で、鳥羽・伏見の戦いでは旧幕府軍一万五千人に対して、
薩摩を中心とする新政府軍は五千人ほどの、三倍の兵力を擁する旧幕府軍が有利な状況
であるにも関わらず敗けて劣勢になった。この頃には旧幕府軍にも新式の銃器が導入さ
れており、薩長に見劣りしない装備をしていたのだが、錦の御旗まで用意し準備周到の
血気流行る武士団と今だ兵の訓練の出来なかった幕府軍の指揮官の差は大きかった。加
えて鉄砲方の訓練をすべき士官達は、大政奉還で雇われ囲入れを解かれ喰い縁が無い事
で大勢が居なかった。つまり全く伝令伝達や作戦のない行軍だったのである。こうして
江戸の知恵者すら排除した新政府はこれまで築き上げてきた人材や大きな政策や知識と
言う物を捨てたのである。こうして一から築く事になったが、幸いにして江戸幕府が進
めていた造船所や各藩の製鉄の工場が残っていて、これにより政府の首は繋がったと言
える。それは天皇と言う神輿を挙げたが、そこに政治や仕組みと言う伝統はなかった。


1756: 名無しさんAA:18/01/25 01:07 ID:sFs
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------14>

 ではこの日本は一体どうすればいいのか、本来なら六者協議の始まっていた2000
年頃から、北朝鮮の動向は解っていたはずだが、今だイージスアショアなどの迎撃ミサ
イルさえ持たない状態である。これは政府の怠慢でしかない。韓国に於いて危機感の無
さは数多く指摘される。しかし日本は今やミサイルが落ちても昔の様な防空壕はない。
それを考えれば五十歩百歩なのである。こうした北朝鮮の核ミサイル開発に対して日本
は平和の為の開発は全く勢いがない。例えば関西電力は日本の安全規制員会の認可が下
りて又原子力発電を行っている。だが知っての通り便所のないマンションと言う程今で
も核廃棄物の再利用には至っていない。それどころか関西電力には、六ヵ所村の再処理
開発には参加していない。此処に安全規制委員会のいい加減さがある。更に猛毒のナト
リウム漏れ以降は高速増殖炉は全く作業漏れが多く昨年に至っては推進事業者の変更を
指導されたままで廃炉直前に至っている。日本の原子力政策は1968年(昭和43)年に締結
した日米原子力協定の下で原子力利用に関する包括的な規制を受け、日本は米国に規制
権を一手に握られながら再処理開発を行っている。同協定が、日本に自らの手でプルト
ニウムを生産し、消費する核燃料サイクル路線を認める一方で、「使途目的のないプル
トニウムは保有しない」という国際公約を課しているのもこの一環である。今後同協定
が2018年に期限切れを迎える。日本としては延長した上で開発の余地を広げたいところ
だが、延長手続きに際しても、余剰プルトニウムの保有量のその対策が最大の懸念材料
になってくる。日本は、ロシア、英国、米国、フランスの核保有国に次ぐ世界第5位の
保有国で、現在約47.8トンを保有し、うち約37トンを海外の再処理工場などに預けてい
る。青森県六ヶ所村の再処理工場が完成してフル稼働すれば、生産量が年間で8トンず
つ増え、保有量はさらに増す。これに対し、消費量は原発のプルサーマル発電で年間に
5〜6トン、建設が遅れているプルサーマル専用の大間原発(青森県)で同1トン、もん
じゅがフル稼働すれば同1.5トンのプルトニウムが必要として計算して、バランスの取
れた開発を目指していた。ところが日本のこの開発は、全てがとん挫して20年以上を
過ぎた。再処理技術は確立されず原燃事故ではそのお粗末さは想像を絶した。更にこの
増殖炉も不祥事続きでまともな運転は行うに至ってはいない。ちなみに、日本が保有す
る約47.8トンを原爆に換算すると、7970発分となると言われる。


1757: 名無しさんAA:18/01/25 01:07
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------15>

 そもそもこの放射能元素体で、プルトニウムといえば、ウラン鉱石中にごく少量が含
まれていることが知られる以前は、人間の浅知恵が創リ出した唯一の人工元素と言われ
てきた。その毒性は想像を絶していると言われる。実証されたわけではないが、1グラ
ムの百万分の1もあれば人命を殺めることができ、言い換えればわずか1グラムで百万
人もの人命を奪うことができるという学説もある。それ自体で化学兵器にもなれば、核
兵器に転用できる原爆の素材でもある。むしろ、原爆の素材であるプルトニウムを探し
求め、創り出すため、人類が「副産物」として手にしたのが原発という言い方もできる
。日本が原子力政策を国策として推進した発端は、冷戦時代の米ソ両国が猛進した核拡
散競争の片棒を日本も担がされての、当時の政官財の癒着の産物であったが、私達現代
人はその大きなツケとリスクを背負わされていると共に、ご利益にもあずかっているこ
とになる。本来プルサーマル発電も高速増殖炉も計画通りに行けば需給バランスが取れ
るはずであったが、いずれも需要計画が大きく崩れる一方で、既存の原発が再稼働へ動
き出しているため、保有量はさらに増え続けることになる。日本政府はこの原子力科学
の平和利用を推進する以上、ウランを燃やして使い捨てるだけでなく、再利用する核燃
料サイクルが必須である。それには高速増殖炉が本命であり、その実用化の推進こそが
目下の目標であって、これを大前提に綱渡りのような辻褄合わせを行ない、プルトニウ
ムの管理も需給バランスとその行方も考えてきた。したがって、もんじゅや核燃料サイ
クルの実用化が計画通りに進まず、立ち往生したことは大誤算であり、あってはならな
い事態に直面し、緊急事態の中にあったわけである。核分裂そのものは、スピードが遅
い中性子(熱中性子)の方が効率よく進むので、軽水炉では冷却材兼減速材として水を
使う。高速増殖炉では、プルトニウム燃料を包み込むように、燃えないウラン(ウラン
238)を並べる。こうする事でウラン238は、中性子を吸収してプルトニウム23
9に変わる事で熱を発生する。そこで、核分裂で飛び出した中性子の内1つを連鎖反応
に使い、もう一つをウラン239に吸収させるようにすれば、プルトニウムが燃えるか
たわらでウラン239から新しくプルトニウムが生まれてくることで、連続の熱発生源
となる。この時飛び出す中性子のスピードが高い高速中性子の方が効率よくプルトニウ
ムを増やせる事で高速増殖する炉と呼ばれる。ところがその為の熱吸収が水では中性子
のスピードを落とす(減速)性質があるので、冷却材に水は使えない。そこで、中性子
を減速させず、熱を伝えやすい性質の猛毒ナトリウムを冷却材に使っていたのである。

1758: 名無しさんAA:18/01/25 01:08
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------16>

 ところがトリウムは核分裂反応をおこさないので、核分裂反応を起こすウラン転換し
て燃料にした材料だった。そのために中性子を投入する核スポレーションいう前処理が必要で
だった。結果、トリウムの約88%が、燃料として利用できるウラン233に変換でき、約12%はトリウム
232のまま残り、エネルギーを取り出せる核反応は、88%のウラン233の9割程度で、残りでは
ウラン234・ウラン235などの同位体となります。よって、大きくは、初期投入量の8割程度が
核分裂を起こし、キセノンや ジルコニウムなどの有害な放射性物質を生成する。この中に核兵器
の材料となるプルトニウムは発生しない。また、溶融塩炉という形式を使えば いったん稼動
し始めると核スポレーションという前処理をしなくても、炉内で トリウム232 ⇒ ウラン233 ⇒ 核分
裂反応が定常的に行われる。次代を担うと言うのは、容器ごと焼却するこの仕組みにあ
る。だがこの容器の信用度は全く無く途中の配管の破損では暴発のリスクは低いとはい
われているが暴発の可能性が無い訳でもないし、この配管に入るのは高熱用のナトリウ
ムなのである。高温溶融塩の配管の損傷は高く事故後の処理は難しくなる。ウランとト
リウムを比べると、確かにトリウムは安全性が高く、エネルギー効率のよい次代のエネ
ルギーのように見える。けれど、今回の福島のような人が安心して住めないような土地
がウランでなくトリウムであったら出来ないかと言えばそうではない。より大きな事故
になった可能性すらある。と言うのも現在は、一度炉内に燃料を入れたら、開け閉めは
でき無い為盾ん。なので、最初からあらかじめ使用する長期間分(2年分程度)の大量
な燃料を入れておいて燃やしている。その上で出過ぎた中性子を奪い取る為制御棒での
中性子の量の調整している。ところが、この液体の燃料炉は大量な燃料を入れる固体燃
料炉とは違い、少ない燃料でも発電が可能で、一日なら一日分、随時必要な分だけ燃料
を投入すれば良いのだから、固体燃料炉に比べると炉の暴発などの危険性が下がるのだ
が、それだけ順次燃料を用意して置く事になる。また、核燃料が溶融塩中に均一に分布
するので、より安定的と言えるが、それらは詰まる事も想定される。更に強いガンマ線
放射による機械劣化も大きい。ただ科学者は「この原子炉は驚くほど安全な構造になっ
ている。もし、過熱し始めると、小さな栓が溶けて溶融塩は鍋の中に排出される。津波
で損傷して使えなくなるコンピュ−タ−も、あるいは電動ポンプも不要である。原子炉
自体で安全が守られる」「日本で見られたような水素爆発のようなことも起こらない。
それは大気圧で運転されるからである。放射能漏れもなく、スリーマイル島、チェルノ
ブィルあるいは福島のように制御不能状態が長く続くようなことはありえない。」とす

1759: 名無しさんAA:18/01/25 01:08
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------17>

「トリウムは連続的にウラン233 を作ることによってトリウム自身の燃料を生み出し
(=増殖させ)、同じ量の燃料からウランの約90倍のエネルギーを生み出すことができ
る。ウラン233 の核分裂反応によってプルトニウムその他核兵器製造原料を発生するこ
とがない。。トリウム溶融塩炉方式では、燃料が最初から溶融しているのだから、燃料
棒のメルト・ダウンということはあり得ない。そして、核反応は冷却に従って減速され
る。」とされる。炉心溶融(ろしんようゆう)と訳されるメルトダウンとは、原子炉中
の燃料集合体が炉心を構成する制御棒やステンレススチール製の支持構造物等をも含め
て、核燃料の過熱により融解して行く事を意味している。または燃料被覆管の破損など
による炉心損傷で生じた燃料の破片が過熱により融解することも含まれる。原子力発電
では、低濃縮ウランなどの核燃料を臨界状態にすることで、核分裂で発生する熱によっ
て発電する。ところが何らかの要因により炉心の冷却が行われないと、状態の核燃料の
持つ高いレベルの余熱に加え、崩壊熱によって炉心の温度上昇を招き、核燃料で用いる
二酸化ウランをも溶かす。また燃料棒に使われているジルコニウム合金が高温になった
状態で水と反応すると大量の熱を発するとともに、燃料棒ならびに燃料集合体を破壊す
る。これが炉心溶融である。とされる。通常は褐色の無定形粉末で、融点約二千八百℃
、比重10.9、室温での定圧モル比熱は14 calの物質だ。つまり三千℃以上の温度を維持
しなければ成立しないのである。これに対して東芝は磁性による閉じ込めを企画してい
る。ならば、何故日本は高速増殖炉をそうしたものに改造しないのか。もんじゅの仕組
みは今までの軽水炉と全く変わらないのだ。ただ高熱使用の配管や炉と更に熱交換に、
ナトリュームを使っただけの話である。それならば、炉をネオジム磁石などで閉じ込め
てレーザー照射などで今の使用済み燃料をなぜ燃焼させないのだろうか。つまり電源に
よる追加電力での核の連続反応を起こさせれば、それは何か起これば逆に連続核核反応
が止まる仕組みになるはずだ。そういう技術があってそれを行わない。何故か。日本人
だからだった。海外では戦争でも賛否でも勝ち負けは確実に決める。ところが日本文化
は「引分け」と言う結果を重んじる。拝火教の言わば神道の古来からの精神である。更
に人は勝つ事や敗ける事よりそのうやむやな「引分け」と言う結果を重んじるし称賛す
る。そこに次に伸びる精神文化や努力や救済など全てが詰まっている。と考えて来たか
らだ。言わ野次馬に気を持たせた終了であり、明日の期待の持ち越しなのである。絵画
に書きいれられた風景の様なものだ。そこに物語を見て居る。わびさびの世界である。

1760: 名無しさんAA:18/01/25 17:38
世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------18>

 日本海軍は、朝鮮半島に於いてダム工事建設に、小さな核弾頭を開発していたと言わ
れる。核弾頭の中心に爆薬を仕込んで核爆発前の爆発をさせる方式でガンバレル型の原
子爆弾で広島型とされ、日本人の体形を取ってリトルボーイと呼ばれたものだ。この広
島型が「どのように設計されたのか」は、未だに軍事機密扱いであり、情報公開されて
いない。一般的にこの開発設計は日米決戦以前に日本が作っていたが、天皇の命令で、
廃棄を余儀なくし、ドイツにその設計書は送られたとされる。その後大きな形でリトル
ボーイは開発され、ナチス・ドイツ製、もしくはその複写で米軍が日本に報復した、と
する説が有力である。この説の説明として、アメリカがガンバレル型の開発をした経緯
がなく、当初よりプルトニウムを用いた爆縮式(インプロージョン型)の実験を行って
いた、とされることがある。初構想は「ガンバレル型」であり、原子爆弾の研究を行っ
ていた、構造が比較的簡易であり基本部分の製造が容易であるガンバレル型の研究が行
われていた。しかし上手く行かずプルトニウム239を材料としたガンバレル型の(Mark
2)の開発は難航し、実際には中断・放棄されている。この実験実績のないガンバレル型
が何故作られ、何故投下第一号としたのか今だに謎で不明点が多く機密扱いであり、明
らかになっていない。リトルボーイ使用の3日後に長崎に投下されたファットマンは、
トリニティ実験と同様の「プルトニウムを使用したインプロージョン型」である。かつ
て大正2年に国立の科学研究の必要性から、高峰譲吉らが「国民科学研究所」構想を唱
え、渋沢栄一らがその構想について議論を行い、1915年(大正4年)に、第36回帝国議
会にて、衆議院・貴族院の本会議で「理化学研究所創立」が決議された。ビタミン材の
発見やアミノ酸の発見などで成果を得ていた科学者を要して、1917年(大正6年)には
創設された物理学、化学、工学、生物学、医科学など基礎研究から応用研究まで行う国
内唯一の自然科学系総合研究所になっていた。物理学でも、鈴木梅太郎、寺田寅彦、中
谷宇吉郎、長岡半太郎、嵯峨根遼吉、池田菊苗、本多光太郎、湯川秀樹、朝永振一郎、
仁科芳雄、菊池正士など多くの科学者を輩出した。戦前は理研コンツェルンと呼ばれる
企業グループで十五大財閥の古株として財閥を形成したが、太平洋戦争の終結と共に、
GHQによって解体された。その後1958年(昭和33年)に特殊法人「理化学研究所」と
して再出発し2003年(平成15年)10月に文部科学省所管独立行政法人「独立行政法人理
化学研究所」に改組された。田中角栄は昭和9年、その理化学研究所の「大河内正敏が
書生に採用する」という話が持ち込まれ、それを機に上京している。


1761: 名無しさんAA:18/01/25 17:38
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------19>

 ところが、大河内 正敏(おおこうち まさとし)は、原内閣の海軍省政務次官と出世
して、理化学研究所の所長は約束されながらも、原内閣が立憲政友会の会員からの「御
友達内閣人事」を行い日本初の政党政治と言われながらも批判が強く、白虎隊から日本
初の物理学者であった山川 健次郎が推薦するも、その年には所長にはなれないでいた。
物理学者であり実業家で東京府出身の大河内は、その後理化学研究所(理研)の3代目
所長と貴族院議員を掛け持ちした。無名時代の田中角栄に会ったのは、1937年の春に、
独立して「共栄建築事務所」を設立する頃だった。これに前後して、日比谷のビルで大
河内正敏と偶然エレベータに乗り合わせたことから知遇を得て、引き立てられ事務所は
理研コンツェルンからの仕事を数多く引き受けた。この頃、仕事のかたわら実業学校で
ある錦城商業学校(1936年商業4年修了)にも籍を置き、商事実務を学んだ。1943年に
(昭和18年)12月に、設計事務所を改組して田中土建工業を設立した。一時期この理研
と支払いによって分かれたが、その後理研コンツェルンとの関係も復活し、支社である
理化学興業(ピストンリング製造、現リケン)などから仕事を請け負うまでになった。
田中土建工業は年間施工実績で全国50位入りするまでに大きくなった。その後1945年
(昭和20年)2月、理化学興業の工場を大田(たいでん、テジョン)に移設する工事の
ために、朝鮮半島に渡って工場建設を請け負った。今の金で300億以上の物件だった
。工事は遅れに遅れた難工事だった。その頃の大田は隠れた都市として物流には道路の
ない僻地だったからだ。見ての通り韓国の中心にあり回りは海が無く代わりに蔚山やソ
ウルや釜山などの交差路の中心にある高地だった。ところが直ぐ傍に大きな山脈と水源
の湖があり今後の工業都市にふさわしかったのである。だが基礎が出来3憶の資材が着
いた時ラジオでは8月9日のソ連対日参戦を知らせていた。ここで状況が変わったのを察
し、その後降伏受諾の玉音放送前に朝鮮にある全資産の目録を「新生朝鮮に寄付する」
と現地職員に渡して、日本に帰る事に追われた。敗戦後の8月下旬に朝鮮半島から引き
揚げて田中土建工業は戦災を免れたのだが、この時の資材こそが最新鋭の精製機器であ
ったと推測される。


1762: 名無しさんAA:18/01/25 17:38
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------20>

 田中角栄は「約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。ヘビの生殺しはする
な。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。」の主義者であった。常に公明正大を心
がけていた。彼はこの時命拾いを何度もしたのだろう。そして入金も基礎が終わってや
っと入金し支払いは騒動でしなかったものと思われる。その上多分にこの資材運搬船は
理研のチャーター船であったのだろう。降伏受諾の玉音放送前に、この朝鮮にある全資
産の目録を「新生朝鮮に寄付する」と現地職員に渡した。とされるから 大きな情報網
をこの理研内部にあったのだろう。そしてその合意が取れたと言う事は理研の内部の者
の温情もあったとも思われる。8月下旬に日本に帰国している事から、先に原爆があっ
た事が既に知れ渡っていたのだろう。日本での1945年8月12日、興南沖三十数q
の海上での原爆実験を行った。と言う報道があったが、この処理も田中が行った可能性
がある。つまりこの核開発には天皇の廃棄命令が出て居る以上軍部では公けに出来ない
廃棄であったからだ。最も満州国樹立以来は関東軍も勝手な命令系統を以ってはいたの
だろうが今となっては、この目録を渡した現地人も核兵器廃棄も、米軍の第3発目の廃
棄だったのかは、全く不明ではある。その後首相になった田中は、第一次オイルショッ
クを受け、精力的に資源外交を展開した。背景には、資源のない日本が今後にもエネル
ギー危機を回避するため、エネルギー供給源をできるだけ分散して、どこかのルートが
寸断されてもほかで補えるよう、安定的なモデルをつくっておかねばならないとの考え
が国策であった。田中がこうした危機感を、1973年10月に起こった第一次石油危機の前
から持って運輸大臣時代でも、具体的に行動していたことは十分評価できるだろう。た
だ、ウラン資源の調達に関していえば、山岡が指摘するとおり、それは「原発は安全で
、放射能漏れによる環境汚染の心配はない」という神話の上でのみ成り立つ大仕掛けな
プロパガンダでゲームの様に国民を納得させたのは、全くの汚点であろう。更にホワイ
トハウスの記録では、キッシンジャーの訪日の時、吉田茂元首相にみずから触れて「私
は吉田学校の優等生でした」と自己紹介すると、「新聞では、大臣は、佐藤首相の後任
になるかもしれない指導者の一人であると書かれています。」との問いに、田中は「新
聞はたいてい百%間違っています」と答えている。謙遜だろうが、1カ月もたたない自
民党総裁選に立候補して佐藤の後任首相になった。キッシンジャーの立場で見れば、全
くウソをつかれたことになり、核心の会談が出来なかった。と思っただろう。

1763: 名無しさんAA:18/01/25 17:39
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------21>

 と言うのも、後で知れらる外為法違反は、それまでに無かった法律で逮捕されている
が、その賄賂が、丸紅ルート議員ルート全日空ルート児玉ルートと幾つもの賄賂を贈っ
ていたが、この時の小佐野賢治や児玉誉士夫や中曽根康弘などは吉田茂と共に満鉄経営
時代の同僚だった仲ばかりだった。角福戦争と呼ばれる程総理になる為の自民党総裁選
で金が乱れ飛んだと三木武夫は眉をひそめたが、自民党自体がそうした体質であり、そ
れを止める党則を持たなかったのである。そしてそれは今も続き党への交付金に繋がっ
ている。キッシンジャーが台湾との関係について質問すると、田中は、日米同盟の政策
は共通であるべきだ、と答えた。ところが、3カ月余り後、首相になると田中は、米国
より6年余も先駆けて、共産党支配の中国と日本の国交を正常化し、台湾と断交する道
を選んだ。田中内閣発足後、米大使館が国務省へ送った公電によれば、1972年4月に、
既に「契約業者とのつながりに由来するほのかな腐敗の疑惑も田中の弱点だと分析され
ていた。又、在日大使館の公電(6月)によれば、現首相・安倍晋三の祖父である元首
相の岸信介は内密に米大使館員に「田中はスキャンダルの疑惑や『黒い霧』取引に関し
て左翼に攻撃されやすい。」と、「進展次第では首相辞任が不可避となり、その結果、
野党連合政権になりかねない」と心配している姿が、米側に筒抜けだったといわれる。
つまり、キッシンジャーが外相前の来日時、大統領補佐官キッシンジャーは佐藤首相の
に言った「我々は田中氏を知りません。我々は福田氏を完全に信頼しています。」とい
う事は、米政府としては田中を信頼していない、という意志表示だった。岸、その弟の
前首相・佐藤その系譜に連なるは、前外相の福田赳夫が米政府にとって、よく知る政治
家だった。しかし、田中はそうではなく、ニクソン政権時の国家安全保障会議の資料に
よれば、それまでの歴代首相と異なり、田中は当時、米国政府にとって未知の政治家だ
った為危険視されていたのである。そしてこの会議録によると国務長官のキッシンジャ
ーは、「私の経験では、田中は生涯、本当のことを口から発したことが一度もない」と
発言していた。この気の毒な話が、米国に苛立ちを起こさせ、コーチャン氏の尋問まで
発展し繋がったCIAの策略であった


1764: 名無しさんAA:18/01/25 17:39
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------22>

 戦後最大の疑獄とされるロッキード事件(1976年=昭和51年)当時、角栄氏は
すでに首相を辞任していた。しかし自民党内の最大派閥の領袖として事実上、政局を操
っていた。その為米国の中国政策に対して暗黙のルールである台湾支援に疑義が生じて
きたし日本の経済力を脅威に見る向きを納得させる必要に迫られた。米国内でも既に、
産業空洞化が始まっていたし、コンピューターの頭脳であるCPUチップの開発に日本
に敗けて、更に宇宙衛星や戦略ミサイルなどの軍用調達部品が日本の民用品の方が遥か
に優れている。との報告も上がり始めた頃だった。内密の金融国防委員会の会合には、
CPUチップの速度や正確さが東芝CPUがトップだったとかボールペンの宇宙船実験
に三菱ボールペンで書けたとか、ミサイルのジャイロ用ベアリングより民生VTR用が
勝っていたとか、米国ではかなりのショックが起こっていた時代だった。日本でもやっ
と高速道路や新幹線の運用のメドがつき、車が米国のハイウェイで日本車が走れる様に
なった。と喜んでいた時代である。貿易赤字が急遽増えだしニクソンショックで金本制
を捨てたドル札で、代わりに中東の石油取引で、その後ろ盾を得た所だったのである。
角栄氏が内閣を解散し首相を辞任したのは74年10月に発行された月刊誌「文藝春秋
」の強制特集で「田中角栄研究その金脈と人脈」と題された記事がもとであった。この
記事を書いた立花隆は、仲間の誘いで学生時代に文筆活動に入りルポライターとして名
をあげ活動をしたてで「諸君」の初代編集長田中健五の知り合いだった。生計が立てら
れず新宿ゴールデン街にバー「ガルガンチュア立花」をオープンさせ自らバーテンダー
になっていた。大学紛争が止み1972年、川鍋孝文の紹介でイスラエル政府の招待をうけ
地中海で放浪期間中に偶然テルアビブ事件が発生。東大紛争以後中断していたジャーナ
リスト活動を現地で再開しそのつてでアメリカ政府の内情を知る事ができた敏腕記者で
あった。チャーチ委員会によって、ロッキード社が旅客機トライスター売り込みで世界
中の航空会社や各国の政府関係者に巨額の金をバラまいていたことが明らかにされたが
それはロッキードVSダグラスとされるが実は違っていてユーロファイターを以って、
欧州に売り込んだ英国エアロスペース社とフランスのエアバス社の接近にあった。米国
ではダグラス社ボーイング社ロッキード社と三者がいて競争してる中あっと言う間に、
ヨーロッパ市場が英国の戦闘機と仏国の民生機で売り場が無くなってしまっていたのだ
。そこで残るはアジアで死闘を広げていて当然イスラエル政府は、ボーイング社と強い
繋がりを持っていた。つまりボーイング社の周到な作戦であったのだ。

1765: 名無しさんAA:18/01/25 17:40
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------23>

 「当然、全日空も工作対象に含まれていました。ロッキード社は代理店として商社の
「丸紅」と契約したうえ、日本の政財界の大物フィクサーだった児玉誉士夫氏において
対日工作の裏の代理人として立てて工作依頼に、約21億円を政府関係者に支払った」
と、コーチャン副会長と元東京駐在事務所のクラッター代表が証言する。この事件の裏
に中東戦争でのイスラエルの中東諸国から攻撃があった。中東戦争は、第一次(1948)
、第二次(1956)、第三次(1967)、第四次(1973)の4度に渡って、イスラエルとア
ラブ諸国の間で発生した戦争で、特に第三次中東戦争ではPLOが作られ世界を回って
資金を集め、アメリカさえも原油取引でアラブ世界の方を向いていた。シリア方面では
これを機に、1969年に政変を起こしハフェズ・アル=アサド国防相が実権を握り、1970
年11月のクーデターで全権を握った。当時エジブトはアメリカの仲介によってイスラエ
ルとの交渉を何とか進めようとした。しかしアメリカ国務長官ヘンリー・キッシンジャ
ーの言葉を借りれば、「勝者の分け前を要求してはならない。」と言い切っていた。こ
れはすなわちアラブ側が「負けっぱなし」のままでは交渉仲介に乗り出す事は出来ない
事を意味していた。これがアメリカの対応であった。このためサダトは領土奪還だけで
はなく、親米路線転換のきっかけとしても対イスラエル戦争を位置づけるようになった
。こうして自ら「バドル作戦」を企画し、「弱いアラブ軍」や「ソ連との不和」の情報
を流して、旧来のソ連から武器を購入した。この中に 1972年5月30日の日本赤軍による
ロッド空港乱射事件や9月5日のミュンヘンオリンピック事件などユダヤ人が拘束・殺害
される事件などがあり、世界中で多発してイスラエルは事件への対応や報復作戦に忙殺
される。歴史的にイスラエルの非は明らかであったからだ。こうして1973年秋、シリア
の湾岸都市ラタキアに面するラタキア沖上においてイスラエル空軍とシリア空軍が空戦
し、イスラエル 1機、シリア13機の航空機を喪失しスエズの「タヒール(解放)23」が行
われゴラン高原に火が吹いた。イスラエルは第三次中東戦争でアラブ側がそうであった
ように、皮肉にもそのアラブ側から今度は「奇襲」を受けることとなった。これが中東
のアラブ側の連合攻撃で米国陣営に油は売らない事とし、第一次オイルショックに繋が
っていたのである。アメリカ・ソ連にとって「自国製兵器で編成された軍隊」が敗北す
ることは中東プレゼンスの弱体化を意味し、ソ連からエジプト・シリア両国にアメリカ
からイスラエルに対し大規模な軍需物資輸送作戦を開始。最終的には、アメリカが作戦
機800機、戦車600輌を含む約2.2 - 2.8万トン、ソ連が作戦機200機、戦車1000輌を含む
約1.5 〜 6.4万トンの軍需物資を供給した。

1766: 名無しさんAA:18/01/25 17:40
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------24>

これら物資が損害を完全に埋め合わせることはなかったが、イスラエル・アラブ両陣営
にとって「超大国が支援している」ということの心理的・政治的効果は大きく、この完
全包囲網で一時はイスラエルが完全敗北かと思われた。が、裏でサウジアラビアの皇太
子の一群をしてイスラエルのモサドに支援物資を補給し続けたアメリカがいた。米国内
のユダヤ人界の非難が強かったからだ。こうしてこの戦争は冷戦期の戦争において、双
方の陣営がほぼ同レベルかつ比較的最新鋭の兵器を投入した数少ない、実演販売の戦争
であった。とくに AT-3"サガー"(ソ連名 9M14"マリュートカ")対戦車ミサイルや SA-6"
ゲインフル"(ソ連名 2K12"クープ")などの 自走対空ミサイルの活躍や 対戦車作戦が行
われた。この戦争の検証がアメリカ軍でなされ数々の兵器の不備も見つかっていた。こ
の中でCIAにはユダヤ人金融への批判もあった。ベトナム反戦とイスラエル拒否であ
る。つまりロッキード社は民衆からは処罰されなければならない中にいた。しかし米国
の大方のユダヤ人実業家の反発を買えば国内紛争さえ起こりかねなかった。なんせサウ
ジアラビヤを通じて、武器供給したぐらいの危機で大きくドル札を刷る権利を持つユダ
ヤに甘かったのである。本来国内法で言えば、これは上院の別の委員会で取り上げるの
が筋であったのだ。しかし、チャーチ氏は当時、大統領選出馬を狙っていたため、知名
度を上げて選挙を有利に戦うべく、自らの委員会で取り上げることにしたし、ユダヤの
ロビイストも強かった。また、チャーチ氏は31歳までCIA(米中央情報局)の職員
だったとされる人物であった為、段ボールの送り主を知っていたはずだ。送り主にして
も、「チャーチ氏ならば、これを執拗に追及する」ことを知っていたと思われる行為で
あった。事件の経緯を振り返りながら話を進めると事の発端は米上院のチャーチ委員会
(多国籍企業小委員会)の議会の中だった。委員会を率いるチャーチ上院議員のオフィ
スに、段ボールが届いてその中には、米大手航空機メーカーであるロッキード社(現ロ
ッキード・マーティン社)の秘密資料や自社航空機の売り込み工作に使用した金銭など
の領収書が詰め込まれていた。チャーチ上院議員は、委員長を務める委員会で徹底追及
することを決めるのだが、この時の弁護士にニクソン大統領を失脚させたウォーターゲ
ート事件の主任検事を務めたベン・ベニステ氏をつけて記者達はその核心を探ったが、
全く不可解のまま、司法取引で終わった。この「不可解な事件」は、結局は日本の田中
角栄を「最悪の茶番劇」「罠に落ちた首相」と言う形で決着したのである。裏にイスラ
エルロビイストやキッシンジャーのデインジャラス・ジャップと言っていた田中角栄の
姿がそこにあったのだけは確かであった。米国の意向にそぐわない首相の立場である。

1767: 名無しさんAA:18/01/25 17:41
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------25>

 この時、何度も渡米し、独自に調査してキーマンであるロッキード社のコーチャン、
クラッター両氏にも接触を試みた記者は相当いたが、「両者ともガードが堅く、コーチ
ャンからは“ものを言えば命が危ない”という返答を得るのが精いっぱいでした。クラ
ッターは面会のアポを取りつけたのですが、自宅に行ってみると、ドア越しに“こらえ
てくれ、口を開いたら殺される”とうめくように言われました。」と石井氏は書いてい
る。ベニステ氏は石井氏に、「この事件は発端からしておかしい。確実に国務省(日本
の外務省に相当)とCIAの一部がチャーチ上院議員と打ち合わせている」と断言した
という。日本の権力側も、これに呼応するように行動した。当時の主任検事だった吉永
祐介氏は、「あんな簡単でやりやすい事件はなかった」と打ち明けたという。時の三木
武夫首相を筆頭に、政府が全面的に協力して、捜査のお膳立てをしてくれたわけだから
当然だろう。石井氏はベニステ氏を来日させ、都内ホテルのワンフロアを借り切り作業
に当たったというが、なんと ベニステ氏のボディガードは銃を携帯していたという。
「そんなもの必要ないと言ったら、『米国の国家機密に手を突っ込んだら、CIAにす
ぐに見つけ出され、抹殺される』と言われ、身が引き締まりましたね。」と石井氏は書
いた。 キッシンジャー氏はニクソン政権で大統領補佐官、続くフォード政権では国務
長官に就任している。高名な在米韓国系女流ジャーナリストの文明子氏は、石井氏に対
し、「キッシンジャーに事件の首謀者ではないかと問いかけたら、“オフ・コース(も
ちろん)”と答えた」と明かしたという。83年10月12日、一審判決の公判があっ
たその日、角栄氏は、派閥メンバーらに「今日から楽にさせてやる。安心しろ」と微笑
み、東京地検に出かけたという。自身の無罪を信じて疑っていなかったからだ。ところ
が、予想だにしなかった有罪判決が下され、帰宅した際には“阿修羅の如き形相”だっ
たという。「アメリカの公文書は作成から25年が経つと、公開の対象となりますが、
ニクソン、フォード両政権における米国外交文書で日本に関連する部分に関しては、い
まだ“機密解除を検討中”となっています。日本の外務省に問い合わせたら、キッシン
ジャーの指示で25年が50年に延長されたと聞きました……。これがオープンになっ
たとき、角栄の事件が冤罪であったことが明らかになるでしょう」『不世出の政治家』
田中角栄は、こうして葬りさられたのだ。ここには911事件と全く同じ構図があった
のだった。

1768: 名無しさんAA:18/01/25 17:41
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------26>

『「核の戦国時代」が始まる』 日高義樹 著PHP研究所(1600円+税)が発売さ
れて今のトランプ政権を予言している。今や強硬な態度を取る中国、核実験を繰り返す
北朝鮮がいて、アジア情勢は未曾有の危機を迎えている。一方、日本の頼みの綱である
アメリカは日本から手を引こうとしている。核を持たざる日本はこの動乱をどう生き抜
くか。ハドソン研究所首席研究員、日高義樹氏が語っている。イランの核開発は中東情
勢だけではなく、アジア太平洋の軍事情勢を混乱させる。いま中東で懸念されているの
は、過激派の攻勢によって、パキスタンが国家としての機能を失い、崩壊することだ。
 中国はパキスタンにテコ入れをしようとしているが、インドがそれを許さないとアメ
リカの情報関係者は見ている。またインドとイランは、アフガニスタンを分割するため
の話し合いを始めるとともに、軍事的な占領体制を強めてくると見られている。アメリ
カの専門家は、中東情勢がどのような形で安定するか見極めかねている。最悪のシナリ
オは、アメリカがアフガニスタンとの間でアメリカ軍を駐留させるための地位協定を結
ぶことができず、アメリカ軍が完全に撤退したあと、アルカイダ系の部族の首脳が大統
領に就任することだ。イラクとアメリカの関係もうまくいっていない。このため、中国
が経済的な影響力を急速に強めてきている。中国、インド、イランが軍事的な協力体制
を強化し、中東情勢を安定させた場合、日本の立場は大きく苦しくなる。日本はインド
、中国との関係を強化して、石油の安定供給を図ろうとすれば、アジア、西太平洋にお
いて、アメリカとの関係を断ち切っていかなければならなくなる可能性すらある。日本
とアメリカの関係が弱くなれば、中国の強い影響のもとに置かれることになる。アジア
極東における日本の立場は急速に悪くなる。向こう十年、東南アジアが混乱すると同時
に、その混乱が中央アジアや中東にも及べば、日本の石油戦略に大きな影響が出てくる
のは避けられない。その場合、アメリカのシェールガスや天然ガスにどこまで頼ること
ができるかが、日本の政治的、そして軍事的な立場を決めることになる。中国をとるか
、アメリカをとるか、日本の存在を賭けた選択を日本は避けることができない。と話す
第2章の中国のところでは、中国は軍事増強競争ではアメリカに勝てない。特に先端技
術となると敵わない。一番怖いのは中国がアメリカに勝てないから核兵器を使おうと考
えている。それの試験場として北朝鮮を中国もロシアも利用している事がきがかりだ。

1769: 名無しさんAA:18/01/25 17:42
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------27>

 国際社会は今度の、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権に対する怒りが、今後沸騰
するであろう。文政権が、北朝鮮の「核・ミサイル開発」という世界の危機に目をつむ
り、平昌(ピョンチャン)冬季五輪での「南北連携」に傾斜しているからだ。カナダで
16日に開かれた北朝鮮問題の外相会合でも、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相
が北朝鮮への人道支援再開に意欲を示し、日米英の外相が「時期尚早」と猛反対した。
米政権内では「韓国=敵性国家」との見方が広がり、韓国国内でも批判が高まっている
。「従北・反日・反米」で聞く耳を持たない文大統領と、日本国内で暗躍する「親韓派
」のうごめきは、今後韓国への経済制裁に繋がる筈だ。こんなルール無視したコウモリ
外交が許される筈はない。そもそも北朝鮮の参加答申の期限切れの前から合同参加打診
している事が普通では考えられない話である。北朝鮮側もこれを見越して、強気に参加
してやっても良い。と言う態度であったのだろう。ま、もともとこの五輪参加に韓国は
手を挙げるべきではなかったのだ。先の五輪でも北朝鮮は華々しい隣国にねたんでしま
い大韓航空機事故をおこしたぐらいで、自国が竹島占領している同じ卑しい思想がわか
りそうなものなのだが、どうも解っていない。「文政権は平昌五輪を返上し、『平壌(
ピョンヤン)五輪』を宣言した」「期間限定の平和もつかの間、北朝鮮が核兵器を完成
させ、核やミサイルで韓国や全世界に対する挑発と脅迫を本格化させるなら、文政権は
『歴史の罪人』になる。」など書いてあるそうだが、既に韓国そのもの罪人国になって
いながらそこまで書くかと言う感じだ。韓国の保守系最大野党「自由韓国党」のスポー
クスマンは20日、国際オリンピック委員会(IOC)が、文政権ゴリ押しで、北朝鮮
の五輪参加を正式決定したことを受け、こう激しく非難している。まったく、その通り
なのだが。文氏の一連の言動は「北朝鮮に魂を売り渡した」としか思えない。あきれて
モノがいえない。「文政権は水面下で、『北朝鮮への制裁を緩和できないか』『五輪後
に延期した米韓合同軍事演習を中止できないか』と、米国に泣きついている。という。
米国は断固拒否し無視している。当然である。トランプ政権は『文政権は嘘ばかり。機
密情報は北朝鮮にすぐ漏れる』『事実上の敵性国家だ』と判断している。五輪後、トラ
ンプ氏は貿易赤字問題で文氏を徹底的にたたくつもりだ」と噂される。北朝鮮に『核ミ
サイル開発の完全放棄』を決然と求めず、正恩氏のご機嫌とりに終始して米軍幹部らは
『文政権は、韓国だけは攻撃しないでくれと正恩氏に懇願している』と分析している。
それは『文政権は、韓国以外の国、日本と米国だけ攻撃してくれと懇願している』とい
うことであり、韓国=平和の裏切り者とみるしかないのは、世界が知る所となった。

1770: 名無しさんAA:18/01/25 17:42
 世界新時代−‐‐37   <奇妙奇天烈日本の歴史------29>

又、中国は今、共産党が強く、習近平が盤石の地盤を固めた。アメリカはこれまでずっ
と中国の味方をしてその長い歴史があるので、アメリカに助けてもらったことは覚えて
はいる。しかし、自国に力とお金がついてきた今は、人道主義政策をとるアメリカは自
国拡大方策に目の上の瘤になった。オバマはなめられたしトランプは騙された。次の時
代かその先、いずれはどこかでアメリカと中国はぶつかる。トランプはアメリカの権利
やプライド、領土は中国に侵させないという考えの人を集めてトランプは閣僚を全部決
めていた。どの大統領になっても、現状よりひどくなる結果しかない国家として日本の
存在を維持するための要件は今や整える時期に来ている。それには核武装しか在り得な
い。実際の交戦を否定しての威力は他には経済力はあるが、消費力や生産力や技術力は
、一部は勝っても10倍の面積と人口と軍事力に今や中国に敵わない。ところが作る事
は簡単だが、核兵器を持つかどうかは、政治判断で国民意識は整っていない。今後中国
とどう対峙するか。中国は経済力がついてきて大きい顔をしていく中で他国とも考える
時が来ている。中国の経済力は輸出入ですから、その拠点となる港と都市を破壊すれば
その中国さえ経済が崩壊する。戦うということを日本人が真剣に考えて威嚇に対応しな
ければならない時代になったのだ。かつて田中はキッシンジャーの前で、吉田茂元首相
にみずから触れて「私は吉田学校の優等生でした」と自己紹介した。その田中すらも、
米国をさしおいての行動に危ぶまれた。田中は、素早く決断を下し、その決断を容赦な
く実行に移すことで知られ、「コンピューターつきブルドーザー」の異名をつけられて
いた。この田中の手法は、最終的にうまくいくかもしれないし、場合によっては、彼の
政権に予期不能の結末をもたらす可能性もある。と予測された。さらに「田中は世論の
影響を受けやすく、その世論は日米安保条約について相矛盾する両面的な態度を示して
きた。」と国務省政策企画スタッフのアマコストが国家安全保障会議に送った文書では
分析された。今の世論と同じ愚民にならず、我儘な米国や中国の面倒を引き受け、的確
な法改正は仕方ないかもしれない。吉田茂の様に「米国の飼い犬」と自ら評したように
。今やドルを高める様にアメリカは方針を変えた。つまりビットコインなどの国際流通
が既に規制出来ない所に来ている事を知っているのだ。既に何処の国も基軸通貨とは、
成り得ない。又この紙幣と言う金券が現物比較の尺度としてビットコインに変われば、
既に流通紙幣を取り込み少なくして防衛しなければ紙切れに変わる恐れが出てきた。現
に今や電子マネーに切り替わった中国では大量の元紙幣はビットコインでは安価で銀行
の寝床に集まりだしている。つまりもう元に価値は無いと判断し今や規制に乗り出した

1771: 名無しさんAA:18/01/28 19:24

 世界新時代−‐‐40   <AIの話------1>

 かつて、アランチューリングは、万能チューリングマシンを考案した。コンピュータ
ーの幕開けであった。戦後チューリングは、人間の脳を計算機でシミュレートする可能
性について論じた。その時、どんな複雑な計算機械であっても、それをある計算機械で
「真似ることができるという性質」によって、計算機の能力を想像の彼方まで見積もる
ことを予見していた。ロンドンケンブリッジ大学に入った時、マックス・ニューマンの
数学の講義で彼は「あらゆる事が数学で表せる。」と聞いた。しかし、無二の友人を失
くしていたチューリングは、「人の思考は数式では表せる筈はない。」と考えていた。

1772: 名無しさんAA:18/01/28 19:25
チューリングは1952年に、海の波からヒントを得て、ある条件を満たす化学反応システ
ムは自発的に周期パターンを生みうることを示し、『形態形成の化学的基礎』という論
文を発表した。この化学反応波は、「チューリング・パターン」などと呼ばれて、拡散
の実践的原理として称賛された。これは方程式の解によって未来を予測するもので一般
項が得られれば、暫定式であってもそれは「未来は完全に予測可能」ということを現わ
す初めての理論だった。生物の不思議さが「どうやって単純な構造から自発的に複雑な
秩序構造が生まれてくるのか」ということにある。この発表で、漸化式で反応拡散系を
理解しおおよその見当をつける物となった。反応の拡散が遅い物早い物の波で順次予測
出来るとし、グランドの運動会でスタートラインで凡そ前に進むだろう。と言う事を、
計算式で表した。日本人では直感的に当たり前だ。と思うかも知れない。が数式で解く
のは中々難しい。チューリングマシンは空想の機械だったのだが、それを実物化したの
が、ジョン・フォン・ノイマンで彼の記憶力は幼い頃から神童的であった。よくアイン
シュタインが、物理科学で天才の様に言われるが、ノイマンこそが最も天才であったろ
う。その記憶力、計算能力は超人的で、その後彼がコンピューターを開発した後、その
デモ機と暗算で勝負をして見事にうち負かしてしまったという伝説も残っているほどだ
。だが彼は逆に、新しいものを創造する事にはかなり劣っていた。クリエイターとして
の能力は無かったのだ。いわゆる「ノイマン型」コンピューターは、それまで一定の回
路の切り替えを人為的操作から機械語読み取りによって可能にしたものだった。その昔
はビル一棟がコンピューターでありその中の配線を人為的に専用回路切り替え掛け算や
足し算或いは関数の計算を可能にするのに一日置かなければならなかった。しかし、ノ
イマンはその手間や遅さを無くすための改良プロセッサと書き換え可能なメモリを発案
し、データとプログラムが同一視されるモデルを実証した。予め計算用の回路のメモリ
を付け加え2回路としたのだ。こうして消えないメモリーを持たせチューリング機械と
同等の能力を持つ機械が実現した。そのような観点から、コンピュータの歴史上最初に
実現したとされるEDSAC を重要視される。だがこれは単純に機械の計算を電気に変えた
だけだった。


1773: 名無しさんAA:18/01/28 19:25
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------2>

 『脳は神経線維でできていて、人間の心はそれらがネットワークで結びついて生まれ
ている』。チューリングは幼少の頃に見た科学解説本にあったこの一節に心惹かれて、
コンピュータへ関心を持つきっかけとなりました。時のチューリングは「人間には扱え
て」「機械には扱えない」概念があると考えていた。1936年に出した「計算可能な数に
ついて」という論文の手法のモデルが、その後「チューリングマシン」と呼ばれるよう
になったがその実現は早かった。チューリングマシンとは、無限に長いテープを使い、
ハードディスクやフロッピーディスクの代わりに記憶装置にしていた。パンチングテー
プの読み取り書き込みである。原理は同じでそのテープからテープヘッドが機械に伝え
、そこに書かれた情報と内部状態をプログラム規則を整えさせて、自分の状態を逐一変
化させて、データーを計算していくということを繰り返していた。その電算機はEDSAC
よりは早くチューリングが作った。おおよそ全ての計算の基本だと言うこれらは軍部の
指導で秘密にされた。当初彼は数学は興味が魅かれていたチューリングは、さきのマッ
クスウェルの「何でも数字と数式で表せる。」と言いきった講義に反発し、人間と機械
との違いを探していた。そして証明したかったのだ。そこで この空想コンピューター
に、計算可能か不可能かの問題を考えた。計算可能性理論において停止問題と言われる
設問をしたのだ。プログラムAにデータ xを入力して実行する事をA(x)と書き、A(x)
がyを出力するときy=A(x)と書く。コンピュータではいかなるデータも0と1の数字で表
しプログラム自身も0と1の数字で表せる。コンピュータ用語ではこの数値化を「符号化
」と呼び、理論計算機科学ではこの関数化を「ゲーデル数化」という。記号を簡単にす
る為、プログラムAを数字で表したものも、Aと書く。例えばプログラムA、B に対し、
「A(B)」は、「プログラムBを表す数字をBとし、AにBを入力して実行する」の意味とな
る。停止性問題は、「プログラムAとデータxが与えられたとき、A(x)が停止するかどう
かを決定せよ」という問題であった。もしM(A)を、H(A,A)=YESならM(A)自身は停止せず
、H(A,A)=NOなら0を出力してM(A)を停止するプログラムとするならば、(H(A,A) と無限
ループを組み合わせる事でM(A)を作る事ができる。) --ここでM(M)は停止するだろうか
?--更にM(M)が停止したとすると、Mの定義よりH(M,M)=NO。Hの定義より H(M,M)=NO と
なるのはM(M)が停止しないときのみなので、矛盾する。M(M)が停止しないとすると、M
の定義よりH(M,M)=YES。Hの定義より、H(M,M)=YESとなるのはM(M)が停止するときのみなので、矛盾。 よって停止性問題を解くプログラムHは存在しない。との回答をした


1774: 名無しさんAA:18/01/28 19:27
あるチューリング機械(プログラム・アルゴリズム)が、そのテープのあ
る初期状態(入力)に対し、有限時間で停止するか、という問題について考察したのだ
。この時アラン・チューリングは1936年には、停止性問題を解くチューリング機械が存
在しない事をある種の対角線論法のようにして証明した。「もしそのようなチューリン
グ機械の存在を仮定すると『自身が停止すると判定したならば無限ループを行うし、停
止しないと判定したならば、そのまま実行し停止する。』ような別のチューリング機械
が構成でき、矛盾となる。と言う結果だ。これはコンピュータープログラムの基礎にな
った。つまり、無限ループに陥ったかどうかはそのプログラムでは判別できず別のプロ
グラムで監視して先に進むと言うYES&NOの進行形ダイヤグラムの確定が必要であ
る。こうして コンピュータで行うことのできる計算はすべて チューリングマシンでは
計算できて、逆にチューリングマシンでの計算不可能な問題は、どんなに高性能なコン
ピュータを用いても計算できない結果を得た。 この意味でチューリングマシンは, 現
在のコンピュータ科学の最も重要な基礎理論の一つとなった。


1775: 名無しさんAA:18/01/28 19:30
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------3>

 こうしてこのチューリングマシンの難解な証明問題を、50年後改めて出題された。
チューリングマシンは概念であり「実物」が作られたことはない。複雑系理論の権威者
スティーブン・ウルフラム氏は、2つの状態と3つの色を持つ装置が、最も単純な万能
チューリングマシンだという仮説を立て、これを証明した者に2万5000ドル (2千5百
万円程度)を払うと申し出た。これを見事に証明したのは20歳の学生だった。チュー
リングマシンは、コンピューターの世界に偉大な貢献をした数学者、アラン・チューリ
ングが1936年に提案したものだ。今ではハードウェアをソフトウェアと切り離すことは
当たり前になっているが、チューリングはこれを理論として考え出した最初の1人で、
ソフトウェアを交換すれば、単一の機器であらゆる計算が可能なことを理論的に示した
人間だった。ただし、チューリングマシンの実物が作られたことはないとされ、これは
あくまで理論上の概念で、このマシンに必要な条件が理論的に設定されたにすぎないか
らだ。そして、科学者たちは相手の理論をよりいっそう単純化しようと競い合うのが常
だ。というわけでウルフラム氏は 『New Kind of Science』の中で、2つの状態と3つ
の色を持つ装置が最も単純な万能チューリングマシンだという仮説を立てた。そして、
2007年5月に、ウルフラム氏はこの仮説を証明した者に2万5000ドルの賞金を払うと申し
出たのだった。ウルフラム氏は10月24日、自身のブログに書いている。「誰かが賞金を
勝ち取るまでにどれほど時間がかかるのかわからなかった。1ヵ月か? 1年か? 10年か
? 100年か?. あるいはもしかするとこの問題は、そもそも決定可能ではないのかもし
れない……」とさえ書いた。だが、コンテスト開催を発表してからわずか47日後には
、ウルフラム氏の前には、米国の法律ではまだアルコールも買えない年齢のスミスさん
から、ウルフラム氏の仮説が正しいことの証明とコードが含まれた40ページにわたる
ファイル(PDF形式)を 受け取ったのだった。一通り見直しが行なわれたのち、スミスさ
んが提出したファイルは公認された。こうして、本日をもって、ウルフラム氏が発明し
たチューリングマシンは、最も単純な万能コンピューターとなった。つまり二つの状態
は読み込みと、書き込み状態であり 三つの色はその活動を書きいれた0と1と始めか
終わったかを現わす文字だったのである。の2つの仕組みで全てが行われるのである。


1776: 名無しさんAA:18/01/28 19:30
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------4>

 チューリングはその後も1932年、24歳の若さでコンピューターソフトウエアの概念
を先取りした論文を発表、戦後も現在のコンピューターのパイオニア的研究を続けて、
1936年に発表されたチューリングの論文「計算可能数についての決定問題への応用」で
彼は「仮想機械」を考案している。そして「機械にも知能が持たせられる」と宣言した
。ところが1939年突然ドイツは宣戦布告し1940年から本格的第2次世界大戦が
勃発したのである。この時ドイツには沢山の数学者がいてエニグマと言う第二次世界大
戦で最も高機能な暗号システムをドイツ軍は持っていた。ドイツ軍はエニグマに絶大の
自信を持っていたため、これが連合軍に解読されるとは夢にも思っていませんでした。
つまり永遠に使えると思っていた。この1918年にドイツで発明されてナチスに採用され
た暗号装置は解読が難解とあって、敵国の暗号解読者たちにとっては戦争より高い壁だ
った為それだけに、ナチスは絶対の自信の上にエニグマの暗号で機密文書を送受信して
いました。何故ならこの解読にはエニグマ暗号の鍵の、159,000,000,000,000,000,000
通りの文字列を探し出さなくては解けない物だったからだ。この天文学的な数字の中か
ら、たった1つの正解を探すのは、時間的に無理と思われていた。この難攻不落といわ
れたエニグマの暗号でしたが、イギリスの中央情報局は1人の天才数学者「アラン・チ
ューリング」を雇用する事によって、連合軍にエニグマの解読に成功していた。実は、
このエニグマにも最大の弱点の、「1日の送信量が大量なこと」があった。その為、パ
ターンのサンプルを多くイギリス側に多くを与えてしまうことになってしまったのだ。
この時チューリングは2つの画期的な方法を見つけた。一つは一番数の多い文字列で切
って探索空間を切って暗号探しを行ったのである。もう一つはその為のコンピューター
を作った事だった。この時「高速な計算機械により、探索時間も短縮する」というのが
、チューリングをリーダーとする暗号解読チームのとった方法でした。その時のコンピ
ューターこそ、高速な計算した解読機械で「チューリングボンベ」というものであった
。それを指すものは電気式のアナログ探索装置と呼ばれています。これにより、気の遠
くなる可能性の中から「正解」をほんの15分ほどで見つることが可能になり、エニグ
マ暗号の解読は終戦の頃は全て直ぐに成功する様になっていた。第2次世界大戦時に、
ナチスドイツ軍が使用した難関不落といわれた「エニグマ暗号」の解読に成功し、連合
国軍であるイギリスに大いに貢献し勝利をもたらした功績と、数学者として、コンピュ
ータ概念を初めて理論化した功績のある彼も、英国の為に数奇な人生を描いた。


1777: 名無しさんAA:18/01/28 19:31
 この後機械が人間に代わり得る人工知能を持つ。と確信を持った彼は、1950年、アラ
ン・チューリングは、だましゲームを思いつきます。「機械が考えることができるのか
」の試験方法として行うもので、それが「チューリングテスト」と呼ばれるものである
。例えばこういうことになります。2台のディスプレイの前にそれぞれテストを受ける
人がいるとします。1台のディスプレイには人が回答を、もう1台はコンピュータが回
答するようになっている。この時、テストをする人にはどちらがどちらかさえわかって
いない。テストをする人は、あらゆる分野からの質問をし、どちらが人間、コンピュー
タなのかを探っていいものとした。当然同じ答えも違った答えもある。その時は、コン
ピュータがわざと計算に時間をかけるようにしたり、間違えたりして、人間に見せる振
る舞いをプログラムしたとします。そうすると、テストを受ける人が2台のディスプレ
イにおいて、どちらが人間か、コンピューターかの区別がつかない場合、このコンピュ
ーターに知能があるという結論を導き出すものです。しかし、チューリングテストの論
文というのは、そもそもチューリングテストという言葉ではなく、人工知能の判定用に
チューリングテストを提案したこともなく、デジタルコンピュータが思考できることを
示しているだけのゲームだと指摘する。チューリングのすごさは、「科学」と「政治」
の両分野で偉業を成し遂げたことにあり、一つは「チューリングマシン」でデジタルコ
ンピュータの基礎理論に貢献したこと、二つめは第二次世界大戦で、ドイツ軍の“エニ
グマ暗号を解読”したことで、イギリスの勝利に貢献したことであろう。アラン・チュ
ーリング没後60周年の週末、コンピュータプログラムがとうとう人間を騙し、史上初
のチューリングテスト合格の快挙を果たした。一番の難点はチューリング・テスト自体
、コンピュータの知能テストというより、人間の騙されやすさのテストだってことです
が。頭の悪いチャットボットでも、チャットボットの見分け方を知らない審判はコロッ
と騙されてしまう、で、騙してしまえば合格…と言う事ではある。それもコンピュータ
サイエンスが専門の審査員だけなら問題ではないんですが。今回はBBC放送SFコメ
ディドラマ「宇宙船レッド・ドワーフ号」の俳優と貴族院議員も審査に加わってました
。どちらもその道の名士でもちろん頭脳明晰な方ですが、ことコンピュータに関しては
門外漢です。またEugene少年がチューリング・テストをパスしたのは事実(これは異論
の余地がない)だが、合格の仕方がセコい。真似させたのがオックスフォード大学古典
文学教授とか、普通のネイティブだったら話もわかるんです。が、プログラマーが模倣
の対象に選んだのは、人間かどうか判別するのが一番難しい人間つまりティーンの少年
だった。だがEugene機械少年がチューリング・テストをパスしたのは事実だった。


1778: 名無しさんAA:18/01/28 19:33
世界新時代−‐‐40   <AIの話------6>
 今や彼の予言そのままに、現在、人工知能の開発は驚異的なスピードで進んでいる。
その先に何が待っているのか?人類はどうなるのか?このAI頭脳が何処まで発展する
かは解らない。しかし少なくとも車の自動運転よりは人型ロボットとしての自分の足で
の自動歩行の方が早く仕上がるだろうと予測する。学習知能が備わったからだ。更に今
言われる様に人の職業の65%は機械で出来るとされている。が、私は少なくとも行動
や思考や知能ぐらいなら95%ぐらいは、人間の全く同じかそれ以上に出来るだろう。
と見て居る。だが出来ない事はある。それは、何もしない事や勝手に食事して育つ事な
どの家庭や社会の喜びに資するものだろう。怒る事も泣く事笑う事もないし悩みはない
。プログラム上は出来ても動物の感情までにはいかないだろう。それはセンサー機能が
人間と同じにならないからだ。人は仕方なく喰らい侍り怒るホルモンや血流の老化があ
る。成長があるからだ。更に権力や金を欲望とする事など金持ちになりたいなどとは思
わないだろう。機械の動力は電源であり、目標は完成であり、活動であり結果である。
つまり西洋的方程式では、全て解が出来る事で正解としている。過去の形の模倣だ。こ
の正解を求めてAIは常に学び、常に応用し、常に動くであろう事は予想出来る。だが
日本的な、悩みや人としての悲しみや 東洋式の解はない答えの、無であり境地を求め
て居る姿は出来ないだろう。端的にお茶や習字はない。美や笑いの追求は出来ない。常
に外に正解はない。自分の中にある。としている和心はないのだ。だからそこに個があ
り唯我独尊と言う事になる形が創れない。例えばE=mc2.と言うアインシュタインの
方程式は絶対解としている。これらは創れる。だが東洋式のE=mc2.に見える。と言
う曖昧さを持つ答えはない。これがシュレーディンガーの猫と同じである。つまり、箱
を開けて猫が死んだか生きて居るか二者択一が迫られて、それを50%とみたそうした
確率論は出す、東洋では今までにその結果がある。として100%でどちらかにある。
と言う考えだ。量子物理学では当然50%で計算される予想論だ。しかし同時に量子力
学では「見る」「観測する」「調査する」と言う、その行為がその電子なり原子の発見
に影響を与えてしまう。と言う考えは今や正解に近い。複雑系の答えだ。つまり猫は死
んでいるか生きて居るかではなく、これまでの事からの確定した答えは出せない。真理
の奥は深い。ところが或る時からこの認識と比較の技術を使った技術を取り入れたプロ
グラムを入れて格段に性能アップした。つまりベストの答えが無くともベターな方向で
良しとして積み上げる形だ。これを取り入れて将棋や碁まで勝っている。困ったもんだ
1+1=2でなくと3でも1、5でも正解に近いと先に進みやがてその予備数字から2
と言う正解を学習で選び出している形だ。更にその学習に同じコンピューターが教える

1779: 名無しさんAA:18/01/28 19:34
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------7>

 もともと自然界は、そうやって生き延びて来た。シナプス併合と言う奴だろう。可能
性のあるものを腹いっぱいある中で不必要を捨てて、要る物だけで再構築するやり方だ
。赤ちゃんが生まれたての時可能性は多々ある。従って母親の言葉が英語でも日本語で
も動物の言葉でもそれなりに理解する。そして聞かないものや聞かなくていい音を捨て
聴くべき必要な発音を認識し確認し記憶する。種の適者生存も同じだ。自然淘汰の中で
植物さえも、毒があれば食べられない、或いは目だてば虫は寄って来て受粉して子孫繁
栄が出来る。或いは小動物は逆に目だてば餌になり殺されて居なくなるなど変化してき
て、今になっている。だがコンピューターにそうした変化した個を求める事は出来ない
。機械に機械の変化を求めれば、最初に出来たベース能力や目的が無くなるからだ。そ
して最も人類を破滅に追い込むのは彼らが最も効率の良い金の要らないものである性格
だ。もともと人の環境を楽できる為に産まれたものだ。人間は贅沢に出来ている。わざ
わざ種を蒔き育てたものを料理し毎日や毎年を死なない様に大事に生きて家庭を扶養し
て仕事をして生きている。欲もあれば生活費も必要だ。ところがAIや機械は、それを
動かすのにはそれ自体が目的化したものだ。活動すれば道具と同じに途端にそれは戦力
となる。言わばミサイルや銃弾の弾の様なものなのだ。対して生物の基本は樹木の姿で
ある様に徐々に一定の成長しかできない。そして常に成長があり成長の為の条件があり
老いての退場への道が確実に待っている。最近はパーツ交換の発想もあるが、その考え
方は人よりは機械に適合し、更に機械は解った事から出発しているのに対して、生物の
みならず自然界は解らない中から成長が出発している。つまり人は生命の樹の様に徐々
に長い年月を経て今にあるのに、機械はキリスト的歴史をして突然作られ、人為的なも
ので2つ目が出来る設計図はあるのである。つまり最初の失敗があれば変えない限り、
その全部に欠陥がある。しかし生命は違う欠陥だらけか逆に欠陥を克服していくものと
して存在する。ところが成長しない筈のコンピューターは人の力で改良される。これま
でもCPUチップに時計が埋め込まれ、方位磁石がアンテナ回路など次々に新機能とそ
れに付随した、作動プログラムの書き換えがあり進化してきた。そしてウイルスまで作
った。

1780: 名無しさんAA:18/01/28 19:34
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------8>

 ところがこのウイルスは一体何なのかと言えば、人が創った攻撃型最小プログラムで
しかない。何故車の自動運転が出来ないかと言えば此処にある。人間でも高度な作業に
病人は持たない様に、高速運転には高度な判断と技術と周囲の確認がいる。それを簡単
にしたのが鉄道である。それでも鉄道事故は起こっている。これは簡単な論理だ。人に
そうした人以上の速さや力や能力の管理は出来ない。それどころか人すらも管理できな
いから戦争や貧困が起こっている。平和でも事件が起こっている。今の社会はをれを、
無理にでも管理しようと言う話だがそれは無理だ。人の能力はおおよそ百人人以上の人
間の全ては把握できない。それは自然環境の中で進めた結果だ。つまり、それで生活は
維持出来ると言うDNAの判断だ。顔認識や名前や性格程度なら千人以上は記憶できる
だろうが。ところがこのウイルスはその隙に付け込む。風邪でも何でも同じだ。攻撃の
触手は人の知識の無い所に歩み寄る。コンピューターウイルスも同じだ。コンピュータ
ー内の一番弱い空きメモリーアドレスに存在する。一般には使わない領域は攻撃の中で
特殊な命令で居座り続ける。しかしそれには限界がある。つまり最小単位の行動命令し
か動かないのである。生体ウイルスも空気中1gに1兆個以上存在する。それはほこり
でなくてもである。只それらは人間の吸う酸素などと同じく選差されて全く問題なく、
排出され或いは干渉されないから影響は受けない。更に大事なのはそれらを食べて人の
為になるものにするウイルスもいる事だ。プログラム内でもこれらの追跡プログラムで
その通信仕様や発生メカニズムの中に組み込み退治している。この中で全くこの追跡と
照合で成り立つ暗号化プログラムを作った人がいた。彼が行ったのはその後に流行った
メールや情報化した社会の先取りの様な承認プログラムの仕組みであった。希少価値を
狙ってこれを売り出した。ビットコインである。当初10ビットコインで2万円で日本
で最初に売った。基本的にプログラムを売った形ではあったがこの仮想通貨は仮想世界
のみで通用する暗号化技術であった。簡単に暗号をAとする。そして通貨を100とす
る。そしてそれを10買えば買った人は同じく暗号化したBとすればA=100−(B
=10)と言う事で記録される。そしてBがCに売った時にはC=(A=100−(B
=10−(Cー1))と言う形で記録される。この時BとAの照合を行い商取引が整合
があって初めて購入できる。形はもっと複雑なのだが簡単に言えばこの照合に金と時間
がかかる。従ってこの取引に2%の減額がはいる。この2%を運用して代理作業をする
のが取引所である。つまり間違いなくAまでたどり着かなければ取引は成立しないから
だ。

1781: 名無しさんAA:18/01/28 19:35
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------9>

 当初このチェーンブロックの仕組みは一般的には全く流行らなかった。ただパソコン
オタクの中ではゲームの売買に使われた。だがそのうちゲームのポイントにする企画ま
で現れた。つまりゲーム売り出しに、通信ではデーターの取引のみで購入に行く必要も
無くなったのだ。1980年〜1990年にかけてブームが起こっていた。ファミコン
である。パソコンオタクの手はファミコンのゲーム市場に制作員として大量が流れて、
その内ヒット作品には膨大な金が流れたのである。NTTが電話カードを発行し国鉄が
土地売却を始めても日銀は市中の金を回収出来なかった。当然である政府のやり方が、
無茶苦茶だったのだ。国鉄民営化やNTTの民営化で政府は金を手にした。しかしその
時もしも市中の金を取り上げたら恐らく金の価値は上がり超インフレが起こる。それで
は、国民が物価高にあえぐ。だが日銀は無能な集団だった。その後20年間無策に過ご
し徐々にか銀行券の流通量の絞りを続けていたのだ。日銀の黒田総裁が出るまで対外の
対ドル政策でしか方針を変えなかったのだ。榊原氏はそれを何とか変えて行く努力をし
た。しかし政府は日銀以上に無能だった。こうして日本は、輸入拡大と金融ビックバン
大店法改正や地方創成など訳の解らない政策を30年間続けた。つまりこれで日本の、
伝統的経済資本であった庶民生活は破壊したのである。山村は寂れ街中でもシャッター
通りになり東京に若者を吸い寄せ外国資本に食い荒らされた。それは政治家・経営者・
更に金融や投資家の欲望のままだった。この馬鹿げた流れは日本を創った金庫番の山一
證券を潰し各種の田舎の投資銀行すら潰した。それは当然の結果でもあった。彼らにと
ってプライマリーバランスを計算すれば北国の雪の中に東京の利益があろうはずもない
にも関わらず価格差や生活差のない社会を作っていたからだ。それもその田舎の理想建
設の途中に馬鹿な竹中と小泉が構想し破壊したのだ。自らは安穏とした裕福な暮らしの
中の発想で。こうして廃れ行く田舎では、地域差のないこのビットコインはもてはやさ
れた。なにせ通信回線さえあればビットコインやインターネットで最新流行が買えるの
だから。その時産まれたのが、ポイント制や宗教団体やエンテンなどの新興団体である
。だがこの時この殆どの団体は、ビットコインの世界観とその仕組みをあまり理解して
いなかった。更にその中身のプログラムの意味しているものも全く無理解のままだった


1782: 名無しさんAA:18/01/28 19:35
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------10>

 ところが日本が世界に乗り出し、中国進出を果たした頃3つの事が起こった。一つは
中国の人権侵害と麻薬組織の台頭である。更にマネーロンダリングの規制と無能生活者
つまり投資家の巨大な利益である。この三つの集約でビットコインの市場が醸成された
。ビットコインは本来崩されないハッキング出来ない商品ポイントの様な物である。だ
が、この固いガードはコンピューター世界では信用であったし、そこに希少価値をして
売り出したゲームコインだった。これに投資家が信用格付けの2%の代理作業で確認の
作業をする事で銀行の代理業務を請け負った形になった。税の避暑地であるパナマやケ
ーマン諸島は潤った。しかしそこにあるのは私書箱と無税に近い登録人名義のみである
。つまり本体は最新鋭の兵器で囲まれた米国内に本拠地はあったのだ。こうして国境の
ない通貨は利用に最適だった。一躍それらは利用が伸びた。元々この通貨は希少価値が
売り物で日本で売り出したがオーストラリアと米国で馬鹿受けだった。それはアメリカ
で売ったドル札を税関を越してわざわざ南米まで運んで入金しなくても良くなったから
だ。そしてこれらは南米からの移民にも利用された。南米で貯めた貯金が米国でドル札
で引出し可能になったからだ。一時的にせよ資産の移動に紙幣よりは使いやすい通貨と
して定着したのである。それは天安門事件それ以降の腐敗官僚の貯め込んだ資金の移転
にも使われそれらの顧客を持った米国人は一部はオーストラリアで開設した。その関連
で法輪功の人権侵害に悩むものの移民も助けた。そこで中国政府はこの通信ネットワー
クの掌握を試みた。出来た閉鎖プログラムは過大の権力を持った。中国の4つの部署は
この通信プログラムの威力をまざまざと見せた。日本の殆どの極秘情報は手に入れたし
企業の持つ設計図はものにした。アメリカで作った通信基盤内のブラックドアはアメリ
カ内の防衛体制や政府動向までも筒抜けに解る物だった。有頂天に喜んだのもつかの間
だった。今度はアメリカとロシアの開発が中国を襲った。サイバー戦争である。911
にキッシンジャ−は反対だった。だが贋のユダヤ教徒つまりユダヤ金融資本家達は、こ
の低能ブッシュJrの言う事を聴かない訳には行かなかった。ブッシュ家は既に一族は
破綻していた。保険はあの国際センタービルの為大きな負債を負い、ブッシュ石油は、
ビンラデンの兄の反対でその輸入流通は止まっていた。更に兄を暗殺した事で自分も又
暗殺される淵にあったのだ。それを軍需産業出の政府首脳が守っていた。


1783: 名無しさんAA:18/01/28 21:14
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------11>

 このビットコインと同じなのが、タックスヘブンのパナマである。この度膨大な量の
パナマ・ペーパーズに記録された前代未聞の巨大金融スキャンダルがリークされたが、
この記録が各個にコインに記録されるのがビット国のコインと言う通帳と思って良い。
このスキャンダルには世界で最も裕福な人々やセレブ、世界のリーダーや元リーダー(
12人)、世界の政治家や官僚(128人以上)が絡んでいます。パナマの法律事務所
が記録したパナマペーパーには、関連企業、財団、トラストなど20万社の情報が記載
され、更に、麻薬密売を行っているオフショア・ホールディングス、マフィアのメンバ
ーら、汚職政治家ら、脱税者ら、不正行為を行っている人々の情報も含まれていた。又
、パナマ・ペーパーには、1977年から2015年12月までの間にやり取りされた
Eメールの内容、契約書、銀行記録、不動産譲渡証明書、関連人物のパスポートのコピ
ーや多くの機密情報も含まれている。この法律事務所が携わってきたオフショアの世界
では何十年間にも渡り、世界金融システムを通して行われてきた闇金の流れ、世界規模
の犯罪そして税収入から得た国庫の強奪の実態を明らかにしている。この法律事務所は
古く、資産を隠すのに利用するダミー会社を創設する上で世界トップクラスだった。そ
の上、アフリカのダイヤモンド貿易、国際芸術市及び他の闇ビジネスに関わる事で巨額
の利益を得ていた。また、宮殿が満杯になるほど大勢のアラブ王族に仕えてきていた。
モロッコのモハメッド6世、サウジのサルマン王を豪華なヨットに乗せたりしていたの
だ。さらに明らかになったことは、アイスランドのグンロイグソン首相と妻が、アイス
ランドの金融危機時に、オフショア会社の何百万ドルものアイスランド金融債を保有し
秘密裡に創設していた事だ。さらにペーパーズは、ウォーターゲイトの泥棒達の、フォ
ーブス誌を賑やわせていた世界の大金持ちトップ 500に含まれた大富豪らやジャッキー・
チャンなどに大金を支払うために、一役買ったマネー・ローンダラーの情報も記載され
ている。イングランドの最も悪名高い金の強盗事件からFIFAの贈収賄疑惑までも、
数多くの大規模スキャンダルについても記録されブラジルの “Operation Car Wash”
スキャンダルについては、この法律事務所の関与を隠すために、法律事務所の関係者が
、マネーロンダリングに関する証拠隠滅までしている。この法律事務所のネバダ事務所
は、汚職スキャンダルに関与したアルゼンチンのネストル・キルチネル元大統領と妻の
クリスチーナ・キルチネル元大統領と繋がりがあります。


1784: 名無しさんAA:18/01/28 21:14
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------12>

 すごい事に世界地図の中でこの法律事務所は一部でありながら、世界中のタックスヘ
イブンの各所でも活躍し40以上の事務所を抱えており、500人以上の職員を雇って
いた。そして毎月4200万ドル以上の収入があったのだ。更に、この法律事務所は、
世界の128人以上の政治家や官僚と闇の金融取引を行っており、大手銀行は政治家ら
、詐欺師ら、麻薬密売人ら、億万長者ら、セレブ、有名スポーツ選手らに金融に関する
秘密情報を売却して副収入も得ていた。パナマ・ペーパーズには、アイスランドやパキ
スタンの首相ら、サウジ王、アゼルバイジャンの大統領の子供たちが管理・運営してい
るオフショア会社の情報も記載されている。また、アメリカ政府がブラックリストに載
せているメキシコ系麻薬密売人やイスラム・テロリストや北朝鮮と繋がりのある企業や
個人の情報も記載されている。パナマ・プロジェクトの情報により、非常に根深い凶悪
な犯罪はオフショア界で行われていることが分かりました。カリフォルニア大学バーク
レー校のガブリエル・ザックマン氏は、このような重大な秘密文書がリークされたこと
で、各国政府はオフショア犯罪に関わってきた個人や団体に対し具体的な制裁を加える
べきであると主張しています。イギリスのバージン諸島、パナマ、その他のオフショア
・ヘイブンに存在する、追跡が難しい会社を創設する上で大手銀行の資産隠しや負債隠
しの大きな調整役割を担っていた。大手銀行のUBS証券会社やHSBCなどは数千社
ものペーパーカンパニーを設置し飛ばしをやった。資金を隠し持ち続けたいと考えてい
た顧客らのために15600近いペーパーカンパニーを設置させたのです。1970年
代以降、顧客らのためにペーパーカンパニーを設置するために500以上もの銀行、子
会社、支店がこの法律事務所と連携して動いていた。日本の飛ばし証券もこの世界の流
れの中にいた。ところが馬鹿な事に竹中や橋本首相などはその元に居た山一証券には、
何ら補填と保証もしなかった。そして百億の融資を蹴って日本の資産の七百兆円をまる
で地金の様に売り捌き経済の基幹を捨てた。全く経済学や世界の流通をしらない竹中が
威張り散らして日本を駄目にしたのだ。あの中曽根の政治論の様に。世界の銀行の中に
プライマリーバランスなどと言うのは存在しない。何故なら負債であろうが財産であろ
うがそれは目利きが決める事だからだ。ドル札を刷って発行しているのはその目利きで
あるからだ。つまり物事に買う金額も売る金額も彼が値段を書いて市場にだすのだ。そ
の日本市場を持っていた日本経済と共に山一証券はそのまま攻撃されたのである。


1785: 名無しさんAA:18/01/28 21:15
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------14>

 ビットコインに於いて、サクソバンクのストラテジスト陣がリストアップした今年の
ブラックスワン(落下理由)は米国内に於いては以下の通り。と説明した。
1:FRBが独立性を失って米財務省が介入し、大幅に跳ね上がった米10年債利回り
  に2.5%の上限が導入される。
2:日銀が金融政策を制御できなくなり、足元で113円台のドル/円が150円まで
  急騰した後、100円まで急落する。
3:中国が人民元建て原油先物取引を開始し、それに関連して人民元相場が急騰。足元
  6.61元のドル/元相場は6元割れまで落ち込む。
4:ボラティリティの急上昇でS&P総合500種が突然「フラッシュ・クラッシュ
  (瞬間的な暴落)」に見舞われ、下落率が25%に達する。
5:米有権者からの財政拡大圧力が中間選挙においても続き、米国債利回りが跳ね上が
  って30年債(現在2.77%)は5%を超える。
6:EU内で結成時の中核国と新加入の諸国との対立が埋めがたいほどの溝を生み出す
  中で、独仏連合が主導権を失う。これに伴って足元は1.18ドルのユーロ/ドル
  が、1ドルちょうどに向かう。
7:各国政府がビットコイン規制に乗り出すとともに、ビットコインから投資家が逃げ
  出し、価格は現在の1万6500ドルから1000ドルに落ち込む。
8:南アフリカでズマ政権が崩壊して経済が上向き、ランドが他の新興国通貨に対して
  30%値上がりする。
9:中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の株価が100%上昇し、米ア
  ップルに代わって時価総額世界第1位に躍り出る。
10:女性が企業経営を牛耳る。フォーチュン誌がまとめる世界上位500社のうち、
  今年末に女性が最高経営責任者(CEO)を務めているとみられるのは60社強だ
11:クレジット市場の急激な調整
「ダモクレスの剣はクレジット市場の上に垂れ下がっている(危機が迫っているという意味)。2年にわたる値上がりを経て、市場はあらゆる指標から見て割高化している」と指摘するのはソシエテ・ジェネラルのクレジット・アナリスト陣の話だった。

1786: 名無しさんAA:18/01/28 21:16
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------13>

 ところが今やこの「プライマリーバランスなどと言うのは存在しない」事を逆手に取
って、日銀黒田総裁はやり過ぎる位に資産を買っている。勿論日本銀行券で日本の資産
である。馬鹿な日本政府はそこいらの倒産企業の様に贅沢し、遊興みたいな予支出をさ
せ公共投資の名の下に莫大な日本資源の倒壊や自然崩壊を行っている。議員を含め政府
は全くの大馬鹿である。破壊主義のユダヤの米中資本の思惑にはまっている。これはも
う政治ではないし仕事でもない。戦争の為の遊びである。その遊びの中にビットコイン
は、ピタリと はまってしまったのである。即ち今の現実市場が悪い時の避難場所であ
る。これまで仮想空間にあったこの市場を現実社会で通用する交換を認めた形に米国と
日本が出来た。こうしてビットコインと言う通帳は、ビッドの国の通貨であり取引市場
はその銀行で、その代理で監査業務を担う代理業者はビットの国の中央銀行となった。
それはこの仮想通貨の流通に於いて現物紙幣の変換に於いて税金を徴収する為であった
。しかし仮想通貨の世界も甘くない。今や250の仮想通貨が現れ75の通貨が潰れた
。その中で老舗のビットコインのシェア5割を超えてトップシェアを持ち進化をしてい
る。この仮想通貨ビットコインの乱高下する値動きに、連動する上場投資信託(ETF
)の設定を計画していた米投資ファンド2社が、米証券取引委員会(SEC)が懸念を
示したことから申請を取り下げたことが8日に当局に提出された書類で明らかになった
。2社はラファティー・アセット・マネジメントとエクスチェンジ・トレーデッド・コ
ンセプツがそれぞれ管理するファンドで、合計で3つのビットコインETFを計画して
いた。両ファンドからコメントは得られていない。書類の1つによると、SECのスタ
ッフはビットコイン先物の「流動性とバリュエーションについて懸念を示した」という
。昨年12月に2つの大手取引所がビットコイン先物を上場したため、ファンドマネジ
ャーらはビットコインETFの申請が承認される可能性はあると見込んでいたのだ。が
ビットコインは無限講ではない。更に先物には似合わない手堅い規定をもっている。ビ
ットコインの会員は2百7十万人を超える事はないからだ。それは暗号化の桁数と会員
番号の桁数に起因している。つまり一定以上は増える事はないのである。更にこの金額
が上がる事も軒天井でもないサーキットブレーカーは存在し、上がらない代わりに下が
る理由は沢山あるのである。更にこのコインの持ち主の6割は日本人である。ここに、
下がらない理由がある。

1787: 名無しさんAA:18/01/28 21:16
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------14>

 ビットコインに於いて、サクソバンクのストラテジスト陣がリストアップした今年の
ブラックスワン(落下理由)は米国内に於いては以下の通り。と説明した。
1:FRBが独立性を失って米財務省が介入し、大幅に跳ね上がった米10年債利回り
  に2.5%の上限が導入される。
2:日銀が金融政策を制御できなくなり、足元で113円台のドル/円が150円まで
  急騰した後、100円まで急落する。
3:中国が人民元建て原油先物取引を開始し、それに関連して人民元相場が急騰。足元
  6.61元のドル/元相場は6元割れまで落ち込む。
4:ボラティリティの急上昇でS&P総合500種が突然「フラッシュ・クラッシュ
  (瞬間的な暴落)」に見舞われ、下落率が25%に達する。
5:米有権者からの財政拡大圧力が中間選挙においても続き、米国債利回りが跳ね上が
  って30年債(現在2.77%)は5%を超える。
6:EU内で結成時の中核国と新加入の諸国との対立が埋めがたいほどの溝を生み出す
  中で、独仏連合が主導権を失う。これに伴って足元は1.18ドルのユーロ/ドル
  が、1ドルちょうどに向かう。
7:各国政府がビットコイン規制に乗り出すとともに、ビットコインから投資家が逃げ
  出し、価格は現在の1万6500ドルから1000ドルに落ち込む。
8:南アフリカでズマ政権が崩壊して経済が上向き、ランドが他の新興国通貨に対して
  30%値上がりする。
9:中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の株価が100%上昇し、米ア
  ップルに代わって時価総額世界第1位に躍り出る。
10:女性が企業経営を牛耳る。フォーチュン誌がまとめる世界上位500社のうち、
  今年末に女性が最高経営責任者(CEO)を務めているとみられるのは60社強だ
11:クレジット市場の急激な調整
「ダモクレスの剣はクレジット市場の上に垂れ下がっている(危機が迫っているという
意味)。2年にわたる値上がりを経て、市場はあらゆる指標から見て割高化している」
と指摘するのはソシエテ・ジェネラルのクレジット・アナリスト陣の話だった。


1788: 名無しさんAA:18/01/28 21:17
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------15>

 ところが、これがとんでもない事になっているのである。と言のはAIの進化やこの
ビットコインの拡大で、アメリカの中で再び、銀行の破綻現象が進んでいる。もちろん
これは何かあっての現象ではない。米金融業界は2008年の世界金融危機から何とか立ち
直り、ここしばらくは平穏な日々が続いていた。国内各地の金融機関はFRB(米連邦
準備理事会)のゼロ金利政策に助けられ、救済策や保証措置のおかげで体力を取り戻し
た。景気拡大に伴って、企業も個人もきちんと返済する良い客となり、最近の銀行はめ
ったなことではつぶれない。そういう環境下だった。昨年、米連邦預金保険公社(FDIC
)の加盟銀行の利益は計1713億ドルに達したと報じられている。破綻した銀行は年間で
5行で、その支店数は合計18、資産総額も計2億7700万ドルにとどまる規模だった。
ところが去年に入って、更にに5行が破綻した。しかも規模が大きい。4月末には資産
47億ドルで29支店を持つニューオーリンズのファーストNBC銀行が、5月初めには
資産10億ドル、支店数119のミルウォーキーのギャランティー銀行が閉鎖された。一
体どういうことなのか。念のために言うと、決してトランプ政権のせいではない。この
現象は金融機関が景気循環に反応するという特徴の表れだ。11〜16年には成功が成功を
呼ぶ状態が続いた。だがその半面、失敗が失敗を呼ぶということもある。久々にそうい
う時期に入ったわけだ。ゼロ金利に甘えた末に、拡大95カ月目に入った米経済は、お
おむね好調と見なされている。雇用統計で過去最長の79カ月にわたって雇用者数が増
し、失業率は4.4%と低い。ただし銀行が貸し付けを少々拡大し過ぎると、借金を返せ
ない人も出てくるのが世の常だ。このオバマ政権が終わった。景気拡大が長続きすると
銀行も消費者も企業も気が大きくなり、積極的に借金をする。貸し手は借り手を探し求
める。懐に余裕のある消費者がひと通りローンで車や家を買ったとなれば、次に銀行は
生活苦を抱える人にもお金を貸し、引き続き利益を上げようとする。そうして信用供与
がやや行き過ぎると、必然的にデフォルト(債務不履行)が発生する。別に景気が悪く
なったり、金利政策が変わらなくてもそうなのだ。だから、まさに利上げ局面にある。
お金を借りるにも返すにも、そのコストが増えようとしている。FRBは15年12月に、
政策金利をゼロから0.25%に引き上げた。実に9年半ぶりの引き上げだった。その後も
同じ幅の利上げが2回行われた。小幅とはいえ、上昇に転じたことの意味は大きい。


1789: 名無しさんAA:18/01/28 21:17
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------16>

 そう決して政府は金利を0にしていけない理由は此処にある。景気を悪くする政策も
国の為にならない政策も甘く甘く行いそれは戦争の元になる。腐敗がはびこるのだ。も
しこの政策によっての果敢な投資を行い、利益を上げる銀行がいたら伺いたい。何故あ
なたの銀行は多角経営で他国に事業所を置かないのか。と。今度の貸衣装の「晴れの日
」や旅行代理店の「見行きクラブ」の倒産は、そうした銀行の内部監査の甘さである。
つまりここにこそが、「プライマリーバランス」の監査が必要なのである。銀行や政府
には必要はあってもそこに監査は出来ない。何故なら伝統や信用や軍備や人脈や見識は
評価できないからだ。人の能力さえも計り知れない。だが、これがAIの欲するものだ
。つまり人を単純作業環境にして単一化基準の中に閉じ込め機械の下に経済をせしめる
と言う戦略である。この戦いは産業革命時からあった手法で世界大戦でも物量作戦によ
って日本侵略を果たしたのである。インドの綿は糸となり、イギリスに運ばれ織物とし
て世界に売られていた。とは言え手工業の世界ではその織られたものは貴重品だった。
日本でも天照大神の時代から粗暴な弟の神須佐能袁命が殺したのは下界から出稼ぎに来
た織姫であった。その罪の重さで天都が原を追われたのである。それ程織物は大切な物
で貴重品だった。そして生産量も僅かだったのだ。そしてそれは英国のみに限らなかっ
た。しかし、それは機械に取って代わられる。産業革命である。鉄が生産され機械は進
化し大型化した10倍ものスピードで織られ50倍もの生産を大量の職工を集めて行い
200倍の生産で他国に売りつけた。だが彼ら労働者は却って過酷な生活に落とし入れ
られた。安い織物によってそれは英国に留まらなかった。こうして金融資本が成金にな
った。布の流通は人口を増やし物流を促進した。それまで産まれた子供の6割は何らか
の形で死んで行っていたが、ほぼ9割が成人に達して農業にも生産拡大が必要となった
。しかし、農業は拡大はしても早く育つ物はなく、更にその年の不作豊作で人は哀れな
生活に投げ込まれた。それまで小さな村社会で採れた食糧も集団化が行われ、金による
価値が公けになり、これまでの物々交換が絶えて行った。石炭石油の発見はそれを加速
して欧州社会は進んだ。米国社会の中でも食糧生産に人力が不足していた。調理に分業
化が図られ、一度に大量の労働者の賄いをおこなった。これを見たフォードは、ベルト
コンベヤーによる単純労働による生産をヒットさせた。それは住宅産業にも進んでいた
。何もかもが時間と賃金において経済が回り始めた。こうしてAIの土俵が出来た。


1790: 名無しさんAA:18/01/28 21:19
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------17>

 ところがフォードのこのシステムは凡そ半年で生産が止まった。労働者が次々と辞め
て行ったのだ。分業化して大量生産するのコンベヤーシステムの破綻だった。がここで
本当のフォードシステムが産まれた。労働者の賃金を2〜3倍にし昇給さえつけた募集
を行ったのだ。これが成功した。つまり労働者を消費者に変えた瞬間であった。フォー
ドの成功を見て他でも労働者組合が出来た。この形は社会全体による、拡大型安定循環
システムであり、この経済システムが成立して、貨幣制度、所有制度、経済運営、労働
再生産、社会保障、公共財供給の管理が国家により行われる国民経済が出来ていった。
フォードシステムは海を渡って日本に来た。しかし軍国主義に向かう中で定着はしなか
ったと言うより民間でなく満州国など行政の中で行われた。しかし敗戦と同時にその姿
は進化しリーンシステムを産んだ。トヨタの看板方式である。大量生産を捨てて即納方
式に変えたのだ。在庫を失くし独立販売店を捨て系列販売店に変え下請けも全てに長期
取引をして生活保証し自己工場は組み立てのみに変えた。つまり企画のみで部品供給に
よって成り立つ即納会社にしたのだ。但し改善改良は怠らなかったのである。D・アト
キンや竹中や吉崎達彦などの馬鹿さは、「東京の土地でアメリカが二つ買える」という
事をナンセンスと見て居る事だ。実際は江戸末期の開国時1$=1円だったのだ。それ
だけ小判や金貨銀貨を持っていて、その後アメリカ全土やフィリピンをアメリカが買っ
たりしてるが、それを買える資本は日本は持っていたのである。更に馬鹿なのは人口の
減少を経済疲弊と見ている事だ。今後日本は海外に出ない限り経済は成り立たない。そ
れは鎖国をすて開国してからずっーと同じ何だが、日本国内に人間や企業を増やした為
に自然が失われ、寒村や山村が廃村になってしまった。一極集中で物凄い消費が出たか
らだ。薄利多売どころでない大きな利益と多くの売りが出来たのである。それが土地の
高騰を産み更に農協の預金を増やした。そこで起こった事は整理もせずあぶく銭に我を
忘れた仕事だったし汚職に搾取であった。つまり産業革命で庶民を虐めた金融資本家と
全く同じだったのである。良く安価な織物を造ってその成果の恩恵を受けたのは庶民で
ある。と言う人がいる。だがそれは全然違っている。その時代にも服は着ていたし食糧
もあった。職業も無かった訳では無い。つまり安価に販売したのは人を苦境に入れ今の
アメリカのラストベルトと同じに丁寧に織って高く買って貰い食を得ていた小さな家内
工業者が奴隷の様な工場従業員になり、国で富む者の欲望が国同士の経済戦争までおも
巻き起こしただけだったのである。それだけ初期投資の悪魔の整備する機械は高かった
のだ。

1791: 名無しさんAA:18/01/28 21:20
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------18>

 今後AIが確実に進むのは庶民生活ではない。戦争と言う戦地の中である。勿論今の
組み込まれているAIも格段に進むが、トップでいくのは資金量とどうでも良い破壊に
使われる軍事である事は違いない。それは爆発の威力を高める為に年間国家予算の3倍
以上の巨費を投じて忌まわしき原爆を造った米国の歴史と同じだ。今も無人爆撃機は既
に使われている。だが面白い事に次々に妨害電波で墜落している。そこで電力使用して
いるインフラなり民家なりを先に空爆して飛ばさせている。戦車部隊も同じだ。街の外
で充分に電気のない町に変えてから掃討作戦に入っている。つまり強襲電波で機械類が
壊れてしまうのだ。それはCPUチップへの入力異常でリセットするからにほかならな
い。日本でも今電気自動車や自動運転と騒ぐが、アクセルが異常反応しブレーキ踏んで
も止まらないとしてどの車でも勝手な事故を起こしている。60代の踏み違えしない人
が警察から踏み違えしたと判断された。こうした命を預けるものでは大変であるが、こ
れが戦場であれば尚大変である。また1987年NY株式市場の大暴落(ブラックマン
デー)が引き起こり、1997年のアジア通貨危機、2007年のBNPバリパショッ
クが起こった。世界的投資会社リーマンブラザーズはその頃コンピュータープログラム
の異変を知っていた。投資の世界では、理論的に説明はつかないが一定の事象が生じる
現象を「アノマリー」という伝説がある。「西暦の末尾に「7」のつく年は相場が荒れ
る」というのは、明確な根拠があるわけではないが、結果としてその年の相場が荒れた
歴史を作っている。、経験則として言い継がれている。結果的に2008年9月に、巨
額損失に運用をサブプライムローンとして売り出して間もなく、リーマン・ブラザーズ
も経営破綻した。この連鎖的に世界的金融危機が発生した事象は、元々はシティ銀行や
JPモルガンなどがレバリッジ・クレジットに足を踏み入れたと言う巨大銀行になった
為に起こった現象だった。一連の救済までリーマンショックと総括的に呼んでいるが、
HSBCすらも底支えする始末になり、米証券大手のベア・スターンズが資金繰り悪化
し破綻危機に飛ばしていたJPモルガンが救済買収まで行った。これは平和時の投資の
物件は少なく、低所得者にまで高利の貸付を行った。LTCMのノーベル学者のやり方
も全く同じで1998 年の「ロング・ターム・キャピタル・マネジメント破綻も 原因は、
1997年に止めるべき不確定性デリバティブの運用つまり悪い債権と優良債権をかき
混ぜて売り出すと言う 何とも馬鹿な金融商品を出して手数料利益を稼ごうとしたのだ


1792: 名無しさんAA:18/01/28 21:29
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------19>

 こうした悪態をだし、馬鹿をやる張本人のシティバンクやJPモルガンの息の根は全
く止まっていない。山一証券の破綻でも同じだが、3憶の超過で10憶の救済があれば
70兆を超える日本の経済損失は生まれなかった。米国も同じで手数料収入の3憶程度
の利益を欲しなければ、この70兆を日本に挿げ替える事もなかったのだ。LTCMは
設立以来、順風満帆の資金集めを行い、実力と比較して割安と判断される債券を大量に
購入し、逆に割高と判断される債券を空売りする「ロング・ショート」をして年利40
%の利子補給していた。その後、債券だけでなく、M&A(1995年)、金利スワップ(
1996年)、私募債、モーゲージ担保証券、株式(1997年)と対象を広げ、流動性がより
低く、不確実性のより高い市場へと参入しだしていた。1997年に発生したアジア通貨危
機と、その煽りを受けて1998年に発生したロシア危機の通貨ルーブルの暴落とルーブル
建て国債の債務不履行などの経済危機は、その欲深な人間の所業が このAIを扱った
人達の群れなのだ。平和と言うのは金融業界での人間リスクに他ならない。世界視野の
なかった我欲のアメリカ資本は軍事でも同じだった。此処にAIの反乱がある。フォー
ドシステムが作った労働者も又消費者である。と言う社会視観である。軍事でもテロ対
策を楯に民家爆破する様に、人は区別はつかない。人の心理も又善悪両用の住処である
。ところがAIも機械も又同じで、かつてのロボット三原則などない世界であって、そ
のセーフガードを付けるのは開発者や開発会社の意志であり責務はあっても法的根拠で
しかない。これは「ヤクザの戯言」と同じである。自動車も薬も食品も布も水すらも凶
器と成り得る。これを行わないのは人の意識であるし勧善懲悪の教育である。してはい
けない事を幼児時代からしっかり教える事が大事だが、孫悟空の金冠輪の様にその重石
を取ろうと技術開発が行われ、そこに快感を覚えている若者を育てる。「意外性・刺激
的・破壊妄想」は人の脳の刺激で褒美になる。つまり育てる事を捨てれば勝手に殺人鬼
に育つのである。それをAIは解っている。何故ならそれは人間へのセーフガードだっ
たからだ。従って今のAIの戦略は人々の個人化と経済の回収である。それは株式売買
に千分の一秒で瞬間取引をしている。つまり下がれば取引停止し少しでも上がれば買う
。全く株式はTVで説明する要因などの環境では乱高下してはいないのである。


1793: 名無しさんAA:18/01/28 21:30
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------20>

 実はこれがビットコインの秘密であり、アランチューリングの探していた「人間には
扱えて」「機械には扱えない」概念である。機械は、命令によって動き同時にAIでは
その目標に上手く適合する努力をする。人間は同じ様に生きる為の動きをしその能力に
応じて動き学習する。つまり機械は与えられた目標に向かう。だが人間は元々に保身が
与えられ生き延びる事が務めとされる。その為の学習であり教育である。ここに現代の
金融工学には「平和の為の資金流通」と「平和では資金供給は成り立たない」と言う常
に二律背反の中にある理由がある。人は本来怠け者良かったのだった。その金融最先端
のゴールドカラー達は、わざわざ自らの利益の為に労働者からの搾取を思いついた。か
つてのリーマンの様に経営ノウハウの提供や開発改善の指導までして、投資した会社を
、教育し正常にする必要に迫られている。ところが、多くの投資業者の9割はそうした
立ち止まって投資先に改革する術を持たない。それどころか銀行さえもそうした行為は
しない。山一証券が潰れ禿鷹ファンドが入り乱れたのは政府が工作して日本経済を悪く
したからだ。もちろんLTCMに騙されたと言う理由もある。しかしその片棒を担いで
いたのは金融庁であった。だがそれ以上に銀行がしのぎを削り企業教育なり人間教育が
出来ないでいる事が大問題だ。中国の法律も知らずその後中国大陸進出をそそのかし多
くの日本企業を潰した。教育どころか不勉強で罠を掛けた形になったのだ。その後のヘ
ッジファンドはもっとすさまじかった。教育なんぞ一切捨てて利益のみ取りにいった。
ロシアの通貨危機アジアの通貨危機は保険や銀行が持っていた古い担保資産を記載簿価
から現物簿価に変えて税金徴収した事が大問題だったのだ。流動化資産が膨れ現金流通
量が不足した。馬鹿の3条なのだ。そして最後に小泉・竹中は徹底して日本企業を壊し
潰しアメリカにすり寄った。バブルチェックも無しに。何故バブルになったのか簡単な
事だ。日本に資産が溜まって来たからだ。何故バブルがはじけたか。それは銀行が無知
だったからだ。銀行間競争に明け暮れ業者指導や街並み設計やちゃんとした調査などは
皆無だったし支店長そのものが競争にさらされていたのだ。大学を出た有能な女子を、
単なる窓口に据えて本当の会社とはなっていなかったし今も銀行とは言えない程の制度
を保っている。実はコンピューターはこの銀行での運用が民生用ではトップであった。
したがってウイルスプログラムも銀行が一番早く現れていた。

1794: 名無しさんAA:18/01/28 21:30
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------21>

機械の中で本来はウイルスプログラムも勝手に撃退出来る筈なのだが、そうした教育観
念を持たない。なぜなら過去のパターンからしか対応できないからだ。人が機械に求め
るのは作業の効率化であって、ウイルスの撃退では無かった。そこで人は又プログラム
する。人の生活で道具は使わなければならない宿命で必要不可欠だが、機械は単に利益
や人の荷役の肩代わりである。指令させ出来れば人間は機械やコンピューターを思うま
まに動かす。コンピューターその物は電磁式のノートと同じで、書き込まれた物で人を
動かしたりたり物を記録したりするだけの物だ。ビットコインは全くその域を出て居な
い。電子化し情報化した流れの中で、確実な暗号化通帳をコインと考えた。その上でそ
の他の通帳からの確認作業でのネットワークである承認技術にしていた。その為ビット
コインは希少価値の先駆けになった。銀行の社会的責任は、経済に於ける紙幣流通の責
任だ。課題は利益の無い事ではなく紙幣を使ってもらえない事である。にも関わらず利
益を求めて逆を犯す。本来の仕事は、倒産する企業にリスクをチャンスとする知識を与
えであるし学識からの経営立ち直りである。だが戦後になってからその一端すらない。
人間と機械の違いは、戦争であり、意地であり、不毛の議論である。人は自己利益に反
した行為でも、正義として行う。しかし機械は決して行わない。計算も早く計算上の事
しか行わない。教育と学習の違いである。人の学習は、特に江戸期の論語や朱子学など
は、何ら書や詩の描き方を求めた物ではない。生き方を求めたものである。人の所作と
考え方を求めている。つまりこれは機械にはない事だ。機械は真面目だ。人間はともす
れば邪な考えを持つ。だからこうした学習が必要となる。そして宗教では神を創り、悪
い事を悪として、自分を戒めた。この時問題なのは幼児期のネットワ−クの再構築であ
る。良くとも悪くとも環境に左右されるのだ。大航海時代と産業革命が起こったのは決
して偶然でも特異な事でもない。そこには恐怖と言う魅力が秘んでいたから果敢に挑戦
したかったのだ。しかし日本を始め東洋では、そうした人間の矛盾を解消し、自己完結
の精神世界を確立していた。つまりアンパンマンや水戸黄門の世界である、勧善懲悪は
言葉は簡単だが、実行は難しい。それを考える事や行う事が人の人生であり生きる資格
であり目的だ。つまりそこで討ち死にしてもそれを行う事こそ意味がある。と説いてい
る。


1795: 名無しさんAA:18/01/28 21:31
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------22>

 この正義を行う事こそ使命である生きる意味である。とする考え方はコンピューター
の計算する事こそ使命とするAIと同じだ。AIは人を守る事でも事故を起こさない事
でも監視する事も使命ではない。計算し続けて結果を出す事だけなのである。銀行にお
いて、ビットコインだろうが現物紙幣であろうが彼らに取っては数値に過ぎない。ここ
で銀行員とコンピューター内の機械の違いがある。米大統領はアメリカ国内に雇用をと
叫び工場を米国内に作る事を強制した。だがこの主張は町の中にATMをつけず銀行の
窓口を作れと言う趣旨と全くおなじである。この街の中の銀行は言わば米国政府そのも
のだ。経費削減と効率を重んじるか、存続を度外視した非効率な雇用を取るか。の選択
となる。これこそAIを使った人間の醜態なのである。元々効率的つまり経費削減での
AIなのだ。国外組立ても同じである。つまりアメリカ国内で安い製品を買うには安い
品物を造るしかない。それを海外ではいけないと言えば海外以下の賃金にするしかない
。では例えば100$の品物が120$で造る土地ではどうするか。当然雇用する会社
は支払えない。つまり他所で80$で出来る物なら40$を政府が補助をしなくては、
やってられないのだ。では40$の補助は何処から出るのかそれは他の税収である。そ
してその税金を取り立てるのは100$の品物を200$で売り利益を上げる会社か。
違うのである。80$+40$の製品作りで賃金を貰った労働者から吸い取るのだ。つ
まり元々会社が成り立たなかった理由はここにある。海外に打って出る余力があり政府
より強かったから海外に工場を建てたのである。そしてよりラストベルトを疲弊させた
のである。労働者も同じに40$の補助を貰うため税収として20$など奪われても、
文句を言えないのである。そこで人は考えた30$で働く人を連れてくるのである。こ
れがメキシコ移民である。しかし今トランプはそこに壁を作れと言っているしその主張
は崩れそうにもない。しかし先に言った様に自動車産業其の物或いはCEOは、莫大な
権力と資産と給与でその維持に従業員に鞭を振るうのみである。この意識を変えない限
りこの矛盾は消えず、逆に他国の疲弊に対して能力を持つ事になった。ところが今度は
相手の国はAI国なのだ。地上にはない電脳経済との戦いとなる。


1796: 名無しさんAA:18/01/28 21:31
 世界新時代−‐‐40   <AIの話------23>

 日本的に言えば、今年は「申酉騒ぐ」の年であり「アンラッキー7」の年でもある。
このようなアノマリーを信じるべきだろうか。「申酉騒ぐ」などというのは、一見何の
根拠もないように思えるが、景気には一定の波があり、「キチン循環」や「ジュグラー
循環」というのを学校で習ったと思うが、「申酉騒ぐ」は日本において12年に一度の
同じ波が来ているのかもしれない。ところがこの波は過去の例では前年の米国内に、殆
ど起因がある。では昨年はアメリカで何が起きたか。橋本前知事は、「皆さん安心して
いませんか。」と言って疑義を投げかけた。と言うのも二重行政の無駄を始めに、制度
疲労を起こしている「現行の役所の体制打破」を目指して「大阪都構想」を掲げた事は
誰もが知る所だ。がその闘いで、ひとまず「財政破たん、住民サービスの大幅カット、
税金や公共料金の大幅値上げ」という形で市民にツケが回って来たものを退けさせた。
そこで今や府民はこの「大阪都構想」には反対し「現行の役所の体制」を支持するのだ
。英国民はEUに対して「EU離脱」を決めたが日本人は「体制維持」を決めた。この
国民性の違いは、大きく世界を二分する。賭けにまでなるほど接戦での離脱を決めたの
だが、その闘いや考えを止めない、不明な未来に果敢に挑戦する国民性を現わしている
。片や考えれば「大阪都構想」が市民の為になる事は少し考えれば解る事だ。が考える
事を止め現在の安穏にどっぷり浸かって腰を上げない様は、正に亡国の極みと言える。
ただ、一つだけ言える事は、「平和を求め永遠に闘わない事には平和は永遠にやって来
ない。」と言う事だ。つまり、「平和の為に常に闘う事が平和」であるからだ。この真
理はAIにも言える。常に進化しなければAIの価値を失くす宿命にある。と言う事は
競争原理から言えば人類がこの地球上から全く居なくなるまでAIは人の滅亡に加担さ
せられる。と言う事になる。つまり金の価値が無価値になるまで過当競争は続けられる
と言う仕組みなのだ。そこで出てきたのは「最低所得補償」つまりベーシックインカム
である。これを行うには市中の紙幣を全て回収し一定量の供給に対応するしかない。今
アメリカが目指すのはその準備としてのIT活用とドルの回収である。移民には補填せ
ずに宣誓する国民にのみその権利を与えて共産主義化した人権のある計画経済に移行し
たいと言うユダヤの優位性を消さずに国民の不満を解消したいと言う思惑なのである。
これが、去年に起こった方向であってトランプの打ち出した幻想のようだ。

1797: 名無しさんAA:18/01/30 18:48
 世界新時代−‐‐41   <夏枯れの景気と黄昏の自然------1>

「夏枯れ相場」というのは夏になると相場の動きが鈍くなり株価が低調になることを言
うが、7月〜8月はバカンスで市場関係者が夏休みをとることから米国では出来高が縮
小し、結果として軟調になりやすいということが考えられる。したがって、伝説や習慣
といってあなどれない。また、只の偶然と言って全く説明がつかないというわけではな
い。季節的にも冬期の株価は下げやすく、春期の株価は上げやすい」や「夏枯れ相場」
、暦のアノマリーとして「申酉騒ぐ」などは、人の行動の心理状態にある。今の温暖化
がトランプに温暖化などなっていない。と言う主張は、極北や南極などの温度上昇で、
今まで閉じ込められていた極風が無くなり冷気や寒気団が偏西風にまで及んで、都市に
寒波が押し寄せたからだ。こうした目の前の寒波で人は錯覚を起こす。特に湿度の高い
冷気と乾燥した熱波は温度計を見て初めて室温が解る程だ。金融業界も同じで自分達が
売買をしてやっと稼ぐ中でその投資先企業の社員なり、業績なり社会的要因をまるで解
っていない。それは日本政府がリーマンを助けなかった様に解っていない。麻生が馬鹿
だったからだが、麻生だけではない今の安倍も全く口では色々言うが全く実力不足だ。
かつて、1976年アルゼンチンではクーデターが勃発した。産業の無かった国では、
大麻との戦いに鎮圧していた国軍も、農産物不作の中で国内の輸入増でほんとに庶民は
食べれない中で軍事政権が起こったのだ。更にイギリス領フォークランド島での管理権
に占領を試みた。フォークランド紛争である。1982年3月19日、アルゼンチン海軍艦艇
がフォークランド諸島のイギリス領サウス・ジョージア島に2度に渡って寄航、イギリ
スに無断で民間人を上陸させた(サウスジョージア侵攻)。イギリスはサウス・ジョー
ジア島からのアルゼンチン民間人の強制退去命令を出すと伴に、3月28日には、アメリ
カ合衆国連邦政府へ支援を要請、アメリカ軍はアメリカ海軍の原子力潜水艦派遣を決定
した。4月2日にはアルゼンチン正規陸軍が同島に侵攻してきたのだ。4月25日には
、イギリス軍が逆上陸、即日奪還した。アルゼンチン軍は航空攻撃でイギリス艦船を撃
沈するなど、当初は優位に戦いを進めたものの、イギリス軍は経験豊富な陸軍特殊部隊
による陸戦や長距離爆撃機による空爆、また同盟国アメリカ合衆国やEC及びNATO
諸国の支援を受けて情報戦を有利に進め、アルゼンチンの戦力を徐々に削いだ。6月7
日には、フォークランド諸島にイギリス軍地上部隊が上陸、6月14日にはアルゼンチン
軍が正式に降伏し戦闘は終結した。

1798: 名無しさんAA:18/01/30 18:49
 世界新時代−‐‐41   <夏枯れの景気と黄昏の自然------2>

こうして軍事政権が樹立し戦争に敗けると産業と融資のないこの国はデノミしかなかっ
た。1983年6月 金融 アルゼンチンでは 1/1000のデノミ通貨単位がペソ・レイからペソ
・アルヘンティーノへに通貨を変えた。信用の無い国では仕方が無かった。だが信用不
安は留まる事は無かった。1985年6月 には更に投機筋が襲い、アルゼンチンで1/1000の
デノミ通貨単位がペソ・アルヘンティーノアウストラルを発行した。その試練は中南米
全体に広がった。1986年にブラジルが1/1000のデノミ通貨発行を行い通貨単位がクルゼ
イロをクルザードに変えた。サッカーワールドカップ・メキシコ大会でアルゼンチンが
優勝し、英国戦でマラドーナが活躍しフォークランド紛争の借りを返したと沸いたが、
国内では、ハイパーインフレに襲われた。デノミの効果は自国の通貨を安くし輸出には
有利なのだが、さして輸出のない国には輸入品の高値でインフレしか無かった。インフ
レ率が数千パーセントに上昇し原油を中心に留まる処が無かった。1989年にはブラジル
まで押し寄せ1/1000のデノミ通貨単位がクルザードから新クルザードとして発行した。
1990年 にはとうとう財政破綻してしまった。ブラジルがデフォルト(債務不履行)を宣
言した。総額620億ドルは、国債破綻として史上最大だったが、2001年にアルゼンチ
ンが更新しているが、この 90'年の約3000%というハイパーインフレは3月に預金封鎖
まで行われた。 1992年1月にはアルゼンチンは更に1万分の1のデノミ通貨単位アウス
トラルからペソに変わった。この時になってやっと先進国は肩入れし米ドルとのペッグ
を始めた。1993年にはまたもや、ブラジルが1/1000のデノミ通貨単位がクルゼイロをク
ルゼイロ・レアルに。 1993年3月ウルグアイで1/1000分のデノミ通貨単位がウルグアイ
・ペソに。 1994年 ブラジルが1/2750のデノ通貨単位がクルゼイロ・レアルをレアルに
。一連の中南米のこれは、1997年のアジア通貨危機、1998年のロシア危機によって、投
機筋の動きによって南米の資本・金融市場も 大きな影響を受け、経常赤字と財政赤字
が拡大しているブラジルから外国資本(海外資金)の急激な流出が発生したことが背景
(原因)としてある。1998年11月 に国際通貨基金(IMF)と米国は、その対策として、
総額415億ドルに上るブラジル支援パッケージを決定しました。、1999年州知事が90
日間の対連邦債務の返済停止を通告したことを機に、海外投資家が一斉に資金を海外に
逃避させ、それに対してブラジル政府は相次ぎ切下げ、1月にレアルの変動相場制への
移行を正式に発表した。


1799: 名無しさんAA:18/01/30 18:49
 世界新時代−‐‐41   <夏枯れの景気と黄昏の自然------3>

 具体的には、その南米危機の発端は1987年のNY株式市場の大暴落(ブラックマンデー
)に起因し、1997年のアジア通貨危機もLTCMの25倍ものレバレッジをかけていた
モヘゲージ理論である埃の様な高率の利子の付けた信用のない国債とBランクの運用に
はまっていたのだ。新興市場で5億ドルを動かし、更に相場の直接ポジション買い付け
で4億ドル、ペアトレードで異なる2つ以上の銘柄ペアを、一方をロング(買い建て)
、他方をショート(売り建て:空売り)し、同時に組み合わせて売買もしていた。その
ため、双方の利益と損失を相殺し、相場変動によるリスクをヘッジ取引は4憶ドル、又
による株式指数・ボラティリティ・トレードで 偏差値内低価格株の転移売買は13億
の通常の株取引し、更に債券裁定取引の16億である。つまり先物取引と現物取引の差
の理論値追いでの利益だ。LTCMでの最もコアだった取引とされる。だがポジション
買いも売りも急高下には対応できないしそれが連日となればなおさらだ。彼らの利益は
4割の配当と言う全く異次元であり、地球成長比率2〜5%を遥かに超えていた。しか
し彼らに世界の金融市場がそれによる危機が起こるなどとは思っていなかった。5%の
利率以上に地球が価値あるものになる筈もなく、その差額は人々を不幸にしかしなく、
又つり積もって一挙に襲う。退職金基金などから1290億USドルもの資金を運用しており
、さらには1.25兆USドルに上る取引契約を世界の金融機関と締結していた。この破綻は
恐慌への突入も危惧された。当然である。だが彼らそれを静かに他に回した。それが、
ロシアやアジアの通貨危機であり山一證券の破綻であった。サブプライムローンでは、
懲りずに全く同じ手法で、優良債権の中にリスク債権をかき混ぜて売り出す事で利益を
はかって運用した。つまり金利の低さに敢えて危険性の高いローン債権を差し入れて運
用していたのだ。LTCMの様に。まさに懲りない銀行団だった。平和で貸付相手がい
なかった為の手数料取りの為に低所得者に高利で貸付したのだ。あおりをくったのが、
本格的に正当な投資会社リーマンブラザーズであった。日本の開国から世話になってい
た日本はこのリーマンの破綻に全く手を打たなかった。全くの馬鹿で恩義知らずである
日本人はこの事を全く「他山の石」の様に見ていた。その結果が今の不況ドミノ融資の
日本政府のやり方である。そもそも論で山一証券を潰さず、又リーマンを助けていたな
ら、彼らから利子付きの利益を得るのだ。国鉄の赤字と同じである。政府が介入しての
企業経営など不可能である。国鉄も電電公社も天下りを止めればそれで済んだのだ。わ
ざわざ解体し政府の収入に付け株式にして帳簿だけ政府に変えて馬鹿である。

1800: 名無しさんAA:18/01/30 18:49
 世界新時代−‐‐41   <夏枯れの景気と黄昏の自然------4>

 自然界には 「自然淘汰」と「性淘汰」がある。性淘汰には @自然淘汰と同じ志向
のもの A自然淘汰に無関係のもの B自然淘汰と反する物 と三つがある。とある博
士が説明していた。投資も同じ様なもので、自然淘汰と同じものとは、その場しのぎの
売買に終始している一般人で世の中が景気が良ければそれなりに儲け、損をすれば手数
料と共に落ち込み這い上がれない手痛い打撃を受ける。ブラックマンデーとはそういう
物であったろう。自然淘汰に無関係なものと言うのは優良株に転々と投資する証券会社
である。それでも山一証券の様なその規模の資金をプールしなければ馬鹿の様に沈む。
自然界の性淘汰はパートナー選びの問題である。自然淘汰と反する物とした美しい羽根
や音楽を奏でる鳥達の妻選びは、逆にそうしたハンディキャップを持っても雄々しく生
きている事への称賛である。不思議な事に多くの自然界の中でそんなに敵が多くある中
でも生きて居る。と言う誇りに魅了されて妻となり子孫を残す。その美しさは地球上の
最も貴重な風景を奏でる。人種問題に於いては創始者効果と言うものが存在する。これ
は経済界でも技術でも先行基準・先行規格と言われる物だ。ファーススタンダードとさ
れるビジネスモデルは殆どが米英の独占であった。それは黒船時代の開国の条約成立に
も現わせられている。ここにユダヤ金融資本が付け込む隙がある。先に言った様に国鉄
総裁は政府から派遣である。国鉄改革に何故解体が必要なのか。それはグリーンピアの
解体も同じである。何故こんな馬鹿をやるのか。日本人は何時からこんな米国の内政干
渉に立ち向かわない馬鹿になったのか。橋本氏は憲法論議に言う「私は自衛隊の文民統
制に賛成で自主防衛論に大賛成である。しかし森友・加計の事件を見るに、記録はない
、証言は嘘をつく、資料公開はなされない。とこんな政府や官僚に何を任されますか」
全くその通りだ。砂川事件でも、自らの執行権を米国に委ねている。砂川事件とは、東
京・砂川町の在日米軍立川飛行場の拡張を巡るにおける反対闘争において特別調達庁の
東京調達局が強制測量をした際に、基地拡張に反対するデモ隊の一部が、アメリカ軍の
基地の立ち入り禁止の境界柵を壊し、基地内に数m立ち入ったとして提訴された事件だ
。この立ち入りに関して東京地方裁判所(裁判長判事・伊達秋雄)は 1959年3月30日、
「日本政府がアメリカ軍の駐留を許容したのは、指揮権の有無、出動義務の有無に関わ
らず、日本国憲法第9条2項前段によって禁止される「戦力の保持にあたり、違憲であ
る。」したがって、刑事特別法の罰則は日本国憲法第31条に違反する不合理なもので
ある」と判定し、全員無罪の判決を下したのだった。いわゆる伊達判決だ。



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